シチリアシチリア★★★★★、最後の忠臣蔵★★★★☆、マイティ・ソー★★★☆☆、デューデート★★★☆☆、アジャストメント★★★☆☆、キラーインサイドミー★★★☆☆、ハングオーバーⅡ★★☆☆☆、デビル★★★☆☆、悪魔を見た★★★★☆、モンガに散る★★★★☆、パラノーマルアイランド★★☆☆☆、タウン★★★★☆
まさかの12連撃!というかレビューし忘れ処理
シチリアシチリア★★★★★

恋しや故郷、愛しや人生
ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネという映画界屈指の組み合わせによる最新作。
牛飼いの家に生まれた主人公と、その貧乏な家族の三世代を愛情たっぷりに眺める170分のヒューマンドラマ。
ジュゼッペらしいノスタルジー表現とファンタジーが心地よい一作。バケツを持って立たされた少年が、足元の覚束ない活動家へと成長し、駆け落ち紛いの結婚を経て立派な家族を作る。若き日の情熱から比較すれば成功とは言い難い人生だし、子供たちにはみじめなところも見せたけれど…。老いた主人公が振り返る生涯の、なんと美しく豊かなことか。
そして岩の魔法を解いた少年は、かつて自分の家であった場所で長女の無くなったイヤリングを見つけるのだ。
テーマのドラマティックなデフォルメに、繰り返されていく人の生を尊く感じる映画である。素晴らしい。
最後の忠臣蔵★★★★☆

お父さん、おひとついかがですか
なるほどそういう忠臣蔵ですか、と。原作を知らない身として大変新鮮に楽しませてもらった。
開始30分もすれば、気分は最早親代わり。桜庭ななみの半分は大人の愛らしい物言いに、鑑賞者の心の壁は瓦解しているはずである。
というくらい(義理の)親子の愛情にスポットライトが当てられている。
時代劇というと最後に派手な殺陣が用意されるのがテンプレートというか、いわば様式美のようなものだと思うが、この「最後の忠臣蔵」では物語半ばにおいて必要な分だけ些細な殺陣がやりとりされるのみ。
16年にわたる孫左の忠義と可音への気持ちを想えば、嫁入り行列のくだりは、少々演出過剰とはいえ涙無くしては観れない熱いシーンである。
娘を送り出した更年期の男親ならば、これ以上ピンポイントな映画はないだろう。
大した企画モノである。
◆マイティ・ソー★★★☆☆

がっちりマッチョの金髪男に無敵のハンマーというフェティッシュ
もはや定番シリーズとなったマーブルアベンジャーズシリーズ。
これまでにアイアンマンにロバートダウニーJr.、ハルクにエドワードノートンを使用しているためか、徐々に主演俳優のランクが落ちてきているような気もするが、アベンジャーズを十分にやりくりするには致し方ないだろう。
説明するべきことが意外に多く、かなり駆け足な脚本である。コロリと改心するソーがかわいらしい。アクションはシリーズ水準と言ったところ。
出来は荒いけど楽しい一作。
これでキャプテンアメリカをやればアベンジャーズの下地は完成である。
◆デューデート★★★☆☆

ザック劇場その2
「ハングオーバー」で大成功を収めたチームのザックコメディ第2作。
今回ザックの餌食になるのは、子供の出産に立ち会うため急いでアメリカ横断をしたいロバートダウニーJr。
コメディのクオリティーはそのままに、凸凹な二人の珍道中を描く。
最後は丁寧にいい話にしつつ、どんでん返しも用意して…と。
う~ん。まぁ予想の範疇で小さく終わっちゃったところはやや残念。
◆アジャストメント★★★☆☆

エミリーブラント万歳
ポスターだけ見ると「またボーンシリーズですかマット君」と言いたくなるが、一応マット君は肉体的には常人で、アクション映画でもありません。
人には神様が決めた運命があって、その運命から外れそうになると“運命調整局”というおっさん達が地道に調整しにくる。
この運命調整局、ローマ時代以降1900年までにわたって人の運命を調整してきたらしいが、調整を止めた途端に人間が世界大戦やら何やら始めたから、しょうがなく戻ってきたのだという。笑えてしかたがない。
とにもかくにも彼らにとってマットデイモンとエミリーブラントが結婚するのはどうしても都合が悪かったらしく、あれやこれやと邪魔をして引き裂こうとする。
マットはそれに抗ってくっつこうとする。そんな話。
一応テーマらしきものはあるんだけど、運命調整局のトンデモ設定のせいで説得力がなく、結局は「エミリーブラントきれいだね」が感想第一声になってしまうのだ。
◆キラー・インサイド・ミー★★★☆☆

