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小箱備忘録~静岡へ

こんばんは。明日は大阪ゲームマーケットですね!楽しみですね!行けませんけど。

最近はこんなゲームで遊びました。

◆いらいらしないで・カードゲーム
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シュミット・シュピールの創始者が作ったという「いらいらしないで(パチーシ)」が今年で100周年。ということで、シュミットが100周年アイテムを大小さまざまにリリースしている。
いらいらしないで・カードゲームはクラマーとキースリングによるカードゲーム化だ。
ちなみにいらいらしないではダイスすごろくだが、これをカードゲーム版にしたものとしては「DOG」シリーズ(同じくシュミット)がある。そしてこの「DOG」も小箱アイテムとして「DOG・カードゲーム」が今年リリースされている。カードゲームなのにカードゲーム版とはいかに。(要はケルトカード的なもの) ちなみに「DOG・カードゲーム」もクラマーとキースリングである。
さて、「いらいらしないで・カードゲーム」だが、元ゲームほどの台無し感も悔しさもなく、かわいらしいゲームである。大人が遊ぶにはちょっと淡々としすぎている。

◆指輪物語・旅の仲間カードゲーム
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2年ほど前のKOSMOS小箱で、タイトルはゲーム内容から俺が勝手につけただけで内容的には旅の仲間~王の帰還まで含まれている。
プレイヤーは自分の前にいくつかの旅の仲間チームを結成し、場に並んでいるモルドールの敵カードを狩っていく。最後に獲得した敵カードの点数が最多のプレイヤーが勝利する。サンダーストーンみたいなゲームである。
国内流通しなかったのはドイツ語で特殊能力が書かれたカードが多いことと、指輪物語ネタは知らない人が買わないからだろう。

◆ザ・ペンギンズ・from・マダガスカル・カードゲーム
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ドリームワークスの映画をテーマにしたカードゲーム。KOSMOSお得意の子供向けタイアップ小箱だ。
神経衰弱のように広げられたカードを1枚ずつめくり、取りたければ取って自分の山に加えていく。この時、直前に取ったカードと同じペンギンだったり同じ背景の色だったりしてはいけない。
場のカードを誰も取れなくなったらゲーム終了で、各自間違えずに取れた最長カード枚数で勝負する。
まぁ、そんな感じなんだけど、こういうゲームって得意な人ほど楽しみにくい。いまさらだがメモリーゲームはゲームなのだろうか…と言ったら横にいるやつにこっぴどく怒られた。

それから明日は静岡マラソンなので出身地の静岡に戻ってきた。
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しっかりと松木安太郎トークショーに時間を合わせ、爆笑トークを拝聴した。
ショーの最高潮は"いまだから聞いちゃう安太郎なんでも答えます質問コーナー"で、ちびっ子の「お味噌汁には何が入っていますか」に会場のすべてが救われていた。キッズはニッポンの宝である。

以上。
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BG紹介:パレード(シュミットシュピール版)

※本記事は、過去に掲載したZ-man版「パレード」の内容を、シュミット版に合わせて更新した再録編集記事です。

国内版が流通後、和製ゲームの逆輸入版としてZ-manがリリースしていた「パレード」。ご存知bone5さんの傑作だ。
その後ちょっと変わったイラストで再度Z-manから再版されたが、今回は2015年にシュミットの新作としてリリースされるバージョンの「パレード」を紹介する。

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シュミットのプロデュースする「パレード」はアリス色を排し、ノンテーマで勝負。
9がシュッ!っと入っているネ!ノンテーマのパッケージアートって大変だなぁ。
boneさんのカードゲームデザインが個人的に好きだ。パレードも状況判断が難しいゲームではあるのに、売れてくれてうれしい。

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中身。エンボスのカード。構成は本家と違いなし。
ただ、追加コンポーネントとして、カードが何番目におかれているかわかりやすくするように折りたたんだシートが入っている。
これ、確かに便利ではあると思うのだが、ガチャガチャに入ってる紙みたいな感じなので、広げてもヘナって感じなんだよな。ちぇっ!

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テーブルの中央にパレードを作っていくゲームである。
毎手番、このパレードに手札からカードを1枚加えていくのが基本的な流れ。

列はどんどん長くなるわけだが、手番中に特定の条件を満たしてしまうと数字カードが反乱を起こす。反乱を起こしたカードは引き取らねばならず、これがゲームの勝敗を決めるマイナスカードになるので、極力おさえようという感じ。

ではどんなときに反乱を起こすのか。
第一に、新たに加えたカードと同じ色であるとき
第二に、新たに加えたカードの数字以下のカードのとき
である。
ただし、後ろから数えて、新たに加えたカードに書かれた数字までのカードは反乱を起こさない。
つまり、列が短いほど、加えるカードの数字が大きいほど反乱は起きにくく、列が長いほど、加えるカードの数字が小さいほど反乱は起きやすいのだ。

