アルマ、15歳の恋愛妄想(62点)、I'M FLASH(30点)

◆アルマ、15歳の恋愛妄想
★★★★★★☆☆☆☆(62点)
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"ちんこで突いた問題"の真相

ノルウェーに住む15歳の女の子アルマは思春期ぶっちぎりのドエロ妄想ジャンカー。
一応好きな男の子がいて、これが毛が生える前のジョセフ・ゴードン・レヴィットみたいな奴だ。
アルマは日常的にテレフォンセックスを楽しんでるくらいの第一線オナニストなのだが、前述の毛無レヴィットとセックスする妄想でも、日々オナニーに励んでいる。見習いたいモチベーションだ。

さて、ある日アルマが参加したパーティーには毛無レヴィットも参加していて、ちょいちょい目が合ったので、一人外に出てみたりする。すると毛無レヴィットも外に出てくる。そして問題の事件が起きる。

毛無レヴィットがちんこでアルマを突いたのだ。
※そのままの意味で、セックスしたという意味ではありません。

その事をみんなに話すアルマだったが、誰も信じてくれない。ついに毛無レヴィット本人までもが否定し始め、見ている方もあれは妄想だったのかと混乱してくる。
良くないことに毛無レヴィットが好きな女の子がいて、アルマのいじめを始める。
アルマ大ピンチで、実際窮地。

毛無レヴィットちんこ事件は本当に起こっていたことなのか、はたまたその真相とは!?

冒頭からオナニーしまくるアルマに最初は気持ちがおいつかなくなるが、徐々に妄想率が減って普通の青春ドラマに落ち着いてくる一作。しまいにはラブコメばりにハピフルな結末が待ち構えており、気持ちよく振り回されている感覚が悪くない。

◆アイム・フラッシュ
★★★☆☆☆☆☆☆☆(30点)
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確かに輝いている

たっちゃんと、目が死んだ例の俳優の弟による、なんだかふんわりした沖縄ノワール。たっちゃん以外の3人は殺し屋という設定なのだが、どんなに目を凝らして見ても殺し屋には到底見えないため、必要以上に緊張感の無さが際立っている珍作だ。(これがジョニー・トー映画だとサイモン・ヤムあたりで締めるのだが…)
もちろんその辺はある程度監督の意図であろう。目が死んだ例の俳優の弟が吐き出す気怠い雰囲気はそのまま映画の空気になっており、シニカルティックな作品であることをこれでもかと主張している。

たっちゃんは某宗教の若き教祖という設定で、この映画では殺し屋の標的となっている。しかし彼自身が生きることに無頓着になっている生粋の寝言野郎であるため、教祖と殺し屋の間に明確な対立象が生まれず、ぼんやりのんびりと話は進む。~~~からの、銃撃戦。
まさかタランティーノやりたかったわけじゃあるまいな…。

しかし、こんだけ寝言とマイペースが激しいと輝いて見えるのは事実だ。
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