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紹介:ポリスアラーム!

HABAの新作大型ゲーム「ポリスアラーム!」は磁石を使ったドタバタアクションゲームだ。
磁石でパトカーを運転するというギミックがかわいらしい。
昔そういうおもちゃあったなぁ。

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HABAの大箱なので、かなり大きい。
ボックスイラストはティース・シュヴァルツ氏。
カードのイラストは一枚一枚書き下ろし。街の風景も細かくて綺麗。

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警察役の人はパトカーを動かせる!(このゲームのメイン!)
下敷きのボードに磁石がついていて、それに街ボード上のパトカーが反応するしくみだ。

あまりスピードを出しすぎると道から飛び出してしまったり転んだりしてしまうので、ルールに沿って遊ぶ前に少し練習するのがいいだろう。

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別のマグネットボードには犯罪現場の候補が赤い信号で示されている。
この現場までパトカーを到着させたらサイレンを鳴らして信号を裏向きにすることができる。
信号の裏に見事泥棒が描かれていたら、泥棒を捕まえたことになる。合計2枚の泥棒を捕まえたら、その回は警察役の勝ちになる。

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警察役がパトカーを動かしている間、泥棒は金庫を開けるべくサイコロを何度も振る。
サイコロの出目が金庫のナンバーと一致したら、そのサイコロを確定してOK。3つのナンバーがそろったら金庫を開けることができる。

ただし!6つの金庫を開けるか途中で逃げ出すかする前に、パトカーに2つの泥棒を見つけられてしまうと、金庫の中身をもらえるどころか、そのすべてを警察役にもっていかれてしまう。

注意点したい点として、サイレンがなっている間はどろぼうはサイコロを振ることができない。さらに一度金庫カードにチャレンジし始めたら逃げ出すこともできない。逃げ出せるタイミングは、金庫カードをあけて、次にチャレンジをするかしないか決めるタイミングだけ。
いけるかなぁ?、と思ったらいっきに犯行現場を見つけられてしまったりするので油断ができない。

みんなが一定回数警察役と泥棒役を演じて、一番金庫カードを多く持っていた人の勝ち。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
磁石を使ってパトカーを動かす楽しさと、どきどきしながらサイコロを振って金庫を開けるチキンレース的な展開が楽しいゲームです。カードのイラストワークも好感触で、見ているだけでも楽しいレベル。
小さなお子さんならパトカーだけで遊ぶのもありでしょう。

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1978年、冬。★★★☆☆

超ピュアな青年とその弟、都会から移り住んできた少女の物語。
内容は“究極に非都会的な”恋愛劇である。

1978年、冬。 [DVD]1978年、冬。 [DVD]
(2010/01/29)
チャン・トンファンリー・チエ

商品詳細を見る

青年は真面目とは言い難く、勤め先の工場も休みがち。
秘密基地でラジオを聴き“開けた文化”を夢想する彼は、北京から越してきた都会的な少女に恋をする。

気弱な弟は少女に可愛がられるのだが、青年の想いはなかなか正しく伝わらない。
情熱を伝える術を知らない青年は、(いまでいう)ストーカー行為を行なってしまっていた。
それでも想いは伝わるもので2人は良い仲になっていく。

しかし、婚前交渉の発覚や青年が軍隊に召集されたことで雰囲気は一変する。

残念ながらこの青年、兵役から生きて返ってくることができない。
海上任務中に嵐に遭遇し、国宝を守るために殉職したのだという。

夜中に起き、兄の遺影を見つめる弟。
青年の家を見つめ、立ち尽くす少女。

最後は青年がいなくなった家族3人の集合写真で幕を閉じる。


この映画、向こうからは一切踏み込んできてくれない。
不親切なネオリアリズモ。または犯罪のないフィルムノワール。
殺伐とした情景に遠巻きから人物を写し、台詞も極端に少ない。
故に、こちらから登場人物に踏み込まないかぎり、何も見えてこない。眠いだけだ。

踏み込むと、モノクロのように見えていた情景が現実味を帯びるようになる。
そこには身を斬られてしまいそうなほど痛々しい純朴さがある。
何も分からない青年少女が、その若い時間をもがきにもがいた痕跡である。

徹底したビジュアルと静寂に放り込んだ感情表現が活かされており、ポテンシャルを感じる映画である。しかし賈樟柯(ジャ・ジャンクー)作品のように取り付くしまも無くなってしまう手法とは少々方向性が異なるように感じる。
もう少し、ほんの少しだけ鑑賞者よりになるだけで、ぐっと心に迫る作品になるのではないか。(そうするつもりは本人には無さそうだが。)
上から目線になってしまい恐縮だが、リー・チーシアンは次世代のチャン・イーモウになれる存在ではないかと思う。

日本人には楽しむのが難しい作品かもしれない。
文化大革命直後における“若者の実態”がピンとこないところがあり、なかなか物語の本質に鑑賞者の心が届かない。足りない情報は子供のころの記憶で保管してほしいのであろう、と思われる部分もあった。
原題「西幹道」から邦題を大きく変えた理由も時代背景を少しでも分かりやすくするためと思われる。
それに前述したとおり、まずは踏み込む覚悟が必要である。
中国国外で鑑賞される際にはやや敷居が高めと感じた。

現時点では★3つしかつけることができないが、この作品に秘められた情熱は★5つに充分値するように思う。
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バンクーバー速報!Amigoがボックスデザインを変更

「11ニムト」などでボックスの基本デザインが変わることが判明していたAmigoカードゲームシリーズ。
これが新ゲームのみではなく、これまでのラインナップについても適用されるようだ。

