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オビ湾、インフルエンザをインストール

忙しい期末というのにぶっ倒れてもーた。
インフルエンザにかかったのは初めてだけど、思ったよか辛い。
タミフル3日間飲み続けてるけど利いてる実感がまったくない。幻覚見るとか言われてるくらいなんでけっこう期待したんだけど、合ってないんすかね。

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教訓:調子悪い時にやるとフライデーも楽しくない。
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紹介:ドラゴンディエゴ・ミニ

HABAの超小箱シリーズ紹介。
今回もシリーズもので、ドイツキッズゲーム大賞を受賞した「ドラゴンディエゴ」のミニ版だ。

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パッケ。
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と中身。
下箱がゲームステージになっているのは本家と変わらず。
それ以外に4色セットのドラゴンタイルと、ビー玉が4色入っている。
ビー玉の質がまばらで、黄色だけ透明感がなかったり、青と緑の判別が難しかったにするのは残念だ。

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ゲームの趣旨は本家と似ている。が、やり方はちょっと違う。
まず手番のプレイヤーがまず何色を中央の溝に入れるのかを決めて、そっとそのタイルを伏せて出す。

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続いて、実際に箱を動かしてビー玉を中央の溝に入れる。

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それを見た他のプレイヤーは、手番のプレイヤーがどの色を入れたかったのかを予測して手元のチップで投票。
手番プレイヤーは溝に入れることで2点。
他プレイヤーは投票で正解することで1点。

これら点数をメモしておかなければならないのはご愛嬌。
もちろん点数が一番多かった人の勝ち。

【評価】
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【所感】
本家と変わらぬ主旨なのですが、もしフェイクのために他のビー玉を最初に動かしてしまうと、その後に入れたい玉を入れるのが激ムズになります。だからどうしても入れたい玉を最初に動かすしてしまい、他プレイヤーにはそれを確実に当てられちゃう状況になってきます。まさか皆さんはそんなツマらないプレイはしないと思いますがね!
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ビッグバントーナメント第四戦~ドゥームナイト生活習慣病に死す

世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。
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今回はいたる師匠からレンタル中の不健康ゲーム「インファークト(心臓発作)」、ユニークイラストがダンジョンスキーをワクワクさせる「シャキーン」、そしてサーカワ放り込みの「トムとジェリー」だ。

◆インファークト
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コレステロール、高血圧、肥満、うつ病、糖尿病、癌、という6つの不健康パラメータを必死に抑えながら死なないように生活するゲーム。肥満を除くいずれのパラメータも10をカウントした瞬間に死ぬ。肥満は進行した場合、急速に糖尿病値をアップさせてしまう。

何をするにも金が要るが、仕事をすると精神を病む。ストレス発散にセックスすると血圧が上がる。血圧を下げるために薬を買いたいが金が要る。ぐるぐるとマイナス方向に連鎖するジレンマを越えた先に、死が待っている。
もちろん、生き残るのが目的なので他人をパーティに読んで不健康な食事をふるまってもいい。
これぞまさしく人生ゲームだ。

今回はタメラとオビ湾が高血圧に苦しまされる中、セックス健康法を編み出したサー鬚が圧倒的な健康美で勝利。オビ湾は一生童貞で過ごしたというのに。

いやぁイイですね。
体の無理をごまかしごまかし生きる。それでもグイグイ首が締まって人生(ゲーム)が終息する。家族の力で若干延命できるところとかもう、サイコーだ。

◆シャキーン!
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毎回中のプラ容器をオリジナルで作成する凝ったメーカーの最新作。
今回はダンジョン攻略をテーマにしたカードゲームで、極めてシンプルな数字比べゲームにも関わらず、豪華なイラストでそれっぽい気分になれるという美味しい一作。
ラウンド毎に手札セットを左に回すことで運要素をフェアにしているのだが、イラストが全て個別であることがそのあたりに少し貢献していて、あのキャラクターをあいつは持っているはず、というカウントが自然に出来る。
ルールはたいしたこと無いかもしれないが、ダンジョン好きなら楽しく遊べるだろう。面白かった。

◆トムとジェリー Today's DOOM!!
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サーカワが放り込んだカードゲーム。いつだかどこかで100円で売ってた代物だが、これが良かった!
大貧民っぽいゲームなのだが、トム、ジェリー、トム、ジェリーと出していかなければならない縛りと、トム&ジェリーが出る度に強い数字が変わる仕組みが、右へ左へ追いかけっこしている感じになっている。
そこにいつでも勝てる“仲直りカード”があるのも良い。
トム、ジェリー、トム、ジェリー、トム&ジェリー、トム、ジェリー、トム、ベストフレンズ(仲直り)!
それがなんかスゲー楽しいのよ。まさにトムとジェリー。

しかし久々に見たジェリーはスゲー可愛くてビビった!

以上、ビッグバントーナメント第四夜より
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マネーボール(79点)、ミッション8ミニッツ(87点)、失恋33天(51点)

◆マネーボール
★★★★★★★☆☆☆(79点)
まねぼー
静かなスポ魂はほとんどラブストーリーである

ビッグチームのような財布は無い。
ビッグチームのような人材もいない。
それでも、野球の本質を一所懸命に考えていれば、絶対に勝てる。
そう信じた男の武骨な歩みを描く伝記モノ。

かつて有望選手として一位指名を受けながら、精神面の弱さでどん底に落ちた経験を持つ主人公(ブラPi)が、ほとんど復讐劇みたいなストイックさで球界に挑んでいくという構図だけで結構重い。というか、この映画はほぼ全編がそれだ。
弱小チームが優勝を目指すと言っても「メジャーリーグ」のようなカタルシス目的のエンターテイメントでは一切ない。だからアスレチックスが快進撃を続けるくだりに入っても物語的な爽快感は無く、観賞者はブラPiの呪いの中にあり続ける。過酷な戦い。

耐えて耐えて、それでも叶わなかった夢を背にして、レッドソックスの誘いを断った時、その時にようやく、
呪いの様に見えていた執着心がまったく違ったものに見えるのである。

暗い映画に思えてしまうが、実際はイェール大の愛すべきデブキャラが優しくフォローしてくれるので安心してほしい。

◆ミッション・8ミニッツ
★★★★★★★★☆☆(87点)
ミニッツエイト
可能性の数だけ世界がある

「月に囚われた男」のダンカン監督による最新作。今回も奇抜設定のSFだ。

目を覚ましたら乗った覚えのない電車の中でした。
前にはビョーク似のケツアゴ天使がいて、何やら親しそうに話しかけてくる。
しばらくしたら電車が爆発しました。
・・・気が付いたらヘンなカプセルの中にいました。
顔だけでエロいヴェラ女史から任務を聞かされます。これつまり“テロ発生前の8分間を惨劇ルーパーして世界を救え”ということだそうです。

また目を覚ましたらさっきの電車シーンの冒頭でした。
前にはビョーク似のケツアゴ天使がいて、何やら親しそうに話しかけてくる。
とりあえず爆弾を探したらトイレの通気口であっさり見つけました。
しばらくしたら電車が爆発しました。
・・・カプセル世界に戻って報告報告。

また目を覚ましたら例の電車シーンの冒頭でした。
前にはビョーク似のケツアゴ天使がいて、何やら親しそうに話しかけてくる。
今度は犯人探しです。
・・・・・
・・・

という感じでテロ対策に加担するギレンホールの話。
月囚男に続き切ない状況に置かれた主人公に心が締め付けられる。
そんな主人公をすんでのところで成仏させるダンカン劇場は今回も健在。
言葉に出来ない理屈がとっても素敵です。

