ジョンソンタウン~カルチョビット開幕
うちのオヨメはフラットハウス好きで、今の住所に落ち着く前は転居先の候補にあがるくらい我が家ではHotだった。実際相当住みにくそうではあるが、可愛いもんは可愛いしカッコいいもんはカッコいい。
というわけで、結局一生住むことは無いだろうけど、ちょっとした憧れとインスピレーションを養うために入間のジョンソンタウンへぶらりした。
◆ジョンソンタウン Today's DOOM !!
まぁやっぱりちょっと浮世離れした感じの人が多いような気はするんだけど、イイヨネ。
庭造りとかコンパクトに工夫してて勉強になった。
しかしこの感じは二階建ての家では出んな。
帰りは某駅まで長めの散歩をする。なぜか虚ろに覚えていた某狭山事件の地図と実地を見比べるという悪趣味な妄想をしつつ帰宅。
しかし道中で本当に気になっていたのは3DS専用ソフト「カルチョビット」の体験版が公開されたというニュース。早く帰りたくてしょーがなかったダメ人間である。
というわけで、3DS持ってる奴は早く始めよーぜ!
川越ドゥームナイトFCが相手になるぜ!(キーパーがタメラ)
というわけで、結局一生住むことは無いだろうけど、ちょっとした憧れとインスピレーションを養うために入間のジョンソンタウンへぶらりした。
◆ジョンソンタウン Today's DOOM !!

まぁやっぱりちょっと浮世離れした感じの人が多いような気はするんだけど、イイヨネ。
庭造りとかコンパクトに工夫してて勉強になった。
しかしこの感じは二階建ての家では出んな。
帰りは某駅まで長めの散歩をする。なぜか虚ろに覚えていた某狭山事件の地図と実地を見比べるという悪趣味な妄想をしつつ帰宅。
しかし道中で本当に気になっていたのは3DS専用ソフト「カルチョビット」の体験版が公開されたというニュース。早く帰りたくてしょーがなかったダメ人間である。
というわけで、3DS持ってる奴は早く始めよーぜ!
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川越ドゥームナイトFCが相手になるぜ!(キーパーがタメラ)
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紹介:レモネードスタンド
※注意:誤訳ルールでプレイしています。詳細は所感前の追記をご確認ください。
遠くメリケン帝国ではキッズ達が公園やら家の軒先やらでレモネード屋台を開いて社会勉強させたりっていう文化があるらしい。「レモネードスタンド」はそのプチ経営体験をゲーム化したものだ。

メイデイゲームズの小箱。
メイデイゲームズと言えばスリーブでお世話になっている人が多いと思うんだけど、もちろんゲーム本体も出してる。Eaten by ゾンビーとかね。派手にヒットしたゲームはないけど。

中身。可愛いイラストのカードのみ。
カードには
・お金カード
・天気予報カード
・レモネード屋台カード
の3種類がある。

プレイヤーは最初に1ドル25セント分のお金カードと屋台カード(5,10,15セント)を受け取ってゲーム開始。
お金カードは5セント、10セント、15セント、1ドルが合って、セント間の両替は自由。セントをドルに換えるのも自由、ただしドルをセントに返ることは不可能だ。理由は後述。

各自、ラウンドの最初にお金カードを3枚まで使って出展準備をする。
お金カードはカードの上下を変えることで・・・
・その日に用意するレモネード
・お客を増やす看板
のどちらかにすることができる。
例えば上の写真では10セントで看板を、15セントでレモネードを6本用意したことになる。
また、それと同時にその日のレモネードの価格をレモネード屋台カードで提示する。
じゃあ、何を基準にして価格やレモネードの数を決めるのか。
もちろん天気予報に決まってる。

これがこのゲームの1つの肝である天気予報システム。
左のカードが昨日時点での天気予報で、出展準備をした後に新しく出されたカードの矢印によって当日の天気が確定する。天気はその日のお客さんの数や、レモネードの相場を決めてくれる。自分の価格提示が相場よりも高いと、お客は減るわ相場まで値段も下げなきゃだわでよろしくない。かといってビビってると儲けられない。まぁ、定番な感じ。

で、いままで説明を省いてきたが、このゲームで一番やっかいなのが1ドル紙幣とその特殊能力だ。
1ドルカードの裏には一点モノの特殊能力が書かれており、1ドルを捨て札にすることでその能力を手に入れることが出来る。この能力が強烈で、他のプレイヤーの価格を下げたり、看板を壊したりできる。ゲーム中ずっと。ひょえー。
しかも実際1ドルと言う価格はこのゲームの中では非常に高価で、投資額としてもめちゃデカい。2枚目を出すことはまずないだろう。
基本システムだけだと無味乾燥だから追加したと思われるが、とにかく大味だ。
まぁでも、真面目にゲームとして見なければこのくらいふざけた感じでも良いのかもしれない。
※追記
書泉グランデ購入時に付属していたマニュアルに誤訳がありました。
1ドルを捨て札にすることで特殊効果を得るという記載でしたが、原文には捨てるという記載がありません。
恐らく、1ドルを場にプレイし、そのラウンドで効果を発揮したら裏返して1ドルの価値のまま置かれ続ける、というのが正解です。
【評価】
誤訳ルールでのプレイにつき、未評価
【所感】
お金と商材を1つのカードにまとめたことと、天気予報システムは良いですね。イラストも可愛くて良いですが、さすがに絵にあるような子供では遊べなそうで、対象年齢は13歳からになっています。普通のボドゲよりよっぽど高いですね。
とにかく1ドル効果が酸っぱい。ばっちり勉強させていただきました。
遠くメリケン帝国ではキッズ達が公園やら家の軒先やらでレモネード屋台を開いて社会勉強させたりっていう文化があるらしい。「レモネードスタンド」はそのプチ経営体験をゲーム化したものだ。

メイデイゲームズの小箱。
メイデイゲームズと言えばスリーブでお世話になっている人が多いと思うんだけど、もちろんゲーム本体も出してる。Eaten by ゾンビーとかね。派手にヒットしたゲームはないけど。

中身。可愛いイラストのカードのみ。
カードには
・お金カード
・天気予報カード
・レモネード屋台カード
の3種類がある。

プレイヤーは最初に1ドル25セント分のお金カードと屋台カード(5,10,15セント)を受け取ってゲーム開始。
お金カードは5セント、10セント、15セント、1ドルが合って、セント間の両替は自由。セントをドルに換えるのも自由、ただしドルをセントに返ることは不可能だ。理由は後述。

各自、ラウンドの最初にお金カードを3枚まで使って出展準備をする。
お金カードはカードの上下を変えることで・・・
・その日に用意するレモネード
・お客を増やす看板
のどちらかにすることができる。
例えば上の写真では10セントで看板を、15セントでレモネードを6本用意したことになる。
また、それと同時にその日のレモネードの価格をレモネード屋台カードで提示する。
じゃあ、何を基準にして価格やレモネードの数を決めるのか。
もちろん天気予報に決まってる。

これがこのゲームの1つの肝である天気予報システム。
左のカードが昨日時点での天気予報で、出展準備をした後に新しく出されたカードの矢印によって当日の天気が確定する。天気はその日のお客さんの数や、レモネードの相場を決めてくれる。自分の価格提示が相場よりも高いと、お客は減るわ相場まで値段も下げなきゃだわでよろしくない。かといってビビってると儲けられない。まぁ、定番な感じ。

で、いままで説明を省いてきたが、このゲームで一番やっかいなのが1ドル紙幣とその特殊能力だ。
1ドルカードの裏には一点モノの特殊能力が書かれており、1ドルを捨て札にすることでその能力を手に入れることが出来る。この能力が強烈で、他のプレイヤーの価格を下げたり、看板を壊したりできる。ゲーム中ずっと。ひょえー。
しかも実際1ドルと言う価格はこのゲームの中では非常に高価で、投資額としてもめちゃデカい。2枚目を出すことはまずないだろう。
基本システムだけだと無味乾燥だから追加したと思われるが、とにかく大味だ。
まぁでも、真面目にゲームとして見なければこのくらいふざけた感じでも良いのかもしれない。
※追記
書泉グランデ購入時に付属していたマニュアルに誤訳がありました。
1ドルを捨て札にすることで特殊効果を得るという記載でしたが、原文には捨てるという記載がありません。
恐らく、1ドルを場にプレイし、そのラウンドで効果を発揮したら裏返して1ドルの価値のまま置かれ続ける、というのが正解です。
【評価】
誤訳ルールでのプレイにつき、未評価
【所感】
お金と商材を1つのカードにまとめたことと、天気予報システムは良いですね。イラストも可愛くて良いですが、さすがに絵にあるような子供では遊べなそうで、対象年齢は13歳からになっています。普通のボドゲよりよっぽど高いですね。
とにかく1ドル効果が酸っぱい。ばっちり勉強させていただきました。
紹介:ひつじがいっぴき
ゲームマーケットに参加できる一部ユーザー界隈の話ではあるが、同人ゲームが盛り上がっている。例年高いクオリティを維持し続けるベテラン勢に加え、新規参入ながら唸るレベルのゲームをリリースするサークルも出てきた。
そんな同人ブーム吹き荒れるゲームマーケットの中で、ある国内メーカーの新規参入が話題になった。アプリや3DS用ソフトを開発しているグランディングだ。

今回紹介するのはそのグランディング参入ゲームの1つである「ひつじがいっぴき」。これ以外に「街コロ」というダイスゲームを同時リリースしているが、それはまた別の機会に。

中身。
ひつじカードとお宝カード。
いずれも枠とか数字とかいったインターフェースが排除されており、挿絵をそのままくり抜いてきたような感じに仕上げてある。
なんでもいくつかのカードがセットでお話になっているらしく、そういう風に楽しんでも良いという事らしい。

規定枚数の手札を最初に無くす~系のゲームである。
最初のプレイヤーが1(すなわち、カードの中にひつじが一匹しかいないもの)を出し、次のプレイヤーは2、次は3というように出していく。この時出すカードは1枚である必要はなく、例えば5を満たすために2と3のカードを併せて出しても良い。

カードが出せないプレイヤーは山札から補充する。その場合、数字はカウントアップされず、次のプレイヤーがそれに対応しなければならない。つまり、人数から先読みして数字を用意して置いてもずれる可能性があるわけである。
また、どんな数字が回ってきても1のカードはいつでも出せて、場を仕切り直すことができる。もちろん最後の1枚でそれやるのは駄目。

そうこうして手札を使い切ったら、ご褒美としてお宝カードを1枚もらう。
お宝カードには1から3までの価値があって、そこは運の世界。
この勝ちが最初に5を超えた人の勝利だ。一応、すごろく的にぴったりじゃないとあがれないヴァリアントなどもある。
【評価】

【所感】
キッズ向けの運だめしカウントアップゲーム、と言えば確かにそうですが、数字が大きくなってきた時の逆転性や細かい数字の強さなどがあり、ゲームとしても十分楽しめます。
コンセプトが丁寧に具体化されているため、本屋さんに並んでいてもまったくおかしくない仕上がりだと思います。
そんな同人ブーム吹き荒れるゲームマーケットの中で、ある国内メーカーの新規参入が話題になった。アプリや3DS用ソフトを開発しているグランディングだ。

