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BG紹介:ロイヤルグッズ

『収穫シリーズが小箱にギュ!』

「アグリコラ」のリリース以降、大型ゲームの注目株として君臨し続けている収穫シリーズ。今ではどこまでが収穫シリーズなのかもわからないほど、そのタイトル数は豊富だ。
作者は基本的に元祖アグリコラ作者であるウヴェ・ローゼンベルグであることがほとんどだが、ボーナンザシリーズと同様、他のクリエイターも制作に携わるケースがある。
今回紹介する「ロイヤルグッズ」は「祈り働け」シリーズの小箱ゲームという位置づけである。作者はウヴェ様ではなく「ブルームサービス」などで知られるプフィスターだ。

royalg01.jpg
このゲームの大きな話題性の1つは、ズッシリ超絶コンポーネントが当たり前の収穫シリーズが、所謂小箱の中に納まっているという事だろう。
カード以外は何も入っていない。
しかも1つのカードがシステム上の色々な役割を担っているため、カードの種類が複雑に分かれているという事もない。
イラストはシリーズでおなじみのクレメンツ・フランツ氏。彼がイラストを描くだけで面白そうに見える自分は、もう中毒者なのだろう。
ちなみにこのゲームは「豆の皇后シシィ」と同じく、オーストリアボードゲーム博物館がリリースするゲームである。そのため、流通が非常に細い。
しかし、ウヴェ氏の本家ルックアウトゲームズから「オー・マイ・グッズ」としてリリースされる予定らしいので、少ししたら入手もしやすくなるだろうということだ。

さて。
このゲームは前述のとおり「祈り働け」シリーズということになっている。知らない方のために説明しておくと、「祈り働け」は膨大な情報量のワーカープレイス×拡大再生産ゲームである。ワーカーを配置して資源を確保・拡大して資産を増やし、心神深そうな事に携わることで勝利点を得る。
特徴はシリーズでも群を抜くリソースの種類の多さ。もうパソコンゲームにした方が良いんじゃないかってくらいの煩雑さで、苦手な人も多くいるのが実際のところだ。

であるから「ロイヤルグッズ」においても、プレイヤーは日々労働に勤しみ、慎ましく暮らす事を目指す…ことはせず、やっぱりバリバリの資本主義で資産拡大を目論むのである。

royalg02.jpg
ゲームにおける1日の流れは以下のとおりだ。

①朝フェイズ:朝の取れ高が発表される
②計画フェイズ:今日一日何をするか決める
③夕方フェイズ:本日の最終的取れ高が発表される
④成果フェイズ:取れ高や手札を使い、1日のアウトプットを生成する

最初に山札のカードを1枚ずつ、太陽マークが2つ出るまでめくり続ける。ここでめくられたカードが、本日朝の段階で確定している共通のリソースである。
この朝の取れ高を確認したうえで、プレイヤーは今日一日の計画を立てなければならない。

royalg03.jpg
計画フェイズで考える事は大きく2つ。
1つは労働者をどの建物で働かせるか。
もう1つは今日建物を建てるか、建てるなら何を立てるか。

まず働かせたい建物に労働者を配置する。のだが、労働者を配置したところで、必要なリソースが揃っていないと生産は出来ない。
リソースは朝の取れ高で一部が公開されているが、それだけでは生産が難しい施設がほとんどだ。

一応、「マンマミーア」方式で生産時に手札のカードをリソースとして出すことも出来るが、手札は後述する建物として使用したいのが本音だ。

となると、朝と同じ方式で公開される夕方の取れ高に期待せざるをえない。つまり、祈るのである。「泥でろ~泥でろ~泥でろ~!」てな具合に。本家「祈り働け」に祈る要素なんてほとんどなかったが、「ロイヤルグッズ」は基本“祈り”である。