既に国内店頭でも新デザインのボーナンザが確認されている。
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この赤い帯が全部のゲームにつくのか・・・。
ボーナンザは相性の良い色してるからいいけど、赤い帯が似合わないゲームは結構ありそうだぞ。
他社のゲームも小型化が進み、最近ではカードゲームが多くなった。ひょっとしたらそれに対するAmigoのブランド戦略なのかもしれないなぁ。

どちらにせよ結構おもいきったデザインだと思うので、やるなら長く続けてほしいところ。

ですって。
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ハートロッカー★★★★★

今年最も注目される映画「ハートロッカー」。
中野ZEROにて試写会。天井が高いせいでやや音響に気になるところはあったが、圧倒的な作品のパワーにすぐにのみ込まれてしまった。女流監督とは思えない異常な男臭さを放つ超絶骨太映画だ。

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イラクのバグダット郊外で任務にあたる“爆弾処理班”を徹底的にクローズアップ。
爆死した前班長の代わりにブラボー中隊へやってきた新班長が、残りの任期を全うする様を描く。
ハートロッカーとは、軍隊用語で「爆死遺体入れ」。さらに言えば“目を背けたい場所”という意味もあろう。

慎重で懸命であった前班長とは違い、無鉄砲で激情家の新班長ジェイムス。
どんなに危険な状況にも一切目を逸らすことなく立ち向かう姿はヘラクレスのようですらある。
しかし度を越えて勇敢な彼の行動に、命を共にする隊員は神経を擦り減らす。
一寸先は死の世界で、ジェイムズと隊員達は永遠とも思える時間を共有する。
日々が命の賭けである爆弾処理班。残る任期は38日。


とにかく描写が恐ろしく細かい映画である。
台詞はもちろん、爆発物の状態、解除にあたる工程、ハプニング。
爆弾を前にしたときの緊張感を細密に計算して演出している。
1つの場面にかける時間が非常に長く、かつ場面ごとの掴みが非常に巧みである。気付くと自分もイラクにいる、ということが何度もある。

爆弾解体にあたる場面がほとんどだが、直面する問題の心理的な意味合いが異なるか、もしくは問題のスケールやアイデアが異なるので飽きさせない。爆発シーンなどの要所で挿入されるスローの演出もすばらしく、リアリティを兼ね備えた映像美が成立している。

さらにこの映画最大の魅力のひとつとして、ジェイムズという人間の奥深さがある。
彼は恐れを知らない鉄の男なのか。冗談ばかりの達観した老兵なのか。そんな筈はない。
人一倍感情的な、普通の人間である。
ボンバーマンのような防護服よりも遥かに分厚い“気概”を纏って、彼は戦場に立っている。
賭けるのは自らの命。守るのはたくさんの命と信念。
「悪は暗闇に隠れている」
人間臭く繊細なヒーローを、無骨な荒くれ者というベールで包んでみせたジェレミー・レナーの演技は見事だ。

ドキュメンタリーと見紛うほどの映像/緊迫感で、物語は淡々と進む。
任期満了が近づいたとき、隊員達の間に言葉にならない共有感が生まれる。
チームワークという綺麗な言葉では括ることはできない。これは“戦争”という名の残酷な絆なのではないか。

一言で言えば、徹底的にマッドに描かれた現代戦争映画。
「ハートロッカー」は過去の戦争映画にありがちな“狂気を纏った映画”ではない。
ドキュメンタリーかと錯覚するような臨場感、斬新な構図で映し出されるアクション、葛藤の末にたどり着いた知性。その全てが合わさり、理性を伴った上で観るものを恐怖の中に引きずりこんでいく。
緊張感のある不気味な劇伴も効果的だ。

暗闇に向けて追撃するシーンなど、やや展開が乱暴な部分もある。
が、最後のドンデンがえしなまとめが素晴らしい仕掛けになっている。
38日で過酷なんて言ってる場合じゃない。戦いは今も続いている・・・。
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紹介:3×4は? パチリ!

黄色い箱に青色の帯が目印のHABA教育ゲームシリーズ。
「3×4は?パチリ!」は掛け算を扱うため同シリーズの中では比較的対象年齢が高いゲームである。しかしながら、答えのタイルをハエタタキで叩くというアクション性がなんとも可愛らしい逸品だ。

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HABAのLサイズなので、非常に大型。
このゲームの魅力のひとつは大きなハエのタイルである。
なんと1つ1つが可愛い個別の絵柄になっている。
イラストレーターは「ソックスモンスター」のマルテイナ・レイカムさん。

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まず、バラ???っとハエを散らかす。
ご覧のとおり結構場所を取るので、床ゲームだと思われ候。
ちなみにハエの背中には数字が書かれていて、答えの目印になっている。

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次に10面サイコロを2つ振る。
この2つの出目を掛け算して、答えとなる数字が今回叩かなければならないハエというわけだ。

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バチン!(パチリ、とはならんです。)
最初に叩いた人はハエチップを貰うことができる。(←結構気持ち悪い)

ハエチップを規定数集めたら勝ちという、そんな感じのゲームだ。
小さな子なら1?10のハエと10面サイコロ1個だけを使って遊ぶこともできるだろう。

【所感】★★★★★☆☆☆☆☆
暗算が簡単にできてしまう大人だと中々夢中になり難いです。
でもハエタタキを使ったアクションが単純に爽快なため、子供同士であれば楽しめる可能性が高いと思います。
何よりハエのイラストワークが素晴らしいですね。ここにつきます。
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紹介:グラナダ

2003年にドイツゲーム大賞になったディルク・ヘンの名作「アルハンブラ」。
拡張が5つにダイス版、さらにゴールデンバージョンと拡張全セットも登場し、これでアイテムは出きったかと思いきや・・・。
舞台を広げて、その名も「グラナダ」!

