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神々と男たち★★★★☆、岳~ガク★★★☆☆

◆神々と男たち★★★★☆
神々
ピンと張りつめた、信仰の末端を見る

20世紀末、旧フランス領であるアルジェリアで実際に発生したクリスチャン7名殺害事件を取り上げた映画である。イスラム原理主義VS政府軍による血みどろの紛争下で、遠く故郷を離れて奉仕活動を行っていた修道僧達の葛藤を描く。
劇中では後者の葛藤が中心となり、テロ行為の実態解明やドキュメンタリー的政治色はほとんど顔を出さない。純粋な殉教ドラマ(!?)である。
ちなみにおカンヌ映画祭で作品賞を受賞している。

かの修道院は信仰に捉われない奉仕活動が原則であり、地元のイスラム系民族とも良好な関係を築いている。しかし、イスラム過激派のテロ対象が国内の外国人に向けられ始めてから、彼らの身に危険が迫りつつあった。
本国から帰国命令が届く中、修道士たちは改めて自分の信仰と向き合い、最後の決断をする。

うむ。劇伴が一切ないシュールな作品。
実力派俳優による説得力ある演技が素晴らしく、キリキリとした緊迫感が伝わってくる。ワインとパンによる最後の晩餐シーンは特に印象的で、それまでパラパラと散らばっていた各僧のエピソードを総括してくれるかのようだ。

“ワインはキリストの血”と聞くと「気色悪いこと言わないでくれ」と思ってしまう愚か者な僕にも十分に伝わってくる、フェアな殉教映画だ。

◆岳~ガク★★★☆☆
岳
山岳モノの安定感

小栗旬主演、長澤まさみヒロインの漫画原作映画。
山岳救助隊に編入した新人ヒロインが、山の達人こと“シュンカーベル”と仕事を共にすることで、救助隊員として成長していく。

何と言っても雪山が良い。
登山シーンのダイナミックな映像はそれだけで十分な絵になる。
剣岳と同じような苦労があったかどうかは知らないが、少なくともクレバスと絶壁以外は本物に見えた。
また、某海難救助隊のように無理やりド派手な設定を用意しなくても自然と命を取り上げることができるのは山岳モノの利点である。

と言っても中身はコテコテのファミリー映画なので大きな期待をしてはいけないが、それなりの安心品質と言って良いと思う。僕は原作を読んだことが無かったが、読みたくなった。そのくらいの効果はある。
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