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紹介:ソレミーヨ

小箱カードゲームは定番系を除くと1回しか刷らないということがざらにあるらしく、「もうやんないからいいや」って気軽に手放すと回収に結構苦労する…っていう愚痴は過去にも何度かぼやいたけども、今回のイチモツは別に入手難でもないのに見かけなかった。まぁ、巡りあわせですね。「ソレミーヨ」。

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旧型アバクス小箱。
現在のアバクス小箱はAmigoと同じ上下に別れるタイプだが、一昔前の物は横から開く“キャラメル箱”だ。古いタイトルでもコロレットの様にしょっちゅう再販されているモノは新型箱になっている。影の薄い「ソレミーヨ」が今も重版されているかどうかは知らない。

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中身。
全てカード。エンボス加工有。
このゲームはローゼンベルグのヒット作「マンマミーヤ」の続編としてリリースされたタイトルで、基本的には同じゲームである。しかもその後に「マンマミーヤPlus」が出てしまったせいで大変影が薄い。

基本的な内容は昔の記事「マンマミーヤ・プラス」で確認していただくとして、ソレミーヨ独自の内容について触れることにする。
※公開訳ではピザ判定に入るタイミングが「レシピカードの山の最後の1枚が無くなった時」という地獄のような記載があるけど、正しくは「トッピングカードの山の最後の1枚」である。念のため。

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まず一見すればすぐに意味がわかる変更点として、「ダブルトッピング」カードがある。もう説明不要。単なる2個分だ。
ルールブックには2個入りカードを出した場合は、その旨も申告しなければならないという超めんどくせーことが書かれているので、お好みでこのルールは排除しても良いだろう。

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さらに大きいルール追加として「ヘルプ」がある。
ピザ判定時にトッピングが足りず、しかも自分の手札から追加しても足りない時に、左隣のプレイヤーから順に「ヘルプ」の要請をすることが出来る。
もしヘルプに応えることが出来た暁には、なんと自分のレシピ1枚を減らせるというデカい報酬が待っている。デカすぎるような気がするが、5人で遊んでいる分には気にならない。

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最後に新しいレシピカード。
ソレミーヨカードを持っているプレイヤーのトッピング指定とか、あるトッピングの数について他プレイヤー全員の手札と数比べするものや、ダブルトッピング指定の物などがある。

また、同じトッピング4枚のレシピは処理するときに追加で同系統のレシピを出して同時処理することが出来るようになった。しかも2枚目からはトッピングの数が少なくて済むという強力な物。レシピカードは11枚もあるので自分はやれたことがないけど、狙ってみても良いだろう。

【評価】
   6.jpg
【所感】
基本はマンマミーヤなので、面白さのベースは変わりません。
ヘルプ、ダブルトッピング、4枚レシピの追加出しについては、ちょっと蛇足的で大雑把な印象は否めません。影が薄いのもしょうがないかと。
あ、そうそう。マンマミーヤと混ぜて遊ぶことができます。(まさに蛇足!)
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紹介:スモールワールド~王国

Days of Wonderの人気シリーズとなったスモールワールド。
これまでにここで紹介してきたのは下記の通り、
①スモールワールド
②スモールワールド~呪い!
③スモールワールド~女神たち
④スモールワールド~物語と伝説
⑤スモールワールド~ネクロマンサーの島
⑥スモールワールド~恐れることなかれ
※これ以外に「リーダーズ」と「トンネル」というミニ拡張があるが、ほんとにミニなのであまり気にする必要はない。「トンネル」に関しては「スモールワールド~王国」にも含まれている。

拡張戦略を取るボードゲームで言うと「カルカソンヌ」や「アルハンブラ」などがあるが、「スモールワールド」の拡張が売れるのは“基本ルールはそのままに、ソフトを変えられる”という敷居の低さだろう。ドミニオン的だ。ファンとしては嬉しいというか、嬉しい気がする、というか。

