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BG紹介:プロフェッサー・テンプス

木製の重厚なコンポーネントと、古典的なルール作りにシックな印象が漂うギガミック。しかしそれはギガミックのストラテジーシリーズがメインだったころの話で、現在はファミリー向けや子供向けのゲームラインを充実させている。
今回紹介する「プロフェッサー・テンプス」は、子供向けとはいかないが、シンプルなハイ&ロウ駆け引きで誰にでも楽しみやすいゲームである。

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ギガミックのカードゲームは小箱入りが定番になっている。イラストはいずれもポップで、クリストフ・スヴァルが手掛けることが多いが、プロフェッサー・テンプスは違う人だった。
缶入りの悪いところは収納性に優れず凹みやすいところだが、タイトルを立体的にできるところは見栄えが良い。

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中身。
赤、紫、灰と3スートあるエンボスのカードはデザインも良い。
特徴的なのは座卓をひっくり返したような黒いコンポーネント。これはハイ&ロウの方向を示すためのカードがずれないように、しかも人から人へ渡しやすいようにするためのアイデアコンポなのだ。詳しくは後述。

さて、前段で書いた通り「プロフェッサー・テンプス」はハイ&ロウのゲームである。
つまり、カードをプレイする際に、より大きい数字か、より小さい数字のどちらを出していく必要があるかが決まり、それに応じたカードをプレイヤーが工面していくタイプのゲームである。

1ラウンドは6枚の手札に始まり、そのうち4枚を使う。2枚は次のラウンドへ持ち越しだ。
自分の手番になったらカードをプレイするのだが、もし3つあるカード置き場のうち一つでも誰のものでもない状態で置かれていたら、それを自分の手元に持ってきて、ハイ&ロウカードを対応する面を上にしておき、最初のカードを置くことができる。
pro03.jpg
こんな感じで。
この置き方だと、以降のプレイヤーは12以下の数字しか置くことができない。しかも、スートをフォローしなければならない。もし置くことができた場合は、カード置き場ごと自分の前に持ってくることができる。
ラウンドの終了時に自分の前にあるカード置き場のカードが得点対象で、カードに示されている砂時計の数が勝利点となる。

ハイ&ロウなので際どいカードで始めれば他人に取られるリスクは低くなる。しかし、それでは得点対象となるカードが増えないことになってしまう。つまり、回収するにしてもそれなりに吊りができる数字で始めなければならないわけだ。

pro04.jpg
また、3スートのうちの灰色はジョーカーカードであり、実はどのスートに対してもフォロー可能である。灰色は奇数の数字しか存在せず、全体の中で占める割合は多くないが、最小値と最大値が出ても確定とさせないワイルドなカードである。戦略上、カウンティングは非常に重要だ。

また、6枚中2枚は次のラウンドへ持ち越すというのも面白く、戦況を見て勝負どころをズラすことが考えられる。
ラウンドで使用するのがカード4枚というのはあっという間だが、先行きが見えるか見えないかぎりぎりのところで面白い線引きになっていると思う。

【評価】
   6.jpg

【所感まとめ】
非常に単純なハイ&ロウですが、あっという間に終わってしまうラウンドの手狭感と、灰色カードによる強奪のリスクが良い緊張感を出していると思います。コンポーネントの品質も良いですが、多言語ルールブックに職人らしい工夫が見られて良いですね(同じイラストをどの言語ページからでも見られる)。ただ、ギガミックのルール文はゲームを知らない翻訳者で多言語展開しているようで、ボロボロです。毎回原文を参照しながら意味を探らねばならず、苦労させられるのです…。
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