紹介:YOMI
誰もが驚いた対戦格闘カードゲーム「YOMI」。
元ネタこそカプコンやSNKのキャラクターではあるが、なんといってもシステムと駆け引きの再現性がすごい。
今年一番の“事件”だと思う。

何をイメージしたのかわからんのだけど、シンプルで力強いボックス。
たぶんデザインする金が無かっただけだと思う。
タイトルの「YOMI」はreadingとのことなので、つまるところ「読み」である。
そう。格ゲーにおける基本(といっても、最近の格ゲーはコンボを手に覚えさせるだけの音ゲーと化しているように思うが)。なんにせよそれをタイトルにしちゃうアホさが良い。
ちなみに箱の手触りは妙な感じで、海外ロックバンドのメモリアルボックスみたいな材質である。例えばグレイトフルデッドの棺桶ボックスと同じ。どうでもいいか。

中身。
このボックス版は10人のキャラクターが一緒になったセット品で、本来は1人1人個別に購入できたらしい。ボックス版にはマットが付いてくるので基本的に人気で出回ってるのはこちらだとか。
ちなみに元々製造をトランプ刷る工場にお願いしているらしく、品質的にも構成的にも1キャラクターがトランプ1デッキになっている。マークも付いているのでトランプとしても使える。
これら10人のキャラクターの中から1人を選び、2人が向かい合って対戦を行う。
マットを広げて自分のデッキをシャッフルしたら、規定枚数を手札にしてゲーム開始だ。

ゲームは同時ターンを繰り返すことで進める。
双方が手札からカードを1枚裏向きでプレイし、一斉に表向けてダメージの処理などを行う。
カードには打撃、投げ、防御、避けがあり、それぞれ格闘ゲームの三すくみと同じ関係になっている。
つまり、
打撃は投げに勝ち、
投げは防御に勝ち、
防御は打撃に勝つ。
避けは成功したときに単発カウンターを返せる。(旧KOF的)
という具合。※ちなみに必殺技は防御されても体力を減らせる。
同じ種類の行動を選んだ場合は、なんと技に発生フレームが書かれており、より発生が早い方(数字が小さい方)が成功することになっている。
カードゲームに技の発生フレームを導入するとは、もはや作者は狂人である。

打撃が決まった場合、そこからコンボを始めることができる。
数字が繋がったカードを出せたり、繋ぎ用の必殺技を挟んだり、強烈な超必殺技を締めに繰り出したりできる。
このコンボの段数はキャラクターによってあらかじめ決まっており、例えばスピード系のキャラは限界数が高く、投げ系のキャラは限界数が低いばかりか締めにしか使えない技が多かったりしている。

そして極め付けが超必殺技。各キャラクターのエースのカードがこれにあたる。
効果は様々で、大抵の場合は打撃系で威力が強いか、発生がメチャ早い。
一部投げ系には発生フレームゼロのものがあり、格ゲーにおけるいわゆるゼロフレーム投げをわざわざ再現している。素晴らしいアホだ。
他にもキャラクター特有の能力が備えられており、色々な戦い方が楽しめる。格ゲー好きなら丸一日遊べるだろう快作である。
【所感】
★★★★★★★★★☆
すさまじい再現度の格闘カードゲームです。よもやここまで分解、落とし込んだものを遊べるようになるとは思いませんでした。今後の拡張展開も期待できるシステムです。
当然ですが、格ゲーやらない人には米粒ひとつの訴求力もありません。
元ネタこそカプコンやSNKのキャラクターではあるが、なんといってもシステムと駆け引きの再現性がすごい。
今年一番の“事件”だと思う。

何をイメージしたのかわからんのだけど、シンプルで力強いボックス。
たぶんデザインする金が無かっただけだと思う。
タイトルの「YOMI」はreadingとのことなので、つまるところ「読み」である。
そう。格ゲーにおける基本(といっても、最近の格ゲーはコンボを手に覚えさせるだけの音ゲーと化しているように思うが)。なんにせよそれをタイトルにしちゃうアホさが良い。
ちなみに箱の手触りは妙な感じで、海外ロックバンドのメモリアルボックスみたいな材質である。例えばグレイトフルデッドの棺桶ボックスと同じ。どうでもいいか。

中身。
このボックス版は10人のキャラクターが一緒になったセット品で、本来は1人1人個別に購入できたらしい。ボックス版にはマットが付いてくるので基本的に人気で出回ってるのはこちらだとか。
ちなみに元々製造をトランプ刷る工場にお願いしているらしく、品質的にも構成的にも1キャラクターがトランプ1デッキになっている。マークも付いているのでトランプとしても使える。
これら10人のキャラクターの中から1人を選び、2人が向かい合って対戦を行う。
マットを広げて自分のデッキをシャッフルしたら、規定枚数を手札にしてゲーム開始だ。

ゲームは同時ターンを繰り返すことで進める。
双方が手札からカードを1枚裏向きでプレイし、一斉に表向けてダメージの処理などを行う。
カードには打撃、投げ、防御、避けがあり、それぞれ格闘ゲームの三すくみと同じ関係になっている。
つまり、
打撃は投げに勝ち、
投げは防御に勝ち、
防御は打撃に勝つ。
避けは成功したときに単発カウンターを返せる。(旧KOF的)
という具合。※ちなみに必殺技は防御されても体力を減らせる。
同じ種類の行動を選んだ場合は、なんと技に発生フレームが書かれており、より発生が早い方(数字が小さい方)が成功することになっている。
カードゲームに技の発生フレームを導入するとは、もはや作者は狂人である。

打撃が決まった場合、そこからコンボを始めることができる。
数字が繋がったカードを出せたり、繋ぎ用の必殺技を挟んだり、強烈な超必殺技を締めに繰り出したりできる。
このコンボの段数はキャラクターによってあらかじめ決まっており、例えばスピード系のキャラは限界数が高く、投げ系のキャラは限界数が低いばかりか締めにしか使えない技が多かったりしている。

そして極め付けが超必殺技。各キャラクターのエースのカードがこれにあたる。
効果は様々で、大抵の場合は打撃系で威力が強いか、発生がメチャ早い。
一部投げ系には発生フレームゼロのものがあり、格ゲーにおけるいわゆるゼロフレーム投げをわざわざ再現している。素晴らしいアホだ。
他にもキャラクター特有の能力が備えられており、色々な戦い方が楽しめる。格ゲー好きなら丸一日遊べるだろう快作である。
【所感】

すさまじい再現度の格闘カードゲームです。よもやここまで分解、落とし込んだものを遊べるようになるとは思いませんでした。今後の拡張展開も期待できるシステムです。
当然ですが、格ゲーやらない人には米粒ひとつの訴求力もありません。
コメント
この作者はマジの狂人なので、この作品のひとつ前にパズルファイターをネタにしたパズルストライクというアホゲーも作っています。パズルストライクのキャラクターはこのゲームのキャラのデフォルメで、ゲームシステムはなんとドミニオンです。それなのにどういうわけか落ちモノパズルをやってるかのような感覚が得られるという、恐ろしいゲーム。今後もこの作者のゲームは要注目です。
2011/10/30(日) 19:00:49 | URL | オビ湾 #-[ 編集]
パズルファイターwww
すごいですね…。筋金入りとはまさにこのこと…。
ちょっと気を付けてみます。というかこれ欲しい!
すごいですね…。筋金入りとはまさにこのこと…。
ちょっと気を付けてみます。というかこれ欲しい!
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フレームまで組み込む真面目さ故のアホっぷりが最高ですね!