◆失恋33天
★★★★★☆☆☆☆☆(51点)
失恋33
韓式華流500日のサマー(眼鏡男子付)

順風満帆な人生を送っていたウェディングプランナーの主人公が、突然、長年付き合った彼氏に捨てられる。
ズタボロの精神状態の中、アホみたいに幸せそうな客とぶっきらぼうな同僚(眼鏡男子)を相手になんとか失恋後の数日を乗り越えていく…。

20代の失恋をシャレ乙に演出する、いわゆる(500)daysオブなラブコメ。
なんと本国では興行収入1億元(約15億円)というのだからすごい(ちなみに大人料金は1000円くらいで、現地感覚ではとても高い)。
実際には面白さが口コミで伝わってというより、SNSを使ったマーケティングに成功したということのようだ。

ひたすら可もなく不可もなく、という感じ。
日本のポップカルチャーが5年から10年遅れてやってくる中国では目下、黒髪パッツンと黒縁眼鏡とツーブロックが大流行です。
いや、個人的に黒髪パッツンは永遠にサイコーですがね。
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紹介:ホースフィーバー

競馬はお好きですか?
レースでしかも賭け事なんですから、少なくとも男の子は好きな人多いですよね。
僕は競馬場行ったことないんですけど、いつか行ってみたいです。ホースフィーバーです。

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実はタイムリーな紹介とは言えない今回の「ホースフィーバー」。
最近では“ダンジョンファイター”や“Escape From the Aliens in OuterSpace”などの凝ったアートディレクションが話題のシャレ乙ゲームメーカー“CranioCreations”による、2009年のタイトルだ。

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一通り広げたの図。
実は2011年版になってボードの機能が拡張し、一部の駒がリッチになったりしている。これから購入するのであれば、2011年版をチョイスすることをお勧めする。

また膨大でイケてるイラストワークもこのゲームの売りだ。
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ボード上にゴリゴリ描かれたイラスト。ウォーリーがいたりする。
カードのイラストもほとんどが一点モノ。
イラストレータは同社のゲームのほとんどを担当しているようだ。
サイトはこちら

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そしてなんと言っても、馬駒がきゃわいい!かっこいい!素敵!
イラストレータがデフォルメした馬の形をしっかり意識した形状になっている。
超クールだ!

と、脱線しすぎたのでそろそろ内容の説明を。

プレイヤーはゲームを通して名誉点を集め、伝説のギャンブラーになることを目指している。注意したいのが、集めたいのはお金ではなくて名誉点であるということだ。
ゲームが終了するまでにおおよそ6レースをこなすのだが、君たちはその間に馬主になったり、出走枠の権利者になったり、レースにちょっかいを出したりする。
あぁ、もちろん賭けもする。
1レースが俗にいう1ラウンドというイメージで進行する。

全員自分のキャラクターカードをランダムで決めて(所持金や能力が違う)、ゲーム開始だ。

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最初に行うのが購入フェイズ。
各自持ち金を使用して以下の中から2つを選んで購入または実行する。

・アクションカード
 ⇒レースにちょっかいを出す強力なカード。使い切り。
・出走枠権利
 ⇒自分の馬を出すことが出来る出走枠を買える。
  自分の出走枠が入賞するとお金も入る。高い。無くならない。
・馬
 ⇒馬主になれる。馬は10種類くらい。死なない。
・アシスタント
 ⇒いろいろ役に立つアシスタントを雇う。死なない。
・目的カード
 ⇒ゲーム終了時に条件を満たしていれば勝利点、なカード。
・他の人のカードを買う
 ⇒同意のもとで倍額で買える。
・自分のカードを銀行に売る
 ⇒半額で売る。
・借金する
 ⇒ゲーム中2回まで。終了時に利子をのせて返す。
・パスしてお金を貰う
 ⇒相当金に困っているときに。

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購入が終わったらベットフェイズ。ベットは2回行う。
まずは出走枠権利者が自分の馬カードを配置。出走枠権利者がいないレーンや、馬が出されなかったレーンは駄馬が走るということになる。
駄馬と言っても特殊能力がないだけで致命的に弱いわけではない。

出走馬が決まったらスタートプレイヤーから順にいずれかのレーンにベットしていく。
賭け方は“単勝”か“3位以内入賞”。
もちろん単勝に賭けた方が配当金も大きいし、もらえる名誉点も大きい。

こうして全員が1回目のベットを終えたら、スタートプレイヤーから1枚ずつアクションカードを(持っているなら)伏せて馬に配置する。
アクションカードはプラスのものもマイナスのものもあるので、たくさん置かれたからと言ってその馬が有利になっているかはわからない。

それが終わったら今度は逆回りで2回目のベットを行う。
これでベットは終わり。

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スタート直前にアクションカードを公開。
これでそのレーンの馬の最終的な能力が確定するわけだ。
で、レース開始!

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レースが始まったら一斉に馬が飛び出す。
馬の進み方は2種類。
ひとつは上の写真にある黒板カード。黒板カードにはレート毎の進むマスが記載されていて(レーン指定ではない!)、レートが高い馬ほど進むマスの平均値が大きい。
スタート時に行う移動はこの黒板移動だ。

黒板移動が終わったら、スタピーから順にサイコロ2つを転がして、出た目の色の馬を1マス進める~をプレイヤー人数分行う。
それが終わったらまた黒板移動を1回やって、そしてサイコロ移動をやって・・・と言う感じ。

黒板移動のレート差はそこまで大きくないので、馬の能力やアクションカードが重要だ。

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もちろんレースの結果に応じて配当を貰う。
勝ち馬にベットしたプレイヤーがお金や勝利点(上の写真)を受け取り、勝ち枠の権利者がお金を受け取るなど。

これを規定レース回数繰り返し、最後に目的カードを清算、出走枠権利者は枠毎に1点を受け取って、最多勝利点を競う。

ノリで楽しい競馬ゲームだが、勝利に向けては色々なやり様があるゲームだ。
普通にプレイしているうえでは借金は必要ないが、高価な出走枠を取って長期的な利益とコントロールを得るのも良い手段だろう。

また、このゲームの花形である馬カードはその影響力も大きい。
以下は「見たら買っとけ!」というオビ湾お勧めの名馬である。
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左:コンスタンティノ。
 ⇒サイコロで2マス進める強力なスプリンターだ!
中:ナポレオン
 ⇒ビリだと黒板移動で4マス進める負けず嫌い!3位入賞は固いぞ!
右:トロイ
 ⇒うらやましいあいつの馬を奪っちゃおう!奪われた側は利益なし!