そうして夕方の取れ高が発表されたら、プレイヤーは労働者が働いている建物からグッズを生産し、その資産価値を使用して建物を得るのである。

royalg04.jpg
誰かが8枚目の建物を建てた日が、最終日となる。
建物には勝利点がついており、その他のボーナス点と併せて勝者が決まる。

このゲームのポイントは如何に効率よくグッズ生産を行えるかという所だ。グッズを生産する際、特定のリソースやグッズを追加投入することで、その個数を割り増しできる“チェーン”というルールを最大限活用することが求められる。
採算性の高いグッズ工場を作ることを目標とし、生産物が連鎖するように建物を選ぶのである。

と言っても、これがなかなか難しい。
連鎖が上手く行かない時は、助っ人労働者を雇いまくる人海戦術を展開してもよいかもしれない。
うむ。小箱ながら十分にゲーマーズの手応え。
それでいてコンポーネントとルールは思いのほかスッキリしている。意外に綺麗なプロダクトだったのはうれしい収穫だ。

【評価】
   7.jpg

【所感まとめ】
あの煩雑で膨大な情報量を誇る収穫シリーズが、“小箱に詰まっている”というところで、企画としてはもう成功しているように思います。本家シリーズに比べればシンプルなゲームにはなっていますが、建物効果で大爆発を狙える楽しみは変わりません。ちょっとざっくりしてるかなと思うところはありますが、小箱なので突き詰めずに遊ぶイメージです。
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BG紹介:豆の皇后シシィ

『皇后様バンザイ!』

毎年のようにシリーズが出ている人気作「ボーナンザ」。
小箱カードゲームでこれほど多くの派生を持つゲームはないだろう。
そしてその派生は、大きく2つの路線に分けられる。
1つはウヴェ様の本家であるルックアウトゲームズからでる拡張モノで、「アイゼンボーン」や「ボーネディクト」など、通常のボーナンザにルールを加えた上級者向けの路線。
もう1つはアミーゴから出る「ファン&イージー」、「はじめての~」、「ダイスゲーム」などのスタンドアロンもので、本家のルールを一部簡易化したカジュアル向けの路線だ。

そして今日紹介する「豆の皇后シシィ」。
これが実は、ルックアウトでもアミーゴでもない珍しい一品。
オース トリアボードゲーム博物館がリリースしたオリジナルボーナンザなのだ。
作者はウヴェ様。拡張ではなく、これ単体で遊ぶことが出来る。

sissi01.jpg
テーマとなっているのは、その名の通り、シシィ。
ご年配の方はご存知だと思う、映画「プリンセス・シシー」のシシィだ。
ところでオーストリアボードゲーム博物館ってボーナンザのオリジナル版が出せるほど、力入れてるんですかね。羨ましいですね。

sissi02.jpg
カードは全てオリジナル。最たる特徴は、左側のカード、もちろん皇后シシィのカードだ。これがなんと50枚も入っている。
50枚というと、このゲームのカードのおおよそ半分弱を占めることになる。とにかく手札にも場札にも良く出てくるのだが、ボーナメーターはもちろん控えめである。
ただし、唯一右側のチリビーンよりは優れた換金率になっていることは、一応知っておいた方がよいだろう。
シシィ以外の豆(みな皇后さまより位の低い、召使、もしくはパンピー)のアイコンは、基本セットのアイコンと同じになっているが、イラストとボーナメーターはオリジナルだ。

sissi03.jpg
皇后様にお仕えせよ!

通常のボーナンザとの大きな違いは、豆の植え方にある。
なんと、皇后様にお仕えする下々のモノは、常に皇后様の前後を固めなければならないのだ。
もちろん、豆を植えるときは一番手前のボーナメーターを参照することになる。
つまり、50枚もあるシシィを使い、レアな豆の嵩増しすることが可能。なわけだが、交互に植えるのは中々難しいし、シシィが前にいる状態で収穫する羽目になると泣けてくる…

