BG紹介:パレード(シュミットシュピール版)
※本記事は、過去に掲載したZ-man版「パレード」の内容を、シュミット版に合わせて更新した再録編集記事です。
国内版が流通後、和製ゲームの逆輸入版としてZ-manがリリースしていた「パレード」。ご存知bone5さんの傑作だ。
その後ちょっと変わったイラストで再度Z-manから再版されたが、今回は2015年にシュミットの新作としてリリースされるバージョンの「パレード」を紹介する。

シュミットのプロデュースする「パレード」はアリス色を排し、ノンテーマで勝負。
9がシュッ!っと入っているネ!ノンテーマのパッケージアートって大変だなぁ。
boneさんのカードゲームデザインが個人的に好きだ。パレードも状況判断が難しいゲームではあるのに、売れてくれてうれしい。

中身。エンボスのカード。構成は本家と違いなし。
ただ、追加コンポーネントとして、カードが何番目におかれているかわかりやすくするように折りたたんだシートが入っている。
これ、確かに便利ではあると思うのだが、ガチャガチャに入ってる紙みたいな感じなので、広げてもヘナって感じなんだよな。ちぇっ!

テーブルの中央にパレードを作っていくゲームである。
毎手番、このパレードに手札からカードを1枚加えていくのが基本的な流れ。
列はどんどん長くなるわけだが、手番中に特定の条件を満たしてしまうと数字カードが反乱を起こす。反乱を起こしたカードは引き取らねばならず、これがゲームの勝敗を決めるマイナスカードになるので、極力おさえようという感じ。
ではどんなときに反乱を起こすのか。
第一に、新たに加えたカードと同じ色であるとき
第二に、新たに加えたカードの数字以下のカードのとき
である。
ただし、後ろから数えて、新たに加えたカードに書かれた数字までのカードは反乱を起こさない。
つまり、列が短いほど、加えるカードの数字が大きいほど反乱は起きにくく、列が長いほど、加えるカードの数字が小さいほど反乱は起きやすいのだ。

最後の得点計算も工夫があって面白い。これがカードのプレイングを悩ましく、状況判断を要するポイントになっている。
通常は反乱して受け取ったカードに書かれた数字がそのまま失点である。
しかし各色ごとに最多枚数獲得のプレイヤーはその色の失点をカードの枚数とイコールにできる。
取るのならとことん、というのはクニツィアのポイズンと同じイメージだ。
また、この得点計算に至る前に、最後の手札のうち2枚をこの場に加えるというのも最後のアクセントになっている。
【評価】

【所感まとめ】
大きな数字を使うタイミングや損得を考えたり、手軽でありながら程よいジレンマと状況判断が顔を出すゲームです。基本は我慢大会系ですが、小さい数字を受理して大事に備えたりとか、手札と相談しながら進める感じです。
◆パレードのパレード
国内版が流通後、和製ゲームの逆輸入版としてZ-manがリリースしていた「パレード」。ご存知bone5さんの傑作だ。
その後ちょっと変わったイラストで再度Z-manから再版されたが、今回は2015年にシュミットの新作としてリリースされるバージョンの「パレード」を紹介する。

シュミットのプロデュースする「パレード」はアリス色を排し、ノンテーマで勝負。
9がシュッ!っと入っているネ!ノンテーマのパッケージアートって大変だなぁ。
boneさんのカードゲームデザインが個人的に好きだ。パレードも状況判断が難しいゲームではあるのに、売れてくれてうれしい。

中身。エンボスのカード。構成は本家と違いなし。
ただ、追加コンポーネントとして、カードが何番目におかれているかわかりやすくするように折りたたんだシートが入っている。
これ、確かに便利ではあると思うのだが、ガチャガチャに入ってる紙みたいな感じなので、広げてもヘナって感じなんだよな。ちぇっ!

テーブルの中央にパレードを作っていくゲームである。
毎手番、このパレードに手札からカードを1枚加えていくのが基本的な流れ。
列はどんどん長くなるわけだが、手番中に特定の条件を満たしてしまうと数字カードが反乱を起こす。反乱を起こしたカードは引き取らねばならず、これがゲームの勝敗を決めるマイナスカードになるので、極力おさえようという感じ。
ではどんなときに反乱を起こすのか。
第一に、新たに加えたカードと同じ色であるとき
第二に、新たに加えたカードの数字以下のカードのとき
である。
ただし、後ろから数えて、新たに加えたカードに書かれた数字までのカードは反乱を起こさない。
つまり、列が短いほど、加えるカードの数字が大きいほど反乱は起きにくく、列が長いほど、加えるカードの数字が小さいほど反乱は起きやすいのだ。

最後の得点計算も工夫があって面白い。これがカードのプレイングを悩ましく、状況判断を要するポイントになっている。
通常は反乱して受け取ったカードに書かれた数字がそのまま失点である。
しかし各色ごとに最多枚数獲得のプレイヤーはその色の失点をカードの枚数とイコールにできる。
取るのならとことん、というのはクニツィアのポイズンと同じイメージだ。
また、この得点計算に至る前に、最後の手札のうち2枚をこの場に加えるというのも最後のアクセントになっている。
【評価】

【所感まとめ】
大きな数字を使うタイミングや損得を考えたり、手軽でありながら程よいジレンマと状況判断が顔を出すゲームです。基本は我慢大会系ですが、小さい数字を受理して大事に備えたりとか、手札と相談しながら進める感じです。
◆パレードのパレード
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