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BG紹介:マインス

2015年のドイツ年間ボードゲーム大賞のエキスパート部門にノミネートした「ブルームサービス」というゲームが少し話題になっている。実はこのゲーム、あの人気ゲーム「魔法にかかったみたい」のリメイクである。作者はアンドレアス・ペリカンで、「魚河岸市場」のデザイナーでもある。
「魔法にかかったみたい」は彼単独の作品だが、実は「ブルームサービス」はアンドレアス・ペリカンとアレクサンダー・プフィスターの連名作品になっている。アレクサンダー・プフィスターは「ザヴァンドールの鉱山」の作者である。
そしてこの二人のタッグだが、「ブルームサービス」が初めてではない。2012年にAmigoから連名で小箱ゲームをリリースしているのである。それが「マインス」だ。

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Amigo小箱である「マインス」は、あまりゲームファンには注目されなかったタイトルである。そのルールが極めて凡庸で、これといった新規性を伴わなかったためだろう。しかし短所は長所でもある。「マインス」のルールはわかりやすく、受け入れやすく、プレイの敷居が低い。それによって、カードにしたためられたブラックジョークを楽しむ余裕も生まれるのだ。

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中身。カードは小型のエンボスカードである。過去には「ビッグファイブ」や「オガララ」などがこの小型サイズのカードを採用していた。テーブルにカードを大量に並べるゲームになると、やはりこのサイズでないと不便だ。

左のカードは収集物カードで、このゲームの本体ともいえるネタの数々が詰まっている。
プレイヤーはゲーム中、収集家となってこれらの収集物を集めていき、その勝利点で最多得点を目指すのだ。
右のカードは収集物を得るためのリソースカードで、金・コネ・地図・競売・詐欺の5つがある。

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収集物にはそれぞれ獲得に必要なリソースが上部に記載されている。
もちろん勝利点が高い収集物ほどリソース量を多く必要とする。
で、だ。この収集物の内容がけっこうおもしろいネタになっているというのが隠れた見どころだ。
アミーゴネタもけっこうある。上の列の左から2番目、これは1997年のボードゲーム大賞のポーンで、ちょこんと横に「エルフェンランド」の長靴駒が置かれているのだが、実はこのカードを得るためのリソースは、コネと詐欺である。ヒュー!

meins04.jpg
さて。ゲームプレイは実にシンプルで、手番になったら
①リソースカードを得る
②買い物をする
を繰り返すだけである。

リソースカードの得方は少し風変りで、3×3に並べられたカードの1列(3枚)を取るというものだが、似たような処理は他のゲームでもあるので、これといって特別ということもないだろう。

そのようにして手に入れたリソースで、プレイヤーは4枚公開されている収集物から好きなだけ買い物をするのだ。
meins05.jpg
購入した収集物は、取ったラウンド毎に自分の邸宅カードの対応する方向に置いていく。
1ラウンド目は左側、2ラウンド目は右側、3ラウンド目は上である。

実は、ゲーム的にはこのラウンド制が胆になっている。
手番は先のような形で時計回りに交代していくのだが、各ラウンドで誰かが3枚目の収集物を取ったところで即座にラウンド終了なのだ。そして、全員リソースを半分切り捨てなければならない。
大きな点数のものを狙いたいが、リソースを貯めているうちに誰かにラウンドを捲られてしまうかもしれない。これがお互いを牽制するしかけだ。それと同時に、ゲームをスピーディーにしてくれるという大きな副産物もある。

meins06.jpg
言い忘れたが、中央に置かれていたプレイヤーの家は、対応するリソースを払うことでグレードアップ、得点化することもできる。ほしいカードが突然なくなってしまった時はこれを狙おう。

3ラウンド目が終了したら、それぞれの所有するカードの得点を合計し、さらに(敢えて書き忘れたが)ゲーム開始時に各プレイヤーに定められている収集物の種類毎に、最多のプレイヤーがボーナス点を加算する。以上。

これといった目立った仕掛けのないゲームだが、収集物のネタ解読をはじめとする会話が広がりやすく、楽しめるゲームである。ネタを楽しむという視点で言えば、この平坦なルールはむしろ好都合かもしれない。
もちろん、それはネタに慣れてしまわなければの話だが。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
目新しさはないのですが、全てユニークな収集物カードを集めるのが楽しく、会話しながら楽しく遊ぶことができるでしょう。そのためには、ある程度ネタがわからないといけないのですが、まぁ、ゲームマニアでなくても半分くらいはわかる内容なのではないかと思います。
ほとんどレビューを見かけないゲームですが、「ブルームサービス」の前座としていかがでしょうか。

◆マインス

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