紹介:デックビルドガンダム?一年戦争の章
世にどれだけドミニオン・クローンが存在するのか、今となっては考えることもなくなるくらい、さも当然のことのようになった。
最初の製品版はアークライトの「たんとくおーれ」だっただろうか、それとも人知れずどこかの国で誕生していたタイトルがあったかもしれない。
そんな空気の中でもバンダイの「デックビルドガンダム」発売には衝撃を受けた。
天下のバンダイ様でもそういう商売するんかい、と。
今はそこも乗り越えて“ドミニオンタイプ”が一ジャンルを築いている(日本が特に顕著なだけかもしれないけど)。
なにはともあれ、「デックビルドガンダム」の紹介である。

「デックビルドガンダム・一年戦争の章」は2010年に予約分の限定生産という形で発売された。
ゲームの内容については早い段階からカードサンプルなどで確認できたとおり、“ほとんどドミニオンのまま”そして“パイロットを使った独自システムだけオリジナル”というものだ。
後に監修を行ったワンドローの木皿儀さんに苦労話を伺ったが、やはりいろいろとメーカー側の意図もあるらしく、調整にはご苦労されたそうだ。
結果として思いのほかドミニオンそのままという印象に仕上がっている。
よって基本的なルールの解説は割愛する。どこかでドミニオンの概要を見てきてちょうだい。
ちなみにダンボールにピッタリの箱で送られてくる「デックビルドガンダム」は、その中に写真のようなボックスケースが入っており、そこにカードを収納するようになっている。

ドミニオンと大きく異なる点として、先述したパイロットシステムがある。
これは、通常のカードと同じようにランダムで売り場に出ているパイロットカードを購入することで活用できる。
パイロットカードはデッキの中には組み込まず、自分の前において常に効果を発揮し続ける。効果はキャラごとに様々。
さらに、モビルスーツの作戦カードを購入した際にそれをパイロットに宛がうことができる。こうすることで毎手番の持ち金が増えたり、作戦回数が増えたりという恩恵が受けられる。
パイロットによって取るべき戦略が異なってくるので、ドミニオンと違いそれぞれが自然と自分自身の戦略を取り始める。う?んこれは盲点だった。ナイスアイデア。
パイロットの能力は一応元ネタらしい内容になっているので、雰囲気も良い。ドミニオンにテーマを感じられなかった人でも、こちらのゲームは遊びよいかもしれない。
という具合に内容的には結構楽しめたりするのだけど、皮肉なことに何よりも話題になったのが“カードが角丸じゃない事件”である。
この時代に角丸じゃないカードなんて滅多に見ないもんだから余計に大騒ぎである。何考えてんだバンダイ。ドミニオンはシャッフルゲームだぞ。

ということでサンスターかどまる3を使ってカットカット。
写真のような具合に上手いこと角丸になる。
でもこれスゲー大変だからやろうと思っている人は覚悟しておいた方が良い。
まぁ良くも悪くも、バンダイの仕事だなぁと思った。
【所感】
★★★★★★☆☆☆☆
ドミニオンそのままじゃん的な視点を脇においておけば、普通に面白いゲームに仕上がっています。ただ、受注生産で角丸にしなかったのは許せんです。その点については“質が悪かった”と言わざるをえません。
最初の製品版はアークライトの「たんとくおーれ」だっただろうか、それとも人知れずどこかの国で誕生していたタイトルがあったかもしれない。
そんな空気の中でもバンダイの「デックビルドガンダム」発売には衝撃を受けた。
天下のバンダイ様でもそういう商売するんかい、と。
今はそこも乗り越えて“ドミニオンタイプ”が一ジャンルを築いている(日本が特に顕著なだけかもしれないけど)。
なにはともあれ、「デックビルドガンダム」の紹介である。

「デックビルドガンダム・一年戦争の章」は2010年に予約分の限定生産という形で発売された。
ゲームの内容については早い段階からカードサンプルなどで確認できたとおり、“ほとんどドミニオンのまま”そして“パイロットを使った独自システムだけオリジナル”というものだ。
後に監修を行ったワンドローの木皿儀さんに苦労話を伺ったが、やはりいろいろとメーカー側の意図もあるらしく、調整にはご苦労されたそうだ。
結果として思いのほかドミニオンそのままという印象に仕上がっている。
よって基本的なルールの解説は割愛する。どこかでドミニオンの概要を見てきてちょうだい。
ちなみにダンボールにピッタリの箱で送られてくる「デックビルドガンダム」は、その中に写真のようなボックスケースが入っており、そこにカードを収納するようになっている。

ドミニオンと大きく異なる点として、先述したパイロットシステムがある。
これは、通常のカードと同じようにランダムで売り場に出ているパイロットカードを購入することで活用できる。
パイロットカードはデッキの中には組み込まず、自分の前において常に効果を発揮し続ける。効果はキャラごとに様々。
さらに、モビルスーツの作戦カードを購入した際にそれをパイロットに宛がうことができる。こうすることで毎手番の持ち金が増えたり、作戦回数が増えたりという恩恵が受けられる。
パイロットによって取るべき戦略が異なってくるので、ドミニオンと違いそれぞれが自然と自分自身の戦略を取り始める。う?んこれは盲点だった。ナイスアイデア。
パイロットの能力は一応元ネタらしい内容になっているので、雰囲気も良い。ドミニオンにテーマを感じられなかった人でも、こちらのゲームは遊びよいかもしれない。
という具合に内容的には結構楽しめたりするのだけど、皮肉なことに何よりも話題になったのが“カードが角丸じゃない事件”である。
この時代に角丸じゃないカードなんて滅多に見ないもんだから余計に大騒ぎである。何考えてんだバンダイ。ドミニオンはシャッフルゲームだぞ。

ということでサンスターかどまる3を使ってカットカット。
写真のような具合に上手いこと角丸になる。
でもこれスゲー大変だからやろうと思っている人は覚悟しておいた方が良い。
まぁ良くも悪くも、バンダイの仕事だなぁと思った。
【所感】

ドミニオンそのままじゃん的な視点を脇においておけば、普通に面白いゲームに仕上がっています。ただ、受注生産で角丸にしなかったのは許せんです。その点については“質が悪かった”と言わざるをえません。
コメント
2011/01/24(月) 21:00:21 | URL | akio #wr80fq92[ 編集]
たんくおでもあったんすか。
なんかネタ的に一回やってみたくなってきました。
なんかネタ的に一回やってみたくなってきました。
2011/01/25(火) 00:05:48 | URL | オビ湾 #-[ 編集]
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かどまる、全部やったんか! わしゃキャラクターだけ試しにやって、こりゃあかんと思ってそのまま。