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今年の映画?オビ湾アワード2010

2010年映画お勧め総括。
王道ドラマから新世代SF、良質戦争アクション、原作モノ、とにかく各ジャンルで良い弾揃っていたのが今年の特徴なのではないかと思う。
今年観賞した“新作映画”は185本。そのうちC,D級が20本程度なので実質165本。
劇場観賞は45本。その中からテーマ毎に“この●本!”をピックアップしたい。

【2010年この5本】
総合力でお勧め!2010年オビ湾式トップ5。
※五十音順

◆(500)日のサマー ≪レビュー記事≫
500smer.jpg
ゾーイ・デシャネルが最高に可愛い。すっごくたのしくてちょっと悲しい、本当に素敵な映画。

◆エレクション?死の報復 ≪レビュー記事≫
jony.jpg
限定上映を逃したら、DVD発売までなんと5年も待たされた。そして今更上映。
香港ノワールを背負って立つ、ジョニー・トーの最高傑作。

◆トイストーリー3 ≪レビュー記事≫
andy.jpg
ディズニーが80年間踏み出せなかった一歩。
僕らの大切なものを、大切にしてくれる映画。

◆ぼくのエリ ≪レビュー記事≫
bokunoeri.jpg
まるで無菌状態のように綺麗な映画。
でも観終わった後は人間的感情でいっぱいにさせられる。

◆マイレージ・マイライフ ≪レビュー記事≫
maire-ji.jpg
トータルバランス一番。
鉄の男、リストラ宣告人のスマートライフ。
1000万マイルも離れた遠い空の上で、今日も彼はひとりぼっち。

【劇伴に注目この1本】
「シャーロックホームズ」「インセプション」で今年も絶好調のハンスジマー。ボーイJr.&クリントのクールな「月に囚われた男」。「かいじゅうたちのいるところ」のカレン・O。さらに鋭さの衰えない中国勢。
今年も去年に引き続き豊作だったサントラ畑のこの1本!

◆NINE
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ミュージカルは反則かもしれないが、原作から引っ張ってきた曲を含めてモーリーイェストン大活躍の1本。マリオンコティヤール、ペネロペ、ジュディデンチ、ソフィアローレンの歌が聴き放題という超豪華サントラは鼻血もの。

◆次点:プリンセスと魔法のキス
真帆キス
「トイストーリー3」とこの作品でランディ・ニューマンは名実共にアラン・メンケンと並ぶ存在に!?

【SF映画この1本】
今年は傑作SF映画が多すぎた。どれも個性があってとても楽しかったよ。

◆月に囚われた男
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豪華CGを武器にしたSF大作が多い中、低予算でありながら同等以上のインパクトがあったのがこの映画。
この監督とマークウェブは今年の大収穫だと思う。

【アニメーション映画この1本】
「トイストーリー3」という名作はあったが、量と質は例年程度か。

◆プリンセスと魔法のキス
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ピクサー併合が生み出した宝物。呼び戻されたマスカー&クレメンツによる往年のディズニークオリティ。ランディーニューマンの素晴らしい音楽も合わさり、元ディズニーファンとしては今年一番の収穫に。

◆次点:9
9.jpg
アニメ映画は必ずしも娯楽に特化しない時代になった。その象徴としてもデカい。

【B級テイストこの1本】
実の所、今年はB旧映画をあまり観ることができなかった。「マチェーテ」もゾンビ系も観てない。あしからず。

◆ビッチスラップ
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観て損する男の子はいないでしょう。ガチンコキャットファイトがあなたの股間を刺激する。

【アジア映画この1本】
中国勢がおおよそ例年レベルの映画に納まる中、韓国勢の活躍が目立った1年。日本は「悪人」「アウトレイジ」「必死剣鳥刺し」が良かったが今一歩及ばず。

◆牛の鈴音
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今年のハングルはどれ選んでも他が惜しいので牛さんにした。モ??ウ。

【愛されるべきクソ映画この1本】
今年の状況を一言で言うならば、少数精鋭。
キリヤ作品こそなかったが海外勢にエース級の大作誕生。

◆エアベンダー
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シャマラン大先生、面目躍如の大傑作!
果たして続編は無事作られるのか!?パトロン達よ、今が踏ん張りどころだ!

◆次点:TUNAMI
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釜山を襲うメガ津波に全米も震えた。

【二度と拝みたくない映画この1本】
1年観てれば1本くらい腹がたつ映画が出てくるものだ。

◆ダーリンは外国人
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まぁ酷いのなんの。バラエティの再現ビデオみたい。
雑だよほんと。映画館に来る人を鴨だと思ってるのか。
CM監督の映画デビュー大失敗例。

以上。
明日で今年も最後ですね。一応更新予定です。
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今年のゲーム?オビ湾アワード2010

明日から静岡に帰省する予定なので、今年はもうゲームをやる機会はない見込み。
ということで今年の一番とかその近辺とかドゥームとかを発表したいと思う。
対象期間は2010年1月?12月。

【今年のボードゲーム:オビ湾式TOP5】

1位:51番目の州 <レビュー記事>
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やっぱりコレだろう!
文明崩壊後の世界でせっせと拡大再生産するイカレたゲーム。
B級世界に耐性がない人にはさっぱりお勧めできないが、このテーマでこの完成度のゲームが存在するという事実は今年一番のショックだ。ポーランドのサブカルオタク達に深く感謝し、できれば足を向けて寝ないようにしたいと思う次第である。
箱からカードに至るまでアートディレクションが利いており、今年見たゲームの中では最も見た目のクオリティが高かったように思う。(贔屓目)

2位:ぴっぐテン
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1位とのギャップがありすぎか?レビューもまだ準備中だが採点としては★9つで次点。
誰でもすぐにとっつけるわかりやすいルールであるのはもちろんのこと、一部の数字に割り当てられた特殊能力による“妙”も過不足ないという素晴らしいバランスのゲーム。
絵柄の可愛さとちょっとした色合いの工夫など、作り手の想いが心地良い。

TGFでメビウスゲームズから発売され、最近再入荷されたけどすぐに品切れ。
すごろくやさんには年始あたりで入荷される・・・はず。
是非お正月に遊んでほしかったタイトルだけに、この品薄は惜しい。

3位:グラン・クリュ <レビュー記事>
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シックな見た目に素朴な経営システムを搭載した大人ゲーム「グラン・クリュ」。
ボードの余分なスペースに大人の余裕を感じるシャレオツゲームだ。
競り値の設定から収穫/販売計画など、リアルに運営計画を立てなければならないが、その一方でラウンドの長さが最速のプレイヤーに依存すると言う“ままならない経営”が悩ましい。
面白くなることを保障してくれるシステムではないが、その分自分なりの戦略を考えられるゲームである。

ワインを片手に・・・と言いたい所だが、ほろ酔いでプレイできる自信がない。

4位:サンダーストーン <レビュー記事>
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後述する“半笑い大賞”とダブル受賞。
今年マシンガンショットのように撃ち出されたドミニオン家族のひとつ。
ドミニオンにファンタジー要素をたっぷり盛り込んだデッキ構築型のゲームであるが、一部のカードが不思議ちゃんだったり、ランダムで場札を決めるとゲームが立ち行かなくなったりする、ちょっとおしゃまな愛され系ゲームだ。
ドミニオンと同様にプレイヤー同士が競争するゲームではあるが、洞窟探求という全員共通の目標が設定されているため、皆で同じ方向を見ながらゲームする所が平和でよい。その点に限っては、手札と山札のことばかり考えてヒッキーみたいになるドミニオンよりも印象が良い。
準備が出来たらひな壇に座っているモンスターを叩きに行くという一方的なシステムもまた平和である。
今年のゆるふわナンバー1だ。

5位:RRR <レビュー記事>
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今年の国産ゲームは面白いものが多く、特にワンドロー「RRR」カナイ製作所「舞星」、すごろくや「イチゴリラ(タイル版)」の3つは保存用が欲しいと思ったほどだ。
5位は「RRR」としたが、10位まで上げられれば国産ゲームも多く並んだかもしれない。
カナイ製作所作成・ワンドロー仕上げの「RRR」はアブストラクトゲームではあるが、最近流行りのサプライシステムで、毎回変わる中立タイルのおかげで常に新鮮な気持ちで遊べるゲームだ。中立タイルが戦略に与える影響の大きさも好ましい。
タイルのずっしり感もいい。今年は萬印堂さん経由の良質コンポーネントが国内ゲームに広く浸透した年だった。

【半笑いゲーム大賞2010】
「このゲームどう?」と言われたらフフフッとにやけながら「これね、イイよ。」と意味深にお勧めしてしまうゲームに贈られる名誉な賞。決してちゃかしているわけではない。決して。

2010受賞:サンダーストーン
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数あるライバルを振り切っての受賞は、やはりこの人サンダーストーン。ゆるふわ系の急先鋒であるため、システムと真正面からぶつかり稽古したい人にはお勧めしない。

次点:Z-engine(禅神)
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次点はGemeLinkVol.6の「Z-engine」。なかなか面白いシステムを持っていながら、超適当なテーマをベタ張りされ、おまけに“禅”の心まで背負わされた気の毒なゲームである。

以上。
今年は日本語版のムーブメントが凄かったが、中でもスモールワールドシリーズの継続は嬉しかった。是非是非来年もよろしく御願いします。(サンダーストーンとか)
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ゆるふわサンダーストーンは2010年を制すか 忘年会

年末です。今年やったゲームと映画の整理もままならないですが、とにかく年末です。今年はもう5日もありません。

今日はボードゲーム関連の忘年会で高円寺へ行きました。
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高円寺0分がキャッチコピーの(?)福来門。

そこでやっぱり今年一番のゲームはなんだったという話になるわけです。一応、夏から夏までをルールにして。
一年もあるんだから次から次へ出てくるかと思ったら・・・う?ん。思いつかない。
G斎さん曰く、やはり不作の年でコレと言ったものがあげられんという。それでも聞いてみると、「薔薇戦争」。
薔薇戦争?あれですか。Z-manの奴。全然流通した噂を聞かなかったな。
オビ湾「う?ん。じゃあファウナは?今年でしたっけ?」
皆「去年。」
ぬぬ??。直近で面白かったのをあげたつもりが、去年か!
(ちなみに来年ですごろくやさんは5周年だそうです。時が過ぎるのって早いですね。そりゃファウナも去年だわ。)

なんか変な意味で愛らしくて好きなゲームはあったんだけどな?。
サンダーストーンとか、Z-engineとか。
特にサンダーストーンのアンバランス感といつまでも待っていてくれるぬるい目標がたまらなく可愛いのですよ。
ゆるふわです。ゆるふわ。
(※相談の末、こういう微妙な愛され方をするゲームを指して“半笑い系”と呼称することにしました。)

来ると思いますよ。サンダーストーン。
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紹介:RRR プロモーションタイル

TGF2010Fで豪華版が発売になり、先日もこのサイトで紹介させていただいた「RRR」。
紹介のときにも少し触れたとおり、このゲームにはTGF会場に参加した場合にもらえるプロモーションタイルというものが存在する。たぶん会場に行った皆さんは貰いに行ったことだろう。
今回ようやくプロモタイルを混ぜて遊ぶことができたので、追加ということで紹介したい。

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左から、冒険者、カナイセイジ、木皿儀隼一。
冒険者はTGFでRRRを購入するとついてくる。カナイセイジさん、木皿儀さんの2つは当人と名刺交換で貰うことができる。名刺兼務のナイスなタイルだ。

