紹介:シュティッヒルン(NSV版)

「シュティッヒルンで代用できる」は広辞閻にも載っている有名な言葉である。
1993年にAmigoからリリースされた小箱ゲーム「シュティッヒルン」は、6スートで1~20までの数字が揃っているため、カード構成が複雑でないゲームの代用品として使用することが出来たのである。
また、「シュティッヒルン」自体が面白かったこと、メイフォローのトリックテイクで数少ない評判の良いゲームであることも、今もって有名な理由の一つだろう。

そして最近になって、「シュティッヒルン」にNSV版が新しいデザインでリリースされた。
NSVはここのところ小箱カードゲームを精力的に扱っており、有名小箱である「ブクブク」もリリースしているが、こちらはAmigo版と同じデザインである。
オリジナルでは「トイレ」が最近の小箱の中ではエース級と言える。

stihirun1.jpg
Amigoの"待ち針"デザインから一新されたNSV版。あれ、なんか怖い感じあったもんね。ということでハリネズミをアイコンにしたポップなデザインに生まれ変わったわけだ。
ちなみに6スート×20枚=120枚というのは小箱に入れるには上限MAX級の枚数で、Amigo版をお持ちの方は箱の中がパンパンなのをよく御存じだろう。今は値段が変わっているが、ちょっと前は同じ小箱でも「シュティッヒルン」だけが少し高かったように記憶している。多分そうだった。

stihirun2.jpg
こんな感じの6スート。
各色でハリネズミのイラストが異なり、それぞれ針とかサボテンとか、チクチクしたものを持っている。Amigo版の道路標識みたいな素っ気のなさはどこへやら、この可愛さなら第一印象も少しは良くなろう。
ちなみにカードはエンボスだ。

ルールやゲームの印象については以前の記事を参照していただければ。
http://casinoroyale.blog120.fc2.com/blog-entry-1230.html
あと、公式にB面ルールとされている「ハットトリック」は単体でもリリースされている。
http://casinoroyale.blog120.fc2.com/blog-entry-1614.html

今回改めてこのNSV版を使って遊んでみたが、見た目が変わっただけでもゲーム
の印象が明るくなり、映画部連中にも「カードが可愛い」と評判であった。

【評価】
   7.jpg
【所感】
一家に一台ファミリーコンピュータがあっても時代が変われば●●ですが、シュティッヒルンは小さいし時代を問わないので一生モノとしていかがでしょうか。
トランプの代行も可能な可愛いカードゲームです。
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コメント

個人的には旧版のあの渋い感じが好きだけど(箱もカードも)。。。
こっちはこっちで明るい感じでええな
2013/03/30(土) 00:38:57 | URL | 鬚親父 #-[ 編集]
あの感じが好きと行っちゃうその感覚が親父なのだよ!
2013/03/30(土) 23:06:54 | URL | オビ湾 #-[ 編集]

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