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BG紹介:バルーンカップ

『浮けよ沈めよ』

かつてKOSMOSは正方形のコンパクトな箱で2人用ゲームシリーズを続々とリリースしていたことがある。
今でも流通のある「インジーニアス・ミニ」、「ローゼンケニッヒ」、「カフナ」などもそのシリーズなのだが、これらは氷山の一角に過ぎない。「ロストシティ」、「指輪物語・対決&決闘」、「バベル」、「ジャンボ(現アサンテ)」、「ブルームーン」などなど、クニツィアの有名作を中心に傑作ぞろいの名シリーズなのだ。
なかでも個人的な2人用名作ゲーム10選に入ると思っているのが、今回紹介する「バルーンカップ」だ。

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もはや見かけることのなくなってしまったKOSMOSの座布団箱。
これは再版で999ゲームズのロゴだが、リリース当時はKOSMOSとリオグランデの取り扱いだった。

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中身は地形ボードと木製トークン、それに気球カード。
気球カードは5色のスートに分かれており、これは木製トークンの色と関係している。

ゲームでは、地形トークンを挟んで互いのプレイヤーが気球を操作しあう。より地形に適した飛行を行ったプレイヤーがポイントを得て、各色枚に一定のポイントを得たプレイヤーがトロフィーをゲットする。トロフィーは5色あり、先に過半数のトロフィーを取ったプレイヤーが勝利するという、ポイントレースだ。

barun03.jpg
1,2,3,4とある地形タイルには、高地の面と平地の面があり、高地には高い数字を、平地には低い数字を置いた方がよいルールになっている。より上手く飛行したプレイヤー(全てのカードの合計値で判断)は地形タイルに乗っている木製トークンを全てもらうことができる。ちなみにタイルの数字の多い方がたくさんの木製トークンを積んでいる。

プレイヤーは手番でカードを1枚プレイするが、プレイするときにはその地形タイルに乗っている木製トークンと色と数が合っていなければならない。たとえばタイルに赤い木製トークンが2個、青い木製トークンが1個乗っていた場合、プレイヤーが各側におけるカードは赤2枚青1枚のジャストでなければならない。
また、カードは相手プレイヤー側に置いて邪魔をすることができる。高地なのに低い数字を置いたり、平地なのに高い数字を置いたり。これにより、気球が上下するフワフワ感がきもち再現されているのだ。

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木製トークンの数は色枚に異なり、その過半数を取ることで各色のトロフィーカードをもらうことができる。
前述のとおり、この5色のうちの3色を取ったら勝利することができるのだ。

どの色で最多数を取ろうかという戦略と、タイル枚の勝利を得るための戦術。勝つためにはもちろん両方必要だ。場の状況把握とカウンティングさえしていれば、あんがい理詰めでゲーム展開をコントロールできる部分もあるが、もちろんそれだけではないのが良いところだ。

【評価】
   7.jpg

【所感まとめ】
気球という魅力的なテーマに、シンプルな駆け引きで敷居の低いゲーム性。誰とでも遊びやすいゲームだと思います。(多分に嫌がらせのゲームなので、その辺はわかり合える人で。)
キレッキレというわけではありませんが、安定した面白さを持った、かつてのKOSMOSらしいゲームと言えるでしょう。
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BG紹介:シェルティ ~風のように速く

『欧米少女は馬が好き』

日本ではあまり見られない傾向なのだが、欧米のリトルガールを対象としたコンテンツには馬やポニーをテーマにしたものが多い。競馬的なレース趣味ではなく、乗馬&牧場生活や、カラフルなカートゥーンキャラクターといった、女の子解釈による馬&ポニー趣味である。

当然、ドイツゲームにも同様のテーマは存在する。が、前述のとおり日本には馴染みがない趣味なので入ってこない。ボーナンザの馬テーマリメイクである「ウェンディのホースバザール」などは知らない方が大半だろう。日本では良くてHABA系が出しているポニーレースだ。