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上から見たサイズはDoW大箱で、厚さが薄い。
「キャメロットを覆う影~マーリン拡張」と同じ大きさだ。
イラストに基本シリーズのキャラクターとアンダーグラウンドのキャラクターが描かれているように、本拡張は当然全ての既存拡張に対応している。

それでは本作はどのような拡張なのか。
今回はこれまで決まった地形で固定されていたスモールワールドの世界を、自由に創造できるようにしようという“マップ拡張”なのだ。
それに加え、10篇にわたるオリジナルシナリオが付属している。
残念ながら、種族や特殊バッジの追加はない。遺跡とアイテムのタイルが付いているが、これにはルールが付属しておらず、自分で考えて使ってねとのこと。

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中身。
ランダムマップのパーツが大量に入っている。それぞれ表が基本ワールド用、裏がアンダーグラウンド用となっている。
今回はマップに関する拡張用キットであるため、遊ぶには当然「スモールワールド」か、「スモワアンダーグラウンド」のどちらかが必要である。

やけに分厚いブックが厚いのは、多言語版だからというのもあるが、オリジナルシナリオのマップと個別ルールが載っているからだ。
またオリジナルシナリオは「指輪物語」や「氷と炎の歌」、その他もろもろ、基本的にネタものである。

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ちなみにこれはシナリオ「錆びた玉座」のマップ。
錆びた玉座とは、「氷と炎の歌」シリーズで七王国の鉄の玉座と呼ばれる“剣で作られた玉座”を元ネタにしている。原作では座った奴はロクなことにならないのだが、果たしてこの世界ではどうか…。

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中央の山の頂にある錆びた玉座。
書き忘れたが、今回のマップ拡張から“山頂”という概念が追加された。
これは普通の山よりさらに高いという設定で、山二つ分の防御力として計算される。錆びた玉座は山頂の上にあるので大変攻めにくいわけだ。

と、こうまで苦労して手に入れる玉座だが、パワーは周りの種族から1金ずつ貰うというもの。玉座を奪取するために失った物を取り戻すことが出来るか、たいへん微妙である。

と、以上の様に提供されるマップ&シナリオで遊んでも良いし、ブックのアドバイスに沿ったオリジナルの地形で遊んでも良い。

【評価】
   5.jpg
【所感】
ここまでスモールワールドを集めているとどうしても手が出てしまいますが、相当にスモールワールドを遊び尽くしていない限り、ここまで必要なことはまず無いかなぁという気は正直します。シナリオから漂うナードのネタ臭と言い、「物語と伝説」のトゥーマッチ感を思い出します。
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紹介:ストップ

誰でも知ってるカードゲーム「UNO」。
元々アメリカンページワンというトランプで遊ぶゲームであるため、「ノイ」とか「SOLO」とか類似ゲームも多い。
というわけで下は小学生から上はそこそこのご年配まで遊べるゲームなわけだが、まぁはっきり言ってゲーマーでこのゲームを好んで遊ぶという人はあまりいないだろう。かくいうオビ湾も空気読んでやるシーン以外では遊ぶ機会は持たない。勝っても楽しくないから。

そんな「UNO」だが、マテル社のいつものデザインに少し手が加わると幾分かマシになるよ~、というのが本日紹介したいゲーム「ストップ」である。

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一瞬でUNOとわかる見た目。
メーカーはアバクス。00年か01年くらいのゲームで、確か同じ年にはほかのドイツメーカーからもUNO系ゲームが出てたように思う。忘れたので後で調べようと思う。

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中身。
エンボス加工入りのカード。枚数構成はほぼUNOと同じ。
だがマテル社のUNOフォントでなく、おもちゃみたいにポップなフォントになっているところがキュートかつクールだ。

