BG紹介:XXL
「これひとつで●個のゲームが遊べる!」というのはよくあるクソゲーフラグのひとつだ。
海外ゲームというよりは昭和の国産ボードゲームに良くみられる浅はかな売り文句だが、さすがにドイツの小箱シーンともなんでもあるもので、今日紹介する「XXL」などは「なんとこれ1つで6つのゲームが遊べる!」という超お得なゲームである。

アバクスのキャラメル小箱。
作者はディルク。
どのディルクかは君自身で調べて落胆してほしい。

中身。XXLというだけあって、なんとカードがダブルデッキサイズである。エンボス入り。カードの裏面の色合いがなかなか良く、これがスニーカーだったら即購入リスト入りだ。
XXLには6つのルールが用意されている。それを順番にプレイしていくことで得点を積み上げていくトライアスロン形式だ。
①カウントアップダウン~連番式2014W

2つの数字のどちらかで昇順降順にカードを出していく七並べゲーム。
おもしろくない。
②カウントダウン~跳躍式2014W

場に出ている1枚のカードの2つの数字について、同じ色でカウントダウンになるようにカードをプレイしていくウノ系ゲーム。
おもしろくない。
③アメイジング・トリック~シングル

2つある数字のどちらかを使って遊ぶ一般的なマストフォロー。
配りきりでもなく、数字の構成も不透明な、投げっぱなしトリックテイク。
おもしろくない。
④ストレートつくりま専科

場に出ているカードと自分の手札を使い、3枚の連番を作る。
手札から何枚出すかで場に出ているカードが増減する。他プレイヤーをけん制するには場が増えない方が良いが、そこまで気張ることもあるまい。
比較的まともである。
⑤カウントダウン~連番式2014シャープシングル

場に出ているカードの指定された方の数字を連番になるようにカードをプレイしていく直置き七並べゲーム。リセットできるカードが切れると死ねる。
おもしろくない。
⑥アメイジング・トリック~ダブル

シングルと違い、2番目のプレイヤーがフォローした色がリードスートになるトリックテイク。2番目でも決まらなければ3番目が決める。ちょっとポテトマンっぽいプレイ感がある。
悪くはない。
【評価】

【所感まとめ】
そもそも面白ければ複数のルールなんていらないですよ。
たくさんのルールで遊べることを売りにしてゲームを作るケースもあるとは思いますが、XXLの場合はそれぞれが似たようなゲームのバージョン違いみたいな内容で、単純に1つのルールでは売り物として弱いと感じたから…みたいなところが感じられる……大傑作です!
◆かつてキャラメル箱だった英雄たち
海外ゲームというよりは昭和の国産ボードゲームに良くみられる浅はかな売り文句だが、さすがにドイツの小箱シーンともなんでもあるもので、今日紹介する「XXL」などは「なんとこれ1つで6つのゲームが遊べる!」という超お得なゲームである。

アバクスのキャラメル小箱。
作者はディルク。
どのディルクかは君自身で調べて落胆してほしい。

中身。XXLというだけあって、なんとカードがダブルデッキサイズである。エンボス入り。カードの裏面の色合いがなかなか良く、これがスニーカーだったら即購入リスト入りだ。
XXLには6つのルールが用意されている。それを順番にプレイしていくことで得点を積み上げていくトライアスロン形式だ。
①カウントアップダウン~連番式2014W

2つの数字のどちらかで昇順降順にカードを出していく七並べゲーム。
おもしろくない。
②カウントダウン~跳躍式2014W

場に出ている1枚のカードの2つの数字について、同じ色でカウントダウンになるようにカードをプレイしていくウノ系ゲーム。
おもしろくない。
③アメイジング・トリック~シングル

2つある数字のどちらかを使って遊ぶ一般的なマストフォロー。
配りきりでもなく、数字の構成も不透明な、投げっぱなしトリックテイク。
おもしろくない。
④ストレートつくりま専科

場に出ているカードと自分の手札を使い、3枚の連番を作る。
手札から何枚出すかで場に出ているカードが増減する。他プレイヤーをけん制するには場が増えない方が良いが、そこまで気張ることもあるまい。
比較的まともである。
⑤カウントダウン~連番式2014シャープシングル

場に出ているカードの指定された方の数字を連番になるようにカードをプレイしていく直置き七並べゲーム。リセットできるカードが切れると死ねる。
おもしろくない。
⑥アメイジング・トリック~ダブル

シングルと違い、2番目のプレイヤーがフォローした色がリードスートになるトリックテイク。2番目でも決まらなければ3番目が決める。ちょっとポテトマンっぽいプレイ感がある。
悪くはない。
【評価】

【所感まとめ】
そもそも面白ければ複数のルールなんていらないですよ。
たくさんのルールで遊べることを売りにしてゲームを作るケースもあるとは思いますが、XXLの場合はそれぞれが似たようなゲームのバージョン違いみたいな内容で、単純に1つのルールでは売り物として弱いと感じたから…みたいなところが感じられる……大傑作です!
◆かつてキャラメル箱だった英雄たち
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