【評価】
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【所感】
レースに興奮し、馬主体験もできるリッチな競馬ゲームです。
ミズモノレースを如何にコントロールするか。それとも誰かがコントロールしてるのにちゃっかり乗るか。準備の段階で腹黒さが必要です。
ただ、最終目的がお金ではなく勝利点なのでギャンブルゲーらしい逆転性はありませんね。豪華なイラストワークは魅力的です。
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パルテナの鏡3DSがすごい

丸々1年発売を延期していた3DSソフト「新・光神話 パルテナの鏡」が中々すごい。
オビ湾はやったことがなかったのだが、同名タイトル“ファミコンソフト”の続編というポジションで作られたゲームらしい。
他機種からの移植ではない、完全新作の大型タイトルだ。

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このゲームは左手でキャラクターを動かし、右手のタッチペンで照準を合せるという珍しい操作体系のため、DS専用スタンドが付属している。(別に無くても遊べる)
また、全何種類かわからないARカードのうち、6枚がランダムで封入。たぶんピットとパルテナ様は全員に入っているのだろう。

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ジャンルはシューティングアクション。だと思う。
ステージの演出が中々凝っていて、セガサターン世代には“パンツァードラグーン”的な演出を想像してもらうと近いかもしれない。そこに主人公と神様の漫才がノイズで入りまくるという派手派手な感じ。

アクション要素はバランスが良くできている上に、自分で難易度を調整してステージをトライすることができる。もちろん難度が高いほど敵も強い。が、アイテム&お金集めの効率が良い。

以上はオフラインの話だが、このゲームにはもう一つ大きな売りがある。
オンラインによるマルチ対戦だ。
これまたセガサターン世代の人にしか通じない例えで申し訳ないが、“バーチャロン”みたいなことができるのだ。かねがね3DSでバーチャロンをやりたいと思っていたオビ湾としては嬉しい限りである。

上記のようなモードの充実に加え、細かなインターフェースがとても良くできているのも好印象だ。3DSのゲームはメニュー頁の立体視の出来で力の入れようがなんとなくわかる。

新・光神話 パルテナの鏡新・光神話 パルテナの鏡
(2012/03/22)
Nintendo 3DS

商品詳細を見る

3DSのネット対戦はチャットできないが気軽さはダントツ。
akioさんと組んで世界に挑戦予定だ。
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紹介:犯人は何人?

「犯人は何人?」はHABAの超小箱シリーズの一つ。
イラストレータは同メーカーのどろぼうモノでお馴染み、ティース・シュヴァルツだ。

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超小箱&中身。
カードは2種類で、手札になるどろぼうカードと、犯人の特徴を示した指名手配カードだ。あ、もう1つ泥棒バック駒。

プレイヤーは規定数の手札を受け取り、泥棒バックを中央に置いてゲーム開始。

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ラウンドの最初に指名手配カードを1枚表向ける。
指名手配カードには犯人の特徴がライトアップされている。

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それを見て、手札に容疑者となる泥棒が何人いるかを急いで数える。
数え終わったら中央に置いてある泥棒バックを取って「●人いる!」宣言。

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手札を公開してみんなで確認し、指名手配カードに当てはまる泥棒の数が正しければOK。手札を1枚受け取り、次のラウンドからは多い手札でゲームを続ける。

これを繰り返して指名手配カードを使い切ったらゲーム終了。
もっとも手札の多いプレイヤーの勝利だ。

【評価】
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【所感】
犯人はだれか?というよりも、容疑者抽出ゲームというべき内容です。
個人的には2枚の指名手配カードを使用した上級レベルをお勧めします。
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オビ湾、桂林に倒れる

上海~桂林~北京をまわり、ただいま戻って参りました。
何を見たかなんてつまんない話は割愛して、何を喰って死にかけたかの話。

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ルイス・クー。
ルイス・クーは喰ってません。

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味千らーめんです。
中国で有名な熊本ラーメンのチェーンです。
カップラーメンの味がしました。

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漓江の淡水魚を白い鍋でしゃぶしゃぶするやつです。
ぷりぷりしてました。

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棚田を見に行ったチワン族の村で食べた竹御飯です。
竹御飯に限らず全部うまかったです。

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中国名物の乳製品コーナーです。
アイドルがパケを飾るなど、広告に力が入ってます。
僕はお腹を壊すので飲んでません。

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現地の朝食としてメジャーなビーフンです。日本のビーフンみたいな感じじゃなくて、ソフト麺的なものです。
はっきりいって口にあいませんでした。牛の脂身を油で揚げた奴とか、ゲロゲロでした。
これを喰ったあとダウンしました。
高熱になり、何もできなくなり、これ以降飲まず食わずで戻って来ました。
ちゃんちゃん、と。
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紹介:穴抜けネズミ

HABAの大型ゲーム「穴抜けネズミ」は新たなギミックを採用した2012年の新作である。
主人公のネズミくんは部屋を移動しながらゴーダチーズを食べていくのだけど、食べれば食べるほど太ってしまうので下手をすると巣穴に返れなくなってしまうかもしれない。さて、どの穴がどのくらいの大きさだったかな?

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HABAデカ箱。
通常の正方Lサイズよりも大きいことは知ってる人は知ってるだろう。

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中身。
木製ネズミとゴーダチーズ。チーズは重ねてずれないように凹凸付。
下箱は16個の部屋になっており、それぞれが小さな小穴で繋がっている。

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まず、各壁の中にこのようなプラスチック製のフィルターを入れる。
フィルターの穴はそれぞれ大きさが異なっているが、一度壁の間に入れると少しの隙間を残して下まで埋まってしまうため、後から壁の穴を覗いてみてもその大小がわからなくなっている。

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手番が回ってきたら、ゴーダチーズ4個を取り、裏に描かれているマークと対応する部屋に散りばめる。
その後、隅の部屋からネズミコマを移動させてチーズを回収する。
1個目を回収するまでは、どの穴もまったく問題なく通れるはずだ。

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チーズを確保!…したら、ネズミコマの下に入れよう。
そうするとネズミが太って少しだけ身長が高くなる。
食べれば食べるほど太っていくわけだ。

まぁ太ったところで、ある程度の穴は通ることが出来るのだが…

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ネズミの大きさがフィルターの穴の大きさを越えていると、つっかかってしまう。
つっかかってしまったら手番交代なので、手番外のプレイヤーはどの穴にどの程度の太さのネズミがひっかかったのか、よく覚えておこう。

ちなみに最も太ったネズミを巣穴に戻すのは至難の業であるから、ある程度で妥協して、安全な道で巣穴に戻るのが大事。後半になって迷路が見えてきたら勝負をかけよう!

【評価】
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【所感】
磁石を使わないギミックと言うところが良いなと思います。最初はどんな仕掛けになってるのかよくわかりませんでした。
ネズミを押して移動させるのが僕にはちょっと細々して辛かったのですが、ちびっこにはちょうど良い大きさだったのでそれで良いのだと思います。
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紹介:ソックスモンスター・ミニ

HABAの正方超小箱シリーズの紹介。
内容がとても軽いのでオビ湾不在の間の繋ぎネタとしてピックアップしたい。

まずは人気ゲーム「ソックスモンスター」の超小箱。
これまで本家以外にもカードゲーム版があったが、シリーズを通してミヒャエル・シャハトがデザイナーである。

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箱絵もいつもの人(マルティナ・レイカム)だけど、前の絵の使い回しのような気がする。箱のサイズはおおよそごきぶりポーカーくらいだと思う。
中身は異なる色のくつ下が2足描かれたカードと、緑色のコイン。
なぬ!今回はソックすモンスターが入っていないではないか。この辺、他の超小箱シリーズを見てみるとコンポがやや少なめで、どうやらHABA小箱カードゲームよりも少し下位のラインということかもしれない。

各自1枚だけソックスカードを受け取り、自分の前に表向けたらゲーム開始。

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全員一斉にバラバラと置かれたカゴを1枚ずつめくって確認し、欲しいくつ下を探す。
欲しいくつ下とは、自分のソックスカードに描かれているくつ下のいずれかと同じ色のくつ下が描かれているソックスカードである。わかりにくくて申し訳ない、つまり、2つのくつ下のうち1足が同じカードを取ることが出来るのだ。

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取ったカードは自分の前のソックスカードに重ねて、今度はそのソックスカードと組み合わさるカードを探しに行く。これを繰り返していくと、自分の前にソックスカードの束ができる。