今回紹介するのはそのグランディング参入ゲームの1つである「ひつじがいっぴき」。これ以外に「街コロ」というダイスゲームを同時リリースしているが、それはまた別の機会に。

中身。
ひつじカードとお宝カード。
いずれも枠とか数字とかいったインターフェースが排除されており、挿絵をそのままくり抜いてきたような感じに仕上げてある。
なんでもいくつかのカードがセットでお話になっているらしく、そういう風に楽しんでも良いという事らしい。

規定枚数の手札を最初に無くす~系のゲームである。
最初のプレイヤーが1(すなわち、カードの中にひつじが一匹しかいないもの)を出し、次のプレイヤーは2、次は3というように出していく。この時出すカードは1枚である必要はなく、例えば5を満たすために2と3のカードを併せて出しても良い。

カードが出せないプレイヤーは山札から補充する。その場合、数字はカウントアップされず、次のプレイヤーがそれに対応しなければならない。つまり、人数から先読みして数字を用意して置いてもずれる可能性があるわけである。
また、どんな数字が回ってきても1のカードはいつでも出せて、場を仕切り直すことができる。もちろん最後の1枚でそれやるのは駄目。

そうこうして手札を使い切ったら、ご褒美としてお宝カードを1枚もらう。
お宝カードには1から3までの価値があって、そこは運の世界。
この勝ちが最初に5を超えた人の勝利だ。一応、すごろく的にぴったりじゃないとあがれないヴァリアントなどもある。
【評価】

【所感】
キッズ向けの運だめしカウントアップゲーム、と言えば確かにそうですが、数字が大きくなってきた時の逆転性や細かい数字の強さなどがあり、ゲームとしても十分楽しめます。
コンセプトが丁寧に具体化されているため、本屋さんに並んでいてもまったくおかしくない仕上がりだと思います。
ビッグバントーナメント第十二夜~遊星からの物体X!
世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。
今夜は満を持しての物体X登場!
こんな日に限ってタメラ待ちで小物も回した。
◆レモネードスタンド

キッズがレモネードスタンドを無許可で開店してちょっとした社会勉強をする、というメリケン文化をテーマにしたカードゲーム。イラストが可愛い。
天気予報⇒実際の天気システムと、お金と物品を1枚のカードで取回すあたりがデザインの肝だと思う。
それだけだと無味乾燥になりがちなためか、1ドル紙幣を特殊能力に変えることでハチャメチャな能力が手に入るというアイデアを導入している。
最初に1ドル15セントから始めるのだが、この時に1ドルを能力に返るかどうかでプレイスタイルは激変する。1ドルの裏には個別の能力が示されており、同じ物はない。あまり使えないなら1ドルのまま取って置いた方がいい。サータナカマの最終持ち金が1ドルちょいだったことを見ればその辺の重要性は明らかである。というかその他のシステムに対して1ドル効果が重すぎる。
良くできているとは言えないが、雰囲気が良く愛でたい一品。
◆スタージョン

湖の主の座をかけて戦う食物連鎖構築ゲーム。
ミノウを食べてバスが育ち、バスを食べてスタージョンが育つ。ただしチョウザメ漁師がくるとせっかくのスタージョンが死ぬかもしれない。
シンプルで自由気ままなルールではあるが、自然と笑いが出るハプニング性を含有していて楽しい。所謂バカゲーである。
バクバク食べられて終始小魚一匹のジリ貧だったサータナカマが、怒涛の勢いで巻き返し勝利。
しかしこのカード質は酷い。頼むよミニオン。
◆ブラックスワン

韓国のメーカーによる小箱缶入りカードゲーム。構成はほぼトランプだがアートワークにセンスがあるため是非このコンポーネントで遊ぶことを推奨したい。
手番では大貧民的なカードプレイをして、7枚目を出したプレイヤーが場に出た全てのカードを得点として取る。マイナスカードもあるからその辺の押し付け合い。
基本は4人のチーム戦らしいのだが、3人でも普通に遊べて楽しかった。これけっこう良い。ブラックスワンの強烈マイナス100点をサータナカマが喰らい、その裏でそつなくまとめたいたる師匠が勝利。
◆遊星からの物体X Today's DOOM!!

超絶カッコいい「遊星からの物体X」のカードゲーム。好きな人なら涎出る感じ。
NPCを加えながら様々なミッションにチャレンジし、しっぱいするとザ・シング側の勝利に近づく。
最初にザ・シングじゃなかったプレイヤーやNPCも、ゲームが進むにつれて寄生されたりする。プレイヤーは寄生されると極秘裏に裏切るものとなるというわけ。
血液チェックみたいなのとか、最後に基地を燃やすかどうかとか、当然ながら原作萌えする要素も多々あり、ドゥームメンバーなんかだと、もう大変盛り上がる。サイコーだ。
プレイ感が「キャメロットを覆う影」に似ているという意見も。まさにそんな感じだ。
是非再プレイ、再々プレイしたい。
以上。
それがビッグバントーナメントだ。
今夜は満を持しての物体X登場!
こんな日に限ってタメラ待ちで小物も回した。
◆レモネードスタンド

キッズがレモネードスタンドを無許可で開店してちょっとした社会勉強をする、というメリケン文化をテーマにしたカードゲーム。イラストが可愛い。
天気予報⇒実際の天気システムと、お金と物品を1枚のカードで取回すあたりがデザインの肝だと思う。
それだけだと無味乾燥になりがちなためか、1ドル紙幣を特殊能力に変えることでハチャメチャな能力が手に入るというアイデアを導入している。
最初に1ドル15セントから始めるのだが、この時に1ドルを能力に返るかどうかでプレイスタイルは激変する。1ドルの裏には個別の能力が示されており、同じ物はない。あまり使えないなら1ドルのまま取って置いた方がいい。サータナカマの最終持ち金が1ドルちょいだったことを見ればその辺の重要性は明らかである。というかその他のシステムに対して1ドル効果が重すぎる。
良くできているとは言えないが、雰囲気が良く愛でたい一品。
◆スタージョン

湖の主の座をかけて戦う食物連鎖構築ゲーム。
ミノウを食べてバスが育ち、バスを食べてスタージョンが育つ。ただしチョウザメ漁師がくるとせっかくのスタージョンが死ぬかもしれない。
シンプルで自由気ままなルールではあるが、自然と笑いが出るハプニング性を含有していて楽しい。所謂バカゲーである。
バクバク食べられて終始小魚一匹のジリ貧だったサータナカマが、怒涛の勢いで巻き返し勝利。
しかしこのカード質は酷い。頼むよミニオン。
◆ブラックスワン

韓国のメーカーによる小箱缶入りカードゲーム。構成はほぼトランプだがアートワークにセンスがあるため是非このコンポーネントで遊ぶことを推奨したい。
手番では大貧民的なカードプレイをして、7枚目を出したプレイヤーが場に出た全てのカードを得点として取る。マイナスカードもあるからその辺の押し付け合い。
基本は4人のチーム戦らしいのだが、3人でも普通に遊べて楽しかった。これけっこう良い。ブラックスワンの強烈マイナス100点をサータナカマが喰らい、その裏でそつなくまとめたいたる師匠が勝利。
◆遊星からの物体X Today's DOOM!!

超絶カッコいい「遊星からの物体X」のカードゲーム。好きな人なら涎出る感じ。
NPCを加えながら様々なミッションにチャレンジし、しっぱいするとザ・シング側の勝利に近づく。
最初にザ・シングじゃなかったプレイヤーやNPCも、ゲームが進むにつれて寄生されたりする。プレイヤーは寄生されると極秘裏に裏切るものとなるというわけ。
血液チェックみたいなのとか、最後に基地を燃やすかどうかとか、当然ながら原作萌えする要素も多々あり、ドゥームメンバーなんかだと、もう大変盛り上がる。サイコーだ。
プレイ感が「キャメロットを覆う影」に似ているという意見も。まさにそんな感じだ。
是非再プレイ、再々プレイしたい。
以上。
カジノロワイヤル定期報告書
報告①
200個が近くなってきたので、カードゲームの小箱辞典を少し整理しました。
区分にウイニングムーブスと国産を追加など。
ウイニングムーブスはダブルデッキケースで出ているものは3個しかないんですが、今後に期待。
国産は同人とか区切ってないです。
報告②
知人ファミリーのオーダーでちょっと出張してきました。
キッズがいたんで写真撮りませんでした。というか、ファミリーテイストで楽しんでるところにカメラ出すの躊躇しました。次は許可とって盗撮します。
以下、いつもの感じで。
◆ひつじがいっぴき
や~~んわりした雰囲気づくりに徹したコンポーネントで、カードには所謂UIがない。イラストは日本人の絵本作家さんだろうか。とても綺麗な絵で、ママさんは喜んでた。
カウントアップで手札を減らすのが目的で、次に回ってきた時にプレイできるようにハンドマネジメントするんだけど、誰かがパスしたりリセットしたりするのでそう上手くは行かないよって奴。
次に備えて用意したものが狙い通りだったりそうでなかったりが楽しさになっている。見た目よりゲームな感じは良い。
※メモ:ゆっくりやれば5歳でも可。
◆いかさまゴキブリ
ポリスが見てない好きにカードをどうにかしちゃうゲーム。1枚ずつって制限があるけど、しばりようがないので紳士協定。カード効果まで含めるとちょっと煩い感じも。まぁ、場が楽しければどうあっても楽しくなるので良し。カードは荒っぽいいかさまによってスゲー痛む。何故か2個持ってて良かった。
現行犯逮捕の処理中はいかさましちゃダメ。って言ってもキッズは余計にしたくなっちゃうらしい。8歳からなら問題なくプレイできるっぽい。
◆街コロ
ひつじがいっぴきのメーカーによるダイスゲーム。
見た目はモバイル系ソーシャルゲームみたいで若干チャラい。ママさんには好評。
ルール読んだときの印象がそのまま実ゲームで再現されるあたり、かなり軽い。
選択肢はあるけど出目が出てなんぼ。
ゲーマーが遊んで喜ぶようなものは多分ないけど、予防接種を受けてない人が楽しめるゲームって多分こんな感じ。そういう意味でしっかり作ってある。このメーカーはちゃんと企画してる。
以上。
200個が近くなってきたので、カードゲームの小箱辞典を少し整理しました。
区分にウイニングムーブスと国産を追加など。
ウイニングムーブスはダブルデッキケースで出ているものは3個しかないんですが、今後に期待。
国産は同人とか区切ってないです。
報告②
知人ファミリーのオーダーでちょっと出張してきました。
キッズがいたんで写真撮りませんでした。というか、ファミリーテイストで楽しんでるところにカメラ出すの躊躇しました。次は許可とって盗撮します。
以下、いつもの感じで。
◆ひつじがいっぴき
や~~んわりした雰囲気づくりに徹したコンポーネントで、カードには所謂UIがない。イラストは日本人の絵本作家さんだろうか。とても綺麗な絵で、ママさんは喜んでた。
カウントアップで手札を減らすのが目的で、次に回ってきた時にプレイできるようにハンドマネジメントするんだけど、誰かがパスしたりリセットしたりするのでそう上手くは行かないよって奴。
次に備えて用意したものが狙い通りだったりそうでなかったりが楽しさになっている。見た目よりゲームな感じは良い。
※メモ:ゆっくりやれば5歳でも可。
◆いかさまゴキブリ
![]() | いかさまゴキブリ(Mogel Motte)/Drei Magier/Emily & Lukas Brand () Drei Magier 商品詳細を見る |
ポリスが見てない好きにカードをどうにかしちゃうゲーム。1枚ずつって制限があるけど、しばりようがないので紳士協定。カード効果まで含めるとちょっと煩い感じも。まぁ、場が楽しければどうあっても楽しくなるので良し。カードは荒っぽいいかさまによってスゲー痛む。何故か2個持ってて良かった。
現行犯逮捕の処理中はいかさましちゃダメ。って言ってもキッズは余計にしたくなっちゃうらしい。8歳からなら問題なくプレイできるっぽい。
◆街コロ
ひつじがいっぴきのメーカーによるダイスゲーム。
見た目はモバイル系ソーシャルゲームみたいで若干チャラい。ママさんには好評。
ルール読んだときの印象がそのまま実ゲームで再現されるあたり、かなり軽い。
選択肢はあるけど出目が出てなんぼ。
ゲーマーが遊んで喜ぶようなものは多分ないけど、予防接種を受けてない人が楽しめるゲームって多分こんな感じ。そういう意味でしっかり作ってある。このメーカーはちゃんと企画してる。
以上。
ビッグバントーナメント・エントリーシート for 20120626Doom
今週のビッグバントーナメント追加エントリー。
春~夏は良いアイテムのリリースが続くのでどれに出番が回るかわからない。
◆レモネードスタンド
プレゼンター:オビ湾

