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紹介:ペルガメムノン

エッセンでも話題になり、日本でも2011年浅草ゲームマーケットでテンデイズゲームズが扱ったローマネタゲームの「PAX」。
あまり聞き馴染みのないIronGamesというメーカーの作品で、デザイナーとして表記のあるBernd Eisensteinが実はオーナーである。

実は今回紹介するのは「PAX」ではなく、同じIronGames×オーナーという組み合わせの、しかもこれまた古代ネタのカードゲーム「ペルガメムノン」である。

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しっかりした中型箱で、Amigoの「ラッツィア」と同じくらいのサイズだと思う。
ゴチャっとしたイラストは、いろんな文明の軍勢や神話上の生物がすったもんだしてる図である。
ゲーム全体にイラストはリアル調で、出来はかなり良い。その他アートワークはまぁまぁ。

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中身。全てカード。エンボスなし。
PAXもそうだが、お金的な物も全てカードだ。

カードの種類を大きく分けると
・古代勢力デッキ×5勢力
・神話モンスターカード×相当数
・カリスマ(金)カード×相当数
という感じ。

この中のデッキとモンスターは美麗イラストが満載。
デッキは勢力ごとにもちろんイラストが異なり、モンスターに至っては全てがユニークイラスト(1枚きり)だ。
どういうわけか露出度の高い女性が多く、その半数は乳首露出というサービス精神だが、妙に不気味なリアル調なのでエロ本替わりにするのは難しいだろう。

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まずは古代デッキ選び。
プレイヤーはローマ、ギリシャ、ペルシャ、カルタゴ、エジプトの中から1つを選び、デッキとして使用する。
デッキと手札の概念はドミニオンを想像してもらえれば良いと思う。
毎手番3枚の手札を使って進めていく。(カードを残すことが出来る点はドミニオンと異なる。)

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で、手番になったら何をするかというと、“契約”か“戦争”の2択である。
“契約”とは所謂買い物のことで、テーブル中央に公開されているモンスターの中から1枚を選んで自分の捨て札に入れることができる。(モンスターはランダムで限定数を使用)
この時対価は、手札のカードに記載されたカリスマ値と、自分の国自体が所有しているカリスマ値から支払う。手札のカリスマ値は捨て札にするだけだが、国所有のカリスマ値は使い捨てである。その代わりいつでも使用可能であるし、何より国所有のカリスマ値から少なくとも1は支払わないといけないルールがあるのでとても重要。

しかも国にカリスマを補充するには戦争で成果を挙げなくてはならない(国の求心力を高めなければならない)ので、自ずと戦争するようになるのである。

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戦争は手番プレイヤーが他勢力を指名して行う。(手番が終わっている勢力は指定できない。)
まずは攻撃側がカードを伏せて出し、何で攻撃するか宣言する。(剣、槍、弓の種類があり、出すカードに依存する)
その後、防御側がカードを出して一斉にオープン。結果を確認する。

防御側には防御用の数値があり、剣・槍・弓の攻撃に対して兜・鎧・盾の防御値が個別に設定されている。
攻撃側の数値がこの防御値を上回った場合、防御側は増援を呼ばないと負けてしまう。増援は手札から追加のカードを出し、該当する防御値を足して攻撃値を上回れば良い。

防御に成功した場合、そのカードの攻撃値がカウンターアタックとしてそのまま相手に帰っていく。このカウンターアタックが元のカードだけでガードできた場合、引き分けとなってその場を終える。もしガードできなければ、先のルールと同じ要領で増援を呼ぶことになる。これを繰り返すわけだ。

戦争の勝者は、敗者がその戦争で使用したカードを奪って自分の捨て札に入れる。
もしくはカリスマ値があるなら国所有のカリスマ値にしてもよい。
また、開始時に防御側だったプレイヤーは、引き分けか勝利でボーナスのカリスマ値を手に入れることができる。攻撃を耐え忍ぶだけでも求心力は上がるのだ。

こうして戦争と契約を続けていき、誰かの勢力が継続不能に衰退するか、場のモンスターカードが規定数以下になったらゲーム終了。
その時点でデッキにある勝利点(+α)を数えて勝敗を競う。

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しかし何が楽しいって古代勢力の個性だ。写真は各勢力のリーダー。このリーダーを戦争で失うと、勢力毎に設定された特殊能力が失われたり、弱体化してしまう。
ちなみに乱暴に紹介すると次のような特徴がある。
ローマ:最初が金持ち。勢力自体の戦力は弱く、モンスター頼み。
ギリシャ:攻撃的。序盤に巨根ヘラクレスを暴れさせたい。
ペルシャ:超攻撃的。初期勢力だけでもそこそこ戦えそう。鎧弱し。
カルタゴ:ザ・ハンニバル。たぶん平均的。
エジプト:守備的。ネフェルティティでモンスター補強必須。
いやぁ、これだけでもかなり遊べそう。

ローマを巡る陰謀付の王道ゲーム「PAX」に対し、
古代×ファンタジーのデッキゲーム「ペルガメムノン」。
この組み合わせで出してくるとは、IronGamesとそのオーナー侮り難し。今後も要注目のメーカーである。

【所感】★★★★★★★★☆☆
古代勢力と神話系モンスターを掛け合わせたSFデッキ系ゲームです。殴りあって生計を立てるシステムですが、相性や手番終了の概念である程度の縛りもあり、うまいバランスになっていると思います。最初に遊ぶときは、勢力ごとの特徴を皆で共有するのが良いでしょう。
個人的に、デッキ構築系の中ではかなり楽しく遊べた一作と言えます。
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ドゥームナイト壮行会 じゃんけんOEC、広島へ行く

OECがドゥームナイトの常任騎士から退任し、広島へ戻ることになった。
そのため、ドゥームナイトの全ての常任騎士が集い、さらに名誉騎士であるタナカマさん(以下、サータナカマ)まで参列いただいて豪勢な見送り会を開いたのである。

さて、サーOECと言えば“ドゥームナイトの武器庫”の異名を持つ珍品狩人である。
これまでにも「ノスタルジア」「ノスタルジア2」と言った、ドゥーム評議会の歴史に名を残すゲームをいくつも提供したことでおいも界隈では広く知られている。

そんな彼が我々常任騎士への置き土産として放り込んできたのが今日の1本目である。

◆卑怯なコウモリ Today's DOOM!!
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手札から出されたカードの関係で敗者を決め、マイナス点をなるだけ貰わないようにするゲーム。
最初に手札から伏せてカードを出し、“●●です”と嘘でも良いから宣言する。そして意味はない。(!!!)
その後、親から順番にカードを表向けて、全員表向けたら雌雄を決する。
オビ湾「なんで順番に表向けんの?」
タメラ「知りません」
その方が盛り上がるってことだろうか。なんにせよ怪しい匂い。途中までしっかり準拠してプレイしたが、最後にはサーOECが「せーの、」と言い出す始末である。
ゲーム的には一見コウモリをどうするかというのがポイントになっているようにも思えるが、こんなんカウントしない限りじゃんけんなんじゃないかと。
変だなと思って公式を見たら、カードは表にして出しても良いのだが、そこを勘違いしている人が多い、という記述が。ルール上では“順に表にしていく”とその後で言ってしまっているのが勘違いしやすい原因かと。OECとタメラの2人が読んで漏れたのもわかる気がする。しかしそれをもってしても変型じゃんけんなんじゃないかと思わんでもない。

と、ここでOEC君にドゥームサンタからプレゼントが届いた。
中にはあれやこれやの豪華なプレゼントが満載!
中でもカセットタイプ型のパンチラゲームがすごい!
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なんという地獄ゲーム!無法地帯ですなぁ!
しかし今はあーだこーだうるさすぎてこういう素晴らしいゲームが現れにくくてさびしい!