これらはプロモタイルということで本編ルールに説明がないが、こちらの正式紹介ページで内容が確認できる。

冒険者は中立のタイルを自分のストックに持ってくることができる。
いつか使いたいタイルを予約することができるみたいな感じ。
「後で使いたいけど先に使われちゃうかも」っていうシーンが多いゲームなので、意外と注目のタイル。

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カナイセイジさんは自分の手番中に捨て札にすることができるという変わったもの。
これもニュアンスとしては冒険者と似ていて、狙って場所を確保しておき、後から痛恨のタイルをおく?みたいな感じ。いつ爆発するかわからないので相手にすると恐い・・・。

木皿儀さんはこのゲームで使用していない中立タイルをランダムで自分のストックに加えるというもの。
そいつが出るんかーい!みたいな計算違いが起きるおもしろタイルだ。

3つタイルそれぞれがプロモらしいユニークな能力を持っていて魅力的。

【紹介】★★★★★★★★☆☆
ゲーム本編だけで、中立タイルには十分面白いものが揃っています。ですから、それを上からかき混ぜるようなこのプロモタイルのポジションがとても良いですね。
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紹介:おばけキャッチ

この秋のZochは秀作揃い。
もともとコンポーネントが良くて誰にでもプレイし易い気の利いたゲームを作るメーカーだが、「サフラニート」「おばけキャッチ」「ぴっぐテン」と言った今シーズンのリリースタイトルは、いずれもファミリーに手に取ってもらいたいお勧め商品ばかりだ。
今回紹介するのは「おばけキャッチ」。珍しいルールの反射ゲームだ。

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Zochで2番目に小さいサイズの小箱。「ヘックメック」と同じサイズ。
実はこのゲームもイラストはガブリエラ・シルベイラ氏だ。彼女がイラストを担当するゲームには良いゲームが多い。「いかだ動物園」や「ねこギャング」をはじめ、特にHABAの良質ゲームのイラストで良く見かける。

ゲームのルールはシンプルで、御題カードを見て、そこから答えを割り出して、その駒を取るというもの。

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そのまえに駒の色と形をよく覚えよう。
白い幽霊、赤いイス、青い本、緑のビン、そして灰色のネズミ。

毎回この中のどれかがお題カードの答えになる。でもそのお題カードにちょっとした工夫があるのだ!

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御題カードには写真のようにイラストが描かれている。
これがめくられたら、まずはどういう問題かを確認。

?描かれているものに駒と一致しているものがないとき
⇒御題カードに描かれていない色と形のものが答え

?描かれているものに駒と一致しているものがあるとき
⇒一致した駒が答え

という感じに、答えにたどり着くパターンが2種類あるのだ。

例えば上の写真だと、
左が?のパターンで・・・
「青いイス、白いネズミは駒と一致しない。このとき色も形も使われていないのは緑のビン!ということで緑のビンが答え。」
右が?のパターンで・・・
「緑のビンが駒と一致する!ということで緑のビンが答え」
という具合。

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答えがわかったら後は早い者勝ち。
いち早く答えの駒を取った人が御題カードを貰うことができる。
御題カードをもっとも沢山集めた人の勝ち。

ちなみにお手つきがあった場合は御題カードが次の時のボーナスとして脇に置かれるため、キャリーオーバーが白熱する。また、それを奨励するためなのかお手つきしてもお咎めが無いので、荒れに荒れる駒取り競争。「これかな?」っと思ったら確信が無くても取りに行こう。そういうゲームなのだ。

さすがはZoch。こんなちっちゃなゲームでもテーブルをにぎやかにし、愉快な気持ちにさせてくれる。ゲームが空気を良くする。ボードに鼻がつくほどのめり込ませるゲームも良いが、こういうテーブル全体を眺める視点のゲームって素敵だと思う。ゲーマー向けタイトルをメインにしたメーカーにはちょっと真似できないだろう。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
工夫の利いたルールが良いアクセントになっており、数ある反射系ゲームの中でもかなり面白い部類だと思います。ただ、その分少しだけ対象年齢が高めです。値段からするとコンポーネントも豪華で、このお正月に是非お勧めしたいアイテムです。
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紹介:ファミリア

日本語版のリリースも間近の「ファミリア」。フリーゼのF系ゲーム最新作だ。
しかも今回はマフィアをテーマにした抗争モノだってんだから期待してしまうというもの。
ということで日本語×シチリアマフィアは相性が悪そうなので、日本語版ではなく英語版に飛びついたわけだ。

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もろコルレオーネ。
葉巻の箱をイメージしたと思われるボックスはAmigoカードサイズでコンパクトだ。
60枚のカードは少々細長で、通常のダブルデッキのように二山にすると箱に入らなくなってしまう。
それでもこの形状にしてくれたことは統一がとれて嬉しい。

カードは全てマフィアカードで、それぞれマウラ先生による個別のイラストが描かれている。このイラストが全て別物で流用もなしという超豪華仕様。マウラ先生のファンを自称する者なら3つ4つ買うべきだ。

言い忘れたがこのゲームは2人用で、お互いにマフィアの構成員をリクルートしながら、最終的により価値の高い組織を作れていた方が勝ちというシステムである。

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テーブルの中央(ストリート)には雇用前のマフィア達が登用されるのを待ち受けている。
このカードを自分の派閥に取り込んでいくわけだ。
ゲームは以下のフローで進めていく。

?ストリートの面子を更新(0のマフィアがいないときだけ)
?仕切り屋で手札交換(任意)
?愚連隊でストリートの面子をシバく(任意)
?ストリートからカードを1枚取る(条件が揃ったもののみ)

まずは?の面子交換で、自分が?でカードを取れるように調整する。また、このときに相手に取られたくないカードを捨ててしまうことも可能。

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??は後述するとして、肝心の?。
マフィアカードを取るには、同じ色のカードで、1つ小さい数字のカードを2枚用意しなくてはならない。
最初は上の写真のように0が4色しかないので、ストリートの0のカードを獲得していくところからはじめる。(0のカードは無償でゲットできる。)
例:赤の2のマフィアカードは、赤の1のマフィアカード2枚が手札にあれば取れる。

また、?で愚連隊カードを使っておけば、このときストリートにいるマフィアカードの数字を愚連隊の強さ分だけマイナスすることができる。3以上の愚連隊は超強力なので自分が取れない状態なら?で捨ててしまった方がいいだろう。

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ストリートからゲットしたカードは手札に入る。そして次ぎのカードをゲットするために使う。
つまり今流行のデッキ構築型システムである。

?で2枚出したカードのうち1枚は手札に戻さず、自分の前に置かなくてはならない。
また、??で使用したカードも手札から取り除いて自分の前に置かなければならない。
これらのカードは手札から抜けてしまったのでリクルートに役立てることが出来ない。
しかしそれを取り戻すのが?の仕切り屋だ。

仕切り屋は手札と自分の前に置かれたカードを交換する。弾の調達屋というわけだ。
数字2の仕切り屋を複数持っていれば毎手番ぐるぐると手札をめぐらすことができるので非常に強力だ。

仕切り屋と愚連隊以外には・・・
勝利点の高い“ファミリー”
リクルート時どの色としても使える“傭兵”
がある。

ファミリーは勝利点が非常に高いため、勝つために不可欠である。
傭兵はどの色とでも組めるので安定してカードの獲得を期待できる。
とにかくどのタイプの能力も強力。
まんべんなく取るのも良いが、それだと点数が伸びない。
自分なりのリクルートサイクルを構築しよう。

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自分の前にカードがいっぱいになるゲームなので、このように色毎にまとめてしまってもいいだろう。

仕切り屋で仕切り屋と愚連隊を回収して、シバいて取る。とか、強力なリクルートサイクルをより早く構築した方が圧倒的に有利である。また、そうさせないように?の段階で調整しなくてはならない。
シンプルなルールのゲームだが、勝つためには相手の状況もしっかり把握しておく必要があるため、上級者向けと言えるだろう。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
雰囲気のあるマフィアイラストが重複なしでいっぱいあるという、それだけでテンションがあがるゲームです。
ルールの説明はシンプルでしやすいですが、勝ち方を考えておく必要があり、経験者と初心者では差がつきやすいと思います。相手の妨害を乗り越えて、思い描いたリクルートデッキをより早く作れた方が勝つでしょう。
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トロン:レガシー★★★★☆

「トロン:レガシー」を舐めてかかってはいけない。
ファミリーや恋人達が楽しい週末を過ごすために作られた映画では、決してない。
実のところ、ディズニーらしくないハイセンスなカルト的B級映画なのだ。

よって、この映画を楽しむにはいくつかの条件を満たしていることが望ましい。

?ダフトパンクのファンである。
?少年時代にSFゲームの世界に入りたいとおもったことがある。
?無印トロンを観ている。
?ジェフブリッジス萌えである。

このうち1つ以上は満たしていないと、映画と観客が不幸な組み合わせになることは容易に想像できる。
話の出来が良くないので他の方法で救い上げるのは困難だろう。

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切れ味のあるアホSFとして有名な「無印トロン」。その続編である本作は、俳優は当時と同じメンツ(フリンだけじゃなくてアランも同じ)で時間軸もだいたいリアルタイムに合わせたという意欲作である。
ちなみにメカデザインもほとんど前作から引き継いでいる。

フリンの失踪から20年。エンコムは巨大企業として健在。
フリンの息子は大人になり、自由気ままな御曹司ライフを送っている。
ある日、フリンからポケベルがあったことをアランから知らされた息子は、かつてフリンが経営していたゲームセンターへ向かう。
そこで息子が見つけたのは、かつてフリンとトロンがMCPから解放したグリッドの世界だった・・・
というお話。お話自体に魅力がないのでストーリーラインはここで止めておく。

脚本が非常に不出来なため、前半はとにかく説明的。かなり退屈。
しかも説明的なくせに前作を観てない人に不親切である。
発言と行動が噛み合わない親父フリンが混乱に拍車をかけているが、脱出ポートへ向かっているというわかり易い設定でなんとかごまかせている。

このあたり非常に残念だが、考えてみればトロンもそんな感じだった。
やっぱりトロンは見た目と電子音で勝負ということなのだろう。

ということで・・・
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ビジュアルは一番のウリだ。
80'sSFアートの無菌感を損なうことなく近代的なデザインにリメイクされたキャラクター達が、活き活きとグリッドの世界を飛び回っている。メカデザインも大まかな所は継承しつつ新型が登場するが、燻し銀的ポジションで前作のバイクが登場したりするあたり、なかなかオツなことをする。

そしてこの「トロン:レガシー」は3Dで観ることを前提に作られている。
現実世界は通常の2D、グリッドの世界は3Dという、おそらく映画史上初めて“3Dであることに意味を持たせた”作品なのだ。これは単純なようで意外に直感的で面白かった。小さい頃はTVゲームをやりながらその世界に入ることを想像したものだが、そのとき想像した世界は、確かにこういう立体感を持った世界だった。

ただ残念なことに、3Dの出来はイマイチである。
立体感を上手く使えたシーンはほとんどない。唯一良かったのは上の写真のシーン。ヒロインがソファーに寝転がっているシーンだ。このシーンだけで飯が喰えるほど良い。CMで使いまくるだけのことはある。

もう一つのウリも忘れてはいけない。なんといっても
ダフトパンクの音楽がサイコー。
この映画はいろいろと不出来なところがあり、愛を持ってみないと厳しいものがある。しかしダフトパンクの劇伴が完璧にマッチしており、「どうじゃ!これがトロンの世界じゃ!」という、なんともドヤ顔な印象に仕上がっている。

総じて、トロンファンしか気にしないような所にやたらと力が入っており、それ以外はやや抜け気味という感じがする「トロン:レガシー」。でも、これが好きな人に対してはめっぽう強いカルトアイテム。

これがわからん客にはわからんのじゃという、江戸っ子みたいなスタイルが素晴らしい。
それでこそトロンだと僕は思う。
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紹介:ターボチーム

動物たちの運動会がはじまります。
おなじ動物同士でチームを組んで一斉にスタート!一番早く全員がゴールした動物の優勝です!