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最後の得点計算も工夫があって面白い。これがカードのプレイングを悩ましく、状況判断を要するポイントになっている。
通常は反乱して受け取ったカードに書かれた数字がそのまま失点である。
しかし各色ごとに最多枚数獲得のプレイヤーはその色の失点をカードの枚数とイコールにできる。
取るのならとことん、というのはクニツィアのポイズンと同じイメージだ。
また、この得点計算に至る前に、最後の手札のうち2枚をこの場に加えるというのも最後のアクセントになっている。

【評価】
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【所感まとめ】
大きな数字を使うタイミングや損得を考えたり、手軽でありながら程よいジレンマと状況判断が顔を出すゲームです。基本は我慢大会系ですが、小さい数字を受理して大事に備えたりとか、手札と相談しながら進める感じです。

◆パレードのパレード

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BG紹介:SANGOKU!

昨年のゲームマーケットでリリースされていた国産のバトルライン系三国志対戦カードゲーム「サンゴク」。
ゲームマーケットの会場で購入すると先着でプロモカードを2枚もらえるという利点があったのだが、実を言うと美化系キャラクターが苦手、という事情があって、当時は購入を見合わせたのであった。
その後、システムがバトルライン的なもので、カードには必要のないフレーバーテキストが満載という話を聞いて、三国志が好きなら外れないだろうと思って遅ればせながら購入したのだ。
結果、SANGOKU!は期待に応えてくれた。イラストはちょい苦手だが、しっかりおっさんもいるし、何よりフレーバーが良い。こういうシステムに関係ない愛情と努力が大好きだ。

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ダブルデッキサイズの小箱。リトルフューチャーという会社の商品で、同人ではない。しっかりした箱にしっかりしたパッケージアートが施されており、お値段はややお高めだが相応の質であることは箱を持てばわかる。
しかし驚くべきはその中身だ。

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なんと全てのキャラクターカードが丁寧なオリジナルイラストで、ストーリーに沿った個別の能力を与えられており、さらにさらにボリューム多めのフレーバーテキストまで書き下ろされている。めちゃくちゃ手が掛かっているのだ。
プレイヤーとしてうれしいのはやはりフレーバーテキストで、にわか三国志ファンの俺なんかだと「こいつなんだっけ?」となりがちなキャラクターが実際のところ半分はいるのだ。

カードにはキャラクター(武将以外もおる)の個別イラストとフレーバーに加え、兵科(弓とか騎馬とか帝とか)、所属(魏蜀呉漢)、特殊能力が書かれている。

プレイヤーは手札を初期枚数だけ受け取り、お互いが取り合うことになる城カードを5枚縦に並べたらゲーム開始だ。

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手番になったら山札かその横に公開されている”野”にいるキャラクター2枚の中から1枚を選び、手札に加える。その後、いずれかの城カードの横に自分のカードをプレイする。手順はこれだけ。
プレイヤーは中央の城カードに対し、向かって右側に自分のカードをプレイするので、目標の城に対して両サイドから陣営が対峙しているような見た目になるというわけだ。

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キャラクターカードの特殊効果には、
プレイした瞬間に効果が発動する、出撃時。
常に効果が適用される、常時。
カードを引いた後に任意発動できる、宣言時。
がある。
それぞれかなり強力なものが多く、既に出されている相手のカードを捨て札にしたり、余分に手札からカードをプレイしたりというものだ。前述したとおり、この特殊効果がキャラクターのエピソードと絡んでいたりして、三国志を知っている者同士で遊べば会話も盛り上がる。

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そんな調子でカードをお互いにプレイしあい、どちらかが、いずれかの城にカードを5枚置いたら攻城宣言がなされる。攻城宣言がされた城は、一手番後に宣言者が落とすことができる。
これに対抗するには、
対する陣営もカードをだして5枚VS5枚という状況にする
もしくは、
宣言者のカードが捨てるなどして4枚以下にさせる
という状況にしなければならない。

前者の方法で対抗する場合、各陣営5枚のカードについて別途定められたポーカーのような役で強さを判断し、より強い役の陣営が勝利して城カードを手に入れることができる。
最初にゲームを遊ぶときはこの役を気にしまくってしまうのだが、兵種が細かすぎてどうにもそろえるのが難しい。しかしこのゲームは役勝負がすべてではない。もっと三国志らしく勝負をつけることを考えることができる。
つまり、カードの特殊効果を使い、相手が攻城に対抗できないような場づくりをすればよいのである。追加でカードを出す効果を使い2か所を同時攻城する、などが代表的な手だろう。

5枚ある城カードのうち、3枚を手に入れたプレイヤーが勝利する。

【評価】
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【所感まとめ】
ルール上はバトルライン的なものに見えますが、実際は特殊効果の打ち合いになるのでアメゲーやTCGよりのゲームシステムといえるでしょう。カード1枚1枚にかけられた工数を考えると、お高めな値段はあまり気になりません。拡張も出てくるようなので、期待したいです。

