ドンドンドン、ドンッキー♪高円寺深夜会
今夜は高円寺すごろくやM戸さんを囲むミッドナイトパーティ。
テーマこそ決めなかったものの、地味だけどおススメできるゲームや珍しいゲームに恵まれ候。
◆ドンキホーテ

ボックスイラストでかなり損をしているゲーム。
あれ見て購買意欲をそそられる奴はおらんだろう。
しかしこれが、やってみると中々悩ましくておもしろい。
テイクイットイージーのように自分のボードの場所を指定されて、そこに置くタイルと向きを考える。
城に騎士をつなげたり、騎士に国防をさせたり、風車や教会を道つなぎにすることで得点になる。
これを3ラウンドやって得点を競う。
ボロ負けしたM戸さんが再戦を希望して2回。
(まぁ、実は教会のルールを勘違いしていただけでしたが・・・)
店長が2勝だったかな?
内容も地味ながら、騎士のイラストが愛らしく、憎めないゲーム。
だまされたと思ってやってみてくんさい。
◆ラングフィンガー

B4くらいの小さなボードの上でワーカープレイスができるゲーム。
道具を取って、盗みを働き、それを港で売っ払う。
シンプルで見通しもよく、初見でも充分楽しめる。
10金近くなったらゴールを意識して立ち回るのが良さそう!
ダッシュで逃げ切りました。
◆ラチッタ

今日一番のびっくりゲー。
噂は聞いていたが、こんなに世界観のあるゲームとは思わなかった。
自分の都市を発展させるのが目的。人々はより魅力的な場所を求めて近くの都市から出たり入ったりする。
最終的な得点は人口。妙にリアルでダイナミックなシステムがすごい。
頑張ってニーズに見合った街をつくろうと思うのだが!ここにも食料の悪夢は待ち受けているのだ・・・。
まさに規模のでかい都市マネジメント。人口流入と食料確保のバランスが難しく、もどかしい。
M戸さんは中央で行き詰まり、序盤好調だったゴーシさんも食料が足らずに足踏み。
最後は店長が食料足らずに自爆して、オビ湾勝利。
◆ショーマネージャー

ディルク・ヘンだったんだぁ。という、ドリームファクトリーっぽいミュージカルマネジメントゲーム。
とにかく役者の数が多くて楽しい。
コンポーネントに手書きで点数を記載するという、気の小さい人は引いてしまいそうな大胆さが良い。
これテーマを変えて自作できればなぁという話が盛り上がる。
これ、確かにロックバンドにして作り変えたい!
M戸さんだけ本名だしにしてやりましょうよ!
はぁ、楽しかった。と。
テーマこそ決めなかったものの、地味だけどおススメできるゲームや珍しいゲームに恵まれ候。
◆ドンキホーテ

ボックスイラストでかなり損をしているゲーム。
あれ見て購買意欲をそそられる奴はおらんだろう。
しかしこれが、やってみると中々悩ましくておもしろい。
テイクイットイージーのように自分のボードの場所を指定されて、そこに置くタイルと向きを考える。
城に騎士をつなげたり、騎士に国防をさせたり、風車や教会を道つなぎにすることで得点になる。
これを3ラウンドやって得点を競う。
ボロ負けしたM戸さんが再戦を希望して2回。
(まぁ、実は教会のルールを勘違いしていただけでしたが・・・)
店長が2勝だったかな?
内容も地味ながら、騎士のイラストが愛らしく、憎めないゲーム。
だまされたと思ってやってみてくんさい。
◆ラングフィンガー

B4くらいの小さなボードの上でワーカープレイスができるゲーム。
道具を取って、盗みを働き、それを港で売っ払う。
シンプルで見通しもよく、初見でも充分楽しめる。
10金近くなったらゴールを意識して立ち回るのが良さそう!
ダッシュで逃げ切りました。
◆ラチッタ

今日一番のびっくりゲー。
噂は聞いていたが、こんなに世界観のあるゲームとは思わなかった。
自分の都市を発展させるのが目的。人々はより魅力的な場所を求めて近くの都市から出たり入ったりする。
最終的な得点は人口。妙にリアルでダイナミックなシステムがすごい。
頑張ってニーズに見合った街をつくろうと思うのだが!ここにも食料の悪夢は待ち受けているのだ・・・。
まさに規模のでかい都市マネジメント。人口流入と食料確保のバランスが難しく、もどかしい。
M戸さんは中央で行き詰まり、序盤好調だったゴーシさんも食料が足らずに足踏み。
最後は店長が食料足らずに自爆して、オビ湾勝利。
◆ショーマネージャー

ディルク・ヘンだったんだぁ。という、ドリームファクトリーっぽいミュージカルマネジメントゲーム。
とにかく役者の数が多くて楽しい。
コンポーネントに手書きで点数を記載するという、気の小さい人は引いてしまいそうな大胆さが良い。
これテーマを変えて自作できればなぁという話が盛り上がる。
これ、確かにロックバンドにして作り変えたい!
M戸さんだけ本名だしにしてやりましょうよ!
はぁ、楽しかった。と。
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2012★★☆☆☆、ハリポタと謎プリ★★☆☆☆
⇒2012★★☆☆☆
“地球滅亡モノ”は100年超の映画史においてもっともつまらないテーマの1つである。
パニックだけならまだしも、定型化されたお涙頂戴の家族愛ストーリーを毎度毎度見せつけられるんだからたまらない。安易なテーマを選んで置きながら鼻につくことするもんだから余計に印象が悪い。
でもまぁ、映像がこれまでにない迫力ってんだから観るしかない。もうこの際、脚本は0点でも良いのさ。

ゴゴゴゴゴーーー!!!
地割れの中に飛行機が入っていき、横から地下鉄が飛んでくる!
悪くないっすよ。わりと面白いアトラクションです。
でもね、地球が崩壊した後はもう、救いようがない。
脚本が空気のようにカラッポなのは別に気にならん。
むかついたのは、あれだけ金のかかった大崩壊をCGで再現しておきながら、最後になって90年代アクションも真っ青の“水中ギア詰まり騒動”なんていうクソみたいにつまらんものを見せられたことだ。
本当につまらん!なんだあのくだり。
まったくもう。
しかもこの主人公の科学者、言動がむかつくのは僕だけだろうか。
⇒ハリーポッターと謎のプリンス★★☆☆☆
原作を読んでから随分たったんで細かいところは忘れてしまったけども、わりと頑張って映画尺にしてあるように思う。ただし、物語内のテンションがころころ変わる歪さは相変わらず。映画がそもそもつまらなかったところに、原作も予定通りつまらなくなってきていたのでそれほど失望がないのが救いどころである。

ライラの冒険とほぼ同時リリースだった1巻のころ、ハリーポッターは確かに面白かった。
現代的な理詰めファンタジーではあるのものの、児童書界の新生スーパースターという鉄壁の肩書きでライラの冒険なんか存在しなかったも同然だった。“みぞのかがみ”のようなシンプルで素晴らしいエピソードがあった。
しかし大半の読者も予想したであろう通り、魔王との戦いが具体的になればなるほど、児童書としての面白さは失われていった。
映画化も原作をつまらなくした犯人の1つだろう。“児童書界のスーパースター”であり続ければ、もう少し違う愛され方をした作品だろうに。
映画としてはそこそこ。暗いトーンで統一された映像も悪くはないし、笑いどころもある。
後は、これまで「映画」という比較的ライトなメディアでファンになってくれた人々が、ザッツ・エンターテイメントから外れてきたハリーポッターを許容してくれるかってことじゃないだろうか。
以上、ハズレ2本。
“地球滅亡モノ”は100年超の映画史においてもっともつまらないテーマの1つである。
パニックだけならまだしも、定型化されたお涙頂戴の家族愛ストーリーを毎度毎度見せつけられるんだからたまらない。安易なテーマを選んで置きながら鼻につくことするもんだから余計に印象が悪い。
でもまぁ、映像がこれまでにない迫力ってんだから観るしかない。もうこの際、脚本は0点でも良いのさ。

ゴゴゴゴゴーーー!!!
地割れの中に飛行機が入っていき、横から地下鉄が飛んでくる!
悪くないっすよ。わりと面白いアトラクションです。
でもね、地球が崩壊した後はもう、救いようがない。
脚本が空気のようにカラッポなのは別に気にならん。
むかついたのは、あれだけ金のかかった大崩壊をCGで再現しておきながら、最後になって90年代アクションも真っ青の“水中ギア詰まり騒動”なんていうクソみたいにつまらんものを見せられたことだ。
本当につまらん!なんだあのくだり。
まったくもう。
しかもこの主人公の科学者、言動がむかつくのは僕だけだろうか。
⇒ハリーポッターと謎のプリンス★★☆☆☆
原作を読んでから随分たったんで細かいところは忘れてしまったけども、わりと頑張って映画尺にしてあるように思う。ただし、物語内のテンションがころころ変わる歪さは相変わらず。映画がそもそもつまらなかったところに、原作も予定通りつまらなくなってきていたのでそれほど失望がないのが救いどころである。

ライラの冒険とほぼ同時リリースだった1巻のころ、ハリーポッターは確かに面白かった。
現代的な理詰めファンタジーではあるのものの、児童書界の新生スーパースターという鉄壁の肩書きでライラの冒険なんか存在しなかったも同然だった。“みぞのかがみ”のようなシンプルで素晴らしいエピソードがあった。
しかし大半の読者も予想したであろう通り、魔王との戦いが具体的になればなるほど、児童書としての面白さは失われていった。
映画化も原作をつまらなくした犯人の1つだろう。“児童書界のスーパースター”であり続ければ、もう少し違う愛され方をした作品だろうに。
映画としてはそこそこ。暗いトーンで統一された映像も悪くはないし、笑いどころもある。
後は、これまで「映画」という比較的ライトなメディアでファンになってくれた人々が、ザッツ・エンターテイメントから外れてきたハリーポッターを許容してくれるかってことじゃないだろうか。
以上、ハズレ2本。
紹介:魔法のラビリンス・カードゲーム
キッズゲーム大賞に選ばれた「魔法のラビリンス」までもが、時代の波に押されてカードゲーム化された。
ど、どうやってカードゲームになるわけ?と思ってしまうが、基本はボードゲームのままコンパクト化され、見えない壁の部分をカード化し、プレイヤーに運用させるという工夫が施された代物。

ボードが入っているわりには小さい箱。
ドライマギアの最小箱より1つ上のサイズと言えばわかりやすいだろうか。
このメーカーの特長の1つはカードイラストの多彩さ。今回も1枚1枚異なったイラストが描かれていて、作りは非常に丁寧だ。
今回のカードゲーム化にあたり、基本的なゲームの目的は「魔法のラビリンス」から変更なし。
お題にあがったマークのマスを目指して、自分のコマを移動させていく。
気定数のマークを集めたら勝利というもの。
大きな違いとして、プレイヤーはマスに描かれたマークに対応したカードをランダムで手札として持っていること。
他のプレイヤーが移動している最中に、このカードを出すことでマークに対応した部屋でブロックをおこなうことができる。つまり、このカードが見えない壁になるわけである。