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でっかいっす。
ゴールデンアルハンブラと同じサイズで、ボードも大きくなって手に負えない。
自分の街も広がるので床プレイ推奨。

基本的なルールは「アルハンブラ」と同じなのでそちらを参照してほしい。
今回はルール面での変更と、印象の変わったコンポーネント写真を中心に紹介したい。

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でかいボードを贅沢に使い、元祖アルハンブラではバラバラのボードになっていた貨幣置き場と建物広場を1つにしている。中心に見えるのがアルハンブラ宮殿で、得点トラックの0点スペースになっている。得点トラックはアルハンブラを出てグラナダの街を一周しているというデザインだ。
ちなみに予備の建物置き場がこのボード上にあるため、アルハンブラに慣れていると少々使いづらい。

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対応する貨幣カードで建物を購入したり、ぴったりで購入することでもう1回アクションができる点などは変わっていない。
特徴的なのは建物タイルの方で、なんと両面に異なった建物が描かれている。
普通に購入してグラナダにつなげる場合は裏返すことができないが、追加で貨幣カードを支払うことで裏返すこともできる。アルハンブラもそうであったが、グラナダの得点計算も他プレイヤーの状況に大きく左右されるため、どの種類の建物を建てるかという選択は非常に重要である。

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そして得点計算。
グラナダの得点算出方法はこれまでとちょっと違う。

それぞれの建物に置いて建築している数が多い人が得点することは変わらない。
ただしその基準となる得点は、その建物が建築されている全体の数である。(例として、自分の街に図書館が3つあったとして、さらに自分以外の街に図書館が5つあったのなら、図書館の基準点は8になる。)

建物ごとに価値がことなったアルハンブラに比べ建物の特長はなくなってしまったが、パッと見で状況がわかりやすいのが良い所だ。
また、堀の得点はアルハンブラの壁と同じである。

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ゲーム終了時のグラナダ。

ある種の建物を一人だけ独占して建てても大きな得点に繋がらないのがポイントだろう。
他のプレイヤーもそこそこ持っていて、自分がリードできそうな建物に注力したい。
※ちなみに上の写真では建物ではなく堀の得点に注力した。

最近ディルク・ヘン作品が目立つQueenGamesの次回作は、なんと「アルハンブラ・カードゲーム」とアルハンブラのまたまたテーマ換えとなる「ニューヨーク」だ!
こりねー!でもほしい!だってアルハンブラおもしろいもの!

【所感】★★★★★★★★☆☆
得点計算が変わったのでプレイ感が若干違ってはきます。が、やはり基本はアルハンブラなので、お金回し&自分の街をつくるという楽しみはまったくかわりません。壁が彫りになったことでイメージが明るくなりました。(その代わりやや視認性に劣りますが・・・)
アルハンブラを持っている人には必要ありませんが、これからという人や、アルハンブラフリークにはおススメの豪華版です。
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喜羊羊与灰太狼

皆さんは喜羊羊をご存知だろうか。
そう。中国では老若男女が群がるという超人気アニメの主人公だ。
ちなみに読み方は、シー・ヤンヤンである。

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どうだ!これが噂の“喜羊羊人形”だ!
クリクリとした毛並みが素晴らしい。
なんと愛くるしい姿だろう。

残念ながら喜羊羊以外は持っていないのだが、彼以外にも女の子のメイ・ヤンヤン、小麦色の厚眉キャラ、おっちょこちょいでウンコが頭にのったキャラなどなど、懐かしい魅力に溢れたアニメである。
昨年は劇場版も公開されて、もうビンビン。

残念ながら日本語にローカライズされたものは存在しないのだが、中国語字幕付ならこんな動画があった。

キャラクターパーツを頻繁に使いまわす技法が中国の紙芝居文化を思わせる。
中国語は読めなくとも、漢字を見ればストーリーも大体わかるよね。

なんとかこのB吸感で国内でもじわじわ人気がでてくれないものかと。

再見
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ディルク・ヘンの“踊るアルハンブラ!大紐育”

Queen新作の話を掘り返して、NEW YORKの話。

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アルハンブラ系という風に聞いていたんだけども、なかなか中身が公表されずに気になっていた。
アルハンブラといえばごく最近にちょっとだけルールを変えた「グラナダ」も出ているし、少しは見栄え変える工夫はしてくるかなぁなんて期待したり・・・・してたんだけど。

Geekに中身の写真が出ておりました。
pic663451_md.jpg
・・・おー。
まんまだな。ほんとにアルハンブラまんまだ。
しかもボードに無駄なスペース多すぎるだろ。

う?む。単純にバリエーションを増やしたかっただけなのかな。

よく見ると箱が2種類あるね。縦長Lサイズと正方形Lサイズ。
縦長はこの時代にやさしくない大きさだわ。

グラナダに続いて、これも国内展開は望め無いかぁ。
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ファウナジュニアはまだ射程外 要AB施設攻略の巻き

ファウナジュニアが出るという話、いっこうに前に進まんね。
詳細がわからんので箱絵を見てもじもじするほかない。

Fauna_jr_Box_dummy_72_RGB.png
ファウナはたぶん小学生以上くらいが対象っぽいので、ジュニアは5歳前後が狙いだろうか。
とすると地名や単位諸々は難しいので、色とかアバウトな大きさとかがネタになるのかな。
その辺の仕様部分が気になるんだけども、まだまだ遠くて見えない。
それよかファウナ本編を学研に売り込む方が先か・・・。


ずっぽりと話は変わり、今更ではあるけどMAG(マッシブ・アクション・ゲーム)の話。
mag_data.jpg
最大256人まで同時プレイできるというのがウリのFPSで、PS3のオンライン専用。
これまでのFPSはなんだかんだで個人の実力が重要であったのに対し、MAGはチーム単位での戦略・戦術が“まじで”重要視される新感触のゲームだ。

