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紹介:フィルムフィクサー

「キャット&チョコレート」のメーカーが大喜利じゃなくてゲームっぽいシステムのあるゲームを作った。しかも映画業界がテーマだという。

film1.jpg
フィルムフィクサーと思しき人物がテレビを前にそれっぽい格好をしてる図。
たぶん「キャット&チョコレート」と同じサイズの箱である。
ちなみに作者は“Autohr”ではなく“Author”であろうとおもうのだが、パッケージだけでなく説明書のクレジットも“Autohr”なので何かにかけた冗談かもしれない。Auto HRで、自動時間とか。わからん。

film2.jpg
中身。
イラストは頑張ってたくさん描いてあるが、なにぶん漫画絵なので映画の雰囲気とは程遠く、其処に期待するとずっこけてしまう。先に言っとくとテーマへの期待は捨てた方が良い。その方が印象は良くなるだろう。あなたがシネフィルであれば特に。

さて、このゲームではプレイヤーが映画プロデューサーとなって名誉点を稼ぐことを目指す。
film3.jpg
最初は寝食を共にしているメガネっ子をおかかえ俳優として使うしかないが、お金ができればより高い俳優を雇う事も出来る。
で、その俳優を雇うのも、映画を作るのも場札からカードを取ることで行う。

film4.jpg
手番のプレイヤーはまず場札が気に入らなければお金を払って更新することができる。その後にまず俳優を買い、続いて映画を作ることが出来る。
俳優はコストを払えば自分の前に置かれてスタンバイとなる。この時、永続的に使える俳優と特殊効果が強い使い切り俳優がいるので忘れずにタイプを確認しておこう。

film5.jpg
映画を作るには、映画カードに俳優を派遣するだけでいい。お金はかからない!きっと自宅でハンディで撮って自己編集なのだろう。で、映画を作るとそれが勝利点山札に入り、大抵の場合はお金も得られる。これが基本的な収入である。永遠の新人メガネっ子がいるので場札が壊れない限り破産はしない。

値段と組み合わせの見返りを見るだけで素っ気なく処理的な印象が強いが、例えばポルノ映画に天才子役と犬を派遣してキャッキャ…とかがこのゲームのハイライトなのだと思われる。ただしこの話はキャット&チョコレートなどと違いあまり膨らまない。

以上がこのゲームにおける映画製作部分である。

しかし、まだ要素はある。
まだあると聞いたあなたは、おそらく「賞レースでしょう!」と思ったであろうが、残念ながら違う。
投資である。
いや、身も蓋もない言い方をすれば“賭け”である。

film6.jpg
手番開始時にそのプレイヤーがこの手番で何をするかを予測し、対応するお金カードを裏向きに出してかける。
お金カードにはプレイヤーが選択できる行動の1つがアイコンで示されているのだ。もちろん自分のお金カードに示されていない行動には賭けることができない。

で、この予測が当たると…
・1金で当たった場合⇒1金を3金に替えるか、1金を1点として得点山札に入れる。
・3金で当たった場合⇒3金を6金に替えるか、3金を3点として得点山札に入れる。
・6金で当たった場合⇒6金を6点として得点山札に入れる。
ということで、こちらでも収入か勝利点が得られるだけでなく、けっこう見返りがデカい。

当然、手番プレイヤーは他プレイヤーの予測を外そうと考えるだろうし、賭ける側のプレイヤーもその裏を付いてなんとか当てたいと思う。

もはや投資でも映画製作でもない。
※当然、プロデューサー業でもない

まぁそれだけであれば単なるテーマの崩壊なのだが、このゲームの場合はシステム面でも投資部分と映画製作部分がうまく噛み合っているとは言えず、予想なのか買い物なのか、何を楽しめばよいのか比重がわからなくなってしまう。チグハグした印象で、どうも面白みが感じられない。

ということで、手番プレイヤーは映画製作、非手番プレイヤーは予想を繰り返すことでゲームは進行し、やがて終わる。
各自の得点山札に入れられたカードの勝利点や俳優による特殊点などの合計で勝負する。

ちなみに「残った手札3金につき1勝利点」というのがあるのだが、それだと1金賭けて当たった時にわざわざ得点山札に沈める意味がない(手札で持ってて使わなかったら1勝利点だから)だろう。
また、後半は同じ理由から俳優が場札に残り、全員が合理的な理由で事実上のパスを連続してゲームが終わらなくなることもありうる。
重箱の隅をつつくようだが、こういった穴があることが流通しているボードゲームには稀な事なので、かなり気になった。

【評価】
   2.jpg
【所感】
僕には合わなかったですね。目新しいシステムでない分、余計に苦しいと思いました。
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