で、ゲームの進め方はUNOと同じ。だから説明省きたい。
大きく違うのは特殊カードの効果なので、一通り紹介しよう。

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左は6&9カード。
なんと6でも9でも好きな方として使用できるのだ。そんなベタな発想をホントに盛り込んだのは偉い。
右はタイムカード。
所謂スキップカードなのだが、次のプレイヤーの時間を止める、という表現がカッコいい。

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続いてドロー系のカード。
左は普通のドロー2。
右はドローXと言って、次のプレイヤーは手札を全公開したうえで、数字カードを1枚捨て札にする。この時捨て札にした数字の枚数だけドローしなければならないのだ。痛い!
でもこの時のために小さい数字を取って置くこともできるし、この後紹介するストップカードは数字としては0なので対策は取れなくもない。

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このゲームで一番特徴的なのが左のカード。交換カードだ。
これを出したプレイヤーは、誰か一人と手札をすべて交換するか、
全員が手札を全て左(右)の人に渡すかのどちらかを選ぶ。
これがあるから手札が少なくなってもまったく安心できない。というか、もうどうしようもない。
このカードによって「ストップ」はしょーもないパーティゲームとしてUNOと差別化されている。アホな感じがイイ。UNOの狭っ苦しいどうしようもなさとは違い、気持ちが良いというものだ。
右はこのゲームのタイトルでもあるストップカードで、同じ色の攻撃系カードを無効にできる。なんでもないときには数字カードとしても使用可能だ。

まぁそんな感じで、誰かがカードを出しきったら残りの手札がマイナス点。
既定のマイナス点まで誰かが達したらゲーム終了だ。

【評価】
   5.jpg
【所感】
アバクスがUNOを改造するとこうなる、というゲームです。パーティーライクでUNOの倍は良いと思います。
UNOを少しだけ戦略的にしようとしたけど、いま一つ突き抜けなかったので交換カードで爆発させた、というだけかもしれませんが。でも誰かがせっせと減らした手札を引き継ぐと思わずニンマリしますし、ゲーム的にも交換機能と手札全公開機能の働きが利いていて、ちょっとした運命共同体のお隣さんがドロー2を持ってる時にドロー2を出すようにしたりするなど、UNOではできなかった手が打てるのは確かです。
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紹介:セブンスナイト

クニツィア先生のバトルラインは見た目も内容もクレバーなゲームなので、老若男女問わずウケが良い。言わずもがな優秀なゲームである。
ただ、そのクレバーさ故にうぬぬ~んと悩みの壺にはまってしまい、お腹がキュルキュルなってしまうとか、そういう向き不向きは有る。

今回紹介する「セブンスナイト」は見た目がバトルラインに似た一直線系陣取りゲームだが、より多くの人が遊び楽しめるシステムはバトルライン系のガチ感から解放されていて気持ちが良い。

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円形の、お菓子が入っていそうな箱。蓋が取れる感じ。
丈夫に7th Nightのロゴと、側部に他の項目が記載されている・・・と言うように、立派な見た目なのだが一応同人作品であるという。すごい。オビ湾はゲームマーケットで予約して購入した。

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中身。
可愛いイラストのカードはスリーブに入っており、さらにスリーブの四隅が角丸にカッティング(!)されている。これはすごい。スリーブの嫌な嵩張り感がまったくない。
カード以外に妖精駒が一つ。プラスティックか何かで出来てる。形状的にも掴みやすく、これまた良い。

で、肝心のゲームの中身だが、2人の間に並んだ一列の場札に対し、双方が手札から1枚ずつカードをプレイしていくというもので、そこまではバトルライン的である。

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手札は3枚。
ここからカードをプレイするのだが、どこに出しても良いというわけではない。
現時点で妖精駒が居座っている場所にしか置くことが出来ないのだ。

ということで妖精駒の場所にカードを置くと、今度は置いたカードの数字と同じだけ妖精駒を強制移動。
こうしてお互いにカードを置ける場所をコントロールし合う、というわけである。
ここにはこのカードを置きたいけど、妖精があそこに移動しちゃうのは困る!みたいなジレンマが面白い。

