キックアス★★★★★、バイオハザード?★★☆☆☆、ベストキッド★★★☆☆
キックアス★★★★★

アメコミ原作のコメディ(?)映画。500日のサマーで妹役を演じたクロエ・モレッツがヒーローコスプレで大活躍というのがウリ。
主人公はアメコミ大好きなオタク。ヒーローに憧れてタイツをかぶり、悪党に襲い掛かって返り討ちにあい、全身に金属を入れる手術をしてちょっと頑丈になっただけの常人。
その活躍がニュースになったことで少し有名になるのだが、同時に地元の悪党にも目を付けられてしまう。命を狙われる主人公。しかし彼には強力なバックボーン、ニコラス刑事扮するダークヒーロー親子がついているのだった…。
80%コメディ、20%アクションで笑って終える映画かと思っていたら、思いのほか泣けるシーンが多くてびっくり。ヒーロー魂の伝わってくる映画だった。クロエのシーンはカッコよすぎる。
主人公のキックアス本人はよくある設定でそれほど面白いとは思わないが、彼を取り巻く登場人物の一挙手一投足がいちいち面白い。やり過ぎ脚本とデフォルメされた悪党像も思い切りがあって楽しかった。
感動したり笑ったりで忙しい!冗談入れるところが上手すぎるよ!
ニコラス刑事の2010年は当たり年だったな。
バイオハザード4★★☆☆☆

回を増す毎に超人化していく主人公を眺めるのが楽しい映画。
あと2,3作したら目からビームでも出すんじゃないだろうか。
あまりに適当過ぎるストーリーと世界観については深く触れないのが礼儀というものだろう。
観ていると3D前提で作られたことが良くわかる。カメラに向けて飛んでくる手裏剣、斧、牙、銃弾。まぁどれでもやってることは同じ。しつこいくらい同じ。
う??ん。舐められてるなぁ。
しかも最初から最後まで均等にアクションシーンが割り当てられているため、盛り上がり所がなく、毎回同じようなアクションなので辟易してしまう。
そろそろジョボビッチさんもこれ出るの止めないと女優生命に関わるよね。
ベストキッド★★★☆☆

リスペクト魂を感じるベストキッドの中国版リメイク。
成龍とウィルスミスJr.の共演が話題になった。
ストーリー自体は元祖ベストキッドに似ており、大会のくだりなどは殆ど同じである。ジャケットを脱いだり着たりする修行ももちろん元祖へのオマージュで、さすがに無理があると思ったがそこは愛を持って見るべきところだろう。成龍の隠遁ぶり、ウィルKidsの立ち回りはとても良かった。
惜しむべくは役者とストーリーをいまいち感動的に融合できなかった脚本。
主人公の少年は最初から心意気のある少年で、劇中でそれなりの進化は見せるものの、物語として成立するほどの話ではなかったように思う。
ウィルKidsはさすがに名俳優の子供だけあって内から自信が感じられてしまう。
それならそれで、ウィルKidsらしい新しいベストキッドを作れば良いと思うのだが、あえて元祖の物語と沿わせるために脚色しているので印象がぐらついてしまっている。
結果として、とても今っぽい映画になったなと思った。
話題性があるし、どんな子供でも楽しめるように作られている。
大人が観ても子供が観ても面白い。それは元祖もこれも変わらない。
でも、何か媚びたように演出された新ベストキッドには「元祖ベストキッド」で感じた喜びと同じものを見つけることはできなかった。
カンフー大会の架空っぷりは楽しいが、臨場感と緊張感の無さは大いに気になった。そうなってしまった原因のあたりに、元祖との重要な違いがあるように思う。
評判は良かろう。しかし僕は残念。

アメコミ原作のコメディ(?)映画。500日のサマーで妹役を演じたクロエ・モレッツがヒーローコスプレで大活躍というのがウリ。
主人公はアメコミ大好きなオタク。ヒーローに憧れてタイツをかぶり、悪党に襲い掛かって返り討ちにあい、全身に金属を入れる手術をしてちょっと頑丈になっただけの常人。
その活躍がニュースになったことで少し有名になるのだが、同時に地元の悪党にも目を付けられてしまう。命を狙われる主人公。しかし彼には強力なバックボーン、ニコラス刑事扮するダークヒーロー親子がついているのだった…。
80%コメディ、20%アクションで笑って終える映画かと思っていたら、思いのほか泣けるシーンが多くてびっくり。ヒーロー魂の伝わってくる映画だった。クロエのシーンはカッコよすぎる。
主人公のキックアス本人はよくある設定でそれほど面白いとは思わないが、彼を取り巻く登場人物の一挙手一投足がいちいち面白い。やり過ぎ脚本とデフォルメされた悪党像も思い切りがあって楽しかった。
感動したり笑ったりで忙しい!冗談入れるところが上手すぎるよ!
ニコラス刑事の2010年は当たり年だったな。
バイオハザード4★★☆☆☆

回を増す毎に超人化していく主人公を眺めるのが楽しい映画。
あと2,3作したら目からビームでも出すんじゃないだろうか。
あまりに適当過ぎるストーリーと世界観については深く触れないのが礼儀というものだろう。
観ていると3D前提で作られたことが良くわかる。カメラに向けて飛んでくる手裏剣、斧、牙、銃弾。まぁどれでもやってることは同じ。しつこいくらい同じ。
う??ん。舐められてるなぁ。
しかも最初から最後まで均等にアクションシーンが割り当てられているため、盛り上がり所がなく、毎回同じようなアクションなので辟易してしまう。
そろそろジョボビッチさんもこれ出るの止めないと女優生命に関わるよね。
ベストキッド★★★☆☆

リスペクト魂を感じるベストキッドの中国版リメイク。
成龍とウィルスミスJr.の共演が話題になった。
ストーリー自体は元祖ベストキッドに似ており、大会のくだりなどは殆ど同じである。ジャケットを脱いだり着たりする修行ももちろん元祖へのオマージュで、さすがに無理があると思ったがそこは愛を持って見るべきところだろう。成龍の隠遁ぶり、ウィルKidsの立ち回りはとても良かった。
惜しむべくは役者とストーリーをいまいち感動的に融合できなかった脚本。
主人公の少年は最初から心意気のある少年で、劇中でそれなりの進化は見せるものの、物語として成立するほどの話ではなかったように思う。
ウィルKidsはさすがに名俳優の子供だけあって内から自信が感じられてしまう。
それならそれで、ウィルKidsらしい新しいベストキッドを作れば良いと思うのだが、あえて元祖の物語と沿わせるために脚色しているので印象がぐらついてしまっている。
結果として、とても今っぽい映画になったなと思った。
話題性があるし、どんな子供でも楽しめるように作られている。
大人が観ても子供が観ても面白い。それは元祖もこれも変わらない。
でも、何か媚びたように演出された新ベストキッドには「元祖ベストキッド」で感じた喜びと同じものを見つけることはできなかった。
カンフー大会の架空っぷりは楽しいが、臨場感と緊張感の無さは大いに気になった。そうなってしまった原因のあたりに、元祖との重要な違いがあるように思う。
評判は良かろう。しかし僕は残念。
コメント
2011/01/14(金) 13:05:24 | URL | タナカマ #-[ 編集]
投げ出すにも投げ出し方ってのがありますよね。
2011/01/14(金) 19:37:18 | URL | オビ湾 #-[ 編集]
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まったくウケずに忘れ去られようとしているゲーム原作映画「ハウス・オブ・ザ・デッド」、「アローン・イン・ザ・ダーク」、「ドゥーム」のほうが、今となってはデキのいい映画と思えてくる、この不思議。