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オビ湾ベトナムをゆく 街・食事・調査完結編

戦遺物と言ってよいものかどうか、米軍の残したジッポやバックパックは今や有名なベトナム土産のひとつである。
ただし、こうしたアイテムはその殆どが後から傷を付けられた模造品だ。そんなものが無限に湧き出るはずが無い。興味があるのなら繊維の質やタグをしっかりと確認できるようにしておくのが良いだろう。

ちなみにホイアンの街は南北の合意で戦場にならなかった地域であるため、こういった戦遺物紛いの物はほとんど見かけない。そもそも白人観光客が多いこの地域ではそういったものは人気がないのだ。

逆に一番多く見かけるのは仕立て屋である。
ベトナムと言えば有名なシルクの産地。街中に仕立ての専門店が点在している。
オリジナルのサンダル・靴を作ってくれる店も多く、アジア柄の活かしたスニーカーを作ってもらうことも可能。オビ湾は中華柄の派手なスニーカーが欲しかったのでこれには涎が出た。

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ベトナムの朝は早い。
6時を過ぎると道路はオートバイで一杯になる。
ご存知の通りベトナムはバイク社会。メットはいらないし、観光客も無免許で乗ることができる。
車もあるにはある。ただしベトナムは輸入車の税金が高く、日本で1万ドルの車種がベトナムでは2.5万ドルになってしまう。つまり、ベトナムでは超金持ちの人だけが車を持っている。

話が逸れたが、朝になると歩道にたくさんの屋台が展開する。
屋台と言っても小さなテーブルとビール箱をひっくり返しただけのイスが並ぶお粗末なものだが、これこそが噂の“フォー屋台”である。ベトナムでは朝食を外食することが多いのだ。
ただし、ホイアンで見かけることができるのは殆どがカオラウという同系統の麺類で、フォーの屋台は殆ど無い。

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手前に見えるのが所謂普通のマーケットで、観光客向けの商品と現地人用の商品の両方が買えるものが揃っている。奥に見える建物は観光客もめったに入ることがない現地人用のスーパーマーケット。刑事ドラマのガンファイトシーンに使用されるような古いコンクリート打ちの建物の中に、屋台のような店がぎっちり詰まっている。

観光客から見た物価は日本の1/4?1/5程度だが、観光用の2段階物価となっているので実際の現地物価はさらに低いということになる。ベトナムでも値切りは必須だが、あくまで観光用の物価レベルで考えてあげるのが筋であろう。
往々にして清潔な食事は高く、衣類は極端に安い。衛生に気を使わないのであればすべてが安い。

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ホイアンには3大名物+αで、絶対に食べておくべきとされるものが4つある。
左から「ホワイトローズ」「揚げ春巻き」「鳥ご飯」、写真には無いが先ほど紹介した「カオラウ」だ。
ちなみにホワイトローズはワンタンみたいなもので、個人的にはあんまりうまくない。一番のお勧めはやはり揚げ春巻きとカオラウだろう。

ベトナムにはおいしいフレンチや中華が食べられるレストランが山ほどある。ベトナム料理は日本人に馴染みやすいこともあり、長い間滞在しても食に飽きたりすることはない。
ただ一つ、人によっては注意しておきたいことがある。
ベトナム料理にはワンちゃんも使われるのだ。

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チャーハンの上に乗っかってるのがワンちゃんの串焼き。
オビ湾はなんの肉か気づくことも無く完食した。やけに香辛料が利いてると思った。臭み消しだったようだ。
ちなみに右奥に見えるのがカオラウ。スープの極端に少ないフォーだと思ってくれればいい。

もちろん、近年ベトナムが人気なのは食事だけの話ではない。
鮮やかな色彩の雑貨類は、素朴なアジア文化とヨーロッパのお洒落さが同居しているようで魅力的だ。
特にバンブー素材の食器類は日本では見られない品揃え。是非買って帰りたいアイテムである。

最後に、ホイアンはベトナムの中でも少し変わった街だ。
ハノイもホーチミンも植民地時代の建物が多く、そのすべてがコンクリート製のコロニアル建築である。
しかしアジア人の貿易港だったホイアンは、コロニアルな色彩感を持ちながらも、アジアの伝統的木造建築が多く見られる。ヨーロッパ情緒が感じられる街なのに、日本人からするとどこか懐かしい雰囲気を持っている。
南北の大都市と違って治安も極めてよろしく、物乞いはいない。人も穏やかだ。
周囲には4つの世界遺産もあり、フエ・ダナン・ホイアンを中心としたベトナム中部地区はこれから観光地として大きく発展するだろう。

的な。
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紹介:ボトルインプ(新版)

今年に入ってZ-manのカードゲームが多数リリース。
個人的にはちょっとひょろめのゲームが多いなぁというのが率直な感想だが、今回取り上げるのは仲間内でも評判の高い「ボトルインプ」の新版なので品質は固い。

基本的なルールは旧版で確認してもらってもよかでしょうか。
ルールと面白みの説明はちょっと割愛気味でいくんで。

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おお。なかなかおどろおどろしいパッケージになったものだ。
旧版も持ち歩きに困るような大きさではなかったが並べ難い珍しい箱サイズだったので、よりコンパクトで一般的なカードサイズになったのは嬉しい。

それと同時に、旧版で一際オーラを出していたビン駒は当然なくなってしまう。
あのビンが雰囲気合ったんだけどなぁ。

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ゲームはマストフォローのトリックテイク。
その時点のビンの価格により、どの数字が一番強いかが変わる変則ルールだ。
よりビンの価格が低くなるトリックが行われたら、ビンはそのトリックの勝者に移動する。このビンを最後まで持っていたら(大幅に単純な言い方だが)負けだ。

最後の方でトリックに勝ってしまうと、このビンを引き受けることになってしまう。だから自分のカードとよく相談して、いつ、どのタイミングでトリックに勝ちに行くのか戦略を練る必要がある。
こう聞くと難しいように思えるが、実際にやってみると直感的でわかりやすいので構える必要はない。

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旧版をご存知の方は、あのコミックテイストのイラストが目に焼きついているだろう。それが今回はこんな感じ。
好みにもよるだろうが、こっちは筆のタッチの関係で細かい所が潰れており、何をあらわしたい絵なのかよくわからん。
雰囲気も不必要に暗く、個人的には不満である。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆(旧版★×8)
ゲーム自体は面白いですし、小さくなったのは改善だと思います。
ただし、やはりあのビンがある方が雰囲気もプレイアビリティも良いですし、何よりもイラストのどす暗さに落ち込みます。
もし旧版が買えるのであれば、私は旧版をお勧めします。
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オビ湾ベトナムをゆく 洪水編

バックパッカーに信頼される情報誌、ロンリープラネットはすべての旅行者にとって最高のパートナーだ。
しかし今回ひとつだけ、大変重要なことが書かれていなかった。
この国の“洪水事情”である。

ベトナムの建物は敷地は狭いが高さがある。町中に3階建て以上の建物がずらりと並んでいる。
店の入り口にはかならず段差があり、ホテルの室内でさえ階段状の段差があったりする。
こうした段差構造は一見お洒落建築のように見えるのだが、もちろん本当の目的は“見栄え”ではない。

台風のたびに国全体が“浸水する”のだ。

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旧市街からホイアン川方面の様子。
前日の夜からちょっと強めの雨が降っているかなと思ったら、あっという間にこのような感じに。
ホテルの表通りはいつの間にか川に変化し、流れも強い。
水嵩のあがるスピードは想像を遥かに超え、小さな水溜りだった所が10分後にはひざ下の深さまできている。

現地では長靴を使用する習慣は無く、みんなビーサン。
長靴を買おうと思ったら薄ら暗いマーケットの奥まで入り込み、靴屋のおばちゃんにお願いしてさらに奥まった所から引っ張り出してもらわなければならない。そして「80USドル」と吹っ掛けられるのである。※結局6USドルで購入。
もちろんビーサンで行動することも可能だが、強い流れで簡単に壊れる。そうなると糞尿と寄生虫漂う濁流をほぼ裸足で歩き続けることになるのだ。

つまり、大雨の日は出歩くなってことだ。

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そうなると何時間も同じ景色を眺めながら現地のメジャービール“333(バーバーバー)”を楽しむしかない。
暇すぎる・・・何匹トカゲを数えたことか。