メイデイゲームズの小箱カードゲーム。
日本人には馴染みがないが、メリケン帝国ではキッズがレモネード屋台を出して社会勉強するみたいな文化があって、つまりはそういうゲームだ。
天気予報から明日の相場と客足を予測し、レモネードを用意する。相場にあった値付けをして、効率よくレモネードを売っぱらっていこう。
1ドルスキルカードというものがあって、これの装備によってゲーム運びがユニークになる。
必要ないレベルだったけど一応日本語化済み。
◆スタージョン
プレゼンター:オビ湾

スタージョン湖の主の座をかけた生態系構築ゲーム。
最近動きの良いミニオンの小箱カードゲーム。
イラストはグッドなんだけど紙質はソーバッド。
◆フレッシュミート
プレゼンター:MADDOGタメラ

ようやくタメラが手に入れた。
マウラ先生のゲームイラストとしては最初期の作品である。
◆ビザンツの作者によるモエゲー
プレゼンター:MADDOGタメラ

お~~ず~~。
ノーコメント。
以上
春~夏は良いアイテムのリリースが続くのでどれに出番が回るかわからない。
◆レモネードスタンド
プレゼンター:オビ湾

メイデイゲームズの小箱カードゲーム。
日本人には馴染みがないが、メリケン帝国ではキッズがレモネード屋台を出して社会勉強するみたいな文化があって、つまりはそういうゲームだ。
天気予報から明日の相場と客足を予測し、レモネードを用意する。相場にあった値付けをして、効率よくレモネードを売っぱらっていこう。
1ドルスキルカードというものがあって、これの装備によってゲーム運びがユニークになる。
必要ないレベルだったけど一応日本語化済み。
◆スタージョン
プレゼンター:オビ湾

スタージョン湖の主の座をかけた生態系構築ゲーム。
最近動きの良いミニオンの小箱カードゲーム。
イラストはグッドなんだけど紙質はソーバッド。
◆フレッシュミート
プレゼンター:MADDOGタメラ

ようやくタメラが手に入れた。
マウラ先生のゲームイラストとしては最初期の作品である。
◆ビザンツの作者によるモエゲー
プレゼンター:MADDOGタメラ

お~~ず~~。
ノーコメント。
以上
紹介:叔母の遺産
横浜にあるボードゲームリサイクルCUBEに行ってきた。
目的は小箱カードゲーム。叔母の遺産、エリコ、うさぎ飛び、STOPを回収した。
いや、最後の1個は持ってたことが無いのでただの仕入れ。
これで手放したアバクスもかなり戻ってきた。贖罪の旅もそろそろ終わりが見えてきたように思う。
ということで、叔母の遺産。
計算がまどろっこしくてイラネーとか思ったんだけど、改めて思い出すと欠陥は競りの部分のだるさにあるかもしれない…。
いきなり悪口で始まってしまった。
まぁ、良くあるセットコレクションの競ゲーに、イレギュラー要素を加えたもの。

アバクス小箱。当然キャラメル箱時代。
叔母がまさに叔母な感じ。妙に購入意欲が湧かないイラストが不思議な感じ。

中身。
小さいサイズのカードだ。
カードの種類が3種類で、それぞれそこそこ枚数があるので通常サイズでは小箱サイズに収まらないのであろう。
さて、このゲームはタイトルの通り叔母の遺産をなるたけ多くせしめてやろうというもの。ただ、叔母は自分がかつて受け継いだ遺産と同額までしか譲る気が無いらしい。それ以上持ってこうとする奴からは没収するというのだ。
しかし!抜け道が一つだけある…。叔母が再婚することだ。
叔母は再婚すると遺産の額について文句を言わなくなる。
ゲームの目的は叔母の再婚するしないにかかわらず、受けとり遺産額を最高にする事。再婚しそうであればじゃんじゃん受け取り、再婚しなそうであれば基準値内に収まるようにセーブする。そんなゲームである。

毎ターン誰かが叔母役となって遺産を3枚公開する。
この時、遺産3枚が同じ色か同じ数字だった場合、叔母の再婚メーターが前進する。さらに、叔母役のプレイヤーは自分が持っている遺産を1枚、場に出されたカードと交換してよく、これにより同じ色か同じ数字が揃えば、これまた叔母の再婚メーターが前進する。叔母の再婚メーターは自然と進むこともあれば、プレイヤーが後押しすることもできるというわけだ。

続いて叔母の遺産3枚を賭けて残りのプレイヤーが競りを行う。
競に使うリソースはゲーム開始時に受け取っているプレゼントカード計16枚。
補充はないから考えながら使いたい。

叔母の再婚メーターは叔母の男友達カードを消費していくことで表現。
最後の一枚は結婚カードだ。
こうして叔母が再婚するか、全ての遺産が分配されたらゲーム終了。
それぞれが受け取った遺産とボーナスポイント、それから叔母の没収有無しを処理する。
まず、叔母が再婚していないのであれば、受け取った遺産の合計ポイントが50超えている奴は没収される。続いて、50超えていないやつも何故か30ポイント没収される。つまり、この時点で最高点は20だ。
続いて、同じ色か同じ数字が4枚以上のプレイヤーは、その枚数に応じてボーナスポイントを受け取ることが出来る。このボーナスポイントは叔母が没収されない。おそらく30ポイント没収したのは、ボーナスによる逆転要素を残すためだろう。
もし叔母が再婚している場合は、前述のボーナスポイントを含めて、ストレートに合計ポイントで勝負を決する。

例えば叔母が再婚していない場合、上の例では受け取り遺産が規定額(50ポイント)を超えてしまっているので、基本ポイントはゼロである。ただし、青のカードが5枚あるため、セットポイントとしての点は入る。
まぁそんな感じ。
【評価】
【所感】
序盤は叔母の再婚メーターの進み具合を見つつ停滞。結婚しそうになると一斉に競りが盛り上がり始める変なゲーム。
一度叔母が再婚しなかった事があるんですが、そうなると競りがすごくダレます。
目的は小箱カードゲーム。叔母の遺産、エリコ、うさぎ飛び、STOPを回収した。
いや、最後の1個は持ってたことが無いのでただの仕入れ。
これで手放したアバクスもかなり戻ってきた。贖罪の旅もそろそろ終わりが見えてきたように思う。
ということで、叔母の遺産。
計算がまどろっこしくてイラネーとか思ったんだけど、改めて思い出すと欠陥は競りの部分のだるさにあるかもしれない…。
いきなり悪口で始まってしまった。
まぁ、良くあるセットコレクションの競ゲーに、イレギュラー要素を加えたもの。

アバクス小箱。当然キャラメル箱時代。
叔母がまさに叔母な感じ。妙に購入意欲が湧かないイラストが不思議な感じ。

中身。
小さいサイズのカードだ。
カードの種類が3種類で、それぞれそこそこ枚数があるので通常サイズでは小箱サイズに収まらないのであろう。
さて、このゲームはタイトルの通り叔母の遺産をなるたけ多くせしめてやろうというもの。ただ、叔母は自分がかつて受け継いだ遺産と同額までしか譲る気が無いらしい。それ以上持ってこうとする奴からは没収するというのだ。
しかし!抜け道が一つだけある…。叔母が再婚することだ。
叔母は再婚すると遺産の額について文句を言わなくなる。
ゲームの目的は叔母の再婚するしないにかかわらず、受けとり遺産額を最高にする事。再婚しそうであればじゃんじゃん受け取り、再婚しなそうであれば基準値内に収まるようにセーブする。そんなゲームである。

毎ターン誰かが叔母役となって遺産を3枚公開する。
この時、遺産3枚が同じ色か同じ数字だった場合、叔母の再婚メーターが前進する。さらに、叔母役のプレイヤーは自分が持っている遺産を1枚、場に出されたカードと交換してよく、これにより同じ色か同じ数字が揃えば、これまた叔母の再婚メーターが前進する。叔母の再婚メーターは自然と進むこともあれば、プレイヤーが後押しすることもできるというわけだ。

続いて叔母の遺産3枚を賭けて残りのプレイヤーが競りを行う。
競に使うリソースはゲーム開始時に受け取っているプレゼントカード計16枚。
補充はないから考えながら使いたい。

叔母の再婚メーターは叔母の男友達カードを消費していくことで表現。
最後の一枚は結婚カードだ。
こうして叔母が再婚するか、全ての遺産が分配されたらゲーム終了。
それぞれが受け取った遺産とボーナスポイント、それから叔母の没収有無しを処理する。
まず、叔母が再婚していないのであれば、受け取った遺産の合計ポイントが50超えている奴は没収される。続いて、50超えていないやつも何故か30ポイント没収される。つまり、この時点で最高点は20だ。
続いて、同じ色か同じ数字が4枚以上のプレイヤーは、その枚数に応じてボーナスポイントを受け取ることが出来る。このボーナスポイントは叔母が没収されない。おそらく30ポイント没収したのは、ボーナスによる逆転要素を残すためだろう。
もし叔母が再婚している場合は、前述のボーナスポイントを含めて、ストレートに合計ポイントで勝負を決する。

例えば叔母が再婚していない場合、上の例では受け取り遺産が規定額(50ポイント)を超えてしまっているので、基本ポイントはゼロである。ただし、青のカードが5枚あるため、セットポイントとしての点は入る。
まぁそんな感じ。
【評価】

【所感】
序盤は叔母の再婚メーターの進み具合を見つつ停滞。結婚しそうになると一斉に競りが盛り上がり始める変なゲーム。
一度叔母が再婚しなかった事があるんですが、そうなると競りがすごくダレます。
カジノロワイヤル訳更新~スタージョン、ドリームチームリスト
カジノロワイヤル訳が更新されました。
1つ目はスタージョン湖の食物連鎖をうまいことやって湖の主になるゲーム。
スタージョンってのはチョウザメのこと。
メーカーは最近のってるミニオン。