◆これ。

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俺んち小箱ゲーム会

今日はすげーあったかかったですね。

◆クワント
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アミーゴの2015年新作小箱。
英語ルールブックが難敵だったのだけど3人がかりでなんとか読解。
もともとはSLOOPというアメリカのカードゲーム。なるほど作者名がフィッツジェラルドなわけだ。
単純な足し算をいろいろ使うゲームで、ルール説明は煩雑になるけどプレイに慣れればシンプル。楽しめた。
ちなみにSLOOPとはルールの相違が多く、処理は似ていてもインタラクトのポイントが異なるので、別ゲームと言えるだろう。

◆カード・クニッフェル
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シュミット2015年新作小箱の1つ。同社はバッドバニーズとクワークル・カードという注目作を出しているが、それはもっと人数が多い方が楽しそうなので、人数に左右されないクニッフェルを遊ぶことにした。クニッフェルってのはヤッツィーのことだ。つまり、カード・ヤッツィーだ。
サイコロの代わりに手札を使うヤッツィーなのだが、カード交換時に手札を増やすことができる。手札を増やすと役をそろえやすくなるが、得点時に増やした数に応じたペナルティがあるのでバランスが難しい。
やってみたところ、ある程度ペナルティを受け入れながらプレイしたワンダーフールが1位。なかなかバランスよく作られている印象。

◆ゲオカード
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アミーゴが最近ちょくちょく出している世界の国勉強カードゲームシリーズの第一作。
首都から国名を当てるゲームや、面積や人口の大小を当てるゲームなど、とにかくクイズである。
ドイツ語なので大丈夫かなとおもったが、国名はさほど違わないのでプレイに支障なし。こういうのもゲームなかま以外とやるときにはわりにウケがよいものである。スタートラインが同じって大切なんだよな。

以上。
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小箱ニュース:Amigoのおまけコンテンツ

2014年末以降のアミーゴの新作小箱ゲームに、昔のゲームのペラ紙付録がついているのはご存じだろうか。最近「よくばりハムスター」や「シャウブロッカー」を購入した人は中に入っているものをもう一度よく見てほしい。いつものミニカタログかとおもったものが実は未カットの簡易版ゲームなのだ。
よ!太っ腹!昨今ヒットに恵まれないアミーゴの小箱ラインへのテコ入れだろうか。

ちなみによくばりハムスターとシャウブロッカーには、ビーバーバンデとクデルムデルが入っていた。あと、なんだったかわすれちゃったけど、おなじはど~れも何かに入っていた。

それでは他の小箱はどうなっているだろうということで一気開封を決行した。
ちなみに過去作品の重版には今のところ入っていない模様。
入っているかどうかは、箱の裏にそれらしきことが噴出し入りで書いてあるので外見でわかる。ただ、何が入っているかは書いていない。

以下、各ゲーム毎の付録。

◆ウィッチーズ ⇒Schwarz Rot Gelb
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ウィッチーズの中には日本で流通していないアレが入っていた。⇒公式ページ
ちなみに2015年新作の「寝ぼけアタマ(Sleepy Head)」にもこれが入っていた。
どんなゲームなのかはよくしらない。

◆ケーキファイト ⇒Schau mal
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キッズ用ゲームの新作「ケーキファイト」にはこれまた新しい知らないゲームが入っていた。⇒公式ページ
別に古いゲームってわけじゃなくて、今売ってるゲームが対象になってるわけだ。

◆SOLOmino ⇒ビーバーバンデ
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SOLOにちょっとだけリアルタイムアクションを入れたSOLOminoにもビーバーバンデが入っていた。
一応ライトゲームにはライトなゲームが入っているのだと思う。

◆クワント ⇒ボーナンザ
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足し算ゲームのクワントには、なんと大御所のボーナンザがついている。
このミニ・ボーナンザは全ての豆が入っているにもかかわらず全体の枚数が少ないため、独自のボーナメーター(売却レート)が設定されていた。

今のところ封入されているゲームは6種類。
アミーゴの強みである現役ラインナップの多さをプッシュするおまけというわけだ。
シュタウペが編集から外れたあとは、妙なリメイクやリブートが続くアミーゴ小箱シリーズ。なんとか踏ん張って小箱王の座をキープしてほしいところ。
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BG紹介:命中

ギュンター・ブルクハルトと言うと、個人的には「クイック」のイメージが強い。それはタナカマ氏にみる"リアルタイムアクションものがくどいほど好きであることの象徴"というべきタイトルだから、というのもあるが、ほかの有名タイトルも比較的小粒だからというのもあるだろう。
小粒とは言っても知る人ぞ知る良作が多く、「マニトゥ」「ケープからカイロへ」「銅鍋屋」「トランプ、トリックゲーム」などはゲームファンにはおなじみだろうし、「コロリンナイト」「リバーフィッシングゲーム」はキッズゲームウォッチャーなら記憶に残っているところだろう。

