ショービズ・カウントダウン?テストプレイ会

音楽ファン期待の新作「ショービジネス」のテストプレイに参加!
タナカマさん、手稲さん、いたるさん、ミュータントタメラくん、オビ湾の5人。

とりあえずメンバーが揃うまでいろいろと触らせてもらった。
パズルを作るほうのクニツィア先生の「シティ・スカイライン」

◆リンジャ
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本物のバンブー枝と赤黒のきちっとした木製駒が印象的なゲーム。
自分の駒を相手陣のより奥まで進めることを目指す。
手稲さんに最高点のゴールを沢山決められてコロリと負けた。

◆トライコーダ
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手番のプレイヤーが23の質問の1つを答え、それを手がかりに自分の数字を推測していくというゲーム。
歴史が長いゲームらしいが、新版としてとても豪華なコンポーネントになっている。
参考になる質問が飛んで、それをしっかり聞いていれば自ずと答えが絞られてくる。

やってる最中にミュータント化したタメラくんが到着したので本題に移る。

◆ショービジネス
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か、かちょいいー!!
一目で音楽ファンの心をガッチリ掴んでくるこのゲーム。なんと今乗りに乗っている?(51st Stateとか)ポーランド勢のゲームらしい。
ポーランドの野郎共はとにかく気合が入っていて、「ショービジネス」の中身も相当にこったな仕上がりになっている。バンドメンバーの構成に始まり、ドサ周り興行で小銭稼ぎ、曲を発表して人気度を稼ぐなどなど。さらにメンバーの満足度まで導入して脱退騒ぎまで再現する始末。恐ろしや!
ともかくゲームスタートだ。

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ボード上にはライブ興行用の地図と、曲のヒットチャート、スタッフ置き場にメンバー置き場と言った感じだ。
手番が回ってきたプレイヤーはスタッフカードを出し、そこに書かれた数字のパワー分だけアクションを行う。パワーは大きいほどいろいろなことができるが、その分決算のときに支払う給料が増えると言う仕組み。
ちなみに使ったパワーの分だけメーターが進み、誰かのメーターが一定値を超えたら決算になるというシステムだ。

給料やらに必要になるお金だが、これは基本的に興行で稼ぐ。
自分のバンドのバン(!)をニーズがある地域に走らせてライブ。その場所で求められているスタイルとメンバーのスタイルがあったら、そのメンバーに人気値マーカーを置くことができる。人気値が多いバンドは曲がヒットしやすいのでとても重要だ。
スタッフカードのDJが、地域のニーズを操作できるところなんか、なんともリアルで面白いではないか。

また、レコーディングスタジオでは曲を書くことが出来る。
書いた曲はプロモーションを行ってリリースし、ヒットチャートに載ることになる。ヒットチャートの上に行くには世の中のムーブメントにより近い方が良い。その辺のことを考えながら曲のテイストを決めるか、それとも自分の曲に合わせて世の中の流行を変えていくか、他プレイヤーの曲調にも左右される所だ。

さらに決算とは別のロンデルシステムなどなど。もう書ききれない。

IMG_5074.jpg
ということで並みのゲーマーズゲームの倍近い要素が投入された気合の一品。
マジで戦略を練ると相当なパワーを必要とする。が、まぁそこまで必死になって遊ぶよりは音楽好きが集まってあーだこーだ言いながら遊ぶのが一番のように思う。
なんといってもショービズ界を再現しようという気合に驚かされる。そしてそれをかなり上手いことゲーム化している。これはすごいよ。多分2度とこのレベルのショービズゲームは出ない。

写真はオビ湾レーベルのヒットメーカー、「スケルトン・ジョン・ファミリー」。
メンバーには担当のパートがあるばかりか、ジャンルの異なる音楽をやらされたときの我慢強さまで設定されている。ちなみにバンドリーダーであるスケルトン・ジョンは我慢弱いので不満度が下がるとすぐ脱退する。右上のジーンシモンズ(みたいなやつ)はやたらと我慢強く、どんな曲をやってもだいたい脱退まではいかない。

このようなバンド構成員はロック、ポップ、ジャズ、ブラック、クラブという具合に大きく5つに分かれており、1人が表裏で2ジャンルに対応できるようになっている。
ブラック、クラブのメンバーはほぼ全キャラ元ネタがわからなかったが、ロック/ポップ/ジャズからはHigh Joe(ヘイジョーと掛けてジミヘン)、アンガスヤング、キース、プリンス、JK、Sワンダ、マークボランなどなど。年代もジャンルも幅広いからそれぞれ自分のわかるジャンルのボードを選ぶべきかと。

前述したとおり確かにゲーマーズゲームだが、何よりも音楽ファンであることの方が大前提のゲーム。
その条件さえ揃えることができればサイコーに高い可能性を持ったゲームである。
ボードゲームができるショービズファンは是非とも手にとってほしい!

プレイした皆様、ありがとやした!
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コメント

最近はえらく精力的にゲームやっとんな。
ショービズはたぶんわしゃあかん。音楽にあまりにも興味がなさすぎる。
とか言いながら今度やろうと思ってニューオリンズビッグバンドの和訳シールを着々と用意してたりする。
2010/11/14(日) 23:58:46 | URL | akio #wr80fq92[ 編集]
会社以外の人とやる機会が増えましたね。
ってかニューオーリンズビッグバンドって聞くとワクワクする。ブルースでもブルーグラスでも
2010/11/15(月) 00:29:22 | URL | オビ湾 #-[ 編集]
普通ジャズか
2010/11/15(月) 08:25:38 | URL | おびわん #-[ 編集]
この「ショービジネス」GEEKでたまたま見かけたのを見て一目ぼれしました。ぜひとも詳しい紹介をしていただけるのをお待ちしています。(できればルール訳なんかも・・・)←それは求めすぎか。
2010/11/15(月) 09:24:52 | URL | しゃみ・ぺけぺん #moRH3bTE[ 編集]
いやー、ショービズに関しては相当簡略化してこの文字数ですからねぇ。要素の絡みも激しいので詳しい説明はほぼ不可能ではないかと。
ちなみにポーランド勢の英語力はかなり如何わしいというのが風説で、私の周りで翻訳している人は皆さん苦労しているようです。「ショービズ」はワレス越えレベルで難解らしいということです。
2010/11/15(月) 12:40:56 | URL | オビ湾 #-[ 編集]

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