ということで今回は動物のチームによるレースゲーム「ターボチーム」を紹介。
コンポのかわいさに注目。

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HABA中箱縦長タイプ。
イラストはキッズゲーム常連のガブリエラ・シルベイラさんだ。
作者は「カエルがチュ」を作ったコンビで、それ以外ではAusgerechnetシリーズなどを手がけているらしい。

「ターボチーム」は自分のチーム全員をいち早くゴールさせることを目的としたダイスゲームで、詳しくは後述するが“ウンコが出たらバースト”というシステムが「ホットドッグカジノ」を髣髴とさせるゲームである。
ウンコゲームと言えばZochの「ロス・マンフォス」を連想する人も多いだろうが、「ホットドッグカジノ」にしても「ターボチーム」にしても“ウンコが巻きグソである”という点でより芸術性が高いと言えるだろう。
※ちなみに「ロス・マンフォス」もイラストはガブリエラ氏である。

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各自自分のボードを受け取り、スタートラインに動物4色を並べる。
ボードは1枚1枚イラストが異なるため、ガブリエラファンにはたまらない仕様だ。

ゲームの目的はこの4匹全てについてゴールライン(小川)を渡らせること。
最後の1匹がゴールしたところでチームとしてのゴールになるわけだ。

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手番になったら・・・

?白のサイコロを1個振る
 ウンコが出ない&まだ振りたい場合は↓
?茶色のサイコロを2個振る
 ウンコが出ない&まだ振りたい場合は↓
?灰色のサイコロを3個振る

その結果、サイコロで出た色の動物を(出目の数×)1マス進めることができる。
トロフィーが出たらどれでも選んで2歩進めることができる。
次のサイコロを振ることにしたら、わかり易くするためにそれまでに振っていたサイコロを確定目としてボードの対応する場所に置いておこう。

ウンコが出てしまったら、残念ながらその場で手番終了。この場合はそれまでに確保していたサイコロの分も無かったことになってしまう。

さらに・・・
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ウンコを出したプレイヤーは自分の動物の前にウンコを置かれてしまう!
動物達は勝つことよりもウンコを踏まないことの方が大切なので、これ以上進めなくなってしまうのだ!卑劣!

サイコロはどの色も内容は同じなんだけど、振る数が1,2,3と増えていくのでウンコが出る可能性もあがっていく。しかしこれを成功させてこその“ターボチーム”であるからして、プレイする人は是非積極的に狙ってほしい。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
シンプルなすごろく団体戦ですが、追いつきたいとき、引き離したいときの3rdチャレンジが盛り上がります。また単にバーストするだけでなく、ウンコを置かれるというルールが良いアクセントになっています。全員ゴールが条件のゲームなので、ウンコはウザったいです。
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ローラーガールズダイアリー★★★★☆、ロビンフッド★★☆☆☆、息もできない★★★★☆、ブレイキングポイント★★☆☆☆、ディズニーのクリスマスキャロル★★★☆☆、冷たい雨に撃て約束の銃弾を★★★★☆

今年もあと少し。だけど年末は期待の映画がぞくぞくと続く。この忙しいときに。
少なくともホワイトリボン、キックアス、トロンの3本だけはなんとかしよう。
っと、その前にとりあえず書いてあったものを全て蔵出し。長くなるので短く編集済み。ディレクターズカット版は永遠にでないと思われます。

ローラーガールズダイアリー★★★★☆
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ドリューバリモア初監督作品。
あれ?むかし21歳のなんちゃらって映画で監督してなかった?
と思ったらあれは製作総指揮だそうだ。あれは変な映画だった。こだわりありそうなカットなのに脚本がつまらんとか。
とにかく。本作は100%バリモアちゃんの映画ということらしい。

エレンペイジ演じる田舎娘が、両親に内緒でローラースケートキャノンボールみたいな競技に夢中になるという話。
最後は両親にもばれて、決勝戦への出場が危ぶまれるが・・・・。


展開はいたって平凡なのだが、エレンペイジの透明感と小さな瞳に吸い込まれるように、映画に魅せられてしまった。
バリモアを含む擦れたチームメイトのクオリティも素晴らしく、地元のミスコンに嫌々参加している主人公とのコントラストが面白かった。

あと僕がこの映画で気に入っているのは、お母さんが示した道に応えることを決して否定しているわけではないということだ。親の情熱を引き継ぐことはそれ自体美しい。でも、時代が変われば夢も変わる。情熱は一人一様。
情熱を持てることが素晴らしいのだ。

バリモアの“太もも全盛期”を時々回想してしまう僕としては、彼女の成功を喜びつつも、おばちゃん監督になっていく姿に少々の寂しさを感じてしまうのだが、世の男子諸君はいかがだろうか。

ロビンフッド★★☆☆☆
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ラッセルクロウは今でも現役俳優の最高峰だろう。
しかしリドリー&ラッセルのコンビは正直な所、少々下火という印象だ。
かつては「グラディエーター」でハイクオリティなアクション史劇を造りだした名コンビ。その後も多数共作を重ねてきたが、この数年は当たり確率が50%を割ってきた。
本作はあのロビンフッドがロビンフッドになるまでの物語、つまり「ロビンフッド・ゼロ(もしくはビギニング)」みたいな話である。
十字軍遠征から戻り、新しい王と敵対していくロビンの姿を、戦争シーンをふんだんに盛り込みながら描いている。(ブレイブハートくりそつ)

しかしこの戦争シーンにキレがないのは痛い。
尺の短いクローズアップカットが何重にも重ねられ、全体の見えない緊張感希薄な戦争シーンが出来上がってしまっている。
ロビンフッドの弓さばきに「これぞ!」というシーンが無いのも大いに不満である。
「グラディエーター」と続けて観賞すればこの差は歴然だ。

ああ。ラッセルはもう一度「マスターアンドコマンダー」をやってくれないだろうか。ジャックオーブリーシリーズ(原作)にはまだまだ面白いエピソードがいっぱいあるのだから。
もう一度観たい!ラッセルが演じる海の男が!南大西洋追撃戦が!

息もできない★★★★☆
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ヤン・イクチュンという謎の男が主演・脚本・監督・製作・編集まで全部やっているという、それだけ聞くと自主制作みたいな映画。
脇役陣には顔の知れた俳優もいるので、そこそこ名前のある人なんだろうか。

ヤクザな集金係をしている主人公と、荒れた家庭の女子高生をめぐる悲しい話。
虐待を越えて成人した2人が尚も背負い続けている云々・・・・と言う話は、するだけ説得力がなくなるのでやめようと思う。核の部分はとてもシンプルなので、是非観賞して感じてみてほしい。

本当の弱者が掴んだ希望は、その家族を明るく照らしたかもしれない。
しかし一方では新たな弱者が生まれ、宿命は悲しく連鎖している。

傑作だ。

ブレイキングポイント★★☆☆☆
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郊外のレストランで起きた無差別発砲殺人事件の被害者に焦点を当てた群像劇。
理不尽な事件によって刻まれてしまった心の傷を、様々な人格像を通して見せるという企画らしい。
“企画らしい”と表現したのは、所謂群像劇の相互暗喩みたいな特徴を、最も重要な“結果”に結び付けられていないと感じたからだ。
マグノリアやクラッシュみたいな映画にしたいのはわかる。でもネタがストレートすぎるし、解決も直線的で群像劇である必要性を感じない。人が背負うジレンマみたいなところにスポットを当てないと、群像劇は厳しいんじゃないだろうか。

このメンツを集めてこれか。
ということで上からバッサリ。

ディズニーのクリスマスキャロル★★★☆☆
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小さい頃、一番好きだった絵本は「ミッキーのクリスマスキャロル」だった。
ジミニークリケットが案内人となってドケチのスクルージを更正させる話。ミッキー版もアニメがあり、僕が持っていた絵本はアニメのブック版だった。アニメも絵本も飽きずに何度も観たことを覚えている。

クリスマスの夜、質素な食事を感謝しながら囲んでいるミッキー家族を見て、スクルージはお金の貧しさと心の貧しさの違いを学ぶのだ。今思い返しても涙がでる。あの絵本はいまどこへ行ってしまったのだろうか。

さて、本作もまたディズニーの作品には違いないが、冠を“ディズニーの”に変えてリニューアルされている。お話の本筋は数あるクリスマスキャロル映画とたいして代わらないが、やたらと気合の入ったCGに驚かされる。
次々と出てくる案内人の不気味さと、神様視点でめぐる現世の旅がとても立体的だった。映画館で3D観賞したらさぞ面白かったことだろう。


スクルージはこの旅を経て、自ら貫いてきた信念がいかに愛のない行為だったかを理解する。
しかし、案内人は彼を罰してはくれないのだ。

その後の描写があまりにはじけすぎている所は鼻につくが、思いのほか昔のままで嬉しかった。

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を★★★★☆
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ジョニー・トー丸出しの親父臭が心地いい。
逆にジョニー・トーを知らないと、良くわからん味が出すぎていて散漫に感じるかもしれない。そんな方は是非この映画を5回ほど観賞していただき、熟練肉屋の燻製的アクション世界に足を踏み入れてほしい。

エレクション以降の作品は一仕事終えて好き勝手してますみたいな雰囲気が良い。
観てる方も楽だ。あれだけの傑作があると。

今回も始終ニヤニヤしながら観てしまった。見所ありすぎ。
ジョニートーはアメコミの読みすぎだと思うよ。っていうかアメコミ化希望。
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紹介:ロビンハウンド

リドリー&ラッセルコンビの最新映画で甦った「ロビンフッド」。
映画はロビン・ロングスライドがロビンフッドになるまでが舞台だった。
HABAの新作ゲーム「ロビンハウンド」は旬な映画に便乗しようと言う企画に違いないと思うが、タイアップでもなんでもないのでお馴染みシャーウッドの森のゲリラ盗賊団の活躍がテーマである。

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サイズは最近あたりの多いHABA小箱。
シャーウッドの森タイルや犬駒など、コンポーネントはいろいろと入っているが、ベースはカードゲームである。

カードにはシャーウッド盗賊団の仲間である泥棒カード、
それに勝利条件となるお宝カードがある。
お宝カードの裏にはその価値が描かれている。
ゲームに勝つには、このお宝カードを5枚集めるか、お宝の価値が10を越える必要がある。

シャーウッドの森をセッティングしたらゲーム開始だ。
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テーブルの中央に泥棒カードの山と、左右に表向けられた泥棒カードが並ぶ。
手番になったプレイヤーは、このどちらかの仲間を選び、手札に加えるか、他のプレイヤーに譲るかする。
手札に5種類の仲間が揃うとお宝カードを1枚貰うことができる。譲る理由は後述する。
カードに盾が描かれている仲間は自分の手札に加えることができず、他プレイヤーに譲ることしか出来ない。(それを盾で表すというわかりにくさは×。)

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また、盾が描かれていなくても同じ種類の仲間は1枚しか持つことができない。つまりその場合も誰かにカードを譲らなければならない。しかし、カードを譲る=自分の得にならないということではないのだ。