誰もソックスカードを取れなくなったときに、その束が最も厚い人がご褒美のグリーンチップをもらえる。
これを規定数集めた人の勝ち。

ラウンド終了時にしっかりソックスカードが連続しているかチェックしよう。

【評価】
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【所感】
良くできていますが、今回もできるだけ早く欲しいソックスを探すゲームであることに違いはありませんので、お勧めするのはソックスモンスターシリーズのいずれか1つ、という感じですね。
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勅任艦長、航海任務のお知らせ

こんばんは。オビ湾です。

大変恐縮ではございますが、明日より少しの間、東シナ海視察のためカジノロワイヤルを留守にいたします。
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その間も友人のオビー・ワンダホーがブログを更新し続けますが、ワンダホーはオビ湾よりもさらに質が低いため、皆様のコメントにご返答差し上げることができないかもしれません。ご了承くださいませ。
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ビックバントーナメント第三夜~ドゥーム騎士、アクイレイアの襲撃を受ける

世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。
今週はイスタリ地区からやってきたオシャレ空間デザイナー“メトロポリス”と、ツォッホ農園が満を持して送り込んできた噂を聞かない巨人“アクイレイア”の対決だ。

◆メトロポリィス
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非常に綺麗な見た目と、非常に綺麗なルールの変型競ゲーム。
イスタリ的でないためか忘れられがちだが、なかなか良いファミリーゲームである。マジで長考する奴がいなければの話だが。

序盤から高いビルを消費しまくるオビ湾グループを、中盤に鬚田建築が追い始める。終盤はタメラ石油も追いかけてきたが、さっさとビルを使い切ったオビ湾グループが勝利した。
“テーマ”と“足元見る感覚”はマンハッタンに似ている。と、前にも書いたような気がする。

◆アクイレイア Today's DOOM!!!
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ローマ時代のアクイレイアという大都市をテーマにした、何やってるかわからないワーカープレイス。
久々に鬚ちゃんのゲームをやろうよということで、インストを始めるサー鬚。

鬚「ここはこうこうでこうです。ここはこうです。で、ここはこうです。ここは掛け算で得点です。」
オビ/タメ「・・・・・・」
鬚「・・・・・」
オビ湾「よっしゃ!ほれ、始めようぜ!」

・・・・・・・
・・・・・
・・・

アクイレイアよ。
まるで試作品の様な見た目。
得点のためだけに存在するシステム。
飼い殺されたテーマ。
実際視認性も悪いがそれ以前にやる気が起きないボード。
事務処理的で淡々としたプレイ感。

“お金がもらえるマス”に駒を置いてサイコロを振る僕たちは、いったい何者なのだ。
月桂冠と同じ色の別荘で謎の掛け算得点を狙う僕たちは、いったいどこへ向かおうとしているのか。

3人プレイでは機能していない部分があるのも確かだろう。置き場所が緩い。
だけど気にしているのはそこじゃないんだ。ゲームにはなっているのだから。

ドイツゲームの切ない部分に触れた気がした、ビッグバントーナメント第三夜。
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シャーロックホームズ:シャドウゲーム(75点)、ムカデ人間(80点)、ラブ&ドラッグ(77点)、スターウォーズパダワンメナス(60点)、クロエ(43点)、ネヴァーSayネヴァー(50点)、ヤバい経済学(73点)、ツリー・オブ・ライフ(90点)

ダッシュ!

◆シャーロック・ホームズ:シャドウゲーム
★★★★★★★☆☆☆(75点)
シャドウゲーム
シャーロック・ホームズ、最後の事件?

シャーロック・ホームズ最後の強敵であるジェームズ・モリアーティとの対決を描いた作品で、内容からすると原作で言う「最後の事件」的ポジションになる本作。前作に引き続きガイリッチー監督による爽快なアクションエンターテインメントに仕上がっている。

天才同士のド派手な読みあい(シャドウゲーム)を、チェス対決に例えて作品全体を演出した脚本はとてもクール。敵役のモリアーティには身も凍るような恐ろしさはないが、ホームズと同じシャドウゲームの達人であるという設定で、原作同様十分に魅力的なキャラクターである。

序盤のパロディネタを後半の仕掛けにする粋な計らいは今作も健在で、思わずフフとなる楽しさも変わらずだ。
総じて、前作が楽しめて前作の爽快感を期待するのであれば、本作は非常に優秀な出来である。
例の残党は死んでいない。
原作に引っ掛けた続編が期待できるぞ。

◆ムカデ人間
★★★★★★★★☆☆(80点)
むかで
森の奥にはしょーもないアホがいました

放浪旅行をしていた美女2人の車が山奥でパンクして、ちかくの豪邸に助けてをもとめたらそこの主人が超変人で拉致監禁され、さらにどっからか捕まえてきた日本人を加えて3人を1つの生命体にしようっていう大実験に参加させられ、しかもその実験が成功して見事にムカデ人間になるっていう話。(ムカデ風の文章にしてみました)

豪邸の主はかつてベドちゃんドクちゃんみたいな子供をを分離手術した実績を持つえらい医者みたいなんだけど、その辺の経験が災いしたのか複数の生命体を1つの生命体にすることに夢中。
こんな変態が魅力的に映るのが本作の素晴らしさである。
刑事が来た時の慌て様と、注射器を持ち出す可愛らしさも捨てがたいが、ムカデ人間が完成したときの嬉し涙が特に美しい。
最後は見かけ倒し俳優によるちゃらい銃撃戦が華を飾る。

一切の罵声を受け付けないほぼ無敵の映画である。

◆ラブ&ドラッグ
★★★★★★★☆☆☆(77点)
らぶどら
愛情は最も高価な薬です

お医者ファミリーのオチャラケ長男であるギレンホールはヨドバシを解雇されてから心機一転、某ファイザー製薬のMRとして活躍し始める。
イケメンで口も上手いギレンホールは徐々に頭角を現し始めるのだが、そんな時に出会ったのが若くしてパーキンソン病を患うアンハサウェイだった。その魅力に一目惚れしたギレンホールはすぐさま男女の関係に発展するが、より深い関係を拒み続けるハサウェイが理解できない。
やがて自らの決意を固めてハサウェイを説き伏せるが、本当の覚悟を決めるのはそうそう簡単なことではなく…。

タイトルから連想するとおりのラブストーリーではあるけどハサウェイの病気が永続的な難病である分、主人公にのしかかるテーマと感情が重い。
その覚悟にいたる過程が三層構造になっていて、壁の高さを上手いこと表現している感じ。ギレンホール側からも辛い映画だけど、泣けるのはハサウェイ側に感情移入するとき。まとめが若干大味だけど実際そんなもんでしょという気もする。
原題はLove & other drugs。

◆レゴスターウォーズパダワンメナス
★★★★★★☆☆☆☆(60点)
ぱだわんめなす
ネタ連発のハイテンポパロディ

もはやおなじみのLEGO×STARWARSタッグ。
彼らが動き回る姿はゲームでも見ることができたが、テレビ用に編集されたアニメーションがついに登場。
ストーリーはヘンテコなオリジナル作品で、謎のパダワンとヨーダがタトゥーインに行ったりデススターに行ったりホスに行ったりして適当に大暴れする。
実際プロットはかなりどうでもよい感じで、主に台詞や背景で繰り広げられるおなじみのネタが一番の見どころである。その芸の細かさはたいしたもので、頭の固いファンも口元を緩めるだろう出来栄えだ。
テレビ用とは思えぬ。

◆クロエ
★★★★☆☆☆☆☆☆(43点)
クロエ
脱ぐなら脱ぎなさい

愛妻家のクワイガンに嫁(ジュリアンムーア)が浮気トラップをかけるロンドンハーツみたいな話。そのトラップガールが今話題のアマンダサイフリッドでおじさんが涎垂らしながらレンタルするという、良くも悪くもそういうジャンルのイチモツ。
残念なのは早々にアマンダの性癖がわかりうる演出になっていることと(その性癖は個人的に萎えるものであった)、大した濡れ場がないことだ。クワイガンがもうちょっとやんちゃな子でも良かった。作品としてはぶっ壊れるわけだが、これを観ようと思った人の気持ちも察してほしい。
最近のクワイガンはこんな仕事が多い。

◆ネヴァー・Say・ネヴァー
★★★★★☆☆☆☆☆(50点)
ネバ製ネバ
シャスティーン!