というわけで今回は、KOSMOSの馬テーマゲームをお馬さんのように颯爽と紹介したい。

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KOSMOS小箱。タイトルにもなっているシェルティという原作モノゲームだ。
内容はカルタ系の早押しというか、早叩きゲームで、"風のように速く"というサブタイトルがジワジワと笑いを誘う点が意外に計算高い。

shel03.jpg
コンポーネントの皆様。
エンボスの掛かった品質の良い牧場カードと、厚みのある回答タイル。
牧場カードには馬、リンゴ、ニンジンが混在して複数描かれている。
この牧場カードは全員に均等に配り、各自の山札として前に置いておく。回答タイルは全員の手の届くところに置いておこう。

shel01.jpg
風のように速く
全員同時に自分の山札の一番上を公開。
これらのカードをお互いによく見て、もっとも1枚のカードの中に描かれた数の多いものと、その数に合致したタイルを、いち早く叩く。これが目的だ。
馬の場合は数に関係なく馬タイル、数が同値だったり、最大数が2の場合はシェルティタイルを叩こう。
勝者は公開されたカードを受け取り、また次のカードを全員で公開…と続けていく。
もちろん最多取得枚数者が優勝だ。

【評価】
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【所感まとめ】
キャラもののカルタですね。風のように早くタイルを叩くと良いと思います。
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BG紹介:グレッグのダメ日記~ハイサ!ママ!

『原作者によるKOSMOS原作モノ』

何年か前にKOSMOSが原作モノシリーズで「グレッグのダメ日記」をテーマにしていくつかゲームを出した。
「グレッグのダメ日記」はご存じだろうか。ジェフ・キニーによる人気児童書で、その名の通りグレッグという少年が日々の徒然を書きなぐった内容がそのまま本になっているという、モキュメンタリー(?)本だ。
グレッグはそこまでダメな少年ではないが、愚痴っぽくて生産性のない怠惰な日記であることがから、ダメ日記という邦題になっている。児童書の中では人気のシリーズで、続編が多く出ている。俺はシリーズ半分くらい読んで飽きた。

KOSMOSはこのテーマで2つの小箱カードゲームを作っており、そのうちの1つは、なんとフリーゼによるものだ。ぜひともフリーゼ版をご紹介したいところだが、ここはひとつ我慢していただいて、まずはこちらを紹介したい。

gregre01.jpg
ジェフ・キニー見参!
KOSMOS小箱。
何故フリーゼではなくこちらを先に紹介したのかということだが、実はこのゲーム。原作者であるジェフ・キニーによるゲームデザインなのだ。であるから、もちろんこのゲームはアメリカでも売っている。

そもそもなんで「グレッグのダメ日記」がゲームとして取り上げられたかよくわからないが、きっと映画がヒットしたタイミングだったのだろうと思う。詳しいリリースタイミングを調べるのはめんどくさかったので気になるひとはいないと思いますが調べるといいです。

gregre02.jpg
カードには「グレッグのダメ日記」でおなじみの10種類のアイコンが描かれている。最大15個で、少ないものは5,6個しかないものもある。
ラウンドが始まったら、プレイヤーはこのカードを1枚ずつ受け取って他のプレイヤーに見えないように持つ。そして、誰の物でもないカードを1枚山札からとり、テーブルの中央に伏せておこう。これを秘密のカードと呼ぶ。
ここから先は、いわゆるドイツ的ブラフゲームである。
手番のプレイヤーはアイコン1つを指定し、それが全体に何個あるかを予想して宣言する。次のプレイヤーは、さらに数字を上げて宣言するか、前のプレイヤーにダウトをかける。