ニュースを見たところ今年4つ目の台風が通っていたようで、ベトナム中部全域が浸水していた。
このあたりはダナンでもフエでも、どこかが浸水していたら他もすべて浸水していると思っていいらしい。
ベトナムの雨季はまだ先だが、現地人に聞いてみたところ8月から10月にかけて台風が多く発生するとのこと。
よくよく街を眺めてみると、2メートルの高さに“2009/9/●●”という水位を表す記載や、仏壇に遺影と共におかれた救命胴衣を見つけることができる。
この時期にベトナムに行くのなら、ホテルは2F以上が安心だ。
場合によってはヘリコプターで脱出しなければならないこともあるらしい。

ちなみにこれが、本格的浸水の様子である。



毎年のように浸水しながら、300年以上その姿を保ち続けている木造建築郡。
ホイアンという街の、なんと不可思議で逞しいこと。

⇒ホイアンの文化・食事編へ続く
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紹介:ラッタス

14世紀ヨーロッパで猛威を振るった黒死病をテーマにしたサバイバルゲーム「ラッタス」。
黒死病、所謂ペストは元来ネズミが持つウィルスで、ノミなどを通して人に感染する。
発症した場合の当時の致死率は相当なもので、当時ヨーロッパ人口の1/3を死に追いやった。
あまり黒死病のことを考えすぎると気分の悪いゲームになるので、ちょっと強めのインフルエンザでしょ的感覚で望むのがお勧めだ。

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ゲームの紹介やコンポーネントを見る限り大きめな箱を想像していたのだが、これが存分小さい。グレンモアより少々小さいと言えばわかる人はわかるだろうか。
とにかくデカ箱が多い地図系ゲームには珍しいサイズである。
ボックスデザインから中身のイラストやアイコンまで、なかなかセンスのある絵柄で好印象。
特に味のある地図ボードとキュートなネズミタイルの見栄えのよさはこのゲームを顔と言ってもよい。

プレイヤーは黒死病の蔓延するヨーロッパで、自分の一族をできるかぎり多く生存させなければならない。
自分の一族を表すキューブを受け取ったらゲームスタートだ。

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初期配置の時点ですべての地域にネズミタイルが置かれている。
“ネズミタイル=潜伏しているペスト菌”と考えてくれると良い。
プレイ人数によって使用するエリアが代わり、今回は2人なので一番明るい所だけを使用する。

プレイヤーが手番にできるのは“職業カードを得る”ことと“一族を置く”こと。
そして最後に黒死病発症フェイズが待っている。

基本はどこかの地域にそこに置かれているネズミタイルと同数の一族を置くことで人口を確保していくのだが、職業カードを持っておくことで有利な配置ができたり、黒死病の展開を操作できたりする。

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人口の投入が終わったら黒死病発症フェイズだ。
まずは黒死病駒を好きな場所に移動させる。この移動先が今回黒死病が発症する場所である。
また同時に隣接する地域には病原菌が飛散し、ウィルスは広がっていく。

発症地域ではネズミタイルが1枚ずつめくられる。
まずはタイルの上にある数字を見て、指定された数字以上の人口がいたら発症効果を適用する。
“M”は大多数を意味していて、そこにおかれている最も多い一族が1つ死ぬ。
盾や王冠のマークは職業を意味しており、その職業カードを持った一族がその地域にいた場合には、これも1つ死ぬ。
効果は重複するので大量の人口が一気に消滅することも珍しくは無い。

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ということで、職業カードの所持数に制限はないものの、持ちすぎは考えものだ。
それに一度取った職業カードは誰かに奪われるまでなくならない。

すべてのネズミタイルが置ききられたらゲームは終了。
各地で最後の大発症をすませ、それでも残った人口が最も多い一族の勝利である。
また、20個の一族駒を置ききることで一気に勝利宣言も可能。2人プレイ2回のうち1回は“置ききり”で勝負が決まったが、これはレアケースらしい。農民や修道士を意図的に使用し、邪魔をされなければ可能性はある。

2人の場合、プレイ時間は30分程度で長考することもあまりないだろう。
ルールがシンプルでわかりやすいため、テーマが重いわりに感触は軽い。
“すべての一族が死ぬ”発症効果があるので人数が多いほどドラマが置きやすいかもしれないが、2人プレイでも十分楽しめる。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
シンプルなルールながら、感染の拡大表現や致死率の設定に工夫を感じるゲームです。
違う一族が集まる地域は一瞬で全滅しますが、同じ一族が固まる地域はしぶとく人が残るというのも面白いですね。運に適度に左右されるのも不安を煽ってテーマと合致。秀作です。
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オビ湾ベトナムをゆく ホイアンビーチ?旧市街編

ただいまベトナムより戻りました。オビ湾です。
今回の旅では世界遺産の多い中部、ダナン?ホイアンを中心に散策。
途中、台風の影響で街全体が浸水するというハプニングがあったけど、ホイアンはハノイやホーチミンに比べて治安もよろしく、非常に快適な旅となりました。

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ホイアンのビーチリゾート。この辺りは海沿いにゴージャスなホテルが連なっている。
国も観光に力を入れているため、これからもっと増えるらしい。
写真は浜辺をならす水牛。なるほど、と。

「どうでしょう」のカブ旅でよってたのもこのあたりのビーチ。
ちなみに「地獄の黙示録」でキルゴアが占拠したビーチはここから300kmほど南にあるニャチャン。
ニャチャンも今ではベトナムいちのビーチリゾート。
旅行者からはキルゴア・ビーチの愛称で親しまれているそう。(ウソ

ベトナムは殖民時代の影響でコロニアルな建物が多く、町並みもお洒落で有名。
でもホテルの装飾センスやサービスが良いのはなぜ?と思ったら、オーナーはほとんどフランス人とのこと。
なるほど、前途洋々ですな。

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世界遺産であるホイアン旧市街はビーチから車で5分程度。
川沿いのホイアン市場は朝から大勢の現地人で込み合う。
路面は屋台で一杯になり、カオラウというフォーに似た麺類が食されている。
※カオラウはホイアン地方の名物料理。他地方では食べられない。
とにかくオートバイの誇りがすさまじく、屋台はかなり厳しい衛生環境下にあるので手を出せなかった。
残念だけどアレを喰ったらトイレ直行間違いなしだろう。

買い物はUSドルとベトナムドンの両方が使える。
おおよそのレートは“1ドル=1.9万ドン”。ドンで払う場合はゼロの数が多くてややっこしい。
英語は通じるけど、ベトナムなまりの英語はピョンピョンしててかなり聞き取りづらい。

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貿易港としてホイアンを支えたホイアン川。
どの船にもゲド戦記みたいに目が描かれてますな。
無事に港に帰ってくるためのおまじない。
色合いの可愛さはフランス殖民時代の影響だろうか。

この日は雨天後でもないのにこの水位。
大雨がふるとすぐに氾濫する。この辺の話は後日、洪水編で。

ホイアン川を貿易港として利用していたのは特に日本人と中国人。
日本人が作ったとされる来遠橋を中心に、昔はアジア人街が広がっていたのだとか。

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夜になると旧市街のバーが賑わってくる。
客はほとんどが白人旅行者だ。
さすがにアメリカ人はほとんど見かけないが、フランス人やスペイン人の旅行者は相当な数。
中国人はベトナムよりもフィリピンの方に興味があるためほとんどいない。長く対立関係にあったためなのか、魅力的なリゾート地とは考え難いのかもしれない。

⇒洪水編に続く。
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カーズ・チョイス #4:TOWCAP

こんにちは。クローンです。
またカーズ・チョイスかって感じだと思いますが、オビ湾が帰ってくるまで少々ご辛抱ください。

今回はマイナー度をさらに高めて、レア度中程度のトウキャップ。

◆#4:TOWCAP
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ニトロエイド型の車種で、前後青・サイド白のデザインがクール。
これはアメリカのスーパー・Kマートの限定品なのでタイヤがゴム製である。
やはりゴム製は置いたときの安定感が良い。

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バックショット。
トウキャップは部品メーカーかなぁ、と思うのだけどこれも良くわからず。
彼の本名はラスティー・コーンフューエルといって農場の出身。
必死にプロのレースに出るためのお金を稼いだが、トウキャップが彼のスポンサーになってくれたことでその費用が浮いた。彼はそのお金を使ってレースのたびに農場の仲間を会場に招待しているのだという。

