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紹介:ヴァンパム

2010年で最も面白かった小箱ゲームの1つ「ヴァンパム」。
プレイヤーは北米に入植してきた白人となってネイティブアメリカンと交易を行い、もっとも価値のある装飾品である“ヴァンパム”をできるだけ多く手に入れることを目指す。
“ヴァンパム”とは、絵で見る限りトルコ石等が混じった数珠状の首飾りのようである。

IMG_6507.jpg
ペガサスの缶入り小箱。
缶入りは凹むし、単価も高いのが多いし、少し大きいけど、その分フタがカチャンと締まるから持ち運びにも収納にも気を付かは無いのが良いところだ。
このゲームに関してはイラストも悪くない。

IMG_6508.jpg
中身はカードのみ。
ペガサス缶入り小箱は内側の構造上カードしか入れるところがなさそうなので、基本カードのみなんだと思う。
エンボス加工は基本的になし。でも、カードの質は悪くないのでそこでマイナスが付くような品質ではない。
メインとなるカードは右側の商品カード。商品カードの裏側は勝利点としても機能させるため“ヴァンパム”の絵が描かれている。「ボーナンザ」のカードの裏のターラーみたいなものだ。

左側にあるのは商人カード。
各自自分の色を決めたら、対応する商人カードを受け取る。
他、見えていないがネイティブアメリカンの村カードというのがある。これがプレイヤーが交易を行う村だ。
テーブルの中央にネイティブアメリカンの村カードを1列に並べ、その右側に村の所有する商品カードをランダムで配置したらゲーム開始。

IMG_6509.jpg
スタートプレイヤーから順番に、交易したい村に対して商品カードを好きな枚数だけベットする。このとき目印として自分の商人カードを添える。まだ誰もベットしていない村には何枚ベットする形でも構わないが、すでに誰かがいる村にベットしたい場合は、そのプレイヤーよりも多い枚数でベットし、追い出さなければならない。追い出されたプレイヤーは他の村にベットし直す。(これにより連鎖的に追い出しが発生する可能性あり。)

こうして全員の交易相手が決まったら、いざ交易。
と行きたいところだが、まずは手札制限チェックがある。
手札の最大値は今回の交易で出された最多枚数により変動するため、他プレイヤーに左右されるところがあり、油断できない。

IMG_6510.jpg
で、ようやく交易開始。
交易にはカードの組み合わせによって2種類のパターンがある。
まず一般的なのが上の写真のケース。

左の提示カードと、右の村のカードを比べて、同じ種類の商品がある場合、単純に持ち物同士の全交換を行う。上のケースではタバコ(緑)と酒(赤)が一致しているため、全交換となる。
村のカードを全て手札に加え、提示したカードを村の所有物として村カードの右側に移す。

これにより手札を増やしたり、集めたい種類のカードを揃えたりする。

IMG_6511.jpg
もう1つのケースがこのゲームで最も重要なアクション。
左の提示カードと、右の村のカードを比べて、同じ巣類の商品が1つもない場合、ゲームの勝利条件である“ヴァンパム”と提示カードを交換することが出来る。つまり、村に無い希少な商品を持ち込んだので、ネイティブアメリカンが気前よく宝物を差し出してくれたということだ。

この場合、提示したカードの中から1種類につき1枚ずつ村に渡し、残ったカードを裏返してヴァンパムとして自分の前の金庫カードの下に入れる。1種類につき1枚はヴァンパムにならないので、同じ種類のカードをたくさん出すほど効率が良いことになる。

上の写真のケースでは、タバコ(緑)と毛皮(紫)がヴァンパムと交換できる対象となった。しかし、各種類につき1枚は村カードの右側に渡さなければならないので、残ったタバコカード1枚しかヴァンパムにすることが出来ない。これだとあまり効率が良くないわけだ。(注:上のケースは毛皮が無駄に見えるが、ベットに負けにくくはなる。)

このように、効率よくヴァンパムを集めるためにはできるだけ種類を絞って手札を集めたいが、追い出しルールのベット制度がこれを困難で、悩ましく、ハプニングたっぷりに演出している。
せっかく集めたカードが追い出しで雑多なカード群と交換されたりなんかすると絶句である。
手札上限も地味に締め付けてくるため、ヴァンパムを狙うタイミングのジレンマは実に絶妙だ。

【所感】★★★★★★★★☆☆
しっかりとしたルールの小箱ゲームで、ゲーム感が掴めないと面白さが味わいにくいかもしれません。コツを掴んでくると、他プレイヤーの狙いどころや手札枚数を見ながら手を打つことが出来るようになります。大人ゲーマーにお勧めの小箱ゲームです。
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コメント

これ、こないだテンデイズで買ってきて、まだルール読んだだけでプレイしてないんですけど、なかなか面白そうですね。
私もカードのイラストが良く描きこまれてるなぁと思って買いました。
2011/09/19(月) 12:42:41 | URL | たっくん #9QpkrxpU[ 編集]
ヴァンパムはベットのやりとりと言い、交換ルールと言い、よく出来たカードゲームだと思います。
このアイテムもそうなんですけど、テンデイズさんがピックアップするカードゲームはシンプルなのもそうでないものも、目が覚める良作が多くて素晴らしいなと思います。
2011/09/19(月) 18:42:02 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]

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