ごらんのとおり、見た目もほぼ変わらない。
自分の番になったらサイコロを転がして、書かれた数字だけ自分のコマを移動させることができる。
他のプレイヤーは手番中のプレイヤーが入る部屋のカードを持っていれば、それを出してブロックすることができる。
ブロックをされたプレイヤーは自分のコマをスタート地点に戻さなければならないが、代わりにブロックに使用されたカードを受け取ることができる。
ブロックをされればされるほど、自分がもつブロック用のカードが増えるということにもなる。

ブローック!!
他プレイヤーをはじきとばすのは気持ちいいもんだけど、あまり自分ばかりがブロックしていると他プレイヤーのカードが増えて動きづらくなってしまう。
ブロックするかどうかは任意なので、次の自分の順番なども考えつつ運用しよう。
といいつつも、次の手番で自分がゴールに関わってこない限りは戦略もそんなに必要なく、軽い出来上がりなのは好感が持てる。
【所感】
★★★★★★★☆☆☆
なるほど上手く小型化したなって感じです。カードゲームとは言わないと思いますが・・・。
誰が何のカードを持ってるかなという点で記憶も重要ですが、他の人にカードを使わせようと目論んだりできるのが本家との大きな違いです。
値段もお手頃ですし、おススメしたい小型キッズ用ゲームです。
ど、どうやってカードゲームになるわけ?と思ってしまうが、基本はボードゲームのままコンパクト化され、見えない壁の部分をカード化し、プレイヤーに運用させるという工夫が施された代物。

ボードが入っているわりには小さい箱。
ドライマギアの最小箱より1つ上のサイズと言えばわかりやすいだろうか。
このメーカーの特長の1つはカードイラストの多彩さ。今回も1枚1枚異なったイラストが描かれていて、作りは非常に丁寧だ。
今回のカードゲーム化にあたり、基本的なゲームの目的は「魔法のラビリンス」から変更なし。
お題にあがったマークのマスを目指して、自分のコマを移動させていく。
気定数のマークを集めたら勝利というもの。
大きな違いとして、プレイヤーはマスに描かれたマークに対応したカードをランダムで手札として持っていること。
他のプレイヤーが移動している最中に、このカードを出すことでマークに対応した部屋でブロックをおこなうことができる。つまり、このカードが見えない壁になるわけである。

ごらんのとおり、見た目もほぼ変わらない。
自分の番になったらサイコロを転がして、書かれた数字だけ自分のコマを移動させることができる。
他のプレイヤーは手番中のプレイヤーが入る部屋のカードを持っていれば、それを出してブロックすることができる。
ブロックをされたプレイヤーは自分のコマをスタート地点に戻さなければならないが、代わりにブロックに使用されたカードを受け取ることができる。
ブロックをされればされるほど、自分がもつブロック用のカードが増えるということにもなる。

ブローック!!
他プレイヤーをはじきとばすのは気持ちいいもんだけど、あまり自分ばかりがブロックしていると他プレイヤーのカードが増えて動きづらくなってしまう。
ブロックするかどうかは任意なので、次の自分の順番なども考えつつ運用しよう。
といいつつも、次の手番で自分がゴールに関わってこない限りは戦略もそんなに必要なく、軽い出来上がりなのは好感が持てる。
【所感】

なるほど上手く小型化したなって感じです。カードゲームとは言わないと思いますが・・・。
誰が何のカードを持ってるかなという点で記憶も重要ですが、他の人にカードを使わせようと目論んだりできるのが本家との大きな違いです。
値段もお手頃ですし、おススメしたい小型キッズ用ゲームです。
世界ふれあい街歩き 放送時間変更のお知らせ
こんにちは。海長とオビ湾です。
皆さんが毎週楽しみにしている「NHK 世界ふれあい街歩き」総合版ですが、4月から放送時間が変わります。

これまで金曜日の10時45分?でしたが、
来週からは金曜日の10時?になります。
金曜ロードショーの真っ最中ですね。映画のラストが見れないよりも、いっそこのくらいの時間から見れないほうが気持ちよいというものでしょう。
また、大変素晴らしいことに、前週の放送が金曜日の夕方4時5分?再放送されます。
総合版はそもそも再放送ですが、その再放送です。
どうせ見れるわけない時間帯ですが、ないよかいいじゃないですか。
あと、今週も先週に続いて放送休止ですので、楽しみにして帰ってもやってませんよ。
そんでは。
皆さんが毎週楽しみにしている「NHK 世界ふれあい街歩き」総合版ですが、4月から放送時間が変わります。

これまで金曜日の10時45分?でしたが、
来週からは金曜日の10時?になります。
金曜ロードショーの真っ最中ですね。映画のラストが見れないよりも、いっそこのくらいの時間から見れないほうが気持ちよいというものでしょう。
また、大変素晴らしいことに、前週の放送が金曜日の夕方4時5分?再放送されます。
総合版はそもそも再放送ですが、その再放送です。
どうせ見れるわけない時間帯ですが、ないよかいいじゃないですか。
あと、今週も先週に続いて放送休止ですので、楽しみにして帰ってもやってませんよ。
そんでは。
シャマラン忌憚
ゾーイ・デシャネルが変なシー&ヒムというバンドをやってて、バンドマンと結婚したことはファンならご存知のことと思います。
が、その新作プロモーションビデオの狙いどころがよくわからなくて結構微妙です。
監督は「イエスマン」から継続とのこと。
なんか結構ニッチなところを狙ってるような。
独特の声質活かせそうなジャンルはいっぱいあると思うんだけど・・・。
やっぱ変態なんだろうなぁ。
話題チェンジ。
「レディ・イン・ザ・ウォーター」、「ハプニング」で独特のチープ世界を作り出したシャマラン先生の新作が、この夏公開です。

「気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、戦乱の世に調和をもたらす“エアベンダー”の少年アンの戦いの物語」だそうです。ファンタジーですか。
ポカってばかりで資金集めが厳しいと聞いてましたが、ファンタジーをやる金があるんでしょうか。
つまり、今回もあのギリギリのチープ世界が拝めるということかもしれず、不謹慎にもワクワクしております。
とりあえずシャマラン先生に投資した勇気あるパトロンに感謝。あげ過ぎないように注意してください。
話題チェンジ。
魔法のラビリンスのカードゲームが中々いい感じです。

見えない壁を他のプレイヤーがカードで持っている感じです。
「そこは壁じゃーー!」
って感じで弾かれる。そしてそのカードをもらえる。
やってみると、なるほどなぁって感じでわりに魔法のラビリンスでした。
ドライマギアらしくカードのイラストが多彩!値段も安くて◎。
以上です。
おやすみんさい
が、その新作プロモーションビデオの狙いどころがよくわからなくて結構微妙です。
監督は「イエスマン」から継続とのこと。
なんか結構ニッチなところを狙ってるような。
独特の声質活かせそうなジャンルはいっぱいあると思うんだけど・・・。
やっぱ変態なんだろうなぁ。
話題チェンジ。
「レディ・イン・ザ・ウォーター」、「ハプニング」で独特のチープ世界を作り出したシャマラン先生の新作が、この夏公開です。

「気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、戦乱の世に調和をもたらす“エアベンダー”の少年アンの戦いの物語」だそうです。ファンタジーですか。
ポカってばかりで資金集めが厳しいと聞いてましたが、ファンタジーをやる金があるんでしょうか。
つまり、今回もあのギリギリのチープ世界が拝めるということかもしれず、不謹慎にもワクワクしております。
とりあえずシャマラン先生に投資した勇気あるパトロンに感謝。あげ過ぎないように注意してください。
話題チェンジ。
魔法のラビリンスのカードゲームが中々いい感じです。

見えない壁を他のプレイヤーがカードで持っている感じです。
「そこは壁じゃーー!」
って感じで弾かれる。そしてそのカードをもらえる。
やってみると、なるほどなぁって感じでわりに魔法のラビリンスでした。
ドライマギアらしくカードのイラストが多彩!値段も安くて◎。
以上です。
おやすみんさい
スピンオフ紹介:財宝&得点用ドミニオンパンツ
ドミニオンパンツをおススメしていることはこれまで何度も書いたとおりですが、財宝や得点のためのパンツまで出ているとは気がつきませんでした。
特に銅貨や屋敷は分厚くなるのでパンツという発想がなかったんだけど、いざ入れ込んでみると中々いいもんです。

以上7種類。
完全カットされたものからではないものの、パチパチっと外せる台紙にくっついているだけなので、やっぱり制作に10分はかかりません。
★ここで注意!
寸法が非常によくできているため、接着時に側面を押し込みすぎるとカードが数枚入らなくなる可能性があります。きっかりくっつければ問題ありません。そのくらいマッチしているのです。

ぞろ?っと。これで全てのカードがパンツに入ったわけです。
気持ち良いですね。
【所感】
★★★★★★★★☆☆
あまり気にしていませんでしたが、やはり貨幣カードと得点カードもパンツに入ってくれた方が箱を開けたときの視認性が良いです。
初期パンツに比べ、制作ストレスはほとんどなくなっています。
特に銅貨や屋敷は分厚くなるのでパンツという発想がなかったんだけど、いざ入れ込んでみると中々いいもんです。

以上7種類。
完全カットされたものからではないものの、パチパチっと外せる台紙にくっついているだけなので、やっぱり制作に10分はかかりません。
★ここで注意!
寸法が非常によくできているため、接着時に側面を押し込みすぎるとカードが数枚入らなくなる可能性があります。きっかりくっつければ問題ありません。そのくらいマッチしているのです。

ぞろ?っと。これで全てのカードがパンツに入ったわけです。
気持ち良いですね。
【所感】

あまり気にしていませんでしたが、やはり貨幣カードと得点カードもパンツに入ってくれた方が箱を開けたときの視認性が良いです。
初期パンツに比べ、制作ストレスはほとんどなくなっています。
マイレージ、マイライフ★★★★☆
ジョージ・クルーニー演じるは1年のうち300日以上を出張で過ごすリストラ宣告人。
お客さんから依頼を受けて、上司の代わりにクビを宣告する処刑執行役だ。
この仕事、めちゃくちゃキツい。
感情的になる人、理由を問いただす人、冷静に受け止めたのちに自殺する人・・・。
崖に突き落とすほうだって、そうそう平常心でいられたものではない。
(ちなみに、この映画の超リアルなリストラシーンがすごい!笑えん!)
しかしこのスマートなおっさん、ジョージ・クルーニーは平気な顔でやってのける。
毎日、何人もの家族持ちをバッサリとリストラしている。
感情がないわけではない。彼は自分の仕事に情熱を感じている。
彼が仕事について語った言葉に、「(リストラされた人に)希望の光が見えるところまで導く」という台詞がある。このとおり、彼はしっかりと血の通った人間である。相手の気持ちだって、人並み以上に察することができる。
それでありながら、(いや、そうであるからなのか、理由は詳しく描かれないが)彼は人間関係の重さに真っ向立ち向かうことをやめ、鉄の男になった。
鉄の男の孤高の趣味が「マイレージ集め」。目指すは7人目の1000万マイル到達。
このまま出張人生を続けていけば、いつかはその夢もかなうはず・・・。