ダウトの成否で勝ったプレイヤーは、そのラウンドで出されたカードをすべて取って得点とする。

と、まぁこれだけだとさすがに既存タイトルの劣化版しかないのだが、本作では"お見通しラウンド"という要素が加わっている。
gregre03.jpg
お見通しカードが登場すると、次のラウンドがお見通しラウンドとなる。
お見通しラウンドとは、上の写真のとおり、自分のカードだけが見えない形で勝負するラウンドである。つまりコヨーテみたいな感じだ。
通常のラウンドよりも、このお見通しラウンドの方が遥かに盛り上がる。じゃあ全部お見通しラウンドで良いじゃんともおもう。たぶんそこは、お見通しラウンドがより光る設計ということで、まぁそういうことにしておきましょう。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
そもそも国内でのグレッグのダメ日記知名度がいまいちだと思うので、知っていそうな年齢層や小学校で遊ばれるのが一番幸せでしょう。
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BG紹介:ダースモール~運命の戦い

『対決! 闇の狩人』
前回の「アナキンのポッドレース」に続いてKOSMOSのSTARWARS ファントムメナス・ゲームをもう一つ。
ファントムメナスと言えばポッドレースとダースモール。ということで今回はダースモールだ。
ダース・シディアスの弟子であるダース・モールは、スターウォーズシリーズでも屈指の人気を誇るシス。公開後も様々なメーカーから関連アイテムやフィギアが発売され、いまだに人気が衰えない。その人気の秘密も、「謎というかよくわからないキャラクター故の、シンプルで強烈な悪役アイコン」だったり、「レイ・パークによる双刃のライトセーバー捌き」だったり、「テーマ曲”運命の戦い”のカッコよさ」だったり、多岐にわたる。とにかく魅力があるのだ。

「自分がジェダイになったら…」と白昼夢を見たことがある人なら、おそらくダース・モールと一戦交えた事があるのではないだろうか。もしくはモール仕様の双刃ライトセーバーを華麗に操る自分を、想像したことがあるのではないだろうか。
ことセーバー戦については、とにかくダースモールなのである。

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そんなパダワン候補(皆さんのことです)の夢を叶えるのが「ダースモール~運命の戦い」である。
このゲームではプレイヤーがジェダイとなり、ダースモールと戦うのだ。
プレイ人数は2人~4人ということで、袋叩きの設定だが、ダースモールほど腕のあるシスであれば勝負になるので心配無用だ。

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中身。
もう、ダースモール一色のコンポーネントが熱い…。
プレイヤーが使用するのは左に見える攻撃タイル。このタイルを使ってプレイヤーはダースモールを攻撃し、対してダースモールは右端に見えている双刃のライトセーバーでそれを防いでくるというわけだ。
ワクワクするね!

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毎ラウンド、プレイヤーが自分の山から引いている3枚の手札より1枚を選び、それを一斉にプレイする。手札タイルには攻撃する場所が1~5まで示されている。
出したタイルは攻撃した場所がわかるようにボードの上に置く。のだが……。

もし複数のプレイヤーが同じ場所を攻撃しようとしてしまったら、勘の鋭いダースモールにそれを察せられてしまい、その時点で攻撃ミスとなる。つまり、バッティングだ。
というわけで、バッティングせずに攻撃できたタイルだけがダースモールに届くことになる。
そして…
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ヴォンヴォン!
ダースモール防御タイルの1枚をめくり、それに応じた個所に双刃のライトセーバーを配置。ここにかぶってしまった攻撃タイルは防御されてしまうというわけだ。
これを通過したタイルはダースモールへのダメージとして脇に置いておく。

10ラウンド行った時点で、ダースモールに合計8ダメージ以上を与えていればジェダイの勝ち。そうでなければ負け。
勝った場合はその中で最も回数多くモールにダメージを与えていたプレイヤーが勝利する。もし同値のジェダイが複数いる場合、タイルの数字の合計値で勝負する。つまり、数字の大きい上半身に攻撃を与えられるとより良いのだ。

まぁ、そこまでゲーム性どうこう言うゲームではないと思うのだが、ダースモール攻略のヒントは、もちろんカウンティングである。
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ダースモールの防御タイルは全部で10枚。つまり、ゲーム終了時には使い切ることになる。そして、上記のとおり各部位を守る回数は胴体が5回、他が4回ずつだ。なんとなくカウントできれば、ゲーム後半は有利に進められるかもしれない。
他プレイヤーのタイルもカウンティングしたければしてもいい。

あと、ヴァリアントとして、Youtubeなりなんなりで「運命の戦い」の曲を流し、その時間内に倒せなければ負け、というのをお勧めする。ワンダーフールのオリジナルヴァリアントである。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
極めてシンプルなバッティングありの協力ゲームです。が、スターウォーズファン、ダースモールファンならプラス★2つで楽しめるでしょう。BGMに「運命の戦い」を流し、スピード感を加えて遊ぶのがお勧めです。

◆君もダースモールにハマろう!