続いてタメラ持ち込みのトロルマスター。
これがサーOEC常任騎士の引退試合である。

◆トロルマスター
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テラフォーマー、アークキングのテラシマさん作。
ランダムサプライなんだけどこれと言った手札もなく、なんと形容したら良いかわからぬ珍品。
しかし!細かなルールのどれもがしっかりしていて、もうビックリの面白さ。
20点という規定点も絶妙で、最初の段階からある程度ゴールを意識して動ける程よい近さ。

顔像で一気に勝利点をかせぎ、20点に乗せたオビ湾だったが、サータナカマがヒトカゲからのチェーン攻撃で一気に得点を稼いでぶち抜いた。なんと華麗な!負けて本望、面白い。
本作が最終試合だったサーOECはマンドラゴラを腐らせて終わっていた。

後から他の召喚獣カードを眺めたら、まぁ良くできてること。思いつきませんわ。まいった。

ということで、
さらばOEC!SO LONG!
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浅草ゲームマーケット2011 新作プレイの段! akioさん withドゥームナイト 【後篇】

akioさんお気に入りの中華屋が潰れていたため路頭に迷った一行は、この辺りを視察なれしている官僚シアン・ヒロシに導かれて別の中華屋へ向かう。が、“準備中”の札が立っている。
店員「寝坊しました。後20分で開きます」
akio「なんやー」
オビ湾「シアンの視察が形式化してる証拠ですよ。」
シアン「・・・」

かくしてグダグダとなった昼食は適当な中華屋でイマイチな飯を喰って終わった。

GM会場に戻ってテンデイズに寄り、akioさんが発売タイトルを物色。
オビ湾「K2やりましたか?」
akio「おぉ、やったで。あれはしっかりしとるな」
オビ湾「そのドラコってやつ、K2の作者らしいっすよ。」
akio「ほーん。これおもろいんけ?」
テイネさん「最初は最善策がすぐ見つかっちゃうんじゃないかと思うんですけと、やり込んでみると中々深いんですよ」
akio「ほほお。考えとくか。」

続いてカナイ製作所へ。
オビ湾「クロニクル面白いですよ。僕のはZ-man版ですけど。」
akio「ほんまかぁ?オビ湾はたまに嘘こきよるからなぁ。まぁ考えとくわ。」
(※カナイさん質問対応いただきありがとうございました。)

と、物色もひと段落するとゲームをやりたくなるわけなんだが、今回は前評判通りプレイスペースが少なくてプレイスペース難民が続出。
サーカワカミが無理やり相席をお願いしてなんとか座ることが出来たが、そこでゲームを広げるのは難しい。う~ん、と思っていたらラッキーにも一席開きかけている。即座に“加藤ハヤブサ”の異名を持つシアンが神速の視察で確保した。

ということで「PAX」!
◆PAX
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おかしいなと思って夜に確認したら、残念ながら大事なルールを失念してました。
陰謀MAXがローマ勝利時に勝つという大事なところを…。
どうりでローマが機能しないわけだ!すんまそーん。

続いて「ランチマネー※」のリメイクしたという2ちゃんのアスキーアートが目を引く「2chアスキーアーツ」という小箱ゲーム。当然同人。
(※イエローサブマリンとかで売ってるなぜか超高いカードゲーム。)
◆2chアスキーアーツ Today's DOOM!!
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オビ湾「カワカミさんにアッパーカート!」
サーカワ「ガードです。」
akio「カワカミさんにラリア~ット!」
サーカワ「ガードです。」
オビ湾「回し蹴り右回転!」
サーカワ「回避です。」
akio「カワカミさんにコンボや!」
サーカワ「ガードです。」
オビ湾・akio「単なる手札運じゃねーか!」

っつーわけで中身はパーティーゲームだった。ガードが無いと知られるや否や殴られ放題になるわけだが、打たれるのは出る杭というタイプのゲームなので結局バランスが取られるだけのことである。ゲームとしての中身を求めてはいけない。まさに2chのアスキーアートがぴったりのゲームだ。この内容に元ネタ「ランチマネー」がシュールな写真をつかっていたことを思うと変な汗が出る。

◆LIXO(リサイクル)
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力士のモノマネが面白いと思い込んでいるタナカマさんにダミ声で紹介してもらったゲーム。
とってもスピーディーな競りゲームで、手札を減らしたいが故に勢いも必要になる。絶妙な手札コントロールを軽いタッチで求めてくるところが良い。これは今年の小箱で一番おもしろいんじゃないだろうか。
タナカマ「これはお勧めですよ。本当に
akio「これおもろいわー。買うわ。」
タナカマ「ありがとうございます
サーカワ「もう力士のマネ大丈夫なんで」

◆ペルガメムノン
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これもテンデイズ扱いで、いわゆるデッキイジリー系というやつ。
5つある文明から1つを選び、そのデッキを駆使して他文明と戦争をする。戦争に勝つと相手の軍勢を味方に引き入れることが出来るのが新鮮だ。さらにカリスマを使った買い物として、架空モンスターと契約を結ぶことが出来るパラレルファンタジー仕様。

ゲームは序盤からオビ湾ギリシャ軍が巨根ヘラクレスでakioローマとカワカミエジプトを殴りまくる展開。akioローマが苦労して手に入れたモンスターも巨根で一撃。仲間に引き入れた。
結果、序盤のダッシュに成功したオビ湾が圧勝。カワカミエジプトが手札を補充できないほどに衰弱して滅亡。持ち主パワーを発揮させてもらった。

akio「これおもろいな!買うわ!」
タナカマ「ありがとうございます

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後に2011年の二大殴り合いゲームとして有名になる作品である。

以上でプレイスペースを引き払い、来週東京を去ることになるドゥームナイト・サー・OECに一言声をかけに行く一同。

akio「おーOEC君行ってまうんか。こっちきて最初に遊び始めたからさびしいのう」
OEC「ありがとうございました。また遊びましょう。」
akio「いつ帰るの」
OEC「オビ湾さんが木曜日にドゥームナイトやるかもしれないので、木曜までいることにしました。」
オビ湾「木曜日はマリオカート出るんだからやらねーよ」
akio「せやせや」
OEC「わかりました買います…」

以上で解散。
1個だけだけど未所有のAmigoオールド小箱がゲットできたのは良かった。
ではまた来年。ちゃおー
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浅草ゲームマーケット2011視察の段 akioさんwithドゥーム騎士團 【前篇】

今回もakioさんと共に浅草ゲームマーケットへ行ってきた。
10時ちょっと前に着いたらもうかなりの列で、かなり前の方にピンク色のSFジャケットを纏ったタメラがいた。
おそらく2時間くらい前から先頭の方の人はいたんだろうと思う。そうまでするゲームってコロニアルかな。

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会場の様子。すげー混んでる。
これまでで一番混んでいるように思えるけど、どうだろう。エッセンは減っていると聞いたけど、ドミニオンでそっち方面のユーザが増えた日本は盛況ってとこか。ちなみにバンダイかどこかの「バトルブレイク」の大会がかなり大きなスペースに入っており、いわゆる海外ゲーム層とは違う人たちもいたと思う。

最初にメビウスに行ったけど今回は新作小箱ゲームが無くて残念。すごろくやとテンデイズに行って細かいものを入手。一段落してOEC君のところへ行くと、そこそこに混んでいて黄色いTシャツで気張ったツクルカスタッフが結構なペースでインストを回している。

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akio「来たでOEC君」
OEC「あー!お待ちしておりました!遊んでください」
akio「わしゃ厳しいで!酷評するで~(愛を持って)」

っつーことでジャンケン・カードゲーム・ファイブ!から、トリックとアイコと手札無くす奴を遊ぶ。
トリックはこれまでにない要素がしっかりあって、オリジナルトリックとして確立した良いゲームだった。

akio「トリックは共作だからノーカウントやな」
OEC「えーそうなんすか」
akio「アイコはわかるけどわしの好みやないなぁ」
OEC「手札のパズルって感じにしてあるんすよ」
などなど、OEC君へ愛情溢れるフィードバックを行って退散。

ここでドゥームナイトの放浪騎士であるシアン・ヒロシが合流。

続いてI was Gameの売り場へ。
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オビ湾「これ、おもしろいらしいっすよ。コンポも可愛いし買いましょうよ!」
akio「えー!?またドミニオンちゃうんの?」
オビ湾「えーと、どうなんでしょうね。あ、ドラフトって書いてありますよ。」
akio「おードラフトかぁ。(売り子さんに)ブースタードラフトなん?そっかぁ。じゃあ買うか。」

続いて中古ゲーム売り場をいくつか回ってみる。
すると、お手頃な値段でグランドナショナルダービーが!これ可愛いんだよね!
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良く見たら月斎さんがいたので高円寺会だ。やっぱ出してるゲームがツウだ。
オビ湾「お!でかいAとちっちゃいaだ!マイヨジョーヌの奴もある!akioさんこのナショナルダービーめちゃいいっすよ買いましょうよ。」
akio「なんやー。知らんなぁ。」
サーカワ「これめちゃお手頃ですよ!掘り出しもんです!」
オビ湾「おー、カワカミさん」
サーカワ「わおお疲れささまです。」※ここからサーカワカミも合流。
月斎さん「これコロッサルアリーナの一番最初の奴だよ」
akio「おーそうなんか。んじゃ買っとこ。」
オビ湾「(よしゃ。今度やらせてもらおう)」

この辺でお昼も近づいたので恒例の中華屋へ向かう。
akio「オビ湾今度こそ麻婆豆腐喰えよ。」※その店の麻婆は超辛くてしびれる
オビ湾「当然ですよ食べますよ」
akio「こいつそう言って頼まんからな~」

ごちゃごちゃ話をしながら店に近づいていくと、シアン・ヒロシが店の様子がおかしいのに気付く。
オビ湾「どしたの?」
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店内もぬけのから・・・

シアン「これやってないんじゃないですかね?」
サーカワ「ギャハハギャハハ」
akio「なんやー今日は80%これ目当てに来てんのになー。」
オビ湾「しょうがないすね。ってことで後篇(新作プレイの段)に続く
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前略 父上様

