紹介:ワニに乗る??大冒険

2011年、HABAの主力ゲームとなりそうな新作「ワニに乗る??大冒険」。
ワニに乗るシリーズはこれでなんと4作目。
元祖、2人用、カードゲームというように小型化が進んでいたのだが、満を持しての巨大化。
名実共に果樹園シリーズと並んだと言っていいのだはないだろうか。

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HABAの正方Lサイズは、普通のメーカーの正方Lサイズより一回り大きいサイズだ。とにかく大きい。
作者とイラストレーターはいつものコンビ。
ミヒャエル・バイヤーの見慣れたロゴがかわいい。

このゲームも「元祖ワニに乗る?」と同じように沢山のどうぶつ駒が入っている。
もちろん期待通り、ワニ以外はすべて新しい動物。“大冒険(仮題)”というタイトルに相応しいグローバルな動物が揃った。キリン、フラミンゴ、イグアナ、コウモリ、黒ヒョウの5種で、ワニと同じくらい思い駒があるのが特徴だ。

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「ワニに乗る??大冒険」の舞台はなんと吊り橋!
下箱の中央が吊り橋になっており、それを火山、ジャングル、砂漠、海が囲んでいる。冒険心をくすぐるデザインだ。中央の吊り橋には伝統のスタート駒であるワニ。周辺には規定数のどうぶつ駒を準備。

「ワニに乗る??大冒険」は「ワニに乗る?」と同じようにワニの上にどうぶつを乗せていくゲームだ。
ただしルールは大きく変わっている。自分のどうぶつ駒を全て乗せれば勝ちと言うルールでも遊べなくはないが、より戦略的なゲームが楽しめるようになっている。

まずどうぶつの選び方だが、今回は自分の持分というものがない。どうぶつ達は火山、ジャングル、砂漠、海のうちのどこかに住んでおり、サイコロで出たマークの土地のどうぶつから一つを選んで乗せることになる。
乗せる場所はワニの上でもワニの横でも良くなった。
「え?横でもいいの?」と思うだろうが、これにはわけがあるのだ。

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今回の目標はどうぶつを乗せまくることではない。
実はゲーム開始時にこのようなカードが3枚ずつ配られている。

カードには3匹のどうぶつが描かれており、乗せている中でそこに描かれた動物が繋がっている状態になったら、そのカードを自分の前に置くことができる。
見事カードを3枚出しきったら優勝だ。

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例えば、「コウモリ・黒ヒョウ・キリン」のカードであれば、この状態になったら自分の前に出すことができる。
見ての通りワニとおなじくらいどうぶつがいるので、「元祖ワニに乗る?」と比べて積み上げていくのが非常に難しい。
横に置いて行くことはできるもののそればかりでは目的を達せられないことが多く、無理しても乗せたくなる。
どうぶつピラミッドが崩れた場合はその場で手番終了。落ちた動物は火山、ジャングル、砂漠、海のどこかに落ちて、その場所のストックとなる。崩した人は動物カードを1枚追加でもらうと言うきついおしおき付きだ。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
「ワニに乗る?」のシンプルさからちょっと戦略的になりました。その分、対象年齢も少し上かなという気がします。元祖が持っていたワイワイ感は薄くなりましたが、元祖のサイコロを使ってシンプルに乗せっこ勝負にして遊んでも良いでしょう。まさに「ワニに乗る?」のバージョンアップ版ですね。
「ワニに乗る?」と「ワニに乗る?大冒険」を合わせて遊んだら面白そうです。
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