紹介:アトン

クイーンゲームズの「アトン」。
アトンってのはアテンのことで、古代エジプトで信仰された神のひとつ。
アメンホテプ4世っちゅうアホなファラオが誰ぞやにそそのかされ(だっけかな)、「アテンが唯一の神じゃ。馬鹿ども!」なんてことを言い出し、他の神様を否定した。
これがアテン信仰ってやつ。

ただ国家をあげたアテン信仰はアメンホテプ4世一代で滅び、その後は結構な嫌われ者になった。関連する壁画や彫刻は結構壊されたりしたらしい。

IMG_0563.jpg

変にかさばるクイーンゲームズの中サイズ。アーキテクトンとか盗賊騎士とか。
2人の神官が神殿内の権力争いを行う。ゆえに2人専用ゲームである。

コンポーネントは組み立て式のボード、カード、マーカー多数。
この組み立て式のボードは「インカの秘法」にもあったけど、ちょっと不安定なところがありやや不満である。

IMG_0559.jpg

ゲーム始まってすぐの様子。
ボード中央の4つの神殿には12個のマスがある。これを取り合う。
一定のやり取りがあったあと、得点計算が発生。
得点計算のやり方は神殿ごとに異なる。たとえば、
『マーカーの数が多い方だけに5点』『マーカーの数だけ双方が得点』などなど。
よく考えた上でマーカーを配置しよう。

IMG_0560.jpg

マーカーのおき方は、交互に・・・・なんていう単純なものでは決してない。
これ作ったのクニツィアだから。

ターンのはじめには自分側の???までの場所にカードを1枚ずつ伏せておく。
これによって、『何枚マーカーをおけるか』『どこにおけるか』『どちらが先行するか』などが決まる。もちろんクニツィア式なので競りの要素もあり。

IMG_0562.jpg

得点計算1回目の図。後半になるとこれがどんどん赤と青に染まってくる。
カードの内容は赤青ともに平等になっているので一方的なゲームにはなりにくそう。
パズル的見た目ながら、ゲームの肝は"強いカードをどこに使うか"というところにあるので権力争いの戦略を練っている雰囲気も味わえる。

【所感】
運、マネジメント、相手の邪魔のバランスが個人的にとても好みです。
得点の象徴がスカラベなんですが、どうせなら得点マーカーくらいスカラベ形にしてくれたらもっとも良かったかも。
クニツィアさんは改めてすごいと思います。ただ、この計算された感じはどこかで感じたことあるなぁと思ってたんですが、多分ミヒャエル・エンデっぽいんだと思います。「楽しめ!俺の計算されたストーリーを。」って感じで。
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コメント

あとん
(どこかで既に指摘されているかもですが)
アトンはクニツィアではなくギムラーですね。

寡作なので「ゲシェンク」一発でしか知られてないですが、「オーディンのカラス」「バグダッドの盗賊」などの「悪くない」ゲームをちょいちょい作っておられます。
2013/10/02(水) 16:06:09 | URL | 時空を超えた通りすがり #-[ 編集]

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