前略 父上様

今年の夏はそれはそれは暑く、冬の冷え込みなど想像もできないでおりましたが、いま、晩秋の浅草は強風に凍えております。

この週末は我が家にお客様がお見えになることもあり、メイドの如く働かなければなりませんが、父上様もご存じの通りゲームマーケットと呼ばれるすっとんきょうなイベントも催されます。

私は前回参加することが出来ず悔しい思いをしましたので、今回は参加する予定でおります。
ある程度早めに会場へ赴き、適当な物を頂いて、akio殿(ご存知でしょうか、今はもう一児の父親となっておられます)達とお茶など濁しながら過ごすつもりです。

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※去年の写真を同封させていただきます

しかしながら、例年ほど頂きたいものが定まっているわけでもなく、(これは私の勉強不足に他ならないのですが)迷子のような気持ちです。
そのあたり、親交のある騎士から聞けば良いかなどと思うにつき、自分の不真面目さに飽きれてしまいます。

報告は例年通り書きます故。

                                             草々

追伸
OECさんがじゃんけんのゲームを作りました。
そんな顔せずに、遊んでみてください。
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紹介:ドンドラゴ

3年目に突入したHABAの小箱ゲーム。
今回紹介するのはいつもよりちょっと対象年齢の高そうなカードゲーム「ドンドラゴ」。
HABA小箱はいわゆる“カードゲーム版”が多いんだけど、これはオリジナル。

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HABA小箱カードゲーム。久々に登場したので一応書いておくけど、Amigoの小箱より一回り大きい。
イラストは「ポリスアラーム」などでおなじみのティースシュヴァルツ氏。

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中身。
HABAの小箱カードゲームは、必ず「木製駒とカード」のセットになっている。今回はドラゴ駒が付いている。
カード質は悪くないがエンボス加工がかかっていないのもいつも通り。

カードには8種類のお宝が描かれており、それぞれが7枚ずつある。
プレイヤーはこのドラゴのお宝を集めて、11枚以上にすることを目指す。

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手札は常に6枚。
手番に出来る行動は以下の通り

①カードのセットを自分の前に出して、カードを補充。
②好きな枚数を裏向きにして捨てて、カードを補充。

①を行う場合は必ず手札に同じ種類のカードが複数枚なければならない。また、すでに同じ種類のお宝が誰かの場に出ている場合は、それを上回る数の枚数でなければ出すことが出来ない。もし上回ることが出来たら、ボーナスとして既に出ている同じ種類のカードをふんだくる事ができる。
だから2枚だしは簡単だけど、3枚集められると横取りされてしまうのでちょっと危険な枚数だ。

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②を行ったら、捨てたカードはテーブルの中央に個別の山札として置かれ、直後はドラゴ駒が置かれる。
こうして置かれたカードはドラゴが他に移動した後、補充元として選ぶことが出来る。あいつはこのカードは集めていないだろうから…、という感じに読みを働かせよう。

こうして自分の前に出したカードが11枚を超えたプレイヤーが出たら、その人の勝ちになる。
誰かがゴール間際になると2枚出しのけん制とか出てきてけっこうゲームな感じ。
一度出されたお宝は自分で追加するときにも前より大きく出さなければならないのが苦しくてグッド。
3枚出しているカードを1枚手札に握っておけば取られることはなかったりなど、小技が使える。

3枚だしが出来るとそのまま加速しやすいルールなので、運要素は多め。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
ゲームっぽいようでありながら決め手は運頼りなカードゲームです。誰が何を捨てようとしているのか、その辺の読みあいがゲームの楽しさの肝になってきます。イラストが可愛く、ルールはさほど難しくありません。HABA好きか小学生におススメ。
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ドゥームナイト、ミクロの決死圏に突入す!の段

会場でメンバーが集まるのを待っていると何故か今日は西に戻っているはずのOEC君がやってきた。

OEC「どうも。こんにちわ」
オビ湾「なにしてんの。こんなとこで」
OEC「これ、持ってきたんでやってください。岩国のミクロ生物館でしか売ってないやつです。」
オビ湾「マイクロ王…。やばそうだな。」
OEC「じゃあ、僕新幹線あるんで…」
オビ湾「(変なもの置いてきやがったな。。。)」

しばらくして・・・

サーカワ「お待たせしました」
オビ湾「なんすかそれ」
サーカワ「知らないけど買ってきました。ハッピーふくろうです」
オビ湾「スイーツですか。」
サーカワ「食べましょうよ。うまいかわからないですけど。」

◆ハッピーふくろう Today's DOOM!!
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モサモサ、モサモサ、
サーカワ「いやーやばいっすねぇ。へへへ」
オビ湾「すげーパサパサしてる。」
これはマズイ

つーことで、見るからに超ヤバそうなゲーム「マイクロ王」をサーカワカミと一騎打ち

◆マイクロ王 
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岩国市立ミクロ生物館オリジナルのカードゲーム。現時点で第4弾まで出ている人気作らしいが、その内容たるや原生生物愛必須の際どいイチモツなので、相当な物好きにのみお勧めするオーパーツである。

基本ルールはトランプの戦争みたいなもんで、そこに微生物の大きさや攻撃性の要素が加わっている感じ。微生物マニア達がキャッキャしながら考えたと思われるカード固有の特殊能力は、機能していないアイコンのめんどくささを含め、システム上での調整が行われたとはちょっと思えない。
目を毒されそうなカードデザインも特筆の域である。

◆ドンドラコ
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HABAの新作小箱カードゲーム。
手札でセットを作って場にだし、自分の場に11枚たまったら勝ちというゲーム。
誰かが出した種類のカードはそれ以上の枚数がないと出せないので、これがけん制になったり自分の首を絞めたり。
エキサイティングでお手軽で面白いが、一度3枚セットを作ると加速しやすくなるので序盤の運が勝負を決める。
それでもゲームした気になる手応えは良い。子供が遊んで楽しいかはちょっとわからぬ。

1回戦はオビ湾が勝ち、2回戦はタメラが勝った。
大人でも遊べる。可愛くて手軽なゲームが好きな面々にお勧めしておく。
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メカニック★★★☆☆

企画合わせの関係で調整してたら、しょぼい簡易レビュー1個単体になってしまった。
よろしければどうぞ。

◆メカニック★★★☆☆
ステイサム
YES!いつもの感じ!

ジェイソンステイサムが出てる映画。もう紹介はそれだけでいいんじゃないかっていう。あなたが想像するジェイソンステイサムの映画とさほどブレは無いと思う。
念のため設定を紹介すると、ジェイソンステイサムが完璧主義の殺し屋で、仕事上仕方なく年配の親友を殺す。で、その息子を弟子にするんだけど、親父さんを殺したことは内緒。でも最後にはバレてっていう、もう完全にどこかで聞いたような話。(一応あれのリメイクでもあります)

アクションのクオリティは当然高く、安心品質。
最後も大体いつもどおりで、ジャジャーン!ジェイソンステイサムは最強デース!
みたいな清々しいエンドでとってもファン想い。

そろそろ出演映画のタイトルに「ジェイソンステイサムの~」が付いて良いころだと思うよホントに。
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紹介:ゼロ

今日紹介するのはクニツィアの古めのカードゲーム「ゼロ」。
シンプルなルールで誰にでもわかりやすく、駆け引きもある良質ゲーム。
1998年のゲームなので間違いなくクニツィアオリジナルによる作品と言えよう。

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Amigoやその他大手と若干寸法が異なるが、一応小箱サイズ。
メーカーはクマさん印のベルリナーシュピール。マイナーメーカーで今は無くなってるけど、「ブクブク」などもこのメーカーからリリースされていた。
しかしなんとも野暮ったいデザインの箱だ。

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中身。
当然エンボス加工は施されていない。
さすがに発売から13年も経つので、経年によるものと思われる古い紙の臭さがある。
入っているカードは全て数字カード。
構成は7つの色に1~8までの数字。しっかりトランプで再現できない仕様になっているわけだ。

さて、このゲームのルールは極めてシンプルである。
9枚ある自分の手札を操って、その評価数値をなるべくゼロに近づけるというものだ。
まずは9枚の手札を受け取り、テーブル中央に共有の場札5枚を公開してゲームスタート。

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手番になったら手札から1枚を場札にプレイして、代わりに場札の1枚を手札に入れる。
それだけ。
では手札をどういう方向に持っていけば良いかだが、「手札がゼロにより近くなるのを目指す」という目標を念頭に、以下のルールを上手く利用することを考える。

①同じ数字は1回しか数えなくてよい。
 ※5,5,5,5なら、合計は5で良くなる
②同じ数字が5枚以上あったら、ゼロ扱いでよい。
 ※5,5,5,5,5なら、合計はゼロ
③同じ色のカードが5枚以上あったら、ゼロ扱いでよい。
 ※赤、赤、赤、赤、赤なら、数字が何であれ合計はゼロ

