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アウトレイジ・ビヨンド(65点)

最後の方ネタバレ

◆アウトレイジ・ビヨンド
★★★★★★☆☆☆☆(65点)

00003礼二
全員悪人、だけど良心的だから皆観てね。

コテコテしたおっさん達が良いスーツ着て大チャンバラする北野エンターテイメント、イズ、バック。

加藤の陰謀による会長交代劇から5年。
元大友組金庫番の石原は加藤組長にかわれて若頭にまで出世するが、マル暴片岡の巧みな焚き付けで古参の幹部との確執があらわになる。
このひと悶着は関西の花菱組にまで拡大するが、そこはタヌキな関西ヤクザ。マル暴の好きなようにはさせない。

ここで登場する我らが監督、大友。
前作で死んだといううわさは、これまたマル暴のキツネ業だったのだ。
引退するつもりだった大友だが、片岡の仲立ちで木村の仁義に応えることになった。

復讐の大友・木村
怯える山王会
ゆっくりと獲物を飲み込む花菱
指揮者気取りのマル暴

騙して殺して奪って笑う、爽快エンタメの結末やいかに。


久々に観た北野マフィアは益々漫画化していた。まさにエンタメ。
脚本は前作と異なり綺麗な放物線を描いておらず、殴って喋り殴って喋りの乱打戦。このテンポがノリノリの関西ヤクザ勢を後押しして、もう、すごく楽しい感じ。解放感があるといっても過言じゃない。
アングルをマル暴片岡視点に変えたことで展開の尺が変わり、ざっくり楽しめるようになったのだ。

実はこの映画、香港ノワールの大巨匠ジョニー・トーの最高傑作(と僕が思っている)「エレクション二部作」と内容が似ている。が、この二作はまったく別の方向を向いている。

ジョニー・トーはエレクション二部作を作ることで、中国に追い越された香港の複雑な国民感情を露わにし、巨大な公権力に飲み込まれようとしていた黒社会へ一喝を入れた。重く横たわる不快感がエレクションの名作たる所以。

アウトレイジも同様にヤクザ社会が公権力に弄ばれる図を描いている。が、その結末は“殴られて欲しい奴が殴られる”という、実に良心的な方向に舵が取られている。これはノワールじゃない。ヒーロー映画だ。

それにしても関西勢面白ろすぎる。キャラモノの節あり。
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