As One(65点)、スノーホワイト(27点)、宇宙兄弟(40点)、アポロ18号(53点)
もっともっとテキトーな映画評が見たいと言われましたが、それはそれでめんどくさいんですよ。
◆As One(KOREA)
★★★★★★☆☆☆☆(65点)

We Can Do It!
最強を誇る中国の女子卓球チームを破るため、北朝鮮と韓国が例外的にチーム・コリアを結成し、日本で行われる世界大会に出場した実話に基づく映画。
主演女優の1人として不思議な魅力の韓国女優ぺ・ドゥナが出ている。国内でも「空気人形」で有名な女優さんだ。
設定からほぼ全てが推測できてしまうコテコテの内容で、最初はいがみ合っていた南北朝鮮の面々が、次第に理解し合い、同じ方向を向いて、中国と真っ向勝負できるだけのチームへ成長していく感じ。
コテコテと言っても、その中身を面白く作ることができるのが韓国ドラマの腕の立つところであり、例に漏れず本作も大変楽しい。
韓国No.2が北朝鮮男子に惚れて猛烈アタックしたり、北朝鮮No.2の新鋭が最終戦でスランプから立ち直ったり。まったくもってマンガ的(どこからどこまでが実話なのかはわからない。)。
いや、実に素直な展開でよいと思う。北朝鮮人役のぺ・ドゥナがいい空気出してるから相応に映画っぽいし。
本質は20年ぶりに結成される南北卓球合同チームへの後押しであり、南北友好映画なのだろうが、それほどあざとくは感じずに楽しめた。
日本の一般公開は今のところなさそうだから、韓国のDVDか何かで。
◆Snow White &the Hunter
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(27点)

エクリプスときどき、なんちゃってLotR
御姫様物の王道である“白雪姫”を、現代風のユーモアでアクション込々の超大作にしちゃうよー!っていう、ちょっとリッチー版ホームズ的(別にギョロ目赤ずきんでもいい)発想の映画。
これがまた、しょーもなくペラい。
エクリプスのアゴ女優が旧国王の姫君で、氷の女王(というかセロン)に支配された世界を解放しようと、“復讐”しに行くというもの。
存在感に乏しく画面上ではまったく魅力的に見えない姫君だが、物語の中では“近くにいるだけで皆の調子が良くなる”とか、こじつけっぽい「姫スゲー!」が演出されていて、なんか逆に可愛そうになる。
やたら変なタイミングで幼馴染とのキスシーンが出たと思ったら正体が魔女だったりとか、もう、相当にペラい。
この姫君が頑張ってセロンと白兵戦を繰り広げる終盤は、鑑賞者によっては苦行の域に突入するだろう。
で、これらのシーンの繋ぎに何故か硬派に演出される旅路シーン。
思いっきりロード・オブ・ザ・リングなのだが、エクリプス級の脚本とのギャップが激しく、見ていて混乱する。こんなところで本気ファンタジーを演出されても、上に乗っかってるのがエクリプス以下の茶番なのだからまったく無駄である。
茶番なら茶番らしく演出した方がよほど良い。いったい何のフリをしているのか。
唯一見栄えのする女王だが、その野望が原作通りの器のちっささで、実写の人間がアクションを交えて頑張るにはそもそも滑稽すぎた。最初から茶番と思って観るのが正解だが、それにしては上映時間が長すぎる。
◆宇宙兄弟
★★★★☆☆☆☆☆☆(40点)

典型的な日本のポップムービー
宇宙飛行士を目指す物語ってのは、幼少時代のドキドキを再体験させてくれることが多く、大好きなジャンルだ。
宇宙兄弟の漫画も読んでいて、やはり面白い。日曜朝のアニメ版も出来が良く、そちらも観ている。
ということで、売れっ子漫画の宿命的映画化。主演にシュンカーベルを据えた全年齢対象兵器であり、実に平坦。漫画版の巧さとかは全く再現されておらず、無難にパズルを組んで脚本化された粗悪品だ。
シュンカーベルは好きなんだけど、なんかこう、良い映画でないね。漫画原作モノ多過ぎよ。
◆アポロ18号
★★★★★☆☆☆☆☆(53点)

月面カニパニック
アポロ18号は公式には飛んでいないことになっているけど、実は飛んでいました。
ビデオが見つかって、それはそれは大変なことになってました。という、最近トロールハンターで見かけた設定の宇宙版。
極秘裏に月に到着した乗組員は、対ソ連用の動体カメラを設置して任務を終えるが、着陸した内の1名がカニに襲われ、エイリアン的に体内に侵入される。地球のセンターの応答を不審に思った二人は、やがて今回のプロジェクトがはじめから仕組まれた生還不可の人体実験であることに気づくカニ。
1人は体内からカニが大発生してカニ死。ソ連ポッドで脱出しようとした1人も潜んでいたカニによってカニ死。残る一人はソ連ポッドの奴を助けようとして激突死するカニ。
ディスカバリーのカニ漁と、蟹工船を見た後はこの映画がてっぱんカニ。
◆As One(KOREA)
★★★★★★☆☆☆☆(65点)