登場シーンはちょこちょことあるが、一番大きいのはここ。
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マックイーンが壁を使って追い抜くシーン。
渋いカラーリングが好印象だ。
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ヴィクトリア女王?世紀の愛★★★★☆

絢爛豪華な衣装と美術でアカデミー衣装賞を受賞した英国王室映画。
エミリー・ブラントが演じるはヴィクトリア女王。あの喪服の女王をエミリー・ブラントが?となるが、もちろん夫生前の物語ということである。
ヴィクトリア女王を映画で観た経験と言えば「Queen Victoria 至上の恋」くらいのもので、珍しいような気がしたので調べてみたところ、やはりかなり希少だったようだ。特にアレクサンドリアが女王になるまで、それから夫と結婚するまでを描いた映画・ドラマはなかったらしい。


鑑賞前は「エミリー・ブラントは最高の女優の一人だけど、女王役をやるには可愛い過ぎる」と思っていたが、これは完全にあてが外れた。
彼女の堂々とした気品ある演技は素晴らしかった。特にこの、至極ロマンチックな物語の中にあっては、完璧といって良い。豪華な舞台にも衣装にも負けず、静かな動きと表情一つで語る彼女の働きにより、この映画はヴィクトリア女王の単なる伝記ではなく、最高にエモーショナルな物語になった。
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この年の女優賞は彼女に捧げても良い。

ストーリー自体は非常にシンプルで、やや物足りないくらいのところでエンディングを迎える。でも、それで良いのだ。この後の彼女のことは、みんなよく知っている。感情的で躍動感溢れた、若き日のヴィクトリア女王を映し出すことがこの映画のテーマなのだと思う。

ドラマチックな劇伴も泣かせてくれる。最後のシーン、凛と立つ2人に目頭が熱くなった。

思わず字幕2回、吹替1回鑑賞。
室内に沈む、もしくは響いてくる声色が魅力的な映画なので、もちろん字幕を推薦する。
この映画の吹替版は情報が大きく省かれており、何故か字幕より文字数が少ない。
ウィットなジョークやドイツ語交じりのシーンは会話自体を割愛している。
最後の無音シーンは何故かナレーションを追加するチープな演出でげんなりしてしまう。
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カーズ・チョイス #52:LeakLess adult drip pans

どうも。クローンです。
3回目のカーズ・チョイスは前回紹介したニトロエイドと双璧をなす人気マイナーカー、リークレス。

◆#52:LeakLess adult drip pans
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これもニトロエイドと同じく見る向きで目が変わるLook my Eyesシリーズ。
カーズはニトロエイドと同系の車種が殆どを閉めるのだが、その次に多いのがこのLeakLess型。
ニトロエイド型に比べて車体が若干長く、デザインが角い。

ちなみになんだけど、NASCARの車にはヘッドライトがついていない。
え!付いてるじゃんって思うだろうけど、あれはステッカーである。だからヘッドライトにナンバリングや広告がくっついてたりするのだ。
ちなみに安全と重量のためドアも開かない。

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バックショット。
“LeakLess”はイマイチなんの企業かわからないのだが、Drip Pansとあるから、例のアルミ容器のことだと思う。
本名はクロード・スクラグスといって、もう長年リークレスの看板を背負ってレースに出ている。
1940年代の熱血タイプファンがほとんどとのことで、日本で言う阪神のようなイメージだろうか。

出演シーンは多いが、最も目立つのはここ。
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クラッシュシーンでの逆立ち?マックイーンのジャンプ台に・・・。

次回はマイナー度をさらにましていく予定。
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オビ湾、テンデイズゲームズへ行く。

こんにちは。クローンです。
先日、あのテンデイズゲームズに実店舗がオープンいたしました。
ということで、オビ湾もオープン当日に行ってみたようです。

場所は三鷹。駅徒歩4分の立地。
大きな通り沿いに、例の字体で「テンデイズゲームズ」と書かれた看板が見えてくる。

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ではなぜ写真が看板ではないのかと。
オビ湾の携帯では夜の看板にピントが合わなかったのだ。
ということで、2FにGO。

って、みんないるのね。見知った顔がたくさん。
店内はテンデイズでおなじみのゲームがずらり。
いつもは通販になるから小さなゲームとかちょっと買いづらいことがあるけど、これだと手が出てしまう!
しかも今はオープンセール中。帰ってきてからあれこれ後悔。
でも箱の小さなラッタスには満足してます。

やっぱ中央線沿いはいい。
西荻窪に住みつづけていたら、すごろくやとテンデイズに挟まれる形だったんだけどなぁ。
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TEKKEN★★★☆☆

人気格闘ゲーム「鉄拳」映画化。
ハリウッド映画になることは10年前から言われていて、当時はGAGAが「日本のゲーム文化は世界に誇るエンターテイメント。映画版鉄拳を作る!」と息巻いていたのだが、この映画には関係していない模様。


何故かわからぬが文明社会が崩壊し、巨大企業が世界を支配している近未来。
北アメリカ大陸は三島財閥により支配され、その首都であるTEKKENシティでは毎晩のように格闘大会が開かれていた。

この物語の主人公である仁は、母の仇である三島平八を倒すためにTEKKEN格闘大会に参加する。果たして仁は格闘大会を勝ちあがり、平八を倒すことができるのだろうか。

時を同じくして、いっこうに後を継がせる気配の無い平八に業を煮やした一八がクーデターを起す。
大混乱のTEKKEN仇討ち合戦、ここに始まる!


登場するライバルは、ロウ、吉光、ブライアン、クリスティ、アンナ姉妹、黒人忍者、カポエラ、ロシア人、など。もう名前忘れちゃった。鉄拳知ってる人ならこれでわかるはず。
わりと忠実にコスチュームを再現しており、半ばコスプレ大会の様相を呈している。特に平八のすばらしい仕上がりは出オチの領域を超え、なぜ彼をポスターに使用しないのか不思議なくらいである。この平八を見て真顔でいられる人間はいないだろう。

他に目立った活躍をするのがクリスティ。
ゲームでもセクシー衣装が魅力的なカポエラキャラであるが、この映画では胸元ガン開きの半ケツコスチュームを披露してくれる。
観て良かった。そう思わせてくれる登場人物だ。

さらに見所は尽きない。
試合の合間のトレーニング場面“主人公が木人にじゃれつくシーン”はこの映画で一二を争うハイライトだ。
必死になってじゃれついた後、仁は我慢しきれずに木人を壊してしまう。
しかし。半ケツのおねぇちゃんとデートに出かけて帰ってきたら、木人が直っているではないか。TEKKEN七不思議のひとつである。

典型的なダメ悪役を演じる一八も魅力的。
三島親子は“格闘大会こそが権力の全て”という理解不能なポリシーを持っているのだが、なぜかTEKKEN格闘大会の視聴率に執拗に拘る一面を持ち合わせている。
北アメリカを支配している財閥が、スポンサーも無い番組の視聴率を血眼になって気にしている理由は最後まで明かされない。これもTEKKEN七不思議のひとつである。

格闘シーンの立ち回りは意外にもまともで、雰囲気も本家鉄拳を良く再現している。一部の技は実際にゲームにあるものを使用してみたりなど、ファンを意識したつくりになっている。

画面から漂うチープさは本家“鉄拳”のそれそのものであり、なんとも味があって憎めない。何より、半ケツをチラつかせることで我々男子のモチベーションをキープさせる手法に、作り手のファン想い精神が窺える秀作である。
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シナ海を越えて

こんばんは。オビ湾です。

大変恐縮ではございますが、本日より一週間の間、カジノロワイヤルを留守にいたします。
その間もクローンオビ湾がブログを更新し続けますが、クローンはオビ湾本人よりもさらに質が低いため、皆様のコメントにご返答差し上げることができません。ご了承くださいませ。

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今回も南シナ海と近辺調査が主な任務です。
気張っていきます。
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カーズ・チョイス #28:NITROADE

こんにちは。オビ湾です。
カーズのマイナーカーを、しかもミニカーで紹介していくコーナーの第2弾です。

今回はマイナーカーの中でも比較的人気のあるキャラ、ニトロエイドを紹介します。

◆#28:NITROADE
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比較的新しいカーズミニカーシリーズで、Look my Eyes!という確度によって目の位置が変わるタイプだ。
このタイプでリリースされているマイナーレーサーはNITROADEとLEAKLESSの2台だけである。