誰かにカードを譲り、そのプレイヤーがまだその種類の仲間を持っていなかった場合は、そのプレイヤーの手札の数だけシャーウッドの森にいる自分の駒を前に進めることが出来る。つまり、かぶり易くなっているときに被らないカードを渡せられるほど、より多く前に進む。もちろんライバルに仲間を献上することになるので良し悪しだが。

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自分の駒がシャーウッドの森を一周して城に戻ると、これもまたお宝カードを1枚貰うことができる。
お宝カードを貰う方法は2種類あるということだ。
シャーウッドの森を1週するには平均して3回?4回の移動を行う必要がある。人数によって他人を利する場合もあるが、やりようによっては5人の仲間を素直に集めるより早いのだ。そもそも最後の1種類は集まりにくいので、シャーウッドの森を周回するのはとても大事。

つまり、他のプレイヤーがどの仲間を持っているか、記憶しておこうということである。
実はメモリーゲームなのだ。

ルールを読んだだけでは「なんじゃそりゃ。おもしろいのか?」というイメージだったが、記憶ゲームとしては今までに無かったスタイルなのでやってみると新鮮で面白い。
ロビンハウンドの駒がただのワンちゃんなのが一番残念。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
実は面白い系。
もうちょっとロビンハウンドを押し出したデザインにすれば・・・というのは惜しい所。
斬新なメモリーゲームですが、見た目で損している所があると思います。ロビンハウンド駒とアイコンにもうちょっと力が入ると良かったかも。
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賞レース。序盤はソーシャルネットワークの独壇場

ゴールデングローブのノミネートが発表され、いよいよ今年の賞レースの全容が見えてきた。ミーハーなので賞レースは大好物なのだ。
これまでに発表されている主なタイトルは以下の通り

・LA映画批評家協会賞(作品賞:ソーシャルネットワーク)
・ボストン映画批評家協会賞(作品賞:ソーシャルネットワーク)
・NY映画批評家協会賞(作品賞:ソーシャルネットワーク)
・ナショナルボードレビュー(作品賞:ソーシャルネットワーク)
・ゴールデングローブノミネート
・放送映画批評家協会賞ノミネート

うち、LA・ボストン・NY・ナショナルボードレビューで作品賞を取っている「ソーシャルネットワーク」が今後のタイトルも最有力のようだ。「アドベンチャーランドへようこそ」のあの男の子だよね。
それについで「英国王のスピーチ」「インセプション」「ブラックスワン」という流れのようだ。
去年に続き作品賞入りが期待されているPIXARの「トイストーリー3」はナショナルボード・放送映画で作品賞ノミネート。通常のアニメ賞はほぼ総なめだが、どの賞レースでも次点に英国製「イリュージョニスト」が控えている。超おもしろそう。

しかしここ最近ちょっと心配なのがゴールデングローブ。
今回はミュージカル/コメディ作品賞に「アリス・イン・ワンダーランド」が入っている。う??んと、ほんとにそれしかなかったんだろうか。1枠減らした方がまだ良いと思うが・・・。
少なくとも僕の中では注目度圏外の賞になってきたかなぁ。
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今週のドゥームナイト?燃え尽きるZ-engineに禅の心を学ぶ

今回のドゥームナイトはゲームリンクVol.6の付録である「Zengine(禅神)」を遊ぼうというレア企画。ミュータントタメラ、ドゥームナイトOEC、浅草鬚親父、オビ湾の四強にて。

「Zengine」はシルヴァノ・ソレンティーノという「ダンシングダイス」等を作ったデザイナーによるレースゲーム。各自がコースを進みながら自分の車を完成させていくというアホ設定がイカしたゲームだ。
ちなみに“Z-engine”という名前のエンジンは世の中に多数実在しているのだが、これはもちろん作者から業界への挑戦状と受け取るべきだろう。

ちなみにこの「Z-engine(禅神)」。ゲームに必要なコンポーネントを一部自分で調達しなくてはならない。具体的には、車の駒とサイコロ2つだ。
ということで、今回は各自で自分の車駒を持ち寄ったのだった。

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左から、
鬚親父の宇宙コケシ、ミュータントタメラのメタルダイス、オビ湾のダイナコピッティー、ドゥームナイトOECのエクレア。
どいつもこいつもメチャメチャ速そうだぜ!

プレイヤーはまずサイコロを振って、以下のうちから行動を選ぶ。

?自分のエンジンの出目のスロットにあるパーツの効果を使用する
 ※お金を払って出目をずらすことが可能
?自分のエンジンの出目のスロットに、新たなパーツを入れるべくオークション
を起す。※後にお金を払って出目をずらすことが可能

つまり、最初はスロットに何も入っていないのでオークションでパーツを仕込ん
で行くことが多い。ある程度埋まってくると車を走らせることができるようにな
るわけだ。
パーツを入れるのは他のプレイヤーの手番でも可能は可能なので、できれば自分
の手番では車を進めたいところ。

パーツを充実させるか、お金を払ってでも自分の番は進んでおくか、なかなか面
白い悩みどころである。

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っていうかスタートしてもしばらくは進まない。ひたすら競りをして車を磨く面々。なにしてんじゃコレ。
皆がレースゲームに参加していることを忘れた頃・・・いきなりミュータントタメラのメタルダイスが飛び出した!
そしてまた膠着。

まぁとにかく序盤は自分のエンジンが充実してくるのを待つ。
しかし目的は進むことなわけで、進めるんなら進んだほうがいい。後半になっても劇的に車のスピードが上がるわけではないから。

また、エンジンに組み込むパーツには他プレイヤーを攻撃する過激なものも存在する。
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ドカン。
オビ湾製の地雷に引っ掛かるミュータントタメラのメタルダイス。
地雷にかかるとエンジンパーツがひとつ破壊されてしまう。

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中盤以降、エンジンスカスカなのに圧倒的なダイス目で進みまくるオビ湾ダイナコに誰も近づけず圧勝。

他のレーサーの所持金を気にしたり、相手のエンジンを見ながら競り値を決めたり。禅の心を微塵も感じさせないシステムに製作者のB級愛を感じるつくりである。
それなら交易しながら目的地を目指すキャラバンにした方がよっぽどテーマとシステムが合致するのだが、あえてレースゲームにしたという粋な選択が素晴らしい。

コースは単なる得点ボードなんじゃないかっていう、それだけは考えないであげてください。

続いて今話題の「世界の七不思議」
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箱開けたら内箱完全に崩壊してた。
七不思議ボードの反りっぷりとか、カードの耐久性とか、コンポーネントはちょっと残念な感じがする。
チップ類はかっこいいのに。

手札をくるくる回しながら毎回1枚ずつプレイしていく拡大再生産系のカードゲーム。
各自の七不思議を完成させてその能力を発揮したり、ラウンドの間の戦争でポイントを稼いだり。
噂どおりのスピーディーさで、なれれば30分もかからんのじゃないだろうか。
カードに書かれた文明要素も見ていて楽しい。
ギザの三大ピラミッドを築ききれなかったくせにドゥームナイトOECが勝利した。

とても面白いゲームだと思う。が、今寄せられている重い期待を背負わせてしまうのはちょっと酷かも・・・。

そして最後は「ライナークニツィアの革命万歳・カードゲーム」。
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ロシア革命をプレイ。
超、軽い。
でも、面白いと思うよ。文化大革命のルールを作ってみたい。

以上、禅の心を旨に刻んだ4人でした。
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紹介:トリックマイスター

フリーデマン・フリーゼの他メーカー参加作品「トリックマイスター」。
Amigoとのタッグで、この組み合わせでは以前「メガスター」をリリースしている。「メガスター」はそのテーマに反してやることが地味なせいか、ルールはそこそこ凝っているけどイマイチ良い評価を聞かない。ちょいもったないゲームだった。果たして「トリックマイスター」は成功するか!?

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フリーゼゲームと言えばこれ。マウラ師匠によるコテっとしたイラストワーク。今回も良い味出してる。
テーマがマイスターということで仙人をイメージしたのか、日本風のデザインで統一されたコンポーネント。これが以外にもバカにできず、ヨーロッパ人が作ったとは思えないほど色合いやグッズのセレクトが的確である。
「袋の中のネコ」のときに書かれた招き猫からは大きく進化したと言っていいだろう。

中に入っているカードは2種類。
一つはなんのヘンテツもないトリックテイク用のカード。4スート各15枚。
もう一つはトリックテイクを飛び切りヘンテツなものにするためのルールカード。
各プレイヤーは配りきりのトリック用カードのほかに、このルールカードを3枚ずつ受け取ってゲームスタート。

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まずはこのラウンドのルールを決める。
各自自分の持っているルールカードから1枚を選んで出す。誰が選んだカードなのかわからないように混ぜたら、一斉にオープン。並べられたルールカードは全て今回のラウンドに適用される。

ルールカードによって新たに追加されるルールは・・・
・何が切り札か
・トリックテイク中の変更点
・得点の計算方法
の大きく3つ。
ルールカードは常に4枚出されるので、上記のような特殊ルールが4つ加わるわけである。

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その後はルールに沿ったトリックテイクをするのみ!
しかし追加されたルールは「ラウンドに取った得点の+?を逆にする」とか「2番目に強いカードがトリックを取る」など、強烈なものも多いから一筋縄ではいかない。(かと言ってゲームにならない、というところまでは行かない見事なバランス。)

変態的で明日が読めないルール構築が非常に面白い。
毎回ルールが公開されるたびに「うへーー!!」とか「う??む、なるほど!」という声が上がるのだ。常に新しいゲームで遊んでいる気持ちである。

確かにトリックテイクに慣れていた方がコツを掴み易く、その点トリックテイカー向きであるのは確かだが、やってみると思う以上にハチャメチャな展開になるので“至高ののトリックテイカーを目指す”というのとはちょっと違う。
むしろ“トリックテイクというゲームにはこんなに面白い可能性があるんですよ!”
というフリーゼの遊び提案のように思えるのだ。素晴らしい。

【所感】★★★★★★★★☆☆
トリックテイクを知っている人と遊ぶならなら、ほとんどルール説明はいりません。各自思惑を持って出したルールカードが、他のルールカードによって逆効果になったりなど、ドラマティックな展開に盛り上がります。
パーティー気分でキャッキャ言いながら遊べるトリックテイクです。
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セベク・イベントタイルの正しいルール?嗚呼、ケインエネルギー

こんにちわ。オビ湾通信です。

蝿ゲーとか屁コキゲーとか、最近下品なゲームを連発しているハイセンスなカタラ先生。その最新作で、エジプトのセベク神殿建設(架空の建造物)をテーマにした「セベク」の販社訳に、一部影響大きめな誤訳がありました。報告したので近々エラッタにあがるようですが、エラッタ見るなんてかなりレアな行動だと思うのでここで宣伝しておきます。
ゲームジャパン特選ボードゲーム セベク(SOBEK) 日本語訳ルール付属ゲームジャパン特選ボードゲーム セベク(SOBEK) 日本語訳ルール付属
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不明

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【訂正前】
イベントトークンの発動条件
“まだひとつもイベントトークンが使われていない場合”

【訂正後】
イベントトークンの発動条件
“5枚のうち少なくとも1枚でも、使われていないトークンがある場合”

読んで見れば「そんなわきゃねーだろ」と思うところなので、お気づきの人も多いかと思いますが。

そういえば話変わって、
サンダーストーンソロプレイが面白くなってきました。
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モンスターと村のカードが揃ったところで、なんとなく成功するか失敗するかわかってしまうけど。
アーケインエネルギーのイラストがかっこよくて、使えなくても使いたくなってしまうね!