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BG紹介:アナキンのポッドレース

『Force be with you...』
(ポッドレース会場にて クワイ⁼ガン 「ファントムメナス」より)

スターウォーズEP1~ファントムメナスが公開されたのが、今から16年前。あんなに小っちゃかったアナキンも、大きくなって…。
ということで、ちびアナキンことジェイク・ロイド応援企画!KOSMOSのアナキンゲームで遊ぼうのコーナーだ!!

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KOSMOS小箱の「アナキンのポッドレース」が出たのは今から3年ほど前のことだ。もちろんエピソードⅢは公開済みで、TVシリーズの初期が放送されていた頃のものということになる。
10年以上経ってもピックアップされるほど、ポッドレースは人気があるコンテンツだ。実際、EP1で思い出せるのがポッドレースとダースモール戦だけという人も多いだろう。

「アナキンのポッドレース」はポッドレースのドタバタスピード感を再現した(?)早めくりソートのゲームである。

是非ポッドレースを観直してから遊ぼう。

エンジン音の口真似はこのゲームに必須の要素だからだ!
ドゥンドゥンドゥンゥン…

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中身。KOSMOS品質の素晴らしいタイルがどっちゃり入っている。
大きく分けて、レースタイルと、レーサータイル。
レーサータイルはプラスチックに刺して立てるようになっている。
レースタイルは6種類のレーサーと、ハズレタイルであるタスケンレイダーがある。

レースタイルをざらーっと広げて、レーサータイルはアナキンをビリに、セブルバをトップにすればゲームのセッティングは完了。
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気分はタトゥーイン
レースタイルの裏側がタトゥーインの砂漠の写真になっているため、広げると不思議な再現性を感じる。横に並んでいるポッドがそれらしく見えてくるのだ。

さて、ゲームはアナキンがビリからトップに這い上がるまで、5ラウンドを行う。
各ラウンドで、プレイヤーは片手だけを使ってタイルをめくり、ビリからトップの順番になるように自分の前にタイルを積み重ねていく。最初に6種類のタイルを順番通りに積めたと思ったら、ゴール宣言。ほかのプレイヤーも手を止めて、それまでに積んだタイルを広げてレーサータイルの順番と相違ないか確認する。

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まずゴール宣言したプレイヤーのタイルを確認し、正解だったら6点。
しかし、もし一つでもミスがあったら0点になってしまう。
それ以外のプレイヤーはミスがあった分はカウントできないものの、正解タイル1枚につき1点になる。
ダッシュでゴールした場合に限り、ミス時のリスクが高まるというちょっとした工夫がある。このゲームが何とかドイツ産と認められるポイントである…。

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ブォンブォンブォンブォン…
スコアリングが終わったら次のラウンドへ。
最初は一番後ろにいるアニーを、1つ前の順位へ進めるのだ。(この時、口真似効果音は必須になる)
アニーが1位になった瞬間(5ラウンド後)、最も点数の高いプレイヤーが勝利する。

【評価】
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【所感まとめ】
キャラモノです。が、みんなであの効果音を真似しながらやれるとかなり盛り上がります。ゲーム的にはちょっとしたメモリーの要素と、慎重性を欠くとリスクがある設定、ラウンド毎にちょっとだけ変わるタイルの順番、まぁそんなところでしょう。スターウォーズファンは楽しいこと間違いなしなので、是非。
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BG紹介:指輪物語カードゲーム