We Can Do It!
最強を誇る中国の女子卓球チームを破るため、北朝鮮と韓国が例外的にチーム・コリアを結成し、日本で行われる世界大会に出場した実話に基づく映画。
主演女優の1人として不思議な魅力の韓国女優ぺ・ドゥナが出ている。国内でも「空気人形」で有名な女優さんだ。
設定からほぼ全てが推測できてしまうコテコテの内容で、最初はいがみ合っていた南北朝鮮の面々が、次第に理解し合い、同じ方向を向いて、中国と真っ向勝負できるだけのチームへ成長していく感じ。
コテコテと言っても、その中身を面白く作ることができるのが韓国ドラマの腕の立つところであり、例に漏れず本作も大変楽しい。
韓国No.2が北朝鮮男子に惚れて猛烈アタックしたり、北朝鮮No.2の新鋭が最終戦でスランプから立ち直ったり。まったくもってマンガ的(どこからどこまでが実話なのかはわからない。)。
いや、実に素直な展開でよいと思う。北朝鮮人役のぺ・ドゥナがいい空気出してるから相応に映画っぽいし。
本質は20年ぶりに結成される南北卓球合同チームへの後押しであり、南北友好映画なのだろうが、それほどあざとくは感じずに楽しめた。
日本の一般公開は今のところなさそうだから、韓国のDVDか何かで。
◆Snow White &the Hunter
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(27点)

エクリプスときどき、なんちゃってLotR
御姫様物の王道である“白雪姫”を、現代風のユーモアでアクション込々の超大作にしちゃうよー!っていう、ちょっとリッチー版ホームズ的(別にギョロ目赤ずきんでもいい)発想の映画。
これがまた、しょーもなくペラい。
エクリプスのアゴ女優が旧国王の姫君で、氷の女王(というかセロン)に支配された世界を解放しようと、“復讐”しに行くというもの。
存在感に乏しく画面上ではまったく魅力的に見えない姫君だが、物語の中では“近くにいるだけで皆の調子が良くなる”とか、こじつけっぽい「姫スゲー!」が演出されていて、なんか逆に可愛そうになる。
やたら変なタイミングで幼馴染とのキスシーンが出たと思ったら正体が魔女だったりとか、もう、相当にペラい。
この姫君が頑張ってセロンと白兵戦を繰り広げる終盤は、鑑賞者によっては苦行の域に突入するだろう。
で、これらのシーンの繋ぎに何故か硬派に演出される旅路シーン。
思いっきりロード・オブ・ザ・リングなのだが、エクリプス級の脚本とのギャップが激しく、見ていて混乱する。こんなところで本気ファンタジーを演出されても、上に乗っかってるのがエクリプス以下の茶番なのだからまったく無駄である。
茶番なら茶番らしく演出した方がよほど良い。いったい何のフリをしているのか。
唯一見栄えのする女王だが、その野望が原作通りの器のちっささで、実写の人間がアクションを交えて頑張るにはそもそも滑稽すぎた。最初から茶番と思って観るのが正解だが、それにしては上映時間が長すぎる。
◆宇宙兄弟
★★★★☆☆☆☆☆☆(40点)

典型的な日本のポップムービー
宇宙飛行士を目指す物語ってのは、幼少時代のドキドキを再体験させてくれることが多く、大好きなジャンルだ。
宇宙兄弟の漫画も読んでいて、やはり面白い。日曜朝のアニメ版も出来が良く、そちらも観ている。
ということで、売れっ子漫画の宿命的映画化。主演にシュンカーベルを据えた全年齢対象兵器であり、実に平坦。漫画版の巧さとかは全く再現されておらず、無難にパズルを組んで脚本化された粗悪品だ。
シュンカーベルは好きなんだけど、なんかこう、良い映画でないね。漫画原作モノ多過ぎよ。
◆アポロ18号
★★★★★☆☆☆☆☆(53点)

月面カニパニック
アポロ18号は公式には飛んでいないことになっているけど、実は飛んでいました。
ビデオが見つかって、それはそれは大変なことになってました。という、最近トロールハンターで見かけた設定の宇宙版。
極秘裏に月に到着した乗組員は、対ソ連用の動体カメラを設置して任務を終えるが、着陸した内の1名がカニに襲われ、エイリアン的に体内に侵入される。地球のセンターの応答を不審に思った二人は、やがて今回のプロジェクトがはじめから仕組まれた生還不可の人体実験であることに気づくカニ。
1人は体内からカニが大発生してカニ死。ソ連ポッドで脱出しようとした1人も潜んでいたカニによってカニ死。残る一人はソ連ポッドの奴を助けようとして激突死するカニ。
ディスカバリーのカニ漁と、蟹工船を見た後はこの映画がてっぱんカニ。
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