ちゃおー
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ノルウェイの森★★★★☆

これは先に述べた方が良かろう。
僕はトライ(トラン)・アン・ユンのファンではあるが、ハルキストではない。
アンユンが描き出す超立体の詩的世界のファンであり、「夏至」以来となるリー・ピンビンとのタッグが楽しみでしょうがないといったくちである。さらに、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以来となるジョニー・グリーンウッドの劇伴が楽しみでしょうがないといったくちでもある。
これだけスタッフの揃った映画が、凡作で終わるはずがない。と思っているくちなのである。

村上春樹については3,4冊くらいしか読んだ記憶がなく、調べてみるにそれはどうやら「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」「国境の南、太陽の西」らしい。つまり、「ノルウェイの森」は読んでいない。
今思えばそれは“ノルウェイの森”というタイトルをつけた小説というだけで、当時レコファンだった思春期の僕になんらかの反抗心を抱かせたのだと思う。気恥ずかしい話だが、その点で僕の中の村上春樹は幾分不利なポジションだったように思う。それにあの現実離れした会話の応酬は、ちょっと苦手だった。

ともあれ、観賞である。
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主人公(松ケン)とその親友キズキ、キズキの幼馴染兼恋人だったナオコ。
キズキの自殺により一度はバラバラになった松ケンとナオコだが、東京で偶然の再会を果たす。合う回数を重ねるごとに2人は親密になっていく。しかしナオコは、キズキの影を重く引き摺っていた。
挙句ナオコは姿を消し、後に山奥の精神病棟に入ったことを松ケンは知ることになる。

同時に松ケンは、緑という魅力的な女の子と出会う。
母親を亡くし、続いて父親を脳腫瘍で亡くした女の子。
詩的でミステリアスな、刺激的な女の子だ。

一方では宿命的にナオコを愛し、
また一方で、運命の女の子を愛そうとしている松ケン。
松ケンとナオコが行き着く結末に、男性性と女性性を痛く感じる重い物語である。



133分。やや長めの尺ではあるが、きっちり見せることができていると思う。
アンユン式の立体的な構造×リーピンビンの見事なカメラワークが期待通りに素晴らしく、映像とシーンの美しさでは今年一番という印象だ。

劇伴も良い。当時の時代背景とリンクさせたロック(ほとんどはカン、1曲だけドアーズ)の選曲の良さと、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」式(キューブリック風というべきか?)不協和音の存在感、暗喩性は聞き応えたっぷりの重量感だ。
作品の重さに耐えうる劇伴がこの映画では必須だっただろう。

演者の働きもみな見事であったし、何よりも緑役にからくり人形みたいな喋り方をするベトナム美人な女の子を選出したのには唸らされた。あの巻いたような変なしゃべり口で、まんまと不思議ワールドへ連れて行かれてしまったのだ。

前述したとおり、脚本も133分モノとしてはテンポもよく、原作を知らないものとしては特に不満もない。
むしろ、
「レオンラッセルが書き、カレンカーペンターが歌ったあの詩をナオコに言わせるのか?」という単細胞な興味に始まり、音楽の先生と松ケンの行為が“ナオコを失った者の別れの儀式”であったか、“松ケン慈善事業の一環”であったのか、その真実を読み解きたい!
というように、原作への好奇心が沸いてきたくらいである。その点、読んだことがない人がこの映画を観て春樹っちゃんを敬遠するような作品ではないと思うので、そのあたりをご懸念の方も今日はゆっくりと寝てほしいと思う。

ただ、原作ファンにがっくりと来た方が多いのは確かなようで、特にエピソードの削除・要約には相当反発があるようだ。映画なんだからこれ以上盛り込めんでしょってのは別として、それほどまでに愛される原作なのだから、僕も一応読んでおこうかなぁなどと、言うだけ言っておこうと思う。
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紹介:51st State(51番目の州)

ついに来ました。「51st State(51番目の州)」。
そのオタクなゲームシステムから屈指のゲーマーぶりをうかがわせるポーランド勢の意欲作。
メーカーはIELLO, Portal。デザイナーはIgnacy Trzewiczekで、ストロングホールドの製作者だ。

これまでこのブログでも散々褒めまくったとおりのお気に入り作品で、なんといっても「ニューロシマ」という文明崩壊後の荒れた世界観がたまらない。2010年は「ザ・ウォーカー(映画)」「ザ・ロード(映画)」「9(映画)」「FALL OUT NEW VEGAS(PS3)」と来て、最後の極め付けがこのアイテムなのである。

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ワッペン式のロゴが最高にかっこいい。
外装のイラストワークからカードの雰囲気までサブカル色で徹底されている。
箱の大きさは「サンクトペテルブルグ」程度。ざらざらした手触り。

コンポーネントはカードと各種チット類。
づるづるカードではないがそこそこに厚みのあるカードで、繰り返しプレイには強そうだ。

各プレイヤーはまず最初に、「ニューヨーク」「商人ギルド」「アバランチ同盟」「ミュータント」の4つの勢力の中から1つを割り当てられる。

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勢力によって得意な行動が変わってくるため、それぞれに攻略方法が異なってくる。
左に並んでいる3つのカードは赤(略奪)、白(併合)、青(協力)それぞれについて、どの資源をどの程度支払うことで対応した影響力を行使できるのかを表している。これらはコンタクトカードと呼ばれ、書かれている名称はそれを行使する方法だ。勢力ごとに納得のいく方法論になっていておもしろい。

右上のカードは勢力を示すメインカードで、後から他のカードを付け足すことで能力を付加することができる。これは後述。
また、メインカードの左にあるのはリーダーカードと言って、各勢力1枚だけこの場所に置くことができる。初期状態では何も置かれていないが、写真はゲーム中のものなので既に置かれている状態だ。

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ラウンドはカードのドラフトから始まる。
1人ずつ、並べられているカードから1枚を取っていく?を2回行い、さらに最後に山札から他プレイヤーに見えないように1枚引く。つまり他のプレイヤーと取り合った2枚と、秘密裏に貰った1枚の計3枚がラウンドの最初に手に入るわけだ。

カードには施設や職業が書かれた通常のカード、リーダーカード、先に説明した赤白青の影響力を直に得られるカードがある。
基本ソロプレイ色の強いゲームではあるが、このフェイズではできるだけ他プレイヤーも牽制していきたい。特に強力なコンボを形成する可能性があるリーダーカードには要注意だ。

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通常のカードと影響力のカードは手札になる。
手札になった通常のカード、つまり施設のカードにはいくつかの使い道がある。
一つは上の写真でメインカードの上に刺さっている赤い部分にする使い方。これは“略奪”であり、資源生産フェイズでメインカードから取り除くことで、そこに書かれている資源やカード、勝利点などを受け取ることが出来る。
また、青い部分を向けて重ねた場合は“協力”と言い、資源生産フェイズで何もしなくてもそこに書かれた資源が支給される。その分“略奪”よりも一回の効果は薄い。

そして最後の選択肢は“併合”。
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資源を消費し、必要な白のコンタクトポイントを支払うことが出来れば、写真のように併合した施設のカードを自分の前に展開できる。これらのカードには労働力をつぎ込むことで資源を生むものや、条件に応じて勝利点をもたらすものなどがある。
ちなみにカードが何回勝利点を稼ぐことができたとしても、その上に乗せることが出来る得点チットは3枚まで。それ以上は乗せることも、移動することもできない。もしそうなったら施設の改築がお勧めである。改築にはそれ相応の資源が必要だが、改築ボーナスとなる勝利点がもらえるだけでなく、新たなカードを手札からコンタクトポイントを使わずに配置することができる。
元の施設に乗っていた勝利点はメインカードの上に引き継がれるのでモーマンタイだ。

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生産フェイズでは自分の領地にある併合した施設が生産を行い、さらに協力によるボーナス資源が支給される。さらに前述したとおり、略奪した施設を廃棄して資源を得るのもこのタイミングだ。
生産した資源はラウンドが終わった瞬間になくなってしまう(持ち越しは不可)ので、できるだけ無駄がないように使いたいところである。

次に出したいカードを支えるために必要なリソースは何か。不必要な資源を産んでいる施設は改築すべきか。勝利点を得るために最も効率的な方法を模索しよう。頭を使わなければ核戦争後の荒野では生きられない。

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こうして得た勝利点はチットやカード枚数を見る事で確認可能だが、それを記録するボードも付属している。付属しているというか、箱の裏である。
ラウンドを終えた時点で誰かが30点を越えていたら、そこでゲーム終了。だからトップを走る奴が今何点なのかはとても重要なのだ。

荒廃世界の生存競争というテーマを、赤・白・青の影響力を用いて再現してみせた作者のアイデアが素晴らしい。
リソース管理、拡大再生産と言った最近はやりの要素はしっかりと押さえつつ、これだけ世界観をキープしてみせたのは見事。その場に応じた計画性を求められる点など、やりごたえも十分。
アートワークの良さも含め、この世界観が好きなら頭から尻尾までいたせりつくせりのゲームである。

【所感】★★★★★★★★★★
どんぴしゃハマリました。文句なしの10点ゲームです。
ゲーマー向けであるのは確かですが、世界観が好きなのであれば(システムは直感的なので)必ずしも敷居が高いわけではありません。ポーランド勢はどのゲームも凝ったつくりで唸らされますが、どれもテーマを大切にしているところが素晴らしいですね。

<※51番目の州とは>
ご存知の通りアメリカは50州です。“51番目の州”とは、カナダなどの親米国に対して皮肉的に使われることの多い言葉です。(そのままの意味のときもあります。)このゲームには、核戦争後の荒廃したアメリカの大地で新たな州(つまり“51番目の州”)を創造できるのは誰かという意味で使用されていると思われます。
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紹介:ゲームリンクVol.6

Vol.5から出版元がアークライトになったボードゲームリンクのVol.6が早くも発売。今回も多数付録を引っさげての登場だ。

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やっぱり表紙は実物写真に限る。今回はサンダーストーン。かっちょいい。
アークライト産なので中身にはメイドゲームやらメイドさんコーナーやらがあるけれど、それを表1&4に持ってこないだけで出版物としての印象は全然違うんだよね。
個人的にはヨーロッパゲーム情報誌の表紙にジャパニメーション調イラストって、ギャップがあるから違和感がある。国産ゲーム特集とかならその表紙で良いと思うんだけど。

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今回の特集は「エッセンシュピール2010」。
会場の様子や日本勢の奮闘ぶりを、ちょっとした裏話を含めつつ。というか日本勢の奮闘メインな感じかな。
海外ゲームファンとしては、もうちょっと今年の新作や注目作に誌面を割いてほしかったりするけど。

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平日ドゥーム会で人気の「サンダーストーン」特集ももちろんあり。
次回は個別にカードのレビューがあるとかないとか。次が出る頃には拡張日本語版も出てるといいな。
そういえば今週末の日曜日には「サンダーストーン大会」がR&Rで開催されるとのこと。http://www.arclight.co.jp/ag/index.php?page=event
「俺の半身浴を見てくれ!」と言う方は公式ページを参照するとよかと思う。

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そうこうしていると、いつもの奴がポロリ。仕送り袋。母ちゃんありがとう。

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中には「ばるばろっさ」の拡張カードと、先日のエッセンで配られた「電力会社」の追加発電所カードが入っていた。
「ばるばろっさ」の方はとがわさん曰く、新規イラストということなのでファンには嬉しいアイテムだろう。
「電力会社」の方は資源市場を緩くするやつと、きつくするやつと、倉庫みたいなやつだ。ちょうど日本/ロシアマップの記事もあるので、Vol.6は電力会社ファンも注目だ。

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さらに付録。
知らないデザイナーだなぁなんて思って経歴を見たら、なんとあの「ダンシングダイス」を作った人だった。東急ハンズで500円投売りされ、3ヶ月以上もそのままだったあの「ダンシングダイス」の生みの親である。

タイトルは「Zengine(禅神)」。
SFっぽい世界観のレースゲームで、走りながら車をつくり上げていくというB級色丸出しの設定。何よりも名前のアホさに痺れる。
コンポーネントのB級具合もすさまじいレベル。
僕はいい。でも皆はいいのか?