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なんとも時代を感じるパッケージである。
90年代後半のというと今から15年以上も前。そう考えると古臭い見た目しててもしょうがないかと思ってしまうが、(これまでも何度か言及している通り)ベルリナーは必要以上に古臭い見た目のゲームが多いのだ。よって、時代を感じると言っても、このパッケージから感じる"時代"は90年代よりもさらに前のものであることを補足しておこう。

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中身。
まずこのゲームの一番の特徴である命中ボードについて語らねばなるまい。この命中ボードはいわゆる得点ボードなのであるが、「ラウンド終了時に一定の範囲に得点を収める」というこのゲームの勝利条件の上では非常に重要な役割になるわけである。というわけで、その勝利条件にあてはまる部分が赤くなっているのだ。
ちなみに縦方向には5列で、横方向に長くボードが伸びている。後述するが、この構造にもゲームとしての機能が携わっているのだ。

カードは一般的な数字×スートで出来ている。"命中"というテーマに合わせた紳士たちのイラストに妙な味がある。
あと、得点ボードに載せるためのポーンがついている。
下手したら中箱にされそうな内容を小箱に詰め込んだ点も個人的に評価したい。

さて、このゲーム、見た目の通りちょっと変態なゲームである。
前述したとおり「ラウンド終了時に一定の範囲に得点を収める」という勝利条件自体が特異でもあるのだが、そもそもそこに向けたプロセスが3つのフェイズに分かれている。

フェイズⅠ:カード購入
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ラウンドの初めは手札の購入から始まる。
4,2,1,0という価格札の下にトリックテイク的な意味で強い順に山札からカードが並べられる。
プレイヤーは順番にカードを購入していき、手札が8枚になるまでこれを続ける。
購入の原資は最初から与えられている得点である。購入した額の分だけ得点ボード上の自分の駒を後退させればよいのだ。
あと、これが実に重要なことなのだが、得点ボード上の縦の軸を変えることができるのはこのフェイズⅠだけになる。この重大さはやらなければわからないかもしれないが…。

フェイズⅡ:セットコレクトで得点
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続いてトリックテイクが始まると思ったら、なんと購入した手札の中で役を作って得点するというフェイズが挟まる。役はいわゆるポーカー的なものではあるが、簡単な役を揃えるのもなかなか難しい。そもそも数字が大きいカードは購入時の購入額も比較的大きくなってくるわけで、スリーカードなんて揃えようものなら、得点を大きく削るか、弱い数字ばかりになるかという話なのである。ちッ!ギュンターの野郎め!

ちなみに得点は全て5の倍数。つまり、ボード上を横にスライドするイメージだ。

フェイズⅢ:トリックテイク
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ここでようやくトリックテイクだ。
それはもう、普通のトリックテイク。マストフォロー。切り札有。
トリックは1回とって5点。これもボード上を横にスライドすることになる。

フェイズⅢが終わったら得点ボードの確認である。

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もし得点ボード上の駒が一定の範囲に収まっていれば、そのプレイヤーの勝利である。ただし、複数のプレイヤーが条件を満たしている場合は、66点に最も近いプレイヤーが勝利するのだ。

これはもう!66点狙うしかないっしょ!
そうなると、カード購入段階で66点の位置にもってくるように買い物するわけで、これが存外、弓をジリジリ引いてる感じなのである!
引いた弓が的まで届くか、それとも飛び過ぎて行き過ぎてしまうか。いやぁ!夢のあるゲームじゃありませんか!ねぇ?

【評価】
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【所感まとめ】
実際の所、普通にトリックするだけでもままならないわけですから、フェイズⅠ~Ⅲの動きを全て計算するなんてのは難しいです。ただ、全く無理というわけではありませんし、そうなると一発当ててやろうというのが冒険心というものじゃないでしょうか。
フェイズⅠを狙い、ⅡとⅢを飛距離のように見せているボード使いは素晴らしいアイデアだと思います。

◆ブルクハルト先輩の良作

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BG紹介:ペアーズ(バーメイドデッキ):ロケット

本サイトで紹介する3つ目のペアーズヴァリエーションは「バーメイドデッキ」だ。
バーメイドデッキで紹介されているヴァリアントルールの「ロケット」はディーラーと参加者が1対1形式で戦っていくカジノ風のゲームで、デッキのアートワークとはあまり関係がなさそうだ。

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ペアーズ小箱。
陰気なテーマが多いペアーズシリーズの中にあって、際立った明るさである。正直な所、日本人の感覚で違和感がなさそうなのは「基本」「バーメイド」「パイレーツ」「アドベンチャー」「コミッククトゥルフ」の5つに限られるだろう。その他は何かでイラストを確認してから買った方が良い。

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中身。
ずらりバーメイド。10以外は美人に見える。
どんな絵柄があるか楽しみにしていた人には申し訳ない。一晩眠れば忘れるだろうからご容赦願いたい。

さて、バーメイド付属ヴァリエーションの「ロケット」だ。
前述のとおりディーラーとプレイヤーに分かれて遊ぶカジノゲームだが、公平に遊ぶならディーラーを順番に交代していくのが良いだろう。