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と言っても、3枚の手札では抗えない時は抗えないし、考慮する相手の思惑もそれほど深いモノではないのでライトに遊ぶことが出来る。きっとその辺が狙いどころなんだろうなぁと感じた。
実際、バトルラインほどにガチな深みは不要というユーザーは多いように思えるし、そこをカバーするゲームとしては至極優秀だと思う。

【評価】
   7.jpg
【所感】
カードイラストが男の子と女の子に別れていたり、裏面のアイコンに細かな細工があったりなど、買い手の満足感を考慮したアートディレクションが好印象です。
軽いプレイ感ながら考えるところは程よくあり、日本人向けのバランスなんじゃないかと思います。・・・とベタボメですが、出来れば箱がぴったり締まると気持ちよかったです。
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紹介:ゾンビータウン~聖夜の悪夢

紹介したばかりの「ゾンビータウン」だが、実は既に拡張が存在する。
それが「ゾンビータウン:聖夜の悪夢」だ!
これ1つでは遊べないが、ゾンビータウンに追加することでクリスマス感を出すことが出来る、のか出来ないのか。

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基本セットと同じサイズの箱。
一作目に続いてアートディレクションは統一感があって良い感じだ。

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ザ・中身。
基本セットの時もそうだったんだけど、ルールブックの表紙が何故かオリジナルの一点モノイラストでかっこいい。
さらにこの拡張版にはスリーブが一緒に入っていた。のだが・・・スワンパナシアのハードスリーブより薄手の奴で、ちょっと遊びにくい。スワンパの同サイズを買い直した方が良いだろう。

ルールについては「ゾンビータウンと同じなので、そちらを参照いただきたい。

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追加その①。
キャラクターカード。
強いのか強くないのかよくわからない4人。
カードを捨てることで殴りが使えるカンフーは良さそう。(いたる師匠すみません。これ多分武器カードなくても殴れるみたいです。)

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追加その②。
ゾンビーカード。
クリスマスに扮した変なゾンビ達。

爆発でしか殺せないけど、ダメージは1/2の確率でしか喰らわない聖母ゾンビ。
倒しても死なず、右隣のプレイヤーへぴょんと移動するロリゾンビ。
この辺がルール的には拡張らしい拡張というところか。

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追加その③。
アイテムカードと施設カード。

施設カードの方がちょっと特殊で、爆発物を使うと燃えてなくなってしまうという弱点がある。
その代わり強めの効果があるのでけっこう使えそう。(自分は引いたことがないのでわからん。)

細かい追加はわざわざ書かないので、是非買って応援してあげてほしい。
あと、しまう時はツリーアイコンで拡張を見分ける筈なんだけど、聖母ゾンビだけアイコンがないので気を付けたし。

【評価】
   6.jpg
【所感】
ほとんどルールを変更しないので、追加カードと言った感じですね。
爆発物アイテムが薄まるので、死亡率は上がるかもしれません!
次はスタンドアローンの続編を期待したいところです!
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紹介:ゾンビータウン

台湾って良いトコだよね。近いし。お年寄りに優しいし。
おおよそは親日だし。それでいて中華(福建料理)もしっかり旨い。
ボードゲーム関連ではスリーブ等を扱う輸入商社の“スワンパナシア”が国内でも有名だろう。
スワンパナシアのスリーブはバネストさんなどで取り扱いがあり、ゲームマーケットにも出展している。
今回紹介する「ゾンビータウン」は台湾の小箱商品をスワンパナシアがゲームマーケットに持ち込んだのを購入したものである。

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ダブルデッキサイズの小箱。
小型のゾンビゲームは数あれど、化粧箱の形でこのサイズは始めて見た。
アートワークはジャパニーズマンガ的。モノクロに抑えるディレクションはセンスが良い。