とりあえず来週のドゥームナイトでプレイされる予定なので、追って報告いたす。

そういえば今回は四大付録なのだ。つまり後もう1個ある。
でもそのもう1個には触れぬことにする。

次回は今が旬のフランスゲーム事情を特集するらしい。旬だね!

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
今回はゲーム自体に関する特集がやや少なめでしたが、情報も新しく、よく整理された誌面やコーナーはこの趣味を持つ者にとっては大変貴重と思います。
付録は是非このレベルで継続してほしいです。実質的には三大付録だったような気もしますが・・・。
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今週のドゥームナイト?卑劣!ドゥームナイトOECの陰謀

今回は僕らの中で急速に見直されている「サンダーストーン」を取り上げてみることになった。メンバーはミュータントタメラ、ドゥームナイトOEC、オビ湾の3人。遅番の鬚は廃棄カードにして2EXPとした。

「サンダーストーン」はわざわざ持ち込んだけど考えてみればアークライトにあるんだから持ってくる必要はなかった。学習。

◆サンダーストーン
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ドゥームナイトOECが初プレイと言うことで少しインストしながら開始。
説明してみるとドミニオンにない要素がいっぱいあることに気づく。プレイ中は軽いけどやっぱり敷居は高いんだな。

今回のカードセットは全てドゥームナイトOECくんが絵を見て選んだ。でもこれが以外にバランスが取れていておもしろかった。セルリーンの魔術師とアーケインエネルギーがあるため魔法コンボが強く、フレイムソードがそれに拍車をかけていた。
他にはスーパー暴れん坊カードの“ごちそう”があったのでその辺りが早めに売り切れていった。

序盤から点数高めのモンスターをセルリーンで狩ったオビ湾が、後半バニッシュでまくって逃げ切り。ついでミュータントタメラ。ドゥームナイトOECは途中まで経験値カードを山札に混ぜるというドゥームアクションを行っていたため一人落ち込んだ。

う?ん。イイ!
このヌルさがたまらん。超強いごちそうが5金で転がってるあたりも可愛い!
「サンダーストーン」に対する僕らの最終的な感想は
『皆で同じ方向を向きながら半身浴をしているよう』
という賞賛の言葉に集約された。

◆ノスタルジア
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ドゥームナイトOECが懐から取り出した謎の国産ゲーム。
カードイラストがやたらと綺麗なんだが、それ以外はなんともノスタルジックな雰囲気が漂うドゥームな第一印象。

ルールが2種類あって、ペラ一枚に両A面扱いで紹介されている。
どちらのルールでも7種類の動物を手札に揃えるのが目的で、毎回トリックテイクにも似た方法で手札を増やしていく。

1プレイしてみて・・・・
どうも様子がおかしい。と思ったらドゥームナイトOECが間違ったルールを吹きこんでいたらしい。
タメラ・オビ湾「なんてドゥームな奴だ!」

ということで正確なルールでもう一方のゲームを遊び、さらに最初に間違ったほうも正確なルールで遊ぶ。
ミュータントタメラが一人抜け出して勝利。
なんというか、ノスタルジアって名前がよく似合うゲームですよ。
しかしイラストの綺麗さは異常。

来週のドゥームナイトはゲームリンクVol.6の付録「Z-engine」を予定。
なんとあの「ダンシングダイス」を作った作者ということで早くもドゥーム臭漂う期待作だ!
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紹介:RRR(Regality vs Religion:Revolution)

「グリモワール」が気に入ったため個人的にも注目していた国内メーカー“ワンドロー”さんの新作2人用ゲーム「RRR」。
略さないと「Regality vs Religion : Revolution」。
つまり、王権vs信仰をテーマにしたゲームである。
制作はカナイさんと木皿儀さんで、先日のTGFではお二人のプロモタイルである名刺を貰うことも出来た。また、TGF会場で購入すると冒険者のプロモタイルもついてくるというスペシャルぶり。
と言ってもプロモタイルはあくまでオマケ。本編だけで十分多彩かつ長く楽しめる内容なのでまったく心配する必要はない。

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アートワークの良さもワンドロー人気のポイントだと思う。
イラストレーターは先日紹介した「舞星(マイスター)」と同じ杉浦のぼる氏(窓際のBOX席)。切り絵風のイラストに味がある。

箱は例えようのない大きさで、リオグランデ版ボーナンザくらいだろうか。わかり難い例で申し訳ない。
2つ折りのボードがきっちり収まる大きさで、それ以外には綺麗でがっちりとしたキャラクタータイルが32枚。キャラクタータイルには専用の箱があり、前述のプロモを入れても収まるようになっている。

元々はゲームマーケットの500円ゲーム企画で販売されたカナイさんのカードゲーム(タイルではない)だったが、ワンドロー&木皿儀さんとタッグを組んでさらに立派なゲームに仕上がったというストーリーらしい。詳しくは公式ページで。

IMG_5227.jpg
ゲーム準備完了。
プレイヤーは王権(赤)か信仰(青)のどちらかを選んで向い合う。
ボードの前に置かれているのが自分の手札となる色付きタイルだ。
またそれ以外に、どちらの勢力にも当てはまらない中立のタイル(灰色)が横に置かれている。中立タイルは17枚の中からランダムに5枚が選ばれる。タイルは全て公開情報だが、この工夫によって毎回違う条件での対戦になるわけだ。

遊び方は極めてシンプル。
手番のプレイヤーは手札のタイルか、中立のタイルから1枚を選んでボードに置く。置いた瞬間からタイル固有の効果が発動し、それまでに置かれたタイルなどに影響を与える。
その効果は“タイルを破壊する”“自勢力に寝返らせる”など様々で、発動させたプレイヤーがその対象となるタイルなり方向なりを指定できる。
また、すぐに発動しないパッシブ能力(効果を無視するディフェンシブルなものなど)もあり、その効果は極めて多彩である。

IMG_5230.jpg
勝利条件は
『ボードがタイルで埋まったときに“自勢力”が過半数であること』
つまり、自分側のタイルが多い状態で終わらせることを目指す。

単純だが、これが中々難しい。
ある程度タイルが配置された後は一手打つ度に盤面がガラリと様子を変えるため、終盤は手に汗握る攻防が待っている。自分の好きなように事は運ばないのだ。
「このタイルを打って、次にあの中立タイルを?」と戦略を練ったとしても、その中立タイルは次の手番で使われてしまうかもしれない。
一手一手に互いの思惑が交差する。

IMG_5231.jpg
中立タイルがキーを握っているところも面白い。
それもどのタイルが強いということではなく、互いの効果が牽制しあっているところがポイント。
例えば上の写真にある“死神”は最後まで自勢力だったら負けというぶっ飛んだキャラクター。これが出ると幾手番かはこのタイルのために費やされることが多い暴れん坊だが、配置場所や他のタイルの状況によってはあっさりなかったことにされてしまったり。
ゲームを終えても、また違った5枚の組み合わせで遊びたくなる。

基本ルールの簡単さと再プレイのしやすさも合わさって、今後も高い回転率を維持できそうな優等生だ。

【所感】★★★★★★★★☆☆
綺麗なイラストに立派なタイル。コンポーネントはそこらの海外メーカーを優に上回る満足度です。
タイルの効果を示すアイコンもわかり易く、またその効果範囲を表すインターフェースの工夫には驚かされました。アブストラクトなので経験の差は出ますが、勝負どころはわかり易いので誰でも楽しめるでしょう。お勧めです。
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クレイジーハート★★★★☆、ザ・ロード★★★★☆、ダブルミッション★☆☆☆☆

クレイジーハート★★★★☆
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主演男優賞のジェフビリッジス演じるは、落ち目でアル中のカントリーシンガー。
かつては何万人という観客に喝采を受けた男が、いまはモーテル付きの安いバーでまばらな拍手を受けている。
弟子のトニーは新曲を出せば当たる人気シンガーに成長した。その弟子の成功さえも素直に喜べない無様な親父。

ある日、カントリー親父は若い駆け出し記者と知り合う。可愛い男の子を持ったバツイチ女性。次第に惹かれあい良い仲になるのだが、アル中が災いして別れが訪れる。
離婚暦3回の経験を持つカントリー親父にとって、それはいつもと同じ別れではなかったのか。そこから老いた場末のミュージシャンの再生が始まる。

「レスラー」に似ているが、物語はあれほどはっきりしていない。老いて日に日に増していく倦怠感を引きずりながら、いままでどおりの自分も受け入れて歩んでいく後ろ姿は「レスラー」とは明らかに異なる点だ。

主人公が歌うカントリーの質の高さには驚かされる。カントリー好きならサントラ購入は当然のレベルだ。これと言ったモデルはいないものと推測するが、曲調、歌い方ともに愛好者のツボを押さえている抜け目の無さである。
60年代音楽ファンなら大満足の一作となるだろう。

ザ・ロード★★★★☆
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流行の世界滅亡後日談。
しかしこの映画はそこらに溢れているB級後日談とはちょっと違う。マジで泣けちゃう親子の愛情物語だ。
物語は特にないので割愛。ただ生きる。それのみ。それのみ故にスポットライトが当たる箇所は明白なのだ。

見事なまでの灰色世界に、ヴィゴ・モーテンセンと子役の演技が素晴らしく映え、その絶望感をひしと身に感じることができる鋭い映画である。

生きるために必要な希望ってなんなのだろうか。

メインスクリーンを飾るのはいつだって滅亡当日を描く大作だ。
でも僕は後日談の方を幾倍も愛している。
皆さんも毛嫌いせず、是非見比べてみてほしい。

ダブルミッション★☆☆☆☆
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ジャッキー主演タイトルとしては最悪の出来。
スパイキッズみたいな内容なのはまだ良い。許せないのは軽い気持ちでセルフオマージュを連発しているところだ。しかもカットしまくりの継ぎ接ぎで、往年のスーパーアクションを再現すると言う汚しっぷり。
もう、信じられん。
誰に向けて作っているのか。スパイキッズならスパイキッズにしておけば良い。
あんな醜いセルフオマージュを見せられたところで感想もないわ!

