紹介:51番目の州~新世紀

2010年にカジノロワイヤルベストに選出した「51番目の州」。
そのスタンドアローン拡張が「51番目の州~新世紀」である。
※本記事はドゥーム評議会で遊んだ際の情報を元に編集。

新世紀_md
実は新世紀の中身だけを「51番目の州」の箱に突っ込んで、新世紀箱は捨ててしまったので写真が撮れなくなってしまった。
今回のボックスアートは弾薬箱を模したもの。それに標的となる敵の写真と弾丸を透明テープで貼り付けたデザイン。新世紀ロゴも本家と同じくワッペン化されているが、弾薬箱に縫い付けるわけにはいかないのでこれもテープで貼られている。う~む惜しい。星条旗にワッペンを縫い付けた本家デザインの方が2周り程良かったか。

IMG_6721.jpg
いやぁ新しい勢力とか見るとワクワクしちゃうよねー。イラストがニューロシマヘクスから使い回しでもまぁいいよ。左にあるのは無印ではカードだった初期設備。1枚のシートになってわかりやすくなったのと、改築が1回というのがわかりやすくなったかな。
だらだら書いてもアレなので基本ルールはこちらを参考いただくとして基本ルールはこちらを参考いただくとして変更点をまとめると…

1.勢力が増えた
ニューロシマヘクスにあったTHE HEGEMONY(荒くれ集団)が追加されて5人までのプレイが可能になった。
略奪、施設化、併合のどれにも使える⇒1が初期サプライ。

2.リーダーシステムがなくなった
リーダーがいなくなった。たぶんリーダーの引きによる運要素を無くすため。

3.矢印を生み出すステップが増えた
矢印を生み出すというステップがルール化されてシステム的には明瞭になった。初期設備なら即座に矢印を使うことも可能だが、矢印を生み出しただけで手番が終了するものも多い。

4.攻撃システムと共有システムの追加
カードに防御力が付いた。それを超える数の赤矢印か青矢印を出した場合、他人のカードをぶっ壊したり毎手番同じ収入を得たりできるようになった。それに応じて赤と青の矢印を手に入れる方法が増やされている。

5.建て直しの追加
ぶっ壊されたカードは裏返しになるが、このカードの上にはどんな建物でもレンガ1個で建てられるようになった。

6.コンポーネントの変化
これまでのチップが一回り大きくなり、資源は錠剤のような木製ゴマに、労働力はなぜかミープルに。正直言って木製コンポーネントは51stに合わない。

7.勝利条件の変更
30点から33点に変更。
地味なようだけど、旧作の経験上では1ラウンド増えるケースが多いと思う。

と言ったところ。

IMG_6717.jpg
ということでリーダーシステムがなくなったんだけど、前51stに混ぜて遊ぶ用の新しいリーダーカードも入っている。新世紀のルールは時間もかかってしまうし、本家の需要は変わらないってのがよくわかってるね!嬉しいね!

IMG_6719.jpg
カードは防御力の追加以外は変わってない。

IMG_6722.jpg
オビ湾は荒くれ集団を使用。
少ない設備でぐるぐる改築を回す戦法を取った。
条件が揃えば1ラウンド目から改築をし続けていくのが51番目の州のオビ湾式だ。
この戦法は経験上とてもローリスクで、序盤~中盤に強く30点に届きやすい。
が、今回勝利条件が33点になったのは痛い。新世紀では旧世代的なやり方は通用しにくくなっていると感じた。

IMG_6723.jpg
ガンガン攻めてくるタメラ軍。
最初は出遅れる戦法だが、これが出来る出来ないで最後の押し合いへし合いの余裕が全然違う。


【所感】★★★★★★☆☆☆☆
攻撃や共有が増え、取れる戦略が一回り大きくなった「51番目の州~新世紀」。
ルールの増加量はさほどでもないですが、考えることが2倍以上に増えたイメージ。
51番目の州に関しては中身をよく理解しているはずのオビ湾も、これにはちょっと参りました。ここまで行くと思考が漏れてしまう…。ちょっと遠くへ行き過ぎかな。
所要時間も本家の2倍~3倍。
元々ルールが難解でお勧めし難かったゲームが、ますます、なんというか…。
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