中隊規模の大軍隊が重要拠点の攻略/防戦を行なう大迫力のゲームだが、その分お互いに人海戦術になりがち。そこは組織的な目的を持った行動をしないと作戦成功は難しい。

そこでMAGが採用しているのが8人構成の分隊である。
分隊には分隊長がいて、分隊長は目標を指示することができる。
こうした組織的指示に従った行動が経験値によりよく反映されるだけでなく、実際に戦況をより良いものにする。

こうした性質上、ボイスチャットを使用できないチームや、クラン(サークルみたいなもん)仲間で参加していない寄せ集めチーム(通称、野良チーム)は苦境に陥りやすい。リアルでよろしいじゃありませんか。

以上のようにMAGは“これまでのFPSにない共闘感を感じられる”ゲームに仕上がっている。

でもね・・・。スナイパーがウザイのよ。敵味方ともに。
開けた場所が多いので狙撃したくなるのはわかるんだけどさぁ。

敵にしてウザイのは他のゲームと変わらんけど、味方にいても作戦行動にほとんど関与しない。よって分隊の戦力を落としてしまうのだ。
遠くから目標近辺の敵位置を教えてくれるなら良い。でも大抵のスナイパーは狩りを楽しんでいるだけなので、そんなことしてくれないし・・・。ゲーム終了時の点数を見れば貢献度は一目瞭然。
分隊に2人以上スナイパーがいると作戦の成功率がグッと落ちるように思うのよ。
蘇生するだけでもいいから前線に来ちクリ!
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ベン・アフレックという名の愛

今年のラズベリー賞はちょうど10年の区切り。
ということで00年代の最低映画賞も併せて発表される。
ちょっと下世話な話だけども、耐性のある方だけお付き合いいただきたい。
(※注:ラズベリー賞がピックアップする映画が本当につまらないとは限りません。半分皮肉で出来上がった賞なので、よく出来ていても受賞したりします。その点、日本のきいちご賞とは若干の文化差があるように思います。)

作品賞は残念ながら知っているものがなかったが、何より下世話で面白いのは最低男優/女優賞だろう。
今回も期待に応えて素晴らしい顔が出揃った。

◆00年代最低男優賞ノミネート
・ベン・アフレック
・エディー・マーフィー
・マイク・マイヤーズ
・ロブ・シュナイダー
・ジョン・トラヴォルタ

超豪華ライバルが肩を並べる中、我らがベン坊がすっくと立ち上がる。
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それいけベン坊!パールハーバー以来、君は輝き続けている。(蝋人形のように)

正面から攻撃されるメジャー俳優組が勝つか、下ネタというだけでピックアップされたマイク&ロブ組が勝つか。できれば前者でしのぎを削っていただいた方がおもしろい。

◆00年代最低女優賞
・マライア・キャリー
・パリス・ヒルトン
・リンジー・ローハン
・ジェニファー・ロペス
・マドンナ

ほんのちょっと映画に出ただけでピックアップされてしまうマライア。(ビヨンセが先にくると思った。)
本命は“巨匠マドンナ”と“新世紀の天才パリスヒルトン”。
マドンナにくれてやればいい。もはやヒルトンが早熟タイプということはないだろうから。

さて。発表を楽しみに待とう。
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紹介:ドラゴンレース

もっとも早く火山を一周できる“最強”のドラゴンはだれか!?
「ドラゴンレース」はにわとりのしっぽによく似たHABAのメモリーゲーム。

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可愛いドラゴンのイラストが好印象の小箱ゲーム。
最近では「ワイルドバイキング」「魔女のハーブとクモの足」などを作ったヴォルフガング・ディルシエール氏作。

火口に巣を持つ4匹のドラゴンが、火山を一周する速さを競うレースゲーム。
でもやることはメモリーゲームという、過去の名作を思わせる内容。

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ボードを組み立てて火山を作る。
これが小箱ゲームとは思えない大きさで、雰囲気もあるしちょっとお得な感じがして◎。
火口にあるドラゴンタイルが、いわゆるメモリーゲームに使用する部分だ。

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自分の番になったら火口のドラゴンタイルをめくる。
このタイルにかかれたマークが、自分のドラゴンがいる場所に描かれているマークと一致したら、マークの数だけ前に進める。上の写真では2歩進めることにわけ。

これが成功したら続けてドラゴンタイルをめくることができる。
つまり、後半になるほどタイルの内容を間違えないようになるので、1回の番で進めるマスがグッと増えてくるということ。どんなにリードしても、他の人がタイルの内容をよく覚えていたら大逆転されることもありうるのだ。

ちょっとしたアクセントとして、後ろに下がってしまうタイルや、追い抜き難いルールも設定されている。
ぴったりじゃないとゴールできないことも含め、進める数がめくったタイルによって違うことを、すこしだけ考えなければならないゲームだ。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
「にわとりのしっぽ」ほどシンプルではありませんが、ドラゴンがテンポよく前へ進むので爽快感があります。さっくりと終わるため繰り返し遊びやすいのも長所です。
他のドラゴンを抜くのがちょっとだけ難しかったりなど、競争らしいところもあって特に男の子におススメです。
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オビ湾、おじいちゃんになる

昨日は姪っ子家族に遊びに来てもらい、それはそれは大騒ぎでござんした。

プリキュア好きな3歳の女の子。ピンク大好き。
だから黄色い箱が転がってても気付かないかなと思ってたんだけど・・・。

そのむかしHABA吉が「くまのブルム一家」をプレゼントしていたから、黄色い箱がゲームであるということは知ってたんだね。「くまのブルム一家」と「スティッキー」を使ってあそんでくれました。
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あそんだといっても3歳なので、なかなかルールどおりってわけにはいきません。
でも見てるとおもしろいんすよね。道具に意味を持たせたり、自作のルールを作ったりして・・・。スティッキーの「倒したら勝ち」ルールは笑えたけど、大人力を試されてる気がして逆に難易度が高かったなぁ。