『レゴラス無双ふたたび』
古今東西人気シリーズは数あれど、指輪物語ほどゲーム化企画の多いコンテンツは他に無いのではないだろうか。デジタル業界ではいざしらず、ボードゲームだけでも相当な数がリリースされている。そのほとんどがFFGとKOSMOSによるものだが、タイトルが全部「Lord of the Rings」なもんだから名前を言っても判別できないような有様である。
ということで今日紹介したいのはKOSMOS社製の「指輪物語カードゲーム」だ。
ゲーム内容は、旅の仲間たちを組合せてフェローシップを作り、それを持ってモルドールの軍勢を倒していくという具合。そんなわけで邦題は「指輪物語・旅の仲間」としたいところだった。しかし、「旅の仲間」は指輪物語における第一部を指してしまうので、このゲームの登場人物(第三部まで含む)に合致しない。
よって、KOSMOS小箱らしくカルテンシュピールを後ろにつけることにした次第である。邦題問題ってやつだね。

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KOSMOS小箱。
最近のKOSMOS小箱は国内流通に乗らないことが多い。特にタイアップ物は微妙な物が多いので見送られる傾向があるのかもしれない。昨年だか一昨年だったか、「ホビットの冒険」(ワレス作)はかろうじてホビージャパンが日本語版を出してくれたが、それ以外はかなり限られている状況だ。先日紹介した「パニックキノコ」(非タイアップ)も中々面白いゲームだと思うのだが、今のところ出回りそうな気配がなく残念だ。
※KOSMOS小箱はドイツ語ルールしかないケースがほとんど!出回らないと訳すのが大変なのだ!!ドイツ語だからなのかな…。

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中身。大きく分けて2種類のカードが入っている。
一つ目はフェローシップ(旅の仲間)カードで、主に光の軍勢の面々が示されている。ちなみにユニークキャラクターは1枚ずつの封入で被りはない。
2つ目はモルドールカードで、プレイヤーズが打倒し得点化する、敵キャラクターが示されている。
いずれもエンボスカードで品質は良い。
ただ、ドイツ語テキストが載っているので日本語化するかリストが必要だろう。

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モルドールがやって来る!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
戦場には常にモルドール勢のカードが3枚公開されている。
ついているシンボルはそのカードを打倒するために必要なパワーで、数字は打倒したときに手に入れる事の出来る得点である。

そのシンボルを手に入れるため、プレイヤーはフェローシップを構築するのだ。
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「僕が行きます。」 (布呂怒~「旅の仲間」より)
手番になったら手札から1枚を自分の前にだし、フェローシップの最初の1枚にするか、既にあるフェローシップに加える。自分の前に結成するフェローシップの数に制限はない。
そして、そのフェローシップ内のカードに示されているシンボルを使うことで、モルドールカード(複数を相手にするのも可)を打倒するのだ。このようにモルドール打倒に使われたフェローシップは捨て札となる。使われなかったシンボルは無駄に消えるのでフェローシップを大きくしすぎるのも考え物だ。

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もう一つ気にしておきたいのが、モルドールアタックだ。
旅の仲間カードの中にはハズレのカウンターカードがあり、これが場に3枚貯まる毎にモルドールアタックが発生する。
モルドールアタックにはいくつかの種類があり、手札を削ってきたり、フェローシップを削ってきたり、すでに打倒して手に入れたモルドールカードを削ってきたりする。
3枚中の1枚目に記載されたアタックが適用されるので、プレイヤーズは一応それに対して構えておくことが可能だ。

そんなこんなで、モルドールカードがすべて場からなくなったらゲーム終了。
各自の得点を計算し、合計点の多いプレイヤーが勝利する。

フェローシップの面々には特殊な効果を持つものが多く、フロドやサム、メリー、ピピンは他のプレイヤーの仲間を使ったりする。中でも強力なのがレゴラスで、モルドールを打倒しても場に残るという映画版なみの無双ぶりである。