つまり、同じ数字、同じ色を集めていくことで、カウント数を減らすことが出来るわけだ。

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手番が回ってきても交換する必要がないと思ったら、テーブルをコンコンッとノックする。その場合手番はパスされるが、また回ってきたら交換を行ってもOK。ちなみに誰のノックであろうと2回目のノックがされたら1周してラウンドは終了する。

ラウンドが終了したら手札を公開してそれぞれの合計点を記録。もちろん少ない方が良い。(※ちなみに上の写真の相手プレイヤーは4,5,6をそれぞれ1回ずつカウントして、15となる。)

これを人数ラウンド行って合計値の最も少ないプレイヤーが勝利する。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
非常にシンプルでわかりやすい目標でありながら、
他プレイヤーが捨てそうなカードの予測、そもそも捨てられやすい高数字カード、数字より集めやすいが5枚にならないと意味がないスート、などなど、考えどころがとても面白いゲームです。
そういえばボードゲーム雑誌の付録にもなっていたので、忘れていた人は是非遊んでみることをお勧めします。
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オビ湾、ドルフィンズを応援しに行く~VSサンロッカーズ・アウェイ戦

今日はうちのオヨメさんがファンをやっているJBLのドルフィンズを応援しに代々木第二体育館へ。
ドルフィンズは愛知のチームなのでアウェイ戦だ。そんなに頻繁には来ないということで暴風雨のなか観に行く。

ドルフィンズと言えばテレビ露出の多い五十嵐君がいるところだ。
オビ湾は五十嵐を生で見たことがなかったんだけど、間近で見るとまぁ確かにボーイズラブ漫画から飛び出してきたような美少年だった。一応同い年なんだけどなぁ。

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ドドドっと開始直後にさっそく五十嵐がドリブルで切り込む。
い、五十嵐速えーーーー!
と、序盤こそ順調で一時リードすることもあった。んだけど、フルメンバーから落ちるとちょっと実力差が見えて苦しい展開に。終盤はリバウンドが取れずディフェンスの時間が増え、終了。サンロッカーズが50点台、ドルフィンズは40点台のロースコア戦となった。

ということで、思い出したようにダンクジャムなどやってみるなどいかがでしょうか。(ボドゲにまったく触れないと怒られそうなので一応)※BGG画像 懐かしいですね。
dunk.jpg
僕は遠慮しときます。
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インモータルズ★★☆☆☆

“あの300の制作スタッフが!”をキャッチコピーにド派手なPVを展開する「インモータルズ」。
ちょっと慣れた人ならチェックすると思うが、監督はザック・スナイダーではなく、ザ・セルのインド人監督。(この時点で危険臭漂うが…)
劇場では3Dと2Dの両方が公開されているが、当然2Dで鑑賞した。

◆インモータルズ★★☆☆☆
陰毛
“作り物感”を作風に昇華できなかった悪例

ギリシャ神話を基にした物語。主人公の人間テセウスは、同じく人間の悪役であるハイぺリオンが闇の神族タイタンを甦らせるために起こした戦争に巻き込まれる。
未来を読む力がある巫女のオラクルと偶然知り合ったテセウスは、ハイぺリオンの野望を止めるべく追跡を振り切ってギリシャ軍のもとへ向かう。

メルギブソンのロブロイばりに奮起したテセウスだったが、ハイぺリオンに隙を突かれて秘密の神殿に侵入を許し、ついにはタイタンの復活を許してしまう。
もうこうなったら人間の出る幕ではない。ゼウス、アテナ、ポセイドン、アポロンといった名うての神々と邪悪なタイタンの火ぶたが切って落とされる。ラスト10分だけ…。

という話。
そもそも神々もの映画ってのは登場人物が高尚過ぎて“間抜けな茶番”に見えるものだが、それはコレ系映画の味なので全然許せるし欠点でもない。
この映画の悪いところは“上手く魅せる”ということが出来ていないことだ。

海外での評判通り、インモータルズの脚本は酷い。相当に酷い。
もともとの話に中身がないのはわかる。でもそれは「300」だって同じだ。
ただし「300」の場合は“客に何を見せるか”がマネジメントされている。
これはこういう映画だ。と「300」は雄弁に語るし、それに関しては文句も出ない出来である。
必要そうだからと言ってつまらないシーンを垂れ流すような下手なまねはしない。

でも映像はおスゴイんでしょ!?
そう期待したいところであるが、残念ながらイマイチである。舞台セットと背景CGの合成がノーコンセプトで貼り付けられている印象で、一枚絵としての魅力も無い。(ただしタイタンが閉じ込められている冒頭シーンは◎)
セット丸出しの舞台はさすがに制作陣も舞台っぽさを意識したと思いたい(横っ面から全身像を捕えるシーンが多いし)が、それが作風として認められるほど良くできていない(少なくとも伝わってこない)のが辛いところである。

役者個々人の殺陣の完成度はとても素晴らしい。
これにザック映画の鋭いSEが加われば良かったが、残念ながら音関係の演出は弱い。
結果、良く見ればかっこいいアクションなのにのっぺりとしていて印象に残りにくい。極めて残念。
ミッキーロークの起用もやけに安っぽく見える。

「300」の制作スタッフが!というにはザック映画の圧縮感も感じられず、ストレスが溜まる出来。
少なくともキャッチコピーを信じて観に行くのはおススメできない。
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ゲームマーケット2011秋【同人新作ピックアップ①-ツクルカ】

ゲームマーケット2011秋が近づいてきて、いくつか新作同人ゲームを遊んだり説明を聞いたりすることが出来てきたので、ちょっと気になる新作アイテムをピックアップしていこうという道楽企画。

1本目はドゥームナイトであるOECがゲームデザインを手がけた「ジャンケンカードゲーム・ファイブ!」。
※写真提供:ツクルカ

【ゲーム名】

ジャンケンカードゲーム・ファイブ!

【サークル】

ツクルカ http://design-and-run.cdx.jp/tsukuruka/index.html

【キャッチコピー】

”36”枚のグー・チョキ・パーがおりなす ”5”つのジャンケンワールド2011-11-17 19_37_54
半年前までシュールな意欲作“トウフ”を作っていたOEC君が、それを凍結して方向転換。
版画が素晴らしいアートデザイナーと手を組んで作り上げたのが本作である。

カード構成はグーチョキパーの3つのスートに1から36までの通し番号が振られている変型構成。知っている人なら、「ボトルインプ」をイメージしてもらえばわかりやすい。実際ボトルインプっぽいカード構成カードが付いている。

「ジャンケンカードゲーム・ファイブ!」では、これらのカードを使用して5つのゲームを遊ぶことができる。
許可ももらってるのでざっくりと紹介していこう。

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①トリックス 4人用 45分
マストフォローのトリックテイクゲーム
切り札の判定がジャンケンになっているあたり、テーマの使い方が上手い。
目標にあったトリック数でラウンドを終えることでボーナスが入る。
ベーシックなトリックテイクゲーム。ボトルインプ式数字構成と切り札ルールに味。

②センゲン 2人用 20分
12枚のストレートに並んだ山札を使った対戦ゲーム。
補充される手札の種類を見ながら行うじゃんけんで、短期戦略を練りながら一戦一戦をこなす感じ。
補充を考えて手札を消費したいが、そこを敢えて捨てる選択が悩ましい。

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③スパイラル 3~4人用 30分
手札を早く無くすことを目指すゲーム。
出せるカードは場札の状況によって変化する。

④アイコ 4~5人用 45分
5枚の手札で強いハンド(大きい数字)を作り、他のプレイヤーとの数比べ勝負でチップを奪い合う。
手札であいこを作るのがカギ。

⑤ソリティア 1人用 10分
3枚の目標カードを4ラウンド行う中で達成することを目指すソリティアゲーム。
それまでのラウンドでどんなカードが出てきたのかを考えながら攻略していく必要がある。

【おススメPOINT】

◆シンプルで美麗なアートワーク

◆1人から5人まで遊べる多彩なルール

◆色覚に優しいカラーバリアフリー仕様

【場所】

ブース番号:422(4F左奥の方)
“シニニ行く”と覚えてください。

これだけ見栄えのするゲームを作っておきながら100部しか刷ってないらしいので確実に欲しい人は早めに。
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紹介:ご当地大戦-キトキト富山編

久しぶりに国内の小箱ゲーム、今話題の「ご当地大戦~キトキト富山編」の紹介だ。
一応同人らしいが、今回のゲームマーケットへの出展はない。
製作者は聞くところによると出版系らしく、完成度の高いビジュアルやキャッチコピー、内包されているチラシの真っ当さにプロフェッショナルのクオリティが感じられ、何よりプロジェクトのセンスが良い。

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タバコ箱を1/2の厚みにしたような小さな箱。
タメラによると見栄えのするロゴは劇画時代劇の有名作家さんが書いているらしい。
さらに2人のキャラクターを描いているのも有名な人らしく、著名ゲームのイラスト担当なのだという。詳しくはご自分で調べると良い。