正直、お子パワーってのはすげーなぁって感想に尽きます。
なんか発電とかできそうな感じ。

あと、うちの本棚には児童書が入ってるんですが、義姉さんも好きな本だったようです。姪もこれから僕らと同じような本を読んでいくんだなぁと思うと、急に自分がおじいちゃんになったような気分になりました。
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ラブリーボーン★★★★★

ピーター・ジャクソンとシアーシャ・ローナンの最新作「ラブリーボーン」。
天国描写や奇抜な脚本が不評を呼んだ様だが、なんてことはない。
溢れでる作家性。定番とは程遠い脚本。エモーショナルなアイデア。
歪な形ゆえに人を選びはするが、良い映画というのはそういうものである。
僕はこの映画を忘れることができないだろう。

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変質者に殺害された14歳の少女(シアーシャ・ローナン)が天国とこの世の間で葛藤し、家族との絆を通して自らの精神を開放していく物語である。

死者である少女が自分の生前を語りだすところから始まり、まずは14歳の少女の新鮮な輝きを見事に映し出している。シアーシャが素晴らしいのは前提だが、何気ないシーンにも監督のある種変態的な工夫が施されている。一見してリアリティ重視だった演出が突如少女マンガのように極端な展開を見せたり、ハッピーでおセンチな劇伴の隙間にこの後の運命を匂わせるような歪な影を含ませる。

シアーシャが命を落とすシーンも逸品だ。
歪んだ人物像がかもし出す狂気、追い詰められる少女とともに、観客も絶望に飲まれていく。とても観ていられない。逃げ出したくなるほどの臨場感だ。

霊化するくだりも効果的だった。
アザーズライクなところがあるが、シアーシャが受け入れなければならなくなった衝撃を象徴的に、かつ印象的に映像化できている。
その後の天国描写については賛否両論あろうが、これを悪趣味と捉えるかどうかは監督の個性を拒絶するか否かということにほかならない。当たり前の話だが、監督が確固とした自信を持って描くのであればそれはアートワークであり、劇伴や脚本を含めた上での作家性である。丹波大先生の大霊界しかりだ。少女の感情と巧みにリンクした映像美を、僕は拒絶する理由がない。
象徴的なモノに溢れた“あの世シーン”はこの物語をより複雑にしたが、同時に物語が進むべき道にたくさんの可能性を産み出している。果たして少女の魂は何を求めるのか。故に僕達は話の結末を待たざるを得なくなったのだ。アートワーク自体の面白さもさることながら、見事な演出術である。

次に注目すべきは事件の解決に向かう際のヘンテコな流れ。
映画全体にいえることだが、とにかく観ているものの思うとおりにはならない。
犯人のめぼしつけた父親の決意に同情していると、次の瞬間には話がすげ変わっていたりする。
登場人物の感情に充分浸らせた上で裏切る。そしてこの裏切りが、実のところ物語を本質へ導いているからすごい。
真実が沈んでいく傍らで思いを遂げる少女。なんとすがすがしい!なんとエモーショナル!
あれほど憎かった犯人の末路など、最後には些細な寓話でしかなくなるという飛び切り巧みでセンチなトリックだ。

とにかく感情を揺さぶる映画だった。
“天国から家族を見る少女”という展開に幅のなさそうな物語を、単なるおセンチなドラマに終わらせなかった手腕は見事である。デビュー当時のジャクソンらしい異彩が存分に発揮されていて、トゲトゲした描写はブレイク前のジャンピエール・ジュネを連想させる。偏屈でありながら愛情を失わない。

鋭い。個性をなくしてヒットさせることが“宿命”の大作映画において、これまでに無かった切り口である。

あまりに作家性の強い作品なので、映画に一定のイメージを持って挑みたい人には向かないだろう。
不評が多く苦境のジャクソン監督だが、どうか「ちょっと本気を出したらすぐこれだ」とは考えず、今後も全力疾走してほしい。
最後に、大好きなシアーシャ・ローナンがこの映画に出演してくれたことを大変嬉しく思う。大作監督に起用されて「ちっ!」とか思っていた自分を反省。
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“順番”と“自分の番”

昨日とある国内メーカーのゲーム説明書を読んでいて思ったのですが、よく「順番になったら●●をして・・・」という表現が使われてますよね。
あ?、確かに“自分の番”=“順番”って言ってたなぁと懐かしく感じたわけです。

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子供用のゲームを訳すときは特に用語に気を使うんすけど、僕の場合は“turn”を訳すときは“手番”という言葉に統一してます。ただこの“手番”ってのは一般にそこまでなじみがあるかって言うとちょっと微妙で、大人の、しかも比較的男性であればある程度しっくりくるという程度でしかないと思うわけです。(以前からHABA吉にも指摘されているんですが・・・。)

で、“順番”っていうライトな単語を使いたくなるんですが、皆様御察しの通り、“順番”という言葉はルールの他の部分で使用することが(特にドイツゲームのような凝ったルールには)多々ある。よってこの用語で統一することはやっぱり避けたいです。

前後の文脈で“順番”の意味を調整してあげれば問題ない場合も多いですけどね。
でも大人が真面目に読むかもしれないことを考えると、やっぱり同じルール内で違う意味の“順番”が出てくるのはまずいっすよね。