【評価】
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【所感まとめ】
ほぼ運でしょうということもあり、ゲームバランス的には…疑問の残るところがあります。また、モルドールの軍勢はカカシのように突っ立ってるだけなので原作のような絶望感がまったくありません。特殊効果の強さもキャラクターとあっているのかどうか微妙なところがあります。
でもまぁ、指輪物語ファンなら。と言ったところでしょうか。
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BG紹介:ラビッツ・カードゲーム

『キモカワうさぎの七変化カルタ』

ボードゲーマーは古参のデジタルゲーマーも多いので、「レイマン」シリーズをご存じの方は多いだろう。そのレイマンシリーズの全般に登場する狂気のウサギ、それがラビッツだ。
単独デビューはWiiのゲームになると思うが、そこそこの人気を得て色々なメディアに登場している有名キャラクターである。

今回紹介するのはそんなラビッツとKOSMOSのコラボ企画、「ラビッツ・カードゲーム」だ。

KOSMOSの子供向け企画なので、まぁ舐めた内容ではないかとお思いだろうが、作者は歴戦の手練れである。
小箱だと名作の「破滅の13」、スートがバレるで有名なトリックテイクの「ガルゴン」、ボードゲームでは「アルカディアの建設」や「ルイ14世」、子供ゲームではウンコゲームで名を馳せた「ロスマンフォス」などなど、大から小まで枚挙にいとまがない。

そんなベテランが作ったファミリーカードゲーム。さっそく見てみよう。

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KOSMOS小箱。
ラビッツという名前は知らずとも、この絵を見れば「アレか」と思う人は多いのではないだろうか。しかし狂気のキャラクターは日本で人気が出ている所をあまり見たことがないので、ここが限界だろう。

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中身。
様々なコスチュームのラビッツが描かれたエンボス入りのカード。一応知らない人のために解説すると、ラビッツは“ツ”というところでお分かりいただけると思うが、単体ではない。いっぱいいるのだ。

プレイヤーの目的は、このラビッツをたくさん捕まえることである。

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手番になったら山札からカードをめくる。
それが青い背景のカードであれば、ただのラビッツカードということでテーブルに表向けて野ざらしにする。基本的には青いカードがいっぱい出るので、野ざらしラビッツがどんどん増えていく感じだ。

そこに、ときどき登場するのが黄色い背景の手配カードだ。
手配カードには該当するコスチュームのラビッツ、もしくは数字が示されている。
ここから先は答え札がたくさんあるカルタだ。コスチュームの場合は、それと同じコスチュームのラビッツが描かれたカードを、数字の場合はその数字と同じ数だけラビッツが描かれたカードを、早い者勝ちでどんどんと取っていく。
rabi04.jpg
似ている奴に気をつけろ!
そんなわけで、いわゆるランブルカルタなわけだ。
もちろんゲーム終了時に最もカードを多く持っているプレイヤーが勝利する。
まぁ、だれが作ろうと、KOSMOSのコラボカードゲームはこんな感じなんだなってのは否めないけど、ラビッツのゴチャゴチャ感はよく出ていると思う。

【評価】
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【所感まとめ】
ラビッツの見た目が楽しいハチャメチャカルタです。と言うとどう聞こえるかわかりませんが、やはりそれ以上でも以下でもなく。ただ、カードが溜まってくると微妙に似ているラビッツに反応するのが難しくなってきます。ラビッツファンは買うヨロシ!

◆本家ラビッツ

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BG紹介:ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ~ピザ・パーティ

『カワバンガ!!』

みんな大好きニンジャタートルズのカードゲームの登場だ!
でも最近の映画の奴じゃなくて、TVショーの方のだぞ。日本じゃやってないって?毎回おんなじなんだから問題ないさ!

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キャラクターコラボゲームと言えばKOSMOSだ。KOSMOS小箱。
コラボする世界観やストーリーを完全に無視するのがKOSMOS小箱のスタイルなのだが、今回もまったく無視している例のやつだ。”ピザパーティー”なんてサブタイトルが付いてるくせに、ピザは出てこねぇしパーティーでもねぇ!
まぁいいじゃないの!KOSMOSのキッズラインが舐めた出来なのは昔からさ!