もし交互に植えることができなかった場合、自分の手番の最後にやってくる"シシィチェック"でクビチョンパ。必ず収穫しなければならない。"シシィチェック"は自分手番の最後なので、それまでにちょっとした猶予はあるのだが…。

sissi04.jpg
そしてもう一つのルール変更が、このゲームの特徴を決定づけている。
手札の補充が、手番の最後に3枚ではなく、誰かの手番の最後に1枚、なのだ。
つまり、4人以上で遊ぶとものすごい勢いで手札が増えていく。これにより、手札の交換が活発になるのだ。シシィとシシィの1対1交換だけは都合が良すぎるので認められていないが、双方がシシィを含んだ大量のカード交換がじゃんじゃん行われるバランスとなっている。
シシィの価値が畑と手札の様子によって変わってくるところが面白い。

【評価】
   7.jpg

【所感まとめ】
点数はボーナンザの基礎点ありきではあります。が、皇后シシィ様をゲーム上でどんな存在にするか、という企画が面白く働いていると思います。効率的に交換するスキルが必要なので、ボーナンザに慣れている必要はあるでしょう。
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BG紹介:タイブレイカー

『タイブレイカブル』

スタートプレイヤーを決めるゲームがあるのなら、タイブレイクを解決するゲームがあったっていいんじゃないか。
というわけで「タイ・ブレイカー」。
作者はTed Alspach。
そう。記憶力の良い方は覚えているだろう。
「私たちの緻密な計算によるところでは、スタートプレイヤーを決める云々といったクダらない時間を短縮することで、年間250万回も余分にゲームを楽しむことができるはずなのだ。」
の演説で有名な男である。

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小箱サイズ。デザインは「スタートプレイヤー」と同様Board 2 Gameをベースにしている。
最近このブログで取り上げる内容がニッチ過ぎることを注意されるのだけど、ニッチこそ積み重ねが必要だと思うので、呆れ顔を承知で続けさせていただきたい。

tie02.jpg
中身。
主役コンポーネントは巨大なタイブレイカーミープルだ。
カルカソンヌショック以降、ボードゲーム畑の住人はミープルの虜になっているので、変わり種ミープルに目がない(はずだ)。“かろうじて人である”という絶妙なデフォルメが魅力である。
であるにも関わらず話題作「ミュータント・ミープルズ」が流行らなかったのはアレなアレだったんだろうと察するところである。

tie03.jpg
タイブレイカーの役割は、もちろんタイブレイクを解決することにある。
そういう局面が来たら、該当者がカードを1枚めくり、その指示を読む。
その指示を達成して早い者勝ちでタイブレイカーミープルをつかんだプレイヤーが勝利だ。
指示の内容は
「何か食べる」
「一端他の部屋に行く」
「このカードを手を使わずに机のファーサイドに到達させる」
といった変態じみたものばかりで、これを読んでいる皆さんの大好物に違いないだろう。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
ゲームに限らず、この世のタイブレイクをまとめて解決するために一家に一つあると便利なアイテムでしょう。ただし、宣言者は英語を読む段階で理解しているので、早い者勝ちルールとチグハグしております。タイブレイクに関係ない人が読み上げるべきでしょう。
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BG紹介:ブラックストーリーズ2 :鳥肌の立つ”黒い”物語

海外のドラマや映画を見ていると、こんなシーンに出くわすことがあるだろう。
運転している父「それは女性ですか?」
後部座席の長女「いいえ。」
助手席の母「歴史上の人物?」
長女「はい」
後部座席の次女「髭は生えてる?」
長女「生えてないわ。」
母「大統領?」
長女「違うわ。」
・・・・・
YES/NOクエスチョンでテーマを当てる、所謂推理ゲームだ。

このゲームをもっとブラックなノリで遊んじゃおう!というのが「ブラックストーリーズ」シリーズである。
海外ではもう何年も前に出たゲームであり、それを日本のSNEとCosaicが日本語化して発売した形だ。
なるほど確かに、遊んでみるとなかなか満足感のあるゲームで、掘り起こして再版しただけのことはあると思う。