ということで、“順番”という言葉を使うにはある程度条件がそろってないといけないので、今後も“手番”を使わないといけないかな?・・・と思ったら、“番”を使う手があるのか。“自分の番”。あ、これでいいや。
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灰色の小さな脳細胞

おおっと!私の灰色の小さな脳細胞が動き出しましたよ。

皆さんもうご存知かと思いますが、Days of Wonderの新作はミステリーものです。
しかも列車殺人ときたもんですよ。なんとも雰囲気があるじゃございませんか。

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「ミステリーエクスプレス」
探偵モノの中でも列車は花形。出入りのきかない密閉空間が否応無しに探偵VS犯人の心理戦を濃いものにするわけですよ。

既に公式サイトではアートワークの断片とちょっとしたルールの確認ができます。

これ、日本語版が出てくれたほうがやりやすそうだなぁ。
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ホースメン★★★☆☆

ヨハネの黙示録うんぬんという、よくある宗教系猟奇殺人ミステリー。
その猟奇殺人犯がチャン・ツィイーだってことで話題になった「ホースメン」。
おもいっきりネタバレなんで、これから観るかもって人はみないでね。

ホースメン [DVD]ホースメン [DVD]
(2010/02/05)
デニス・クエイドチャン・ツィイー

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猟奇殺人で連続と言えば儀式。
その中でも定番と言えばやっぱりキリスト教ものなわけ。
今回はヨハネの黙示録とやらがテーマらしく、4人の騎士と4人の生贄が登場する。もちろん騎士が犯人で生贄が被害者。
ということで、なんとチャン・ツィイーの単独犯ではないのだ。そこでちょっと萎えてしまった自分にも気付く。複数犯というだけで“猟奇殺人”というテーマに神秘性を感じなくなってしまったのだ。
でもまぁ、そんな僕なんかほっといて黙示録に沿った犯行が行なわれていくわけです。

チャン・ツィイーは犯人の中の紅一点、唯一逮捕されて刑事達の情報源となる存在だ。
刑事をからかうような態度と妖艶な雰囲気はさすが。だけど・・・、刑事側を惑わせるわけでもなく、事件をよりおどろおどろしくする秘密を持ってるでもなく、普通に刑事を誘導している。
物語全体の中でも随一の存在感とカリスマを発しているだけに、本筋との絡みが希薄すぎてもったいない。いや、もったいないというよりその存在感が不自然ということになってしまう。なんなんだろうか。ひょっとしたらもっと重要な役どころにしたかったのかもしれない。

物語はデニス演じるブレスリン刑事の家庭問題にも踏み込んでいく。
妻を亡くしたことで仕事にのめりこむ刑事、知らぬまに子供との距離が広がってしまっている。
なんとか親心を見せようとするものの、肝心のところで事件が動いてうまくいかない。(お約束たっぷりな・・・)

そして・・・・猟奇殺人で家族を掘り下げたら答えは1つ。家族は事件と関係を持つことになるわな。
もうこれってセブ・・・まぁいいか。
とにかく主人公の刑事を激しく揺さぶる形で家族が絡んでくる。さほど意外でもないのだが。

雰囲気作りはわりにしっかりやっているし、定番に定番を重ねてしまっている以外はよく出来ていると思う。一番痛かったのは犯人達の動機がおセンチでチープすぎるってことだ。
なんというか、こう、もっと背筋に来る様な衝撃的な思想を欲してしまう。「セブン」という秀作ありきだとどうしてもそう感じてしまうのだ。

ちなみにALMOST FAMOUS主演以来、目立った活躍のなかったパトリック君が犯人の1人に・・・。
10年経つのに顔かわんないねぇ?。
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X-MENゼロ★★★☆☆、マイライフ・マイファミリー★★★☆☆

◆ウルヴァリン:X-MENゼロ ★★★☆☆
CMでピックアップされるシーンがダサすぎて劇場へ行かなかった「ウルヴァリン:X-MENゼロ」。
新たなキャラクターもガンビットがメインと聞いていたが・・・・

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ヒュー・ジャックマンリーヴ・シュレイバー

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蓋を開けてみれば!どういうことだね!
デッドプールが出てるじゃないか!
しかもこんなにダサ格好良いなんて!なんで黙ってたんだよ!もったいない。

細かいこと気にしないストーリーもいいね。
映画シリーズファン向けの演出もあってとても好感触だった。

シチュエーションがシンプルな場所が多いためかややCGや合成が浮きがちではあったけど、そのへんのショボさも憎めないものがある。予算削減だよね。

とにかくデッドプール最高。
海外サイトを見てみたら、デッドプールだけで映画も作るらしい!
知名度なさすぎて日本じゃ通用せんだろうなぁ。でも観たい!単館でもいいからやって!

◆マイライフ・マイファミリー ★★★☆☆
ホフマンとローラ・リニーによる演技派映画。
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フィリップ・シーモア・ホフマンローラ・リニー

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ようやく国内流通が始まったというだけで、けっこう前の映画。
一昨年のオスカー女優賞にローラがノミネートしている。

父親との関係にトラウマのある兄妹が、父親の内縁の妻の死と、それに続く父親自身の認知症発症により、再び寄り添っていく物語。日本では比較的おなじみのテーマ。ただしドラマでよくあるというだけで映画枠ではそう多くもない。少なくともアメリカ映画でこうも切ない部分をだけを押し出した映画は珍しい。

言うまでもなく主演2人の好演がみどころ。
じっとりと低空飛行しつづける我慢の物語にあって、己が人生に葛藤してみせる姿はまさに肝。
これが無かったら最後に起こる希望への転化に説得力はなかった。

