紹介:ブルームーン・レジェンド

クニツィア先生今世紀最大の偉業といえば?
フィット?? おしい! ブルームーンです!

2人用TCG風カードゲームとして基本セットがリリースされて以降、今でいうファンタジーフライトのLCG(リビング・カード・ゲーム)みたいに追加パックが次々とリリースされていく形式だったブルームーン・シリーズ。それほど多いわけではないが言語依存があり、国内では扱う店も少なかったためにリトルレアな存在となってしまった。
しかしその面白さは抜を群していたため、一部のユーザーには熱烈に愛されていたのである。
ということで、はい、再販でーす。全部入りで日本語版でーす。

bluemoon1.jpg
FFGの正方L箱。ってセンターがミミックス!!(大正解!)
うーんと、まぁ入ってるものが前とあまり変わらんので、箱はデカすぎるけど、やっぱレジェンドだし全部入りだし、スペシャルってことでね。

bluemoon2.jpg
ってことで、基本から拡張からじゃーんと全部入っている。
ただしカードは普通のサイズになっちゃって(前は細長)、テキストエリアも透けてないのでイラストの迫力は減。でも日本語になってるので誰とでも遊べる。
しかし、カードテキストがTCG的ゲームシステムの都合でハイパーシステマチックになっており、めちゃくちゃ読みにくいし誤解もされやすい。というのはもうどうしようもなく、その点で敷居は高く、普段カードゲームやらない人にはやっぱりむかないだろう。ゲームの事よくわかってないと理解できないよあんなの。
ボードとかドラゴン(ちょっと大きくなって扱いづらくなった)とかは前と同じだけど、5点先取制のためのカウント用クリスタルが入っている。

bluemoon3.jpg
さて、ゲームを始めよう。
まずは各自がデッキを1つ選んで対面に座り、写真のように準備。
デッキは最初から組まれている9セットがあるが、自分で組むこともでき、追加ルールやカードを使えば相当オリジナルなものが作れる。

プレイヤーは自分の山札から6枚の手札を取り、ボードの自分側にカードを出して相手のカードと競り合わせていく。だいたいそういうゲーム。
※以下、写真は撮影用に適当に配置したので細かい事無視してくれよな。

bluemoon4.jpg
ってことで、自分側にカードを出す。
基本はキャラクターカードを出すのだけど、全てのキャラクターには炎と大地の2つのパワー値が書かれていて、そのどちらを使うのか、先手のプレイヤーが宣言できる。相手プレイヤーはその属性に従って戦わなければならない。

カードを出すときは、諸々の効果を反映したうえで相手のパワー値以上の数字を出す必要がある。もし出せなかったり、出したくなければ、その戦闘に負けて撤退ということになる。

bluemoon5.jpg
カードを出すときはキャラクター1枚に加え、ブーストもしくはサポートという補助カードをどちらか1枚出すことが出来る。
ブーストは出したキャラクターを強化するもので一時的、サポートはその戦闘中はずっと効果を発揮し続ける。
特にサポートによる場の支配・制限は戦闘のポイントになるところだ。

bluemoon6.jpg
で、さっきも書いたとおり相手の数字以上を出せない/出したくない場合は撤退。
勝ったプレイヤーはドラゴン駒を自分の方に引き寄せることが出来る。通常は1戦闘で1個だが、もし戦闘で6枚以上のカードが自分の戦闘エリアに置かれていたら、2個もらえる。激闘のご褒美というわけだ。

bluemoon7.jpg
基本はこのように戦闘を繰り返すのだが、ドラゴンを全部取ってさらに取る状況が生まれたり、残りカードがなくなったりしたら(基本これ)ラウンドは終了する。
数回プレーで勝利を決める場合は、勝利者が基本1クリスタルに加え、引き寄せているドラゴンの数だけクリスタルを得る。で、5点先取ね。そんなかんじ。

【評価】
9C.jpg
【所感】
全てユニークの豪華イラスト、クニツィア式カードゲームのジレンマ、高いリプレイ性。グレート。
クニツィアの対面式二人ゲームの集大成ともいうべき傑作ではないですかね。
巨根ヘラクレスが活躍するペルガメムノンとか、考えてみるとここからだしね。
みんな買っとけばいいじゃん。ほら。

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