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小箱ゲームに近いサイズの箱。ちょっと柔いので上に小箱を積み重ねていくのは危険かもしれない。
黒いボディーに赤と白のロゴ・イラストが印象的。このカラーコンセプトはコンポーネントの中にまでしっかり浸透しており、商品として質が高い。
ちなみにこれはシリーズの2番目の作品である。

blackstory203.jpg
中にはブラックストーリーカードが50枚入っている。
カードの表面には「誰がどうしてどうなった」ということがざっくり書かれている。
対してその裏面にはそうなった背景や理由などの種明かしが書かれている。

出題者となった人だけが裏側の答えをみて、他の参加者はYES/NOで答えられる質問を出題者に投げ続け、その物語の真相を割り出していくのだ。

blackstory202.jpg
ただ、このゲームの難易度はとても高い。
表面の情報からは推測どころか、まったく想像できないようなことが裏面に書かれている。
ほとんど五里霧中の状態なのだが、それでも15分ほど質問し続ければなんとか答えまで辿り着くことも可能だ。

難しいゆえに達成感がある。
このゲームは勝敗がないので純粋にゲームといえるかどうかは微妙だが、あまりに難しすぎて答えがわかるだけでみんな幸せになれるという効能を持っている。

【評価】
   6.jpg

【所感まとめ】
激ムズレベルのお話推測ゲームです。
真相の内容が過激もしくは陰湿なので、夜、近しい人とお酒を飲みながらやるなどがいいように思います。

◆ブラックストーリーズシリーズ


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BG紹介:Red7

カール・チャデクの名前に聞き覚えがあるのなら、それは君がゲーマーである証拠だ。
このチャデクとは何者なのか。「グローリー・トゥ・ローマ」、「イノベーション」と言ったタイトルに代表されるように、妙に煩雑な盤面を演出する変態系カードゲームクリエイターである。
今日紹介する「Red 7」は彼の最新カードゲームである。

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いわゆるダブルデッキの小箱。
AsmadiGamesの小箱はこれといった定型がないけど、たぶん「フラワーフォール」と同じ。
「フラワーフォール」ってなんじゃって人がほとんどかもしれないが、知らないなら知らないままでOKと思う。
大きさ的にはAmigoやAbacussより縦方向にやや長く、作りは荒めだ。

red02.jpg
中身。
7色7枚ずつのカードが基本コンポーネント。
エンボスがかかっており、使い心地は良い。
カードサイズはややおおぶり。
表面は色以外は素っ気ないデザインなのだが、裏面は気が利いていてカッコいい。

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さて、このゲームは自分に配られた7枚のカードを利用し、最後までラウンドから抜けないように踏ん張るゲームである。プレイヤーは自分の手番が回って来るたびに、自分の場札を最強の状態に仕込んで乗り切らなければならない。誰か一人にでも負けていたら、そこで脱落だ。

ラウンド開始時には手札が7枚。それに既に自分の場札として1枚が公開された状態で配られている。
手札と場札によって有利不利が出やすいので、ルールで推奨されている複数ラウンド式で遊んでいる。

red04.jpg
では"最強の状態"とはなんなのかということだ。
このゲームには強弱を決める7つのルールというものが存在する。
その時点で場に提示されているルールに従って強弱は決定するのだ。

上のカードはそのルールをまとめた一覧になっている。
内容は以下のようなものだ。

・最も大きい数字を持つ者が勝つ
・同じ数字を最も多く持つ者が勝つ
・同じ色を最も多く持つ者が勝つ
・偶数を最も多く持つ者が勝つ
・カードの色数が最も多い者が勝つ
・最も長く連番を作っている者が勝つ
・3以下の数字が最も多い者が勝つ
※このルールの対象は場札。

カードを見るとわかるように、これらのルールには色付けがされており、これはカードの色と対応している。
スートや色に特別な意味を持たせるゲーム作りもキング・チャデクの特徴だ。

red06.jpg
手番では以下のアクションを行い、最強になるようにしなければならない。

①:手札から場札にカードを1枚出す
②:手札からカードをテーブル中央にだし、そのカードの色にルールを変える。
③:①を行い、さらに②もする。

これをして最強になれないようなら、リタイアするしかない。

red07.jpg
これを繰り返し、ラストマンスタンディングになれたら、その時点のルールに関係しているカードを得点として場札からとり、各プレイヤーが自分の前に置いている先ほどのルールサマリーカードの下にチャデクる。
例えば「3以下の数字が最も多い者が勝つ」のルール下で生き残り、場札が1,2,3,4,5だった場合、1,2,3の3枚を得点として自分のルールサマリーカードの下にチャデクるのだ。