⇒スタージョン抄訳/STURGEON(MINION)
2つ目は翻訳じゃあなくって、アバクスのドリームチームをプロルールで遊ぶときのお助けアイテム。
これで移籍管理してください。ってかやらない方が良いです。

⇒ドリームチームリスト/DREAMTEAM LIST(Abacus)
1つ目はスタージョン湖の食物連鎖をうまいことやって湖の主になるゲーム。
スタージョンってのはチョウザメのこと。
メーカーは最近のってるミニオン。

⇒スタージョン抄訳/STURGEON(MINION)
2つ目は翻訳じゃあなくって、アバクスのドリームチームをプロルールで遊ぶときのお助けアイテム。
これで移籍管理してください。ってかやらない方が良いです。

⇒ドリームチームリスト/DREAMTEAM LIST(Abacus)
ビッグバントーナメント第十一夜~脱法キ○コ家族、妄想に挑む。
世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。
今回は今年最注目の同人ゲーム「遊星からの物体X」が遊ばれる予定であったが、ドゥーム神殿が台風により早期閉鎖されるということで、短時間の2ゲームをプレイした。
◆キ○コ狩り

スモールパブリッシャーによるトランス系2人用ゲーム。
タメラがハーブとして利用する名目で密輸入した。
5ドル追加して払うことで作者自らが削り出した“キ○コ採り棒”とフライパンが付属する。
カードには種類豊富なキ○コが描かれており、イラストのクオリティは高い。カード質も良く、コンポーネントは非常に良い部類に入る。ちなみに箱はKOSMOSの2人用を意識したのか、ほとんど同じ形状だ。

ベルトコンベアーのように流れてくるキ○コの末端2枚から1枚を選んで手札にすることが出来る。
また、一番端のカードは黄泉スペースへ送られ、最大4枚まで溜まる。この黄泉スペースのあまりモノカードを取るという選択肢もある。
手札に3枚以上のセットがあれば、フライパンと一緒に出して得点にすることが可能。
また、2枚セットを捨て札にすることで作者手作りのキ○コ獲り棒をもらってカード選択の幅を広げることが出来る。
他にもいろんな要素があり、手札上限が減ってしまう毒キ○コや、手札上限を増やすカゴ、得点を上げるバター、夜の不思議なキ○コなどなど。
けっこう良いゲームで、KOSMOSの2人用ゲームに混ざっても質が良い方と言える。
いらなくなったら是非俺に譲るように。
◆ロック&キー

鍵の力を手に入れた一家に訪れる、内面的な問題や黒の勢力との闘いを描いたアメコミを原作としたゲーム。
いたる師匠曰くドラマとかにもなってるらしい。映画にももってこいの内容で、絵柄から原作の魅力が伝わってくる。
毎ターンめくられる試練に対して、各プレイヤーが伏せて(又は能力を使うために表向けて)3枚までのカードをプレイし、全員出し終わったら、試練のスートと同じスートのカードの合計値を比べて成功失敗の判定をする。
成功した場合、最も価値あるカードを出したプレイヤーが得点として試練カードを受け取り、2番目のプレイヤーは試練カードに書かれた特権を得る。これの繰り返し。

システムとしてはグリフォンゲームズの「銃士」に似ているが、こちらはスートが加わったりなどシステム的に複雑化させている。(たまには小箱マニアらしいことを言ってみた。)
また、様々な効果を持った鍵をどう生かすかがゲームのキーとなっており、これまた面白い。
クリプトゾニックの高品質アートワークに加えて、ゲームとしての質も中々良い。
今年ドゥームが推すクリプトゲームはコレだ。
それがビッグバントーナメントだ。
今回は今年最注目の同人ゲーム「遊星からの物体X」が遊ばれる予定であったが、ドゥーム神殿が台風により早期閉鎖されるということで、短時間の2ゲームをプレイした。
◆キ○コ狩り

スモールパブリッシャーによるトランス系2人用ゲーム。
タメラがハーブとして利用する名目で密輸入した。
5ドル追加して払うことで作者自らが削り出した“キ○コ採り棒”とフライパンが付属する。
カードには種類豊富なキ○コが描かれており、イラストのクオリティは高い。カード質も良く、コンポーネントは非常に良い部類に入る。ちなみに箱はKOSMOSの2人用を意識したのか、ほとんど同じ形状だ。

ベルトコンベアーのように流れてくるキ○コの末端2枚から1枚を選んで手札にすることが出来る。
また、一番端のカードは黄泉スペースへ送られ、最大4枚まで溜まる。この黄泉スペースのあまりモノカードを取るという選択肢もある。
手札に3枚以上のセットがあれば、フライパンと一緒に出して得点にすることが可能。
また、2枚セットを捨て札にすることで作者手作りのキ○コ獲り棒をもらってカード選択の幅を広げることが出来る。
他にもいろんな要素があり、手札上限が減ってしまう毒キ○コや、手札上限を増やすカゴ、得点を上げるバター、夜の不思議なキ○コなどなど。
けっこう良いゲームで、KOSMOSの2人用ゲームに混ざっても質が良い方と言える。
いらなくなったら是非俺に譲るように。
◆ロック&キー

鍵の力を手に入れた一家に訪れる、内面的な問題や黒の勢力との闘いを描いたアメコミを原作としたゲーム。
いたる師匠曰くドラマとかにもなってるらしい。映画にももってこいの内容で、絵柄から原作の魅力が伝わってくる。
毎ターンめくられる試練に対して、各プレイヤーが伏せて(又は能力を使うために表向けて)3枚までのカードをプレイし、全員出し終わったら、試練のスートと同じスートのカードの合計値を比べて成功失敗の判定をする。
成功した場合、最も価値あるカードを出したプレイヤーが得点として試練カードを受け取り、2番目のプレイヤーは試練カードに書かれた特権を得る。これの繰り返し。

システムとしてはグリフォンゲームズの「銃士」に似ているが、こちらはスートが加わったりなどシステム的に複雑化させている。(たまには小箱マニアらしいことを言ってみた。)
また、様々な効果を持った鍵をどう生かすかがゲームのキーとなっており、これまた面白い。
クリプトゾニックの高品質アートワークに加えて、ゲームとしての質も中々良い。
今年ドゥームが推すクリプトゲームはコレだ。
パラノーマル・アクティビティ3(23点)
◆パラノーマルアクティビティ3
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(23点)

本家パラノーマルここにあり!
1作目が出てからと言うもの“パラノーマル”の冠を被ったC級映画がレンタル屋を賑わせた。パラノーマル祭りとも言うべきこの現象は、それっぽい映画に対して日本の販社がパラノーマルというタイトルを勝手に付けまくったために発生した。おそらく作り手はそのようなタイトルで流通していることなど、きっと知らないだろう。(ただし原題にパラノーマルと付いている映画も当然あった)
そうしたパラノーマルキッズ達の頂点に立つのは、当然、「パラノーマルアクティビティ」シリーズ。本作である。面白いか面白くないかは関係ない。
会議室に1日籠れば脚本も出来上がってしまいそうな内容だが、お手軽ぼろ儲けがこのシリーズのモットーなのだから特に鼻についたりはしない。
今度の舞台は1,2の主役だった姉妹の幼少期だ。
これまでの展開で姉妹の過去に黒魔術的な背景がある、という種明かしをしてしまったのだから、そこを映像にしても神秘性が無くて面白くないと思うんだけど…。
こうなってしまうと「本当にあった呪いのビデオ」とやってることが変わらない。
(いや、あちらは一応事実投稿ということになってるんだけども。)
ちなみに僕は「本当にあった呪いのビデオ」のファンである。タイトルに嘘があるオカルトものにはハズレが無い。
しかし3作目まで作る方も作る方だが、観る方も観る方である。
まったくもって同じことの繰り返しに過ぎない本作だが、それを責める資格が僕に無いことは承知している。もはや友人関係と言っても過言ではない。是非4,5とシリーズを重ねてほしいものだ。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(23点)

本家パラノーマルここにあり!
1作目が出てからと言うもの“パラノーマル”の冠を被ったC級映画がレンタル屋を賑わせた。パラノーマル祭りとも言うべきこの現象は、それっぽい映画に対して日本の販社がパラノーマルというタイトルを勝手に付けまくったために発生した。おそらく作り手はそのようなタイトルで流通していることなど、きっと知らないだろう。(ただし原題にパラノーマルと付いている映画も当然あった)
そうしたパラノーマルキッズ達の頂点に立つのは、当然、「パラノーマルアクティビティ」シリーズ。本作である。面白いか面白くないかは関係ない。
会議室に1日籠れば脚本も出来上がってしまいそうな内容だが、お手軽ぼろ儲けがこのシリーズのモットーなのだから特に鼻についたりはしない。
今度の舞台は1,2の主役だった姉妹の幼少期だ。
これまでの展開で姉妹の過去に黒魔術的な背景がある、という種明かしをしてしまったのだから、そこを映像にしても神秘性が無くて面白くないと思うんだけど…。
こうなってしまうと「本当にあった呪いのビデオ」とやってることが変わらない。
(いや、あちらは一応事実投稿ということになってるんだけども。)
ちなみに僕は「本当にあった呪いのビデオ」のファンである。タイトルに嘘があるオカルトものにはハズレが無い。
しかし3作目まで作る方も作る方だが、観る方も観る方である。
まったくもって同じことの繰り返しに過ぎない本作だが、それを責める資格が僕に無いことは承知している。もはや友人関係と言っても過言ではない。是非4,5とシリーズを重ねてほしいものだ。
ビッグバントーナメント・エントリーシート for20120619DOOM
ドゥームナイト、今週の予告。
前回までに紹介した強豪に、以下の通りサイキーなゲームが加わる。
◆ロックド&キー
プレゼンター:タメラMADDOG

アメコミ原作のトリック風カードゲーム。
メーカーは「フードファイト」「めちゃスゴ魔法大戦」のクリプトゾニック。
ホイルカードまで入っている豪華なコンポーネントは必見だ。もちろん無意味な衝立も同梱。
タメラ製シール貼り付け済
◆キ○コ狩り
プレゼンター:タメラMADDOG

巷で噂の脱法系ボードゲーム。
タメラがハーブ用として密輸入したものであり、ドゥームナイトではハーブ以外の目的で使用することはない。断じて。
以上
前回までに紹介した強豪に、以下の通りサイキーなゲームが加わる。
◆ロックド&キー
プレゼンター:タメラMADDOG

アメコミ原作のトリック風カードゲーム。
メーカーは「フードファイト」「めちゃスゴ魔法大戦」のクリプトゾニック。
ホイルカードまで入っている豪華なコンポーネントは必見だ。もちろん無意味な衝立も同梱。
タメラ製シール貼り付け済
◆キ○コ狩り
プレゼンター:タメラMADDOG

巷で噂の脱法系ボードゲーム。
タメラがハーブ用として密輸入したものであり、ドゥームナイトではハーブ以外の目的で使用することはない。断じて。
以上
ビッグバントーナメント第十夜~ドリームチーム、ベガスへ行く
世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。
今夜は待望のプロルール式ドリームチーム。
なんせプロルールで遊ばないとドリームなチームを作ることができないので、こうして遊ばないとタイトルが名ばかりになってしまうのだ!
◆ドリームチーム Today's DOOM!!