そこに立ちはだかったのが小娘新入社員、ナタリー。
なんと、リストラ宣告をネットで済ませようと提案する。
このガキャーー!そんな単純な仕事じゃねーぞ!っと反発するジョージ・クルーニーだが、そこはご時世。出張費が85%もカットとなると会社も前向きに動き出す。
反発した分、逆にナタリーの教育係にさせられてしまう彼。
かくして鉄の男の優雅な一人旅は、生意気な小娘を連れたお守り旅となってしまう。
さらに旅先で出合った大人の女性ヴェラ・ファーミガ。
同じ出張族ということでフランクで後腐れない関係だったのだが、これまた小娘の説教でグラリと頭を揺さぶられてしまう鉄の男。
若くて直情的なナタリーと、分かり合えているような気がするヴェラ・ファーミガ。2人の女性とふれあうことで、鉄の男は変わりはじめる。
孤高の存在として生き続けることに何の意味があるのか。自分が捨ててきたものを振り返ってみようと、彼は動き出す。しかし・・・
考えてみればこの物語、最初っから皮肉なことばかりだった。
クルーニーの性格とその仕事ぶり。直情小娘の無情な提案。
なんとも・・・。悲しい男の物語である。
そんな彼がついに1000万マイルを達成する。
夢にまで見た機長との会話。1000万マイルのクラブカード。
ついに成し遂げた!最年少記録達成!
そんな俺の人生って、幸福なんだろうか。
大切であるべき人たちの場所から、あまりにも遠くまで来てしまった。
1000万マイルも離れた遠い空の上で、今日も彼はひとりぼっち。
お客さんから依頼を受けて、上司の代わりにクビを宣告する処刑執行役だ。
この仕事、めちゃくちゃキツい。
感情的になる人、理由を問いただす人、冷静に受け止めたのちに自殺する人・・・。
崖に突き落とすほうだって、そうそう平常心でいられたものではない。
(ちなみに、この映画の超リアルなリストラシーンがすごい!笑えん!)
しかしこのスマートなおっさん、ジョージ・クルーニーは平気な顔でやってのける。
毎日、何人もの家族持ちをバッサリとリストラしている。
感情がないわけではない。彼は自分の仕事に情熱を感じている。
彼が仕事について語った言葉に、「(リストラされた人に)希望の光が見えるところまで導く」という台詞がある。このとおり、彼はしっかりと血の通った人間である。相手の気持ちだって、人並み以上に察することができる。
それでありながら、(いや、そうであるからなのか、理由は詳しく描かれないが)彼は人間関係の重さに真っ向立ち向かうことをやめ、鉄の男になった。
鉄の男の孤高の趣味が「マイレージ集め」。目指すは7人目の1000万マイル到達。
このまま出張人生を続けていけば、いつかはその夢もかなうはず・・・。

そこに立ちはだかったのが小娘新入社員、ナタリー。
なんと、リストラ宣告をネットで済ませようと提案する。
このガキャーー!そんな単純な仕事じゃねーぞ!っと反発するジョージ・クルーニーだが、そこはご時世。出張費が85%もカットとなると会社も前向きに動き出す。
反発した分、逆にナタリーの教育係にさせられてしまう彼。
かくして鉄の男の優雅な一人旅は、生意気な小娘を連れたお守り旅となってしまう。
さらに旅先で出合った大人の女性ヴェラ・ファーミガ。
同じ出張族ということでフランクで後腐れない関係だったのだが、これまた小娘の説教でグラリと頭を揺さぶられてしまう鉄の男。
若くて直情的なナタリーと、分かり合えているような気がするヴェラ・ファーミガ。2人の女性とふれあうことで、鉄の男は変わりはじめる。
孤高の存在として生き続けることに何の意味があるのか。自分が捨ててきたものを振り返ってみようと、彼は動き出す。しかし・・・
考えてみればこの物語、最初っから皮肉なことばかりだった。
クルーニーの性格とその仕事ぶり。直情小娘の無情な提案。
なんとも・・・。悲しい男の物語である。
そんな彼がついに1000万マイルを達成する。
夢にまで見た機長との会話。1000万マイルのクラブカード。
ついに成し遂げた!最年少記録達成!
そんな俺の人生って、幸福なんだろうか。
大切であるべき人たちの場所から、あまりにも遠くまで来てしまった。
1000万マイルも離れた遠い空の上で、今日も彼はひとりぼっち。
紹介:満載
ボードゲームの箱ほど嵩張るものはない。
上げ底したり、無駄な仕切りで箱を大きくしたりして、値段と見た目のバランスを取ろうとしているのだろう。
そんな中、とにかく無駄をそぎ落としたミニマムサイズが好印象なアドルング。
正直いきすぎて逆にチープにも見えてしまうのがやや難だが、下手したら筆箱に入りそうなんだから恐れ入る。

トラックにできるだけ荷物を積み込むゲーム、「満載」。
テーマ的にはついこの間KOSMOSから出ていた「ザックンパック」に似ている感じだけど、こちらは運要素がめちゃめちゃ強いめくり系ゲーム。

まずは荷物カードを裏向きにしてばらまき。
手番になったら1枚めくって、それをトラックに積むかどうか決める。
トラックに積むときは、数字の小さい順に並んでいないといけない。大きな数字を先にとってしまうと、あとから若い数字を入れられないというわけだ。そう。要はロストシティの法則である。
積めない&積みたくない荷物は裏向きにして戻す。
この辺は記憶ゲーム。

こんな風に付け足していく・・・。
得点はカードの枚数にプラスして、
・10枚積めたら
・広告1つにつき
・同じ色の荷物を3つ積めたら
が得点になる。
とくに同じ色の荷物は大得点なので積極的に狙いたいところ。

得点計算の様子。
だいたい皆同じくらいのスピードで積んでいくので、同じ色3枚ってのはかなり難しい。
なんともまぁ、かなり運強めのゲーム。
【所感】
★★★★☆☆☆☆☆☆
数字を気にかけて積んでいかないといけないんですが、めくり運が強烈なのでけっこうどうにもなりません。
特に小さい数字を載せたい序盤のテンポが悪いです。抜け出された人は普通に進むとまず勝てないので、とにかく同色揃えを狙う手段がよろしいかと。
トラックが長くなっていくところなどの見た目がおもしろいので、ライトに遊びたいときに○。
上げ底したり、無駄な仕切りで箱を大きくしたりして、値段と見た目のバランスを取ろうとしているのだろう。
そんな中、とにかく無駄をそぎ落としたミニマムサイズが好印象なアドルング。
正直いきすぎて逆にチープにも見えてしまうのがやや難だが、下手したら筆箱に入りそうなんだから恐れ入る。

トラックにできるだけ荷物を積み込むゲーム、「満載」。
テーマ的にはついこの間KOSMOSから出ていた「ザックンパック」に似ている感じだけど、こちらは運要素がめちゃめちゃ強いめくり系ゲーム。

まずは荷物カードを裏向きにしてばらまき。
手番になったら1枚めくって、それをトラックに積むかどうか決める。
トラックに積むときは、数字の小さい順に並んでいないといけない。大きな数字を先にとってしまうと、あとから若い数字を入れられないというわけだ。そう。要はロストシティの法則である。
積めない&積みたくない荷物は裏向きにして戻す。
この辺は記憶ゲーム。

こんな風に付け足していく・・・。
得点はカードの枚数にプラスして、
・10枚積めたら
・広告1つにつき
・同じ色の荷物を3つ積めたら
が得点になる。
とくに同じ色の荷物は大得点なので積極的に狙いたいところ。

得点計算の様子。
だいたい皆同じくらいのスピードで積んでいくので、同じ色3枚ってのはかなり難しい。
なんともまぁ、かなり運強めのゲーム。
【所感】

数字を気にかけて積んでいかないといけないんですが、めくり運が強烈なのでけっこうどうにもなりません。
特に小さい数字を載せたい序盤のテンポが悪いです。抜け出された人は普通に進むとまず勝てないので、とにかく同色揃えを狙う手段がよろしいかと。
トラックが長くなっていくところなどの見た目がおもしろいので、ライトに遊びたいときに○。
NINE★★★★☆
フェデリコ・フェリーニの「8 1/2」は「道」と並んで、思い出の深い映画。
映画ファンなった切っ掛けの1つでもあり、この2本は常にマイベスト10に入っている。
その「8 1/2」を舞台化したという「NINE」を観る機会には残念ながら恵まれていないものの、“9人の女性が1人ずつ主人公に絡んでいくという”という設定を聞いただけでサブイボがたった。
(ちなみに原作の「8 1/2」では、女性の数とタイトルに関係はない)
自分には舞台ミュージカルとなると敷居が高いが、今回のように映画化されることでその片鱗でも拝める機会を持てたのは大変ありがたい。
ただ前提として、「NINE」はあくまで舞台ミュージカルの映画化であり、「8 1/2」とはまったくの別物。
ダニエル・デイルイスを起用している点に顕著だが、むしろ舞台版のゴージャス感を味うべきということだろう。
故にこれは「8 1/2」とは異なり、フェリーニの自叙伝では“まったく”ない。
と、僕は理解している。

スランプに陥った有名監督グイドが、妻、愛人、友人と様々な女性と絡み合う様を、ブロードウェイミュージカルの手法でエモーショナルに描く。
新作「イタリア」を発表したはよいものの、グイドの頭には脚本はおろか構想もない。グイドは、彼を愛してくれる女性にすがりつくことでプレッシャーから逃避し、母性に救いを求めている。
結局グイドは全てを失ったのか、手に入れたのか。
彼自身さえも気付かないうちに人生は再生している。
人生って不思議。
大筋で観ると語ることの多い映画ではないのに、心に響く映画だった。
いやまいった。
さすがはチーム・オスカー!
ダニエル・デイルイスの名演はもちろんにしても、さすがはロブ。凄まじいミュージカルシーン!演じる大御所も気合満点。オスカー女優ならこのくらいは当たり前!とでも言わんばかりの大迫力。それぞれが存在感を競い合って甲乙付けがたし!
モーリー・イェストンの曲がまたサイコーで言うことなし。即行サントラ購入レベル。
ケイト・ハドソンかっこよすぎる。
とりあえず男性は観て損することはないでしょう。めちゃんこセクシー。
是非劇場で鑑賞いただきたい。ペネロペでKO。
しかし前述したとおり、この映画はフェリーニの「8 1/2」ではない。
この2つの映画はまったく別の映画である。
でも不思議なことに、僕はあの言葉を思い出して最後には涙が出た。
この映画を楽しむには、僕らもフェリーニから解放されないといけないのかもしれない。9歳の自分を抱くグイドを見て、ふとそう思った。
だから少しだけ、言葉を変えて・・・
映画は祭りだ。一緒に楽しもう。
これにてお開き
映画ファンなった切っ掛けの1つでもあり、この2本は常にマイベスト10に入っている。
その「8 1/2」を舞台化したという「NINE」を観る機会には残念ながら恵まれていないものの、“9人の女性が1人ずつ主人公に絡んでいくという”という設定を聞いただけでサブイボがたった。
(ちなみに原作の「8 1/2」では、女性の数とタイトルに関係はない)
自分には舞台ミュージカルとなると敷居が高いが、今回のように映画化されることでその片鱗でも拝める機会を持てたのは大変ありがたい。
ただ前提として、「NINE」はあくまで舞台ミュージカルの映画化であり、「8 1/2」とはまったくの別物。
ダニエル・デイルイスを起用している点に顕著だが、むしろ舞台版のゴージャス感を味うべきということだろう。
故にこれは「8 1/2」とは異なり、フェリーニの自叙伝では“まったく”ない。
と、僕は理解している。

