BG紹介:シャウブロッカー
Amigoの2014年小箱の最後っ屁はカード&ダイスゲームの「シャウブロッカー」。
タイトルは"緩んだネジ"という意味で、まぁイラストの見た目そのままにスクラッパーズ的キャラクター感が本作のテーマである。

やけにキラッキラした銀箔の加工が施された小箱。
小箱と言っても普通のAmigo小箱に比べるとかなり厚みがある。
スクラップロボティクスなんてまったく売れなそうなテーマを、なんとか目立たそうという試みかもしれない。
ちなみに作者の2人組の名前はこれまで見たことがない。

中身。
カードと6個のダイス、それにプレイヤー駒が入っている。コマはプラ製だ。
箱の厚みほどは何かが詰まっているわけでもなく、スカスカしておる。
カードイラストは前述の通りのスクラップ系ロボもの絵で、そういう類の中でもやけに生命感があって半リアル。キモチワルイ方に寄っている。プレイヤーの色を表すカードがこれまた気色悪く、人によっては箱に戻したくなるだろう。
さて、「シャウブロッカー」では、プレイヤーはネジの緩んだポンコツロボになり、体が崩壊しないようにパーツを集めて回るのである。
ゲーム終了時に集めたパーツの合計得点が最も高いプレイヤーが勝利する。
さあゴミ漁りの時間だ!
ゴー!スクラッパーズ!

スクラップ拾い会場は6つのカード山で出来ている。
中央にあるのはボーナスカードだが、これについては後述する。
プレイヤーは自分のいる場所からダイスを振って移動し、移動先のカードを手に入れる。これを順番に繰り返してゲームを進めていく。
が、単にダイスの出目で前進するというものではなく…。

ダイスを6つ振って、自分の進行方向にあるカードの示された出目に、一致する出目を配置する。する、というか、しなければならない。そして、連続でダイスが置かれているところまで移動するのだ。
つまり出目が一致する場所まで進むことになるのだが、それだとサイコロを振るのと変わらない。
ということで、このゲームではサイコロを2回まで振り直すことが出来る。それに加え、自分の前から連続でダイスが置かれている一歩先まではマストで一致出目を配置しなければならないのだが、それ以降のカードについては"配置してもいいよ"というルールになっている。
沢山進みたければ先のカードまで配置して置いた方が良いのだが、そうすると振り直せるサイコロの数が減るよ。ということなのだ。

そんな感じで手に入れるカードだが、示されている点数がそのまま点数ではあるものの、それ以外にも特殊効果が設定されている。
まず一番大きい要素として、比較的高得点のカードにはボルトがある。
これはカードに描かれているボルトと、他に落ちているナットがセットになるとボーナスが入るというコレクトアイテムだ。
このカードがスクラップ会場でいう"当たり"カードだ。
それより低い数字のカードには条件が揃った時に使える特殊アクションがついている。出目を振り直したり、好きな出目に変えたりなどだ。
しかもこのアクション、カードを捨てないと使えない。
点数が少ない上にカードを捨てないとアクションもできない。それで取れるカードの得点を考えたら……。普通に5点とか6点とかいうカードが転がってる世界で…、厳しいカードである。
まぁそんなわけで、まぁまぁ荒い配点がされたカードをダイス運で集めていくという、ダイスゲームらしいっちゃあそうなのだが。その中でも荒めの部類に入るゲーム。まったく同じボルトカードでも4点と6点があったりするからね。
あと、バリエーションの追加ルールは1周するともらえるボーナス(ああ、説明抜けてた)とかち合ってて微妙。
【評価】

【所感まとめ】
高得点マスに止まることを目指すスゴロクゲームです。ダイスの振り直しと先のマスを予約できるシステムで、プレイヤーが冒険できる要素を加味しています。ただ、その結果で得られるカード効果や得点については、色々とルールがつけ加えられている割に強弱がハッキリと分かれてしまっており、雑音の域に留まってしまっています。もう少しやりようのあるバランスだと良かったんですが…。
◆愛すべきスクラップ
タイトルは"緩んだネジ"という意味で、まぁイラストの見た目そのままにスクラッパーズ的キャラクター感が本作のテーマである。