選手リストやらスコアマシーンやらチップやら、とにかくいろいろ用意しなければプロルールをスムーズに遊ぶことは難しい。
6つあるチームから1つを選び、スペシャル選手1人を加えたものが初期チームになる。
試合は3つのピリオドに別れており、ピリオド毎に5人のフィールド選手と1人のキーパーを選んでクリケットをやる。先行が攻撃する選手を出し、後攻が防御する選手をだし、攻撃力と防御力の差分だけシュートチャンスがやってくる。シュートはサイコロの出目を1つ選んで出し、キーパー側は能力数のサイコロでガードする出目を決めて出す。こうして点数を入れ合いながらゲームを進める。
プロルールでは山札から選手を雇ったり、試合と試合の合間に他チームの選手をスカウトしたりする。いずれもお金が動く。
まぁそんな感じなんだけど、ルールブックには細かいことがまったく書かれていない。少なくともプロルールはルールとしての機能を携えていないので、遊ぶ方でハウスルールを作らないとゲームが出来ないのが厄介だ。よくもこんな未完のルールを・・・
さて、そんな感じでプロルールを推し進めるのも大変なのだが、ゲーム中にプレイできるカードの壊れっぷりも中々に致命的。ピリオド中の相手カードの能力を1に出来るものがあって、これをキーパーに出されると防御がザルになったりする。ゲームの駆け引き以前にヤバいカードを引けるかどうかが試合を決めてしまっている。おそらくキーパーに使うとバランスが崩れることまで頭が回らなかったんだろう。作者は遊んだことあるのだろか・・・。
しかしまぁ、いまさらこのゲームを遊ぶ輩であれば、そんなぶっ壊れたところも含めて愛せるに違いなかろう。よし。毎週やろうじゃないか。なぁ諸君。
◆ベガス

今年のSDJに最終ノミネートしている話題作。
毎手番大量のサイコロを振って、6つある場のいずれかに出目を置く。全員のサイコロが無くなるまでぐるぐる手番を続けて、エリアマジョリティで横に置かれたお金(勝利点)を貰う。これを4ラウンドやる。
ダイスを大量に使うものの、出目をどうするかはプレイヤーが決めるので、タイトルから連想されるような博打感はない。ある意味ドイツらしい、何をやってるのかわからないゲームだ。
中立ダイスを加えてのアドバンスゲームでプレイしたのだが・・・、システム的な狙いは理解しつつも、どう盛り上がれば良いのかよくわからなかった。少なくともベガスだイェー!みたいなのはない。
ダイスを振った後のエリアマジョリティ部分は丁寧。まぁまぁ良くできてる。でも地味。余計にベガスらしくない。
同人ゲームっぽいという意見まで出てくるものの、決して悪いゲームではないというのも全員一致。
イスタリの傑作「イスファハン」に似たところがあるが、あれと違って悩ましさが軽く、一喜一憂しにくいのが難。
これがSDJ取ったら益々影の薄い賞になるなぁ。いや、個人的な話ね。
それがビッグバントーナメントだ。
今夜は待望のプロルール式ドリームチーム。
なんせプロルールで遊ばないとドリームなチームを作ることができないので、こうして遊ばないとタイトルが名ばかりになってしまうのだ!
◆ドリームチーム Today's DOOM!!

選手リストやらスコアマシーンやらチップやら、とにかくいろいろ用意しなければプロルールをスムーズに遊ぶことは難しい。
6つあるチームから1つを選び、スペシャル選手1人を加えたものが初期チームになる。
試合は3つのピリオドに別れており、ピリオド毎に5人のフィールド選手と1人のキーパーを選んでクリケットをやる。先行が攻撃する選手を出し、後攻が防御する選手をだし、攻撃力と防御力の差分だけシュートチャンスがやってくる。シュートはサイコロの出目を1つ選んで出し、キーパー側は能力数のサイコロでガードする出目を決めて出す。こうして点数を入れ合いながらゲームを進める。
プロルールでは山札から選手を雇ったり、試合と試合の合間に他チームの選手をスカウトしたりする。いずれもお金が動く。
まぁそんな感じなんだけど、ルールブックには細かいことがまったく書かれていない。少なくともプロルールはルールとしての機能を携えていないので、遊ぶ方でハウスルールを作らないとゲームが出来ないのが厄介だ。
さて、そんな感じでプロルールを推し進めるのも大変なのだが、ゲーム中にプレイできるカードの壊れっぷりも中々に致命的。ピリオド中の相手カードの能力を1に出来るものがあって、これをキーパーに出されると防御がザルになったりする。ゲームの駆け引き以前にヤバいカードを引けるかどうかが試合を決めてしまっている。おそらくキーパーに使うとバランスが崩れることまで頭が回らなかったんだろう。作者は遊んだことあるのだろか・・・。
しかしまぁ、いまさらこのゲームを遊ぶ輩であれば、そんなぶっ壊れたところも含めて愛せるに違いなかろう。よし。毎週やろうじゃないか。なぁ諸君。
◆ベガス

今年のSDJに最終ノミネートしている話題作。
毎手番大量のサイコロを振って、6つある場のいずれかに出目を置く。全員のサイコロが無くなるまでぐるぐる手番を続けて、エリアマジョリティで横に置かれたお金(勝利点)を貰う。これを4ラウンドやる。
ダイスを大量に使うものの、出目をどうするかはプレイヤーが決めるので、タイトルから連想されるような博打感はない。ある意味ドイツらしい、何をやってるのかわからないゲームだ。
中立ダイスを加えてのアドバンスゲームでプレイしたのだが・・・、システム的な狙いは理解しつつも、どう盛り上がれば良いのかよくわからなかった。少なくともベガスだイェー!みたいなのはない。
ダイスを振った後のエリアマジョリティ部分は丁寧。まぁまぁ良くできてる。でも地味。余計にベガスらしくない。
同人ゲームっぽいという意見まで出てくるものの、決して悪いゲームではないというのも全員一致。
イスタリの傑作「イスファハン」に似たところがあるが、あれと違って悩ましさが軽く、一喜一憂しにくいのが難。
これがSDJ取ったら益々影の薄い賞になるなぁ。いや、個人的な話ね。
紹介:村人と悪人
「交通渋滞が多発しています。」
やべやべ。鉄道鉄道。
「犯罪が多発しています。」
警察署、警察署っと。
「税率が高すぎて住民が困っています。」
んなこと言われても借金返せないんだもんよー。
・・・やったよね。シムシティ。
自分で街を作れるゲームというだけでワクワクしたもんだ。
今、ボードゲームにはこの手のものがいっぱいある。国なり街なり畑なり、好きなジャンルを選んで遊べるってくらい贅沢なラインナップだ。
今回紹介する「村人と悪人」は、村長になって村を作るゲーム。
村人を集め、建物を作り、生産力や能力を増やしていくところは良くある拡大再生産だが、災いも同時にやってくるあたりはちょっとシムシティライクだ。

箱。結構小さい箱で、ielloのビブリオスくらいかな。
味のあるイラストはこのゲームの作者が直接描いたもの。なかなかうまい。
メーカーは弱小な感じの無名メーカーで、スタジオ9というらしい。これ以外にトレジャーなんちゃらってゲームがあって、それは拡張も出ているようなのだが見かけたことが無い。

中身。なんといっても主役はカード。
100枚以上のカードには同じ物が一つもない。すべてオリジナルイラスト。
別に日本語化しなくても遊べるレベルの言語依存だったけど、一応全てシール貼っておいた。かつスリーブにも入れた。
同じカードが無い分すげー苦労した。もうしばらくシール作りはやらん。
さてこのゲーム、先に申した通り村づくりゲームである。
ざっくり流れを解説すれば、
①カードを補充
②お金を払ってカードをプレイ
③災厄と戦う
④収入を得る
⑤建物を建てる
を繰り返して進めていく。

カードの補充はドラフト式。
手番プレイヤーから欲しいカードを宣言してサイコロを振る。
左から数えて、サイコロの数字までにそのカードが収まっていればゲットできる。収まっていなかったら一番左にあるカードを取らなければならない。
ラウンド中はカードが補充されないので、ご手番になるほどカードの選択肢がなくなり、その代わり狙ったカードが取りやすくなる。

通常のカードはゲットすると手札に入る。
自分の村にプレイするには左下に記されたお金を払わなければならない。
また、最初から持っているカードが2枚あるが、めんどくさいので説明は割愛する。

お金を払ってプレイしたカードは自分の前に並べられる。
ちなみにカードは種類によって色が違う。
緑色は村人。
主に収入フェイズでお金を生んでくれるが、それ以外にも特殊な能力を持った奴がいくつかある。
赤色は災厄。
この色のカードだけはゲットした瞬間に村に置かれてしまう。
これをラウンド中に解決できないと、お金が減ったりなどのマイナス効果がある。
上の写真では魔女が村に侵入したという状況。
ちなみに災厄カード以外はラウンド終了時に手札補充場所から撤去されるが、災厄は無くならないので、出てきた限りは誰かが引き受けるような形になる。
灰色は英雄。
通常、災厄に対して村長(あなた)がサイコロを振って対抗できるのだが、災厄がいっぱいあったり手強い相手だったりすると解決が間に合わなくなる。そのために雇いたいのがこいつらだ。
村長の攻撃が失敗しても、英雄が同じように災厄に対抗できる。しかもサイコロへプラス効果を持っている奴もいるので大変頼りになる。カッコいい。
紫色は建物。
上は序盤の写真なので出ていないが、主に勝利点を生み出すカードである。
高額な物が多く、中盤以降でないと中々買えない。

また、紫色の建物に特に多い効果として、“ペア”という概念がある。
これは、特定のカードとカードの間に発生するボーナスで、2枚が揃っていることでゲーム終了時に勝利点を生み出すというものだ。
ただし、同じカードがほとんどない故にペアは作れて2組かそこらだろう。
そして気を付けたいのはゲームの終了条件。
どこかで聞いたことのあるルールだが、誰かの村に置かれたカードが10枚以上になったら終わってしまう。
これには災厄のカードも含まれるので要注意だ。
最後に勝利点の計算。
建物などのカードの基本勝利点、ペアの勝利点、説明を省いた初期手札を残したことによる点。
さらに英雄が一番多い人、解決した災厄が一番多い人などにボーナス。全部足して勝者を決める。
【評価】

【所感】
豪華なイラストだけがウリのゲームと思いきや、細かなルールが機能していて楽しめる作品になっています。勝ち筋もいくつかあって、建物が建てられなかったからといって負けるとは限りません。
サイコロ使ったゆるいプレイ感がこのゲームのアートワークと合っていて、良い雰囲気になっています。
やべやべ。鉄道鉄道。
「犯罪が多発しています。」
警察署、警察署っと。
「税率が高すぎて住民が困っています。」
んなこと言われても借金返せないんだもんよー。
・・・やったよね。シムシティ。
自分で街を作れるゲームというだけでワクワクしたもんだ。
今、ボードゲームにはこの手のものがいっぱいある。国なり街なり畑なり、好きなジャンルを選んで遊べるってくらい贅沢なラインナップだ。
今回紹介する「村人と悪人」は、村長になって村を作るゲーム。
村人を集め、建物を作り、生産力や能力を増やしていくところは良くある拡大再生産だが、災いも同時にやってくるあたりはちょっとシムシティライクだ。