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バックショット。
ニトロエイドと言うのはスポンサー名で、名前の通りニトロ製造メーカーだ。
本当の名前はエイケン・アックスラー。
過去3年は10位以内に入っている優秀なレーサー。普段は太極拳を盛り込んだトレーニングをしているらしい。
また、“スリーサイクル”という名のカントリー・ジャズバンドを組んでいるとのこと。

ちなみにこんな所で映りました。
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ニトロエイドは比較的出現回数の多い車なので、見つけやすいと思う。
ピットシーンもあり、じっくり見ることができる数少ないキャラだ。

次回は同じマイナーレーサーの中ではニトロエイドと双璧をなす人気キャラ、リークレスの予定。
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紹介:ルネフェア

謎のパーティ・ゲーム、「ルネフェア」のレビュー。
ルネフェアとはルネッサンス・フェアの略で、ヨーロッパの中世をイメージした仮装祭りみたいなものらしい。
詳しくはここを⇒http://www.srfestival.com/
不幸を競うカードゲーム「Gloom」と同じようなクリアカードを使ったパーティ・ゲーム。ただし、プレイヤーに求めるものは並みのパーティ・ゲームを遥かに凌ぐので、もし出逢ってしまった方は構えて望んだ方が良いだろう。
また、中身は言語依存たっぷりのカードが大量に・・・。今回はたまたま相手が翻訳者だったのでプレイできたが、本格的に遊ぶのなら日本語シールが必須だろう。

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ドイツゲームのような化粧箱ではなく、ペラッペラのゆる箱。
中には普通のカードとクリアカードの2種類。
遊ぶにはコインが必要なのだが入っていないので、別途用意しなければならない。

各自自分のキャラクターカードを受け取ってゲーム開始。
このキャラを派手に仮装させていくのがゲームの目的である。

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手番では
・パフォーマンスをする
・買い物をする
・手札を交換する
のいずれか2回を行う。
基本はパフォーマンスでお金を稼ぎ、中央で売りに出されているコスチュームを買うという流れ。

パフォーマンスをする場合は、手札から選んでどのパフォーマンスをするか決めるのだが、この内容がなかなかの曲者。ガチで30秒の間ニワトリのモノマネをし続けるとか、パントマイムで何かのマネをして当ててもらうとか、けっこう大き目のアクションを要求される。
パフォーマンスに成功したらお金がもらえるというわけだ。

通常、コスチュームは3金で購入することができるのだが、1パフォーマンスの成功でもらえるのはたいてい1金なので、なかなか高い。
ゲームの勝利条件は頭・体・左手・右手・足・靴のうち規定の数の箇所を埋めること。この時は3人ゲームなので5箇所埋めたら勝利だ。

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ゲーム終了直前のオビ湾の様子。
残念ながらこれ以上埋めることができず、負けてしまった。
ちなみにコスチュームは他人のキャラに着せることも出来る。なぜなら、既に着せた箇所を無かったことにする妨害コスチュームみたいな奴があるからだ。1着着せるのも一苦労のこのゲームにあって、妨害は戦意喪失間違いなしである。

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勝者の様子。カオスな感じだけど勝利条件に組み合わせは関係ないのだ。

しかしこれ、記載されているプレイ時間1時間に偽りなし。
ゲーム終了までに相当な回数のパフォーマンスをこなす必要がある。正直、かなり疲れる。
軽そうな見た目だが、1プレイで相当疲弊できるので気をつけたし。

【所感】★★★☆☆☆☆☆☆☆
パーティ・ゲームとしてはちょっとやることが重く、しかもひたすら続くので、お酒飲んでやるほかないと思います。最後にお互いのコスチュームを見せっこするのは面白いですが、妨害なんか喰らった日にはモチベーションを保つのが難しいです。言語依存も大で、なかなか取り出し難いゲームです。
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バッドルーテナント★★★★☆、ヒックとドラゴン★★★★☆

あまりに暑すぎて頭が動きません。
呪いのビデオを観て涼みながら書いているので、変ななってたらすんまそん。

バッドルーテナント★★★★☆

我らが大将、刑事ニコラス大先生の最新作。
ショービズでそのとぼけた中毒者っぷりが紹介されてから、もう観たくて観たくてしょうがなかったのだが、いつの間にかDVDになってたという。劇場公開されたんかなぁ。

職業警部で親父も元刑事、南部生まれで口も悪けりゃ手癖も悪い。
腰痛持ちでスーツはぶかぶか。素早い動きもできないし、綺麗なやり方もできないけれど、やらなきゃならんことはきっちりと。

どうしようもなく悪徳な警部補。もう、タイトルの通り。
腰痛を紛らわすためのドラッグで人生急下降。その場しのぎの荒っぽい生き方にハラハラ。
最後には悪党と組むまでにいたるどん底っぷり。と思いきや・・・。

う?ん!後引く見ごたえ!
善悪を超越した気だるい人生観が垣間見える秀作。

ニコラス先生!これはあなたにしかできない役だ!
なんで急に、こんなぴったりの仕事受けたのですか!

ヒックとドラゴン★★★★☆

スティッチのディーン・デュボア&クリス・サンダースによる児童文学を元にしたアニメーション映画。2D字幕で観賞後、3D吹替でも観賞。どのパターンも非常に良くできていて、甲乙つけ難し。ドラゴン急接近の迫力が中々なので3Dも悪くない。原作は未読。ただ、全体的にスティッチに似てます。

対ドラゴンのスペシャリストであるヴァイキング。そのリーダーの息子である主人公ヒック。
ヒックは父のような戦士に憧れているけど、ちょっともやし系な男の子。
ある日村がドラゴンに襲われたとき、ヒックは秘密兵器を使って最強のドラゴンを打ち落とす。だれも信じてくれないけれど、落下地点に行ってみると・・・・。
徐々に打ち解けていくヒックとドラゴン。(何よりも、2人で協力してヒレを動かさないと飛べないという設定が素晴らしい。)
ドラゴン通になったヒックは村でも徐々に認められるようになる。

そしてヒックはドラゴン達を統べる大ボスがいることを知るのだが・・・。

後はなんというか、それらしい成り行きで大ボスを倒しに向かう。いたって王道なストーリー。
この大ボスを倒すことで全てがクリアー!みたいな所は非常にアニメらしいなと。映画研究に余念がないPIXARとははっきりと路線の違いを感じる。実際はPIXARが異常なんだけど。
あまりに毒が無さ過ぎるところは最後に犠牲を負うことでペイしているような気がするけど、流れ的にはそこにテーマが置かれているとは思えず(であれば大ボス倒して良しとはならんでしょう)、正々堂々としたファンタジーアニメと思ったほうが楽しめる。

ダイナミックなアングルで迫力ある飛行シーンが爽快!
これぞ夏休みアニメという出来だ。
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紹介:ドラゴンの心臓

KOSMOSの2人用ゲーム「ドラゴンの心臓」。
箱の見た目がイマイチなので放って置いたのだが、すごろくや深夜会でやったら面白かったので購入。

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なんかこう、イマイチ内容が正確に伝わっていないような気がするボックスイラスト。ゲームボードのイラストを一部加工して使った方が良かったんじゃないかっていう気がする。
KOSMOS2人用の最新仕様なので、中身の割りに箱は集めである。

中には2人分のカードの山札。ドラゴン像(ブルームーンのやつ?)。
それに超立派なイラストのゲームボードが入っている。
これだけ入ったKOSMOS2人用シリーズで3000円行かないのは珍しい。

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双方のプレイヤーが交互にゲームボードへカードを出していく。
毎回1箇所にしか出せないが、場所によっては複数枚出すことも可能。
カードを出した後は山札から手札MAXまで補充。

肝心のカードを出す場所についてだが、それぞれのカード毎に出せる場所は決まっている。カードのイラストとボードのイラストが合致するようになっているのだ。
ではカードを出してどうなるかということだが、これが物語調でとてもわかりやすい作り。

各カード置き場からは矢印が伸びており、その矢印の先に置かれているカードを獲得して得点にするという仕組み。この矢印の関係が物語上の食物連鎖みたいになっている。
例えば“ドラゴンハンター”を出せば“ファイヤードラゴン”を取れる。“ファイヤードラゴン”を出せば“財宝”が取れる。と言った具合である。
ただし何枚か溜まらないと効果が発揮されない場所もあるので、どこまで出すかなど、けん制っぽいやり取りも生まれる。