スランプに陥った有名監督グイドが、妻、愛人、友人と様々な女性と絡み合う様を、ブロードウェイミュージカルの手法でエモーショナルに描く。
新作「イタリア」を発表したはよいものの、グイドの頭には脚本はおろか構想もない。グイドは、彼を愛してくれる女性にすがりつくことでプレッシャーから逃避し、母性に救いを求めている。
結局グイドは全てを失ったのか、手に入れたのか。
彼自身さえも気付かないうちに人生は再生している。
人生って不思議。
大筋で観ると語ることの多い映画ではないのに、心に響く映画だった。
いやまいった。
さすがはチーム・オスカー!
ダニエル・デイルイスの名演はもちろんにしても、さすがはロブ。凄まじいミュージカルシーン!演じる大御所も気合満点。オスカー女優ならこのくらいは当たり前!とでも言わんばかりの大迫力。それぞれが存在感を競い合って甲乙付けがたし!
モーリー・イェストンの曲がまたサイコーで言うことなし。即行サントラ購入レベル。
ケイト・ハドソンかっこよすぎる。
とりあえず男性は観て損することはないでしょう。めちゃんこセクシー。
是非劇場で鑑賞いただきたい。ペネロペでKO。
しかし前述したとおり、この映画はフェリーニの「8 1/2」ではない。
この2つの映画はまったく別の映画である。
でも不思議なことに、僕はあの言葉を思い出して最後には涙が出た。
この映画を楽しむには、僕らもフェリーニから解放されないといけないのかもしれない。9歳の自分を抱くグイドを見て、ふとそう思った。
だから少しだけ、言葉を変えて・・・
映画は祭りだ。一緒に楽しもう。
これにてお開き
スピンオフ紹介:へそくり用ドミニオンパンツ
「ドミニオンへの招待」に付属しているプロモーションカード「へそくり」用に、早くもすごろくやからドミニオンパンツが発売されている。
しかもカット済みとのこと。
初代から作成している身としては、あのカット作業がなくなるだけで相当楽になるというのが正直な気持ちである。
(初代ドミニオンパンツは制作に1時間?1.5時間)
その後たびたびの改良がなされ、ついに今回の「へそくり用パンツ」である。

もう折るだけ。
カットされているのみならず、いつもカッターで入れていたあの切れ目を入れる必要がないのだ。

ということでものの1分弱で終了。
すごく楽になった。
もうこの先は“完成済みで箱に入っている”くらいしかないんじゃないかな。
【所感】
★★★★★★★★☆☆
セットの面倒なゲームなんで、パンツ導入はまじおすすめです。
しかもカット済みとのこと。
初代から作成している身としては、あのカット作業がなくなるだけで相当楽になるというのが正直な気持ちである。
(初代ドミニオンパンツは制作に1時間?1.5時間)
その後たびたびの改良がなされ、ついに今回の「へそくり用パンツ」である。

もう折るだけ。
カットされているのみならず、いつもカッターで入れていたあの切れ目を入れる必要がないのだ。

ということでものの1分弱で終了。
すごく楽になった。
もうこの先は“完成済みで箱に入っている”くらいしかないんじゃないかな。
【所感】

セットの面倒なゲームなんで、パンツ導入はまじおすすめです。
フィリップ、きみを愛してる!★★★☆☆
「フィリップ、きみを愛してる!」はIQ169の実在した詐欺師をもとにした映画であり、彼がある男性を愛した記録を“人生は喜劇である”テイストに仕上げた爽快な作品である。

両親に捨てられ、養子として育ったスティーブン(ジム・キャリー)は、生まれつきの同性愛者。妻と子を持ち、偽りとは言え幸せな生活を送っていたスティーブンだが、ある日の交通事故をきっかけに全てをカミングアウトして本来の自分らしく生きようと決意する。
あっさりと妻子を捨ててゲイ生活に没頭し、その派手(らしい)な生活を支えるために保険金詐欺を始めるのだが、やはり逃げ切れるわけもなく、テキサスの刑務所で懲役につくことになる。
そんなとき彼が出会ったのがフィリップ・モリス(ユアン)である。
少女的で優しいフィリップに一目惚れしたスティーブンは、彼のためにあらゆる手段を使って尽くし始める。彼に尽くすためならどれだけ自分の手が汚れてもかまわない!ここからはもう、とにかくスティーブンの暴走と奇跡の数々。
これが実話だというのだから驚きである。
ここからは所感だが、どうもジム・キャリーという俳優の特性と、IQ169の破天荒な天才詐欺師という組み合わせがしっくりきていないように思う。
その型破りな見栄えからして相性がよさそうな組み合わせではあるが、どうもその破天荒さを支えているものが違うように思うのだ。深い部分で繋がらない配役である。
ジム・キャリーは間違いなく天才だと思うが、このコメディよりの名俳優が演じるにはIQ169の詐欺師というテーマでさえ、少々リアルすぎたのかもしれない。
ジム・キャリーの持ち味である演技上の小ネタが非常に少なく、よさが出ているとは言いがたかった。久々に役に喰われている彼を見たというのが率直な感想だ。
そもそも、ユアン・マクレガーがゲイ役をやるというのはニュースだが、ジム・キャリーがゲイ役をやると聞いたときは少々顔が曇ったものだ。
ジム・キャリーが冗談でやるゲイネタは面白いが、本気のゲイ役というそのまんまな配役はいかがなものかと思ったからだ。
この映画には、残念ながらそうした不安が的中する部分もあるし、逆にこの場面にはジム・キャリーが必要だったと思わせる部分もある。
結局のところ+?ゼロという及第点に収まってしまった印象を受けた。
逆にユアンの少女っぷりはそこそこ見応えがあり、彼がジェダイマスターだったことなど露とも感じさせない演技だった。
正直、映画全体を通して“良くも悪くも”というのが第一印象。
ナイーブなゲイ映画なのか、詐欺師の活躍する痛快映画なのか、いずれにしてもボンヤリしており、そのどちらかにしようという気は監督にはないようだ。
それが良いほうに転んでいる面もある(ラストの奇抜などんでん返しはとてもユニーク)が、やはり作品としての輪郭が見えない印象が残る。
シーンの繋ぎがやけに軽薄で、進行が痛快な分、中身は軽め。
タイトルの良さと、絵の面白さからはじけた映画を期待していた分、ややインパクト薄となってしまった。

両親に捨てられ、養子として育ったスティーブン(ジム・キャリー)は、生まれつきの同性愛者。妻と子を持ち、偽りとは言え幸せな生活を送っていたスティーブンだが、ある日の交通事故をきっかけに全てをカミングアウトして本来の自分らしく生きようと決意する。
あっさりと妻子を捨ててゲイ生活に没頭し、その派手(らしい)な生活を支えるために保険金詐欺を始めるのだが、やはり逃げ切れるわけもなく、テキサスの刑務所で懲役につくことになる。
そんなとき彼が出会ったのがフィリップ・モリス(ユアン)である。
少女的で優しいフィリップに一目惚れしたスティーブンは、彼のためにあらゆる手段を使って尽くし始める。彼に尽くすためならどれだけ自分の手が汚れてもかまわない!ここからはもう、とにかくスティーブンの暴走と奇跡の数々。
これが実話だというのだから驚きである。
ここからは所感だが、どうもジム・キャリーという俳優の特性と、IQ169の破天荒な天才詐欺師という組み合わせがしっくりきていないように思う。
その型破りな見栄えからして相性がよさそうな組み合わせではあるが、どうもその破天荒さを支えているものが違うように思うのだ。深い部分で繋がらない配役である。
ジム・キャリーは間違いなく天才だと思うが、このコメディよりの名俳優が演じるにはIQ169の詐欺師というテーマでさえ、少々リアルすぎたのかもしれない。
ジム・キャリーの持ち味である演技上の小ネタが非常に少なく、よさが出ているとは言いがたかった。久々に役に喰われている彼を見たというのが率直な感想だ。
そもそも、ユアン・マクレガーがゲイ役をやるというのはニュースだが、ジム・キャリーがゲイ役をやると聞いたときは少々顔が曇ったものだ。
ジム・キャリーが冗談でやるゲイネタは面白いが、本気のゲイ役というそのまんまな配役はいかがなものかと思ったからだ。
この映画には、残念ながらそうした不安が的中する部分もあるし、逆にこの場面にはジム・キャリーが必要だったと思わせる部分もある。
結局のところ+?ゼロという及第点に収まってしまった印象を受けた。
逆にユアンの少女っぷりはそこそこ見応えがあり、彼がジェダイマスターだったことなど露とも感じさせない演技だった。
正直、映画全体を通して“良くも悪くも”というのが第一印象。
ナイーブなゲイ映画なのか、詐欺師の活躍する痛快映画なのか、いずれにしてもボンヤリしており、そのどちらかにしようという気は監督にはないようだ。
それが良いほうに転んでいる面もある(ラストの奇抜などんでん返しはとてもユニーク)が、やはり作品としての輪郭が見えない印象が残る。
シーンの繋ぎがやけに軽薄で、進行が痛快な分、中身は軽め。
タイトルの良さと、絵の面白さからはじけた映画を期待していた分、ややインパクト薄となってしまった。
小遠征より帰還いたしました
この週末は、オビ湾生誕の地「静岡」の防衛任務を任されて小遠征に出ておりました。