箱。結構小さい箱で、ielloのビブリオスくらいかな。
味のあるイラストはこのゲームの作者が直接描いたもの。なかなかうまい。
メーカーは弱小な感じの無名メーカーで、スタジオ9というらしい。これ以外にトレジャーなんちゃらってゲームがあって、それは拡張も出ているようなのだが見かけたことが無い。

中身。なんといっても主役はカード。
100枚以上のカードには同じ物が一つもない。すべてオリジナルイラスト。
別に日本語化しなくても遊べるレベルの言語依存だったけど、一応全てシール貼っておいた。かつスリーブにも入れた。
同じカードが無い分すげー苦労した。もうしばらくシール作りはやらん。
さてこのゲーム、先に申した通り村づくりゲームである。
ざっくり流れを解説すれば、
①カードを補充
②お金を払ってカードをプレイ
③災厄と戦う
④収入を得る
⑤建物を建てる
を繰り返して進めていく。

カードの補充はドラフト式。
手番プレイヤーから欲しいカードを宣言してサイコロを振る。
左から数えて、サイコロの数字までにそのカードが収まっていればゲットできる。収まっていなかったら一番左にあるカードを取らなければならない。
ラウンド中はカードが補充されないので、ご手番になるほどカードの選択肢がなくなり、その代わり狙ったカードが取りやすくなる。

通常のカードはゲットすると手札に入る。
自分の村にプレイするには左下に記されたお金を払わなければならない。
また、最初から持っているカードが2枚あるが、めんどくさいので説明は割愛する。

お金を払ってプレイしたカードは自分の前に並べられる。
ちなみにカードは種類によって色が違う。
緑色は村人。
主に収入フェイズでお金を生んでくれるが、それ以外にも特殊な能力を持った奴がいくつかある。
赤色は災厄。
この色のカードだけはゲットした瞬間に村に置かれてしまう。
これをラウンド中に解決できないと、お金が減ったりなどのマイナス効果がある。
上の写真では魔女が村に侵入したという状況。
ちなみに災厄カード以外はラウンド終了時に手札補充場所から撤去されるが、災厄は無くならないので、出てきた限りは誰かが引き受けるような形になる。
灰色は英雄。
通常、災厄に対して村長(あなた)がサイコロを振って対抗できるのだが、災厄がいっぱいあったり手強い相手だったりすると解決が間に合わなくなる。そのために雇いたいのがこいつらだ。
村長の攻撃が失敗しても、英雄が同じように災厄に対抗できる。しかもサイコロへプラス効果を持っている奴もいるので大変頼りになる。カッコいい。
紫色は建物。
上は序盤の写真なので出ていないが、主に勝利点を生み出すカードである。
高額な物が多く、中盤以降でないと中々買えない。

また、紫色の建物に特に多い効果として、“ペア”という概念がある。
これは、特定のカードとカードの間に発生するボーナスで、2枚が揃っていることでゲーム終了時に勝利点を生み出すというものだ。
ただし、同じカードがほとんどない故にペアは作れて2組かそこらだろう。
そして気を付けたいのはゲームの終了条件。
どこかで聞いたことのあるルールだが、誰かの村に置かれたカードが10枚以上になったら終わってしまう。
これには災厄のカードも含まれるので要注意だ。
最後に勝利点の計算。
建物などのカードの基本勝利点、ペアの勝利点、説明を省いた初期手札を残したことによる点。
さらに英雄が一番多い人、解決した災厄が一番多い人などにボーナス。全部足して勝者を決める。
【評価】

【所感】
豪華なイラストだけがウリのゲームと思いきや、細かなルールが機能していて楽しめる作品になっています。勝ち筋もいくつかあって、建物が建てられなかったからといって負けるとは限りません。
サイコロ使ったゆるいプレイ感がこのゲームのアートワークと合っていて、良い雰囲気になっています。
哀しき獣(65点)
◆哀しき獣
★★★★★★☆☆☆☆(65点)

手斧と妻とその愛人と私
朝鮮族の貧困層である主人公は、韓国へ出稼ぎに出た妻と連絡が取れない。
残されたのはパスポートを手配するために作ったヤクザな借金。荒れる生活。
そんな主人公に声を掛けるチャン社長。韓国で人を殺して来れば借金分の金を払うという。この話に乗れば妻に会うこともできるのだ・・・。主人公は一人韓国へ密入国する。
殺しの目処は早々についた主人公。同時に妻を探すがこちらは難航する。どうやら魚屋の男と同棲していたらしいことはわかったのだが・・・。
帰りの密航船までの期日も迫り、とにかく殺人を決行しようとしたその時、ターゲットが目の前で第三者に殺害される。騒動に巻き込まれた主人公は殺人事件の犯人として追われる身に・・・。
なんとか逃げおおせたものの、蓋を開けば帰りの密航船は無い。
八方ふさがりの主人公は、せめて黒幕だけでも突き止めようと踵を返す・・・
狂犬病にかかった愛犬が兄弟犬を殺し、追い払われた後に痩せ細って死んだというエピソードに始まる本作は、正体不明の執着心やら業やらに翻弄された男たちが狂い殺し合う話である。
主人公を追う韓国マフィア、そこにミョン社長までやってきて肉弾戦の嵐。もう、何のためにやってるのかわからない。あっちゃこっちゃで殺しの依頼があり、それがバラバラのタイミングで明かされるので見ている方は動機もわかりづらく、混乱する。
最後の最後、くっだらねぇ真相が垣間見えたあたりで彼らが患った病気のやるせなさを感じる仕組みだと思うのだが、なんにつけてもはっきりとした提示がないのでボンヤリしたまま終わってしまう可能性もあり、勿体なく感じる。そこも含めて狙いか。
結局女性陣は何事にも関与していなそうな所と、主人公が妻に何したいかわからないあたりはとても良かった。
バイオレンスシーンに関しては期待を裏切ることはないだろう。
韓国お得意の片手武器が全編通して活躍する。血みどろバイオレンスやらせたら右に出る国がないわ!
ただ残念なのは、一級手斧使いであり本作において唯一仕事で動く男“ミョン社長”の格闘シーンのほとんどが、演出でカットされていることだ。キター!と思ったら事後シーンにジャンプ、みたいな。演出としては正しいように思えるけど、綻びかけた手斧ファンの口元をどうしてくれようというのか。その点やるならやってあげてほしい。
注意:手斧は正しい用途に使ってね!
★★★★★★☆☆☆☆(65点)

手斧と妻とその愛人と私
朝鮮族の貧困層である主人公は、韓国へ出稼ぎに出た妻と連絡が取れない。
残されたのはパスポートを手配するために作ったヤクザな借金。荒れる生活。
そんな主人公に声を掛けるチャン社長。韓国で人を殺して来れば借金分の金を払うという。この話に乗れば妻に会うこともできるのだ・・・。主人公は一人韓国へ密入国する。
殺しの目処は早々についた主人公。同時に妻を探すがこちらは難航する。どうやら魚屋の男と同棲していたらしいことはわかったのだが・・・。
帰りの密航船までの期日も迫り、とにかく殺人を決行しようとしたその時、ターゲットが目の前で第三者に殺害される。騒動に巻き込まれた主人公は殺人事件の犯人として追われる身に・・・。
なんとか逃げおおせたものの、蓋を開けば帰りの密航船は無い。
八方ふさがりの主人公は、せめて黒幕だけでも突き止めようと踵を返す・・・
狂犬病にかかった愛犬が兄弟犬を殺し、追い払われた後に痩せ細って死んだというエピソードに始まる本作は、正体不明の執着心やら業やらに翻弄された男たちが狂い殺し合う話である。
主人公を追う韓国マフィア、そこにミョン社長までやってきて肉弾戦の嵐。もう、何のためにやってるのかわからない。あっちゃこっちゃで殺しの依頼があり、それがバラバラのタイミングで明かされるので見ている方は動機もわかりづらく、混乱する。
最後の最後、くっだらねぇ真相が垣間見えたあたりで彼らが患った病気のやるせなさを感じる仕組みだと思うのだが、なんにつけてもはっきりとした提示がないのでボンヤリしたまま終わってしまう可能性もあり、勿体なく感じる。そこも含めて狙いか。
結局女性陣は何事にも関与していなそうな所と、主人公が妻に何したいかわからないあたりはとても良かった。
バイオレンスシーンに関しては期待を裏切ることはないだろう。
韓国お得意の片手武器が全編通して活躍する。血みどろバイオレンスやらせたら右に出る国がないわ!
ただ残念なのは、一級手斧使いであり本作において唯一仕事で動く男“ミョン社長”の格闘シーンのほとんどが、演出でカットされていることだ。キター!と思ったら事後シーンにジャンプ、みたいな。演出としては正しいように思えるけど、綻びかけた手斧ファンの口元をどうしてくれようというのか。その点やるならやってあげてほしい。
注意:手斧は正しい用途に使ってね!
ビッグバントーナメント・エントリーシート 6月分
誇り高きドゥームナイトは剣の手入れを怠らない。故に6月の残るラインナップも相当な荒くれである。
◆遊星からの物体X
プレゼンター:いたる師匠

映画&ボドゲファンであれば脊髄に電撃が走る素晴らしい見た目。
解説など不要!体感するのみである!
ただ時間の関係で来週以降になりそう。
◆ドリームチーム(プロ仕様)
プレゼンター:オビ湾

移籍ありのプロ仕様。
時間がかかりそうなので今週出来るかどうか。
事前エントリーは以上。
◆遊星からの物体X
プレゼンター:いたる師匠

映画&ボドゲファンであれば脊髄に電撃が走る素晴らしい見た目。
解説など不要!体感するのみである!
ただ時間の関係で来週以降になりそう。
◆ドリームチーム(プロ仕様)
プレゼンター:オビ湾

移籍ありのプロ仕様。
時間がかかりそうなので今週出来るかどうか。
事前エントリーは以上。
BG紹介:イノベーション
一昨年あたりからヘビーゲーマーを騒がしていた「イノベーション」は、人類の文明と発明の軌跡を辿るダイナミックなアイテムである。
作者は「グローリー・トゥ・ローマ」のカール・チャデク。
沢山のカードを使い、それを大量にスタックさせるところはこのゲームも共通だ。

ielloからリリースされた新版で、かつ日本語版。
最初にオビ湾が遊んだ版は色気もそっけもないデザインだったが、キレイ目なイラストをたんまり使って生まれ変わっている。箱はielloオリジナルのマグネット付開閉箱だ。ビブリオスと同じ奴。

中身。
カードはエンボスこそ掛かっていないが、厚みもあってわるくない。
それに説明書を兼ねた分厚いマイボードが付いている。
同人ぽかった最初の版とは違い、高級感がある。
さて、ゲームの方を見てみよう。