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中身。カードはちょっとペラい感じで分量も16枚だけ。
これだけ聞くと値段に合わないような気がしてしまうが、肝心のカード内容がすこぶる豪華で濃密なので実際遊べば不満は無くなるだろう。
個別のご当地名物がリッチなイラストになっているだけでもテンションが上がるが、キャッチーなカードタイトルがまた素晴らしいセンスだ。

対戦のためにはこのボックスが2セット必要になるが、今後シリーズが展開するだろうし、大ロット制作で単価が下がることを期待したい。

また、サイコロと得点を示す何かも用意しておこう。

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まずはキャラクター選び。富山編の2人からどちらか選択しよう。ちなみに今のところキャラクターによる効果はない。
ストーリー的には「突如、ご当地名物を召喚することができるというヘンテコ能力に目覚めた“特産者”たちが、その郷土愛を競い合う」と言った内容。意味不明に熱くてグッド。

その後、全14枚ある富山カードから10枚を選んでデッキを構築して山札にする。
山札から初期手札の5枚を受け取って試合開始だ。

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手番になったら
①カードを1枚場にプレイする
②サイコロを転がしてカードの発動チェックをする
を行うだけ。
非常にシンプルだ。

カードは自分の場に3枚まで出せる。
この時点ではカードの補充はできないので、場と手札を合わせて5枚になっているのが通常のパターンだ。

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カードをプレイした後はサイコロを振る。
このサイコロの出目に一致する出目イラストを持つカードは、強制的に発動して得点となり、その特殊能力も同時に発動する。
発動したご当地名物は“思い出置き場”に直行。要は捨て札となる。
(この思い出置き場にどちらかのプレイヤーが10枚すべてのカードを置ききったらゲームが終了する)

こうして得点(AP)を得ていくわけだが、でかい得点を取るにはそれなりの難しさがある。
ご当地名物の中には出すのに得点を支払わなければならないものがあり(当然効果が強い)、序盤は小さい点を集めるのも大事になるのだ。

ということで、これと言った斬新なルールがあるわけではないけども、そこかしこに散りばめられた素晴らしいセンスのご当地ネタが愛せる傑作。やや派手目なカードタイトルに始まり、美麗なイラスト、気合の入った名物トリビアなど、ゲームそっちのけでカード眺めに熱中してしまう。
こういうシステム以外のテーマのリアルさって大切だよね。

このクオリティーのまま富山県以外のリリースもあるのか!と夢見させてくれるという、それだけでも幸せである。
フィーバリスト泣かせの黒部ダム打ち合い、終盤に潜む霊峰立山の無情パニッシュ、合掌造り回収からの重ね合掌などなど、アホらしい戦略の応酬がなんともたまらぬ傑作である。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
ルールはカードプレイのサイコロ昇華というわかりやすいもので、目新しさはないですが初プレイでもすんなり入れる大間口仕様です。キャラクターのイラストはもちろんのこと、ご当地名物のイラストやトリビアがすごいです。大事なところを大事にしている愛されゲーム。
残念なのは、今のところ関東でこれを扱っているところが中々に入りにくいマンガ屋しかないということです。
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ドゥームナイトご当地大戦~じゃんけん野郎のギリシャ危機

前回ドタキャンしたOECが自慢の新作を引っ提げて登場したが、まずは本日の目玉である期待の新作LCG「ご当地大戦」から評議した。

◆ご当地大戦~キトキト富山編
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突如ご当地名物を召喚することができるというヘンテコ能力に目覚めた“特産者”
たちが、その郷土愛を競い合う大舞台“ご当地大戦”。
プレイヤーは特産者を選び、その土地のご当地名物でデッキを作って1対1の勝負に挑む。

ルールはカードプレイのサイコロ昇華というわかりやすいもので、目新しさはないが初プレイでもすんなり入れる大間口仕様だ。

そして何より素晴らしいのはご当地ネタに力を抜かない姿勢。やや派手目なカードタイトルに始まり、美麗なイラスト、気合の入った名物トリビアなど、ゲームそっちのけでカード眺めに熱中してしまう。
こういうシステム以外のテーマのリアルさというか真剣さみたいなものって、重要な愛され要素だと思う。

詳しい紹介はまた明日に回すとして、ゲームのタイトルにある通り今回は富山県版である。つまり、これから他の件に発展するっちゅうことだ。いやぁ。たまらんねぇ。

タメラ対OEC戦は黒部ダムの打ち合いをタメラが制し、さらに霊峰立石の追い打ちがトドメとなった
OEC対オビ湾戦も勝負所でオビ湾がフィーバー&黒部ダムで一気に勝負を決めてコールド勝ちとした。
プレイにコストを要するカードが勝負のカギ。カードの選択時から悩ましい。

我が郷里である静岡の「まるさら静岡編」もしくは「ちょっくら静岡編」のリリースを期待している。
・川根茶/ 三大静岡茶 123
・本山茶/ 三大静岡茶 234
・天竜茶/ 三大静岡茶 345
とかどうだろうか。

アイデアいくらでも献上します。

◆ジャンケンカードゲーム・ファイブ
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ドゥームナイトOECが今月のゲームマーケットに向けて制作した新作カードゲーム。
ジャンケンゲームはどうしても見栄えがしなくなるものだが、このゲームのグーチョキパーは版画で作られていてクールだ。
カードの構成はボトルインプに似ており、通し番号に3つのスート(じゃんけん)が付いている。
このカードを使って5つの異なったゲームを遊ぶことが出来る。ゆえにファイブなのだ。

今回はおおよそのルールをヒアリングし、その中から2人で出来る「センゲン」をプレイした。

なるほど。じゃんけんに程よく戦略が混じったゲームになっている。基本はカードじゃんけんなのだが手札は公開で、使ったカードは捨てられる。補充されるカードによっては次のラウンドにグーとチョキしかないということも当然ありえて、その辺の足元をみるか逆に引っ掛けるかと言った駆け引きが加わっている。

他のゲームも聞く限りしっかりしているし面白さも期待できそうである。
半年前にトウフを作っていたとは思えない安定感だ。

◆スブラキウォーズ Today's DOOM!!
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何かと話題のギリシャが満を持して送り出したレストラン経営ゲーム。
プレイヤーはレストランの経営者になって客を並ばせ、注文にあった料理を提供する。
見た目もプレイ感も「お金は臭わない」に似た感じだが、こちらの方が10倍楽しい。その魅力のほとんどは客カードにある。なんとカードイラストの全てが個別イラストで、同じ物が1枚もないのだ。
この無駄さにギリシャ崩壊の末端を見るような気がして複雑である。そして実際のゲームは浅め。イベントカードがぶん殴り系ということもあり、どの層が楽しめるかよくわからぬが、ドゥームナイト一同は少なくとも楽しめるのだ。

以上。
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紹介:狩って獲って

変態臭漂うメーカーPfifficus Spieleと言えば、数年前に話題になった「グル」が有名だろう。
それ以外にも「デスペラード」というカードゲーム(クニツィアのとは別物)など、インチキ臭いアートワークが何とも味で個人的に気になるメーカーである。
国内流通しているのは見かけたことがないが、ドゥームナイトのサーカワカミがこのメーカーのファンであるため触ることができた次第である。

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ちょっと大きめの小箱。
ゲーム中の様子をパケイラストにしているから、遊ぶときに参考にしよう。

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中身。もちろんカードのみ。エンボス加工なし。
カードの裏面はご覧の通りの木で、表面は10種類の動物のいずれかが描かれている。
全てのイラストはAnselm Ostertagっちゅう名のイラストレータによるもの。 たぶんメーカー内で絵心があるからやってるって感じだろうか。だんだん上手くなってきているらしいので、いつか2Fシュピールのマウラ先生みたいになるとヨイデスネ。

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まずはカードを裏向きのまま広げる。
これが狩場である森。
本当はこんなにばらけさせず、もう少し中央に寄せ集めた方が良いと思う。

手番になったらやれることは2つ。
1つは森のカードを1枚選んで表向ける。
これが基本行動で、だんだんと森に見えている動物が増えていく。

もう1つの行動は…
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最初に5枚配られている手札から1枚を箱の中にプレイ。
その後プレイされた動物を早い者勝ちで全員で取り合う。
こうして取った札が得点になる。要はカルタだ。

ただし1つ特殊なルールがあって、誰かと取り合いになってしまったら「最初にその動物の鳴き声を出した方が取れる」らしい。なんと曖昧で説明足らずなんだろうか。最初に全員で解釈を合わせておこう。

しかしこの適当なルールが実はゲームの肝。
カードの動物はそもそもどんな鳴き声かわからないようなやつばかりで、大の大人がシューシューハーハー叫びながら遊ぶ姿は大変に滑稽である。

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全員が手札を使い切ったらゲーム終了。得点計算をする。
得点計算をするってことは1枚1点じゃないってことだ。