※活気溢れる焼津前線基地
その後、戦勝祝いにとろろ汁の名所へ向かい、近所の匠宿で東海道の工芸技術に感嘆し、爆睡してるうちに家に着いた。
だそうです。

※活気溢れる焼津前線基地
その後、戦勝祝いにとろろ汁の名所へ向かい、近所の匠宿で東海道の工芸技術に感嘆し、爆睡してるうちに家に着いた。
だそうです。
スピンオフ紹介:ドミニオンへの招待
ドミニオンシリーズの日本語版を手がけているホビージャパンさんから、ドミニオンの研究書籍「ドミニオンへの招待」が発売されたのは、皆さんご存知のとおり。
そういえば、一時期かなりの回数遊んでたなぁ、と。
「海辺」あたりからキリがない気がしてちょっと遠のいてしまったようだ。
これを機会にちょっとドミニオンの面白さを思い出してみようかなぁなんて、そんな動機で購入した。
事前に告知のあったとおり、これまでにリリースされている全てのカードが紹介されている。
面白いのは、4人のプレイヤーが各カードに10点満点形式の格付けをしているところ。またそれに関するコメントもしっかりと入れられている。
ドミニオンは自分の戦略を妄想していくところが面白さの1つだと思う。だからこの記事は他人の頭を覗いている様で愉快なのだ。
これを読んで、「自分の戦略に磨きをかけよう!」ということも幾分かは可能なのかもしれないが、ご存知のとおりあまりにケースバイケースなので、それを主な目的として購入するのは少々もったいないだろう。
編集側もその辺は計算済みで作ってるんじゃないかな。
付録でついてくる「へそくり」も購入動機の1つ。
資金繰りを若干調整できるカードということで、他のプロモーションカードに比べるとやや地味。
ひょっとしていっぱいあったら・・・?
※すごろくやさんにて「へそくり用ドミニオンパンツ/カット済」も発売中。
しかしどうしても気になってしまうのが、目次をすぎると突然始まる“萌え調マンガ”。
おおよそドミニオンというゲームからは連想できない体操着ブルマの女の子と、ロボットの女子高生?が登場して初心者向けの解説をする・・・。
でもね、これを表紙に持ってこないところがホビージャパンさんの優しいところですよ。外から見る限りはわからないので所蔵するうえでは障害がない。
【所感】
★★★★★★☆☆☆☆
ボードゲームのこういう本ってやっぱり新鮮ですね。そういう意味で楽しめる部分があります。勝ちたいならこうしろ!って本ではなく、みんながどんなこと考えてるのかに焦点があたっているところが気軽で良かったです。(まぁ、みんな勝つために考えてるんですけど・・・)
ドミニオンを引っ張り出してやりたくなりました。
![]() | ドミニオンへの招待 (2010/03/12) 不明 商品詳細を見る |
そういえば、一時期かなりの回数遊んでたなぁ、と。
「海辺」あたりからキリがない気がしてちょっと遠のいてしまったようだ。
これを機会にちょっとドミニオンの面白さを思い出してみようかなぁなんて、そんな動機で購入した。
事前に告知のあったとおり、これまでにリリースされている全てのカードが紹介されている。
面白いのは、4人のプレイヤーが各カードに10点満点形式の格付けをしているところ。またそれに関するコメントもしっかりと入れられている。
ドミニオンは自分の戦略を妄想していくところが面白さの1つだと思う。だからこの記事は他人の頭を覗いている様で愉快なのだ。
これを読んで、「自分の戦略に磨きをかけよう!」ということも幾分かは可能なのかもしれないが、ご存知のとおりあまりにケースバイケースなので、それを主な目的として購入するのは少々もったいないだろう。
編集側もその辺は計算済みで作ってるんじゃないかな。
付録でついてくる「へそくり」も購入動機の1つ。
資金繰りを若干調整できるカードということで、他のプロモーションカードに比べるとやや地味。
ひょっとしていっぱいあったら・・・?
※すごろくやさんにて「へそくり用ドミニオンパンツ/カット済」も発売中。
しかしどうしても気になってしまうのが、目次をすぎると突然始まる“萌え調マンガ”。
おおよそドミニオンというゲームからは連想できない体操着ブルマの女の子と、ロボットの女子高生?が登場して初心者向けの解説をする・・・。
でもね、これを表紙に持ってこないところがホビージャパンさんの優しいところですよ。外から見る限りはわからないので所蔵するうえでは障害がない。
【所感】

ボードゲームのこういう本ってやっぱり新鮮ですね。そういう意味で楽しめる部分があります。勝ちたいならこうしろ!って本ではなく、みんながどんなこと考えてるのかに焦点があたっているところが気軽で良かったです。(まぁ、みんな勝つために考えてるんですけど・・・)
ドミニオンを引っ張り出してやりたくなりました。
ミステリーエクスプレス全貌明らかに!読むのめんどくせ?!
しまった!いつの間にかミステリーエクスプレスのルールが公開されているではないか!
※ホームページより英語・仏語ダウンロード可能

コンポーネントすげー!
DoWのゲームはこれまで「コロセウム」が一番かっちょいいかなと思ってたけど、この胸像は何!?
ぐぐぐ・・・やるな!
過去の映画キャラを匂わせるとは、ずるいぞ。
日本版作る機会があったらコナンでも入れとけ。
んで、もちろんルールを読み始めるわけだけども・・・・。
め、めんどくせぇ!
ページ数少なく見えるだけで結構ボリュームあるぞ。
絶対和訳しません。
※ホームページより英語・仏語ダウンロード可能

コンポーネントすげー!
DoWのゲームはこれまで「コロセウム」が一番かっちょいいかなと思ってたけど、この胸像は何!?
ぐぐぐ・・・やるな!
過去の映画キャラを匂わせるとは、ずるいぞ。
日本版作る機会があったらコナンでも入れとけ。
んで、もちろんルールを読み始めるわけだけども・・・・。
め、めんどくせぇ!
ページ数少なく見えるだけで結構ボリュームあるぞ。
絶対和訳しません。
(500)日のサマー★★★★☆
“はじめに言っておくが、この映画は恋愛映画ではない。”
これは「(500)日のサマー」冒頭に述べられるメッセージである。
この映画を観た人は、それを嘘だと言ってもいいし、本当だったと言っても良い。
この言葉の真意を確かめるという視点だけでも、この映画には観るおもしろさがある。
観た後ずいぶんと放っておいたのは、この映画があまりにも“オタク的”であるため、観ている最中は常にニヤニヤしてしまって、もう楽しくて内容なんかほとんど覚えていなかったからなのだ。
んで、なんで今になって掘り返すか。
それはつい先日、ジムキャリの「イエスマン」を観ていて、やっぱり絶対絶対、ゾーイ・デシャネルはめちゃんこ可愛いのだという確信にいたったから。
最初に彼女を観たのは「AlmostFamous(あの頃、ペニーレインと)」で、S&Gの歌詞になぞってスチュワーデスになった、あの綺麗なお姉ちゃんを演じたときだった。(今回も重要なシーンでS&Gのブックエンドが流れたけど、「AlmostFamous」でも同じアルバムからの選曲だった。これって偶然?)
あれからもう10年。多数の綺麗どころを演じてきた彼女だけど、やっぱり“変人だけど可愛い子”が完璧なはまり役だ。

運命の恋と真実の愛を信じる主人公トム。彼の職業はカード専門のコピーライター。
あるとき上司の秘書として同年代の可愛い女の子、サマーが入社する。
一目ぼれしたトムは、おおよそ男性ならば誰でも共感できるこっ恥ずかしい試練を経て、ついにサマーと良い仲になれたと思ったのだが・・・・。
サマーは格好も中身もちょっとしたヒッピー気質。
運命の恋なんて信じちゃいないし、いつ終わるかわからない関係に約束なんてしたくない。
ヘンテコな用でヘンテコでない、妙にリアルな2人の500日間。
時系列を巧みに操作しながら物語は進んでいく。
この映画、とにかく魅せ方が新鮮で小気味良い。
先ほど“オタク的映画”と言った理由のひとつでもあるが、「アメリ」や「アニーホール」といった過去の変態的恋愛映画の影響(というかもう、オマージュ?)が随所に見られる。
シーン繋ぎの演出がとてもコミカルで、俳優人の名演とあいまって最高に笑わせてくれる。特に2つの映像を使った妄想と現実のユニークなシーンは超納得&超リアル!もうあるある過ぎてコメントが出ない。
物語を包む雰囲気にも独特のものがある。それはこの映画が“何か決まってしまっている結末”に向けて、モヤモヤと、しかし確実に進んでいく残酷さを持っているからなのかもしれない。
「頑張ればまたうまく行くかも!」
こういう悲しい希望。男子なら少なからずわかっちゃう気持ち。
なんとも心を打つじゃありませんか。
最後のベンチでの会話。それ言うのってすごくずるい、って思うのと同時に、何かが肯定されたあの場面。とても素敵。
そして。この映画のタイトルにある“500”って、括弧で括られてるじゃないですか。ねぇ。もう、サイコーですよ。この映画。
作品全体に漂うウィットな感覚が、なんとも良いセンス。
選曲なんかもう“ぐう”の音も出ない。
数年に一度の超傑作“恋愛映画”です。
追記:
ハンソロが出るよ!
これは「(500)日のサマー」冒頭に述べられるメッセージである。
この映画を観た人は、それを嘘だと言ってもいいし、本当だったと言っても良い。
この言葉の真意を確かめるという視点だけでも、この映画には観るおもしろさがある。
観た後ずいぶんと放っておいたのは、この映画があまりにも“オタク的”であるため、観ている最中は常にニヤニヤしてしまって、もう楽しくて内容なんかほとんど覚えていなかったからなのだ。
んで、なんで今になって掘り返すか。
それはつい先日、ジムキャリの「イエスマン」を観ていて、やっぱり絶対絶対、ゾーイ・デシャネルはめちゃんこ可愛いのだという確信にいたったから。
最初に彼女を観たのは「AlmostFamous(あの頃、ペニーレインと)」で、S&Gの歌詞になぞってスチュワーデスになった、あの綺麗なお姉ちゃんを演じたときだった。(今回も重要なシーンでS&Gのブックエンドが流れたけど、「AlmostFamous」でも同じアルバムからの選曲だった。これって偶然?)
あれからもう10年。多数の綺麗どころを演じてきた彼女だけど、やっぱり“変人だけど可愛い子”が完璧なはまり役だ。

運命の恋と真実の愛を信じる主人公トム。彼の職業はカード専門のコピーライター。
あるとき上司の秘書として同年代の可愛い女の子、サマーが入社する。
一目ぼれしたトムは、おおよそ男性ならば誰でも共感できるこっ恥ずかしい試練を経て、ついにサマーと良い仲になれたと思ったのだが・・・・。
サマーは格好も中身もちょっとしたヒッピー気質。
運命の恋なんて信じちゃいないし、いつ終わるかわからない関係に約束なんてしたくない。
ヘンテコな用でヘンテコでない、妙にリアルな2人の500日間。
時系列を巧みに操作しながら物語は進んでいく。
この映画、とにかく魅せ方が新鮮で小気味良い。
先ほど“オタク的映画”と言った理由のひとつでもあるが、「アメリ」や「アニーホール」といった過去の変態的恋愛映画の影響(というかもう、オマージュ?)が随所に見られる。
シーン繋ぎの演出がとてもコミカルで、俳優人の名演とあいまって最高に笑わせてくれる。特に2つの映像を使った妄想と現実のユニークなシーンは超納得&超リアル!もうあるある過ぎてコメントが出ない。
物語を包む雰囲気にも独特のものがある。それはこの映画が“何か決まってしまっている結末”に向けて、モヤモヤと、しかし確実に進んでいく残酷さを持っているからなのかもしれない。
「頑張ればまたうまく行くかも!」
こういう悲しい希望。男子なら少なからずわかっちゃう気持ち。
なんとも心を打つじゃありませんか。
最後のベンチでの会話。それ言うのってすごくずるい、って思うのと同時に、何かが肯定されたあの場面。とても素敵。
そして。この映画のタイトルにある“500”って、括弧で括られてるじゃないですか。ねぇ。もう、サイコーですよ。この映画。
作品全体に漂うウィットな感覚が、なんとも良いセンス。
選曲なんかもう“ぐう”の音も出ない。
数年に一度の超傑作“恋愛映画”です。
追記:
ハンソロが出るよ!
アカデミー2009 ハート・ロッカーが制す
ついにアカデミー賞各賞が出揃った!
近年の地味なイメージを覆すため・・・という動きはそれほど大きくならなかった模様。
※オスカー公式ページより 結果抜粋
●=受賞作
△=主な対抗馬
≪作品賞≫
●ハート・ロッカー