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“ドラゴンハンター”と“ウォーリアー”を回収する“船”がこのゲームの肝になる。3枚溜まると効果が発動するのだが、枚数が少ないためにドラゴンハンター達をワンサカ取れる可能性が高い。
しかも3回目の“船”発動でゲームは終了。つまり終わるタイミングも決められると言うわけである。
できれば相手にパスをしたくないので、手札に3枚溜めてから出したいところだが、そうなると手札の圧迫具合がすさまじい。それを狙うのであれば、手札を1枚増やすドラゴンの心臓(説明割愛。プリンセスを出すとドラゴン像を取れるときがある。)を持っておきたい所だ。

ボード上に物語が広がっているため、テーマとシステムの双方について視認性が良い。この辺りが好評の理由か。
テーマもシステムもありきたりのものだが、良くわかってやる分面白みが増す。
バトルラインにも似ているが、あれよりもさらにテーマに入り込みやすくなっているため、どちらかといえば雰囲気を重視したゲームと言えるだろう。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
手札にほしいカードが来なければどうにもならないのでガチガチとした雰囲気にはなり難いと思います。かと言って悩ましさが無いわけではないのが良いですね。
ゲームにテーマや物語を求める人なら、かなりわかりやすく楽しめると思います。
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カーズ・チョイス #8:Dale Earnhardt, Jr.

ちょっとしたブログの隙間向けにカーズのミニカー紹介もしてみようと。そう思いました。
しかもメジャーカーではつまらんので、なるたけマイナーカーを紹介していくと、そういうことにしたですよ。ハイ。

ということで第一回は、マイナーでも有名というか、本当はめちゃ有名だけど映画では端役だったこの車から。
◆#8:Dale Earnhardt, Jr.
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ゼッケン8番のデイル・アーンハート・ジュニア。
レースシーンでは殆ど姿を見せないが(高速で走りすぎるシーンくらいで、ピットシーン以外は目視困難)、キングに直接話しかけに行く場面がある。
ちなみに通常のマテル社カーズミニカーはプラスティックタイヤなのだが、これはアメリカ・Kマートの限定品でタイヤがゴム製である。

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バックショット。
これ、なんと実在するレーサーと車。
デイル・アーンハートJr.はNASCARを代表するアイドルレーサーで、父のデイル・アーンハートは伝説的ドライバー。父子でレースに参加したことでも人気を博したが、あるレースで息子の車を守るために後続車をブロックしていたところ、父はクラッシュして死亡。以来、デイルは伝説の名前を背負って頑張っているというわけだ。
さきほどのキングとのツーショットシーンだが、もちろんデイル・ジュニア本人が声優である。

ちなみにデイル・ジュニアがこの型の車に乗っているときの映像がこちら。

ちょい昔のデザインなので、カーズ2で再出演はなさそうだなぁ。
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コララインとボタンの魔女★★★★☆

ナイトメアスタッフによるストップモーションアニメ「コララインとボタンの魔女」。一癖あるキャラクターデザインが相変わらずツボに嵌ってしまう。

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上階はネズミのサーカス団長、下階は元女優のオバさん姉妹。変人だらけのアパートメント“ピンクパレス”。
そこに越してきたのが本作の主人公であるコラライン一家。
母は作家、父は自宅で編集という、ちょっと陰気な家族である。

ある夜コララインが目を覚ますと、ベッドの下から可愛いネズミが這い出てきた。
コララインが後を追っていけば、なんと居間の脇にある小さな扉の中に入っていくではないか。あの扉はレンガで塞がれていた筈なのに!
恐る恐る扉を抜けてみるとそこには現実とそっくりなパラレルワールドが。ただ少しだけ違うのは、ママとパパがすごく優しいこと。それに、目がボタンだってこと。

理想の世界にすっかり嵌ってしまうコラライン。
でもそれは、ボタンの魔女が仕組んだ罠だったのだ。

突如閉じ込められた鏡の中で、コララインは目をボタンにされて命を喰われた子供達の霊に出会う。彼らの目を探してあげなくては。そう思った矢先、今度はママとパパが魔女に攫われてしまった!
このままではママもパパも失って、自分もあの子達と同じようになってしまう。
かくして気弱な友人ワイバーンと賢い黒猫をお供に、コララインと魔女の大切なものをかけたゲームが始まるのだった。


まあ最初に、素晴らしくよく出来たストップモーションアニメです。
特にコララインの大胆で細かい動きなんかは、よくも精巧に作ったものだなと。
滑稽で愛らしい動作に思わず見蕩れてしまう。
メイキングを見ていないのでわからないが、建物も人も基本的なところはあまりCGを使っていないように見える。っていうか編集以外にCG使ってるのか?使ってるとしたら光とか彩色だろうか。とにかく物質感のある見た目が良い。遠近の撮り方とか、実際のモノはどうなってるんだろうかと気になる。

物語も面白い。
悪い魔女がいて、パパとママが攫われてと、いたって王道なコンパクトファンタジー。しかし変人だらけのアパートメントといい、目をボタンにする魔女といい、なんとも愛らしい設定ではないか。
この辺りは当然原作が持てる魅力だろうが、今作の場合、ストップモーションアニメとの愛称が完璧なのだ。だって、“目がボタン”だよ。これ以外にボタンの素材が生きる表現方法があるのだろうかと。

オバさん姉妹の華麗な舞台、愉快で可愛いネズミのサーカス。いつまでも観ていたい音楽とテンポ。
摩訶不思議な世界の映像化ってほんとに作り手のセンス次第。

ちなみにこの映画、劇場では3Dメインだった。
これだけ立体的なコマ撮り映画を、わざわざ擬似立体で観るのはもったいないとしか・・・。
単価UPが主目的の3D映画。この作られたムーブメントが早く過ぎ去らないものかと、祈るばかりである。
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紹介:新装タイル版・イチゴリラ

高円寺フェスのすごろくや企画で登場した「イチゴリラ」がタイル版になって新装リリース!
新版発売にあたってはいろいろと新タイルが模索されたようで、今回は2枚の新たな特殊タイルが登場。

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丁寧にエンボス加工のされた細長の箱がお洒落。
ちょっと目立たないけど「イチゴリラ」の部分にも浮き出るエンボス加工がされている。
タイルは小さめサイズになっていてこれまでよりも場所を気にせず遊ぶことが可能。
背景がオレンジ色になっている2つが今回新たに登場した特殊タイルである。

詳しいルールは過去記事「イチゴリラ」か、高円寺0分を参照してほしい。

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特殊タイルその一、“ニジ”。
普通に2枚めくることでも取れるけど、2枚の間に何かのセットを揃えたらそのセットもニジも両方もらえるというお得感のあるタイル。
実は効果は些細なんだけど、この見た目の良さでどうしても拘ってしまう。ゲームに負けてもニジを取ってさえいれば満足感を得られる不思議なタイル。

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特殊タイルその二、“おばけ”。
出てきたら即座のタイルと場所を交換。現れては移動し、場を引っ掻き回す迷惑野郎だ。

ニジ!ニジ!と思っているとオバケを引いて全部忘れてしまう。なんとも存在感のある2種類の新登場タイル。
「イチゴリラ2」を期待してしまう出来だ。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
ゲームのプロが一工夫加えたメモリーゲームです。
カードがタイルになることで大分めくりやすくなりました。
コンパクトで綺麗な仕上がりなので、プレゼントにもお勧めです。
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紹介:モノポリーディール

売れに売れているという「モノポリー・ディール」。
名前の通りモノポリーのカードゲーム版なわけだが、あの古臭い交渉がなくなって短時間なゲームに仕上がっているとのこと。
早速2プレイで2回、3人プレイで2回。確かに15分で終わるゲームになっているようだ。

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野暮なデザインと薄っぺらい箱はさすがに安っぽいが、一般店舗向けの吊られ商品だから仕方なかろう。
もちろんコンポは全てカードだが、モノポリーらしいものは一式含まれているのでわかりやすい。
・3セット集めることで勝利できる“権利書カード”
・支払いに必要な“お金カード”
・支払いを求めたり、権利書を横取りしたりする“アクションカード”