動物カードの得点は、箱の中に入れられた(手札からプレイされた)その動物の数。
皆で取り合った回数が多い動物ほど高得点なわけだ。得点が高くなりそうな動物カードが手札にあったら、使いどころは慎重に行こう。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
まったくもってヘンテコな反射ゲームです。ルールが緩いというかボンヤリとしているのでみんなで細かなところを決めてから遊んだ方が良いでしょう。心の広い不真面目ゲーマーにお勧めです。
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モンスター上司★★★☆☆、ドライブアングリー★★★☆☆、生き残るための3つの取引★★★★☆

◆モンスター上司★★★☆☆
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アニストンがたまんねーなコレ

それぞれがトンデモナイ上司を持った親友三人のドタバタお下劣コメディ。
ケビンスペイシーやらフィルコリンズやらジェイミーフォックスやら、必要以上に豪華なメンバーが、高いクオリティでしょーもない下ネタを繰り広げるという問答無用の楽しさ。

ジェニファーアニストンが色黒のセクシー歯科医でセクハラ女上司を演じるという夢のような設定に血沸き肉躍る。が、すべてはMFジョーンズ会心の出オチの前に跪く。


◆ドライブアングリー★★★☆☆
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上っ面だけなのが逆に味になる珍獣ニコラス

カーアクション満載のB級映画に無理やりニコラスをはめ込むとこうなる。みたいな中途半端なノリが楽しい佳作。地獄から舞い戻った復讐鬼を演じるのがニコラスだが、驚くほど深みの無いキャラクターに仕上がっているところがこの映画のペラさと相性が良い。まったくもって計算ずくだ。

思わぬ収穫だったのがウィリアムフィクトナーのクールなエージェントで、彼の出演部分だけ明らかに1ランク上の映画である。タンクローリーをしれっと滑り込ませるシーンなんか特に良い。

◆生き残るための3つの取引★★★★☆
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勝ち組の非情な条件

泥臭く犯人を追いつめる主人公チョルギは検挙率ナンバー1の凄腕刑事だが、警察大出身でもなくコネもない身で、出世が大きく出遅れていた。
約束されていると思われた出世も、警察大出身の後輩に奪われるという屈辱を味わった。このままでは自分の率いている(こちらも警察大出身でない)部下達に申し訳が立たない。

そんな時、世間を騒がせる女児連続殺人事件の容疑者を誤って射殺してしまった警察庁捜査部から取引を持ちかけられる。

「部下の不法行為を見逃して昇進もさせるから、“本当”の犯人を連れてこい」

意を察したチョルギは性犯罪歴を持つイ・ドンソクを犯人に仕立て上げる工作を始める。残されたイ・ドンソクの妻は知的障害者であり、見るに忍びない。

犯人捏造の実行犯はチンピラ実業家のソック。
ソックのライバルである金会長を逮捕したのはチョルギだったのだ。

一報金会長から裏金を受け取っていた検事のヤン(検察庁幹部の息子)はチョルギを良く思わなかった。ヤンはチョルギに対する調査を進めていく中で、女児連続殺人事件の犯人逮捕の裏を知ることになる。

超凄腕の刑事でもコネをもたなきゃゴミ同前。チンピラ実業家はクソ野郎だけど身の丈がわかっている。坊やの検事は権力とコネに守られて手も汚さずに生き残る。

チョルギ刑事、チンピラ実業家、検察の御曹司。ドロドロのイタチゴッコを続ける三人の、三者三様が面白い。
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ドゥームナイト、カルドセ●トのボードゲームを遊ぶ。の段

今日はドゥームナイトOECがゲームマーケットの新作を引っ提げてくるはずが、なんとドタキャンかましやがったのでクリーチャータメラがテスト版を持ってきてくれた話題のカルドロンを遊ぶ。

◆カルドロン
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PSやXBOX、DSなどで大人気の某カルドセ●トのボードゲーム版。
カルドセ●トの名だたるプレイヤー達が苦心して作り上げただけに、その再現性は驚くべきレベルである。電子ゲームにしかできない部分をできる限りそぎ落とし、細かな計算をしなくても遊べるところまでしっかりシェイプしてある。中でもダイスの移動をドミニオン式手札から算出される移動値に変換したあたり、かなりドラスティックだ。
ドミニオン式という言葉を使ったところでついでに説明すると、今回“ボードゲーム”という事前デッキ構築が出来ない環境において、カルドロンではドミニオンと同じ“カード購入によるデッキ構築システム”を採用している。そうして作ったデッキの回し方もドミニオンと同じで、毎回手札を更新する形である。
つまり、デッキを構築しながら遊ぶカルドセ●トということになろう。

他にもカルドセ●トをアナログゲーム化するために細かなゲーム調整が行き届いているような印象を受ける。アイテム路線でいくもよし、モンスター路線でいくもよしだ。

さらに見た目について触れておくと、まずイラストはかなり豪華に見える。これはどうやら著作権フリーのものらしい。世の中にはこんなもんがフリーの世界があるのかと驚かされる。恐るべし同人ファンタジー。
それ以外のデザインも丁寧に見えるし、カルドセ●トのカードと遜色ない感じだ。
ボードはテスト版なので紙だが、本番では布製に変わるらしい。う~んそいつは豪華に見えるだろう。

ルールについては本当は少々煩雑なのだろうと思うが、自分もXBOX以外のカルドセプトはやっているのですんなりと理解できた。っちゅうことで、さっそく遊んでみた。その感想…

前述した通り、カルドセ●トをボードゲーム化するためにいろいろな努力がされているのを感じるし、大きな欠点もなくしっかりしたゲームであると思う。が、正直を言うとゲーム中「おもしろい」と思う瞬間はほとんど無かった。なぜだろう。良く出来ているように思ったんだがのう…。
その理由について、最初はこのゲームが単にカルドセ●トの簡略版であるからなのかとも思ったが、どうもそれだけじゃないんじゃないかと。
ちょっと立ち戻ってカルドセ●トの何が面白かったのかを考えてみると、ヒントが掴めたように感じた。

それは第一に、手札が毎回とっかえになるから武器もクリーチャーもほとんど運じゃーんってこと。
第二に、領地が軽くひっくり返されるので育てる楽しみがあんまりないよねっていう。

とくに一番目の要素が響いていて、このゲームの戦闘のなんと作業的で淡白なことか。防御側としては出せんもんは出せんし、攻撃側も手札にあるカードで攻めれる場所を攻めるのみだ。なんだ手札引いたときにだいたいどうなるか決まるのかっていう、その辺が緊張感の無さに繋がってんじゃないかなぁ。強烈なカードを使う機会を待って、ひたすら手札に温存しておく陰湿な楽しみ方が出来ない。
二番目の要素はルールを聞いた時点で誰でもわかる通り、領地レベルが上がっても守りやすくはならないのでけっこうひっくり返される。前述した通り運要素の強い戦闘でだ。そんな尻軽な領地に愛着を持てというのは少々厳しい。

あと、わざわざ残されているエレメント(属性)にほとんど意味がないのはどうだろう。残したかった気持ちはわかるものの、本家の残骸という感じがして逆に目障りな印象だ。

以上のような理由に加えて、アナログ風ゲームをテレビで遊ぶという本家「カルドセ●ト」のテーマが、目の前にボードを広げるアナログゲームになったとき、果たして魅力的なのかどうかというのもあるような気がする。
思えば本家では世界の創造主やら救世主やら大魔王やら、わりと派手な演出や物語、さらにはあの印象的なナレーションでリッチな世界観を作り上げていた。そのあたりをごっそり失くしてボードとカードだけが目の前に来たとき、この“実は少々古臭くもあるモノポリー系のゲーム”を同じテンションで遊べるかということ。

う~む。ゲームを作るっちゅーのは本当に難しいのだなと思った。
作り手の情熱もわかるし、その努力も想像できる。それだけで好感が持てるし、実際しっかりしてる。応援したい、ということで、とりあえず締め。

◆トリッキービット
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ウイニングムーブスが小箱ゲームを作ったのは良いが、Amigoのパクリみたいなデザインだった!という代物。
これはもうちょっとやってから紹介にしたい。

◆狩って取って Today's DOOM!!
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「グル」「デスペラード(非クニツィア)」を作ったメーカーとイラストレーターによる反射神経ゲーム。
サーカワカミはこのメーカーが好きなようで、持ち込んでくれた。
バッティングのルールとかをはじめとして、いろいろとユーザーに勝手に汲んでもらおうという姿勢が伺える感じ。ゲームが盛り上がるにはどうするかとか、ゲーマーだから想像できるけどそうでないと大丈夫なのかなとちょっと心配になる。
その辺クリアしたメンバーでやると、わざわざ鳴き声のわかりにくい動物の鳴き声を無理してやらなきゃららないとか、アホ臭いところがなんとも楽しい。
広がった森にぽつぽつと動物が並ぶと確かに森っぽく見えるね。