Winner!
△アバター
△マイレージ・マイライフ
△プレシャス
≪主演男優賞≫
●ジェフ・ブリッジス(Crazy Heart)
△ジェレミー・レナー(ハートロッカー)
△ジョージ・クルーニー(マイレージ・マイライフ)
≪主演女優賞≫
●サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)
△メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)
≪助演男優賞≫
●クリストフ・ヴァルツ(イングロリアス・バスターズ)
△マット・デイモン(インビクタス)
≪助演女優賞≫
●モニーク(プレシャス)
△ペネロペ・クルス(ナイン)
△アナ・ケンドリック(マイレージ・マイライフ)
≪長編アニメーション賞≫
●カールじいさんの空飛ぶ家
△ファンタスティックMr.FOX
≪美術賞≫
●アバター
△ドクターパルサナスの鏡
△ナイン
≪撮影賞≫
●アバター
△ハート・ロッカー
△ホワイト・リボン
≪衣装デザイン賞≫
●ヴィクトリア女王 世紀の愛
△ココ・アヴァン・シャネル
△ナイン
≪監督賞≫
●キャスリン・ビグロー(ハート・ロッカー)
△ジェイムズ・キャメロン(アバター)
△ジェイソン・ライトマン(マイレージ・マイライフ)
≪ドキュメンタリー賞≫
●The Cove
≪ドキュメンタリー短編賞≫
●Music by Prudence
≪編集賞≫
●ハート・ロッカー
△アバター
△プレシャス
≪外国語映画賞≫
●瞳の奥の秘密(アルゼンチン)
△ホワイト・リボン(ドイツ)
≪メイクアップ賞≫
●スタートレック
△ヴィクトリア女王 世紀の愛
≪作曲賞≫
●カールじいさんの空飛ぶ家
△ハート・ロッカー
△シャーロック・ホームズ
≪オリジナル歌曲賞≫
●The Weary Kind(Crazy Heart)
△Take It All(ナイン)
≪短編アニメーション賞≫
●Logorama
△ウォレスとグルミット“ベーカリー街の悪夢”
≪実写短編賞≫
●The New Tenants
≪音響編集賞≫
●ハートロッカー
△スタートレック
△カールじいさんの空飛ぶ家
△アバター
≪音響賞≫
●ハートロッカー
△スタートレック
△アバター
△トランスフォーマー・リベンジ
≪視覚効果賞≫
●アバター
△スタートレック
△第9地区
≪脚色賞≫
●プレシャス
△マイレージ・マイライフ
△17歳の肖像
≪脚本賞≫
●ハート・ロッカー
△イングロリアス・バスターズ
△カールじいさんの空飛ぶ家
今回は半分近く鑑賞済みの映画だったので非常に面白かった。
結果としては映画の力量に応じた順当な顔ぶれになったのではないだろうか。
ハートロッカーは6冠ということだが、中東での撮影を含め、褒めてあげたい部分がたくさんある。他ノミネート部門も惜敗というところだろう。

ハリウッドを取り巻く状況から、自分はアバターがオスカーなのではないかと思っていた。ハート・ロッカーは作品賞にしてはコアすぎると思ったのだ。実際、戦争映画の受賞はプラトーンが最後ではなかったか。
アバターがオスカーとなると、それはそれで賞として嘘っぽさがありすぎる気がしていたので、少々ほっとしていたりもする。

アバターは通常の映画館とIMAXの両方で観たが、映像関連の賞だけ取れば十分ではなかろうか。この辺は以前記事に書いたとおり。
意外な伸びを見せたのが「プレシャス」と「カールじいさんの空飛ぶ家」だ。

それぞれ2冠の活躍だが、ノミネート部門も多く、下手をすれば3冠以上も有り得る状況だった。
対して元最優秀候補の「マイレージ・マイライフ」は無冠。
でもすごく期待していたりする。超面白そう。
もひとつついでに、「The Cove」が長編ドキュメンタリーを制したのはこの作品にとって大きな宣伝力になるかもしれない。和歌山県で伝統的に続けられているイルカ漁をテーマにした環境啓発映画のようであるが、調べてみる限りかなり濃密な内容のようだ。

日本にもまだ知られざる伝統があることには驚いた。よそ様の食べ物についてどうこういう権利があるのか、非常に難しい問題なのでコメントのしようがないが、衝撃的な映像であるのは確かだ。なんかいやらしい?。
ということで残り半分の映画を観つつ、また振り返っていければと。
近年の地味なイメージを覆すため・・・という動きはそれほど大きくならなかった模様。
※オスカー公式ページより 結果抜粋
●=受賞作
△=主な対抗馬
≪作品賞≫
●ハート・ロッカー

Winner!
△アバター
△マイレージ・マイライフ
△プレシャス
≪主演男優賞≫
●ジェフ・ブリッジス(Crazy Heart)
△ジェレミー・レナー(ハートロッカー)
△ジョージ・クルーニー(マイレージ・マイライフ)
≪主演女優賞≫
●サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)
△メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)
≪助演男優賞≫
●クリストフ・ヴァルツ(イングロリアス・バスターズ)
△マット・デイモン(インビクタス)
≪助演女優賞≫
●モニーク(プレシャス)
△ペネロペ・クルス(ナイン)
△アナ・ケンドリック(マイレージ・マイライフ)
≪長編アニメーション賞≫
●カールじいさんの空飛ぶ家
△ファンタスティックMr.FOX
≪美術賞≫
●アバター
△ドクターパルサナスの鏡
△ナイン
≪撮影賞≫
●アバター
△ハート・ロッカー
△ホワイト・リボン
≪衣装デザイン賞≫
●ヴィクトリア女王 世紀の愛
△ココ・アヴァン・シャネル
△ナイン
≪監督賞≫
●キャスリン・ビグロー(ハート・ロッカー)
△ジェイムズ・キャメロン(アバター)
△ジェイソン・ライトマン(マイレージ・マイライフ)
≪ドキュメンタリー賞≫
●The Cove
≪ドキュメンタリー短編賞≫
●Music by Prudence
≪編集賞≫
●ハート・ロッカー
△アバター
△プレシャス
≪外国語映画賞≫
●瞳の奥の秘密(アルゼンチン)
△ホワイト・リボン(ドイツ)
≪メイクアップ賞≫
●スタートレック
△ヴィクトリア女王 世紀の愛
≪作曲賞≫
●カールじいさんの空飛ぶ家
△ハート・ロッカー
△シャーロック・ホームズ
≪オリジナル歌曲賞≫
●The Weary Kind(Crazy Heart)
△Take It All(ナイン)
≪短編アニメーション賞≫
●Logorama
△ウォレスとグルミット“ベーカリー街の悪夢”
≪実写短編賞≫
●The New Tenants
≪音響編集賞≫
●ハートロッカー
△スタートレック
△カールじいさんの空飛ぶ家
△アバター
≪音響賞≫
●ハートロッカー
△スタートレック
△アバター
△トランスフォーマー・リベンジ
≪視覚効果賞≫
●アバター
△スタートレック
△第9地区
≪脚色賞≫
●プレシャス
△マイレージ・マイライフ
△17歳の肖像
≪脚本賞≫
●ハート・ロッカー
△イングロリアス・バスターズ
△カールじいさんの空飛ぶ家
今回は半分近く鑑賞済みの映画だったので非常に面白かった。
結果としては映画の力量に応じた順当な顔ぶれになったのではないだろうか。
ハートロッカーは6冠ということだが、中東での撮影を含め、褒めてあげたい部分がたくさんある。他ノミネート部門も惜敗というところだろう。

ハリウッドを取り巻く状況から、自分はアバターがオスカーなのではないかと思っていた。ハート・ロッカーは作品賞にしてはコアすぎると思ったのだ。実際、戦争映画の受賞はプラトーンが最後ではなかったか。
アバターがオスカーとなると、それはそれで賞として嘘っぽさがありすぎる気がしていたので、少々ほっとしていたりもする。

アバターは通常の映画館とIMAXの両方で観たが、映像関連の賞だけ取れば十分ではなかろうか。この辺は以前記事に書いたとおり。
意外な伸びを見せたのが「プレシャス」と「カールじいさんの空飛ぶ家」だ。

それぞれ2冠の活躍だが、ノミネート部門も多く、下手をすれば3冠以上も有り得る状況だった。
対して元最優秀候補の「マイレージ・マイライフ」は無冠。
でもすごく期待していたりする。超面白そう。
もひとつついでに、「The Cove」が長編ドキュメンタリーを制したのはこの作品にとって大きな宣伝力になるかもしれない。和歌山県で伝統的に続けられているイルカ漁をテーマにした環境啓発映画のようであるが、調べてみる限りかなり濃密な内容のようだ。

日本にもまだ知られざる伝統があることには驚いた。よそ様の食べ物についてどうこういう権利があるのか、非常に難しい問題なのでコメントのしようがないが、衝撃的な映像であるのは確かだ。なんかいやらしい?。
ということで残り半分の映画を観つつ、また振り返っていければと。
ベン坊敗れる 「ラズベリー賞速報」
アカデミー賞の発表が始まっていますが、まずは昨日のラジー賞の結果。
なんと我らがベン坊は2000年代の最低男優賞をとることができませんでした。
栄えある栄冠に輝いたのはエディ・マーフィー先生。そこにくるかぁって感じですが。
ちなみに2000年代最低女優はパリス・ヒルトン。なんだよ。2010年代も取れるんだから今あげなくてもいいだろと個人的には思うところ。
そして今年のゴールデングローブ受賞女優、サンドラブロックがラズベリー女優にも選ばれ、しかも授賞式に参加したというではないか!
「映画を観てから投票してちょうだい」
と、映画のDVDを配ったらしい。
いやぁなんていうか、乗ってる俳優ってやっぱ違うよね。
ちなみにロボコン映画の超傑作「トランスフォーマー・リベンジ」が作品賞になっちゃいました。
興行悪かったんだっけ?下品だから?
なんにせよ男の子だったら喜んで受け取りたい賞だよね!
なんと我らがベン坊は2000年代の最低男優賞をとることができませんでした。
栄えある栄冠に輝いたのはエディ・マーフィー先生。そこにくるかぁって感じですが。
ちなみに2000年代最低女優はパリス・ヒルトン。なんだよ。2010年代も取れるんだから今あげなくてもいいだろと個人的には思うところ。
そして今年のゴールデングローブ受賞女優、サンドラブロックがラズベリー女優にも選ばれ、しかも授賞式に参加したというではないか!
「映画を観てから投票してちょうだい」
と、映画のDVDを配ったらしい。
いやぁなんていうか、乗ってる俳優ってやっぱ違うよね。
ちなみにロボコン映画の超傑作「トランスフォーマー・リベンジ」が作品賞になっちゃいました。
興行悪かったんだっけ?下品だから?
なんにせよ男の子だったら喜んで受け取りたい賞だよね!
サンシャイン・クリーニング★★★☆☆
エイミーアダムス主演の「サンシャイン・クリーニング」は、あのヒット作「リトル・ミス・サンシャイン」チームの2作目である。
エイミーアダムスにちょい似のエミリー・ブラントを妹役に抜擢するあたり、なんとも売り所をよく心得ている。