これらのカードを全て1つにまとめてシャッフル。いろんなカードがあっても山札が1つになるってのはシンプルで良い。それでこそディール。

山札から各自に5枚ずつ配って初期の手札とし、ゲーム開始。

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手番になったらまずは山札からカードを2枚引いて手札にいれ、そこから3枚まで場にカードを出せる。
写真のように、基本は自分の前に各色の権利書・お金を自分の前に出していく。

権利書カードを並べていくのはなんとなくわかるけど、お金を出すのはなぜ?っておもうでしょ。
ここが「モノポリーディール」の良い所。なんとお金は手札にあっても支払いに使用できず、このように場に出したものでないと運用できないのだ。モノポリーらしくない今っぽいルールに感心。

ゲーム中、なにかで支払いが必要になったらこのお金置き場から支払い、もしそこにあるお金で足りない場合は権利書を譲ることで支払いを済ませなければならない。お金を切らさないことがとても大事だ。

ちなみにアクションカードも“お金”として“お金カード置き場”に置くことができる。アクションカードをお金として使って権利書を守るか、効果を発動させてライバルを攻撃するか、戦略を練ろう。

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やはり強力なのは“のっとり系カード”。
横取りだけでも十分に嫌だが、のっとりを発動されると完成している権利書セットを丸々取られてしまう。
3セット集めることが目的のこのゲームにあって、1セットのふんだくりは勝負を決める強力な一撃になる。
これらのカードに対抗するために拒否カードを集めたり、相手がセットを完成させそうな権利書を安易に場にださないようにしてみよう。

確かに運要素は強めで、強力なアクションカードが誰に行くかであるていど有利不利は出てくる。その辺は本家も似たようなもんだし(少なくともぼくらレベルが遊ぶのであれば)、むしろカードゲームという軽さの中では本家ほどのイライラが無くて良いくらいだ。
プレイ時間が短いわりにモノポリーを遊んだのと同じような満足感。
「ほれ、俺の高級ホテルにとまらせてやるわ。7万よこせ。」
「最悪だわ。ほれ、もってけチンカス野郎。」
以上のようなやりとりは健在である。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
見た目は古臭いし、カードの質もドイツ製に比べればオンボロです。
でもこの商品の狙いと思われる“モノポリーを現代にあったファミリーゲームに”という目標は良い具合に達成できているんじゃないかなと。値段も安く、消耗品として割り切って遊べるのもよいです。
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ぼくのエリ★★★★★、渇き★★★★☆

本日はヴァンパイア映画を2本。後半は楽します。

ぼくのエリ★★★★★
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猟奇事件の記事をスクラップし、夜な夜なナイフを持ち出しては良からぬシミュレーションをする12歳の男の子、オスカル。学校ではいじめられ、両親は離婚している。
そんな彼の住むマンションの隣部屋に、同年代の女の子“エリ”と中年男性が引っ越してくる。
孤独なオスカルは、どこかミステリアスなエリに惹かれるようになり、次第に親密な仲になっていく。

もちろんこの女の子はヴァンパイアなのだが、お付きの中年男性は真っ当な人間らしい。エリのために人を殺め、血を調達してくるのが仕事だが、物語中盤で警察に囚われ、挙句エリに血を飲ませて絶命してしまう。
ひとりぼっちになったエリ。

オスカルもやがてエリの秘密を知り、一度は距離を置くのだが、孤独が2人を結びつけるように2人の仲はより深いものになっていく・・・。
とまぁ、このくらいで。


用意された設定はそれほど変わったものではないのだが、“エリの元で壮絶な最後を迎える男”と“エリと出合って生きる意味を見つけた少年”という2つの関係を見せた事で、非常にエモーショナルで独特な物語に仕上がっている。

描写されるものの何もかもが不安定で、自然と2人の感情にしがみつきたくなる。
台詞に頼らず、勢いに頼らず、鑑賞者の中で理解が深まっていく心地よさ。

ホラー映画でありながら、この手の映画にありがちな嫉妬の感情さえ殆ど使用せずに、まっすぐな愛の終わりと始まりをただただ直視させる。
恐ろしい美しさを持った映画。

残酷描写もしっかりしていてまさにホラー映画ではあるのだが、観終わった後の感触はまったく別物。
オスカルが見つけたのは“幸せな愛”だろうか。彼自身にとってそうだとして、僕らの心に残るやり切れなさはなんなのだろうか。

1人の少年の新鮮な輝き、エリの抱える孤独、エリを愛した男の末路。
この映画は何も語らないが、観終わった後は感情でいっぱいになっている。


関東は銀座テアトルの単館上映。映画ファンは是非。

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ちなみに原作の「モールス」からはかなりの要素が削除されているらしい。これは原作者自らが映画向きに脚本をし直したものだとか。
聞き知る範囲では原作と見方がまったく変わっている部分もあり、別物ととらえるのが良さそうだ。もちろん、同じように解釈することもできなくはない。

だいたいこういった脚本の変更は映画に取ってもプラスに働くことが少ないのだが、この映画の変更点は改悪どころか、長さ2時間の視聴覚芸術として活かせる所、殺すべき所をわきまえた脚本になっている。

渇き★★★★☆
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パク・チュヌクの最新作。
良い意味で地に足着かない不思議ちゃん描写は相変わらずで、血を絵の具のように使うセンセーショナルな見た目も健在である。

もひとつチュヌク映画で気になっちゃうのは“可愛い女の子で生々しい映像を撮る”という親父心。
言わずもがな、ヴァンパイアというテーマは官能万歳な世界。
思う存分怠惰なエロを描けた監督も楽しかっただろう。

音楽も脚本も、まったくもって期待したとおりのチュヌク品質で大変けっこう。
ただちょっと・・・
常識を切るような作風でありながら、毎度予想どおりの作品が仕上がってくるというのにはなんとも不安を感じる。さすがチュヌク、でもいつものチュヌク、で済まされてしまう映画が続くのだろうか。
今回のエンディングシーンを見た後、ほんの少しそう思ってしまった。
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紹介:サムライ

クニツィア×ジパングと言えばこれ。「サムライ」。
ちょい前に「サムライ・カードゲーム」の日本語版が出て話題になっていたが、箱は相変わらず大きかったしプレイするのに場所も喰うしで褒めるとこが少なかった。ので、やはり本家のこちらを推したい。

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ボードゲーム界でも5本の指に入るネタのボックスイラスト。
とはいえ海外製品の日本描写としてはかなり頑張っている方だろう。
箱のでかさはやはり弱点だが、その威厳漂う黒光りした姿には惚れ惚れするものがある。

縦長の日本を舞台にしたゲームと言うこともあってボードが大きく、プレイする場合にはそこそこ広い場所が必要になる。よって内容的にもぴったりくる和室で遊ぶのがお勧めである。
ということで、カジノロワイヤル初の畳バックレビュー。

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人数によって使用する範囲が変わる。
今回は2人プレイなので本州のみだが、人数が増えるにつれて四国九州、最終的には北海道まで登場する。蝦夷地にビックシティがあるのはご愛嬌。

各プレイヤーは障子の手前に手札となるタイルを持ち、障子の向こう側に自分の山札を広げておく。
手番になったら障子の手前にあるタイルから1枚以上を出し、日本地図の上に置いていく。
見た目は陣取りのようなゲームである。

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各都市におかれたシンボルを獲得すべくタイルを置いていく。
都市には帽子、田んぼ、仏像が置かれており、通常はこのうちのどれか1つなのだが、ビックシティになるほど置かれているシンボルが多かったりする。

都市の周りがタイルで埋まったらシンボルの獲得者が決まる。
都市を囲んでいるタイルのうち、“シンボルと同じマーク”と“侍か船のマークがかかれたタイル”の数字の合計がもっとも大きいプレイヤーがシンボルを貰うことが出来る。
2つ以上シンボルが置かれた都市では、それぞれのシンボルごとに獲得者が異なることもありうるわけだ。

上の写真では帽子のシンボルの周りを青が4点(帽子+侍)、赤が1点(侍)が囲んでいるので、青が帽子を獲得することになる。

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終盤。
ゲーム中は1枚のタイルで2箇所に影響を与えられるようにするなど、出来る限り効率的にことを進めたい。しかし慎重に行き過ぎると先を越されてしまう。侍マークのタイルは1回の手番で何枚も出せたりするので、これをうまく使って一気にシンボルを獲得することもできるのだ。

どれか1種類のシンボルが全て獲られたらゲーム終了。ここでクニツィアらしい勝利者判定が待っている。
まずはいずれかのシンボルで最多を取っていないと脱落。
最多を満たした上で、それ以外のシンボルの数が多いプレイヤーが優勝という、頭脳絶好調的というか、間違うことなきクニツィアルール。

詳しく書かないが、タイルの中には海に置けたりシンボルを交換したりなど、割と強烈な効果を持ったものがある。これらの効果で場が荒やすく出来ているのが好みの分かれるところだろう。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
数字の出し合い&様子見という、ちょっとバトルラインに似た所があります。
シンボルの駒がなかなか重厚な感じで趣があり、雰囲気としては悪くないと思います。
特殊な効果を持ったタイルの働きが、ちょっとプレイ感をもやもやさせている気がしてしまって個人的にはのっぺり感を感じるゲームです。
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カーズの楽しみ方?カーズ2情報

カチャウ!

