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ヒアアフター★★★★☆、モンスターズ:地球外生命体★★☆☆☆、ザ・ファイター★★★★☆、フード・インク★★☆☆☆

めんどくさくて全部ネタバレてるから観たい映画があったら読むべからず。

◆ヒアアフター★★★★☆
HAFTER.jpg
ブレはあるが気持ちが良い

津波で臨死体験をしたキャスター、霊能力を持ったことで苦悩する中年男性、双子の兄を事故で無くした少年を中心とした群像劇。
死後の世界に触れる理由がそれぞれに違うのが面白い。

少年のマーカス。“亡くした人と話がしたい”という王道を背負わされたのが、伴侶を失った妻や夫ではなく、双子の片割れというのが良いアクセントになっている。

触れた人にまつわる“死”を知ることで、人間関係を築けずにいた霊能者。
彼が見た未来のインスピレーションと、恐れずに差し出した左手に希望を感じるラストはとても素敵だった。

クリントらしい真面目さと、スピルバーグらしいエンターテイメントのバランスが良かった。
しかし反面、妙な咀嚼の悪さがあったのも確か。

そもそも霊的な世界とどう向き合うのかという点は人の心の大神秘ゆえに論点にしていないわけだが、ではそこにいる人々の絶望と再起をテーマにしているかと思えば、それにしては物語がオカルト寄りだ。
キーマンである霊能者が、料理教室で出会うブライスハワード(ロンハワードの娘※)との目隠し当てっこクイズは必要以上に官能的だし、彼が彼女の霊視を行うに至る覚悟と期待の描写は重要性に反して希薄だった。

感動できる話だが、少々もったいない仕上がり。

とは言え、個人的にはブライスハワードの目隠しシーンはサイコーで、★1つ追加の評価とした。ブライスハワードはスパイダー3での金髪巨乳が有名だが、ヴィレッジとレディインザウォーターで大活躍した私立シャマラン高校の首席卒業生でもある。

◆モンスターズ★★☆☆☆
MONSTERS.jpg
寸分違わずタコ

宇宙から生物を持ち帰ろうとしたら大気圏突入時に事故って散らばってさぁ大変。
メキシコ北部はモンスターが闊歩する立ち入り禁止の危険地帯になってしまいました。そんな中主人公は、金髪ショートカットの美人を連れてメキシコからアメリカ国境を目指す。

エイリアンのデザインは制作側の思い切りが感じられる力作で、寸分違わずタコである。タコが恐るべき脚力を持って歩いている。
金髪ショートカットとタコが共演するのであれば、なんらかのヌメヌメした展開を期待してしまうのだが、その辺の配慮が一切なされていなかった事は本作の致命的欠点と言えよう。

プロットとしてはタコを退治するために軍は爆撃をしているという背景が敷かれていて、それによって現地の人々に大きな被害が出ていることを含め「モンスターは誰?」っていう、どこかの事情をそのまま持ってきた感じ。

ちなみにこの映画も「スカイライン」と同じく“超低予算”がフューチャーされて話題になっている作品。130万だそうです。(絶対もろもろの人件費いれてないよねー的な)
まぁどうだっていいわ。

◆ザ・ファイター★★★★☆
FIGHTERTER.jpg
羅漢ウォルバーグの筋肉萌え

絶好調のマークウォルバーグがボクサー兄弟の弟を演じる青春拳闘映画。
かつてチャンピオンであるシュガーレイをダウンさせたことで地元のヒーローとなっている兄を演じるのがクリスチャン・ベイル殿下。
このボクサー兄は薬中でボロボロという設定。役作りのためにベイル殿下は極端な減量を行い、抜歯までしたという。毎度毎度、体張ってキャラクターを作る人ですな。

この2人にママや家族を入れて、ファミリーでボクシングに勤しんできたベイル一家。しかしベイル殿下の素行の悪さや家族の歪みが災いし、弟のウォルバーグ君の人生はメチャメチャ。
ちくしょーこんにゃろーって感じで家族と疎遠になってみたり、もとに戻ってみたりしながらチャンピオンを目指します。

そこで再起の伴侶となるのがバーテン娘のエイミーアダムス。今回はちょっとだらしない女性役でお肉も付けて演じているんだけど、それでも可愛いですこの人は。しかし役の幅広いなぁ~っていう。

ストーリーは起伏が少ない方で、最後に向けてのお膳立てはしっかりしているがロッキーのように無理な派手さは演出しない気持ち良い作り。
その上に底力のある演者が乗っけられているのだから間違いない。

◆フード・インク★★☆☆☆
FOODINK.jpg
大企業批判が前に出過ぎ

多国籍大企業が作り上げた巨大なフードシステムの実態を伝えようというドキュメンタリー映画。
食品が小売りに出されるまでにどんな工程が踏まれ、どれだけの人が虐げられたか、はたまた衛生面での懸念などを現地の映像や弱者のインタビューを中心に見せる。

しかしまぁ何と言っても大企業に対する怨念が強い。これは大企業のせい。それも大企業のせい。あれも大企業のせい。消費者は一方的に騙されている…云々が延々と続くんだからまいる。
食をネタにした大企業批判ビデオである。

一応締めとして、「世界を変えるのは消費者だ」ということを大きく謳いだすんだけど、そんなことわかってますよ。でも沢山の人が劣悪な食品でも安ければ良いと思ってたりするんだよ。それはビデオで恨み辛みを並べたって解決しないんだ。

そりゃあコレだけ作為的な制作陣が前のめりで取材を申し込んだら拒否するだろう。
言ってることはまっとうでもやり方が一辺倒すぎる。
その点、システム化された食システムを幾何学的な映像美で象徴的に演出し、観客に見て知ることから始めさせた「いのちの食べ方」は格が違った。

確かにアメリカの食品を取り巻く法律はクソだ。
でも大企業を悪役に仕立てたところでストレス解消にしかならない。
たぶんそんなちっこい問題じゃないんだ。
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