米国ティーンのアイドル“ジャスティン・ビーバー”の成功を追ったドキュメンタリー。ネット動画から始まった小さなムーブメントが今の大成に繋がっていく過程をみると不思議な親心が芽生えてくる。
しかし、R&Bの重鎮らしき人物が100%賞賛の意味で使用した「彼は音楽界のマコーレ・カルキンだ。」発言が僕の胸を深く抉った。

◆ヤバい経済学
★★★★★★★☆☆☆(73点)
ヤバケイ
ネタのチョイスにセンスが光る

オモシロ経済学ということで話題になった本の映画化。
内容はインセンティブをテーマにした社会心理学もので、経済学だどうだと難しく考えなくてもオモシロポイントが掴めるところがポイントである。
またそれらを面白く演出するアートディレクションが秀逸で、パッケージ商品として完成度が高いように見える。

高校生にテスト結果で成果報酬を与える試みを見た時、漢字テスト100点だったらおもちゃを買ってもらえるというオビ湾家のローカルルールを思いだし、インセンティブの力を再認識した。僕はいつもおもちゃをゲットしていたのだ。

◆ツリー・オブ・ライフ
★★★★★★★★★☆(90点)
つりらいふ
意味はわかるが形容できぬ

稀代の映画監督テレンスマリックによる壮大でミクロな宇宙学。
序盤から2001年宇宙の旅を思わせる無菌映像が続き、BBCばりの自然映像を経て、一家族の時間を描いていく。
多分に印象派な映画であり、宇宙と家族の描写はお互いを暗示・象徴している。
宇宙の下に家族を描かないところに作り手の大きな意図を感じる作品である。
僕程度には言葉に落とし込めぬので、是非一見してほしい。
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紹介:マンハッタンプロジェクト

"GLOBAL POWER STRUGGLE
BEGINS AT DAWN OF ATOMIC AGE"

20世紀、人類は原子爆弾を発明した。
それは科学の偉大な進歩であると同時に、自らを滅ぼすことのできる具体的な火でもあった。
原子爆弾はその後の大国間政治に大きな影響を与え、戦争のあり方をも一変させた。
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これらの原子爆弾開発計画の歴史の中で、最も有名なのがアメリカによるマンハッタン計画である。
当時の大統領であるルーズベルトの承認のもと、プロジェクトは1942年より開始され、1945年には原爆実験を経て開発に成功している。
もちろん原子爆弾の開発を進めていたのはアメリカだけではない。
本作「マンハッタンプロジェクト」はそうした各国の政治的兵器開発競争を取り上げたゲームである。

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ボックス。大きさはアグリコラくらいだと思う。
デザインは20世紀中頃以前のポスターアートを思わせる。良くできたアートワークで、カードやその他コンポーネントをも魅力的に見せている。アートデザインをやらせたらアメリカは強い。

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中身。
軍事機密のため詳しくは教えられないが、全員が共有するメインボードと、それぞれが所有するマイボードが存在する。このゲームはワーカープレイスメントと呼ばれるシステムを採用しているが、ワーカーは良くある木製ではなく、やたら分厚いワーカータイルを使用する。
他、チップが山ほどという感じだ。

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手番になったらまずはメインボードにワーカーを置く。
メインボードはゲーム進行の根幹にかかわる効果があるものが多いのだが、手番中は1ヶ所しかワーカーを置くことが出来ない。ワーカーを置くことでの効果はアウトプットとして置き場の下部にアイコン表示されており、極めてわかりやすい。これはカードの建物などにも共通しており、視認性を含めて大変素晴らしい出来である。

さて、このメインボードで行える作業は以下の通り。
①建物の建築
②建物の修理
③大学で人材スカウト
④天然ウランを採掘する
⑤資金を得る
⑥空軍力を強化する
⑦他国に空襲を行う
⑧スパイを送る
⑨爆弾を設計する
⑩ウラン/プルトニウムを精製する(天然ウランを使用)

これらのアクションを任意で済ませた後、今度は自国の建物に対してワーカープレイスメントを行う。
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自国の建物に置く場合に限り、ワーカーは一度に何ヶ所にでも置いて良い。もちろんそれだけの労働力があればの話である。また余談だが、スパイを送っていれば他のプレイヤーの国の建物にワーカーを送り込むこともできる。
自国の建物の効果はメインボードと大体似通っているが、プルトニウムを精製するためのリアクターやウランの濃縮施設などがやや多めである。
上の写真を見てもらうとわかる通り、建物によってはワーカーの種類(化学者かエンジニアか)を求められるケースもある。

で、こうしてワーカーを置いてくと、その手番中でなくてもいつかは手元にワーカーが無くなってしまう。そうした時、もしくはワーカーを早めに戻したい時は、一手番を消費してワーカーを戻すという手順を踏む。
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これを行った瞬間にメインボードや自分の建物からワーカーが返ってくる。また、自分の建物にいた他プレイヤーのワーカーも帰っていく。(ちなみに契約社員と呼ばれる臨時ワーカーはこの時にストックに戻ってしまうので注意。)
これを行わない限りワーカーは戻ってこないし、ワーカーの置き場所も空かない、というのがミソで、誰がいつワーカーを回収するだろうという目測は勝利するにあたって大変大事な駆け引きどころである。

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さて、このゲームで勝利点になる行動はただ一つ。お金でも空軍力でもなく、爆弾に関する実績のみである。
爆弾の設計書を持った上で、その爆弾生成に必要なワーカーとプルトニウム/ウランを用意すれば、手番中いつでも開発が可能だ。
しかしこの時、プルトニウム爆弾に限ってはカードの下に点数が2種類記載されていることに注意したい。これは何故か。
このプルトニウム爆弾はインプロージョン式という技術を採用している。爆弾の中心におさめられたプルトニウムを、外側に球状に敷き詰めた火薬による爆圧で臨界点に到達させ、核分裂反応を引き起こさせるというものだ。
しかしこの爆圧の計算が大変高度であり、スーパーコンピュータの無かった当時は多くの数学専攻者に膨大な時間をかけて計算をさせたのだという。
もちろん計算が本当に合っているかは爆発させてみないとわからない。だから、そのテストを行うまではプルトニウム爆弾の正当な評価はされないのである。 そこで行うのがインプロージョンテストだ。(インディジョーンズ・クリスタルスカルの王国の冒頭で、インディアナがふっとばされるアレ)

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開発したプルトニウム爆弾を1つ消費し、爆発テストを行う。
これにより開発した爆弾の勝利点は無くなってしまうが、インプロージョンテストを行ったことによる勝利点を得ることが出来、さらに今後はプルトニウム爆弾に記載されている右側の大きな数字を勝利点として換算できるようになるのだ。

