非誠勿擾★★★☆☆、ジェニファーズ・ボディ★★☆☆☆、ジャッキーを探して★☆☆☆☆
腰が痛いです。
非誠勿擾(狙った恋の落とし方)★★★☆☆
中国で一大北海道ブームを巻き起こした話題作。ヒット常連の馮小剛監督作。
これまた酷い邦題がついたもんで、さすがに原題で取り扱いたいと思う。
ちなみに“非誠勿擾”とは“冷やかしお断り”という意味で、ネットなどで同志を募るときに最後にちょろっと書き加える決まり文句である。
「活きる」「覇王別姫」のグォ・ヨウが主人公を演じるラブコメディ。軽いノリで初老男性の婚活を描く。
もちろんコメディなので婚活はおもしろいように難航する。会う女性みな一癖二癖持っているのだ。そもそも初老なんだから贅沢いうんじゃねーよとか思うんだけど、まぁそこは資産がもの言うお国柄なので。
お見合いを続けていく中で、男は1人の女友達を持つことになる。
彼女は飛び切りの美人でキャビンアテンダントだけど、不倫にはまっちゃってるネガティブ物件。いつしか意気投合した2人は、とりあえず形だけでも付き合ってみることになった。
そこで向かう先が北海道なのである。
北海道は彼女が不倫相手と過ごした思い出の地。
素朴な景色の中で、主人公の優しさと彼女の孤独が浮き彫りになり、最後には少し胸の詰まる事件が起こる。
今日読んでいるページは悲しいけれど、明日は次のページを読むんだ。
なんともホンワカとした、やさしい人生賛歌。
グォ・ヨウはさすが。人の弱さと強さ、真面目さと怠慢を同時に表現できる類稀な役者さんだ。スーチーの悲しい笑顔も印象的。ちょい役のビビアンは可愛いけど、やっぱり整形前が良かった!
とは言え、そんな大ヒットするほどの内容ではない気が・・・。
オープニングの谷間の秘書が良かった。
ジェニファーズ・ボディ★★☆☆☆
“ミーガンフォックスがセクシーヴァンパイアになってスクールガイを誘惑して殺しまくる”という、すばらしいネタの映画。
この一文だけで説明が済んでしまうのが楽で良い。
ただなんというか・・・
もっとセクシーなシチュエーションでやれただろ?、というのが率直な感想。
これだったらアナケン出演のC級映画「スリル」でビッチ役を好演したタニア・レイモンドの方が数段良かった。
そういった中途半端さが、この作品のあちこちに垣間見える。
最後は“ミーガンフォックスVS彼氏をやられそうだった親友”のバトルになるわけだが、彼氏が乱入したり不必要に中断したりとこれまた腰砕けの内容。
ここはガチンコなどろんこキャットファイトを期待する所だろう。激怒の親友がセクシーヴァンパイアを素手でボコボコにするくらいのインパクトがほしかった。
真面目に心臓刺してどうする。
とまぁ、要するに僕の想像と違っただけです。
ジャッキーチェンを探して(カンフーキッド)★☆☆☆☆
DVD化するときに邦題が変わった。(同名映画があることは知らなかったんだろう)
ジャケットには成龍がでかく写ってるけど、カメオ出演に過ぎないので注意。
ほか、成龍映画の常連達もチラホラ出演している。
インド系少年が自分をいじめたみんなを見返すべく、ジャッキーの弟子になりにいくという物語。(どう見てもいじめられたんじゃなくて“じゃれあった”だけなんだが・・・。)
成龍リスペクトを謳っている映画の癖に、まったくこだわりを感じない作りに唖然。これを作った奴が成龍ファンであるとしたら、がっかりとしか言い様がない。
その点については語るのも馬鹿馬鹿しいのでやめる。
それ以前に。
映画らしい工夫は見られず、鑑賞物としての価値も限りなくゼロ。
ぶつ切りの脚本は救いようが無く、演出は本人らがそれらしいと思ったものを付着させている程度でしかない。
ジャッキーが出れば映画になるとでも思っているのか。
こいつには★1つももったいないが、親切心で出演した成龍に免じて★1つ。
俄ファンがリスペクト映画を作るなどおこがましいにも程がある。
数多ある成龍出演作品(友情出演含む)中、最低の出来。
再見!