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中身。
カードと説明書。
説明書のイラストが何故か1点モノでかっこいい。
写真に写っているカードは専用のスリーブ(別売り)に入れている。一部日本語化が必要だが、和文説明書に入っているリストみたいなのを切断するとすっぽりスリーブに入るように設計されている。

カードには…
・キャラクターカード:プレイヤーが演じる人物
・ゾンビーカード:プレイヤーにダメージを与える敵
・武器カード:ゾンビーを倒すための使い捨てカード
・サポートカード:色々な効果がある使い捨てカード
・施設カード:自分の前に置いて効果を発揮する建物
等がある。

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まずは2枚のキャラクターカードをランダムで受け取り、その一方をマイキャラ
にする。使わなかった方のカードは裏向きにして、マイキャラと組み合わせて体
力ゲージにする。つまり“BANG”※だ!

※BANG!:西部劇をテーマにした多人数バトルロワイヤルゲーム

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手札は体力と同じ枚数まで。
手番になったら最初に2枚のカードを引き、その後施設を持っている場合はそれがゾンビー達に見つかっていないかをチェックする。
このゲームにおける“チェック”というのは、山札から1枚めくって、それがゾンビだったらNGで、ゾンビじゃなかったらOKというもの。ちなみに山札の半分以上がゾンビだ。

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続いて自分の前に置かれているゾンビと対決する。
手番中に倒せなかったゾンビは1枚につき1ダメージを与えてくる。

倒し方はシンプルで、手札から武器カードを使って排除していく。ただし、ゾンビによって倒せる武器が違うので注意したい。キャラクターによっては倒しやすいゾンビの種類が合ったりもする。一番手っ取り早いのは爆発系の武器で、ゾンビが何匹いようが一掃することが出来る。その代わり自分が巻き込まれていないかの爆破チェックを行う必要があり、失敗すれば当然1ダメ喰らう。
また、ゾンビの中にはダメージを与えられるとさらに1ダメージをかけてチェックを強いてくるツワモノもいる。
そんな感じ。

で、これを乗り越えた所でお楽しみタイムの始まりである。
自分の前に残っているゾンビと、手札のゾンビを他プレイヤーにばらまけるのだ。
強烈なゾンビを敢えて残して、他プレイヤーに押し付けるなどの戦略もある。

ゾンビを倒すには武器が必要なのだが、手札に回ってこないと一瞬で死ねる。
また、武器代わりになる施設が強烈なので、これが回ってくるか来ないかも勝敗を分ける。

ということで、ゲーム性はまさにゾンビもの!オッケーです!

【評価】
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【所感】
最近また流行ってる感がある“ゾンビもの”ゲームです。
見た目をうまくディレクション出来ているので世界観がわかりやすいです。
ゲームとしてはまぁ、ゾンビゲームです。この手のものをノリでやらない人なんていないとは思いますけどね。
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紹介:スターシステム

都内某日。すごろくやにて。

オビ「これどうすか。」
店長「あぁ、売り込みに来てくれたイタリアのメーカーのやつで、クルー(みたいな内容)ですよ。」
オビ「クルーなんすか。2人用すけど。」
店長「そう。オビ湾さんが大好きなアクイレイアと同じ賞取ってますよ。」
オビ「汗)…ぉぉ、そりゃあ間違いないじゃないですか!」

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ということで「スターシステム」。B級クラッシャーの竹トラと。
このメーカーは社長がぶっとび気味らしく、テーマに凝ったゲームが多いようだ。
他何点かすごろくやで取り扱いが始まったゲームはコンポを含めて強いこだわりが感じられる。
ちなみに“ヒステリーコーチのメーカー”なのだが、そう聞くと良い感じに冷や汗が出る人も少なくないだろう。(いや、悪い意味じゃなく。ほんとに。)

話を戻して、本ゲームのタイトルでもある“スター・システム”っていうのは、興業商品を“目玉スターが人を集めること前提で”企画・進行することを言う。
今なら“ジョニデ出演作”とかそういう感じ。セガールの沈黙シリーズももちろんスターシステムの亜種(?)だ。

で、そういう映画シーンに対する情熱を、本ゲームのルールブックはリュミエール兄弟の名前まで出して語っている。
…のだが、そんな設定はほぼ無視して内容はクルー(※)なのである。
※推理ゲームのロングセラー

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中身。
メインはスターカードとスタジオカード。エンボス無し。
それに推理ゲームなのでメモ帳2束と鉛筆1本が付いている。
メモ帳は2つあるのに鉛筆はひとつしかないって?そのくらい自分で用意しろ!