やけにキラッキラした銀箔の加工が施された小箱。
小箱と言っても普通のAmigo小箱に比べるとかなり厚みがある。
スクラップロボティクスなんてまったく売れなそうなテーマを、なんとか目立たそうという試みかもしれない。
ちなみに作者の2人組の名前はこれまで見たことがない。

中身。
カードと6個のダイス、それにプレイヤー駒が入っている。コマはプラ製だ。
箱の厚みほどは何かが詰まっているわけでもなく、スカスカしておる。
カードイラストは前述の通りのスクラップ系ロボもの絵で、そういう類の中でもやけに生命感があって半リアル。キモチワルイ方に寄っている。プレイヤーの色を表すカードがこれまた気色悪く、人によっては箱に戻したくなるだろう。
さて、「シャウブロッカー」では、プレイヤーはネジの緩んだポンコツロボになり、体が崩壊しないようにパーツを集めて回るのである。
ゲーム終了時に集めたパーツの合計得点が最も高いプレイヤーが勝利する。
さあゴミ漁りの時間だ!
ゴー!スクラッパーズ!

スクラップ拾い会場は6つのカード山で出来ている。
中央にあるのはボーナスカードだが、これについては後述する。
プレイヤーは自分のいる場所からダイスを振って移動し、移動先のカードを手に入れる。これを順番に繰り返してゲームを進めていく。
が、単にダイスの出目で前進するというものではなく…。

ダイスを6つ振って、自分の進行方向にあるカードの示された出目に、一致する出目を配置する。する、というか、しなければならない。そして、連続でダイスが置かれているところまで移動するのだ。
つまり出目が一致する場所まで進むことになるのだが、それだとサイコロを振るのと変わらない。
ということで、このゲームではサイコロを2回まで振り直すことが出来る。それに加え、自分の前から連続でダイスが置かれている一歩先まではマストで一致出目を配置しなければならないのだが、それ以降のカードについては"配置してもいいよ"というルールになっている。
沢山進みたければ先のカードまで配置して置いた方が良いのだが、そうすると振り直せるサイコロの数が減るよ。ということなのだ。

そんな感じで手に入れるカードだが、示されている点数がそのまま点数ではあるものの、それ以外にも特殊効果が設定されている。
まず一番大きい要素として、比較的高得点のカードにはボルトがある。
これはカードに描かれているボルトと、他に落ちているナットがセットになるとボーナスが入るというコレクトアイテムだ。
このカードがスクラップ会場でいう"当たり"カードだ。
それより低い数字のカードには条件が揃った時に使える特殊アクションがついている。出目を振り直したり、好きな出目に変えたりなどだ。
しかもこのアクション、カードを捨てないと使えない。
点数が少ない上にカードを捨てないとアクションもできない。それで取れるカードの得点を考えたら……。普通に5点とか6点とかいうカードが転がってる世界で…、厳しいカードである。
まぁそんなわけで、まぁまぁ荒い配点がされたカードをダイス運で集めていくという、ダイスゲームらしいっちゃあそうなのだが。その中でも荒めの部類に入るゲーム。まったく同じボルトカードでも4点と6点があったりするからね。
あと、バリエーションの追加ルールは1周するともらえるボーナス(ああ、説明抜けてた)とかち合ってて微妙。
【評価】

【所感まとめ】
高得点マスに止まることを目指すスゴロクゲームです。ダイスの振り直しと先のマスを予約できるシステムで、プレイヤーが冒険できる要素を加味しています。ただ、その結果で得られるカード効果や得点については、色々とルールがつけ加えられている割に強弱がハッキリと分かれてしまっており、雑音の域に留まってしまっています。もう少しやりようのあるバランスだと良かったんですが…。
◆愛すべきスクラップ
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