紹介:スモールワールド拡張?恐れることなかれ
いまさらながら「スモールワールド拡張?恐れることなかれ」の紹介。ようやく全ての追加タイルを経験できた。
国内では2010年末に日本語版で発売され、しかも「ネクロマンサーの島」がおまけとして付いてくるという充実ぶりだった。といっても、DoWの拡張は値段が張るのでそれでようやくトントンという気もしないではないが。

しっかりした紙のボックスではなく、ぺらい紙にプラスティックケースを入れるという形状。
しかも元々入っているタイル紙を捨ててしまうと収まりが悪くなる。紙は捨てろってことだろうか。
でもこのケースにはひとつ利点があって、これまでリリースされてきた「呪い!」「女神達」のタイルが全て収まるようになっているのだ。

「ネクロマンサーの島」も収まる親切設計で、「スモールワールドの英雄達」のリーダーチップも入るようになっている。基本セットの内箱があまりに出来がいいためこれらのチップはいままで個別に保存しておく必要があったのだが、これからはこのボックスで安心。しかもタイルが取り易いように底に一工夫加えられている。
正直この箱が「恐れることなかれ」の価値の半分を占めていると言っていいだろう。

追加になった種族と特殊パワーは以下の通り。
全てを自分で使用したわけではないので、見ていたレベルのものもあるから参照まで。
≪追加種族≫
◆バーバリアン:9枚
初期タイルの枚数が多く、一気に領地を開拓できるパワー派。
ただし最後に再配置が出来ないので戦地以外が手薄になりがち。要塞や陣地など防御できる特殊パワーと組めれば敵なしなのだが…。
◆ホムンクルス:5枚
種族選択段階に効果を発揮するタイプの種族。
この種族より下の種族を選んだ場合、ホムンクルスに1金置くだけでなく、ホムンクルス自体が分裂して1枚増えるというもの。
見た目がグロく効果が地味なためあまり人気がなく、選ばれるときには8?10枚溜まっていることも。
◆レプラコーン:6枚
支配した地域に金壷を置き、次の手番でまだ残っていればそれぞれから1金を得ることができる。
撒いたところでそれほど目だって狙われることもなく、各自自分の戦略の方を優先。まぁとりあえず撒いとけの方向だと思う。そういう意味では支配点に+1はお手軽。数には限りがあるので注意。
◆ピクシー:11枚
タイル枚数がやたらと多いが、支配中は1地域につき1枚しかタイルを残せないと言う貧弱体質。
侵略されると総戦力の減りが早いので最初の種族以外で選ぶのはリスキー。
防御系の特殊パワーをつけても平均的なところまでしかカバーできない。
◆ピグミー:6枚
侵略によりタイルを失った場合、ダイスを振って出た旗の数だけ手元のタイルが増える。
エルフの枚数ランダム版と言ったところ。運が良ければ攻め込まれても総戦力が増える。
計算しづらく、微妙。

≪追加特殊パワー≫
◆立て篭もる:4枚
ヒッキー専用の世渡り術。
少数種族が労せず多くの支配点を獲得できる。
戦力の多い種族が集まって篭城するのも手。衰退種族が優秀なときはかなり硬い戦略だ。
◆投石器使いの:4枚
投石器を置いた地域からジャンプして-1タイルで制服ができる。
さらに投石器には無敵効果つき。その両方を生かせる場面がくれば良いのだが…。
◆腐敗した:4枚
今回最もおもしろく、最もむかつく特殊パワー。
使う側は支配を失ってもその分の金的価値が支払われる。
攻撃する側は気持ちが萎える。
こういう防御力があるものかと驚かされた。
優先獲得パワーだ。
◆帝国主義の:4枚
ターン終了時に支配している地域について、4つ目以降の数だけ点数が入る。
7地域以上を占領できることがわかっているのなら、有り。
このパワーを持っていると効果以上に狙われ易いような気がする。
◆傭兵の:4枚
金を使わなければならないが征服がかなり楽になるパワー。
難所攻略の必要があるときに。3人以上では得てして漁夫の利を起してしまいがち。
【所感】
★★★★★★☆☆☆☆
便利ケースがついてくるのは良いのですが、入っているネタが高い値段と比べるとどうかなと思います。「ネクロマンサーの島」が付属していることでようやくバランスを取っているような。
ちょっと地味かなー!
国内では2010年末に日本語版で発売され、しかも「ネクロマンサーの島」がおまけとして付いてくるという充実ぶりだった。といっても、DoWの拡張は値段が張るのでそれでようやくトントンという気もしないではないが。