新宿インシデントでは成龍の再出発を好評価で応援したが、あれは撤回。
しかしこのブレさえも成龍らしく感じちゃうんだから僕を含めてファンと言うのは本当にアホである。よって今回も許す。
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ハリーポッターと死の秘宝 Part1★★☆☆☆

徒歩圏に映画館があるのは何かと便利である。筈である。
今日はお役所に行って必要書類をそろえていたら想像以上に時間が掛かってしまい、有楽町や渋谷の映画館まで足を運ぶ時間がなくなってしまった。とは言え気分は映画観る気まんまんなわけで、それを収めるために徒歩圏のワーナーマイカルへ赴くのだった。
TVの延長であるワーナーマイカルのラインナップにはもとから期待などしていなかったのだが、まぁやはり。
上映20本の中で字幕映画はカッチャー主演のアホ映画「キスキス」と「ハリポタ」の2本だけ。

それなら「ハリポタ」を観よう。そもそもあの冴えない原作最終巻はどう考えたって映画向けだと思っていたのだ。

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あいかわらずハーマイオニーは可愛いですね、くらいしか言うことがなくなってきたハリポタシリーズ。その最終章前編。

ダンブルドアは死んだ。
例のあの人と死喰い人が人々を支配し始めた世界で、ハリー達3人と少数ながらその支持者であるものたちは苦境に立たされていた。ただ一つの希望は、例のあの人の魂が封印された分霊箱を破壊すること。

しかし力の差は歴然。死喰い人の数と力はすさまじく、次々と仲間の命が奪われていく。
ハリー達に残された道は、ただ逃げながら分霊箱を探すのみ。
グリフィンドールの剣を手に入れ、やっとのことで分霊箱を1つ破壊した一行。残るは3つ。

さらにキーアイテムに尽く残されていたトライアングルのマークがあることに気づいた3人は、その秘密を調べるべく行動を始めるのだが・・・しかし人攫いに捕まってしまい、マルフォイ一家のもとに。
ドビーの助けを経て命からがら脱出に成功するハリー達だったが、同時に大切な仲間を1人失うことになった。

死の秘宝とは、“最強の杖”“命の石”“透明マント”の3つ。
前編はこの中でもっとも破壊的な力をもつアイテムを、ヴォルデモートが手に入れて終わる。

かなり省略したが、原作を読んでいる人はよく知っている話だろう。
読んでいない人にはそもそも固有名詞が多すぎるし、シリーズを重ねるごとに利害関係がドンガラガッシャンになってて極めてわかりにくく、後半に行けば行くほどお勧めできるタイトルではなくなっている。

しかしそれ以前に・・・・。
長い!長過ぎる!
省略していいエピソードまでみっちり。ものすごい間延び感。
そもそも原作が2冊だからPart1と2に分けちゃったというのはわかる。許す。
だがこのPart1が170分である必要はまったくない。

脚本段階でも契約うんぬんという話は確かにあるだろう。しかしここまで長いと明らかに許容範囲外の欠点だ。内容がなさ過ぎる。3時間の映画には3時間の脚本が必要ではないのかといいたいのだ。放物線状にどん底へ下降していく話どころなのだから、原作に囚われずキリっと追い詰めるのが映画としては正解ではなかったのか。そう思うのは僕だけか、まぁいい。
この件について一つ皆さんへのアドバイスとしては、途中トイレに行きたくなったら行っても良いですよということだ。ラスト1時間は10分くらい見逃してもほとんど影響はない。
製作陣には反省していただき、Part2を70分にまとめていただきたいところである。

間延び脚本以外の点については既存シリーズの中でもトップクラスのクオリティと言っていいだろう。
スピード感のあるアクション、円熟の域に入った3人のコント、漫画的キャラ付け。さすがに何度も凡作を重ねただけあってそこそこにお勉強の成果が出ている。
個人的な感想を言わせて貰えば、後半に行けば行くほど本よりも映画の方がお勧めできるくらいだ。

思えば賢者の石の発売当初、ライバルである「ライラの冒険」が比較的シリアスな背景を持ったファンタジーであったのに対し、ハリポタの面白さの根源は学園ドタバタ青春劇だった。そのドタバタ劇にシリアスな背景が少しだけ影を落とすという所が素敵だったのだ。

もっと踏み込んで感想を言えば、ハリポタは学園モノ児童書としては大変優秀、シリアスものとしては力不足という印象だった。だから巻が2つに分かれ、学園モノの影が薄まった「炎のゴブレット」以降について、個人的な評価はあまり高くないのだが、こと“アクション”という点については絵的に期待できるものがあった。それが今こうして良い方向に実現しているのを観ると、映画化というのもまんざら捨てたもんではないなと思った次第である。

しかし結局の所、僕がこの映画の感想を聞かれたら一言「長い」と答えるのは間違いない。
嘘だと思ったら実際に聞いてみてほしい。
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紹介:グラン・クリュ

おしゃまなキツネマークが愛らしいエッガートシュピールの新作「グラン・クリュ」。
プレイヤーは全員ワイン畑のオーナーになるのが夢。大借金して一人前のオーナーを目指すのだ。っとまぁ、とりあえず葡萄の木を買わなきゃね。
3人プレイで2回。見た目は若干お洒落だが、プレイヤーの動向でゲームスピード・相場が大きく変わるワレスを思わせるゲームだった。大人な見た目に雰囲気があるアイテムなので写真多めで紹介したい。

IMG_5218.jpg
KOSOMOS型の正方Lサイズ。
ワインの出来をチェックする親父がシックなイラスト。
箱の中も木目入りの仕切りできっちりしきられていて雰囲気良好。

全員で使用するメインボード、各自に1枚のワイン畑・倉庫ボード、畑や特殊技能のついた大量のタイル、ワインマーカーなど、コンポーネントはそこそこどっちゃり。

自分用のプレイボードを受け取り、メインボードにその年競りに掛けられる物件を仕込んだらゲーム開始。

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メインボード。
結構大きいボードなんだけどイラストで無駄なスペースがいっぱい。
とりあえず中央のワイン祭りのイラストはワインマーカーの供給場所にしてやった。

ゲームのフェイズは大きく、
?通常業務1年間
?年末の催し
の2つに分けられる。
?では主にメインボードの上側を使用し、
?では主にメインボードの下側を使用する。

?は最短5ラウンドからなり、それ以降は誰かが1年の経過条件を過ぎたときにラウンドが終わる。
ラウンドがどれだけ早く終わる可能性があるか、他プレイヤーの動向は要チェックだ。

IMG_5221.jpg
?フェイズの大きなイベントの一つ、競り。
供給市場にある物件を1つ選んで競り場に置き、値段をつける。次の手番が回ってきたときにまだ自分が最高値であれば、その手番を使って引き取ることができる。(2手番取られる点に注意。)
競りにかけられるのは葡萄の木だけでなく、収穫や売却を助ける便利なスキルもある。このゲームは常にお金とラウンド数に悩まされるので、自分なりに効率のよくなるスキルも集めていきたい。

また、競り合いが始まるとどうしてもお互いに手番を無駄にしてしまうため、どんぴしゃなアイテムが出てこない限り派手な戦い(競り値合戦)にはならないと思う。
相場はプレイヤーのスタイルに大きく依存するため、遊ぶたびに変わるだろう。

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競り落としたタイルは自分の敷地に展開する。
植えた木には葡萄がなり、手番のアクションで収穫することができる。
収穫した葡萄は年を重ねるごとに熟成されていき、必要年を重ねた所で売却できる。熟成に必要な年数は品種ごとに異なり、売れるタイミングは下の樽に描かれている時期である。

つまり、植えて収穫してすぐ出荷できるものと、長年熟成しないと売れないものがあるということだ。
収支お金に困らされるゲームだけに現金は喉から手が出るほどほしいのだが、短期出荷の品種で大きくお金を稼ぐことは難しい。経営者の忍耐力が試されるところだ。

ちなみに収穫は1キューブ取るのに1手番、1フラン掛かるので、それだけで大仕事である。

IMG_5224.jpg
熟成したワインを売却すると、その時点の価値に応じたフランを得ることができる。
1回売却するごとにメーターが1つ減るので、高値で買いたければアクションを消費してこの値を上げておこう。

このように木を買ったり葡萄を収穫したりお金を得たりなどして、1年は終わる。
そして次は皆さんお楽しみの?年末のワイン祭りだ。

その年に品種ごとにもっとも沢山の数を売却したオーナー、又は2番手のオーナーに名誉点が与えられる。
プレイヤーはこの名誉点を使用してお金をもらったり、ぶどうジュースを作ったりなど、追加のうれしいアクションをおこなうことが出来るのだ。

それが終わったらワインを1段階熟成させ(必要なら追加の借金をし)、またあっというまの短い1年がはじまるわけだ。

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誰かが借金を全額返済したらその場でゲーム終了。
まずは各自の畑の価値を算出し、そこから残っている借金を差し引き、現金と足す。
この最終的な現金が最も多かったオーナーの勝利である。

上の写真はオビ湾オーナーが優勝したときの畑。
物件を沢山買うことにアクションを消費するのを止め、品種の種類と売却数を多くすることに努めた。
それ以外にも、高級な葡萄を“精錬”という熟成を進めるアクションを使って毎年売却するという戦略も手強かった。

多様な経営戦略が考えられるゲームだが、何より他プレイヤーの根付け額やスピード感を読むことが大事。
ゆとりを持った計画が立てられるようなケースはあまりないだろう。

派手な展開は殆どないが、地味な経済ゲームでもワインを製造していると思うとシャレオツな気分になるものである。非常に充実感のあるゲームで、お勧め。所要時間は60?90分弱。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
地味すぎる。という気がしないでもないですが、畑経営系のゲームの中ではわりに“経営してる感”を楽しめる方だと思います。シックなコンポーネントがそれを引き立てていますね。大人ゲーマーにお勧めです。
1年でやれることが多く、特殊アクションに関する要項も多いので、一覧表は人数分用意できた方が良いと思います。
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紹介:バーゲンハンター

ウヴェ・ローゼンベルグによるトリックテイク「Schnappchen Jagd」がリメイクされた帰ってきた。その名も「バーゲンハンター」。
ガラクタの中から掘り出し物を収拾するというテーマはまったく変えず、かつ10年以上も経過しているというのにイラストの対象となるガラクタにもまったく進化がないという旧作リスペクトぶりだ。

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2010年とは思えないデザイン&コンポーネントにびっくり。
「スマイリーフェイス」程ではないけれど、カードゲームとしてはこの箱のデカさは気になる。しかしこの野暮ったさの主たる要因はどちらかというとデザインだろう。なんだこのダサいジャケットは?ええ?ヴァレイゲームズよ。
カードのイラスト寄せ集めた方がまだ良いと思うぞ。

中身はもちろんカードのみ。
ちょっと大き目のカードで、ムラのある白地。そっけない裏面。レトロなイラスト。う??む、なんだこの懐かしい感じ。そういう狙いなのか?
これはこれで愛らしく感じてくるから不思議だ。

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基本はトリックテイク。
ただし配りきりではなく毎ラウンド8枚と決まっており、さらにスートは6色もあるので比較的リードを裏切る機会も多くなる。リードを裏切った場合は、そのスートを切り札にすることができる(しなくてもいい)。よってトリックを取るか取らないかの調整はある程度し易いわけだ。

また非常に珍しいことに、このゲームは同じスートで同じ数字のイラストが2枚ある。その辺に落っこちてるゲームで代用できないところはウヴェの意地か。

ゲームの目的は自分が決めた掘り出し物をいっぱい集めること。
最初に何を集めるかを宣言して、取ったトリックの中にそのカードがあったら得点として別にしておく。
それ以外のカードはガラクタ(マイナス点)として引き取って保存。
これを繰り返していく。

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ラウンドが終わるごとにガラクタの中から1種類を選び、収拾物に変えることができる。その場合、新たな収拾物となるカード2枚を廃棄して、それ以外を収拾物の山の一番上へ置く(得点になる)。そしてこれが次に集めるものの意思表示になる。