これを繰り返して規定点に達したプレイヤーが勝利である。

ちなみに、奇数の数字にはカードプレイの時点で発動する効果というものが存在する。が、これはエキスパートルールで採用するものとルールに記載されている。煩雑スキーなチャデクファンなら最初からこのルールも採用して運用ミスを犯すのも一興だろう。

【評価】
6.jpg

【所感まとめ】
自分でルールを仕込めば勝ちやすいですが、場札に出すためのカードを減らすことになり、手番初めに手札が無い場合も脱落になるので、悩ましいところです。いくらか自分の設定していないルールの時に勝てないと生き残るのは難しいでしょう。なかなか悪くないバランスになっていると思います。しかし細かいところの処理や判定はやや煩雑です。

◆今サイコーに旬なカードゲーム(非チャデク)

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BG紹介:ドッギー・ゴー!

台湾のボードゲームと言えば毎回ゲームマーケットにスリーブ引っ提げてやってくるスワンパナシアだが、ゲームマーケット2014秋にスワンパナシアは出展しなかった。とはいえ、台湾からもけっこうな数の出展があり、ひょっとしたらこれまでスワンパ委託だった人たちが直接来たのかもしれない。台湾のゲームは特に見た目とコンポーネントの質が良いのが特徴だ。
今回取り上げるのはいわゆるキャワイー系のコレ。

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「ドッギー・ゴー!」。
キューブ型の犬のタイルを使った「メイクンブレイク」みたいなゲームである。
つるつるした箱。大きさはツォッホの下から2番目に小さいあの箱くらい。

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中身。犬タイルとお題カード。
犬タイルはカードじゃなくてほんとにしっかりしたタイル。品質は良い。が、それが仇になってプレイアビリティが落ちている…。詳しくは後述。

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犬タイルは7枚。表。
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と、裏。

プレイヤーは犬カード7枚とお立ち台カードを受け取って準備。

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ゲームが始まると場に3枚のお題カードが展開。
プレイヤー達はこれらのお題の中からひとつを選び、カードに示されているのと同じポージングになるように犬タイルを組み合わせるのだ。

たとえば…

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こんなだったり…

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こんなだったり。

最初に出来上がった人が「ドギーゴール!」と宣言し、他の人は本当にお題通りにできあがっているかチェックする。正解していたらそのカードをゲット。
こうして3枚ずつお題カードを消費していき、カードが出尽くしたところで最もお題カードをたくさん手に入れていた人の勝ち。

お題カードの難易度はけっこうまちまちなので、どれにするかを決めるところがいきなり勝利の肝だ。

【評価】
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【所感まとめ】
メイクンブレイクの犬版ですね。ただ大きな難点があって、犬タイルがしっかりしすぎている(厚みがある)せいで、タイル通しを何枚も重ねるお題の時は崩れやすく、組みにくくなります。カードにしてもやりにくそうですが、もう少しタイルが薄くてもよかったかなと思います。
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BG紹介:ゴブリンの戯れ言、妖精の決め事!

カードにルール上の個性付をする場合には、マークや数字、色などを使用するのが普通だが、「名前の語尾の発音」がキーになるというちょっとホンワリな要素が突っ込まれたゲームがある。可愛いイラストも魅力的な「ゴブリンの戯れ言、妖精の決め事」である。

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ダブルデッキサイズのいわゆる小缶箱。
ただ、ゲームの小缶箱によくある片方が蝶番みたいになっているタイプではなく、上下に箱が分離する。

