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サニー~永遠の仲間たち(90点)

◆サニー~永遠の仲間たち
★★★★★★★★★☆(90点)
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一夫多妻制、リアリストの遺言

安定した収入のある夫と、思春期の娘を持つ40歳の主婦、イム・ナミ。ある日お見舞いに訪れた病院で出会ったのは、高校時代の親友グループ“サニー”のリーダー格であるチュナだった。
「最後に皆に会いたい」というチュナの願いをかなえるため、イム・ナミはメンバーの探索を始める。

物語は現代でメンバーを探すイム・ナミ達と、25年前に青春を謳歌していた少女たちの姿を交互に映しながら進んでいく。幼い時は平等に近かったそれぞれの幸せ。しかし25年も経てば、そこには格差が生まれている。かつて自分が夢見ていた姿とは別人に成長したことを再自覚しながら、それでも少女たちはチュナのために集まり、お互いを照らしていたものに気づくのだ。

イム・ナミが高校時代を過ごす舞台は民主化前の韓国であるにも関わらず、この映画には時代に対する負の感情がない。政治的なメッセージの欠片もない。どんな時代にも無邪気に遊ぶ少女たちがいて、人知れず悩む少女たちがいる。今も昔も何も変わらない、一緒に肩を組んで前を向くことができる仲間の素晴らしさを、この映画は気持ちよく演出する。
自分が過ごしてきた青春はこうであったと思いたいし、今を過ごしている自分の青春もまた、このようにあってほしいと思う。そんなことを考えるさせる映画である。

一点、チュナの遺言に関しては気持ちが追い付きにくい面があった。
サニーは一夫多妻制である。旦那役であるチュナが、メンバーに約束したリーダーとしての責任を、金銭を含む形で果たすのである。
本作の演出が極めてドラマ的だったこともあり、この展開には違和感を覚えやすい。ただ、男社会を生き抜いた"男性"性であるチュナの、つまるところ、リアリストの遺言としてはまったくおかしくないのだ。その辺の演出は、確かに難しいなぁ。
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