イノベーションでは時代が1から10までに別けられている。数字が大きいほど現代に近い。
各時代のカードには当時の発明や文化が記されており、それぞれそれっぽい能力が付いている。
このゲームで勝利するためには、まず自分の国の影響力を上げ、各時代の征服者となること。
こうして征服した時代のカードが規定枚数に達したプレイヤーの勝利である。また、時代の征服と同等の価値を持つ文明カードを特殊条件を満たすことで手に入れる方法もある。

手番になったらアクションを2回行える。
まずは時代カードのプレイ。
時代カードはジャンル毎に5色に別れており、それぞれに積み重ねていく感じ。ただし一番上のカードしか特殊能力は発揮できない。
また、時代カードの特殊能力を発揮させるのも1回分のアクションだ。
特殊能力は自分が手札を引いたり、他プレイヤーに嫌がらせしたり、様々。
この時大事なのが自分のカードに示されたアイコンの数である。
カードには左上、左下、真中下、右下の4か所にアイコンが描かれており、これの数が他のプレイヤーより優れているかどうかで発動できるできないというのがある。一部例外はあるものの、基本的に多い方が良い。

文明が進んでいくと“カードを●●(方向)に展開する”という能力が出てくる。
展開とは上の写真の様にカードをずらすこと。これにより見えるアイコンが増えるというわけだ。しかも先ほど説明したアイコンの配置が仕掛けになっていて、展開する方向に寄り増えるアイコンが異なる。当然、一番効果が強いのは上方向に展開した場合だ。(重ねたカード1枚につき、アイコン3個増加。)
この展開を早い段階で行えるか否かがひとつの勝負どころだ。

カードの中には“●●のカードを自分の影響力に加える”的な指示があるだろう。
こうして影響力になったカードは自分のボードの左側に埋められていく。
影響力はそのカードの時代の数字がそのまま影響値になる。
そしてこの影響値がある時代の数字の5倍になった時、アクションを使用してその時代を制覇出来るのだ。(制覇した時代はボードの左側へ埋める)
プレイ人数によって異なる規定枚数に制覇したカードが達したら、その場で勝利である。
とにかく全てのカードにテキスト満載で、1回や2回のプレイでは覚えられないし、そもそも覚えられるような内容でもない。だからテンポは悪いし、他のプレイヤーが何やってるのかもわかりにくいゲームである。
それでも面白いのは、はちゃめちゃな特殊能力の爽快感と、時代が次々と進んでいくスピード感からだろうか。
【評価】

【所感】
テーマもやってることも世界の七不思議に似たところがありますが、イノベーションは歴史イベントが焦点になっているためか、雰囲気は大分違います。他のプレイヤーが何やってるのかまではわかりにくいですが、アイコンの数くらべという非常にわかりやすい形で絡みがあるのは良いと思います。
カードには歴史イベントの詳細が書かれてていませんので、タイトルだけで内容がわかる大人向けのゲームです。
作者は「グローリー・トゥ・ローマ」のカール・チャデク。
沢山のカードを使い、それを大量にスタックさせるところはこのゲームも共通だ。

ielloからリリースされた新版で、かつ日本語版。
最初にオビ湾が遊んだ版は色気もそっけもないデザインだったが、キレイ目なイラストをたんまり使って生まれ変わっている。箱はielloオリジナルのマグネット付開閉箱だ。ビブリオスと同じ奴。

中身。
カードはエンボスこそ掛かっていないが、厚みもあってわるくない。
それに説明書を兼ねた分厚いマイボードが付いている。
同人ぽかった最初の版とは違い、高級感がある。
さて、ゲームの方を見てみよう。

イノベーションでは時代が1から10までに別けられている。数字が大きいほど現代に近い。
各時代のカードには当時の発明や文化が記されており、それぞれそれっぽい能力が付いている。
このゲームで勝利するためには、まず自分の国の影響力を上げ、各時代の征服者となること。
こうして征服した時代のカードが規定枚数に達したプレイヤーの勝利である。また、時代の征服と同等の価値を持つ文明カードを特殊条件を満たすことで手に入れる方法もある。

手番になったらアクションを2回行える。
まずは時代カードのプレイ。
時代カードはジャンル毎に5色に別れており、それぞれに積み重ねていく感じ。ただし一番上のカードしか特殊能力は発揮できない。
また、時代カードの特殊能力を発揮させるのも1回分のアクションだ。
特殊能力は自分が手札を引いたり、他プレイヤーに嫌がらせしたり、様々。
この時大事なのが自分のカードに示されたアイコンの数である。
カードには左上、左下、真中下、右下の4か所にアイコンが描かれており、これの数が他のプレイヤーより優れているかどうかで発動できるできないというのがある。一部例外はあるものの、基本的に多い方が良い。

文明が進んでいくと“カードを●●(方向)に展開する”という能力が出てくる。
展開とは上の写真の様にカードをずらすこと。これにより見えるアイコンが増えるというわけだ。しかも先ほど説明したアイコンの配置が仕掛けになっていて、展開する方向に寄り増えるアイコンが異なる。当然、一番効果が強いのは上方向に展開した場合だ。(重ねたカード1枚につき、アイコン3個増加。)
この展開を早い段階で行えるか否かがひとつの勝負どころだ。

カードの中には“●●のカードを自分の影響力に加える”的な指示があるだろう。
こうして影響力になったカードは自分のボードの左側に埋められていく。
影響力はそのカードの時代の数字がそのまま影響値になる。
そしてこの影響値がある時代の数字の5倍になった時、アクションを使用してその時代を制覇出来るのだ。(制覇した時代はボードの左側へ埋める)
プレイ人数によって異なる規定枚数に制覇したカードが達したら、その場で勝利である。
とにかく全てのカードにテキスト満載で、1回や2回のプレイでは覚えられないし、そもそも覚えられるような内容でもない。だからテンポは悪いし、他のプレイヤーが何やってるのかもわかりにくいゲームである。
それでも面白いのは、はちゃめちゃな特殊能力の爽快感と、時代が次々と進んでいくスピード感からだろうか。
【評価】

【所感】
テーマもやってることも世界の七不思議に似たところがありますが、イノベーションは歴史イベントが焦点になっているためか、雰囲気は大分違います。他のプレイヤーが何やってるのかまではわかりにくいですが、アイコンの数くらべという非常にわかりやすい形で絡みがあるのは良いと思います。
カードには歴史イベントの詳細が書かれてていませんので、タイトルだけで内容がわかる大人向けのゲームです。
紹介:エクィリブリオン
人気ゲームのOEM、同人のピックアップなど、精力的にネタをかき集めるZ-manだが、Z-manオリジナルのゲームと言うのは実は少ない。
今回紹介する「エクィリブリオン」は2年前に同社からリリースされた“オリジナル”ソリティアゲーム「オニリム」の続編だ。
それにしてもややっこしい名前で、なんとか覚えられるが口に出すと噛んでしまう。

Z-man小箱。
オニリムで話題になった水彩調のイラストは健在だ。

中身。
エンボス加工入りのカードで、基本ルール用と拡張ルール用と、いろいろ種類がある。
カード品質は悪くないように思ったのだけど、少し遊ぶとカードが反る癖があるみたい。
で、今回のテーマは“夢世界の平衡”。
光と闇のバランスを保つため、プレイヤーは1人立ち上がるのだ。

中央のカードに対して、左側に闇(マイナスカード)、右側に光(プラスカード)が並ぶ。
初期段階でこのように一列に2枚ずつカードが置かれている。
プレイヤーはここに手札からカードを追加することに寄り、各列の左右のバランスを取っていくのだ。

しかしこのカード。どこにでも自由に出せるというわけではない。
カードにはいわばスートの様なものがあって、中央のカードにそのマークが描かれている列でないとプレイできない。
これがかなりやっかいなので、“+4と-1は炎アイコンしかない”とか覚えておいた方が良いと思う。
で、その制限があると中々左右が均等にならないので、カードをプレイする以外の方法もある。
手札を捨てることで異なる列のカードと交換を行えるのだ。

また、カードを捨てることによってバランスが取れている列を回収することが出来る。そうして全ての中央のカードを回収すると成功というわけである。
当然、「オニリム」と同様にお邪魔な“混沌カード”というものがあってこれまた厄介だが、説明がめんどくさいので“すげー嫌なカード”ということでよしとしてほしい。
続いてこれらのルールになれたら拡張を導入してみよう。

拡張その1。禁断の本。
このゲームの体力である山札から2枚捨て札にする毎に1枚の特殊能力が手に入る。
ゲーム開始時に何枚めくるか決めなくてはならず、ちょっと博打な感じ。

拡張その2。大広間とメタス。
追加の中央カードとプレイカード。
中央カードにはスートの制限がなく、プレイカードはプラスとマイナスと2種類選べるというもの。
スートが関係なくなる中央カードは攻略上の重要拠点になる。
どちらの拡張もゲームを難しくするという感じではない。本当は全部載せルールだったのを、シンプルに削ったのが基本ルール、というのが真相かもしれない。
【評価】

【所感】
前作は評判が良かったですが、同じようなプレイ感のゲームをまったく違うシステムでリリースするというところが素晴らしいなと思いました。
三作目期待したいです。
今回紹介する「エクィリブリオン」は2年前に同社からリリースされた“オリジナル”ソリティアゲーム「オニリム」の続編だ。
それにしてもややっこしい名前で、なんとか覚えられるが口に出すと噛んでしまう。

Z-man小箱。
オニリムで話題になった水彩調のイラストは健在だ。

中身。
エンボス加工入りのカードで、基本ルール用と拡張ルール用と、いろいろ種類がある。
カード品質は悪くないように思ったのだけど、少し遊ぶとカードが反る癖があるみたい。
で、今回のテーマは“夢世界の平衡”。
光と闇のバランスを保つため、プレイヤーは1人立ち上がるのだ。

中央のカードに対して、左側に闇(マイナスカード)、右側に光(プラスカード)が並ぶ。
初期段階でこのように一列に2枚ずつカードが置かれている。
プレイヤーはここに手札からカードを追加することに寄り、各列の左右のバランスを取っていくのだ。

しかしこのカード。どこにでも自由に出せるというわけではない。
カードにはいわばスートの様なものがあって、中央のカードにそのマークが描かれている列でないとプレイできない。
これがかなりやっかいなので、“+4と-1は炎アイコンしかない”とか覚えておいた方が良いと思う。
で、その制限があると中々左右が均等にならないので、カードをプレイする以外の方法もある。
手札を捨てることで異なる列のカードと交換を行えるのだ。

また、カードを捨てることによってバランスが取れている列を回収することが出来る。そうして全ての中央のカードを回収すると成功というわけである。
当然、「オニリム」と同様にお邪魔な“混沌カード”というものがあってこれまた厄介だが、説明がめんどくさいので“すげー嫌なカード”ということでよしとしてほしい。
続いてこれらのルールになれたら拡張を導入してみよう。

拡張その1。禁断の本。
このゲームの体力である山札から2枚捨て札にする毎に1枚の特殊能力が手に入る。
ゲーム開始時に何枚めくるか決めなくてはならず、ちょっと博打な感じ。