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カードはタロットカードほどではないにせよ、やや縦長に大きなサイズ。エンボスは無い。
片面に妖精のイラストが、もう片面にゴブリンのイラストが描かれている。
全20枚のカードに全てユニークのイラストが描かれているので、合計で40もの美麗イラストが拝める、というのが本作の最大の魅力だ。ここが最大で他はごにょごにょである。

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カードを適当にシャッフルしたら、上の写真の通り各自の前に4枚をゴブリンサイドにして、テーブルの中央に4枚を妖精サイドにして置く。

各プレイヤーのゴールは、自分の前に置いてあるカードを全て妖精にするか、もしくは自分の前に6枚以上の妖精カードを置くか、のどちらかである。(いずれも判定は手番終了時。)

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手番の進行はシンプルだ。
まず自分の前にあるカード(妖精・ゴブリンを問わない)を1枚テーブル中央の列に加える。

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次に、加えたカードに書かれている妖精かゴブリンの名前の語尾を見る。
この名前の語尾が同じ発音になるカードが列の中にあったら、それらすべてをひっくり返す。
名前の語尾は「~リー」「~ウー」「~ップ」「~ワー」「~ック」のいずれかとなっている。同じ発音でも名前によっては綴りが異なるが、まぁ大人であれば読めるでしょう。子供だとわからんかも…。

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最後に、自分が加えたカードと同じマークのカードを全て取り、自分の前の列に加える。説明が後になったが、各カードには「太陽」「月」「カエル」「キノコ」の4つのスートがあり、「太陽」の裏が「月」、「カエル」の裏が「キノコ」というルールになっている。ちなみに各スートは妖精側にもゴブリン側にも共通して存在する。

ということで、これを繰り返して前述したゴールの条件を満たすよう頑張るわけだ。実は最初のカードの中には「プレイすると全てのカードをひっくり返す」という、★のマークがついたカードが1人1枚与えられるので、これの使いどころが勝負のポイントになるだろう。

というかルール上の問題で手持ちのカードの内容がある種のスートに固まりやすい。それを打破するために★カードは最後まで持っていないと苦しいのだが……、、、そんなものがあってもなくても、このゲームは真面目に勝とうとしたら終わらない。こうなって終わる~というロジックがほぼ絶望的に”ない”ため、誰かのミスを待たなければならない。そのミスもかなり良いタイミングで来ないといけないのだ…。

【評価】
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【所感】
大きなカードに描かれた綺麗なイラストを眺めて楽しむゲームです。ルール的には1点か2点ですね…。事故が起きないと終わらないので、できるだけMAX人数に近い環境で遊ぶことをお勧めします。
ルールブックの最後にはプレイテスターの名前がズラリと並んでいるのですが…、本当にテストかなぁ。
と、言いつつも……実は自分が遊んだ時もゲーム慣れしていない人とだったんですが、みんなそれほど真剣に考えてないので決定機がきても気づきませんし、邪魔もしてきません。つまるところ、真面目にゲームとして遊ぼうというのが、遊び方として間違っとるのかもしれません。

◆オビ湾の~”妖精ならコレを買え!”


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紹介:ゴール!Game

終わってしまいました…。W杯。
さびしい!
で、ですよ。
そういえばワールドカップまで紹介を温存していたゲームがあったんだということを思い出したのだ。さすがにもう4年は待てないのでやってしまう。
もちろんサッカーゲームで、しかもチェコ製の珍品。
通販しようにも日本には売ってくれず、いたる師匠に頼み込んでエッセンで買ってきてもらったのだ。

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その名も「ゴール!」。
ニューカッスル坊やの急上昇人生を描きながら、肝心の興行成績は2部降格どころじゃない急降下を見せてくれた例の3部作映画。とは別物である。
基本セットのBOX入りと、追加国が入ったブリスターパックがある。
俺が持ってるのはイングランド、チェコ、スペインの3チーム分。

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メインとなる選手カードには、アタッカー、ミッドフィルダー、ディフェンダー、キーパーの4種類があり、それぞれ実在の選手が基になっている。イングランドはルーニー、ジェラード、それからファーディナンドがいる一世代前。チェコもネドベドを中心にした一世代~二世代前。スペインはトーレス、ビジャ、シャビと言う感じで現実世界で交代がないので現役が揃っている。

