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紹介:ザ・シティ

AMIGOの2011年の話題作は「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」や「王への請願」の人気作家トーマス・レーマンによる「ザ・シティ」。「サンファン」「レースフォーザギャラクシー」の流れを汲んだ“手札をコストにする”タイプの拡大再生産ゲームだ。

IMG_6934.jpg
AMIGOの小箱はアートワークも良くできているが、「ザ・シティ」はハイセンスな見た目で大人向けをアピールしている。光の残像を想わせるスピード感のあるタッチは、今思えばこのゲームの驚異的なハイテンポぶりを表現していたのかもしれない。

IMG_6935.jpg
中身。エンボスカードが箱いっぱいに入っている。
サンファン系ゲームと言うことで、どうしてもドイツ語のテキスト依存が高め。
シールでの日本語化が必要なレベルである。これが国内展開が遅れている理由だろう。

さて、このゲームは前述の通りサンファン系のゲームである。
サンファン系とは何か。最近ボードゲームを始めた人はわからないと思うので、簡単に解説する。

主な目的はゲームの終了時に自分の街がより点数の高い街になっていること。
街の点数は建てられている建物などで決まり、その建物は手札から建物カードをプレイすることで増やしていく。
で、その建物カードをプレイするために必要なコストは、なんと同じく手札から出すというシステムだ。
例をあげると、手札が7枚あるときにコスト5のカードをプレイする場合、まずは手札から5枚を捨ててその後にコスト5のカードを自分の前に置く。そうすると残る手札は1枚になっている。使いたいカードがあっても、他のより出したいカードのために犠牲にしなくてはならないジレンマが悩ましいシステムなのだ。

IMG_6937.jpg
ということで、まずは初期手札が配られる。7枚もらって2枚捨て。
最初は手札の補給が少ないので大きな数字は後回しにするのが良いだろう。
慣れてきたらドラフトにしてみるヴァリアントなんかもありかもしれない。

IMG_6938.jpg
まずは全員が建てたいカードを1枚選び、前に出す。その後一斉に表向けて、同時に処理を進める。
一人ずつ建物を建てるのに比べると、これは早い。とてもテンポよく進む感じだ。

IMG_6940.jpg
建物を建て終わったら収入タイム。
まずは建物カードに緑色のアイコンで示されている収入値と同じだけ、カードを補充できる。
続いてオレンジ色のアイコンで示されている勝利点が発生する。勝利点は毎ラウンド排出されるので、より高い建物をより早い段階で建てるほど効果が高いと言える。

建物の効果は他の建物と相性がよかったりすることがある。例えば公園は噴水アイコンの付いた建物の数だけ勝利点を吐出すコンボ専用カードだ。
この辺のコンボを考えながらプレイするのが楽しい。安定したゲーマー受けが期待できるルールである。

このゲームが持っている弱点は2つだ。
第一に、前述した通りの言語依存。
建物を建てるための前提条件建物があるケースもあり、これをドイツ語で追っていくのはとても面倒だし、なにより直観的に脳内で繋がらないので厳しい。極めてプレイアビリティが低い。僕の場合はタメラ製日本語シールでなんとかなったが、テンポの良いゲームに置いては致命的である。少なくとも日本語シールは必須である。

第二に、序盤の出遅れを取り戻すのが厳しいかもしれないという点。
建物が勝利点を毎回排出するため、1ラウンド出遅れただけでも簡単に10点の差が付く。(勝利条件は50点)
ただし、このゲームにおいてはプレイ時間が20分程度なので、10分我慢すれば解放される。普通のボードゲームで30分凹み続けるのに比べたらまったく苦にならないだろう。

そもそもコレ系のゲームが表示通りの20分で終わるというのがスゴイ。
確かにAMIGOのゲームはそのほとんどが20分以内で終わるゲームだが、レーマンがその標準プレイ時間を満たしてくるとは予想せなんだ。AMIGOがそうさせたのか、レーマンがそうしたのか。いずれにしても快作である。

【所感】★★★★★★★★☆☆
すさまじいスピード感の拡大再生産ゲームです。y=x二乗な感じ。
イラストのアートワークが味があってオシャレ。良い世界観が出来ています。
色んな意味で他に例のないカードゲームを出せたことは、AMIGO久々の収穫だと思います。
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