ウラン爆弾は効率が悪くとも爆発させるのが比較的容易で、インプロージョンテストを行う必要が無い。しかし天然ウランから濃縮ウランに加工する過程が難しく、多量の電力を消費するので資金を多く消費してしまうというデメリットがある。
いずれの爆弾にしても必要経費を支払うことで爆撃機に搭載し、アクティブにすることで勝利点が追加される。

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また、このゲームの終了条件は誰かが規定の勝利点に達したときであるため、誰か一人が達成しそうになったら空軍による施設破壊でそれを阻止する必要が出てくる。
空軍には戦闘機と爆撃機の2種類があり、戦闘機で相手の空軍を削り、戦闘機が無い国に対しては爆撃機で施設攻撃を行うことが出来る。被害を受けた建物は修理するまで使用することが出来ない。
空軍がなくとも爆弾は作れるが、邪魔されたくないのであれば最低限の戦闘機を準備しておきたい。

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そうこうして規定点を越える点数になったら勝利宣言をするといい。

【評価】
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【所感】
原子爆弾の製造過程とその目的を、うまくデフォルメしてゲーム化していると思います。
プルトニウムで行くかウランで行くか、ワーカーはいつ回収するか、そもそも人材重視か建物重視か、十分な選択肢が用意されています。また、ワーカープレイスにしては置き場所に関するぎすぎす感がないのも特徴かもしれません。ある程度思った通りに行きますが、その分スパイのアクセントが活きている感じがして、悪くないです。
アートワークの良さと、まとまりのあるインターフェースも高評価のポイントでしょう。
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紹介:イケイケ魔術師軍団のめちゃスゴ魔法大戦:火吹骸骨山の決闘

昨年のカジノロワイヤルベストに選んだ「フードファイト」のメーカーが、今年も豪勢なイラスト満載のゲームをリリースした。その名も「イケイケ魔術師軍団のめちゃスゴ魔法大戦:火吹骸骨山の決闘」である。

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「フードファイト」と同じサイズの箱。
ド派手なイラストはもちろんジャケットのためだけの描き下ろしだ。
イラストレータは新しい人になり、よりコミック的でおどろおどろしいモノになった。テイストは極めてアメーリカ。そして抜群のクオリティ。

ゲームテーマはおおよそタイトルの通りなのだが、そのぶっ壊れた世界観は是非マニュアルの冒頭部分を読んでみてほしい。ファニーな物語が見開きであなたを待っている。

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中身。
ゲームに関係ない火吹骸骨山のハリボテが当然のように入っている。
その他はユニークイラスト満載のカード、ダイス、トークン、そして魔術師カードだ。

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魔術師カードは己の体力を表示するために使用する。
8枚もある魔術師カードはいずれもオリジナリティたっぷりのイラストが描かれている。クオリティはA3ポスタークラスだ。初期値20の体力がゼロになったら死亡。
自分だけが生き残ることを目指すゲームだ。

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手札となる魔法カードは大きく3種類に分けられる。
①術元、②性質、③着弾だ。
まずはこれらの種類ごとに最大1枚を選んで、伏せて自分の前に出す。(出すカードは1枚~3枚ということになる)

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続いて、出した魔法カードが少ない人からその魔法を発動させていく。
カード1枚ごとに個別の効果が記載されているので、これを1つずつ処理。3枚ならば3つの魔法効果を発動させるわけだ。

魔法効果は様々だが、おおよそ他の魔法使いの体力を奪うものであったり、自分の体力を回復させるものであったり、魔法のアイテムを手に入れるものであったりする。そのあたりは魔法の“色”である程度判別できるので、テキストを洗いざらい読むのではなく、手札内で色分けしておくのが初心者には良いかもしれない。

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魔法のアイテムカードには自分の魔法を強化するものや、他プレイヤーを妨害するものなどがある。その能力とイラストは1枚たりとも同じ物が無いというのがリッチで嬉しい。
これらアイテムは人に奪われたり死んだりしない限り無くならない。序盤はアイテムを取りに行くのは悪くない手だと思う。

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しかしこのゲームはお祭り騒ぎの殴り合いゲームなので、早々に自分が死んでしまうこともあるだろう。負け抜けた場合、普通は指を咥えて見ているだけなのだが、めちゃスゴ魔法大戦はそんな君をいじけさせない為のケアを欠かさない。
自分が敗け抜けたその時と、その後ラウンドが変わるタイミング毎に、墓場カードが支給されるのだ。墓場カードはいずれも次のゲームで自分を強化してくれるものである。つまり、負け抜けた後の時間が長ければ長いほど、君は強い魔法使いとして生まれ変われる。
これは画期的だ。アメゲーのくせに。いや、アメゲーだからなのか。

というわけで、最後まで生き残ると勝利バッジがもらえて、これを最初に2枚集めた人がトーナメントの勝者となる。
ヒューー!アメゲーーー!!

【評価】
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【所感】
凄まじい量のイラストと、アートワークの細部へのこだわりがとにかくスゴいゲームです。アプリとして売ることを前提としているからかもしれませんが、今のところ肩を並べるメーカーは無いと思います。
プレイ感はとっても乱暴なたたき合いゲームで、アメゲーっぽいというか、昔のゲームっぽいというか。極悪魔術師のノリで罵倒し合うのを楽しむゲームです。
ドイツゲーみたいな内容を求める人には向かないかもしれません。
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ファミリアのアートワークができるまで

2F-Spieleの2人用カードゲーム「ファミリア」。
日本語版がSOLDOUTになっていたが、最近ちょこちょこと再入荷されている。

このファミリアの魅力の一つである“60人のイタリアマフィア”を描いているマウラ・カルスキーにそのアートワークができるまでをインタビューさせてもらった。

以下一部抜粋

FANLOG – こんにちは、マウラ。
今日は私たちが大好きなゲーム“ファミリア”のアートワークが出来るまでについて、いくつか質問をさせてください。
最初に、普段あなたがボードゲームのイラスト制作を依頼されるときは、どのような形で依頼がくるのですか?依頼主からは具体的なテーマやイメージが伝えられるのですか?


OK、僕の仕事の大半はフリーデマンからの依頼になるんだけど、彼から伝えられるのは“テーマは何か”って事だけなんだ。ああしてくれとか、こうしてくれとか言うことは無くてね。
だけどもちろん、デザインを始める前に必ずそのゲームを遊ばせてもらう。そこでそのゲームの情報として何が重要なのか、どのように表現すれば良いのかを掴むんだ。
例えばファミリアの場合、僕はカートゥーンムービーの要素を取り入れるのが良いと思った。つまり、キャラクターには輪郭線を入れて、はっきりした色を付けるとか、背景はより描き込まれたものにするとかね。・・・

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続きはALOHA! Maura Kalusky FANLOGーInterview of Maura Kalusky for Famiglia に掲載されています。
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HABA、2012年は新型小箱を多数リリース

明日はHABAの新作試遊会を予定しているので、久々にHABAの話をする。
今年も大型のゲームを始め、大小さまざまなアイテムをリリースするHABA。
中でも新しいラインが箱入り小物ゲームのシリーズだ。これまで小さなシリーズは缶入りになっていることが多かったのだけど、いつもの黄色い箱に統一されて登場だ。

そしてそのボリュームが尋常でない。
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どれもプレイ時間10分程度なので一度に遊ぶ予定なのだけど、これからルール読むのは大変だ。

で、どんなゲームがあるのかというと、御馴染みの“くつ下オバケ”、“ワニに乗る”、“果樹園”、“ドラゴンディエゴ”などのシリーズモノを初め、“ポニーレース”のリパック再販、泥棒ゲームなどの人気ラインが続く。

ちなみに“ワニに乗る”は完全にミニ版で
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すげー小っさい!

