BG紹介:リンドン(おしえてサウンド)

2人用牛三部作で再び小箱フリークの心を掴もうとしているR・シュタウペ。
そんなシュタウペ様の多作多様ぶりを感じさせるゲームの一つが「リンドン(おしえてサウンド)」だ。

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「リンドン(おしえてサウンド)」はAmigoのキッズ向け小箱シリーズのタイトルで、同氏はこのシリーズで多数の作品をリリースしている。中でも「おなじはど~れ」あたりが有名どころだ。
2,3年前からキッズ向け小箱シリーズは缶になったり正方形箱になったりと見た目がフラフラしていたが、最近またこの形に戻ったので安堵している。(缶バージョンは継続。)

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コンポーネントはモノカード(10種×2枚)とNGカードがいっぱい。
Amigoのキッズ向けカードは子供向けに分厚くて固い紙となっている。エンボス加工の例のAmigoカードとは異なる。

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ゲームスタートの図。
5×4にカードを伏せて並べる。
ここから神経衰弱をやる………のだが、もちろん普通にやるわけがない。
シュタウペ様による神経衰弱は、カードの中身を見て覚えるのではなく、音を聞いて覚えるのだ。
カードの中身に応じたサウンドを第三者に口真似してもらい、それを聞いて記憶するというヘソ曲がりゲーム。それが「リンドン(おしえてサウンド)」だ。
「ケェロケェロ!ケェロケェロ!」

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とは言え、普通の神経衰弱と大して変わらないんじゃないのって思う人も多いだろう。
それはその通りともいえるし、人によっては大違いの場合もある。
例えば俺の場合、見た風景で覚えるくせがあるので、『音から絵を想像して、場所に当てはめる』という変換が加わるとすごく難しく感じる。(しかしまぁ、それほど記録は悪くなかった。)

ちなみにこのゲーム、みんなで手番を回しながら遊ぶのではなく、一人が全部取るまでに何回NGを出すかと基準で点数を出す。その時、NGの数を数えるのに使うのがNGカードだ。

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ズブズブ。間違えると悶絶必至の制裁が待っている。
マチガエルだけに。

【評価】
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【所感まとめ】
人によってはなんてことない、普通の神経衰弱とあまり変わらないかもしれません。
しかしかわり映えしないメモリーゲームが沢山ある中で、このアイデアとソリティアとしての調整には独自性が合ってよいと思います。さすがシュタウペ。

◆理想のシュタウペをあなたに


◆本日のシュタウペ・ピックアップ

キューバ革命直後のハバナを舞台に、リソースの収集と建物の建築をカード2枚で駆け引きする。他プレイヤーとの絡みも強く、やりごたえのあるゲーム。一応、「キューバ」のカードゲーム版という位置づけだ。(画像は駿河屋)
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