BG紹介:Red7
カール・チャデクの名前に聞き覚えがあるのなら、それは君がゲーマーである証拠だ。
このチャデクとは何者なのか。「グローリー・トゥ・ローマ」、「イノベーション」と言ったタイトルに代表されるように、妙に煩雑な盤面を演出する変態系カードゲームクリエイターである。
今日紹介する「Red 7」は彼の最新カードゲームである。

いわゆるダブルデッキの小箱。
AsmadiGamesの小箱はこれといった定型がないけど、たぶん「フラワーフォール」と同じ。
「フラワーフォール」ってなんじゃって人がほとんどかもしれないが、知らないなら知らないままでOKと思う。
大きさ的にはAmigoやAbacussより縦方向にやや長く、作りは荒めだ。

中身。
7色7枚ずつのカードが基本コンポーネント。
エンボスがかかっており、使い心地は良い。
カードサイズはややおおぶり。
表面は色以外は素っ気ないデザインなのだが、裏面は気が利いていてカッコいい。

さて、このゲームは自分に配られた7枚のカードを利用し、最後までラウンドから抜けないように踏ん張るゲームである。プレイヤーは自分の手番が回って来るたびに、自分の場札を最強の状態に仕込んで乗り切らなければならない。誰か一人にでも負けていたら、そこで脱落だ。
ラウンド開始時には手札が7枚。それに既に自分の場札として1枚が公開された状態で配られている。
手札と場札によって有利不利が出やすいので、ルールで推奨されている複数ラウンド式で遊んでいる。

では"最強の状態"とはなんなのかということだ。
このゲームには強弱を決める7つのルールというものが存在する。
その時点で場に提示されているルールに従って強弱は決定するのだ。
上のカードはそのルールをまとめた一覧になっている。
内容は以下のようなものだ。
・最も大きい数字を持つ者が勝つ
・同じ数字を最も多く持つ者が勝つ
・同じ色を最も多く持つ者が勝つ
・偶数を最も多く持つ者が勝つ
・カードの色数が最も多い者が勝つ
・最も長く連番を作っている者が勝つ
・3以下の数字が最も多い者が勝つ
※このルールの対象は場札。
カードを見るとわかるように、これらのルールには色付けがされており、これはカードの色と対応している。
スートや色に特別な意味を持たせるゲーム作りもキング・チャデクの特徴だ。

手番では以下のアクションを行い、最強になるようにしなければならない。
①:手札から場札にカードを1枚出す
②:手札からカードをテーブル中央にだし、そのカードの色にルールを変える。
③:①を行い、さらに②もする。
これをして最強になれないようなら、リタイアするしかない。

これを繰り返し、ラストマンスタンディングになれたら、その時点のルールに関係しているカードを得点として場札からとり、各プレイヤーが自分の前に置いている先ほどのルールサマリーカードの下にチャデクる。
例えば「3以下の数字が最も多い者が勝つ」のルール下で生き残り、場札が1,2,3,4,5だった場合、1,2,3の3枚を得点として自分のルールサマリーカードの下にチャデクるのだ。
これを繰り返して規定点に達したプレイヤーが勝利である。
ちなみに、奇数の数字にはカードプレイの時点で発動する効果というものが存在する。が、これはエキスパートルールで採用するものとルールに記載されている。煩雑スキーなチャデクファンなら最初からこのルールも採用して運用ミスを犯すのも一興だろう。
【評価】

【所感まとめ】
自分でルールを仕込めば勝ちやすいですが、場札に出すためのカードを減らすことになり、手番初めに手札が無い場合も脱落になるので、悩ましいところです。いくらか自分の設定していないルールの時に勝てないと生き残るのは難しいでしょう。なかなか悪くないバランスになっていると思います。しかし細かいところの処理や判定はやや煩雑です。
◆今サイコーに旬なカードゲーム(非チャデク)
このチャデクとは何者なのか。「グローリー・トゥ・ローマ」、「イノベーション」と言ったタイトルに代表されるように、妙に煩雑な盤面を演出する変態系カードゲームクリエイターである。
今日紹介する「Red 7」は彼の最新カードゲームである。

いわゆるダブルデッキの小箱。
AsmadiGamesの小箱はこれといった定型がないけど、たぶん「フラワーフォール」と同じ。
「フラワーフォール」ってなんじゃって人がほとんどかもしれないが、知らないなら知らないままでOKと思う。
大きさ的にはAmigoやAbacussより縦方向にやや長く、作りは荒めだ。

中身。
7色7枚ずつのカードが基本コンポーネント。
エンボスがかかっており、使い心地は良い。
カードサイズはややおおぶり。
表面は色以外は素っ気ないデザインなのだが、裏面は気が利いていてカッコいい。

さて、このゲームは自分に配られた7枚のカードを利用し、最後までラウンドから抜けないように踏ん張るゲームである。プレイヤーは自分の手番が回って来るたびに、自分の場札を最強の状態に仕込んで乗り切らなければならない。誰か一人にでも負けていたら、そこで脱落だ。
ラウンド開始時には手札が7枚。それに既に自分の場札として1枚が公開された状態で配られている。
手札と場札によって有利不利が出やすいので、ルールで推奨されている複数ラウンド式で遊んでいる。

では"最強の状態"とはなんなのかということだ。
このゲームには強弱を決める7つのルールというものが存在する。
その時点で場に提示されているルールに従って強弱は決定するのだ。
上のカードはそのルールをまとめた一覧になっている。
内容は以下のようなものだ。
・最も大きい数字を持つ者が勝つ
・同じ数字を最も多く持つ者が勝つ
・同じ色を最も多く持つ者が勝つ
・偶数を最も多く持つ者が勝つ
・カードの色数が最も多い者が勝つ
・最も長く連番を作っている者が勝つ
・3以下の数字が最も多い者が勝つ
※このルールの対象は場札。
カードを見るとわかるように、これらのルールには色付けがされており、これはカードの色と対応している。
スートや色に特別な意味を持たせるゲーム作りもキング・チャデクの特徴だ。

手番では以下のアクションを行い、最強になるようにしなければならない。
①:手札から場札にカードを1枚出す
②:手札からカードをテーブル中央にだし、そのカードの色にルールを変える。
③:①を行い、さらに②もする。
これをして最強になれないようなら、リタイアするしかない。

これを繰り返し、ラストマンスタンディングになれたら、その時点のルールに関係しているカードを得点として場札からとり、各プレイヤーが自分の前に置いている先ほどのルールサマリーカードの下にチャデクる。
例えば「3以下の数字が最も多い者が勝つ」のルール下で生き残り、場札が1,2,3,4,5だった場合、1,2,3の3枚を得点として自分のルールサマリーカードの下にチャデクるのだ。
これを繰り返して規定点に達したプレイヤーが勝利である。
ちなみに、奇数の数字にはカードプレイの時点で発動する効果というものが存在する。が、これはエキスパートルールで採用するものとルールに記載されている。煩雑スキーなチャデクファンなら最初からこのルールも採用して運用ミスを犯すのも一興だろう。
【評価】

【所感まとめ】
自分でルールを仕込めば勝ちやすいですが、場札に出すためのカードを減らすことになり、手番初めに手札が無い場合も脱落になるので、悩ましいところです。いくらか自分の設定していないルールの時に勝てないと生き残るのは難しいでしょう。なかなか悪くないバランスになっていると思います。しかし細かいところの処理や判定はやや煩雑です。
◆今サイコーに旬なカードゲーム(非チャデク)
コメント
コメントする
このエントリーのトラックバックURL
これがこのエントリーのトラックバックURLです。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)