ちなみにオスカー脚本にもノミネートしましたが、その性質上、淡々と進む物語なので“脚本が逸品”とかそういう類のもんじゃありません。むしろ、能天気なアメリカ人でも現実に苦しみ苛立つのだという、極当たり前の性に真っ向焦点を当てたことが評価されたのではないかと。
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Queen新作、間髪おかず

「グラナダ」「コロニア」が流通し始めたばかりのQueenから、早くも新作の情報が出てきている。詳細は公式サイトhttp://www.queen-games.de/

気になるのは「サマルカンド」。※画像公式ページより
Schachtel_Samarkand.jpg
中東地図&ラクダものってだけですごく面白そうに見えてしまう。
箱型がちょっと気になるんだが、Queenも正方形Lサイズに型を合わせてきたのだろうか。

もう1つ一押しにされているのが「フレスコ」。
Schachtel_Fresko.jpg
皆で天井画を作るゲームらしい。
う?んしかし。
盤面を見ただけで食傷な感じがしてしまうのは何故だろう・・・。

その他にも
アルハンブラ系の「ニューヨーク」
おおよそルールの想像できる「アルハンブラカードゲーム」
子供ゲーム「Sh‘t Happens!」
が新規追加。

今は4件ほど翻訳タイトルが詰まってるから、それが終わったらどれか1つとりくみたいな。サマルカンドか、子供ゲームか。
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ミッドナイト・トレイン★★★☆☆

君はもう「ミッドナイト・トレイン」を観たか!

微妙にチープな豪華キャストで贈る、絶妙にチープな深夜特急ミステリー。
見た目からはまったく想像できないが、正真正銘の2009年新作。
ある種のフェチ映画としては秀作と言える出来栄えである。

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ダニー・グローヴァーリーリー・ソビエスキー

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クリスマスの深夜特急で起きた変死事件と、その被害者が持っていた謎の箱をめぐる典型的な列車殺人ミステリー。
最初に変死事件を目撃したのは中年、女医学生、車掌の3人。
変死体が抱えていた箱に魅了された3人は、遺体を始末して箱を自分達のものにしようとするが・・・・。
次々とあきらかになる乗客たちと箱の関係、話をややこしくする途中乗車の面々。

いわゆる列車ミステリーに必要なものが一式揃った映画である。
一式揃った上での変態的脚本・演出がこの映画一番のみどころだ。
オープニングカットの尋常でないダサさには驚くかもしれないが、これは本作の名刺みたいなものである。まずは停止ボタンを押さずにじっくりと観て欲しい。

乗客たちを一通り見回したところで気付くのは、この作品がなにか得体の知れないチープさに包まれているということである。なんかもう、全体的にすっごく古臭い。
それはひとつひとつのシーンに対する工夫の無さであったり、俳優の演技だけで時間を使ってしまう怠け根性であったり、はたまた時代を飛び越えて出現した理由無き80年代の誇りっぽさであったりする。(何故80年代なのかは観て感じて欲しい。)

そんな圧倒的な古臭さの中にあって、なんとか物語を観続けることができるだけの絶妙な動機を与えてくれる脚本が素晴らしい。登場人物たちが魅了される“箱”は見るものによって中身が変わると言う珍品だが、このあってもなくても良いような“箱の設定”が、この物語をファンタジーにし、最終的には寓話へと昇華させるのを手伝っている。(真面目な話をするなれば。)
そうでありながら、人によって見えるものの違いには実際のところほとんど意味がないというあたりは、なんとも肩透かしでスガスガしいではないか。

細かく説明するのは興醒めだが、リーリー演じる女医大生の変貌ぶりもこの映画の肝と言える。
罪悪感からなのか、シュンとしているな?なんて思ったら20分後にはコッテコテの悪女になり、さらに20分後にはなんとスプラッター化している。
まったくもって意味不明な変貌だが、これなくして「ミッドナイト・トレイン」は完成しない。

“ミッドナイト”。なんて素敵な単語だろうか。

そう。ここはチープに捧げられた変態の世界。
不埒な鑑賞者を許容するアナザーワールドなのだ。
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UP!

82回アカデミー賞ノミネートが出揃った。
要はこれが今年日本公開の注目映画になってくるわけです。

しかも今回は黄金時代に立ち返って10作ノミネート!
なんででしょうかね。

以下、作品賞のみピックアップ(原題アルファベット順)

◆作品賞
・アバター(全力映像勝負)
・しあわせの隠れ場所(サンドラブロック)
・第9地区(ヘイローらしい)
・17歳の肖像
・ハート・ロッカー(批評家協会賞総なめ)
・イングロリアス・バスターズ(助演男優賞総なめ)
・プレシャス
・A Serious Man(よく知らない)
・カールじいさんの空飛ぶ家(!!)
・マイレージ、マイライフ(雪辱戦)

なんつーことだろうか。カールじいさんが入ってる。
確かに素晴らしい作品だけど監督の個性がビンビンの映画なので作品賞はありえんとおもっていた。4コマみたいなヘンテコ長編にいろいろと含みがあるところが評価されたんかな。とりあえず、長編アニメ賞が出来て以来初のアニメノミネート。個性のある映画がノミネートしてくるのは歓迎。

最多ノミネートは2作あってそのうち1つはアバターだけど、作品賞以外は監督賞くらいしか主要部門がない。いかに受賞しやすい技術系大作と言ってもぐらぐらした状況。内容がペラいのでそこをどう見られるか。
後は同じく最多ノミネート、批評家協会賞でことごとくWinnerになっている「ハートロッカー」。元最有力候補の「マイレージ・マイライフ」。
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ピーポー派?ファンファン派?