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センセイ!お久しぶりです!
中身はエンボス入りのカードだけだ。
10のキャラクターにそれぞれ5枚ずつのカードがはいっている。数字などの情報は一切ない。
右に移っている宝石的なコンポーネントは付属していない。マイナス点の記録用に個人的に用意したものである。そのゲームが気に入ろうが気に入らなかろうが、必要なコンポーネントでしかも箱に入るのであれば、別途見繕うのが小箱王の礼儀なのだ。

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さて、このゲームの目的はいち早く自分の手札を0枚にすることである。
ラウンド開始時に7枚の手札が配られ、全員同時にカードを捨て初めて最初に0枚にしたら即座にラウンド終了。勝利できる。
カードを余らせたプレイヤーはその枚数とイコールのマイナス点を受け取る。
プレイヤー数だけラウンドを終えたらゲーム終了。マイナス点の最も少ないプレイヤーの勝利だ。

もちろん、カードを捨てるには条件がある。
ひとつは「既にそのカードが場に捨てられていること」。
この場合、単純に場に捨てられている同じカードの上に重ねれば良い。
ラウンド開始時に2枚のカードが山からめくられるので、最初はそれらのカードが出せれば出すところから始まる。

そうでないカードはどう出せばよいのか。
同じカードを2枚以上の組にすれば出すことができるのだ。
もし出せるカードがなければ山札からドローすることができる。引いて2枚以上にするか、それよりも前に他のプレイヤーが同じようにして出してくれるか。ラウンド開始時にないカードについてはいずれにせよこの方法で場に出る形となる。

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リアルタイムでカードをドローする意味とは!?
ゲームを終わらせるためには必要だが、自分が勝つためには必要ないのではないか。
実験のために、一度ノードローのプレイをしてもらった。が、正直、特に終盤ともなると、カードを引くのはリスクでしかないようだ。誰もが1枚しか持ってないカードを推理することは不可能なのだから、そりゃそうである。
しかしだよ。ノードロープレイをした人曰く、「引かないのは楽しくない」とのことで、どうやら引かずにはいられないというのがこのゲームの仕掛けになっているようだ。SHIKAKE!

【評価】
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【所感まとめ】
ドイツの某ゲームレビューサイト曰く「良くもなければ、悪くもない」。その通りです。確かにゲームとしては微妙ですが、タートルズのゲームだというだけでパーティーだし、そのつもりでやればカードドロー問題もさほど気になりません。
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BG紹介:ひつじのショーン・カードゲーム

2015年初夏のマクドナルド・ハッピーセットが「ひつじのショーン」企画になっている。「ひつじのショーン」は「ウォレスとグルミット」シリーズのスピンオフTVショーなのだが、「ウォレスとグルミット」自体日本でさほど地名があるとは思えず、大丈夫かと心配になって調べたらNHKEテレで結構長く放送しているみたいなので、ちびっこには知名度があるのかもしれない。
ということで今日紹介するKOSMOSのメディアタイアップ企画は「ひつじのショーン・カードゲーム」だ。

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KOSMOS小箱はAmigo小箱とニアリーイコール。
いかにも商品な見た目をしておる。Amigoと比べると小箱ゲームのタイアップ率はかなり高く、KOSMOSの玩具メーカー的側面がうかがえる。ちなみにAmigoもまったくタイアップしないわけではなく、リトルアマデウスとか、ラウラの星とか、ボードゲーム・カードゲームラインでも地味にやっておる。

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中身はカードオンリー。
品質は高いエンボスカードだ。ちなみにAmigoはキッズ向けに特別な厚紙カードを使用するが、KOSMOSの小箱ゲームはネタがキッズ向けであってもふつうのカードである。