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各自映画監督となって秘密裏に5枚のスターカードを受けとる。
このスターカード5枚(映画の出演者)を当てあいっこするのだ。
残った10枚は裏向きで一列に並べ、ラウンドカウント&ヒントに使用される。

スターカードには属性として、性別、ジャンル(コメディ、サスペンス、ラブロマンス、ミュージカル)がある。
ゲーム中はスタジオカードを使った幾種類かの質問を繰り返し、これら情報を元にして相手のスターを絞り込んでいくのだ。

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情報を絞るためのスタジオカード計4枚。
毎ラウンド、各自が1枚ずつ上側の能力を選んで使用することが出来る。選ばれなかったカードは下側の効果が発動し、毎ラウンド必ず4回のアクションが起こるようになっている。

アクション(というか質問と言うか)は、「持っていないスターの名前を言わせる」とか、「性別かジャンルを指定して人数を言わせる」とかである。

まぁ説明はこのくらいでわかってもらったことにして(すみません。)

微笑ましいのはスターカードの写真だ。
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竹トラ「これイタリア人じゃねぇか。」
オビ「まぁそういうなよ・・・」

ハリウッドスターどころか、アメリカ人に見えるかどうかさえギリギリの俳優達。
衣装にも苦労が見えて、スカーフを使いまわしたり帽子を使いまわしたりしている。ヒューー!
総勢20名のスターはこのゲームの華である筈なのだが、これはなかなかに破壊力のあるモチベーションキラーだ。

でもさ……俳優雇うとお金いるよね!絵にしてもお金かかるよね!許す!

【評価】
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【所感】
2人の監督がお互いの映画の俳優を探り当てて、いったい何をしようとしている
のか。スターシステムだと言っているのに、なぜスター名を隠しているのか。ひょっとしてコレ!映画全然関係なくないですか!と、そう思ったあなたに是非お買い求めいただきたい珍作です(グラビアトランプみたいなもんです)。
あと、顔と名前が一致しない俳優で推理を進めるのはちょっと苦行。確かに「日本人にして作り直したい」ゲームだ。そうすれば意味はなくとも幾倍か楽しく遊べそうな気がする。そういうゲームなんですよねきっと。
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紹介:ソックスモンスター・ミニ

HABAの正方超小箱シリーズの紹介。
内容がとても軽いのでオビ湾不在の間の繋ぎネタとしてピックアップしたい。

まずは人気ゲーム「ソックスモンスター」の超小箱。
これまで本家以外にもカードゲーム版があったが、シリーズを通してミヒャエル・シャハトがデザイナーである。

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箱絵もいつもの人(マルティナ・レイカム)だけど、前の絵の使い回しのような気がする。箱のサイズはおおよそごきぶりポーカーくらいだと思う。
中身は異なる色のくつ下が2足描かれたカードと、緑色のコイン。
なぬ!今回はソックすモンスターが入っていないではないか。この辺、他の超小箱シリーズを見てみるとコンポがやや少なめで、どうやらHABA小箱カードゲームよりも少し下位のラインということかもしれない。

各自1枚だけソックスカードを受け取り、自分の前に表向けたらゲーム開始。

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全員一斉にバラバラと置かれたカゴを1枚ずつめくって確認し、欲しいくつ下を探す。
欲しいくつ下とは、自分のソックスカードに描かれているくつ下のいずれかと同じ色のくつ下が描かれているソックスカードである。わかりにくくて申し訳ない、つまり、2つのくつ下のうち1足が同じカードを取ることが出来るのだ。