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ルール的にはブラックジャックに似ている。
ディーラーと各プレイヤーに1枚ずつカードが配られ、2枚目からは継続かドロップかを選ぶことが出来る。
継続する場合、まずプレイヤーにカードが配られ、例の如くペアが出来ないかどうかチェックする(ペアが出来たらアウト)。クリアすればディーラーの番が回ってくるというわけだ。
ドロップする場合はカードが配られる前に、自分が書けていた掛け金の10の位と、ディーラーとプレイヤーの間で最も小さな数字を掛け、それを10で割り算した値を支払わなければならない。
アウトになった場合は最も小さな数字ではなく、ペアになった数字をかけなければならない。というルールだ。

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ちなみにプレイヤーが掛け金をビットするのは最初の1枚が配られる前である。
え!?それってただの意気込みでしかないんでないの??ということになるが、一応そうせざるをえなそうな理由があるように思う。

先の説明には書かなかったが、ディーラーは自分に3が配られると爆発四散、即死してしまうのである。
これは1枚目であっても適用されるため、最初のカード分配の時点でプレイヤーが勝つということがあるのだ。

なんじゃそりゃ?
うむ。そのとおり!なんじゃそりゃなのだ!

【評価】
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【所感まとめ】
ペアーズのヴァリエーションルールシリーズは、ペアを作ったらダメ!という基本コンセプトを頑なに守っているため、どうやってもギャンブルゲームになるわけです。このゲームでもチップが必要になりますが、ペアーズを遊びつくそうと思うのであれば、別途カジノチップ的なものを一緒に持っていると良いと思います。

◆安いとこでコレ買っときましょう

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ビッグバン・トーナメント第91夜

建国記念日の前祝にパスフェンダー研究部と合同で開かれたパーリーの様子をお届けしたい。

常勝キラキラタムラ、カウンティング王シミーズ、PEGA、一味殿下、ワンダーフール。
(帰宅:いたる師、ゴッドオブ和訳神ゴッド)

◆キューブ 
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アミーゴの新作ダイスゲーム。
ルールさえわかれば普通に面白い要素しかないように思うのだが、英語ルールブックが難解。この手のダイスゲームには珍しくGeekにもたくさんのコメントが寄せられている。それに加え付属している和訳に誤訳まで発見されて混乱した。(手番の最後、白いダイスと色つきダイスを交換できる、ではなく、色つきダイスを白いダイスに交換できる。)
あと、個人ボードがチラシ紙で、ルールブック上では木製チップに見えるチップも実際はペラペラのプラチップ。なんかいろいろもったいないことになってるトムレーマンの新作である。
※後日解読。

◆ペアーズ・バーメイドデッキ(ロケット)
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ディーラーVS他プレイヤー形式でブラックジャック風に遊ぶカジノゲーム。
最初に掛け金をビットするんだけど、これが1枚目のカードを受け取る前ってのが変なポイントで、それってただの意気込みでしかないんじゃないかっていう。でも、これ、パブゲームだし、ペアーズは基本ギャンブルゲームなので、いーーんです!

◆ペアーズ・パイレーツデッキ(ポート)
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もうほとんどペアーズの基本ルールに近いヴァリエーションのポート。
任意の手番で自分の場札を確定して降りることができて、最終的にドボン以外のプレイヤーが枚数の多い順に点数をもらう。要は採点方式の異なるペアーズ基本ルール。カウンティング王シミーズが圧勝した。

◆ドラゴンクエストCG 銀のタロット
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ドラゴンクエストカードゲームシリーズは大体他のゲームの模倣なので、イラストが最も豪華な「銀のタロット」だけあればよいかなというのが俺の持論だ。全部持ってるけど。
毎回特定の条件で減点がもたらされるトリックテイクゲームで、最後のラウンドにすべてのパターンの減点が訪れるハウスルールがおすすめ。カウンティング王シミーズが指を折ってカウントしているのが印象的だった。

◆ティンダハン
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フィリピンフルーツマーケットっていうパッケージのできの悪いCGが印象的なゲームを、NGOがまともにしてくれた小箱作品。これ、バンブーシュピールだったんだね。バンブーっていえば結構見た目の良いもの作ってる印象だったので、フィリピンフルーツが彼らのプロジェクトだったというのは意外だ。
あと、がっつり一人分駒が欠品していた。(NGOさんなのでお願いすれば対応はばっちりと思われ)
逃げれるトリックテイク。一回やらないと勝ち筋が見えにくいけどキツキツな感じもなく良いゲーム。

◆ドゥーム検閲済み


中古キャラカード(キャラクター)ドラゴンクエストカードゲーム 銀のタロット
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BG紹介:ダークホース