かつてはチアリーダーのアイドルで、今は不倫にのめりこむシングルマザーの姉、エイミーアダムス。
人一倍感情的で大人になりきれない、親元で暮らす無職の妹、エミリー・ブラント。
お金に困った姉妹がすがりつくように始めた仕事が“現場の清掃業”。
要は血だらけの現場を綺麗にお掃除するという、一昔前で言う3Kなお仕事である。
周囲の好意も手伝って、意外にもこの仕事がうまく運んだ2人は徐々に自身を取り戻していくのだが・・・。
妹が仕事先で火事を起こして廃業。
このポカをきっかけに、小さな成功の裏でそれぞれが清算していなかった心の悩みと改めて向かい合う。幸せそうな旧友への劣等感、育児の不安、自殺した母への想い。
悩み苦しみを共有する家族だからこそ、どんぞこであっても再スタートできる。
冴えない父親が一歩踏み出すことで、負け犬家族なりの“幸せの有り様”を嫌味なく見せてくれるラスト。
なんと後味が良いことでしょう。
良くも悪くも期待を裏切らない。
“綺麗どころの2人が過酷な職業に付く”という設定は既出だったりするけど、今ノリにノっているエイミー・アダムス主演ということで華のある見栄えになっている。
ただし、子育て問題にしても、主人公が持つ劣等感にしても、自殺した母親に対する心情にしても、まったくバラバラに展開して本筋との絡みが希薄。凄惨な汚れ仕事に従事していることが脚本上ほとんど意味を持たないことを含め、全ての設定が中途半端に感じられる。これなら現場掃除でなくても何だっていいということになってしまう。もうちょっと、この悲惨な仕事を通して姉妹が何かを見つけられるというような、そんな脚本になるのかと期待してしまった。
最高にかわいい30代、結婚したい女優ナンバー1のエイミー・アダムスがいっぱい見られるという点で★1つ追加。
エイミーアダムスにちょい似のエミリー・ブラントを妹役に抜擢するあたり、なんとも売り所をよく心得ている。

かつてはチアリーダーのアイドルで、今は不倫にのめりこむシングルマザーの姉、エイミーアダムス。
人一倍感情的で大人になりきれない、親元で暮らす無職の妹、エミリー・ブラント。
お金に困った姉妹がすがりつくように始めた仕事が“現場の清掃業”。
要は血だらけの現場を綺麗にお掃除するという、一昔前で言う3Kなお仕事である。
周囲の好意も手伝って、意外にもこの仕事がうまく運んだ2人は徐々に自身を取り戻していくのだが・・・。
妹が仕事先で火事を起こして廃業。
このポカをきっかけに、小さな成功の裏でそれぞれが清算していなかった心の悩みと改めて向かい合う。幸せそうな旧友への劣等感、育児の不安、自殺した母への想い。
悩み苦しみを共有する家族だからこそ、どんぞこであっても再スタートできる。
冴えない父親が一歩踏み出すことで、負け犬家族なりの“幸せの有り様”を嫌味なく見せてくれるラスト。
なんと後味が良いことでしょう。
良くも悪くも期待を裏切らない。
“綺麗どころの2人が過酷な職業に付く”という設定は既出だったりするけど、今ノリにノっているエイミー・アダムス主演ということで華のある見栄えになっている。
ただし、子育て問題にしても、主人公が持つ劣等感にしても、自殺した母親に対する心情にしても、まったくバラバラに展開して本筋との絡みが希薄。凄惨な汚れ仕事に従事していることが脚本上ほとんど意味を持たないことを含め、全ての設定が中途半端に感じられる。これなら現場掃除でなくても何だっていいということになってしまう。もうちょっと、この悲惨な仕事を通して姉妹が何かを見つけられるというような、そんな脚本になるのかと期待してしまった。
最高にかわいい30代、結婚したい女優ナンバー1のエイミー・アダムスがいっぱい見られるという点で★1つ追加。
ラクダ愛好家の期待 サマルカンド
やっとこさ「サマルカンド」のルールが分かりました。
QueenGamesの新作コーナーが全然更新されなくなったのでヤキモキしてしまいました。
といってもなんとかっていうゲームのリメイクらしいんで知ってるひとは知ってるんだと思いますが。

プレイヤーは各地の豪族と政略結婚(?)をしながら商売のツルを伸ばしていきます。
豪族と結婚するには一定のお金を収めなければなりませんが、そのお金はそのまま豪族の資金になるので投資に近い感覚かと。
豪族と親族関係になると、プレイヤーが好きなように交易ルートを伸ばしたり、他の豪族と手を結ばせたりすることが出来ます。
このかわいそうな結婚劇システムがユニークなのですが、勝利点を稼ぐのに重要なのは商材です。
自分が受け取った商材カードに書かれている商材の産地に交易ルートが延びていると大きな得点になります。
産地に向けて自分の息のかかった豪族を進出させるべく根回しするというゲームのようです。
最終的にはいろんなものが得点になるのでそれだけとは言えませんが、比率はかなりでっかい。
ルールも煩雑ではないレベルで好印象。ただし、商材カードの運用はちょっと勘が必要かもしれません。
なんにせよ。楽しみですわ。
QueenGamesの新作コーナーが全然更新されなくなったのでヤキモキしてしまいました。
といってもなんとかっていうゲームのリメイクらしいんで知ってるひとは知ってるんだと思いますが。

プレイヤーは各地の豪族と政略結婚(?)をしながら商売のツルを伸ばしていきます。
豪族と結婚するには一定のお金を収めなければなりませんが、そのお金はそのまま豪族の資金になるので投資に近い感覚かと。
豪族と親族関係になると、プレイヤーが好きなように交易ルートを伸ばしたり、他の豪族と手を結ばせたりすることが出来ます。
このかわいそうな結婚劇システムがユニークなのですが、勝利点を稼ぐのに重要なのは商材です。
自分が受け取った商材カードに書かれている商材の産地に交易ルートが延びていると大きな得点になります。
産地に向けて自分の息のかかった豪族を進出させるべく根回しするというゲームのようです。
最終的にはいろんなものが得点になるのでそれだけとは言えませんが、比率はかなりでっかい。
ルールも煩雑ではないレベルで好印象。ただし、商材カードの運用はちょっと勘が必要かもしれません。
なんにせよ。楽しみですわ。
紹介:11ニムト
6ニムトよりはいくらか初心者にも掴み易いという噂の「11ニムト」。
評判も上々のようで新お手軽定番になりえそうである。

牛のイラストが前面に。
数字カードの構成は本家と同じ。1から100まで。
それ以外に雄牛カードという11ニムトオリジナルのカードがある。

全員に10枚の手札が配られる。
この手札を最初になくすのがラウンドの目的。
みんながいっせいにカードを出す6ニムトとは違い、自分の番が回ってきたら場にカードを出すというオーソドックスな進行。
では自分の番になったらどんなカードを出すのか。それは
“場に出ているカードより、差が10以内の大きな数字”
である。
例えば場に“25”のカードがあれば、そのカードの上に置けるのは“26?35”のカードだ。

もし自分の番でどのカードの上にもカードが出せない場合(もしくはしたくない場合)は、場に出ているカードの束を1つ手札に引き取らなくてはならない。
そして、山札から2枚のカードを引き、あらたに“場のカード”として出す。
つまり、誰かがカードを引き取るたびに“場のカード”の数が1つずつ増えていくということになる。
“場のカード”が増えるということは、手札が置きやすくなるということだ。
こうしてゲームは収束していくようになっている。

また、このゲーム一番の肝になるのが前述した雄牛カードだ。
雄牛カードは“場のカード”の中で3枚以上あるものを引き取ったときにもらえる特権カードだ。
雄牛カードを使うと、一度の手番で同じ場に2枚以上のカードを出すことができる。2枚使えば、2つの場に複数枚のカードを出すことができる。それ以上も然り。
これを利用すれば、一回の手番で一気に手札を減らすことが可能だ。
このように雄牛カードは非常に強力で、かつ“場のカード”が比較的連続して並んでいることを考えれば、“3枚以上の場のカード”を引き取るという行為があながちマイナスではないということが分かるだろう。
とは言え、まぁそんなに旨くはいかん。
おいしいところはみんな狙ってるんでね。
【所感】
★★★★★★★☆☆☆
6ニムトは戦略がぼんやりとしているので初心者には状況判断が難しいところがありました。対して11ニムトは“どの状況を待つ”ということが比較的容易に判断できるところが魅力です。その点、説明は簡単ではありますが、勝ちを狙うならしっかり考える必要もあります。ですから、6ニムトより簡単!とは言い切れないかもなと思いました。
お手軽なのは間違いなく、お勧めです。
評判も上々のようで新お手軽定番になりえそうである。

牛のイラストが前面に。
数字カードの構成は本家と同じ。1から100まで。
それ以外に雄牛カードという11ニムトオリジナルのカードがある。

全員に10枚の手札が配られる。
この手札を最初になくすのがラウンドの目的。
みんながいっせいにカードを出す6ニムトとは違い、自分の番が回ってきたら場にカードを出すというオーソドックスな進行。
では自分の番になったらどんなカードを出すのか。それは
“場に出ているカードより、差が10以内の大きな数字”
である。
例えば場に“25”のカードがあれば、そのカードの上に置けるのは“26?35”のカードだ。

もし自分の番でどのカードの上にもカードが出せない場合(もしくはしたくない場合)は、場に出ているカードの束を1つ手札に引き取らなくてはならない。
そして、山札から2枚のカードを引き、あらたに“場のカード”として出す。
つまり、誰かがカードを引き取るたびに“場のカード”の数が1つずつ増えていくということになる。
“場のカード”が増えるということは、手札が置きやすくなるということだ。
こうしてゲームは収束していくようになっている。

また、このゲーム一番の肝になるのが前述した雄牛カードだ。
雄牛カードは“場のカード”の中で3枚以上あるものを引き取ったときにもらえる特権カードだ。
雄牛カードを使うと、一度の手番で同じ場に2枚以上のカードを出すことができる。2枚使えば、2つの場に複数枚のカードを出すことができる。それ以上も然り。
これを利用すれば、一回の手番で一気に手札を減らすことが可能だ。
このように雄牛カードは非常に強力で、かつ“場のカード”が比較的連続して並んでいることを考えれば、“3枚以上の場のカード”を引き取るという行為があながちマイナスではないということが分かるだろう。
とは言え、まぁそんなに旨くはいかん。
おいしいところはみんな狙ってるんでね。
【所感】