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取ったカードは自分の前のソックスカードに重ねて、今度はそのソックスカードと組み合わさるカードを探しに行く。これを繰り返していくと、自分の前にソックスカードの束ができる。

誰もソックスカードを取れなくなったときに、その束が最も厚い人がご褒美のグリーンチップをもらえる。
これを規定数集めた人の勝ち。

ラウンド終了時にしっかりソックスカードが連続しているかチェックしよう。

【評価】
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【所感】
良くできていますが、今回もできるだけ早く欲しいソックスを探すゲームであることに違いはありませんので、お勧めするのはソックスモンスターシリーズのいずれか1つ、という感じですね。
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紹介:ザ・シティ

AMIGOの2011年の話題作は「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」や「王への請願」の人気作家トーマス・レーマンによる「ザ・シティ」。「サンファン」「レースフォーザギャラクシー」の流れを汲んだ“手札をコストにする”タイプの拡大再生産ゲームだ。

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AMIGOの小箱はアートワークも良くできているが、「ザ・シティ」はハイセンスな見た目で大人向けをアピールしている。光の残像を想わせるスピード感のあるタッチは、今思えばこのゲームの驚異的なハイテンポぶりを表現していたのかもしれない。

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中身。エンボスカードが箱いっぱいに入っている。
サンファン系ゲームと言うことで、どうしてもドイツ語のテキスト依存が高め。
シールでの日本語化が必要なレベルである。これが国内展開が遅れている理由だろう。

さて、このゲームは前述の通りサンファン系のゲームである。
サンファン系とは何か。最近ボードゲームを始めた人はわからないと思うので、簡単に解説する。

主な目的はゲームの終了時に自分の街がより点数の高い街になっていること。
街の点数は建てられている建物などで決まり、その建物は手札から建物カードをプレイすることで増やしていく。
で、その建物カードをプレイするために必要なコストは、なんと同じく手札から出すというシステムだ。
例をあげると、手札が7枚あるときにコスト5のカードをプレイする場合、まずは手札から5枚を捨ててその後にコスト5のカードを自分の前に置く。そうすると残る手札は1枚になっている。使いたいカードがあっても、他のより出したいカードのために犠牲にしなくてはならないジレンマが悩ましいシステムなのだ。

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ということで、まずは初期手札が配られる。7枚もらって2枚捨て。
最初は手札の補給が少ないので大きな数字は後回しにするのが良いだろう。
慣れてきたらドラフトにしてみるヴァリアントなんかもありかもしれない。

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まずは全員が建てたいカードを1枚選び、前に出す。その後一斉に表向けて、同時に処理を進める。
一人ずつ建物を建てるのに比べると、これは早い。とてもテンポよく進む感じだ。

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建物を建て終わったら収入タイム。
まずは建物カードに緑色のアイコンで示されている収入値と同じだけ、カードを補充できる。
続いてオレンジ色のアイコンで示されている勝利点が発生する。勝利点は毎ラウンド排出されるので、より高い建物をより早い段階で建てるほど効果が高いと言える。

建物の効果は他の建物と相性がよかったりすることがある。例えば公園は噴水アイコンの付いた建物の数だけ勝利点を吐出すコンボ専用カードだ。
この辺のコンボを考えながらプレイするのが楽しい。安定したゲーマー受けが期待できるルールである。

このゲームが持っている弱点は2つだ。
第一に、前述した通りの言語依存。
建物を建てるための前提条件建物があるケースもあり、これをドイツ語で追っていくのはとても面倒だし、なにより直観的に脳内で繋がらないので厳しい。極めてプレイアビリティが低い。僕の場合はタメラ製日本語シールでなんとかなったが、テンポの良いゲームに置いては致命的である。少なくとも日本語シールは必須である。