「カーズ」といえば「バグズライフ」と並んでPIXAR映画の人気最下位を争う作品。
でもこれ、実はすげー映画なんです。
カーズ [Blu-ray]カーズ [Blu-ray]
(2007/12/05)
ディズニー

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主な見所は開始10分間。これは事実。
超高品質でアッパーな場面を見せられた後は、ど田舎へ行ってひたすら地味なシーンを見せられてトーンダウンする。古い車を正確に描いたり、アメリカでは人気のヒッピー車が出てきたりなど、こだわりのある人には楽しめるが・・・。それ以外の人には“PIXARのわりに普通”って思われても仕方がない。

でもね、それでいいんです。カーズは。
開始10分にほぼ全てが込められた映画なんすよ。(カーズファン、すまん!少しのあいだ黙っていてくれ!)

冒頭のピストンカップ最終戦(ダイナコ400)を疾走する40台のレースカー。
本物のナスカー中継を徹底的に研究して作られたカメラワークで、すさまじい迫力。
レースカー1台1台に個別のスポンサー、エンジン音、レース経歴、名前と性格が設定されているのはもちろんのことである。
スポンサーのほとんどはPIXARオリジナルの愉快なものが多いのだが、1台だけアップルスポンサーの白い車がいるのにお気づきだろうか。是非探してみてほしい。

こういった登場車の細かい設定はBlu-ray版の「カーズ」で確認することができる。
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どの車がどのシーンに登場するかを当てないと見られないが、それも楽しみの1つ。
たった10分のために、恐ろしい作りこみ・・・。
もちろん各チームにはチームスタッフ、トレイラーが存在する。ちなみに海外のちびっ子はBlu-ray版を見てマイナーチームのファンになったりしているらしい。だからマテル社もマイナーチームのレースカーのみならず、ピットクルーも製品化している。
そのほとんどは海外でしか手に入らないものだが、コアなファンならいくらでも入手先は知っているだろう。

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今でも新製品がトイザラスに入荷されることがあるが、一瞬で姿を消してしまう。
マテル社は米国の有名マートと提携して限定モデルを出したりなど、コレクターを夢中にさせる技にも長けているのだ。
ちなみにPIXARのグッズ売り上げはカーズがダントツの1位。トイストーリーが追いつかないほどの売れ行きなのだ。

現在のマテル社製カーズシリーズは“ファイナル・ラップ・モデル”と銘打たれており、つまるところ来期(この秋)からはカーズ2モデルになると言われている。
実際のところについては、日本一のマテルカーズショップ「プラシックマーケット」の店長曰く、先日のコミコンに新製品が登場しなかったのでまだ不透明とのこと。
とはいっても来年の夏に「カーズ2」が公開することはもう決まっているので、春には新製品が並ぶようになるだろう。

そのカーズ2についてなのだが、本国サイトとファンの情報によると・・・
メーターをチーフに据えた新生チーム・マックイーンは、世界中の名だたるレースに参加するツアーに出かけるらしい。
最初の舞台は東京の公道レース。続いてモナコでF1、アメリカでラリー、フランスでルマン等々・・。
なるほど。今度は全編レースで行こうってんですな。
しかしそれだけレースの種類が増えると、マテル社のミニカーも大変なことになっちまうな。1のシリーズだけでも出し切るのに5年かかったというのに。

本家サイトにはカラースクリプトが1枚だけ掲載されている。あれ?後ろに富士山でF1と走ってるぞ。ちょいと噂と誤差がありますね。

ということで・・・(どういうことだったけかな)
君もBlu-ray版を観てカーズにはまろう!
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必死剣鳥刺し★★★★☆

藤沢周平原作、平山秀幸監督の「必死剣 鳥刺し」。
恥ずかしながら時代小説というものを読んでこなかったため、藤沢周平を知ったのは山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」から。そこで感化されて少しずつ読むようになった。(親父が読み始めたというのもあるが。)
山田洋次監督はその後に隠し剣シリーズの「鬼の爪」と「盲目剣谺返し(武士の一分)」を映画化し、“藤沢周平原作”を現代時代劇のヒットキーワードに育て上げた。その後の山洋監督は藤沢映画を撮っていないが「蝉しぐれ」「山桜」「花のあと」というように藤沢式時代劇は他の監督により受け継がれている。

今回「必死剣鳥刺し」を映画化したのは「愛を乞うひと」の平山秀幸監督。
時代劇では「やじきた道中 てれすこ」を作ったことがあるが、エモーショナルな藤沢時代劇をどう料理するのか、見所である。

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舞台は恒例の海坂藩。
中級藩士の三左ェ門は、能楽が催された直後、藩主の側室である連子の前に立ちはだかり、彼女を刺殺した。
三左ェ門は妻を失って跡継ぎもない身だったこともあり、藩内の毒となっていた連子を、身を挺して取り除こうと考えてのことだった。

斬首が当然と思われていた三左ェ門だが、上司の津田が藩主を説き伏せたことにより、自宅幽閉という異例の処置で済まされることになる。

幽閉が解かれ、再び藩士のお役目につくことができた三左ェ門だが、あまりの待遇の良さに違和感を感じずにはいられない。
上司の津田にはたびたび降格の願いを訴えるのだが、津田は頑として三左ェ門の任を解かなかった。

時を同じくして、藩主とご別家の関係が怪しくなってくる。
連子が現れた頃から民を省みなくなった藩主に対し、ご別家が反旗を翻すという噂が立ち始めたのだ。

そしてある日、三左ェ門は津田から“ご別家を迎え撃つように”との密命を下される。津田は三左ェ門が剣の名手であることを聞き知っていたのだ。
ご別家も名だたる剣の使い手。乗り込まれたときに確実に対応できる駒が必要だったというわけである。

かくして、三左ェ門とご別家の壮絶な切り合いが始まる。
本来であれば志を同じくするものを相手に、三左ェ門は藩主への忠義から立ち向かわなければならない。しかも、城内に持込を許されているのは脇差のみ。
対等に向かっても苦戦間違いなしの相手。
にも関わらず、なんら怯むことなく脇差を構える三左ェ門の姿に、侍という生き物の残酷な宿命が感じられる。

緊張張り詰める闘いが終わると、津田に騙された三左ェ門は城内の藩士全員を相手に大立ち回りを演じることになる。絶望的な状況の中、武士の魂にかけて一矢報いてやろうという見事な感情の爆発は、小林正樹の「切腹」を髣髴とさせるものがあった。
しかも彼にはまだ、必死必殺の剣“鳥刺し”が残されているのである。
そしてこの映画は、1人の武士の壮絶な生き様を見届けて終わる。


非常にストイックで芸術性の高い、映画らしい映画。
田園風景や屋外でのシーンに絶景というほどのものはないが、日本建築という極めて直線的な枠の中で見る武士の有様に、日本独特の精神的な美意識が描き出されている。
ご別家到来の旨を藩主に報告し、スッと襖を閉めた姿のただならぬ緊張感。(わざと尺が長めだったか?)これには鳥肌が立った。

構成も素晴らしい。映画冒頭の衝撃的な事件にはじまり、ラスト15分は壮絶な殺陣と感情的な頂点を同時に魅せる。これぞエンターテイメントというものだろう。

さすがに時代劇なれした池脇千鶴も上々ではあったが、ストイック極まるこの映画にあっては少々トーンがずれているように感じた。その他にも一部違和感のある台詞など、若干気になる点がチラホラする。極めつけはエンディング2曲目のポップソングだろう。
この辺り徹底の行き渡らない箇所を除けば、十分★5つに値する映画である。

