チョン・ウチ 時空道士(52点)
誰でも知ってるように、韓国は徴兵制度を採用している気合の入った国である。
この制度でよくニュースになるのが韓流スターの兵役問題。まさに売り時という年代に2年も休業するのは痛い。本人らも苦しかろうが、日本の韓流好きオバハンなどはこの制度に何度泣かされたか数え切れぬであろう。
でもこの兵役を乗り越え、深みをました演技で返り咲く俳優も多い。
最近ではクォン・サンウやウォンビンがそうだ。
そして今日取り上げるカン・ドンウォンも、つい最近兵役に入った人気俳優の一人だ。
カン・ドンウォンと言うと「義兄弟」でようやく国内でも認知度が上がったイケメン俳優である。元モデルということもあり、ほっそりしていてクールな印象。オバハン好みの仕上がりだ。
現在劇場公開中の「超能力者」を初めとして無口な役柄が多いのだが、今回レビューする「チョン・ウチ 時空道士」ではコミカルな役を器用に演じている。
ってことで、残り1,2本でカン・ドンウォンとはしばらくお別れである。皆で「超能力者」を観に行ってあげよう。
◆チョン・ウチ 時空道士
★★★★★☆☆☆☆☆(52点)

豪華俳優陣で送る及第点SFコメディ
西暦1500年。
名のある師匠のもとで学びながら、おちゃらけた性格でならず者扱いをされる若手道士チョン・ウチは、師匠のライバルの陰謀によって師匠殺しの罪を着せられ、仙人によって封印されてしまう。
500年後、復活した妖怪を倒すために道士が必要になった仙人は、やむを得ずチョン・ウチを解放し、妖怪退治を依頼する。現代韓国を満喫しつつ妖怪を倒していくチョウ・ウチだったが、憎き天敵の登場により窮地に立たされる。そんなチョン・ウチをギリギリのところで救ったのは…
前半の時代劇パートはチープな感もあってやや退屈なものの、後半に現代に移るとキャラクターのコメディ性が発揮されて面白くなってくる。イケメンアイドルを主人公にしたコメディにしては脚本が凝っており、終盤の展開はそれなりに盛り上がれる。
アクションパートはチープなワイヤー系という感じで、おおよそ日本のそれと同レベル。
カン・ドンウォン自身はアクションもそこそこイケるのだが、ファミリー向けアクションコメディならこんなもんで良いのかもしれない。
個人的な萌えポイントは、妖怪が現代人に扮して車の上から矢を射まくってくるシーンと、ユ・ヘジン周りのコメディだ。ユ・ヘジンの主役喰う感じのオーラは相変わらず良い。特に中盤から釣り針のように垂らされていた伏線を、あんな感じに処理するのは素晴らしい。
カン・ドンウォンもこの映画を観た後は印象が変わる。わりにマルチ。
飛び抜けた面白さは感じないが、俳優目当てで観ても損はない。
この制度でよくニュースになるのが韓流スターの兵役問題。まさに売り時という年代に2年も休業するのは痛い。本人らも苦しかろうが、日本の韓流好きオバハンなどはこの制度に何度泣かされたか数え切れぬであろう。
でもこの兵役を乗り越え、深みをました演技で返り咲く俳優も多い。
最近ではクォン・サンウやウォンビンがそうだ。
そして今日取り上げるカン・ドンウォンも、つい最近兵役に入った人気俳優の一人だ。
カン・ドンウォンと言うと「義兄弟」でようやく国内でも認知度が上がったイケメン俳優である。元モデルということもあり、ほっそりしていてクールな印象。オバハン好みの仕上がりだ。
現在劇場公開中の「超能力者」を初めとして無口な役柄が多いのだが、今回レビューする「チョン・ウチ 時空道士」ではコミカルな役を器用に演じている。
ってことで、残り1,2本でカン・ドンウォンとはしばらくお別れである。皆で「超能力者」を観に行ってあげよう。
◆チョン・ウチ 時空道士
★★★★★☆☆☆☆☆(52点)

豪華俳優陣で送る及第点SFコメディ
西暦1500年。
名のある師匠のもとで学びながら、おちゃらけた性格でならず者扱いをされる若手道士チョン・ウチは、師匠のライバルの陰謀によって師匠殺しの罪を着せられ、仙人によって封印されてしまう。
500年後、復活した妖怪を倒すために道士が必要になった仙人は、やむを得ずチョン・ウチを解放し、妖怪退治を依頼する。現代韓国を満喫しつつ妖怪を倒していくチョウ・ウチだったが、憎き天敵の登場により窮地に立たされる。そんなチョン・ウチをギリギリのところで救ったのは…
前半の時代劇パートはチープな感もあってやや退屈なものの、後半に現代に移るとキャラクターのコメディ性が発揮されて面白くなってくる。イケメンアイドルを主人公にしたコメディにしては脚本が凝っており、終盤の展開はそれなりに盛り上がれる。
アクションパートはチープなワイヤー系という感じで、おおよそ日本のそれと同レベル。
カン・ドンウォン自身はアクションもそこそこイケるのだが、ファミリー向けアクションコメディならこんなもんで良いのかもしれない。
個人的な萌えポイントは、妖怪が現代人に扮して車の上から矢を射まくってくるシーンと、ユ・ヘジン周りのコメディだ。ユ・ヘジンの主役喰う感じのオーラは相変わらず良い。特に中盤から釣り針のように垂らされていた伏線を、あんな感じに処理するのは素晴らしい。
カン・ドンウォンもこの映画を観た後は印象が変わる。わりにマルチ。
飛び抜けた面白さは感じないが、俳優目当てで観ても損はない。
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