スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| BACK TO TOP |

おおかみこどもの雨と雪(82点)

ややネタバレなんで、楽しみにしてる人は読まんでくさい。

◆おおかみこどもの雨と雪
★★★★★★★★☆☆(82点)
003kodomo.jpg
100ぺん苦労しても足りない

「時をかける少女」「サマーウォーズ」とヒット作を2連投した日本アニメーション映画界の先発投手・細田守監督による長編アニメーション最新作。

たまたま好きになったのがオオカミ男だった女の子が、2人の子供を産み、シングルマザーとして成長していく話。
娘が両親の過去を案内するという構成と、そこで流れていく時間が“平坦に見える物語”にドラマを与えるという大枠のプロットは「初恋のきた道」を想わせる。
実際、劇伴で綴る序盤から中盤の積み重ねが映画を作っている。至極丁寧まっとうな作品で、物語の抑揚をその場の躍動感にまかせていた“夏のネット対戦の話”とは大違いだ。

生活話に真実味がないのは、もうこの人の作風なのだと思う。やけにドキュメンタリーな演出をするわりに説得力に欠けるのが辛いところだが、今回はファンタジーだし、そのくらいのズレはむしろ良かった。 オオカミ旦那の貯蓄で親子3人が4年間過ごせたっていいじゃないか。田舎暮らしになってようやく「節約しなきゃね」ってすっとんきょうなこと言い出したっていいじゃないか。今回は無視してあげよう。

後半の展開はまぁ、なるようになっていくのみなのだが、そのような話が物語として成立するのも諄い話、土台をしっかりさせたからだ。

あと、どうもこの監督は生者を導くために死者に喋らせるのが好きみたいなんだけど、今回のデッドマンズトークはサマーウォーズのおばあちゃんみたいな手荒な印象は受けなかった。それは多分、そこまでの展開で十分にエモーショナル(もしくはスピリチュアル)なやりとりをする場づくりが出来ているからだ。
と認めつつも、最後にあの免許証の写真が笑って台無しになるんじゃないかとひそかに心配はした。

余談だが、夜間の上映時間にも関わらず客席の埋まりがよかった。もう、普段観てる映画10本分くらい集めないとあんなには埋まらない。これほどの人気ならば、次回は社会を背負う映画を期待されそうだ。
| trackback:0 | commnet:0 | BACK TO TOP |

コメント

コメントする


秘密にする
 

このエントリーのトラックバックURL

これがこのエントリーのトラックバックURLです。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このエントリーへのトラックバック

プロフィール

海長とオビ湾

Author:海長とオビ湾
motto:物より心
webmaster:ALOHA! Maura Kalusky FANLOG

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索

比類なきリンク先

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。