6ニムトは戦略がぼんやりとしているので初心者には状況判断が難しいところがありました。対して11ニムトは“どの状況を待つ”ということが比較的容易に判断できるところが魅力です。その点、説明は簡単ではありますが、勝ちを狙うならしっかり考える必要もあります。ですから、6ニムトより簡単!とは言い切れないかもなと思いました。
お手軽なのは間違いなく、お勧めです。
次世代のテラに捧ぐ
テラですよ。テラ。
HABAの新しいラーニングシリーズ「テラキッズ」。
グローバルで子供らしいクイズゲームだ。
今回紹介する2つは地理モノと動物モノ。
毎回カードで出題される問題に答えていく形式なり。
◆テラキッズ?世界の国々

国旗、首都、国の場所の3つのヒントから国名を当てるゲーム。
得点を取れば取るほどヒントの出され方が難しくなっていく仕組みです。
◆テラキッズ?どうぶつたちのふるさと

動物の生息する大陸を当てるゲーム。ファウナの大陸限定クイズみたいな感じ。
答え合わせに特殊なギミックが入った円盤を使います。
ちなみにステファン・ドーラが始めて作ったHABAゲームということになります。
世界系ゲームってほんとワクワクするよね。不思議。
HABAの新しいラーニングシリーズ「テラキッズ」。
グローバルで子供らしいクイズゲームだ。
今回紹介する2つは地理モノと動物モノ。
毎回カードで出題される問題に答えていく形式なり。
◆テラキッズ?世界の国々

国旗、首都、国の場所の3つのヒントから国名を当てるゲーム。
得点を取れば取るほどヒントの出され方が難しくなっていく仕組みです。
◆テラキッズ?どうぶつたちのふるさと

動物の生息する大陸を当てるゲーム。ファウナの大陸限定クイズみたいな感じ。
答え合わせに特殊なギミックが入った円盤を使います。
ちなみにステファン・ドーラが始めて作ったHABAゲームということになります。
世界系ゲームってほんとワクワクするよね。不思議。
都市伝説 GRANADA
ということで色々と消滅してしまいましたが、ご期待いただいた「グラナダ」を遊ぶための情報だけはなんとか絞り出したいと思いますので、褒めてつかぁさい。
とりあえず、既に公開されている「アルハンブラ」のルールに以下の変更点を加えてもらえば遊べます。
ちょっと雑に書きますんで、「グラナダ」の箱を開けてからこの記事を読んでくさい。
◆コンポーネントの違い
・ボードが一枚になってます。(ゴールデンと同じ仕様)
・建物タイルに表裏があります。
・建物広場の近くに偶数スペースと奇数スペースがあります。
・黒いマーカーが入ってます。
・得点サマリーがぜんぜん違います。
◆準備時の違い基本的に同じです。
ただし、初期の建物タイルを4つ置くときに、値段が偶数の面を表にして置いてください。
黒いマーカーは建物広場近くの奇数が書かれたスペースにおいてください。
◆建物タイルの購入
建物タイルを配置するとき、追加で3金以上(2枚以上は同じ貨幣のみ)支払うことにより、建物タイルを買ったときと違う面を向けて配置することができます。
また、建物タイルを予備置き場におく場合は、お金を払わずとも違う面を向けて配置することができます。
ちなみに、建物タイルの反対側に何が描かれているかは、タイル右下の矢印でわかります。また、表と裏のコストは必ず1だけ違うようになっています。(すなわち、片面偶数、片面奇数です。)まぁ、この辺はタイルを見てください。
また、同じ建物の中に同じコストのものはありません。
◆建物タイルの補充
建物タイルを補充するときは、その時点で偶数か、奇数か、黒いマーカーがおかれているほうの数字を表にして置きます。(偶数に黒いマーカーがおかれていたら、建物タイルの偶数の面を表にして置きます。)
その後、黒いマーカーをこれまで置かれていなかったほうの数字スペースへ移動します。
注意!:黒いマーカーを動かすのは手番の最後ではなく、あくまで補充が行われた後のタイミングです。(1回の補充です。建物1枚1枚というわけではありません。)
◆得点計算
もう、ぜんぜん違うんでしっかり聞いてください。
「アルハンブラ」とは違い、建物ごとの定められた得点というものがありません。
⇒1回目の得点計算
建物ごとに1番多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×1点」
だけ得点。
+堀の外周の長さだけ得点(アルハンブラの壁)
⇒2回目の得点計算
建物ごとに1番多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×2点」
だけ得点。
建物ごとに2番目に多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×1点」
だけ得点。
+堀の外周の長さだけ得点(アルハンブラの壁)
⇒3回目の得点計算
建物ごとに1番多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×3点」
だけ得点。
建物ごとに2番目に多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×2点」
だけ得点。
建物ごとに3番目に多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×1点」
だけ得点。
+堀の外周の長さだけ得点(アルハンブラの壁)
ちなみに建てている数が同じ場合は、その中でもっとも高いコストのタイルを建てている人が1番扱いになります。これでかならず決着がつきます。
まぁこんなとこでしょう。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
とりあえず、既に公開されている「アルハンブラ」のルールに以下の変更点を加えてもらえば遊べます。
ちょっと雑に書きますんで、「グラナダ」の箱を開けてからこの記事を読んでくさい。
◆コンポーネントの違い
・ボードが一枚になってます。(ゴールデンと同じ仕様)
・建物タイルに表裏があります。
・建物広場の近くに偶数スペースと奇数スペースがあります。
・黒いマーカーが入ってます。
・得点サマリーがぜんぜん違います。
◆準備時の違い基本的に同じです。
ただし、初期の建物タイルを4つ置くときに、値段が偶数の面を表にして置いてください。
黒いマーカーは建物広場近くの奇数が書かれたスペースにおいてください。
◆建物タイルの購入
建物タイルを配置するとき、追加で3金以上(2枚以上は同じ貨幣のみ)支払うことにより、建物タイルを買ったときと違う面を向けて配置することができます。
また、建物タイルを予備置き場におく場合は、お金を払わずとも違う面を向けて配置することができます。
ちなみに、建物タイルの反対側に何が描かれているかは、タイル右下の矢印でわかります。また、表と裏のコストは必ず1だけ違うようになっています。(すなわち、片面偶数、片面奇数です。)まぁ、この辺はタイルを見てください。
また、同じ建物の中に同じコストのものはありません。
◆建物タイルの補充
建物タイルを補充するときは、その時点で偶数か、奇数か、黒いマーカーがおかれているほうの数字を表にして置きます。(偶数に黒いマーカーがおかれていたら、建物タイルの偶数の面を表にして置きます。)
その後、黒いマーカーをこれまで置かれていなかったほうの数字スペースへ移動します。
注意!:黒いマーカーを動かすのは手番の最後ではなく、あくまで補充が行われた後のタイミングです。(1回の補充です。建物1枚1枚というわけではありません。)
◆得点計算
もう、ぜんぜん違うんでしっかり聞いてください。
「アルハンブラ」とは違い、建物ごとの定められた得点というものがありません。
⇒1回目の得点計算
建物ごとに1番多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×1点」
だけ得点。
+堀の外周の長さだけ得点(アルハンブラの壁)
⇒2回目の得点計算
建物ごとに1番多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×2点」
だけ得点。
建物ごとに2番目に多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×1点」
だけ得点。
+堀の外周の長さだけ得点(アルハンブラの壁)
⇒3回目の得点計算
建物ごとに1番多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×3点」
だけ得点。
建物ごとに2番目に多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×2点」
だけ得点。
建物ごとに3番目に多く建てている人が、
「他のプレイヤーも含めた場に出ている該当する建物の数×1点」
だけ得点。
+堀の外周の長さだけ得点(アルハンブラの壁)
ちなみに建てている数が同じ場合は、その中でもっとも高いコストのタイルを建てている人が1番扱いになります。これでかならず決着がつきます。
まぁこんなとこでしょう。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
ソニコンの解散劇?爆弾処理班?フェリーニ
SCEが解散するそうですね。
こいつぁ参りましたな。来るべき日が来たというだけか。
うちでは“ゲームもできるBlu-rayマシーン”として押しも押されぬ地位を築いているだけに、後継機が望めなくなるのはやはりさびしい。
昨年はソフト的にも頑張ったらしいけど、PS3はミリオンとか出ないから。
FF13が突破したらしいけども、なんとも暗い雰囲気のゲームだからPS3のイメージアップにならんかったのだろうね。
リトルビックプラネットとSF4はとても良かった。この2本とBlu-ray機能だけで、君を買った甲斐はあったというものだよ。
話題チェンジ。
英国アカデミー賞が「ハートロッカー」で決まり。(本家は1週間後)
アバターと競っていた部門もほとんどハートロッカーへ。
どうやらハートロッカーよりの風が吹き始めた様だが、あれってノーカントリーよりもさらに万人受けしないような気がする。
戦争中毒者の有様を“リアル”に“嫌味なく”演出したのは超が付くほど見事だと思うものの、「これ!今年のアカデミー賞らしいよ!」って観にいくもんじゃないんだよね。
話題チェンジ。
総集編を見ていて、フィギュアの高橋大輔選手の曲目がフェデリコ・フェリーニの「道」であることに気づき、その衣装や最初のポーズに合点がいった。
ダブルオーのキムヨナといい、あきおさんから紹介してもらったグルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ(巨乳)といい、フィギュアってサイコーだね。
話題チェンジ。
PCが吹っ飛んじまってバックアップのないデータが全て消滅した。
未公開和訳なんて一切バックアップしてないからもう全滅・・・。
グラナダ他新作も然り。
あらら。
こいつぁ参りましたな。来るべき日が来たというだけか。
うちでは“ゲームもできるBlu-rayマシーン”として押しも押されぬ地位を築いているだけに、後継機が望めなくなるのはやはりさびしい。
![]() | PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック(CECH-2000A) (2009/09/03) PLAYSTATION 3 商品詳細を見る |
昨年はソフト的にも頑張ったらしいけど、PS3はミリオンとか出ないから。
FF13が突破したらしいけども、なんとも暗い雰囲気のゲームだからPS3のイメージアップにならんかったのだろうね。
リトルビックプラネットとSF4はとても良かった。この2本とBlu-ray機能だけで、君を買った甲斐はあったというものだよ。
話題チェンジ。
英国アカデミー賞が「ハートロッカー」で決まり。(本家は1週間後)
アバターと競っていた部門もほとんどハートロッカーへ。
どうやらハートロッカーよりの風が吹き始めた様だが、あれってノーカントリーよりもさらに万人受けしないような気がする。
戦争中毒者の有様を“リアル”に“嫌味なく”演出したのは超が付くほど見事だと思うものの、「これ!今年のアカデミー賞らしいよ!」って観にいくもんじゃないんだよね。
話題チェンジ。
総集編を見ていて、フィギュアの高橋大輔選手の曲目がフェデリコ・フェリーニの「道」であることに気づき、その衣装や最初のポーズに合点がいった。
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ダブルオーのキムヨナといい、あきおさんから紹介してもらったグルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ(巨乳)といい、フィギュアってサイコーだね。
話題チェンジ。
PCが吹っ飛んじまってバックアップのないデータが全て消滅した。
未公開和訳なんて一切バックアップしてないからもう全滅・・・。
グラナダ他新作も然り。
あらら。