紹介:エアキング

「タナカマさんからのお土産なのであんまりひどい事言えないなぁ」と思っていたリトアニアのメーカーによるポンコツカードゲーム「エアキング」。
ふうかさんが紹介して、昨晩のツイッターにてもう周知のクソゲーであることもわかり、akioさんまでジョーコでぶった切ったので、俺もこの機に便乗してアップすることにした。
ほんと面白くないよこのゲーム。壊れてないだけにひでえ。

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小箱。箱だけは良くできてる。ちなみに深キョンでホットな管制官がテーマ。
でもコイツが見てるモニターは絶対に管制官のそれじゃねえ。
マグカップには「I LOVE BGG」のロゴが読み取れるが…。

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中身。カードの質は悪くない。
ただ、イラストは微妙。

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カードを使って2つの空港をつくり、その間にカードをおけるように空間を開けておく。で、上の写真の様に両空港から飛行機が飛び立ち、もう1方を目指すのだ。既にこの時点でつまんなそうと思う人も多かろうが、もっとつまんないから続きを読んでほしい。

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実はプレイヤーは秘密裏に4つの飛行機を到着させることを目指している。
4つもゴールさせなければならないので、自分の担当する飛行機以外を前進させるようなフェイクを打ってる暇はない。バレバレである。だが他人の目的を真剣に読もうと試みる程このゲームに熱中する事自体が難しいので、大した問題にはならない。
ちなみに飛行機は10機しかないから、当然他プレイヤーと絡む。絡んだ方が有利に決まっている。はっきりいって絡みが薄かった奴は負けだ。

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手番では2枚までカードを使っていくが、まぁ、単なる進路妨害である。
その効果も写真を見ていただければわかるだろう。
もともと飛行機渋滞に悶絶することを楽しむ(と思われる)ゲームに、さらなるストレスが投入されるわけだ。どうだみんな、楽しそうだろう?

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極め付けがこれである。
スタートに戻るカード
なんちゅう…。
最初にルールで読んだとき、皆に内緒でこのカードを抜こうかと思ったくらいだ。
ちなみに全員1枚持っていて、ここぞという時に使うということである。本当にBGG愛してるのだろうか…。

ということで、時間さえ使えばゲームは成立するだけに、つまらなさが一層映えるゲーム。
ちなみにこれ以外にも3つのゲームが同時リリースされていて、だいたいどれも良くないらしい。
akioさんはドゥーム評議会でやっとけばよいと言うが、ドゥーム評議会はほぼ全員が和訳作成者かつキッカーという構成上未知のゲームに挑むことは多いが、クソゲーお焚き上げ倶楽部では断じてない!
自らを掘削ドリルの先端に付いたダイヤモンドであると誇りに思っている。(よね?)

【評価】
   2.jpg
【所感】
ルールを読むだけでつまらないのがわかります。やるともっとつまらないです。良い所は……、箱がしっかりしているところでしょうか。あと、ゲームとして破綻しているわけではありません。頑張ればしっかり終わります。
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コメント

まあ、ふと思ったんやけど、これ、恨みを持った一人の超嫌がらせプレイヤーが、横軸方向に無限の彼方へ延々と動かしていけば、二人プレイならゲームは終わらんし、3人以上なら、その狙われた一人は絶対に勝てへんよな。
リトアニア、こんな革新的なゲームを作るとは恐るべし。
2013/01/20(日) 06:22:21 | URL | akio #wr80fq92[ 編集]
そうだ。こんなにつまらないうえに、壊れえるわけですね。ほんとしょーもないな。
2013/01/20(日) 18:00:34 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]

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