紹介:ナッシュ

アバクスシュピールの柔い小箱(キャラメル箱)がどうも好かず、ゲームの中身が好きでも箱を理由に買わなかったことが幾度かある。
“開封するだけで箱に使用感がでる”という虚弱体質と、何より、ふたを閉めるときに淵がカードに引っかかるのが気に喰わん。
そんなわけで我が家にあったアバクス小箱も次々とお暇をもらって行ったわけだが、小箱辞典を作り始めてしまった関係上、地道に再招集を呼びかけている今日このごろである。

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というわけで今回はアバクス小箱の「ナッシュ」。
箱絵の左側がドン・ジョンソンで、右側がチーチ・マリンだろう。

「王への請願」に似たシステムで、シンプルなダイスゲームである。
かのゲームのようにダイス目を如何様することはできないが、進行によっては振る回数を変えたりすることが出来る。
一度「ナッシュ」を手放したのは、「王への請願」があるからいいやと思ったからなのだが、実際のプレイ感はまったく異なるゲームである。
短距離系の障害物レースとでも言おうか、一見膠着状態に見える場面でも、油断したり運が傾いたりするとあっさり勝者が決まる。
アンバランスに感じられる作りは好き嫌いが出そうだ。

ちなみにミヒャエル・シャハトⅠ世王による作品である。

IMG_6479.jpg
中身。
エンボス加工が施されたカードと、サイコロ6個。
不必要なブランクカードが入っている。箱がきつきつな人はこのブランクカードを捨てるか、お母さんにあずかってもらおう。

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ゲームの目的は、自分の城をより多く確保して、王国内の地位を上げること。
具体的な勝利条件は
・城を4種類集める
・城を3種類集めて王の追放にチャレンジして勝つ
・城を2種類と決闘勝利を3回
のいずれか1つを満たすこと。

プレイヤーは城1つから始めて大領主を目指すサイコロ貴族というわけだ。

手番になったら2つの山札の一番上にオープンされているカードか、もしくは他のプレイヤーのカードか、狙う1枚を決めて宣言し、ダイスチャレンジを始める。

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ダイスチャレンジはドイツゲームおなじみの3回まで振りなおせるシステム。俗にいう“K3F”、確保しながら3回振る、というやつだ。

カードに書かれているゾロ目よりも強いゾロ目を出せれば成功。
ただし、6を出してはいけない。
この世界で6の出目は問答無用のNGアイコンである。
出目として機能しないばかりか、振り直しもできずダイスが石化してしまう。「トイレ休憩に入った」とも言う。

城以外の特殊効果カードは山札から取り続ける限り追加のチャレンジを誘発するので、うまく利用したい。というか、これ使わないと加速しない。
また、宣言した時点でバトルロワイヤルが始まる“決闘カード”も邪魔されにくい勝利条件に絡んでいるので誰かが2勝したら警戒すべし。

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というわけで、勝利するとこんな感じに領土が派手になっているはず。

【所感】★★★★★★☆☆☆☆
サイコロ振りまくりのダイスゲームで、もちろん運が大切です。その変わりゴールへ向けての戦略に選択の幅があるのが程よい慰めになっています。
当然、勝利条件に近づいたプレイヤーの城を奪わなければならないのですが、特殊効果が劣勢だと中々手を出せません。結果、誰かがお仕事的に攻撃させられる羽目になることが多く、好き嫌いが大きく分かれるところだと思います。
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