競馬をテーマにしたゲームはレースといいギャンブルといい、誰にでも面白さが伝わりやすいのが良いところだ。しかしリアルにギャンブルの要素があるゲームは、ある程度プレイ人数が揃わないとレートが成立しにくく、面白くなり難い。これはもうどうしようもない。
しかし少人数でもレースゲームが面白いままの"システム"がある。正体隠匿だ。

自分の正体(色)を隠してレース全体を操作する例で言うと、クニツィアの「がんばれカメくん」やHABAの「アクセルでGO」。最近では「キャメルアップ」がそう。単純に秘密を持ってるというだけで人間楽しくなれるものだ。

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韓国のMagpieという会社から出た小箱ゲーム「ダークホース」も正体隠匿の楽しさを使ったレースゲームだ。
聞きなれないメーカーだが外観はかなりしっかりとした商品になっている。
箱は小箱2つ分くらいの体積。台湾と韓国のゲームはあまり箱のサイズを気にしない傾向があって、さすがに同じメーカー内の同じ時期の物は揃っているが、そうでなければバラバラになりがちだ。
収納時にサイズ揃ってない箱が気持ち悪いのは、日本人だからだろうか。それとも俺がジャンキーだからだろうか。

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中身。カードは出走馬カード、馬券カード、アクションカードの3種類。さらに木製のダークホースチップが3枚入っている。
出走馬は7組で、それぞれ個性的なジョッキーが乗っかっている。イラストはマンガ調だがオタク臭いということもなく好感が持てる。

さて。このゲームは前述のとおり正体隠匿のレースゲームである。よって、例に漏れず最初に自分が応援したい対象が決められる…
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その役割を果たすのが馬券カードだ。
馬券カードは各出走馬につき2枚ずつ用意されており、それをプレイヤーが2枚ずつ秘密裏に受け取るのだ。(2人プレイの時は3枚~~というように人数によって調整される。)
それと同時にアクションカードも規定枚数受け取る。

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その後、プレイヤーが1枚ずつ出走馬カードを既に出ているカードに付け加えていく形で場所取りさせていく。普通に考えたら、自分が応援している馬を前の方にもってくるという感じだろうか。
ただ、このゲームの場合はスタート位置にちょっとしたアクセントを入れている。このゲームのタイトルでもある"ダークホース"だ。全ての出走馬が出揃ったところで、一番後ろにいる出走馬カードは裏返され、このレースのダークホースになる。ダークホースになると、馬券カードとは別に、ダークホースチップを取る取らないの、ボーナス得点をかけた早い者勝ちビットの対象になるのだ。
ゲーム中にダークホースチップを受け取った場合、最終的にダークホースが3位以内に入ると+5点。入らないと-3点になる。

出走順を決める段階で、自分の応援する馬をダークホースにして、賞金とダークホースチップによるボーナスの両方を得てしまおうというのも(それ相応のアクションカードを持っていれば)作戦のひとつだろう。

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レースが始まったらプレイは極めてシンプルかつ"よく見る"ものなので戸惑うことは何一つないだろう。
各自時計回りの順番でアクションカードをプレイし、そこに書かれている通りに馬を前後させるのだ。例えば「3番目の馬を2マス前進か後退させる」とか「ゼッケン4の馬を1マス前進か後退させる」といったものである。

味が濃いものとしては「●番目の馬は落馬して最下位に」と「馬券交換」があるが、カードは配りきりではないので必ず誰かが持っているとは限らない。

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全員がカードを出し終わったらレースは終了し、その時点のポジショニングで各馬に配点がなされる。馬券カードの裏側に応援している馬の着順による配点が記載されているので、計算しよう。

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さらに、ゲーム中にダークホースチップを受け取っていたプレイヤーは、そいつが3位以内に入ったか入らなかったかで加点減点を行う。多人数プレイのケースでは賞金が拮抗しがちなので大きなポイントになる。
過去に実績のある面白システムを使ったゲームなので、そりゃあ、安定して面白いに違いはない。ダークホースの味付けはあるものの、新鮮味はほとんどない。が、この手のゲームを持っていないのであれば、見た目も良いし、お勧めできる。

【評価】
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【所感まとめ】
見た目で判り易いゲーム運び。キャッチーなテーマ。綺麗目なイラスト。そして実績ある面白システムの採用。と来ているので、まぁ誰が遊んでも大外れは無いと思います。韓国のゲームと言うこともあり手に入りにくいと思いますが、競馬が好きで少人数で遊ぶことも多いのであればお勧めです。

◆競馬ゲーならこれ遊んどけのコーナー
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BG紹介:シャウブロッカー

Amigoの2014年小箱の最後っ屁はカード&ダイスゲームの「シャウブロッカー」。
タイトルは"緩んだネジ"という意味で、まぁイラストの見た目そのままにスクラッパーズ的キャラクター感が本作のテーマである。

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やけにキラッキラした銀箔の加工が施された小箱。
小箱と言っても普通のAmigo小箱に比べるとかなり厚みがある。
スクラップロボティクスなんてまったく売れなそうなテーマを、なんとか目立たそうという試みかもしれない。
ちなみに作者の2人組の名前はこれまで見たことがない。