まぁ、超低価格帯はゲーム性怪しいのも多いのでまずはプレイして選りすぐろう。
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ドゥームナイト・ビッグバントーナメント!マンプロ2012世に出る

世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。先週と名前が違うけど気にしないでほしい。特にプライドはない。

先週のめちゃスゴ魔法大戦に続き、今回も強力なタイトルが激突した。

「カンパニー」vs「マンハッタンプロジェクト」
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マンハッタンプロジェクトはその名の通りアメリカによる原子爆弾開発計画をテーマにしたゲームである。
メーカーはminionゲームズで、柔らかい箱のカードゲームの印象が強く、あまり良いゲームを作る印象はなかったのだが、ルールを読んでいくうちにテーマ・システムの両面でしっかりしたゲームに仕上がっているのがわかってきた。
そうなると、何でウランはプルトニウムより精製にお金が掛かるのかとか、プルトニウムにだけインプロージョンテストが必要なのは何故かとか、濃縮ウランからプルトニウムが作れるのは何故かとか、そういうことがわかっているのといないのとでこのゲームをどれだけ理解できるのかが変わってくるんじゃないかと。
そう思ってシコシコと原子爆弾開発の背景からそのメカニズムまでを一通り覚えてメンバーにしたところ、
「あなた気持ち悪いですねー」の一言で一蹴された。無理もない。

◆マンハッタンプロジェクト
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ワーカープレイスメント式のゲームで、技術者や科学者を増やし、天然ウランを堀り、核物質を精製し、爆弾を作る。このゲームで勝利点になるのは爆弾のみ。それ以外に余分な勝利点が発生しないところがテーマ性もあって良い。
プレイスする先は全員が共有しているメインボードと、自分の場に建築した建物など。
自分の手元には手番中に何人でもワーカーをプレイスしても良いが、それを回収するタイミングの駆け引きが同系統のゲームがあふれる中でユニークなポイントだ。

エッセンでその酷いコンポーネントクォリティが話題になっていたが、その辺は改善したようで悪くはない。むしろ厚みのあるワーカー駒はカッコいい。4,50年代のアドバタイジングアートを思わせるカードイラストもすごい。

オビ湾はルールを読んできたにも関わらず人材強化に失敗して出遅れ、欲しくもない空軍力をグイグイあげていたのだが、これが後になって幸いする。戦闘機を使用してタナカマ国、サーカワ国、鬚国の空軍を一掃。さらにちょっと頭が出始めていた鬚帝国のプルトニウムリアクター施設を空爆破壊。
スパイを使用してサーカワ国のウラン精製施設で濃縮ウランを製造し、満を持して大型ガンバレル式ウラン爆弾“ワイプアウト”を完成させる。それだけでも26点あるのだが、さらに飛行機に装填することで抑止力を強化の追加点。

鬚「なんだかんだでオビ湾さんとこが一番要注意ですよ」
サータナカマ「いや~まずいですねぇ」
オビ湾「お前ら相変わらずチョロイぜ。へへへ。」

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その後もオビ湾国はスパイを使用して濃縮ウランを効率よく精製(自分の国に大した施設はないのだが)、2個目のウラン爆弾“親愛なるジョン”を完成させる。この時点ではお金が無かったが、次の手番で装填して勝利条件を達成した。
振り返ってみれば最強の空軍を編成していたことが強みとなり、誰にも邪魔されない体制が構築されていた。

ワーカー回収の駆け引き、空軍による場の支配力、プルトニウム路線かウラン路線かなどなど、悩みどころは多く、想像以上にしっかりしたゲーム。いや確かに、これだけテーマとシステムをしっかり考えてるんなら、ネタゲーで終わらせるには勿体ない。繰り返し遊びたくなる良質ゲームだ。
インスト込みで1時間強なり。


ちなみに対戦相手である「カンパニー」は大阪ゲームマーケットの国産新作らしいが、時間の関係でプレイできなかった。箱を開けた瞬間のインパクトはプルトニウム級と言って差し支えない。
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「ようこそ。」
亜空間に引きずり込まれそうな迫力。
これでデッキ構築系ゲームというのだからすごい。
一部のコンポにヨーロッパの名家企業的な雰囲気を感じる。ちなみに作者がアートワークも兼ねているとのこと。こいつはまた恐ろしいゲームが出てきたものだ。
いやいや、東京以外にも多数の猛者が存在することを実感した。
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紹介:ロケットジョッキー

レトロフューチャーなジャケットが眩しい「ロケットジョッキー」。
「ギャラクシートラッカー」以来の宇宙輸送業をテーマにしたゲームである。
おまかせスクラッパーズと言い、未来世界の泥臭い仕事というのはどうしてかワクワクさせるものがある。

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A3ポスターくらいまでは耐えられそうなビジュアル。
運送屋の2人と宇宙船がかっこいい。主人公はガンビットのコスプレをしている。
メーカーはメイフェアでざらざらした箱だ。

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中身。
カードとちっこい宇宙船駒。
スッカスカなせいでカードが安定せず、開ける度にひっちゃかめっちゃかになってるのは無重力状態を表現したかったのだろう。

それにしても箱のイラストクオリティに比べてカードのデザインが酷い。
レトロフューチャーだからと言って視認性まで70年代以前に戻さなくてよいのに。

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ゲームの準備。
太陽系の惑星が1から9まで並んでいる。
で、各惑星の下には荷物(カーゴ)が置かれていて、数字と惑星名が書かれている。つまり、書かれた数字&惑星がそのカーゴの宛先なのだ。

手番になったらカードを1枚補充し、さらに1枚補充するか荷物を運送するかする。

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運送する場合は移動カードをプレイする。
移動カードには数字が2つ書かれており、その惑星間を移動できることを表している。
出発地のカーゴを宛先まで届けることが出来たら得点が入る。

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得点は到着までに要した移動カードの枚数で決まる。たくさんの枚数を使った方が高い。何故か?彼らはあまりに暇過ぎたため、よりトンデモな運び方をすることに価値を見出していたからだ。そう説明書に書いてある。
ちなみに3枚なら6点だ。
また、到着地からさらにその場のカーゴを持って連鎖運送してもOK。使用した枚数にプラスアルファして計算できるため、これができると強い。手札は数字が繋がるようにつくっていくのがコツだ。まぁ、もうお気づきだと思うがパズルっぽいゲームである。

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我らがヒロイン“コパイロット”カードの説明もしておこう。
プレイヤーは彼女のカードを4枚所有している。このカードを使うことでカーゴを予約したり、移動するときに+-1したりすることが出来る。最後に残っていれば1枚3点になるが、積極的に使った方が良いように思う。

そうこうしているとカーゴの山札がなくなる。
この時、ボーナスとして各自が達成したカーゴの宛先の種類によって得点が入る。沢山の惑星に届けているほど点数が高い。
そして2回目のボーナスが発生するのとほぼ同時期に、大きな事件が起きる。
太陽系外からの訪問者だ。

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エイリアンは太陽系の端から地球を目指して1歩1歩近づいてくる。
彼らが地球に到着すると、その革新的なテクノロジーによって運送業は廃業してゲームが終了する。転送業の時代である。
語りたがりなルールブックが妙に切ないストーリーを演出。テーマのセレクトがオヤジすぎる。素晴らしい。