以上。お疲れさんした。
ばっくれOECには往復ビンタの“復”の方でおしおきする予定だ。
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紹介:ハゲタカのえじき(メビウス版)

長年愛されてきたアレックスランドルフの「ハゲタカのえじき」が数多のパケ変えを乗り越えた結果、ついに小箱ゲームになった。
今回紹介するバージョンの発売元はご存じ水道橋メビウスゲームズということで日本語版。(日本語版自体は確かラベンスであったような…)

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Amigo小箱と同サイズ。
ちなみにAmigoも同じタイミングで「ハゲタカのえじき」を小箱ゲームでリリースしているが、国内はメビウス版があるから入って来ないだろうと思う。

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中身。カードオンリーでエンボス加工は無し。
基本的にルールは変わらず、対応人数のみカードを増やすことでパワーアップされている。(カードの裏地がメビウスのモザイクになっているのはラベンス版のオマージュと思う。いいね。)

あと、イラストはハゲタカオンリーでネズミ要素が排除された。
下手なテーマ性は持ってなくてもOKというジャッジだろうか。僕もそう思う。

ゲームの説明は過去の紹介を~と思ったら、紹介したことないのか!
ということで、メビウス版で遊んだことはないけど説明も簡単なのでルール紹介もする。

まず、すべてのプレイヤーは自分の手札(1~15で全員共通)を持ってスタート。

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次にハゲタカカードの山から点数札がめくられる。
これをゲットするために各プレイヤー1枚ずつカードを伏せて出す。

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全員出し終わったら表向けて、最も数字の大きいプレイヤーがハゲタカカードをもらうというわけ。
このとき気を付けたいのが、誰かと数字がカブったら失格というルール。
大きい数字ほどみんなの気合が高まるので、バッティング要注意というわけだ。
15のカブりとか最悪である。

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ハゲタカカードにはマイナス点もある。
この場合は一番下の数字にならないことを目指す。
バッティングルールもそのままだ。

これを15回繰り返して、手に入れたハゲタカカードの合計値が一番大きい人の勝ち。
超シンプルで勝負どころも明快な一品。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
イラストが今っぽく可愛くなって登場。エンボス加工こそありませんが、全体的なデザインはとても良いと思います。小箱になったのに対応人数が1人分増えたのもうれしいですね。数字がわかる年齢ならだれでも遊べるゲームです。
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ドゥームナイト、バルバロッサ作戦に遅参する!の段

急遽ドゥームナイトカワカミを招集してカナルグランデをやってみるつもりだったが、半分怖いもの見たさでプレイルームに備え付けられていた「ばるばろっさ」のルールを読んでみると、これはちょっとおもしろそうじゃないかということで急遽予定を変更してプレイ。

◆ばるばろっさ Today's DOOM!!
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※サイトのデザインポリシーに反するのでモザイク処理させていただいた。
全てのカードにエロマンガの表紙みたいなイラストが描かれている問題作だ。

ルールの基本はドミニオンで、そこに軍隊配備という要素が加わっている。
さらにレースフォーザギャラクシー風というかサンダーストーン風というか、攻撃拠点(勝利点)に対しての攻撃がある。その他もろもろ、ドミニオン系の中ではプラスアルファの要素が多い方だと思う。

ドミニオンを知っていてもやけにとっつきにくい用語が多く、例えば「お金を使って買い物をする」が「補給を使って増援を得る」に言葉が変わっただけでもわかりにくい。

が、その辺を越えてゲームを回し始めてみると、これがけっこうおもしろい。
プレイヤーが司令官となって戦功を競い合うという設定がわかりやすく、ドミニオン系列の中ではテーマの再現がもっとも直観的だ。配備や陣地、都市やイベントカードなど、やっていることのイメージが湧く。

妙に時間がかかるのは残念だが、実写版が欲しくなった。
と言っても、実写になったところで軍事に詳しくない僕が楽しめるかは怪しい。
エロ萌えもモノクロ実写もコアすぎる。すげー両極端だなぁ。

以上。次は木曜日。久々にドゥームナイトOECが新作を引っ提げて戻ってくるらしい。
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メアリー&マックス★★★★★

◆メアリー&マックス★★★★★
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人を想うこと
コンプレックスを越えること


オーストラリアのアニメ監督アダムエリオットによるストップモーションアニメ。

オーストラリアに住むメアリーは、額についたウンチ色の痣や、自分の不器量さにコンプレックスを持った小さな女の子。
彼女は自分の思うことを相談できる友達が欲しくて、アメリカの適当な住所に手紙を送る。
それを受け取ったのは過食症でアスペルガー症候群(他人の気持ちを読み取れない病気)のマックス。彼は既に壮年で、しかも相当に太っており、毎日チョコサンドを食べている。

こうして、まったく異なる境遇で同じようにコンプレックスを抱えた二人のヘンテコな文通が始まった。
時が経つにつれメアリーは成長して精神医学の学位を取り、手術で痣も取り除いた。コンプレックスを克服できたと考えたメアリーは、マックスの症例をケースにして本を執筆。マックスのコンプレックスを解消できると思ったのだ。

しかし、マックスからの返信封筒には二人の頭文字であるタイプライターの「M」キーが入っているだけ。こうして文通は途絶えてしまった。
そしてその数年後…

という話。
とても完成度の高いクレイアニメだ。
見た目は奇抜で極端にデフォルメされているのに、物の動きは重く、現実味がある。そこに重みを感じるから、心があると信じられる。本格的なヒューマンドラマを展開するに十分な表現力があることに驚かされた。

そして素晴らしい脚本。

コンプレックスって何だろうか。
メアリーはコンプレックスを捨ててしまいたいと思っている。マックスはコンプレックスを自分の一部として受け入れている。
結果、二人はすれ違ってしまう。

映画は、この出来事を通して人と人が重なり合うことの難しさを語る。
確かにコンプレックスは人が無意識に築く見えない壁かもしれない。でも、自分のコンプレックスに片を付けるだけで人生は上手くいくもんじゃないと主張する。

メアリーは痣を直し、意中の人と結婚することで、コンプレックスを克服した。
小さな頃から夢見ていた生活を手に入れたはずだった。
でも彼女の人生は、マックスとの不和をきっかけにしてポキンと折れてしまった。

彼女に何が足りなかったのか。
大きな犠牲を払ったメアリーは、マックスが便りにしたためた許しのメッセージに、人生を修復するヒントを見出す。

人を想う心があれば、コンプレックスは越えられる。

僕のような薄情者は、この映画をもう200回観賞して人生を改めるべきだと反省した。
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紹介:エレファント

ミヒャエル・シャハト作の小箱カードゲームではアバクス四天王である「コロレット」「ナッシュ」「ゴールド」「セレンゲティ」を紹介済みだが、僕の知る限りでは今回のタイトルがラスト2つの内1つの小箱カードゲームで、おもしろいかどうかは別として中々シャハトらしいゲームである。その名も「エレファント」。
※ちなみにラスト1つはハリウッドカードゲーム

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今回はアバクスではなくアミーゴ小箱。
アミーゴにしてはリアル派のイラストが特徴。
ちなみにplayroomからなんたらブルみたいなタイトルの中箱でもリリースされていたと思う。

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中身。
カードと得点記録帳が入っている。もちろんエンボス加工。
カードの種類が多いんだけど、メインはお金カード(左)と壺カード(中)と象カード(右)の3種類。

プレイヤーは壺商人となってさまざまな壺を買い付けるのだが、象がやってきてはそれを壊してしまい、その賠償金でまた壺を買う。これをひたすら繰り返すイタチゴッコな設定なのだが、一定のタイミングで所有している壺が評価される。そのタイミングに向けてより良いセットを作っておこうというゲームである。

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プレイヤーは最初にお金1枚と壺2つ、それからパスカード1枚を持ってスタート。(手札とか隠しておく要素はゲーム中も一切ない。)
お金は壺を買うのに使い、壺は採点時に勝利点を生み出し、パスカードはゲーム中1回だけ手番をパスするために使う。自分の前に置かれるのはゲーム中この3種類のカードだけ。

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さて、手番になったら中央の市場からカードを取るアクションを行う。
上の写真の通り象カードと壺カードが5枚ずつオープンされている。(補充は5枚なくなってから)
選択肢は以下の通り。

①壺を買う
②象を引き取る
③パスする

前述の通り③はゲーム中1回だけ。
後の2つを説明しよう。

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壺を買うにはお金を持っていなくてはならない。
お金を1枚払ったら、中央市場から好きな壺を選んで自分の前に並べる。
壺の数に制限はないので好きなだけ買うといい。

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次に象の引き取り。
これを行った場合、カードに書かれている色の壺を、その数だけ壊されてしまう。
上の写真の例では、青と緑のツボが1つずつ壊されてしまうのだ。
壊すものの指定は色だけでなく、一定の数字を壊すものなどもある。(1色全部壊すものも…)
ちなみに象の引き取りを行うとお金カードを1枚もらえる。(所持限界数2枚)

この時ポイントなのは、自分の所持品に該当しなければ無効化に出来るということだ。
ぐずぐずしていると他のプレイヤーに嫌なカードだけ残されてしまうので、お金が1枚以下だったら優先して壊されないものを先取りしていきたい。

そうこうしていると、壺カードの山札から得点評価カードが現れる。(10枚おき)
このカードがオープンされたら、各プレイヤーは自分の壺をどの視点で評価するかを決めなければならない。
評価方法は以下の4種類だ。

①各色の壺の最小数字の合計値
②各色の壺の最大数字の合計値
③ある1色の数字の合計値
④すべての壺の数字の合計値

この中から毎回1種類を選ぶ。
ゲームは4ラウンドで終了し、各評価方法は1回ずつしか選べない。ヤッツィーみたいな感じだ。

ということで、この得点評価のタイミングへ向けて壺を調整するゲームである。
が、中央市場からはどんどんカードが無くなっていくため、そうそう上手く調整できるものではない。むしろほとんど操作できず、狭い選択肢の中から苦渋の決断をするというケースが多い。選択肢が狭いのはシャハトらしいが、う~む中々くるしいプレイ感よのう!シャハト殿!