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中身。
カードと6個のダイス、それにプレイヤー駒が入っている。コマはプラ製だ。
箱の厚みほどは何かが詰まっているわけでもなく、スカスカしておる。

カードイラストは前述の通りのスクラップ系ロボもの絵で、そういう類の中でもやけに生命感があって半リアル。キモチワルイ方に寄っている。プレイヤーの色を表すカードがこれまた気色悪く、人によっては箱に戻したくなるだろう。

さて、「シャウブロッカー」では、プレイヤーはネジの緩んだポンコツロボになり、体が崩壊しないようにパーツを集めて回るのである。
ゲーム終了時に集めたパーツの合計得点が最も高いプレイヤーが勝利する。

さあゴミ漁りの時間だ!
ゴー!スクラッパーズ!

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スクラップ拾い会場は6つのカード山で出来ている。
中央にあるのはボーナスカードだが、これについては後述する。

プレイヤーは自分のいる場所からダイスを振って移動し、移動先のカードを手に入れる。これを順番に繰り返してゲームを進めていく。
が、単にダイスの出目で前進するというものではなく…。

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ダイスを6つ振って、自分の進行方向にあるカードの示された出目に、一致する出目を配置する。する、というか、しなければならない。そして、連続でダイスが置かれているところまで移動するのだ。
つまり出目が一致する場所まで進むことになるのだが、それだとサイコロを振るのと変わらない。
ということで、このゲームではサイコロを2回まで振り直すことが出来る。それに加え、自分の前から連続でダイスが置かれている一歩先まではマストで一致出目を配置しなければならないのだが、それ以降のカードについては"配置してもいいよ"というルールになっている。

沢山進みたければ先のカードまで配置して置いた方が良いのだが、そうすると振り直せるサイコロの数が減るよ。ということなのだ。

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そんな感じで手に入れるカードだが、示されている点数がそのまま点数ではあるものの、それ以外にも特殊効果が設定されている。

まず一番大きい要素として、比較的高得点のカードにはボルトがある。
これはカードに描かれているボルトと、他に落ちているナットがセットになるとボーナスが入るというコレクトアイテムだ。
このカードがスクラップ会場でいう"当たり"カードだ。

それより低い数字のカードには条件が揃った時に使える特殊アクションがついている。出目を振り直したり、好きな出目に変えたりなどだ。
しかもこのアクション、カードを捨てないと使えない。
点数が少ない上にカードを捨てないとアクションもできない。それで取れるカードの得点を考えたら……。普通に5点とか6点とかいうカードが転がってる世界で…、厳しいカードである。

まぁそんなわけで、まぁまぁ荒い配点がされたカードをダイス運で集めていくという、ダイスゲームらしいっちゃあそうなのだが。その中でも荒めの部類に入るゲーム。まったく同じボルトカードでも4点と6点があったりするからね。
あと、バリエーションの追加ルールは1周するともらえるボーナス(ああ、説明抜けてた)とかち合ってて微妙。

【評価】
   4star.jpg

【所感まとめ】
高得点マスに止まることを目指すスゴロクゲームです。ダイスの振り直しと先のマスを予約できるシステムで、プレイヤーが冒険できる要素を加味しています。ただ、その結果で得られるカード効果や得点については、色々とルールがつけ加えられている割に強弱がハッキリと分かれてしまっており、雑音の域に留まってしまっています。もう少しやりようのあるバランスだと良かったんですが…。

◆愛すべきスクラップ

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BG紹介:ペアーズ(ゴブリンデッキ):ゴブリンポーカー

ジェームズ・アーネストの「ペアーズ」にはキックスターター時に展開された沢山のヴァリエーション違いがある、ということは通の皆さんならご存知だろう。ヴァリエーションはそれぞれカード構成は全く同じであるものの、イラストは個別のイラストレーターが個別のテーマのもとに描いている。また、ペアーズのヴァリエーションルールの紹介も一応テーマに併せてルールブックに展開されているのだ。
今回紹介する「ゴブリンデッキ」には中でも評判のいいゴブリンポーカーのルールが収められている。

image (6)
当然ながらペアーズの箱絵が変わっただけだ。

image (5)
中身。前述のとおりカード構成は同じ。
しかし、映画や有名テーマをネタにしたゴブリンのイラストがいちいちカッコいい。ゴブリンデッキのイラストはサイコーだ。