しっかりした紙のボックスではなく、ぺらい紙にプラスティックケースを入れるという形状。
しかも元々入っているタイル紙を捨ててしまうと収まりが悪くなる。紙は捨てろってことだろうか。
でもこのケースにはひとつ利点があって、これまでリリースされてきた「呪い!」「女神達」のタイルが全て収まるようになっているのだ。

「ネクロマンサーの島」も収まる親切設計で、「スモールワールドの英雄達」のリーダーチップも入るようになっている。基本セットの内箱があまりに出来がいいためこれらのチップはいままで個別に保存しておく必要があったのだが、これからはこのボックスで安心。しかもタイルが取り易いように底に一工夫加えられている。
正直この箱が「恐れることなかれ」の価値の半分を占めていると言っていいだろう。

追加になった種族と特殊パワーは以下の通り。
全てを自分で使用したわけではないので、見ていたレベルのものもあるから参照まで。
≪追加種族≫
◆バーバリアン:9枚
初期タイルの枚数が多く、一気に領地を開拓できるパワー派。
ただし最後に再配置が出来ないので戦地以外が手薄になりがち。要塞や陣地など防御できる特殊パワーと組めれば敵なしなのだが…。
◆ホムンクルス:5枚
種族選択段階に効果を発揮するタイプの種族。
この種族より下の種族を選んだ場合、ホムンクルスに1金置くだけでなく、ホムンクルス自体が分裂して1枚増えるというもの。
見た目がグロく効果が地味なためあまり人気がなく、選ばれるときには8?10枚溜まっていることも。
◆レプラコーン:6枚
支配した地域に金壷を置き、次の手番でまだ残っていればそれぞれから1金を得ることができる。
撒いたところでそれほど目だって狙われることもなく、各自自分の戦略の方を優先。まぁとりあえず撒いとけの方向だと思う。そういう意味では支配点に+1はお手軽。数には限りがあるので注意。
◆ピクシー:11枚
タイル枚数がやたらと多いが、支配中は1地域につき1枚しかタイルを残せないと言う貧弱体質。
侵略されると総戦力の減りが早いので最初の種族以外で選ぶのはリスキー。
防御系の特殊パワーをつけても平均的なところまでしかカバーできない。
◆ピグミー:6枚
侵略によりタイルを失った場合、ダイスを振って出た旗の数だけ手元のタイルが増える。
エルフの枚数ランダム版と言ったところ。運が良ければ攻め込まれても総戦力が増える。
計算しづらく、微妙。

≪追加特殊パワー≫
◆立て篭もる:4枚
ヒッキー専用の世渡り術。
少数種族が労せず多くの支配点を獲得できる。
戦力の多い種族が集まって篭城するのも手。衰退種族が優秀なときはかなり硬い戦略だ。
◆投石器使いの:4枚
投石器を置いた地域からジャンプして-1タイルで制服ができる。
さらに投石器には無敵効果つき。その両方を生かせる場面がくれば良いのだが…。
◆腐敗した:4枚
今回最もおもしろく、最もむかつく特殊パワー。
使う側は支配を失ってもその分の金的価値が支払われる。
攻撃する側は気持ちが萎える。
こういう防御力があるものかと驚かされた。
優先獲得パワーだ。
◆帝国主義の:4枚
ターン終了時に支配している地域について、4つ目以降の数だけ点数が入る。
7地域以上を占領できることがわかっているのなら、有り。
このパワーを持っていると効果以上に狙われ易いような気がする。
◆傭兵の:4枚
金を使わなければならないが征服がかなり楽になるパワー。
難所攻略の必要があるときに。3人以上では得てして漁夫の利を起してしまいがち。
【所感】

便利ケースがついてくるのは良いのですが、入っているネタが高い値段と比べるとどうかなと思います。「ネクロマンサーの島」が付属していることでようやくバランスを取っているような。
ちょっと地味かなー!
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