ジェシカの顔を殴るんじゃねぇ!
ジムトンプソン著「内なる殺人者」という有名小説の映画化らしい。
人当たりも良く、評判も悪くなかった保安官補佐が実は衝動的サイコ野郎だったという話。暴力的には見えない風貌と冷静な話ぶりがなんとも印象的で、映画となっても文学的な魅力を残している。
フルキャスト揃っての派手すぎるラストは賛否両論ありそうだが、劇伴を筆頭にセンスの良さがそこかしこにみられる映画である。
◆ハングオーバーⅡ★★☆☆☆

もういいかな
場所を変えてもう一回やってるわけなんだが、「デューデート」があったために三回目を観ているような感覚。
この調子だとザックに飽きた瞬間にこのシリーズは終わる。
コメディの品質は低くないので、このシリーズにはまっているのなら間違いなくお勧めできる。
デューデートで飽きが来始めた人にはお勧めしにくい。
◆デビル★★★☆☆

シャマ師匠には遠く及ばない
シャマ師匠がせこせことノートに書きためてきたアイデアを新鋭監督たちが監督する「恐怖!ザ・ナイト・クロニクルズ」の第一作。
エレベータに閉じ込められた5人が救出されようという中、照明が消えるごとに一人また一人とメンバーが変死していく。今回も見えない敵と格闘するシャマランスリラー。
しかしこれは少々灰汁がなさすぎる。こちとらシャマ神のお弟子さんと聞いて観に来てるんだからもうちょいやんちゃなところを見せてもらいたい。
仮にも第一期シャマ高生たるものがこの程度のはずはなかろう。
◆悪魔を見た★★★★☆

サイコホラーにアクションヒーローを放り込んだら
チェ・ミンシクがサイコな殺人鬼を演じるサイコホラー。のはずが、遺族の婚約者がイ・ビョンホンだったもんだから運が悪い。GIジョーのアクションヒーローをそのままに復讐の鬼となったイ・ビョンホンは、殺人鬼ミンシクをボコボコにする。
サイコホラーにおいて恐怖の絶対的主であるべき殺人鬼が、ヒーローの乱入によってお株を奪われる姿はなんとも滑稽でおもしろい。
さすが韓流映画は思い切りが良くて楽しい!
◆モンガに散る★★★★☆

指は5本揃って拳になる
モデル出身の台湾性アイドル俳優イーサン・ルアン。実はテレビドラマ時代の「絶対命中100%」「敗犬女王」の時から個人的にひいきの俳優である。
B級青春映画時代はなかなか日の目が当たらず、その手の女性ファンでなければ来日したところでまったく気づかれないありさまだったが、ここ1年で飛躍した。
なんというか、作品に恵まれたなぁと。これからもこういう熱い映画に出てほしいなぁ。
と、思入れはその辺にして。
この映画はどこか韓流を想わせる青春×極道モノで、イーサン達5人が揃った経緯から、友情ゆえの悲しい別れを迎えるまでの話である。
ぶっ飛び級の爽やか描写などもちらほら出てくるけども、どうか引かずにニンマリして眺めてあげていただきたい。
悲しいけれど気持ちのいい一作となるはず。
◆パラノーマルアイランド★★☆☆☆

パラノーマルアクティビティ2のレンタルケースに入ってた
悲劇的なことに、パラノーマルアクティビティ2を借りたはずがアイランドが入っていたという。ケースの裏を観てから直接取ったので間違いない。
が、むしろパラノーマルシリーズより楽しく感じられたのだから結果オーライとしよう。
無人島にバカンスに来たカップルだが、自分たち以外の存在がいることにうっすらと気付き始める。2日目、持参したビデオに自分たちの寝ている姿が撮影されていることで事態ははっきりした。なんとか事態を解決しようとする2人だったが……。という話。
2人をビデオに撮影するなどと言った悪戯めいた不気味さと、その正体の深刻さがまったくリンクしないなど、制作側の思いつきな演出がそこかしこに煌めく愉快作である。アホ映画ファンにおすすめ。
◆ザ・タウン★★★★☆

こんなの俺のベン坊じゃねぇ
銀行強盗が職業になる街。ダウンタウン。
ベン坊とその仲間は少年のころからこの町でつるみ、悪さを働いていた。
ある日の強盗で禁断の人質を連れて出てしまった一行は、翌日から彼女を見張ることにしたのだが…。ベン某がその女性に惚れてしまい…うんぬん。
友情は大切だし、替えも聞かないけれど、それでもこの町から出たいし、出る機会を与えてくれた人と生きていきたい。そんなベン某の切ない葛藤が観られる傑作。
監督業がこなせるのは重々承知のつもりだったが、俳優としてここまでやられるとぐうの音も出ん。
でも僕は、アホ面役のベン坊が好きだ。
シチリアシチリア★★★★★