さて、ペアーズ自体のルールは先日紹介したばかりなので、早速ゴブリンデッキのルールに紹介されている「ゴブリンポーカー」を紹介しよう。

image (8)
ゴブリンポーカーはギャンブルライクなゲームである。
まずは全員がアンティ(掛け金)を1チップ支払ってゲームに参加し、手札を受け取る。
プレイヤーは手札から1枚を選んで自分の前に置き、最初のラウンドが開始される。
ちなみにペアーズのヴァリエーションルールたちはルーツを大切にするようで、ほぼ全てのゲームが”同じ数字が2枚になったらダメ”という基本コンセプトをそのままにしている。よって、このゲームでも自分の前に置くカードは2枚になりにくいものが望ましい。つまり、小さい数字だ。

image (7)
ラウンド開始時にプレイヤーはゲームから降りることが出来る。その場合、プレイヤーは場に出ている一番小さな数字の値だけチップを払わなければならない。
ラウンドに参加するプレイヤーは手札からカードを1枚出す。希望者全員が出し終わったらディーラーがカードをシャッフルし、最も小さいカードを持っているプレイヤーから一人ずつ、カードを表にしながら渡していく。

image (4)
カードを受け取った時、同じ数字のカードが既に自分の前に合ったらアウトである。
アウトになったら、ダブった数値の分だけチップを払わなければならない。被りやすい数字ほど罰金チップも大きいわけで、怖い怖いの巻。

これを続けていき、ラストマンスタンディングになれたらアンティ・降りる・罰金で支払われた全てのチップをゲットできる。

自分の前の数字が小さいプレイヤーは進行上有利ではあるものの、カードの分配で最初にチェックを受けなければならないのが苦しい。シンプルながら仕組みが良く出来ている。
仕込んだカードが思惑通りに働いた時のしてやったりに、ニヒルな笑みがもれるナイスなギャンブルゲームだ。

【評価】
   8.jpg

【所感まとめ】
数あるペアーズヴァリエーションの中でもお勧めのコンポーネント、お勧めのルールです。
プレイには別途チップが必要なので、地獄の鎌のチップが欲しいところですね。

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BG紹介:アメコミ・コレクション

TGIWが読者に募ったゲームマーケット2014年秋の同人ゲーム投票の結果、抜群の平均点でトップに輝いたタイトルが「アメコミ・コレクション」だ。しかし、良いか悪いかのジャッジは自分で買って遊んで確かめるのが良いだろう。この趣味のアンケート類はとってもデリケートだから。

さてこの「アメコミ・コレクション」、その名の通りアメコミをコレクションするゲームである。アメコミを競りで取り合い、同じコミックシリーズをセットで持っているほど価値が高くなっていくという、まぁだいたいそんな感じだ。

image (3)
いわゆる同人小箱サイズ(Amigo等より縦寸がやや長いやつ)。
化粧箱で頑丈なのは良いのだが……、アートワークが失敗していて見た目がとにかく汚い。アメコミテーマなのだから外見(パッケ)はカッコよくあってほしいところなのだが…。

image (1)
中身。アメコミカードと通貨カードが入っている。
アメコミカードは28枚あり、4つのコミックシリーズが#1~#7までの7冊ずつ含まれている。各コミックには巻数以外にバッジみたいなアイコンがくっ付いており、ナンバリングの若いタイトルほどバッジの数が多くなっている。これは得点計算に関係するので後程。

通貨カードはいわゆる紙幣で、競りの資金として最初にプレイヤーに配られる。
この辺の色味や機能性についてだが、ちょっと気になるレベル……。

amekomi02.jpg
ルールはシンプル。
毎ターン山札から1枚オープンにされるアメコミカードを皆で競る。これを続けるのみ。ひとつ癖としては、競り上げる時は、競りの対象となっているコミックの巻数以上の数値を足さなければならないということだ。
しかしこの"巻数"の視認性が非常に悪い。アンノウンストーリーが最もアメコミらしいアメコミ絵ではあるのだが、巻数までリアルに小さい。ここに機能を持たせてしまうのはちょっと考え物だ。

image (2)
全てのアメコミが競り落とされたらゲーム終了。(ちなみに開始時にアメコミが3枚ランダムで抜かれておる。)
各自が持っている各シリーズ毎に、巻数の合計値にバッジアイコンの合計値を掛け算して現金価値を算出し、最後に余った現金と足して資産価値で勝敗を争うのだ。

う~む。購入したアメコミはオープン情報ということもあり、すこし頑張れば「今の競り対象に自分がいくらまでなら払って損しないか」ということが計算できる。かなりめんどくさい作業だが、下手にこれができる状況になっているだけに、それをやらない自分に怠惰さを感じる。その点では実にアメコミ・コレクションだと思う。

【評価】
   4.jpg

【所感まとめ】
ゲームどうこうよりも、個人的にはアメコミがテーマなのにアメコミのカッコ良さがいまいち感じられないという点がやや低めの評価につながりました。内容がシンプルな競りゲームだけに、このアートディレクションの失敗はつらかったです。
競りゲームとしては"よくある"の域をでないですが、ゲーム終了時の現金価値が開始時と大して変わらなかったりむしろ赤字だったりするバランスはシビアでよく出来ていると思います。しかし勝負の行方が「他人と目標が被るかどうか」という要因に大きく決定づけられてしまうようにも感じられ、(もちろん被らないようにするという指向そのものがゲームたりえるとは思うのですが)大味に感じました。

◆アランムーア映画化キボンヌ

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