あと、これダイスゲームなのでサイコロ入ってます。
で、どんな感じのゲームかって話。

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毎ラウンド、ついたての後ろで自分カラーのサイコロを2個振り、さらにお互いの衝立の間で公開サイコロを3個振る。合計7個のサイコロが振られるわけだけど、自分に見えるのは5つと言う状況。
ここで自分の手札を見直す。

goal4.jpg
選手カードには、その選手がサイコロで作れる役が示されている。
サイコロを転がした後に、役が作れる、もしくは作れそうなカードを裏向きでだし、カードと自分のサイコロを一斉公開するのだ。(作れそうな、と書いたのは、相手のサイコロは見えないからだ。)

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ここで場の状況を整理する。
双方の出したカードがアタッカーであった場合、より価値の高い役を作ったチームが1点。片方がアタッカーであった場合、アタッカーがディフェンダーやキーパー、ミッドフィルダーよりも高い役を作れば1点。両方ともディフェンス要員であれば何も起きない。ちなみにミッドフィルダーはアタッカーやディフェンダーにプラスして2枚目として出すこともできる。そして、アタッカーとディフェンダー両方の役割ができる(大本ルールが曖昧なのであまり細かく記載することを止めておく。)

これを両方の手札がなくなるまでやり、点数の多い方の勝ち。
基本点数が入るので、4-5とか2-7とかの試合になります…。

あ、ちなみに真ルールではお金のやり取りで選手を買ったりできる(アバクスのドリームチームみたいに)のですが、もう、その辺のルールはフレーバー級に読み飛ばした方がよいと思われる内容でしてね……。

【評価】
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【所感】
評価の★は甘めです。
まぁ、サッカー(スポーツ)ってそれ自体に高いエンターテイメント性があるから、他のエンターテイメントにするのって相当視野を変えていかないと成功する絵が見えないですよね。そういう意味でバスケットマネージャーって良かったなって思うわけですよ。

◆ご参考まで(お勧めはしません)




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紹介:サマナーウォーズ~剛力のルカー

お待たせしました。
週刊サマナーウォーズ第二回は前回紹介の基本セットに応じた拡張である「剛力のルカー:増援パック」です。
増援パックにはテーマになっている種族の追加チャンピオンとコモンが入っている。

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フェニックス・エルフの追加チャンピオンは
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火炎獣の召喚能力を持つホリアス。
近接攻撃スペシャリストのラレヤ。
飛行と高い移動力を持つラーリー。
の3人。
フェニックス・エルフのチャンピオンは化け物を除けばすべて女性というハーレム一族だ。

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フェニックス・エルフの追加コモンは火炎獣とフェンサーの2種類。
火炎獣はエルフ族の中では頼りになる重層キャラだがコストが高い。
フェンサーは死ななければ相手に1ダメ与えるという一見嫌な能力ではあるが、他に取り柄がないので大抵簡単に死んで相手のMPとなる。

フェニックス・エルフの追加分について言えば、“運に左右されない”という一族の特徴は特に継承されていない。

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ツンデレ・オークの追加チャンピオンは
攻撃力が半端なく、タイトルにもなっているルカー。
被ダメージ分だけ攻撃力が増すグラッガー。
イベントカードを強化するブラッジ。
の3人。
ツンデレ・オークのチャンピオンたちは見た目で判別するのが難しい…。

ruka5.jpg
ツンデレ・オークの追加コモンは氷の守備兵と突撃兵の2種類。
足の速い突撃兵は召喚コストが高いが体力が高く、敵への圧力になる。
守備兵は相手の雑魚キャラからダメージを受けにくく、コストが安い。

ツンデレ・オークの追加分について言えば、”波がある”という基本セットの特徴をそのまま拡張していると言えるだろう。

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また、これらサマナーウォーズの増援パックには傭兵カードがいくらか入っている。「激高のルカー」では、手札が増えるジジイ、マゴスが入っている。