序盤なら「あとで収拾物にすればいいや」と思ってどんなトリックでも取りに行くんだけど、終盤になるとガラクタのまま終わる可能性が高まるので緊張感が高まる。
山札の中のカード、他のプレイヤーの収拾物、自分のガラクタの可能性。
のほほんとした雰囲気のわりにしっかりとした考えどころがあるのが良かった。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
デザイン・コンポーネントの一貫した古臭さがわざとなのかどうなのかで評価が分かれるところです。僕はこれを“あえての20世紀風”と捉えて★1つ高く評価しました。派手さはないですが安定した面白さは持っていると思います。このデザインが好きなら買いです。
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鬼の平日犯科帳?浅草探偵の死、5フラン野郎の台頭、OECは遅れてやってくるの巻

今回はTGFの収穫物を中心に数タイトル。
メンバーは例のとおりミュータントタメラ、鬚親父、オビ湾、遅れてくるOECくん。
まずはタメラくんに依頼されていたものを献上。ヒットマンガなどなど。
売り切れが早かったスティッヒマイスターを確保できてよかった。

◆バーゲンハンター
ローゼンベルグのカードゲームリメイク。といってもイラストも殆ど変わってないし、レトロなコンポーネントも相変わらず。しかしなんというか、いくらバーゲンだからってブラウン管テレビやら旧式のシェーバーやら70年代風ランプやら、これは本当に今年リメイクされたゲームなのか・・・。
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トリックテイクをしながら、自分が集めたい掘り出し物を収拾するゲーム。
余分なカードを引き取っても、あとからそれを掘り出し物にできれば問題ない。
ただ、トリックテイクには珍しくカードは配りきりじゃないので思いのほか調整が難しかったりする。
見た目の古さも相俟ってか、ゲーム的にもなんとも古臭いものを感じるが、安定した面白さ。
ミュータントタメラが9点とって圧勝。続いて鬚、びりオビ湾。

◆藪の中
ストレイシーフで話題のオインクゲーム最新作。
今回は殺人現場を部隊としたテーマフルな推理ゲームだ。
箱にしろタイルにしろ説明書にしろ、とにかくデザインコンセプトが行き届いているところが素晴らしい。ブレがないね。
IMG_5208.jpg
死体1つに3人の容疑者。その目撃者であるプレイヤー。
第一発見者の思惑と、それに続く発見者の読み。
シンプルな数学的推測ゲームであるが、やることは他の人との思惑合戦という所が、テーマである“漠然としたミステリーっぽい雰囲気”と合致していて良い。

3人だとドラマが起き難くて間延びしがち。
接戦の末、浅草探偵が衰弱死した。

◆スティッヒマイスター(トリックマイスター)
OEC君が間に合った。ハァハァしながらトリックテイクをはじめるアスリートOEC。
IMG_5214.jpg
フリーゼ作のトリックテイク集大成的作品。Amigoから。
トリックのルールを“各自が手札から出すルールカードを寄せ集めて決める”という超変動型トリックテイクだ。
出されたルールによっては“トリックテイクですらなくなる”レベルの事件も置き得るところが面白い。一つのゲームでいろんなトリックテイクゲームを遊べているようでなんともお得感のある一品だ。
ちなみにラウンド毎にポイントを記載しておく必要があるが、筆記用具がなかったのでたまたま持っていた「グラン・クリュ」のフラン紙幣を使うことにした。

1ラウンド目、「4と鯉スートが切り札、切り札は-1点、総得点は+?が逆」といういきなりとんでもないルールに。要は得点計算がひっくり返って、トリックを取ったら-1点、切り札は1枚に付き1点、というわけだ。

ここで切り札を大量に持っていたミュータントタメラがトリックを取り捲り、ひとり+点を集めていく。おかげで他のメンバーはトリックを取らずに済んでいたのだが、如何せんミュータントタメラだけが稼ぎすぎた。
オビ湾「0フラン」
OEC「0フラン」
鬚「-2フラン」
ミュータント「5フラン」
ということでミュータントタメラが一人荒稼ぎして飛び出る。

2ラウンド目、「扇スートが切り札、リードしたカードは無視、2番目に強いカードがトリックを取る」というかなり変な感じのルールに。トリックを取ると次ぎのトリックは自動的に負けるという、爆発し難いラウンドだ。
ここでも5フラン野郎に出し抜かれてしまい、差をつけられるOEC、鬚、オビ湾。

そして3ラウンド目、「1回もトリックを取らなかったら10点、もっともトリックを取った数が少なければ得点2倍、右隣のプレイヤーの得点を加算する」という超爆発型ルール。
ミュータント?OEC?鬚?オビ?ミュータント、という並びなので、OECくんか鬚が0トリックを取れれば我々にも逆転のチャンスがある!ということで3人一丸となって挑む。

これが大成功して鬚親父が0トリックで20点、さらにOEC君の分の8点を加算して一挙28点。
オビ湾もおかげで20点を加算することができ、一気に2位へ。びりに落ち込む5フラン野郎タメラ。

残念ながら時間の関係上ここまでだったが、なんともお祭り騒ぎなトリックテイクだった。
まったくもってハチャメチャなゲーム。でも文句なしに面白い。

みんなご苦労サンでした!
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あきおさんと行く?浅草TGF2010(4/4)

≪前回のあらすじ≫
・テンデイズで51番目の州を予約
・「ヒントをもう1つ」はなんかお洒落な感じのするスマートゲーム
・すごろくや、巨大イチゴリラで盛況
************************************************

いろいろ忙しかったので分割したこのシリーズも今日で最後。
IMG_5195.jpg
TGFも時間の半分を経過。
ある程度会場内を見終わったあきおさんとオビ湾は、景品交換のためのハンコ集めを残すくらいで少々暇を持て余していた。

オビ湾「そういえばOECくんは何してるんでしたっけ?」
あきお「ブースでオリジナルゲームを売ってんのや」
オビ湾「おお!やり行きましょうよ!ちゃかしに行きましょうよ!ハンコもらいましょうよ!」

ということでOECくんのブースへ。
OECくんは6階の一番左奥というディープな場所でブース展開していた。
ネタは先日のあきおさんちゲーム会で試遊されたというOECくんオリジナルゲーム。
「とある??」っていう最近ポスターとかでよく見かけるシリーズか何かの世界観をテーマにしており、その中で行われる“修学旅行先を決める投票選挙”をピックアップした変形多数決ゲームだ。
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※画像提供:オーイシエンターテイメントカンパニー
各自自分の行きたい旅行先を2つ持っており、7回行われる多数決でその場所が多数を占めたらポイントがもらえる。
場に出たカードから1枚を選ぶ1段階目の投票要素と、手札から選ぶ2段階目の投票要素で最終的にどこにどれほどの力でどこに投票するかを決める、というシステムで“他プレイヤーの動向を良く見ること”に重点が置かれている。
勢力争いを舞台にした姑息なやり取りを上手くシステムにしていると思った。
ただ、多数決後の処理がいくぶん複雑なこと、それを見越して強いものに付くという駆け引き、さらに自分と相手の希望旅行先を考慮するなど、シンプルルールではあるけどもわりと要素が詰め込まれているため、ツボをよく掴んでいないと直感的な判断は難しいゲームだと思った。

後はこのゲームの元ネタを知ってるかどうかなのかな。
学園の生徒がクローンであるとか、知らないと良くわからない設定がクリアされ、むしろファン向けであるとすればもっと飲込み易いかもしれない。

ということでOECくんに3つ目のハンコをもらう。
あと1つだ!何かないか!とうろついているとキュリオキッズというメーカーの「マスマジシャン」体験ブースが空いているではないか。しかも2人用。
よしやりましょうということで、ブースの方に説明いただきながら勝負。

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手札の質問カードで相手にヒントを出させ、相手の手札3枚の数字をずばり当てるゲーム。質問カードの中には特殊な魔法カードというものがあり、例えば2回連続で質問できるものや、カード1枚を指定して直接数字を正誤を問いただせるものなど、非常に強力な効果を持っている。
戦いも終盤になると質問カードの中には聞いても意味が無いものも出てくる。そうなると中々トドメをさせないのだが、今回は連続2枚質問カードを使うことによって一気に手札を交換し、有効な質問カードを手に入れたオビ湾が勝利。
質問カードの応酬だけに終わらないところがドラマティックで面白い。
お勉強用としても、算数の基礎・応用ともに鍛えられるのでお勧めだ。
ただし、値段がちょっと高いかなという気がする・・・。

ということで最後のハンコをもらい、ついにスタンプラリー景品交換権を手に入れることができた。さっそく交換所へ行って抽選ガラガラを回すことになった。
このとき、ふとオビ湾の脳裏に啓示めいたものがあらわれた。
「(一発目は外れる。二発目は当たる)」
オビ湾のこういう時は間違いがない。フォースの導きなのだ。

オビ湾「あきおさん先やってくださいよ。(外れますから。)」
あきお「よし」

ガラガラガラ・・・・・“白”。

受付「ざんねん、ハズレですね。ドミニオンサイズのカードスリーブか、サイコロかどちらか選んでください。」
あきお「んじゃ、こっち(スリーブ)。」
オビ湾「そんじゃ次、僕です。」

ガラガラガラ・・・・・“赤”。

オビ湾「おお!赤だ!」
受付「おめでとうございます。こちらから選んでください。」

景品コーナーに置かれていたのは、
・ジョジョの同人カードゲーム(冊子状)
・ハラキリ(同人)
・ククやトランプがプリントされたきついT-シャツ
・アフリカW杯トランプ
・小さい何か
だった。

オビ湾「(T-シャツ抜かして)どれでもいいな。どれが良いと思います?」
あきお「どれでもええんちゃう?」
オビ湾「じゃ、このジョジョのやつにします。カード切り取ってあきおさんのスリーブに入れましょうよ。」

ということでジョジョの同人ゲームをもらう。
写真をとり忘れたんだけど、ちょうど学校で配布される「入学の手引き」に近い感じの冊子だった。ジョジョは管轄外なのであきおさんに託す。

一通り仕事を終えて、最後にフリースペースで遊ぶ。
「Pig10」であたりを出したZochの新作。
イラストが子供ゲームでおなじみのガブリエラ・シルベイラということでそれだけでも十分満足な一品なのだが・・・
pic810127_md.jpg
お、おもしろい!
お題カードをめくって・・・
・正しい色で、アイテムが描かれている場合
 ⇒そのアイテムを取る
・正しくない色で、アイテムが描かれている場合
 ⇒カードに使われていない色で、かつ描かれていないアイテムを取る
文字にするとむしろ判り難いが、なんとも紛らわしくて良い!
お手つき推奨な位のルール設定も好感触だ。

いやぁ、今回のZoch子供ゲームは2作とも素晴らしい。

以上解散。
ということで最後のTGFでした。主催・ブースの皆様お疲れ様でした。
来年からは秋のゲームマーケットということで、今後ともよろしく御願いいたします。

★重要な追記★
この記事に過去に記載されていたゲーム「三頭政治」の感想は、私オビ湾が勘違いしたルールでプレイされておりました。個人のブログとは言え、ご覧いただきました皆様、又小売店の方には多大な迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

「三頭政治」のルールは、
3スートのカードで、3回のトリックを取った色がラウンドを制し、しかもその色が3ラウンドを制した時点で、それまでに3枚上限で伏せられていたカードの中の、軍事カード(各スート3枚)の点数の合計でゲームの勝敗が決まり、最大3ゲーム行うという、とにかく3に拘ったものでした。
私はこの内にある2つの3を1つに勘違いしたため、ゲームが圧縮されてしまっておりました。

以後、ルールの誤読に関しては細心の注意を払うと共に、十分確認できた上で感想を述べさせていただくよう尽力させていただきます。

今後とも、よろしく御願い申し上げます。
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