カードは「4匹のひつじ×4色の背景」の組み合わせで出来ている。ショーンとシャーリーとティミーとティミーのお母さんだ。
同じKOSMOSの「ペンギンズ・フロム・マダガスカル・カードゲーム」より背景などで幾分見栄えが良くなっている。
さて、このゲームにおけるプレイヤーの目的は、ひつじたちの姿を魅力的にフィルムに写しこむことである。そういうテーマなのだ。

まずはカードをよくシャッフルし、神経衰弱のように裏向きでテーブルに広げよう。

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※レッツ、ダンシンッ!!
よーいスタートの掛け声とともに、全員で一斉にカードをめくり始めよう。
めくったカードの内容を確認して、それを自分の山に加える。まためくって、加える。まためくって、加える。こうして自分の山を大きくしていく。

めくったカードを山に加えたくない場合は、裏向きにして戻してもいい。
では、加えたくないカードとは何か。
実はこのゲームの目的は、連続して山に置かれる2枚のカードが、背景もひつじも被らないようになるべく長く連続させていくことである。

つまり、自分の山札の一番上にあるカードのひつじと背景の色を記憶し、次に取るカードを置いてよいかどうか、なる早で確認処理していくゲームなのだ。

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全てのカードがテーブルからなくなったら、プレイヤーは自分の作った山札を公開して、条件を満たしながら連続している最長の枚数を提示する。
この枚数がもっとも多いプレイヤーが勝利するのである。

【評価】
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【所感まとめ】
じつは「ペンギンズfromマダガスカル・カードゲーム」と同一のゲームなのですが、やっぱり「ひつじのショーン」の方が可愛いですね。

◆君も買おう


駿河屋でマノモンスター(Manno Monster)
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BG紹介:ブタは空を飛べるか?カードゲーム

KOSMOSのロングセラーシリーズに「ブタは空を飛べるか?」という動物トリビアゲームがある。
その内容はアドルングの「動物博士」に似たもので、動物カードに対応する特性カードを結び付けていくゲームである。
今回紹介するのは最近小箱カード版になった同名タイトルで、ルールもそれなりに変更が加えられたものだ。

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KOSMOS小箱。
中には動物カードと特性カードの大きく分けて2種類のカードが入っている。
カード枚数は少なめで、箱も軽い方である。
イラストはスケッチに色を塗ったようなウマヘタな感じで、これまた「動物博士」に似ているのはただの偶然か、それとも教育系生態ゲームのイラストはこのような感じがお決まりなのかもしれない。

ゲームの目的はできる限り多くの動物カードを集めることである。
プレイヤーは特性カードを手札として持ったらゲーム開始だ。

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場にはこんな感じで5枚の動物カードが並ぶ。
プレイヤーは手札から特性カードを1枚だし、それに対応する動物を1枚ずつ宣言する。
宣言された動物をめくると、そこに動物の実際の生態系が書かれている。正しければそのまま次の宣言へ進むことができる。こうして正解となった動物カードを得点として確保するのだ。

プレイヤーの手番が終わるのは、宣言を間違ったときか(この場合、手番で他のカードも確保できませぬ)、宣言を辞めた時だ。

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また、特殊な宣言として「該当動物がない」宣言をすることもできる。この場合、場のカードを1枚ずつめくり、すべてに該当がないことが証明されたら3枚のカードを受け取ることができる。

そんなこんなですべての動物カードがプレイヤーに取られたらゲーム終了。
もっとも多くの動物を集めたプレイヤーが勝利する。

動物博士はリアルタイムでカードを集めていくのに対し、このゲームは場のカードと睨めっこである。
テンポは前者の方が楽しげではあるが、年齢の異なるキッズなど、知識差がある場合はブタ飛びの方がよいかもしれない。

【評価】
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【所感まとめ】
本家ブタ飛びが国内に浸透してないのでカードゲーム版もなにもありませんが、動物トリビアものとしてはシステムもイラストもキーワードも一般的で、まさに凡物といえるでしょう。ゲームとしては動物博士や恐竜博士(ともにアドルング)の方が大人も楽しく遊べると思います。

◆これはもっと大人が楽しめます

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