拡張その2。大広間とメタス。
追加の中央カードとプレイカード。
中央カードにはスートの制限がなく、プレイカードはプラスとマイナスと2種類選べるというもの。
スートが関係なくなる中央カードは攻略上の重要拠点になる。
どちらの拡張もゲームを難しくするという感じではない。本当は全部載せルールだったのを、シンプルに削ったのが基本ルール、というのが真相かもしれない。
【評価】

【所感】
前作は評判が良かったですが、同じようなプレイ感のゲームをまったく違うシステムでリリースするというところが素晴らしいなと思いました。
三作目期待したいです。
ビッグバントーナメント第九夜~夢と発明と村人と悪人
世界中から年代、ジャンルを飛び越えて集まったメチャイケでヤバいゲームのバトルロワイヤル。
それがビッグバントーナメントだ。
まずは話題のソロゲーム「エクィリブリオン」。
名探偵コナンにクリソツと話題のタメラがチャレンジ。
◆エクィリブリオン

オビ湾は7回チャレンジして一回もクリアできていなかったので激ムズと思っていたのだが、混沌カードは交換不可と勘違いしていたことが分かった。
まぁそれでもムズ目なことに違いはなく、名探偵コナンにクリソツと話題のタメラも憤死していた。
続いて先日キレイな日本語版が出たばかりのコレ。
◆イノベーション

以前ドゥームで初版をプレイしたことがあるが、このバージョンは初めて。
どえらく綺麗になった。
序盤からカードを横に展開してリソースを増やすオビ湾だったが、名探偵コナンにクリソツと話題のタメラがカードを奪う効果を連発して妨害。
それでも展開系のカードでコンボを組んでまくしあげ、相手をリソース血祭りにあげたところで影響力カード強奪し、一気に終了条件を達成。運だ。
◆村人と悪人

本日のメインディッシュ。完全日本語化でプレイ。
オビ湾は村人、ヒーロー、街を万遍なく。
サーカワはヒーローが足りず、女スパイを追い払えずに苦労。
名探偵コナンにクリソツと話題のタメラはヒーローを多数雇い、活動家にイベントを集めさせ、チャレンジにも果敢に挑戦して財政を切り盛り。勝利して見せた。
サイコロ半分、計画半分なヌルゲー。しかしまったくしっかりしてないわけではなく、システム上のからくりは一応整っている。が、100枚を超えるユニークカードとそのイラストが脱力ゲーたるアトモスフィアを醸し出している。
イイ。拡張希望。
以上。
ドリームチームは来週以降へ!
それがビッグバントーナメントだ。
まずは話題のソロゲーム「エクィリブリオン」。
名探偵コナンにクリソツと話題のタメラがチャレンジ。
◆エクィリブリオン

オビ湾は7回チャレンジして一回もクリアできていなかったので激ムズと思っていたのだが、混沌カードは交換不可と勘違いしていたことが分かった。
まぁそれでもムズ目なことに違いはなく、名探偵コナンにクリソツと話題のタメラも憤死していた。
続いて先日キレイな日本語版が出たばかりのコレ。
◆イノベーション

以前ドゥームで初版をプレイしたことがあるが、このバージョンは初めて。
どえらく綺麗になった。
序盤からカードを横に展開してリソースを増やすオビ湾だったが、名探偵コナンにクリソツと話題のタメラがカードを奪う効果を連発して妨害。
それでも展開系のカードでコンボを組んでまくしあげ、相手をリソース血祭りにあげたところで影響力カード強奪し、一気に終了条件を達成。運だ。
◆村人と悪人

本日のメインディッシュ。完全日本語化でプレイ。
オビ湾は村人、ヒーロー、街を万遍なく。
サーカワはヒーローが足りず、女スパイを追い払えずに苦労。
名探偵コナンにクリソツと話題のタメラはヒーローを多数雇い、活動家にイベントを集めさせ、チャレンジにも果敢に挑戦して財政を切り盛り。勝利して見せた。
サイコロ半分、計画半分なヌルゲー。しかしまったくしっかりしてないわけではなく、システム上のからくりは一応整っている。が、100枚を超えるユニークカードとそのイラストが脱力ゲーたるアトモスフィアを醸し出している。
イイ。拡張希望。
以上。
ドリームチームは来週以降へ!
ビッグバントーナメント・エントリーシート for 20120605Doom
毎週日曜日に前出しするビッグバントーナメントのエントリーシート。
◆エントリー#1
「村人と悪人」

前回は日本語化が間に合わなかったが、今回日本語シール貼りとスリーブ入れが済んで準備万端。
おらが村を守るためにヒーローを雇い、お金と能力を得るために村人を増やし、勝利点のために建物を建てる。
◆エントリー#2
「ドリームチーム(プロルール用)」

アバクスの変態ホッケーゲーム「ドリームチーム」。
通常ルールでは固定されたチームを担当しての戦いになる。これではタイトルが名ばかりだ。
しかしプロルールを採用すると試合ごとに入ってくるお金で他チームの選手を引き抜くことが出来る。当然残留させるにもお金が必要になったりなど、まさにプロ仕様。そのために貨幣が必要になったりメンバー一覧表が必要になったりするが、もちろん用意した。思う存分ドリームチームしようではないか。
◆エントリー#3
「レストラン」

ウヴェ先生が豆シリーズのルールを応用して作ったパズルチックなゲーム。
ちょっと粗さが目立つのだが、一応スペースビーンズと同時期に作られたっぽい。
以上。
◆エントリー#1
「村人と悪人」

前回は日本語化が間に合わなかったが、今回日本語シール貼りとスリーブ入れが済んで準備万端。
おらが村を守るためにヒーローを雇い、お金と能力を得るために村人を増やし、勝利点のために建物を建てる。
◆エントリー#2
「ドリームチーム(プロルール用)」

アバクスの変態ホッケーゲーム「ドリームチーム」。
通常ルールでは固定されたチームを担当しての戦いになる。これではタイトルが名ばかりだ。
しかしプロルールを採用すると試合ごとに入ってくるお金で他チームの選手を引き抜くことが出来る。当然残留させるにもお金が必要になったりなど、まさにプロ仕様。そのために貨幣が必要になったりメンバー一覧表が必要になったりするが、もちろん用意した。思う存分ドリームチームしようではないか。
◆エントリー#3
「レストラン」

ウヴェ先生が豆シリーズのルールを応用して作ったパズルチックなゲーム。
ちょっと粗さが目立つのだが、一応スペースビーンズと同時期に作られたっぽい。
以上。
CatShitOne(68点)、ベルセルク黄金時代編Ⅰ(63点)
原作漫画⇒CG映画2本立て。
普通にレビューしてても間に合わないので、こんな感じでテーマ解放したいと思う。
今回はどちらも戦術レベルの表現に拘り有り。期待していなかったからおら2倍楽しめたぞ!なぁ!クリリン!
◆Cat Shit One
★★★★★★☆☆☆☆(68点)

原作と変わらぬマッチョなフェティズム
小林源文の大人気戦争漫画「CatShitOne」のアニメーション映画!
アメリカ特殊部隊を動物に見立てシュールに拘りを描いて見せる原作は、ディティールがわからない素人にもリアルに映る傑作だ。オビ湾はコンバットマガジンを拝読できるようなレベルに無いが、単行本化された後に夢中になった手合いである。大抵のGeekはジャンルに限らずGeekが好きなのである。
しかし残念ながらこの映画、製作開始からしばらく経ったところで“Youtube配信”になることが告知されてしまった。まぁ確かに、この内容だとあっちの連中がいっぱい絡んでくるだろうから、そう簡単に劇場公開はできんのだろう。(狸の着ぐるみ非難するような連中だからなぁ、ほんと恐ろしい。)
で、肝心の出来は・・・・見ごたえあり!
うぉー、これで2時間やるのかー!っと思ったら30分アニメだった。あぁ、予算が付かなくなったのね。この拘りとクオリティが続けば傑作だったのだが。
ちなみに登場するのはパッキーとボタスキーだけ。
舞台は中東のどこか。
ラッツとチコも交ぜてVSベトコン戦が見たいなぁ。OVAで是非。是非。
◆ベルセルク 黄金時代編Ⅰ
★★★★★★☆☆☆☆(63点)

重い剣術シーンがイカス
オビ湾は和製アクションゲームが肌に合いにくい。細身の主人公が自身の5倍は重量がありそうな剣を、プラスティックの如く振り回すのに脳みそが本能的に付いて行かんのだ。臨場感が得られない。
その点、映画版ベルセルクの大剣振りはすごくイイ。さすが中世剣術マニアのおっさんに師事しただけのことはある。中世剣術マニアについてはこちら。
アクションシーンのカメラワークも良く、原作未読でも雰囲気を楽しめた。思ったより大河的なところがある漫画なんかな。キャラ彫りがありそうなセリフが多い。映画ではこのくらいが限度だろうから漫画の方を読みたいと思った。
映画的にはこんな感じで良いと思うよ。同じ迫力があるなら次作はレイトショーで見ようかと思う。
普通にレビューしてても間に合わないので、こんな感じでテーマ解放したいと思う。
今回はどちらも戦術レベルの表現に拘り有り。期待していなかったからおら2倍楽しめたぞ!なぁ!クリリン!
◆Cat Shit One
★★★★★★☆☆☆☆(68点)

原作と変わらぬマッチョなフェティズム
小林源文の大人気戦争漫画「CatShitOne」のアニメーション映画!
アメリカ特殊部隊を動物に見立てシュールに拘りを描いて見せる原作は、ディティールがわからない素人にもリアルに映る傑作だ。オビ湾はコンバットマガジンを拝読できるようなレベルに無いが、単行本化された後に夢中になった手合いである。大抵のGeekはジャンルに限らずGeekが好きなのである。
しかし残念ながらこの映画、製作開始からしばらく経ったところで“Youtube配信”になることが告知されてしまった。まぁ確かに、この内容だとあっちの連中がいっぱい絡んでくるだろうから、そう簡単に劇場公開はできんのだろう。(狸の着ぐるみ非難するような連中だからなぁ、ほんと恐ろしい。)
で、肝心の出来は・・・・見ごたえあり!
うぉー、これで2時間やるのかー!っと思ったら30分アニメだった。あぁ、予算が付かなくなったのね。この拘りとクオリティが続けば傑作だったのだが。
ちなみに登場するのはパッキーとボタスキーだけ。
舞台は中東のどこか。
ラッツとチコも交ぜてVSベトコン戦が見たいなぁ。OVAで是非。是非。
◆ベルセルク 黄金時代編Ⅰ
★★★★★★☆☆☆☆(63点)

重い剣術シーンがイカス
オビ湾は和製アクションゲームが肌に合いにくい。細身の主人公が自身の5倍は重量がありそうな剣を、プラスティックの如く振り回すのに脳みそが本能的に付いて行かんのだ。臨場感が得られない。
その点、映画版ベルセルクの大剣振りはすごくイイ。さすが中世剣術マニアのおっさんに師事しただけのことはある。中世剣術マニアについてはこちら。
アクションシーンのカメラワークも良く、原作未読でも雰囲気を楽しめた。思ったより大河的なところがある漫画なんかな。キャラ彫りがありそうなセリフが多い。映画ではこのくらいが限度だろうから漫画の方を読みたいと思った。
映画的にはこんな感じで良いと思うよ。同じ迫力があるなら次作はレイトショーで見ようかと思う。