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BG紹介:スコヴィル

"トウガラシ祭り"という魅力的なテーマと、キュートなトウガラシ駒がスポッと嵌る型抜きされたボードで注目を浴びている(と思われる)、TMGの新作「スコヴィル」。
スコヴィル値という言葉を知っている人も多かろう。タイトルは辛さを表す単位から取られており、この名前だけで一部のホットソースファンをもじもじさせているとも聞く。

jijigaieaegaega.jpg
とにかく高いゲームなのだが、箱はそれほど大きいこともなく、重さもそれほどでもない。パッケージイラストはTMGらしいっちゃらしい、大味な良さがある。
テーマは"トウガラシ祭り"で、午前と午後の部に分かれている。
それぞれ種を植えたり、唐辛子市場で唐辛子を提供したり、唐辛子料理コンテストで唐辛子を消費したりすることで勝利点を得ていくというゲームだ。
とうがらしを植えるという要素があるせいで、この祭りが本当に1日なのかという点がブレブレだが、心のスコヴィル値を下げて許してあげてほしい。

コンポーネントで注目したいのは、カラフルなトウガラシ駒と、それが嵌るように型抜きされているゲームボードだ。注意したいのは、トウガラシの型抜き部分は単純に貫通しているので、下が赤などのカラフルな色の場合、見た目にわかりにくくなるところだ。
また、一部のとうがらし駒については型に嵌りにくいものがあるので、心のスコヴィル値を下げて優しく扱ってほしい。

scomibimibi.jpg
※ゲーム序盤の様子
前述の通りゲームは午前と午後に分かれているが、支給されるトウガラシの種類やお題の難易度が変わるだけでやることは同じである。
大まかなラウンドの流れは以下の通りだ。

①手番決定オークション
②トウガラシ支給コーナーから1セット選んで受け取る。
③トウガラシを畑に植える
④収穫マンにトウガラシを収穫させる
⑤可能であればセットコレクトでタスクを達成する

②~⑤を行う順番は①の手番決定オークションで決められる。
オークションはお金をビットする形で行うが、ゲーム中お金を消費するのはこのシーンだけである。(一応3金1勝利点になるのでこればっかりということもないのだが)

また、②③⑤は手番オークションで若い番号を選んだプレイヤーから行うのだが、④だけは後手番から行う、というのもポイントだ。

以下、簡単に流れを説明する。
②はボード上に公開されている人数分のトウガラシサプライカードから1枚を選び、そこに描かれているトウガラシ駒をもらう。というシンプルなものだ。

jijiraogjaewogjaegajeafoe.jpg
※ゲーム中盤の様子
③ではプレイヤーが手持ちのトウガラシを1つ、畑に配置する。
この配置が重要で、この後④で自分の収穫マンを移動させるとき、通った道の左右に植えられているトウガラシの種類によって、もらえるトウガラシが決まるのだ。
どうやら近くに植えた2つのトウガラシが配合され、その間に配合結果となるトウガラシが育つということのようだ。
ちなみに配合の結果は一覧になっており、4枚入っているので誰もが確認できる場所に置いておこう。

④のポイントになるのは、他人の収穫マンのいるスペースに入ることが出来ないという事と、収穫マンはその場でまわれ右(ターン)出来ないということだ。最大3マス移動して収穫ができるのだが、闇雲に走り回るのではなく、どのトウガラシが欲しいかとか、あいつの収穫マンを邪魔してやろうとか、そういうことを考える必要がある。ちなみにこの駆け引きは、①や③の段階から始まっているのだ。

scosconosoco.jpg
収穫を終えたところで、毎ラウンドの最後に公開されているタスクの中で条件を満たせるものを達成してもいい。
タスクには"唐辛子市場のニーズ"と"料理コンテストのメニュー"がある。前者はハードルが低く、お金やトウガラシや小さめの勝利点をゲットでき、後者はハードルは高いが大きな勝利点を得ることが出来る。
これを繰り返し、タスクの数が一定になったらゲームは終了する。

基本的には⑤で手に入れた勝利点、説明しなかったけど③で植えたときに得られる可能性のある勝利点、それに、これも説明しなかったけど最初から持ってる特殊アクションを使用しなかった場合にもらえるボーナス勝利点、さらに、余ったお金が3金で1勝利点、を合算して勝敗を決する。ちょっと面倒なくらい大きな点になるぞ。

2人プレイだとタスクの数も少なく、植えられるトウガラシの数も少ないため、目的に向かって緻密に計画を立てなければならない。少人数ではガチ思考になってしまい、配合表とにらめっこでテンポが悪くなってしまうのでは、という印象だ。大人数の方が見た目も含めて楽しいだろう。
得点方式はよくあるタイプのセットコレクト達成型であり、馴染みやすい。反面、ちょっと淡泊だなというのが正直な感想だ。

このゲーム、振り返れない収穫マンの見た目といい、セットコレクト得点といい、ギュンター・ブルクハルトの「ダージリン」を連想させるところがある。面白いかどうかは別として、「ダージリン」も味があるゲームなので是非機会があったら遊んでみてほしい。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
「畑に植える」という要素があるだけで面白そうに感じてしまうのは、アグリコラ症なのかもしれませんが、トウガラシも愛されるアイコンの一つだと思います。そういう意味でみんなの注目度は高かろうと思いますし、実際それに触れるだけでも楽しく思える部分はあります。
ゲームとしては、ちょっと凡庸な部類を出ないかなというのが正直なところです。主な得点要素である唐辛子市場と料理コンテストの部分に、もうちょっと"それらしさ"、言い換えれば華が欲しかったですね。あと、ちょっとお値段が高めです。

◆みんなも買おう


駿河屋で新品ボードゲームスコヴィル (Scoville)
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