恋しや故郷、愛しや人生
ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネという映画界屈指の組み合わせによる最新作。
牛飼いの家に生まれた主人公と、その貧乏な家族の三世代を愛情たっぷりに眺める170分のヒューマンドラマ。
ジュゼッペらしいノスタルジー表現とファンタジーが心地よい一作。バケツを持って立たされた少年が、足元の覚束ない活動家へと成長し、駆け落ち紛いの結婚を経て立派な家族を作る。若き日の情熱から比較すれば成功とは言い難い人生だし、子供たちにはみじめなところも見せたけれど…。老いた主人公が振り返る生涯の、なんと美しく豊かなことか。
そして岩の魔法を解いた少年は、かつて自分の家であった場所で長女の無くなったイヤリングを見つけるのだ。
テーマのドラマティックなデフォルメに、繰り返されていく人の生を尊く感じる映画である。素晴らしい。
最後の忠臣蔵★★★★☆

お父さん、おひとついかがですか
なるほどそういう忠臣蔵ですか、と。原作を知らない身として大変新鮮に楽しませてもらった。
開始30分もすれば、気分は最早親代わり。桜庭ななみの半分は大人の愛らしい物言いに、鑑賞者の心の壁は瓦解しているはずである。
というくらい(義理の)親子の愛情にスポットライトが当てられている。
時代劇というと最後に派手な殺陣が用意されるのがテンプレートというか、いわば様式美のようなものだと思うが、この「最後の忠臣蔵」では物語半ばにおいて必要な分だけ些細な殺陣がやりとりされるのみ。
16年にわたる孫左の忠義と可音への気持ちを想えば、嫁入り行列のくだりは、少々演出過剰とはいえ涙無くしては観れない熱いシーンである。
娘を送り出した更年期の男親ならば、これ以上ピンポイントな映画はないだろう。
大した企画モノである。
◆マイティ・ソー★★★☆☆

がっちりマッチョの金髪男に無敵のハンマーというフェティッシュ
もはや定番シリーズとなったマーブルアベンジャーズシリーズ。
これまでにアイアンマンにロバートダウニーJr.、ハルクにエドワードノートンを使用しているためか、徐々に主演俳優のランクが落ちてきているような気もするが、アベンジャーズを十分にやりくりするには致し方ないだろう。
説明するべきことが意外に多く、かなり駆け足な脚本である。コロリと改心するソーがかわいらしい。アクションはシリーズ水準と言ったところ。
出来は荒いけど楽しい一作。
これでキャプテンアメリカをやればアベンジャーズの下地は完成である。
◆デューデート★★★☆☆

ザック劇場その2
「ハングオーバー」で大成功を収めたチームのザックコメディ第2作。
今回ザックの餌食になるのは、子供の出産に立ち会うため急いでアメリカ横断をしたいロバートダウニーJr。
コメディのクオリティーはそのままに、凸凹な二人の珍道中を描く。
最後は丁寧にいい話にしつつ、どんでん返しも用意して…と。
う~ん。まぁ予想の範疇で小さく終わっちゃったところはやや残念。
◆アジャストメント★★★☆☆

エミリーブラント万歳
ポスターだけ見ると「またボーンシリーズですかマット君」と言いたくなるが、一応マット君は肉体的には常人で、アクション映画でもありません。
人には神様が決めた運命があって、その運命から外れそうになると“運命調整局”というおっさん達が地道に調整しにくる。
この運命調整局、ローマ時代以降1900年までにわたって人の運命を調整してきたらしいが、調整を止めた途端に人間が世界大戦やら何やら始めたから、しょうがなく戻ってきたのだという。笑えてしかたがない。
とにもかくにも彼らにとってマットデイモンとエミリーブラントが結婚するのはどうしても都合が悪かったらしく、あれやこれやと邪魔をして引き裂こうとする。
マットはそれに抗ってくっつこうとする。そんな話。
一応テーマらしきものはあるんだけど、運命調整局のトンデモ設定のせいで説得力がなく、結局は「エミリーブラントきれいだね」が感想第一声になってしまうのだ。
◆キラー・インサイド・ミー★★★☆☆

ジェシカの顔を殴るんじゃねぇ!
ジムトンプソン著「内なる殺人者」という有名小説の映画化らしい。
人当たりも良く、評判も悪くなかった保安官補佐が実は衝動的サイコ野郎だったという話。暴力的には見えない風貌と冷静な話ぶりがなんとも印象的で、映画となっても文学的な魅力を残している。
フルキャスト揃っての派手すぎるラストは賛否両論ありそうだが、劇伴を筆頭にセンスの良さがそこかしこにみられる映画である。
◆ハングオーバーⅡ★★☆☆☆

もういいかな
場所を変えてもう一回やってるわけなんだが、「デューデート」があったために三回目を観ているような感覚。
この調子だとザックに飽きた瞬間にこのシリーズは終わる。
コメディの品質は低くないので、このシリーズにはまっているのなら間違いなくお勧めできる。
デューデートで飽きが来始めた人にはお勧めしにくい。
◆デビル★★★☆☆