【評価】
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【所感】
まぁ、1000~1500円くらいなので、サマナーウォーズ好きなら買っても良いかと。
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紹介:サマナーウォーズ~フェニックス・エルフVSツンドラ・オーク

週刊サマナーウォーズ 第一回
「フェニックス・エルフとツンデレオーク」

最近「マイス&ミスティクス」が話題になっているPlaidHatGamesの代表的作品である「サマナーウォーズ」。実は3年前に一度購入しておきながら、カードのショボさ(当時の版ではペラペラだった)故にやる気がおきず、すぐさま放出してしまった過去がある。
しかし本国では大変人気のあるタイトルで、現在も拡張や続編がリリースされ続けている点に再注目し、よっこらしょと和訳シールも作って頑張ることにしたのだ。

そんな「サマナーウォーズ」のアイテムを紹介していくコーナーが〝週刊サマナーウォーズ”である。皆さんも待ちに待っていたことでしょう。そうでしょうそうでしょう。

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記念すべき第一回は、基本セット2種類の内の一方である「フェニックス・エルフとツンデレ・オーク」。
写真の版は最近になって再販されたものだが、最初の版は横に長い箱に入っていた。しかも当時はカードがナヨナヨで酷いもんだったのだ。新版はカードの質が「マスターセット(※いつか言及する新章)」の品質に改められているのでまったく問題ない。

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このセットには文字通りフェニックス・エルフとツンデレ・オークという2種類の種族カードが収められており、いずれも構築済みの完成デッキとなっている。

1デッキの構成は
・召喚士×1枚
・チャンピオン×3枚
・コモン×18枚
・壁×2枚
・イベントカード×何枚だったかな…。

となっている。
これ以外に初期にボードに配置するユニットが種族毎に決まっており、ゲーム開始前に各プレイヤーが準備を行う。

ちなみに上の写真は日本語化シールが貼られている状態で、日本語版があるわけではない。

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初期の準備が終わったらプレイヤーは手番を交互に行ってゲームを進めていく。
ルールは非常に簡単で、大まかな流れは以下の通りだ。

【ドロー】
手札を5枚まで補充
【召喚】
自軍の壁の横に手札からユニットを召喚する。
召喚にはMPが必要。
【イベント】
イベントカードを使用する。
【移動】
自軍のユニットを3つまで移動させる。
【攻撃】
自軍のユニットで3回まで攻撃を行う。
【MP補充】
手札をMPの山に加えることが出来る。何枚でも任意。

これを繰り返し、相手召喚士を破壊したチームの勝ちだ。
あ、そうそう、基本的に2人プレイね。(一応3人4人でも遊べる。)

smw4.jpg
サマナーとチャンピオンはコモンユニットより強いが、チャンピオンの召喚MPは高い。
破壊した敵軍ユニットはこちら側のMP山札に加えられるので、ガシガシ攻撃してチャンピオンを呼べるように試合を運びたい。
逆に言えば、体力が高いなりなんなりで中々殺されないユニットは、それだけ雇うだけの価値があるということだ。

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フェニックス・エルフはその冷静な見た目の中に怒りの炎を絶やさない種族…らしい。彼らは火山の中で召喚石を発見し、サマナーウォーズに参戦した。
ゲーム的には直接ダメージを与えるスキルを始め、ダイス運を極力排除する手堅いカードが揃っている。

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ツンドラ・オークは極寒の地に生息する粗暴なオークだ。
ゲーム的には高い体力と攻撃力に加え、アイスウォールによる堅固な要塞構築とサマナーによる壁を利用した一斉攻撃が強力。ただしダイス運に戦局が大きく左右されるので注意が必要。

その他詳細については今後の週刊サマナーウォーズでぼちぼちやっていく予定。

【評価】
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【所感】
まずこれさえ買えばサマナーウォーズを始めることが出来るというスターターセットみたいなものです。今後拡張を買い足していっても基本勢力の枚数がそれほど増えるわけではないので、TCGほどのデッキ構築を必要としない手軽さが良いですね。
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