ちなみにエイリアンはカーゴと同じように運ぶことができる。しかも得点が高い。
つまり、どうせ運送業が滅ぶんなら最後に儲けちゃるばいということか。パズルゲーのクセにヘンなところにはこだわりを見せるのがこのゲームの良い所である。

【評価】
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【所感】
アートワークはボックスイラスト一品勝負なのであまり期待してはいけません。中身のデザインはまあまあ酷い方で古本の臭いがしても違和感はないでしょう。プレイ感もやけに懐かしい感じで、ある意味しっかり統一されています。しかし何よりもこのゲームが素晴らしいのは、妙に切ないストーリーテリングです。
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紹介:爆発

ものづくりに関わるものであれば、誰しもいつかはチャレンジしたいと思っているテーマ、“爆発”
我らが人気デザイナー、ミヒャエルシャハトも例にもれず、この長大なテーマを無視することは出来なかった。
この作品以降のシャハトを指して、ミハイル・エクスプロージョン・シャウトと呼ぶ。

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ピアトニク製。箱の裏を見たら98年モノだった。
ピアトニクのカードゲームはどれもラベンスバーガーと同じようなサイズしか見たことが無かったから、ほぼAmigoサイズ(ダブルデッキサイズと言うらしい)があることは知らなかった。

テーマ背景がマフィアの抗争か何かになっているらしく、札束の入ったスーツケースと爆弾が表紙に描かれている。ボンバーマン式爆弾を使うマフィアが存在するという、パラレル世界が舞台のようだ。

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中身。エンボスは掛かっていないが気にはならない程度の質。
左側はこのゲームにおける得点である「現金カード」。このカードの裏は爆弾になっている。
右側はプレイヤーが手札にするマフィアカード。一色選んで1~8の8枚を受け取ってゲームスタート。

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人数+1枚置かれた現金カードに対し、各自マフィアカードを1枚ずつプレイしていく。
マフィアカードの数字はそのまま列への影響力となり、この影響力が最も大きいプレイヤーが現金カードを手に入れることが出来る。至ってシンプル。
ただし、一つの列の中に同じ数字は2つ置くことが出来ず、かつ同じ色(同じプレイヤー)のカードは2枚連続で置くことが出来ない。このルールが中々厳しく、後半になるとどんどん自由が利かなくなってくる。

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そして、一番最悪なのが爆弾だ。
爆弾はその列のカードが8枚になると現金カードがひっくり返って登場する。
ちなみに現金カードのプラス値と裏面である爆弾カードのマイナス値の差は、必ず9になっている。つまり、点数の低い現金カードほど爆弾のマイナス点も大きい。
え、じゃあ点数が低い現金カードなんて誰も置かないんじゃん?って思うが、前述のカード置きルールがあるので自然と置かれる。逆を言えば8枚にはなりにくい。

この8枚になりにくさはちょっと物足りなさを感じるので、バリアントにある「一番枚数の多い列は爆弾になる」を採用するのがお勧めだ。

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こうして現金カードが補充できなくなるまで続けてゲーム終了。
もっとも点数の多いプレイヤーが勝利だ。

【評価】
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【所感】
とてもシンプルなルールですが、置き方ルールが厳しいので本気で勝ちを目指すとギチギチの思考を求められます。テーマ的には気軽に遊んだ方が良さそうなのですが。もちょっと爆発しやすい方が良いかなと思いました。
妙に味のあるイラストと、ボンバーマン式球状爆弾はヨイデスネ。
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ドゥームナイト超次元トーナメント第一試合

世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それが超次元トーナメントだ。
既に出場リストは要注目のバーサーカーでいっぱいである。

記念すべき一回戦は
「めちゃスゴ魔法大戦」vs「ロケットジョッキー」
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2012年のNo.1候補が早くも登場である。

◆イケイケ魔術師軍団のめちゃスゴ魔法大戦:火吹骸骨山の決闘
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「フードファイト」のメーカー最新作!
イラストレータは違えど、異常なクオリティのアートワークは健在どころか拍車がかかっている。
もうコミックなイラストワークでここに敵うメーカーは存在しないだろう。とにかく採算度外視のイラスト数だ。

伝説の魔法使いアンディ叔父貴がモラルと規律の人間社会をガラリと変えてしまった。生き残った人間は全て魔法使いとなって永遠の命を手に入れ、ぶっ飛んだ魔法で毎日殺し合っている。
プレイヤーはそんな大魔法世界のウィザードの1人として火吹骸骨山のバトルトーナメントに参加する。

各自自分の魔法使いを決めてHPカードを受け取る。初期体力は20からスタート!俺のめちゃスゴな大魔法で皆殺しにしてやるぜ!
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各自手札から術元・性質・着弾のそれぞれについて最大1枚ずつの魔法を作成し、裏向きにプレイする。
その後出された枚数の少ないプレイヤーから順に魔法の処理を行っていく。魔法の効果はいずれかの敵プレイヤーにダメージを与えるものがほとんどだ。
また、一部の効果はプレイヤーに装備品カードをもたらしてくれる。装備品は強力な上に死ぬまで使える超重要カードだ。

プレイ感は「クリーチャーズ」と「2chアスキーアーツ(ランチタイム)」を掛け合わせてコンボの可能性を加えた感じ。効果の相乗効果を目指すので英語テキストだと若干テンポが悪くなる。スムーズなゲーム進行のために日本語化も止むなしだ。

タメラ「んじゃ、コレコレこういう魔法でオビ湾さんに3ダメージです」
オビ湾「ん、はいはい。3ダメージね。」

すすっとカウンターマーカー移動。

タメラ「続いてコレコレの効果で皆さんサイコロ振ってください。はい、1ダメージです」
オビ湾「くぅ・・・」

すすっとカウンターマーカー移動。

オビ湾「よし、この魔法でタメラを攻撃じゃ!」
タメラ「あ、そのカード髑髏属性なんで僕の装備品の効果でオビ湾さん1ダメ喰らってください」
オビ湾「・・・」

サーカワカミが間一髪でタメラを粉砕して優勝。
ここからサー鬚が合流。

◆ロケットジョッキー Today's DOOM!!
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レトロSFを思わせる箱イラストは素晴らしいが、良く見るとタイトルロゴの段階で怪しいアートワークが垣間見える。実際箱を開けるとカードイラストは8,90年代のショボイそれである。中古書籍のウンコが出る香りがしてもなんら不思議ではない。
プレイヤーは恒星間を行き来する運送業者となり、カーゴを目標の惑星に運ぶ。これを繰り返して名誉点を貯めていく。しばらくするとエイリアンが登場し、地球に到達した瞬間に新たなテクノロジーによって我ら運送業は廃業してゲーム終了。なぜか存在するストーリーが妙に切ない終焉を演出する。

プレイ感はパズルチックで、2つの数字が書かれた移動カードを組み合わせ、カーゴを対応する数字(1から9まである太陽系)の惑星に届ける。届け方によって点数が異なり、さらに配達先から荷物を持って他の惑星に届ければ点数がアップするチェインシステムもある。
箱絵からのギャップによるガッカリ感も手伝ってすごくつまらなそうに見えるのだが、ゲームとしてはそこそこ面白く遊べる。
視認性が極端に悪いので余分に長考しやすいのは欠点。最後に現れるエイリアンが徐々に地球に近づいてくるのがアホらしい盛り上がりで良い。エイリアンはカーゴのように地球に連れてきて大量得点も可能だが、移動しているので捕まえにくい。

恒星間移動に定評があるサーカワカミが勝利した。

以上、第一試合会場からレポート
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