去年のHABA大作ポリスアラームで遊ぶ。
磁石を使ってパトカーを動かす大仕掛けです。

IMG_4147.jpg
で、やっぱりこういうゲームで楽しむときは擬音なわけですよ。
でもね、パトカーの擬音っていざとなると出てこない。
ピーポーピーポーって言ってみるけどこれ、救急車っぽいのよね。

米式?に“ファンファンファン”ってのはどうでしょうかと。
そんな感じです。



おっと。ポリスアラームはイラスト関係がすごく良い仕事しててお勧めですよ。
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akioさんちでコズミックスの巻き

先週末はakioさんとこにお邪魔しました。
SWオタクとトレッキーというコズミックな面々がコズミックエンカウンターでコズミックスする会。

Yes,コズミック。

◆コズミックエンカウンター/Hasbro・アバロンhill
IMG_4141.jpg
僕もakioさんも日本語版持ってるのにHasbro版で遊ぶ。
なんといってもこのコンポーネントなのだ。母艦に乗り込む時の結託感が良い。

それぞれが自分の銀河に5つずつホーム惑星を持っているところから始まり、他の銀河にある惑星5つに殖民できれば勝ちというルール。
惑星に殖民するには基本的に戦闘を伴うが、攻守双方が他プレイヤーに加勢を頼めるところがおもしろい。戦闘に使用するカードの数字に比べると加勢による影響はほどほど。そこは保険みたいなところもあるし、一人だけ殖民数が突出しないようにカモフラージュする意味もあると思う。

◎1回目の宇宙人
akioさん/相手のカードを交渉カードに変える
miaさん/宇宙船の数とカードの数を掛け算
ローさん/交渉カードで戦闘カードに一方的勝利
オビ湾/相手と手札を全て交換する

miaさんの掛け算攻撃が脅威の強さで、オビ湾はそれに乗っかって殖民数を稼ぐ。
もう1つ強そうなのがローさんの効果。しかしカードの引きがイマイチだったらしく俺持ってるぜ的ハッタリを繰り返さなければならない苦境だったみたい。
戦闘で圧倒したmiaさんと便乗したオビ湾の勝利。

っつーか勝ち負けよりもドタバタ感が楽しい!
特に交渉がまとまらないときのコズミック制裁がイケテル。
あーだこーだばかやろふざけんな的なノリが始終通用するフランクさが良い。

◎2回目の宇宙人
akioさん/クズ拾い
miaさん/相手が使ったカードをもらえる
ローさん/ガンダルフ
オビ湾/遭遇時に相手にカードを選ばせない

LotR対決のガンダルフを思わせるローさんの予知能力が強いかと思いきや、またも手札の悪さを発揮。何度となくとほほな負け戦を予知したものの、カード再補給で生まれ変わり、なんと最後には劇的勝利を収めてリアルガンダルフとなった。

なんというか細かいことは気にしないルールになってて、戦闘に使う数値バランスとか特殊能力で簡単に崩壊しちゃう。だったら皆で談合してなんとかせいっていう、いい加減でありながらそりゃそうだ的なとこが気に入りました。そもそもフェアじゃないことが醍醐味のゲームになってる。

すげー楽しめました。

◆ヴァスコダガマ
IMG_4142.jpg
例のフェスタで出口調査ナンバー1という代物。
ワーカープレイスに一味加えたと聞いていたが、確かに並みのワーカープレイスよりも一歩踏み出した凝ったシステムだった。

単純な早い者勝ちではなく、順番で実行順を抑えていく2段階の取り合いが良く出来ている。さらにうまく航海することで財産を比較的楽に運用できるなど、1つ1つの要素がしっかりしている。

オビ湾は手番が一回増える“王様”をパトロンにしてスタートしたのだけど、何をするにもお金が掛かるこのゲームにおいて、追加された手番をどう有効に活用したらよいか見出すことができずに停滞。結局航海用に使うのだけど、それだと最後に船出することになるので思ったように航海できず・・・。
3ラウンド目には圧倒的敗戦が計算できてしまう体たらく。

同じワーカープレイスメントで最近遊んだ「カーソンシティ」も難しかったけど、あれはシステムが難しいのではなくて損得勘定を読んでいくところが面白く、難しかった。

対して「ヴァスコダガマ」はシステムの歯車をうまく回さないといけない難しさがあり、よりゲーマーズな印象だった。システムに気を取られてテーマに浸れるようになるにはちょっと慣れが必要かも。逆に言えばそのくらい存在感があるゲーム性。面白かったと思う。

◆ドナーベッター
IMG_4143.jpg
一子相伝のアイテムをakioさんに託す。HABA箱が緑色時代の代物。
んでもって超久々に遊ぼうと思ったら英文ルールが良く分からん。ローさんにも見てもらいつつ常識的解釈補正をかけていたらなんとなく正しいルールでプレイできた。

とにかく見た目が可愛いゲームで、気軽にパチンパチンと天気予報していくのが楽しい。「ガリレオ」で腕をならしたakioさんの勝利。

◆スリル
IMG_4144.jpg
この箱。レトロデザインがたまらない。
ゲームセンターに良くあるコインおとしゲームみたいなもの。ただし落としたら駄目な方のルール。

IMG_4145.jpg
毎回、手持ちのチップから数枚を提示し、一番少なかった人がコインおとしにチャレンジしなくてはならない。最近だとバウザックにちょっと似た感じ。
落とす当事者になってもチップを払わなければならないのが面白かった。

上級ルールでは2回だけ使える重りが登場したり、クロンダイクのようにコインがおちるかおちないか予想するシステムが登場したりする。
遊ぶ人によってちょっとだけ深みを変えられる良いヴァリエーションと思いました。

今回は老練なakioさんとローさんのほぼ一騎打ち。
若輩者では全然かないません。

以上、重?いヴァスコダガマの印象が強かったですが、コズミックやスリルという素晴らしいゲームにも出会え、非常に楽しかったです。
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