非誠勿擾(狙った恋の落とし方)★★★☆☆
中国で一大北海道ブームを巻き起こした話題作。ヒット常連の馮小剛監督作。
これまた酷い邦題がついたもんで、さすがに原題で取り扱いたいと思う。
ちなみに“非誠勿擾”とは“冷やかしお断り”という意味で、ネットなどで同志を募るときに最後にちょろっと書き加える決まり文句である。
「活きる」「覇王別姫」のグォ・ヨウが主人公を演じるラブコメディ。軽いノリで初老男性の婚活を描く。
もちろんコメディなので婚活はおもしろいように難航する。会う女性みな一癖二癖持っているのだ。そもそも初老なんだから贅沢いうんじゃねーよとか思うんだけど、まぁそこは資産がもの言うお国柄なので。
お見合いを続けていく中で、男は1人の女友達を持つことになる。
彼女は飛び切りの美人でキャビンアテンダントだけど、不倫にはまっちゃってるネガティブ物件。いつしか意気投合した2人は、とりあえず形だけでも付き合ってみることになった。
そこで向かう先が北海道なのである。
北海道は彼女が不倫相手と過ごした思い出の地。
素朴な景色の中で、主人公の優しさと彼女の孤独が浮き彫りになり、最後には少し胸の詰まる事件が起こる。
今日読んでいるページは悲しいけれど、明日は次のページを読むんだ。
なんともホンワカとした、やさしい人生賛歌。
グォ・ヨウはさすが。人の弱さと強さ、真面目さと怠慢を同時に表現できる類稀な役者さんだ。スーチーの悲しい笑顔も印象的。ちょい役のビビアンは可愛いけど、やっぱり整形前が良かった!
とは言え、そんな大ヒットするほどの内容ではない気が・・・。
オープニングの谷間の秘書が良かった。
ジェニファーズ・ボディ★★☆☆☆
“ミーガンフォックスがセクシーヴァンパイアになってスクールガイを誘惑して殺しまくる”という、すばらしいネタの映画。
この一文だけで説明が済んでしまうのが楽で良い。
ただなんというか・・・
もっとセクシーなシチュエーションでやれただろ?、というのが率直な感想。
これだったらアナケン出演のC級映画「スリル」でビッチ役を好演したタニア・レイモンドの方が数段良かった。
そういった中途半端さが、この作品のあちこちに垣間見える。
最後は“ミーガンフォックスVS彼氏をやられそうだった親友”のバトルになるわけだが、彼氏が乱入したり不必要に中断したりとこれまた腰砕けの内容。
ここはガチンコなどろんこキャットファイトを期待する所だろう。激怒の親友がセクシーヴァンパイアを素手でボコボコにするくらいのインパクトがほしかった。
真面目に心臓刺してどうする。
とまぁ、要するに僕の想像と違っただけです。
ジャッキーチェンを探して(カンフーキッド)★☆☆☆☆
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DVD化するときに邦題が変わった。(同名映画があることは知らなかったんだろう)
ジャケットには成龍がでかく写ってるけど、カメオ出演に過ぎないので注意。
ほか、成龍映画の常連達もチラホラ出演している。
インド系少年が自分をいじめたみんなを見返すべく、ジャッキーの弟子になりにいくという物語。(どう見てもいじめられたんじゃなくて“じゃれあった”だけなんだが・・・。)
成龍リスペクトを謳っている映画の癖に、まったくこだわりを感じない作りに唖然。これを作った奴が成龍ファンであるとしたら、がっかりとしか言い様がない。
その点については語るのも馬鹿馬鹿しいのでやめる。
それ以前に。
映画らしい工夫は見られず、鑑賞物としての価値も限りなくゼロ。
ぶつ切りの脚本は救いようが無く、演出は本人らがそれらしいと思ったものを付着させている程度でしかない。
ジャッキーが出れば映画になるとでも思っているのか。
こいつには★1つももったいないが、親切心で出演した成龍に免じて★1つ。
俄ファンがリスペクト映画を作るなどおこがましいにも程がある。
数多ある成龍出演作品(友情出演含む)中、最低の出来。
再見!
コメント
谷間。なかなかですよ。でも中国映画ってエロいの少ないんですよねぇ。だから最初は満足感のある芸術性が高いのをお勧めします。
2010/10/24(日) 00:43:30 | URL | オビ湾 #-[ 編集]
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これぐらいの長さで楽しく読ませるレビュー、
書きたいもんです…。
邦題って本当にセンスで変わりますよね~。
「明日に向って撃て!」は良かったけど、
昨日観た「ニューヨーク東8番街の奇跡」は、
原題の方がシャレてていいなぁと思ったり。
中国映画も少し観てみようかなと思いました。
特に谷間の秘書辺り。(そこ