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紹介:EKIDEN

スポーツのアナログゲーム化は難しいとよく言われる。
スポーツは競技のルールが面白いんじゃないからね。その上で展開する技術や戦略、観る側の高揚感などが面白く感じるわけで、これをデフォルメしようなんてのは土台無理な話である。
だから「リーダー1」(ジロディイタリアのゲーム)みたいな、戦略部分に焦点を当ててゲーム化する類のタイトルが出てきた時は、なるほどねぇと思った。つまり、スポーツには“感想戦みたいなことを楽しむ”という面もあったなぁということだ。妄想戦っていうか。

で、今回紹介する「EKIDEN」がその妄想戦にあたるかっていうと、それとはちょっと違うような気もするんだけど、これもまた果敢にもスポーツに挑んだゲーム。

IMG_8587.jpg
EKIDEN。
「ひも電」が有名なOKAZU BRANDさんの作品。
日本の同人小箱ゲームは萬印堂さん印刷のものがよく流通しており、それらの箱はアミーゴ小箱などに比べると1センチくらい背が高い。
しかし「EKIDEN」の箱はアミーゴとかなり近いサイズである。大量の小箱ゲームを保管している身としては、並べた時に綺麗なこのサイズは大変嬉しい。
こんなこと気にしてるのは俺くらいだろうけど。

IMG_8588.jpg
中身。
カードの質は良く、テカテカした感じ。
選手カードはそれぞれ固有の総力や特殊能力が書かれていて、イラストは走者のシルエット。ちょっと渋いけど、このゲームの雰囲気には合っている。

で、このゲームはその名の通り“駅伝”がテーマである。中でも年始の恒例となっている箱根駅伝をピンポイントでテーマにしている。駅伝、好きな人多いですよね。俺?普通です。み、見てますよ……時々。

IMG_8589.jpg
さぁ、まずはチーム作り。
優秀なチームを作るべくスポーツ推薦を送りつけてやりましょう。
選手には…
・走力:区間順位を競うための数値(黒い数字)
・ポジション値:区間順位決定後のポジション変動値(矢印の数字)
・特殊能力:選手によりけり
といったステータスがあるので、それを参考にしながら。
走力の高い選手は優先度が自然と上がるが、戦略的に総合順位を上げるにはポジション値が重要になるぞ。最初のプレイでは勘が掴めないだろうから、走力で選んで後で後悔しよう。

ドラフト形式で10枚の選手を決め終わる頃には年末になっているので、さっそく本番開始。

IMG_8590.jpg
コースは箱根駅伝を模している。10区間の往路。
1区間ずつ選手カードによるバトルを行っていく。
まずその区間の“状況カード”が公開される。
これはその区間の順位によって、ポジション値が上がるか下がるかを示している。まぁ、区間順位が上の方なら相互順位も上がっていくし、そうでなければ下がるって思ってもらえば大体オーケー。

IMG_8592.jpg
で、最も総合順位の低いプレイヤーから選手を出して行く。
この時の走力によって区間順位が決まるが、同じ数値の場合は先出がより前にいることになるので、一応後ろにいる方が有利ではある。ただし状況を見てから選手を決められるのでそれが全てではない。

IMG_8591.jpg
区間順位が決まったら、状況カードを参照して、後は選手カードに示されたポジション値の分だけポジションを前後させる。この相対的ポジションボードに置かれた駒の位置によって総合順位は決まる。
だから走力があってもポジション上昇値が1では総合順位に貢献できないし、区間順位で良い位置に付けない選手でもポジション降下値が低ければ総合順位をある程度キープできるというわけだ。

というわけで、これを10区間続けたところの順位を競う。

10枚の選手カード選びが非常に重要なのだけど、大量カードのドラフトなので慣れてこないと上手く選べないかもしれない。チームを作る工程というのはスラップショットなどなど面白いものが多いが、そういう楽しさはあまりないかもしれない。その代わり手堅いレースゲームに仕上がっている。

ただ真面目に仕上げてある分、「往路を終えて復路に挑む前の作戦会議というか、一度順位を振り返る時間というか、あの1日目が終わった段階の雰囲気も欲しい」という意見も出た。ゲームに求めるのはちょっと贅沢か。

【評価】
   5.jpg
【所感】
よくまとまったルールですが、自分にはちょっと丸過ぎるかなという感じを受けました。もう少し尖がって、駅伝のエンタメ要素を再現してもよかったかもしれません。個人的には、今年の新作の「デカスロン」の方がゲームらしくて良いと思いますね。
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