紹介:ハイク

某氏より「これはけっこうまずいですよ」ということでお預かりした小箱カードゲーム「ハイク」は、確かにこれはなかなかのまずさだったので、サクッと所感込々で紹介したい。

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Amigoよりやや大きめな小箱。
ハイキングという爽やかなテーマなのに何故が色味が冴えない。
ロゴ内にも背景入ってるし、構図わるッ!この時点で例の悪寒が湧いてくるぜ!

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中身。エンボス無しカード。
イラストは豪華っぽいのだけど、一部に妙な悪ノリがあったりしてテーマとまったく親和してない。その歪みから来る不快感みたいなものまであるような気がして…、こればかりは気のせいだと思いたいのだが。

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手札を配ったらゲーム開始。
基本ルールはUNOみたいなもんで、手番になったら場のカードの上に出せるカードを出す。で、究極は手札をゼロにすることを目指すわけだ。

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何が出せて何が出せないかは、カードにアイコンで示されている。
例えば上のカード「光」は、その後に「光」か「虫」か「山頂」が出せるというわけ。
しかしこの繫がりがまったく理解しがたく、いちいち場のカードの右下を見て出せるカードを探さなくてはならない。大変かったるいし、テーマの雰囲気なんか出ようもない。むしろテーマがノイズに感じる。

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そんなしょーもないカードプレイングに刺激を与えるべく投入されているのがスペシャルカードだ。
スペシャルカードはユニークで10枚あり、「ウンコ」カードが出たら手札の虫が失点になるとか、「干ばつ」が出たら「湖」のカードが出せないプレイヤーは即死とか、「迷子」で手番順逆転とか、そんなんである。
このスペシャルカードがゲームにどれだけの面白みを与えているか?という質問については、黙秘権を行使したい。

【評価】
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【所感】
紹介記事に込々にした通りです。ハイキング感を期待するなんてもってのほかです。
ムリヤリ何ディールもこなしていたら一緒に遊んでいたサーカワカミが吐き気をもよおしたのは、ただの偶然でしょう。(出せるカードをアイコンでいちいち追うので、実際酔う可能性はあります)
こういう半端なゲーム、実際はたくさんあるんですが、その辺をしっかり弾いて入荷してくれる国内ショップはホント安心です。時々思い知ります。
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コメント

こんにちわ
実は、僕はこのゲーム、国内ショップのラインナップで見て「軽そうでいいかな」と思ったのですが、テキストカードがあったのでちょっと様子を見ていたのでした(確か熊本あたりと広島あたりが取り扱ってたような)
そういうわけでこれは貴重なレポートでした

ごくろーさまっす
2012/08/29(水) 23:49:28 | URL | 流星キック1998 #-[ 編集]
あれ。流星キックさんには是非この妙を味わってわしいところなんですが。
2012/08/30(木) 01:14:38 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]
昨日、広島からの使者=oecさん持込みで遊ばせてもらいました。じつは・・・けっこう気に入りましたwそのうち僕もブログに書きます
2012/09/03(月) 12:01:05 | URL | 流星キック1998 #-[ 編集]
お。さすが流星さん、懐が深いっすねぇ。うちでもゲームとして悪いわけじゃない説はありましたんで、楽しめる可能性はやっぱあるんですね。
2012/09/03(月) 13:07:24 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]

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