シャマ師匠には遠く及ばない
シャマ師匠がせこせことノートに書きためてきたアイデアを新鋭監督たちが監督する「恐怖!ザ・ナイト・クロニクルズ」の第一作。
エレベータに閉じ込められた5人が救出されようという中、照明が消えるごとに一人また一人とメンバーが変死していく。今回も見えない敵と格闘するシャマランスリラー。
しかしこれは少々灰汁がなさすぎる。こちとらシャマ神のお弟子さんと聞いて観に来てるんだからもうちょいやんちゃなところを見せてもらいたい。
仮にも第一期シャマ高生たるものがこの程度のはずはなかろう。
◆悪魔を見た★★★★☆

サイコホラーにアクションヒーローを放り込んだら
チェ・ミンシクがサイコな殺人鬼を演じるサイコホラー。のはずが、遺族の婚約者がイ・ビョンホンだったもんだから運が悪い。GIジョーのアクションヒーローをそのままに復讐の鬼となったイ・ビョンホンは、殺人鬼ミンシクをボコボコにする。
サイコホラーにおいて恐怖の絶対的主であるべき殺人鬼が、ヒーローの乱入によってお株を奪われる姿はなんとも滑稽でおもしろい。
さすが韓流映画は思い切りが良くて楽しい!
◆モンガに散る★★★★☆

指は5本揃って拳になる
モデル出身の台湾性アイドル俳優イーサン・ルアン。実はテレビドラマ時代の「絶対命中100%」「敗犬女王」の時から個人的にひいきの俳優である。
B級青春映画時代はなかなか日の目が当たらず、その手の女性ファンでなければ来日したところでまったく気づかれないありさまだったが、ここ1年で飛躍した。
なんというか、作品に恵まれたなぁと。これからもこういう熱い映画に出てほしいなぁ。
と、思入れはその辺にして。
この映画はどこか韓流を想わせる青春×極道モノで、イーサン達5人が揃った経緯から、友情ゆえの悲しい別れを迎えるまでの話である。
ぶっ飛び級の爽やか描写などもちらほら出てくるけども、どうか引かずにニンマリして眺めてあげていただきたい。
悲しいけれど気持ちのいい一作となるはず。
◆パラノーマルアイランド★★☆☆☆

パラノーマルアクティビティ2のレンタルケースに入ってた
悲劇的なことに、パラノーマルアクティビティ2を借りたはずがアイランドが入っていたという。ケースの裏を観てから直接取ったので間違いない。
が、むしろパラノーマルシリーズより楽しく感じられたのだから結果オーライとしよう。
無人島にバカンスに来たカップルだが、自分たち以外の存在がいることにうっすらと気付き始める。2日目、持参したビデオに自分たちの寝ている姿が撮影されていることで事態ははっきりした。なんとか事態を解決しようとする2人だったが……。という話。
2人をビデオに撮影するなどと言った悪戯めいた不気味さと、その正体の深刻さがまったくリンクしないなど、制作側の思いつきな演出がそこかしこに煌めく愉快作である。アホ映画ファンにおすすめ。
◆ザ・タウン★★★★☆

こんなの俺のベン坊じゃねぇ
銀行強盗が職業になる街。ダウンタウン。
ベン坊とその仲間は少年のころからこの町でつるみ、悪さを働いていた。
ある日の強盗で禁断の人質を連れて出てしまった一行は、翌日から彼女を見張ることにしたのだが…。ベン某がその女性に惚れてしまい…うんぬん。
友情は大切だし、替えも聞かないけれど、それでもこの町から出たいし、出る機会を与えてくれた人と生きていきたい。そんなベン某の切ない葛藤が観られる傑作。
監督業がこなせるのは重々承知のつもりだったが、俳優としてここまでやられるとぐうの音も出ん。
でも僕は、アホ面役のベン坊が好きだ。
コメント
2011/08/20(土) 07:15:52 | URL | 紺碧 #8IgtKjlw[ 編集]
なんか予定調和に向けて急いでやることこなしている感じでしたが、軽くて楽しかったですよね。
2011/08/20(土) 21:07:58 | URL | オビ湾 #-[ 編集]
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例のごとく、消去法で選択(ハイ、また飛行機の中です)しましたが、思ったより悪くなかったです。
確かに、ソーの改心があまりにも簡単すぎて、いまどき幼稚園児でもこんなに簡単に改心しねーぞとつっこみたくなりましたが、それでも見終わったとき「見た時間を返せー」とは思いませんでしたから、そこそこのできだったと思います。
個人的には、「それが、あなたの普段着?」っていう彼女のセリフが一番ウケました(笑)。