紹介:フィアスコ

90年代後半のシュタウペによる小箱カードゲーム「フィアスコ」。
小箱フェティスとであるオビ湾に気を使っていたる師匠が紹介してくれた素朴ゲーだ。

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なんとAmigoサイズ小箱。ラベンスバーガーにもこのサイズの小箱があったんだね。
正確にはAmigoよりちょっと大きくて、HABA系よりは少し小さい。ファランクスくらいかな。
フィアスコってのは、台無しっぽい意味だって聞いたような気がする。不正確なので気になったらドイツ語で調べてくさい。

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カードはエンボス無しの、今と変わらぬ感じ。ずっと遊んでると黄ばんできそうな、あの感じ。
でもイラストが良いんだよね。古き良きっていうか、まぁ実際はそこまで古くないんだけど。
だって見てくださいよ、この右側のカード。“ドンガラガッシャン・カード”って言うんだけど、ドンガラガッシャン以外の何物でもないっていうかね。もう文句ありませんよ。

fiasko3.jpg
えーと、どんなゲームだったっけね。
ああ、思い出した。(※)
こんな風にカードをザーーっと広げて、手番になったらカードを1枚取るか、自分の前に置いてあるカードの組み合わせを精算するかする。
基本的にカードをたくさん集めてから精算の方が得点効率は良いのだけど、先ほどの写真に写っていた“ドンガラガッシャン・カード”を引いてしまうとそれまで集めていたカードが無くなってしまうというティキンレース。
でもまぁそれだけじゃなくって、それはこの後説明する。

※一応言っておきますが冗談です。

fiasko4.jpg
カードが溜まった後の得点計算は、まず1種類のスートを選んでその数字を合計し、その合計値と溜まったカードの枚数(選んだスートを含む)を掛けて算出する。
例えば上の写真だと、青の牛乳スートが(3+5)の8で、カード枚数は8枚。8*8ってことで64点。

で、点数が算出出来たらあらかじめ用意して置いたシートに記入する。
「オビ湾・牛乳・64点」
なぜスートまで記入するのか。
イエス!ワンスートワンチャンス!
各スートはゲーム中1度しかメインに選べないのだ!ちょっとヤッツィー的な感じだ。

しかも最初に誰かが5スート達成したらその人にボーナス点が入ってゲームが終わるので、出来るなら早く埋めたい。ただしボーナス点は各スートごとに最高点を記録したプレイヤーにもたんまり入るので、なんとも微妙なところ。急ぎたい!けど、じっくり良い点を出したい!
基本は運のゲームだけど競いどころがあってワイワイ楽しめる。

【評価】
   6.jpg
【所感】
シンプルでバカらしくて、愛せるゲームですね。
数字の大きさで得点がガラッと変わるんで、まぁ運なんですけどね。良い意味で時代を感じるバランスです。
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