紹介:モンスター

アミーゴ2011年の新作カードゲーム「モンスター」。
同じモンスターを規定数集めると得点に変えられるタイプのゲームである。
最近こういうテーマとシステムがあんまり関係ないゲームを見ると、無意識に“クニツィアデザイン”だと思い込んでしまうくせが付いてしまった。残念ながら違うデザイナーである。

IMG_5989.jpg
ほら。なんかクニツィアっぽくないですかね。
もちろんアミーゴカードゲーム小箱サイズで10年度に採用された赤帯入り。
ちなみにこのゲームの“モンスター”は、日本語で捕らえる所の“エイリアン”であるようだ。

IMG_5988.jpg
中身。カードのみ。
言わずもがなのづるづるエンボス加工。
イラストはデフォルメが聞いた感じではなくて、わりに現代的というか、アニメっぽいイメージ。

カードには2~7の6種類しかなく、数字が大きくなるほど入っている枚数も多い。

規定数のカードを配ったらゲーム開始。
手番になったらまず、自分以外のプレイヤーの中で最も手札の少ない人がカードを1枚補充する。
その後、自分の手札を確認して……
IMG_5985.jpg
カードに書かれている数字と同じ枚数だけ同じカードが集まっているものを得点する。
つまり、“2”なら2枚、“6”なら6枚揃っていれば得点できる。
上の手札では“2”が2枚あるので得点できる。得点は数字とイコールだ。
得点したカードのうち1枚を手元において、点数の目印に。残ったカードは捨て札へ。

IMG_5986.jpg
その後、競りを開く。
山札から1枚めくり、さらにもう1枚を自分の手札から出せる。

この2枚を巡って他のプレイヤーが競りを行う。
競りはカードを伏せて出すことで行い、その枚数の最も多いプレイヤーが勝利する。
もし同じ枚数だった場合は、競りの勝利者を指定できる。

競りの勝者は対象のカードを受け取り、出したカードを手番プレイヤーに渡すのだが、競りに負けたプレイヤーの出したカードの処理がこのゲームの特殊なところ。
なんと一度競りに出したカードは手札に戻すことが出来ない。だから次の競りのときにほしくなくても前回の提示札が有効なまま残っているのだ。

IMG_5987.jpg
上が提示札、下はそれまでの得点札。
それじゃあ競りに負けるとリスクが高い!って思うかもしれないけど、実はそれによって手札最少によるカード補充が狙えたりするからバカに出来ない。

また、このゲームのものすごく重要なポイントは“競りの勝者が次の手番を行う”ということである。
得点したくても、競りに勝たなければ手番が来ない。競りに勝ちたいけど、カードを出したらセットが崩れてしまう。 ということで、大きな数字の得点をあげようと思うと首が回らない事態が発生したりして、大変悩ましい。

ルールはシンプルそのものだけど、よく考えないと手詰まりになって他プレイヤーに置いていかれてしまう。
ルール量と戦略性の2つが、カードゲームらしいバランスで詰まった良作と思う。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
久々にアミーゴのらしい安定感のある王道のカードゲームに出会えたという感じがします。
競りの提示札の処理が目新しいですね。いらないカードの活用をどう面白くするかという点で、斬新さを感じました。
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