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
なんかすごく苦しいんですが、ゲームとしては良く出来ているように思います。
清算のタイミングも微妙に操作可能なので、多人数でプレイするほど想像通りにいかなくて悶絶します。悶絶したい人にお勧めですが、悶絶したくない人にはさほどお勧めしません。独特なプレイ感のゲームです。
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紹介:大聖堂カードゲーム

原作が在るゲームを扱うメーカーと言えばKOSMOSだが、その中でも一番のヒットは「大聖堂」シリーズだろう。最初の作品である大箱ゲーム「大聖堂」は2007年にドイツゲーム大賞を受賞した人気作で、例にもれず拡張もリリースされている。
その後、KOSMOSの2人用薄箱シリーズとして「大聖堂の建設」が発表され、さらに大箱ゲームで続編にあたる「果てしなき世界」が登場した。ここまでくれば後はダイスになるかコンパクトになるかというところだが、まさか小箱ゲームにまで圧縮できるとは思わなかったというのが今回紹介する「大聖堂カードゲーム」である。

IMG_6731.jpg
KOSMOS小箱。
大聖堂だけあってイラストがリッチだ。

IMG_6732.jpg
中身。
カードはエンボス加工が施されている。
ゲームの基本がトリックテイクなので一応スートらしきものもある。が、そのほとんどがユニーク能力を持った単品カードだったりするので、よくあるトランプっぽいトリックテイクとは見た目が大きく異なる。

また、本当は得点メモ用の用紙が付いてくるが、それだと別途ペンが必要なので、ここでは別のマーカーを入れている。※マーカーはゲームに付属しません。

IMG_6733.jpg
ゲームを始めるに当たり、各プレイヤーは自分の色の資源カードを受け取り、現在所有している資源の数を表すメーターを作る。
本当は縦に並べて余分な数字を見えないようにするのだが、数を調整するときにめちゃくちゃメンドクサイので横並びでも良いと思う。

各自の準備が済んだらゲームに参加しない色のスートを抜き、さらに個別に5枚用意されているスペシャル職業カードを1枚山札に入れて混ぜる。それを全員に配りきったらゲーム開始。

IMG_6734.jpg
先に書いた通りラウンドで行うこと自体はトリックテイクである。(わからない方はクリック
リードプレイヤーから順番にカードを出していく。
ただしちょっと処理が風変わり。
スートにはその色のプレイヤーがいる(前述の自分の色)わけで、一番大きい数字を出したプレイヤーではなく、そのスートの色のプレイヤーがトリックを取るのだ。

IMG_6735.jpg
こうして全ての手札を使い切ったら各自手に入れたカードの清算を行う。
まずは他のプレイヤーのスートのカードは捨てる。まったく役に立たない。
次に資源を生み出すカードから対応する資源を得る。
後は職業・人物カードの処理で、持っている資源を勝利点に変えたり、直接プラス点やマイナス点を喰らったりする。

こうしたカードは原作に基づくキャラクターになっているものも多く、基を知っていればより楽しめるのだろう。

これを5ラウンド+αこなした上で勝利点の合計を競う。
毎ラウンド1枚ずつ入っているスペシャル職業カードは一度とったらずっと利用できるので序盤の取り合いが面白い。

【所感】★★★★★★★★☆☆
変形トリックテイクということでちょっと難しい部分もありますが、大聖堂をやってきたプレイヤーならばおそらく問題ないでしょう。トリックの変な処理も面白いですが、その後に訪れるのが資源加工という組み合わせのギャップも面白いですね。
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ドゥームナイト緊急招集!51番目の州に新世紀!

昨年のカジノロワイヤルNo.1ゲームに推した「51番目の州」に、待望のスタンドアローン拡張が出るという話は以前ここに書いた通り。
日本に入るのはまだ先のことと思うが、日々異形化を続けるミュータント・タメラがサイキックエナジーで見事に現物を取り寄せた。

ということで浮かれに浮かれたドゥーム騎士一行は曜日を変更してドゥーム評議会を招集した。

IMG_6721.jpg
いやぁ新しい勢力とか見るとワクワクしちゃうよねー。イラストがニューロシマヘクスから使い回しでもまぁいいよ。左にあるのは無印ではカードだった初期設備。1枚のシートになってわかりやすくなったのと、改築が1回というのがわかりやすくなったかな。
だらだら書いてもアレなので変更点をまとめると…

1.勢力が増えた
ニューロシマヘクスにあったTHE HEGEMONY(荒くれ集団)が追加されて5人までのプレイが可能になった。
略奪、施設化、併合のどれにも使える⇒1が初期サプライ。

2.リーダーシステムがなくなった
リーダーがいなくなった。たぶんリーダーの引きによる運要素を無くすため。

3.矢印を生み出すステップが増えた
矢印を生み出すというステップがルール化されてシステム的には明瞭になった。初期設備なら即座に矢印を使うことも可能だが、矢印を生み出しただけで手番が終了するものも多い。

4.攻撃システムと共有システムの追加
カードに防御力が付いた。それを超える数の赤矢印か青矢印を出した場合、他人のカードをぶっ壊したり毎手番同じ収入を得たりできるようになった。それに応じて赤と青の矢印を手に入れる方法が増やされている。

5.建て直しの追加
ぶっ壊されたカードは裏返しになるが、このカードの上にはどんな建物でもレンガ1個で建てられるようになった。

6.コンポーネントの変化
これまでのチップが一回り大きくなり、資源は錠剤のような木製ゴマに、労働力はなぜかミープルに。正直言って木製コンポーネントは51stに合わない。

7.勝利条件の変更
30点から33点に変更。
地味なようだけど、旧作の経験上では1ラウンド増えるケースが多いと思う。

と言ったところ。

IMG_6717.jpg
ということでリーダーシステムがなくなったんだけど、前51stに混ぜて遊ぶ用の新しいリーダーカードも入っている。

IMG_6719.jpg
カードは防御力の追加以外は変わってない。
肌触りが若干変わったかなくらい。

変更点もわかったところでさっそくプレイだ!
とくと見よ!俺の新世紀を!

IMG_6722.jpg
オビ湾は荒くれ集団を使用。
少ない設備でぐるぐる改築を回す戦法を取った。
条件が揃えば1ラウンド目から改築をし続けていくオビ湾式だ。
この戦法は経験上とてもローリスクで、序盤~中盤に強く30点に届きやすい。
今回も上手く嵌って大きくリードした。

それを横目で見ていたタメラが軍備を増強してオビ湾領を攻撃。
攻撃は必ずしも美味しくはないのだが、オビ湾独走を防ぐためにせっせと仕事をしたタメラは序盤に出遅れた。
今回が久々のプレイになるサー・カワカミは難しいアパランチと煩雑なルールで苦戦したようだ。

IMG_6723.jpg
ガンガン攻めてくるタメラ軍。
この後さらに設備を増強し、一挙10点以上のジャンプで25点に。オビ湾は32点でギリギリ終了条件に届かず。
ここで残念ながら時間オーバーで撤収。もう1ラウンドあったら7点差は指されていただろう。

う~~ん。
攻撃や共有が増え、取れる戦略が一回り大きくなった「51番目の州~新世紀」。
ルールの増加量はさほどでもないのだが、考えることが2倍以上に増えたイメージだ。
51番目の州に関しては中身をよく理解しているはずのオビ湾も、これにはちょっと参った。ここまで行くと思考が漏れてしまうよ。これはちょっと遠くへ行き過ぎ。所要時間も初プレイとはいえ2時間弱で終わらなかった。
元々ルールが難解でお勧めし難かったゲームが、(完全にとは言わないが)お勧めできないゲームになってしまった。

テーマ愛は必須。
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