第二に、序盤の出遅れを取り戻すのが厳しいかもしれないという点。
建物が勝利点を毎回排出するため、1ラウンド出遅れただけでも簡単に10点の差が付く。(勝利条件は50点)
ただし、このゲームにおいてはプレイ時間が20分程度なので、10分我慢すれば解放される。普通のボードゲームで30分凹み続けるのに比べたらまったく苦にならないだろう。

そもそもコレ系のゲームが表示通りの20分で終わるというのがスゴイ。
確かにAMIGOのゲームはそのほとんどが20分以内で終わるゲームだが、レーマンがその標準プレイ時間を満たしてくるとは予想せなんだ。AMIGOがそうさせたのか、レーマンがそうしたのか。いずれにしても快作である。

【所感】★★★★★★★★☆☆
すさまじいスピード感の拡大再生産ゲームです。y=x二乗な感じ。
イラストのアートワークが味があってオシャレ。良い世界観が出来ています。
色んな意味で他に例のないカードゲームを出せたことは、AMIGO久々の収穫だと思います。
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紹介:ゼロ

今日紹介するのはクニツィアの古めのカードゲーム「ゼロ」。
シンプルなルールで誰にでもわかりやすく、駆け引きもある良質ゲーム。
1998年のゲームなので間違いなくクニツィアオリジナルによる作品と言えよう。

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Amigoやその他大手と若干寸法が異なるが、一応小箱サイズ。
メーカーはクマさん印のベルリナーシュピール。マイナーメーカーで今は無くなってるけど、「ブクブク」などもこのメーカーからリリースされていた。
しかしなんとも野暮ったいデザインの箱だ。

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中身。
当然エンボス加工は施されていない。
さすがに発売から13年も経つので、経年によるものと思われる古い紙の臭さがある。
入っているカードは全て数字カード。
構成は7つの色に1~8までの数字。しっかりトランプで再現できない仕様になっているわけだ。

さて、このゲームのルールは極めてシンプルである。
9枚ある自分の手札を操って、その評価数値をなるべくゼロに近づけるというものだ。
まずは9枚の手札を受け取り、テーブル中央に共有の場札5枚を公開してゲームスタート。

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手番になったら手札から1枚を場札にプレイして、代わりに場札の1枚を手札に入れる。
それだけ。
では手札をどういう方向に持っていけば良いかだが、「手札がゼロにより近くなるのを目指す」という目標を念頭に、以下のルールを上手く利用することを考える。

①同じ数字は1回しか数えなくてよい。
 ※5,5,5,5なら、合計は5で良くなる
②同じ数字が5枚以上あったら、ゼロ扱いでよい。
 ※5,5,5,5,5なら、合計はゼロ
③同じ色のカードが5枚以上あったら、ゼロ扱いでよい。
 ※赤、赤、赤、赤、赤なら、数字が何であれ合計はゼロ

つまり、同じ数字、同じ色を集めていくことで、カウント数を減らすことが出来るわけだ。

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手番が回ってきても交換する必要がないと思ったら、テーブルをコンコンッとノックする。その場合手番はパスされるが、また回ってきたら交換を行ってもOK。ちなみに誰のノックであろうと2回目のノックがされたら1周してラウンドは終了する。

ラウンドが終了したら手札を公開してそれぞれの合計点を記録。もちろん少ない方が良い。(※ちなみに上の写真の相手プレイヤーは4,5,6をそれぞれ1回ずつカウントして、15となる。)

これを人数ラウンド行って合計値の最も少ないプレイヤーが勝利する。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
非常にシンプルでわかりやすい目標でありながら、
他プレイヤーが捨てそうなカードの予測、そもそも捨てられやすい高数字カード、数字より集めやすいが5枚にならないと意味がないスート、などなど、考えどころがとても面白いゲームです。
そういえばボードゲーム雑誌の付録にもなっていたので、忘れていた人は是非遊んでみることをお勧めします。
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