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エンジェルウォーズ★★★★★

センセーショナルな美麗映像に、象徴的でどぎついクローズアップ。
耳に痛い金属の衝撃音と、グルーヴィーな劇伴。
ザック・スナイダーは映像と音の魔術師である。
評判振るわない「ガフールの伝説」ですら、鋭いツメの黒光りと獲物を狩る金属音がいまだに耳に焼き付いている。

さて、そんな超期待大監督の最新作「エンジェルウォーズ」の公開である。
元は「SuckerPunch」というイカしたタイトルなのだが、「サッカーパンチ」だとさすがに日本語栄えしないためか、改題されている。

これまでザック・スナイダーは原作(映画、小説、コミック)有りの映画しか作ってこなかった。しかし今回は完全オリジナルということで、そのイカれた頭の中がどうなっているのか覗けるかもしれないという、変な好奇心も沸いてくる。
観る前からぞくぞくしたのは久々だ。

◆エンジェルウォーズ★★★★★
SCP3.jpg
5人の少女がレオニダスの精鋭を凌駕する

義父に妹殺しの冤罪を着せられたベイビードールは、口封じのために精神病院に送り込まれてしまう。しかも5日後には“精神外科医”が彼女のためにやってくるという。嗚呼恐ろしや、待ち受けるのはロボトミー手術である。

それを知ったベイビードールは自らの精神世界にダイブする。
第一階層は精神病棟の閉鎖感をそのままに、雰囲気を一転させた娼婦の館。
この娼婦の館が劇中の主な舞台となり、ベイビードールとその他4人、スイートピー、ロケット、ブロンディ、アンバーによる脱出劇が繰り広げられる。

少女達が第一階層で困難にぶつかると、もう1つ下の階層へダイブする。
第二階層はファンタジーとスチームパンクが融合したサイバーワールドの戦場。
そこで彼女達は完全武装したスペシャルアーミーとなって敵を粉砕していく。

目的を達成しては第一階層に戻り、また必要になれば第二階層へもぐる。(これらは登場人物の意図的なものではないが、第三者のための解説とか言うものでもない。夢見る少女の超感覚万歳。)

少しずつ脱出に必要な神器(地図、火、ナイフ、鍵)を集めていくベイビードール達。
精神世界で大暴れする少女は、現実世界を変えることができたのか。
結末は劇場にて、乞うご期待。


いやはや。
この映画に期待したことは全てやってもらえたように思う。大満足。

まずは素晴らしいアクションを生身でやって見せた、可愛らしい5人の女優を称えたい。彼女らは3ヶ月に渡って男勝りなトレーニングを詰み、実弾訓練を受け、スタント無しでアクションシーンを撮り終えた。
「300」と比べても見劣りしない迫力。尺の長さ。及第点以上のガン&ブレイド捌き。衣装は個性に合っていて、しかもセクシーときている。たまに殴られると「キャン!」ってな具合に叩きつけられてしまう女性性を垣間見せるあたり、グッと来る(?)素晴らしい計算だ。

第二階層のCGはゴテゴテしているが、動きはハイクオリティ。
それに、ビビットな色合いの少女達と背景の絡み方がビジュアルノベルのようで格好いい。ぎらぎらして不協和音を発信しているだけのキリヤ作品とは大違いである。

ただし、全ての人が問題なく楽しめるエンターテイメントではないだろう。
脚本も映像も破天荒。若い女の子を好きなだけ露出させ、ダークな世界に放り込むと言うやりたい放題。
これは単なるザックスナイダーのオナニーなのか、それにしてはなんとクオリティの高いことか。大いに戸惑ってほしい。

とにかくザックスナイダー作品は大音量で魅了されるが吉。
劇場での観賞を強くお勧めする。
ただし友人の話によると、吹替版は台詞がアニメ調でちぐはぐしているらしい。
字幕がない地域ではそのあたりお手柔らかに、金属音の方を楽しんでほしい。
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