紹介:ローマ水道

特集とか見るたびに思うんだが、古代ローマの水道網ってすごい。
どうやって微細な傾斜まで計算?施工していたのだろうか。
地震がおきたら即おじゃんなんだろうな。
ってことでPOL所有の「ローマ水道」。

IMG_0211.jpg

とにかく箱がかさばるんだわ。
クイーンゲームズの場所取り箱は困りもの。うち箱の形に汎用性を求めているせ
いか、収納性も非常に悪い。
このゲームはまだコンポーネントの収まりがいいが、中には「どうやって入れん
だよ!」ってのがチラホラ。

IMG_0203.jpg

全体像。
コンポーネントはボード、タイル、大工駒、設計者駒。
結構できのいい付属品かと思う。

基本的にはタイル配置のゲームであり、カルカソンヌの道を延々とつなげて行く
イメージ。ただタイルには道(水道橋)のみしか書かれていないので、どちらか
というと同クイーンゲームズ製「メトロ」の感覚が近い。

IMG_0205.jpg

タイルの配置には条件がある。
?タイルの配置は自分の水道橋の先端、大工がいる先のスペースであること。
?配置できるタイルは、そのスペースの縦軸or横軸に対応する設計者がいるもの
であること。
?タイルの配置によって、他プレイヤーの水道橋と繋がってはいけない。

このゲームでは特に?の条件が肝になる。
一度使用した設計者はひとつ横の軸に移動してしまうのだ。

とすると、「自分のタイル配置によって設計者が他プレイヤーの都合の良い場所
に移動しないか」などの戦略立てが必要になる。
おもうがままにタイル配置していると、他プレイヤーに戦略の先手を打たれてし
まう。

IMG_0209.jpg

まわりにある"シールを貼られた木製駒"が設計者。
このゲームは完全情報公開なので、2人などの少人数でやる場合は相当なガチ勝
負を覚悟しなくてはならない。

得点計算では、各水道橋の長さがそのまま点数になる。
しかし同じ長さの点数については1プレイヤーしか該当できない(例外あり)と
いうルールがある。同じ点数を取ったプレイヤーがいた場合は、それより一つ下
の点数に繰り下げて計算する。繰り下げた点数が既に取られていた場合、さらに
下へ・・・。
このルールのために、水道橋を早めに閉じる事も戦略のひとつとなりえている。
とくに5?6点あたりは争奪戦が激しい。

今回の対POL戦は久々の勝利。
わりとおもしろい。
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