日本の映画芸術は時代劇が支えている。久々にそう思わせてくれる映画だ。
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紹介:多すぎる料理人

料理人はたくさんいるのに、使える鍋はたったの1つ。
今日のメニューを決めた料理人達がそれぞれの思惑で材料を放り込み、なんとかそれらしいものを仕上げると言うドタバタテーマが楽しい「多すぎる料理人」。
クニツィア作の昔のトリックテイキングゲームなのだが、テーマが愉快なだけでこれほどまで違って見えるかという、そういうゲーム。

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これは一番最近のペガサス版缶入り。
イラストが旧版とガラリと変わり、よりポップで番人向けになったように思う。
カードだけでもギュウギュウな感じなので、日本語ルールを折りたたんで入れようとしても入らないのが難点だ。

カードは大きく分けて3種類。
作るメニューを宣言する「メニューカード」
料理をつくる材料となる「材料カード」
お店の人気(得点)を表す「お得意様カード」

ラウンドの最初に、手札を見ながら「メニューカード」でメニューを宣言し、「材料カード」でトリックテイクをして料理を作り、結果に応じて「お得意様カード」が減ったり増えたりするという流れだ。超ざっくりだけども。

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メインはカウントアップのトリックテイク、もとい、鍋を使っての料理作りだ。
最初のプレイヤーが材料カードをだしたら、それ以降の人は同じ種類(野菜、チキン、魚介)のカードを出す必要がある。マストフォロー。カードを出したときにそれまでに出されたカードの数字の合計をコールしながら進めていく。合計値が10以上になるようなカードを出したプレイヤーは、場にたまっていたカードを全て自分の前に引き取る。この引き取ったカードがそのプレイヤーの作った料理と言うことになる。

ちなみにトウガラシのカードは、場に出ているカードの種類に関わらず出すことができる。また、トウガラシが出て以降は全プレイヤーが好きな種類の材料を投入することができる。トウガラシが入ってしまえば、もう何だってアリというわけだ。

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手札が尽きたらラウンド終了。
各々自分が宣言したメニューと、実際に出来た料理とを比べて得点(お得意様カード)を得ていく。
得点の基本は“野菜スープを宣言したら野菜カードが得点”と言った具合、トウガラシについてはチリスープを宣言していない限りマイナス点になる。

各自はそれぞれのメニューについてゲーム中一度ずつしか宣言することができない。
肝となるのはファーストフード・メニューを出すタイミングで、このメニューを宣言したラウンドは獲得した枚数がそのままマイナス点になってしまう。
手札を見て、このカードを出すタイミングを図ろう。

【所感】★★★★★★★★☆☆
カウントアップしていくゲームはシンプルなものが多く、若干物足りない傾向があるのですが、このゲームではメニューに合わせて取りに行ったり逃げたりと、非常にバラエティのある展開が楽しめます。
テーマがお料理ものというのも好印象の大きなポイントです。
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SDJキッズ大賞?トイストーリーの世界展

今年のキッズ大賞は事前の予想通り、HABAの「ドラゴンディエゴ」に決まった!
弱点になるかなと思っていた「クロンダイク」との類似性は、さほど影響しなかったようだ。

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ポーンマークが付くのはいつ頃からかな?久々にHABAの新製品にポーンが付くのが楽しみでしょうがない。

話題チェンジ
すっかり忘れてたんだけど、トイストーリーの世界展に行ってきた。
展示品自体は非常に少なく、パッと回ってしまおうと思えば10分もかからない規模。でも、「the art of TOYSTORY3」をお持ちでないのであれば、ストーリーボードやスクリプトあたりは非常に興味深い資料集であると思う。
良い映画はこうやって生まれるってのがよくわかる。

でも一番の注目は別!
なんと門外不出のトイストーリー3マケットが展示されていたのだ!!
(※マケット:作画用の立体モデル)
ピクサー展でも展示はあったものの、これは非常にスペシャルな展示品。全世界初披露とのことだ。オタクはこれ目当てに行ってもいいだろう。

わざわざ東京初台までこれないという方には、今回も「the art ofシリーズ」をお勧めしたい。相変わらず最高レベルの資料。会場内の情報はこれでだいたい事足ります。
愛情たっぷりの資料、是非ご覧ください。
The Art of Toy Story 3The Art of Toy Story 3
(2010/05/26)
Charles Solomon

商品詳細を見る



「トイストーリー3」では、おもちゃたちを悩ませる時間軸上の1点を取りあげた。
(中略)
壊れたものなら直せばいい。失われたものなら探し出せばいい。盗まれたものなら取り返せばいい。
しかし、子どもが成長して遊ばれなくなったおもちゃは、もはやいかんともしがたい。
         ージョン・ラセター (the art of TOYSTORY3より)


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ファッションが教えてくれたこと★★★☆☆

何かと露出が多いアメリカ版VOGUEの有名編集長アナにスポットを当てたドキュメンタリー映画。もちろん自分はVOGUEを読んだことがない。映画にも露出が多いので、キワモノ編集長とオートクチュールがいっぱい載ってるファッション誌という先入観だけは持ち合わせている、程度である。

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夏はファッション業界では新年にあたるらしい。
だから“新しい流行が示される時期の、しかもVOGUEの9月号”は業界でもっとも注目されるキーアイテムなのだそうだ。
本作はVOGUE9月号が出来上がるまでの過程を、その編集長と周辺スタッフを中心にドキュメンタリーに仕上げた映画である。

仕事に対する冷酷なジャッジと態度から“氷の女”と呼ばれるアナは20年以上もアメリカ版VOGUEの編集長の座についている文字通りの女王だ。このドキュメンタリーでも彼女の爽快な豪腕っぷりを如何なく拝むことができる。
超優秀なエディターや写真家が練り練って仕上げた誌面を、バッタバッタと没にしていく姿は鬼のようだ。
ぶつくさ言いながら、切られても切られても果敢にアナに向かっていくエディター達の姿には、観るものの仕事魂を喚起させるものがあった。

映画が進んでいくと、僕のような素人にもVOGUE9月号の重要性とエディタの意気込みがひしひしと伝わってくる。一種の記録映画を観ている気分にさえなりそうなお高い世界の緊張感。ひょえ??。しかしこれが彼らの日常なのだ。

映画後半、9月号締め切り間近のアナにプライベートな質問をする素晴らしいシーンがある。自らの弱点が子供達であること、アナの兄弟達が社会的に認められた仕事をしていること。
無敵の調合金編集長が、珍しく人間らしい表情で質問に答える。

「兄弟達は、私の仕事をおもしろいと思っているわ。おもしろい仕事をしてるって。」

映画序盤にアナがファッション業界を批判する人々にたいして、「クールな部類に所属していないことへの不安の表れ」と一蹴するシーンと重ねてほしい。
誰しもがコンプレックスを持っている。この映画が彼女のドキュメンタリーであることをはっきりと認識するシーンである。


音楽が若干ベタすぎる感じがするのと、臨場感のある原題“THE SEPTEMBER ISSUE”が「ファッションが教えてくれること」という野暮な邦題にすげ変わってしまっているのが残念極まりないが、映画としての見所を携えたドキュメンタリーという点で優秀。
ファッションにとりわけ詳しくなくてもお勧めできる。
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1かけ2かけ3かけて、しかけた踊りはやめられぬ

ヤットサーヤットサー♪ オビ湾です。

オビ湾が住んでいるのは“高円寺からまっすぐ北へ自転車で30分”で有名な練馬区北町なんですが、昨夜は「きたまち阿波踊り」というちょっとしたお祭りが催されました。
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ちょうど1年前に越してきたので本格的に楽しむのは今回からなんだけど、参加している連(阿波踊りのチーム)がどこも本格的でびっくり!練馬のどこにこんな人がいたんだ!って思ったら、出場連のほとんどが他地域からの参加だった。
でも地元のぽんぽこ連は若い人もたくさんいて、商店街からの声援も熱い。
ああ、こういうお祭りが地元にあるって幸せなことだよなぁと思いつつ、女踊りの艶っぽさに魅了され、男踊りのかっこよさと滑稽さに励まされたのでした。

たっぷり2時間以上楽しんだ後、家に帰って間髪おかずメタルマックス3の世界に戻るジャンキーな自分にびっくりしたという、そういう話です。
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